JP2014531822A - 無線通信システムにおいてリンク品質を測定する方法及びこのための装置 - Google Patents

無線通信システムにおいてリンク品質を測定する方法及びこのための装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信システムにおいて端末がダウンリンクリンク品質を報告する方法を提供すること。【解決手段】本発明による方法は、サービス提供セルから資源制限的測定のためのサブフレーム集合に関する情報及び干渉セルのセル特定参照信号に関する情報を受信する段階と、サブフレーム集合においてダウンリンクリンク品質を測定する段階と、測定されたダウンリンクリンク品質をサービス提供セルに報告する段階と、を含み、サブフレーム集合では、干渉セルのセル特定参照信号に関する情報を用いて、干渉セルからのセル特定参照信号による干渉制御処理を適用することを特徴とする。【選択図】図9

Description

本発明は、無線通信システムに関し、より詳細には、無線通信システムにおいてリンク品質を測定する方法及びこのための装置に関する。
本発明が適用され得る無線通信システムの一例として、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)長期進化システム(以下、LTEという)について概略的に説明する。
図1は、無線通信システムの一例としてE―UMTS網の構造を概略的に示した図である。強化はん用移動体通信システム(E―UMTS)は、既存のはん用移動体通信システム(UMTS)から進化したシステムであって、現在、3GPPにおいて基礎的な標準化作業が進められている。一般に、E―UMTSは、LTEシステムと呼ぶこともできる。UMTS及びE―UMTSの技術規格の詳細な内容はそれぞれ、“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network”のRelease7及びRelease8を参照することができる。
図1を参照すると、E―UMTSは、端末(User Equipment、UE)、基地局(eNode B、eNB)、及びネットワーク(E―UTRAN)の終端に位置し、外部ネットワークと接続される接続ゲートウェイ(AG)を含む。基地局は、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス及び/又はユニキャストサービスのために複数のデータストリームを同時に送信することができる。
一つの基地局には一つ以上のセルが存在する。セルは、1.25、2.5、5、10、15、20MHzなどの帯域幅のうち一つとして設定され、多くの端末にダウンリンク又はアップリンク送信サービスを提供する。別個のセルは、別個の帯域幅を提供するように設定することができる。基地局は、複数の端末に対するデータ送受信を制御する。基地局は、ダウンリンク(DL)データに対してダウンリンクスケジュール情報を送信し、該当の端末にデータが送信される時間/周波数領域、符号化、データサイズ、ハイブリッド自動再送(HARQ)関連情報などを通知する。また、基地局は、アップリンク(UL)データに対してアップリンクスケジュール情報を該当の端末に送信し、該当の端末が使用可能な時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ関連情報などを通知する。基地局間では、ユーザ情報又は制御情報送信のためのインタフェースを使用することができる。コア網(CN)は、AG及び端末のユーザ登録などのためのネットワークノードなどによって構成することができる。AGは、複数のセルで構成される位置登録エリア(Tracking Area、TA)単位で端末の移動性を管理する。
無線通信技術は、WCDMA(登録商標)を基盤にしてLTEまで開発されてきたが、ユーザ及び事業者の要求及び期待は増加し続けている。また、他の無線接続技術が継続して開発されているため、今後、競争力を有するためには新たな技術進化が必要である。例えば、ビット当たりの費用減少、サービス可用性の増大、融通性のある周波数帯域の使用、単純構造、開放型インタフェース、端末の適切な電力消耗などが必要である。
上述したような論議に基づいて、以降、無線通信システムでリンク品質を測定する方法及びこのための装置を提案する。
本発明の一態様である無線通信システムにおいて、端末がダウンリンクリンク品質を報告する方法は、サービス提供セルから、資源制限的測定のためのサブフレーム集合に関する情報及び干渉セルのセル特定参照信号に関する情報を受信する段階と、サブフレーム集合においてダウンリンクリンク品質を測定する段階と、上記の測定されたダウンリンクリンク品質をサービス提供セルに報告する段階と、を含み、サブフレーム集合では、干渉セルのセル特定参照信号に関する情報を用いて干渉セルからのセル特定参照信号による干渉制御処理を適用することを特徴とする。
ここで、サブフレーム集合に含まれるサブフレームは、略空白サブフレーム(Almost Blank Subframe、ABS)又はマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波網(Multicast broadcast single frequency network、MBSFN)ABSであることを特徴とする。この場合、ダウンリンクリンク品質を測定する段階は、干渉セルからのセル特定参照信号による干渉が除去されたという仮定の下で、ダウンリンクリンク品質を測定する段階を含むことを特徴とする。
望ましくは、ダウンリンクリンク品質は、第1の情報、及び第1の情報に対応する第2の情報を含み、第1の情報の送信周期の間に第2の情報が複数回送信される場合、第1の情報の測定のためのサブフレーム及び第2の情報の測定のためのサブフレームは、サブフレーム集合に属するものと仮定することを特徴とする。この場合、第1の情報はランク指示子(RI)であり、第2の情報は、プリコーディング行列インデクス(PMI)及びチャネル品質指示子(CQI)のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする。
より望ましくは、サブフレーム集合に関する情報は、無線資源制御(RRC)階層を介して受信することを特徴とする。
一方、本発明の他の態様である無線通信システムにおける端末は、サービス提供セルから、資源制限的測定のためのサブフレーム集合に関する情報及び干渉セルのセル特定参照信号に関する情報を受信するための受信モジュールと、サブフレーム集合においてダウンリンクリンク品質を測定するためのプロセッサと、上記の測定されたダウンリンクリンク品質をサービス提供セルに報告するための送信モジュールと、を含み、プロセッサは、サブフレーム集合では、干渉セルのセル特定参照信号に関する情報を用いて干渉セルからのセル特定参照信号による干渉制御処理を適用することを特徴とする。
本発明の実施例によると、無線通信システムにおける端末はリンク品質を効果的に測定し、基地局に報告することができる。
本発明で得られる効果は、以上で言及した各効果に制限されず、言及していない他の効果は、下記の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者には明確に理解されるであろう。
無線通信システムの一例としてE―UMTS網の構造を概略的に示した図である。 3GPP無線接続網規格を基盤にした端末とE―UTRANとの間の無線インタフェースプロトコルの制御平面及びユーザ平面の構造を示す図である。 3GPPシステムに用いられる各物理チャネル及びこれらを用いた一般的な信号送信方法を説明するための図である。 LTEシステムで使用される無線フレームの構造を例示する図である。 LTEシステムで使用されるダウンリンク無線フレームの構造を例示する図である。 支配的干渉が存在する状況を例示する図である。 ABSがMBSFNサブフレームとして設定されたか否かによる相違点を説明するための図である。 ABSがMBSFNサブフレームとして設定されたか否かによる相違点を説明するための図である。 一つの伝送ブロックが複数の符号ブロックに分割された場合、各符号ブロックに及ぼすセル間干渉の影響を比較する例を示す図である。 本発明の実施例によってUEがCSIを計算する方法を示す図である。 本発明の実施例によってRIとPMI/CQI報告との間の一貫性を維持するために、PMI/CQI報告のための参照資源を設定する例を示す図である。 本発明の一実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
添付の図面を参照して以降説明する本発明の各実施例を読むことによって、本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解できるであろう。以降説明する各実施例は、本発明の技術的特徴が3GPPシステムに適用された例である。
本明細書では、LTEシステム及びLTE―Aシステムを使用して本発明の実施例を説明するが、これは例示であって、本発明の実施例は、上記の定義に該当するいかなる通信システムにも適用することができる。また、本明細書は、周波数分割2重通信(FDD)方式を基準にして本発明の実施例について説明するが、これは例示であって、本発明の実施例は、周波数分割半2重通信(H―FDD)方式又は時分割2重通信(TDD)方式にも容易に変形して適用することができる。
図2は、3GPP無線接続網規格に基づく端末とE―UTRANとの間の無線インタフェースプロトコルの制御平面及びユーザ平面の構造を示す図である。制御平面は、端末(UE)及びネットワークが呼を管理するために用いる各制御メッセージが送信される通信路を意味する。ユーザ平面は、アプリケーション階層で生成されたデータ、例えば、音声データ又はインターネットパケットデータなどが送信される通信路を意味する。
第1の階層である物理階層は、物理チャネルを用いて上位階層に情報送信サービスを提供する。物理階層は、上位にある媒体接続制御階層と送信チャネルを介して接続されている。送信チャネルを介して媒体接続制御階層と物理階層との間でデータが移動する。送信側と受信側の物理階層との間では、物理チャネルを介してデータが移動する。物理チャネルは、時間及び周波数を無線資源として活用する。具体的に、物理チャネルは、ダウンリンクでは直交周波数分割多元接続(OFDMA)方式で変調され、アップリンクでは単一搬送波周波数分割多元接続(SC―FDMA)方式で変調される。
第2の階層の媒体接続制御(MAC)階層は、論理チャネルを介して上位階層である無線リンク制御(RLC)階層にサービスを提供する。第2の階層のRLC階層は、高信頼データ送信をサポートする。RLC階層の機能は、MAC内部の機能ブロックで具現することもできる。第2の階層のパケットデータ融合プロトコル(PDCP)階層は、帯域幅の狭い無線インタフェースでIPv4又はIPv6などのIPパケットを効率的に送信するために、不要な制御情報を減少させるヘッダ圧縮機能を提供する。
第3の階層の最下部に位置した無線資源制御(RRC)階層は、制御平面だけで定義される。RRC階層は、各無線ベアラ(RB)の設定、再設定及び解除と関連して論理チャネル、送信チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝送のために第2の階層によって提供されるサービスを意味する。このために、端末のRRC階層及びネットワークのRRC階層は、RRCメッセージを交換する。端末は、端末のRRC階層とネットワークのRRC階層との間にRRC接続がある場合はRRC接続状態(Connected Mode)にあり、そうでない場合はRRC休止状態(Idle Mode)にある。RRC階層の上位にある非接続層(Non―Access Stratum、NAS)は、セッション管理及び移動性管理などの機能を提供する。
基地局(eNB)を構成する一つのセルは、1.25、2.5、5、10、15、20MHzなどの帯域幅のうち一つとして設定され、多くの端末にダウンリンク又はアップリンク送信サービスを提供する。別個のセルは、別個の帯域幅を提供するようとして設定することができる。
ネットワークから端末にデータを送信するダウンリンク送信チャネルとしては、システム情報を送信する同報チャネル(BCH)、呼出しメッセージを送信する呼出しチャネル(PCH)、ユーザ情報又は制御メッセージを送信するダウンリンク共有チャネル(SCH)などがある。ダウンリンクマルチキャスト又はブロードキャストサービスの情報又は制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信することもできるし、別個のダウンリンクマルチキャストチャネル(MCH)を介して送信することもできる。一方、端末からネットワークにデータを送信するアップリンク送信チャネルとしては、初期制御メッセージを送信するランダム接続チャネル(RACH)、ユーザ情報又は制御メッセージを送信するアップリンクSCHがある。送信チャネルの上位にあり、送信チャネルにマップされる論理チャネルとしては、同報制御チャネル(BCCH)、呼出し制御チャネル(PCCH)、共通制御チャネル(CCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、マルチキャスト情報チャネル(MTCH)などがある。
図3は、3GPPシステムに用いられる各物理チャネル及びこれらを用いた一般的な信号送信方法を説明するための図である。
電源がオンになったか、又は端末が新たにセルに進入した場合、端末は基地局と同期を合わせるなどの初期セル探索作業を行う(S301)。このために、端末は、基地局から主同期チャネル(P―SCH)及び副同期チャネル(S―SCH)を受信することによって基地局と同期を合わせ、セルIDなどの情報を取得することができる。その後、端末は、基地局から物理同報チャネルを受信し、セル内の同報情報を取得することができる。一方、端末は、初期セル探索段階でダウンリンク参照信号(DL RS)を受信し、ダウンリンクチャネル状態を確認することができる。
初期セル探索を終了した端末は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及びPDCCHに載せられた情報によって物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を受信することによって、より具体的なシステム情報を取得することができる(S302)。
一方、端末が基地局に最初に接続したか、又は信号送信のための無線資源がない場合、端末は、基地局に対してランダム接続手順を行うことができる(段階S303ないし段階S306)。このために、端末は、物理ランダム接続チャネル(PRACH)を介して特定シーケンスをプリアンブルとして送信し(S303及びS305)、PDCCH及び対応するPDSCHを介してプリアンブルに対する応答メッセージを受信することができる(S304及びS306)。競合ベースのRACHの場合、更に競合回避手順(Contention Resolution Procedure)を実行することができる。
上述したような手順を行った端末は、その後、一般的なアップリンク/ダウンリンク信号送信手順として、PDCCH/PDSCH受信(S307)及び物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)/物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信(S308)を行うことができる。特に、端末は、PDCCHを介してダウンリンク制御情報(DCI)を受信する。ここで、DCIは、端末に対する資源割当て情報などの制御情報を含み、その使用目的に応じてフォーマットが異なる。
一方、端末がアップリンクを介して基地局に送信したり、又は端末が基地局から受信したりする制御情報は、ダウンリンク/アップリンクACK/NACK信号、CQI、PMI、RIなどを含む。3GPP LTEシステムの場合、端末は、上述したCQI/PMI/RIなどの制御情報をPUSCH及び/又はPUCCHを介して送信することができる。
図4は、LTEシステムで使用される無線フレームの構造を例示する図である。
図4を参照すると、無線フレームは、10ms(327200×Ts)の長さを有し、10個の均等なサイズのサブフレームで構成されている。それぞれのサブフレームは、1msの長さを有し、2個のスロットで構成されている。それぞれのスロットは、0.5ms(15360×Ts)の長さを有する。ここで、Tsは、サンプリング時間を示し、Ts=1/(15kHz×2048)=3.2552×10-8(約33ns)と表される。スロットは、時間領域で複数のOFDMシンボルを含み、周波数領域で複数の資源ブロック(RB)を含む。LTEシステムにおいて、一つの資源ブロックは、12個の副搬送波×7(6)個のOFDMシンボルを含む。データが送信される単位時間である送信時間間隔(TTI)は、一つ以上のサブフレーム単位で決定することができる。上述した無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、又はスロットに含まれるOFDMシンボルの数は多様に変更可能である。
図5は、ダウンリンク無線フレームで一つのサブフレームの制御領域に含まれる制御チャネルを例示する図である。
図5を参照すると、サブフレームは、14個のOFDMシンボルで構成されている。サブフレームの設定によって、最初の1個ないし3個のOFDMシンボルは制御領域として使用され、残りの11個ないし13個のOFDMシンボルはデータ領域として使用される。図面において、R1ないしR4は、アンテナ0ないし3に対する基準信号(RS)又はパイロット信号を示す。RSは、制御領域及びデータ領域と関係なく、サブフレーム内に一定のパターンで固定される。制御チャネルは、制御領域のうちRSが割り当てられていない資源に割り当てられ、情報チャネルも、データ領域のうちRSが割り当てられていない資源に割り当てられる。制御領域に割り当てられる制御チャネルとしては、物理制御フォーマット指示子チャネル(PCFICH)、物理ハイブリッド自動再送(HARQ)指示子チャネル(PHICH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)などがある。
PCFICHは、物理制御フォーマット指示子チャネルであって、サブフレームごとにPDCCHに使用されるOFDMシンボルの個数を端末に通知する。PCFICHは、1番目のOFDMシンボルに位置し、PHICH及びPDCCHに優先して設定される。PCFICHは、4個の資源要素グループ(REG)で構成され、それぞれのREGは、セルIDに基づいて制御領域内に分散される。一つのREGは4個の資源要素(RE)で構成される。REは、一つの副搬送波×一つのOFDMシンボルとして定義される最小の物理資源を示す。PCFICH値は、帯域幅に従って、1ないし3又は2ないし4の値を指示し、4層位相偏移変調(QPSK)で変調される。
PHICHは、物理HARQ指示子チャネルであって、アップリンク送信に対するHARQ ACK/NACKを搬送するために使用される。すなわち、PHICHは、UL HARQのためのDL ACK/NACK情報が送信されるチャネルを示す。PHICHは、1個のREGで構成され、セル特定(cell―specific)にスクランブルされる。ACK/NACKは、1ビットで指示され、2相位相偏移変調(BPSK)で変調される。変調されたACK/NACKは、拡散係数(SF)=2又は4で拡散される。同一の資源にマップされる複数のPHICHは、PHICHグループを構成する。PHICHグループに多重化されるPHICHの個数は、拡散符号の個数によって決定される。PHICH(グループ)は、周波数領域及び/又は時間領域でダイバシチ利得を得るために3回繰り返される。
PDCCHは、物理ダウンリンク制御チャネルであって、サブフレームの最初のn個のOFDMシンボルに割り当てられる。ここで、nは、1以上の整数であって、PCFICHによって指示される。PDCCHは一つ以上のCCEで構成される。PDCCHは、送信チャネルであるPCH及びDL―SCHの資源割当てと関連した情報、アップリンクスケジュール許可、HARQ情報などを各端末又は端末グループに通知する。PCH及びDL―SCHは、PDSCHを介して送信される。したがって、基地局及び端末は、一般に特定の制御情報又は特定のサービスデータを除いては、PDSCHを介してデータをそれぞれ送信及び受信する。
PDSCHのデータがどのような端末(一つ又は複数の端末)に送信されるものであり、各端末がどのようにPDSCHデータを受信して復号すべきであるかに対する情報などは、PDCCHに含まれて送信される。例えば、特定のPDCCHが"A"という無線ネット一時識別情報(RNTI)でCRCマスクされており、"B"という無線資源(例えば、周波数位置)及び"C"というDCIフォーマット、すなわち、送信形式情報(例えば、伝送ブロックサイズ、変調方式、符号化情報など)を用いて送信されるデータに関する情報が特定サブフレームを介して送信されると仮定する。この場合、セル内の端末は、自分が有しているRNTI情報を用いてPDCCHを監視し、"A"というRNTIを有している一つ以上の端末がある場合、各端末はPDCCHを受信し、受信したPDCCHの情報を介して"B"及び"C"によって指示されるPDSCHを受信する。
以下、チャネル状態情報(CSI)報告について説明する。現在のLTE標準では、チャネル情報なしで運用される開ループMIMOと、チャネル情報に基づいて運用される閉ループMIMOの二つの送信方式が存在する。特に、閉ループMIMOでは、MIMOアンテナの多重化利得を得るために、基地局及び端末のそれぞれはチャネル状態情報に基づいてビームフォーミングを行うことができる。基地局は、チャネル状態情報を端末から得るために、端末に参照信号を送信し、これに基づいて測定したチャネル状態情報をPUCCH又はPUSCHを介してフィードバックするように命令する。
CSIは、RI、PMI、CQIの3つの情報に大きく分類される。まず、RIは、上述したように、チャネルのランク情報を示し、端末が同一の周波数―時間資源を介して受信できるストリームの個数を意味する。また、RIは、チャネルの長期フェージングによって決定されるため、通常、PMI、CQI値より長い周期で基地局にフィードバックされる。
2番目に、PMIは、チャネルの空間特性を反映した値であって、SINRなどのメトリックを基準にして端末が好む基地局のプリコーディング行列インデクスを示す。最後に、CQIは、チャネルの強さを示す値であって、通常、基地局がPMIを用いたときに得られる受信SINRを意味する。
一方、セル間干渉の緩和のための方法として、干渉セルが一部の物理チャネルの送信電力を減少させたり、一部の物理チャネルを送信していないサブフレーム、すなわち、略空白サブフレーム(almost blank subframe、ABS)を使用し、被干渉セルがこれを考慮してUEをスケジュールしたりする方法が論議されている。
この場合、被干渉セルのUEの立場では、干渉レベルがサブフレームによって大きく変化するが、このような状況で各サブフレームでのより正確な無線リンク監視(RLM)動作を行ったり、基準信号受信電力(RSRP)/基準信号受信品質(RSRQ)などを測定する無線資源管理(RRM)動作を行ったり、リンク適応のために上述したCSIを測定したりする目的で、RLM/RRM及びCSI測定を均一な干渉特性を有するサブフレーム集合に制限しなければならない。
現在のLTE標準では、このような論議を反映し、上位階層信号通知でUEに特定サブフレーム集合を通知し、特定サブフレーム集合以外の他のサブフレームではRLM/RRM及びCSI測定が行われないこととなった。
本発明では、支配的干渉(dominant interference)が存在する状況で、UEが適切なチャネル状態情報又はダウンリンクリンク品質を計算して報告する方法を提案する。まず、支配的干渉が存在する状況とは、UEに自分のサービス提供セルの信号より大きいレベルの干渉が存在する状況を指す。以下では、図面を参照してより詳細に説明する。
図6は、支配的干渉が存在する状況を例示する図である。
図6に示すように、UEが自分に最も近く位置しているピコeNBに接続しているが、ピコeNBの送信電力はマクロeNBに比べて低いため、UEがマクロeNBから支配的な干渉を経験する状況が生じることがある。
このような支配的干渉が存在する状況で干渉を受けるUEの円滑な動作のために、干渉を与えるeNB(図6の例では、マクロeNB)が一部の時間及び/又は周波数資源で送信を中止(あるいは送信電力を減少)し、このように干渉が除去/減少した資源で該当のUEをサービスする干渉緩和協力動作を行うことができる。
一例として、図6の例では、マクロeNBは、一部のサブフレームを、ユニキャスト信号を送信しないABSとして設定し、このサブフレーム情報をピコeNBに伝達し、ピコeNBがマクロeNBからの干渉が減少したサブフレームで該当のUEをスケジュールすることができる。
このように特定eNBが隣接eNBに及ぼす干渉を減少させるために一部のサブフレームをABSとして設定する場合、該当のサブフレームでは、PDSCH又はユニキャストスケジュールのためのPDCCHなどの信号が送信されないことが望ましい。しかし、ABSの存在を認識できない各旧型UEの誤動作を防止するために、ABSでも一部の信号は送信されることが望ましい。このように、ABSでも送信される代表的な信号が、各種測定を行うCRSである。ただし、CRSはABSでも送信されるため、隣接セルのUEに干渉として作用し、性能劣化の原因になる。
ABSでのCRSの送信は、該当のサブフレームが干渉を与えるセルでMBSFNサブフレームとして設定されたか否かによって変わるが、MBSFNサブフレームとして設定された場合、PDSCH領域ではCRSが送信されないが、MBSFNサブフレームとして設定されない場合、PDSCH領域でもCRSが送信されるべきである。
図7a及び図7bは、ABSがMBSFNサブフレームとして設定されたか否かによる相違点を説明するための図である。特に、図7aは、ABSがMBSFNサブフレームとして設定されていない場合を示し、マクロeNBから送信されるPDSCH領域でCRSが送信されることが分かる。しかし、図7bは、ABSがMBSFNサブフレームとして設定された場合を示し、マクロeNBから送信されるPDSCH領域でCRSが送信されないことが分かる。
ただし、図7a及び図7bは、ピコeNB及びマクロeNBのCRSが同一の副搬送波に送信されると仮定したが、CRSの周波数遷移のための値がセル識別子に依存するため、セル識別子の設定によって、ピコeNB及びマクロeNBのCRSは副搬送波上で別個の位置で送信することもできる。
このようなABSでのCRS干渉問題を解決するために、UEは、適切な処理を行うことができる。代表的な処理の一つとして干渉無効化(cancellation)があるが、これは、まず、UEがCRS干渉チャネルを測定した後、この推定された干渉を受信信号から減算することによって所望の信号を復元することである。この方式は、理想的な場合にCRS干渉を完全に除去できるという長所を有するが、隣接セル信号を別途、常に推定していなければならないため、バッテリ消耗などの面で短所を有する。
更に他の処理としては、受信端側でのREパンクチャがあるが、これは、UEが隣接セルCRSから強い干渉を受けるREを復号に活用しないことによってCRS干渉の影響を避ける方法である。この方式は、一部のREを復号に使用できなくなるという短所を有するが、干渉無効化方式に比べて簡単に具現可能であるという長所を有する。
以上説明したようなCRS干渉のための処理を動作するUEの場合は、UEがCSIフィードバックのためのRI/PMI/CQI情報を計算する方法又はリンク品質を計算する方法がeNBに正しく知られていない場合、通信信頼性の保証が難しくなるという問題がある。一例として、マクロeNBからのCRS干渉が強い場合は、上記の言及した処理を行うことが望ましいが、CRS干渉がそれほど強くない場合は、このような処理なしで動作することが更に効果的な場合がある。すなわち、UEのCRS干渉処理は常に行われるのではなく、干渉状況に応じて適応的に行われるが、特定時点でこのような処理が適用されるか否かをeNBが知っていない場合、UEが適用する処理が及ぼす影響をeNBが正確に判断できないため、正しいMCSレベルの選定が難しくなる。
より具体的に説明すると、まず、干渉無効化が適用される場合、実際には完璧な干渉除去が不可能であるため、処理後にも隣接セルのCRS干渉の一部は残り、復号性能に影響を及ぼす。このとき、送信される伝送ブロックのサイズに応じて復号性能への影響が変わる。これは、一つの伝送ブロックが一定のサイズを超えると、多数の符号ブロックに分離されて個別に復号され、特定REに存在するCRS干渉が特定符号ブロックで占める比率が伝送ブロックのサイズに応じて決定されるためである。LTE PDSCHの周波数優先マップ方式で資源が割り当てられるため、一般に伝送ブロックのサイズが大きくなるほど、特定符号ブロックにCRS干渉が多く残っている確率が大きい。ネットワークは、干渉無効化が適用されるという事実を知ったときだけ、割り当てられた伝送ブロックサイズでのCRS干渉の影響を推定し、適切なリンク適応を行えるようになる。
図8は、一つの伝送ブロックが複数の符号ブロックに分割された場合、各符号ブロックに及ぼすセル間干渉の影響を比較する例を示す。
図8を参照すると、全体の割当て資源は三つの符号ブロックに分割されるが、符号ブロック1は、残りの二つの符号ブロックに比べて2倍多いCRS干渉を経験しているため、干渉無効化後であっても、残っているCRS干渉によって、この特定符号ブロックの復号性能が残りに比べて更に劣化する。もちろん、このような現象は、割り当てられたRBの数が小さく、全体の資源に一つの符号ブロックだけが存在する場合には表れない。受信側でのREパンクチャ技法の場合にも、同様に、特定符号ブロックでパンクチャされるREの数は伝送ブロックのサイズに応じて決定されるため、ネットワークがリンク適応処理を行うためには、どのような処理が動作しているかを知っていなければならない。本発明では、このような問題を解決するために、UEがCSIを測定する方法又はリンク品質を測定する方法を提案する。
図9は、本発明の実施例によってUEがCSI又はリンク品質を測定する方法を示す図である。
まず、ネットワークは、段階901のように、CRS干渉を処理するための処理を動作させるか否かを指示する信号をUEに送信することができる。例えば、eNBは、RRC信号などの上位階層信号通知を通じて、段階903のように、今後、該当のUEが隣接セルのCRSからの干渉を適宜処理する動作を行うという仮定の下で、CSI又はリンク品質を測定して報告することを指示することができ、同様に、今後、そのような処理なしでCSI又はリンク品質を測定することを指示することができる。
特に、このような指示メッセージには、隣接セルのCRS干渉に対する情報が含まれ得るが、CRS干渉に対する情報は、段階902のように、この指示メッセージとは別個に提供される。ここでは、隣接セルのセル識別子やアンテナポートの個数、CRS REの時間オフセット値/周波数オフセット値、隣接セルのMBSFNサブフレーム設定情報などを含ませることができる。
さらに、eNBは、どのような形態の処理を使用するとの仮定(すなわち、干渉無効化技法を使用するか、受信側REパンクチャを使用するか、それとも別の処理がないかに対する仮定)の下でCSI又はリンク品質を測定するかをUEに通知することもできるし、UEがどのような処理を仮定してCSI又はリンク品質を測定するかをeNBに報告することもできる。
PDCCHによって起動される非周期的(aperiodic)CSI報告の場合は、起動するPDCCH内に特定セルのMBSFNサブフレームが設定されることを仮定するか否かを指示する指示子を追加する形態で具現することもできる。
このようなCSI測定又はリンク品質測定でCRS干渉処理プロセスに対する仮定を指示する方法の一つとして、制限的測定メッセージを暗示的な指示子として使用することもできる。上述したように、eNBは、一般に支配的干渉環境では正しいCSI測定又はリンク品質測定のために資源制限的測定を設定するため、CRS干渉処理能力のあるUEは、このような資源制限的測定設定をCRS干渉処理を活性化する信号として解釈し、PDSCH/PDCCHの復調時、CSIフィードバック又はリンク品質測定結果フィードバック時に自分が備えている処理を適用することができる。すなわち、資源制限的測定のためのサブフレーム集合が設定されると、UEは、各サブフレーム集合に対するCSI又はリンク品質を測定するとき、適切なCRS干渉処理プロセスを動作させることができる。
この場合にも、eNBが上述したCRS干渉に対する情報をUEに伝達したり、UE自身が処理するCRS干渉に対する情報を報告したりすることができる。あるいは、このような情報の交換なしで、UEは、常に一定の特徴のCRS干渉の存在を仮定し(例えば、特定のアンテナポートの個数に対応するCRS干渉が特定の位置に存在すると仮定し)、干渉処理後に達成可能なCSI又はリンク品質測定結果を報告するように動作することもできる。
このようなUE処理を基盤にしてCSIフィードバック又はリンク品質測定結果フィードバックの際に、図7a及び図7bに示したように、干渉セルのMBSFNサブフレーム設定がUEフィードバックに影響を及ぼす。隣接セルのMBSFNとして設定していないABS(以下、一般ABSと称する)の場合は、PDSCH領域にもCRS干渉が存在するため、このような干渉が処理された後のCSI又はリンク品質測定結果が報告されなければならない。その一方、隣接セルのMBSFNとして設定したABS(以下、MBSFN ABSと称する)の場合は、PDSCH領域にCRS干渉が存在しないため、別のCRS干渉に対する処理なしで計算されたCSI又はリンク品質測定結果が報告されることが適切である。実際にネットワークを運用する状況では、このような一般ABSとMBSFN ABSとが混在し得るため、これらを適宜処理し、常に正確なCSI又はリンク品質測定結果が報告されるようにすることが望ましい。
そのような方法の一つとして、本発明では、一般ABS及びMBSFN ABSは同一のサブフレーム集合に含ませないことを提案する。すなわち、特定のサブフレームが一つのサブフレーム集合を構成する場合、これらサブフレームで干渉を与えるセルのMBSFNサブフレームの設定はすべて同一に維持する。これを通して、UEは、同一のサブフレーム集合では同一のCRS干渉処理を仮定し、CSI又はリンク品質を測定することができる。一例として、eNBは、PDSCH復号でCRS干渉が存在するサブフレーム集合と、CRS干渉が存在しないサブフレーム集合とをRRC信号などの上位階層信号を介して指示することができる。
あるいは、UEが直接隣接セルのCRSの存在有無を観察して判断し、特定サブフレーム集合でのCRS干渉処理を仮定して、CSI又はリンク品質を測定することも可能である。この場合は、UEが同一のサブフレーム集合内では同一のCRS干渉特性を仮定できるように、ネットワークがMBSFNサブフレームの設定などを適宜調節することが望ましい。
更に他の方法において、本発明では、一般ABSとMBSFN ABSとが同一のサブフレーム集合に共存し、UEがCRS干渉に対する特定の仮定を特定のサブフレーム集合内のすべてのサブフレームに適用して、CSI又はリンク品質を測定することを提案する。例えば、UEが干渉無効化や受信側REパンクチャのうち一つの処理を通じてCRS干渉を解決するように仮定してCSI又はリンク品質を測定する場合は、特定サブフレーム集合内のすべてのサブフレームに対して実際のCRS干渉の存在有無とは関係なく、上記の仮定したプロセシング下で達成可能なCSI又はリンク品質結果を報告する。これに加えて、UEは、CRS干渉の存在を仮定した場合、同一のサブフレーム集合内では実際のCRS干渉の観測可否とは関係なく、上記の仮定したCRS干渉が存在すると仮定してCSI又はリンク品質を測定するように動作することもできる。
特に、このような動作は、周期的CSI報告に適している。周期的CSI報告の場合、RIが一つのサブフレームを参照資源にしてRIを決定され、その後、他のサブフレームを参照資源にしてPMI/CQIが決定される。ここで、RIを決定するときの参照資源でのCRS干渉の存在有無と、PMI/CQIを決定するときの参照資源でのCRS干渉の存在有無が不一致のときも、一貫性のあるCSI測定が可能である。逆の動作も可能である。すなわち、UEは、実際のサブフレーム上で観測されるCRS干渉の存在有無とは関係なく、常にCRS干渉が存在しないという仮定の下でCSIを計算し、これを報告することもできる。
さらに、同一のサブフレーム集合で一般ABSとMBSFN ABSとが共存する場合、CRS干渉の存在有無によって計算されたCSI(又はリンク品質測定結果)をそれぞれ別個にフィードバックすることも可能である。すなわち、CRS干渉の存在を仮定して測定したCSI(又はリンク品質測定結果)と、CRS干渉が存在しないという仮定の下で測定したCSI(又はリンク品質測定結果)とをそれぞれフィードバックし、ネットワークが該当のサブフレームで使用する情報を提供する。
あるいは、RI報告とPMI/CQI報告との間の一貫性を維持するために、特定PMI/CQI報告に対応するRIを報告するときの参照資源と同一のCRS干渉を仮定し(そして、そのCRS干渉を処理するための適切な処理を行うと仮定し)、PMI/CQI報告を行うように動作することも可能である。
図10は、本発明の実施例によってRI報告とPMI/CQI報告との間の一貫性を維持するためにPMI/CQI報告のための参照資源を設定する例を示す。
図10を参照すると、サブフレーム(SF)#n+4で報告されるRIと、SF#n+8で報告されるPMI/CQIとは、それぞれSF#n及びSF#n+4を参照資源として設定する。
この場合、本発明によると、SF#nがMBSFN ABSであるためCRS干渉が存在していない場合、SF#n+4での干渉セルのMBSFNサブフレーム設定とは関係なくCRS干渉が存在しないと仮定し、PMI/CQIを計算してSF#n+8で報告する。SF#nが一般ABSであるためCRS干渉が存在した場合、SF#n+4での干渉セルのMBSFNサブフレーム設定とは関係なくCRS干渉が存在すると仮定し、PMI/CQIを計算してSF#n+8で報告する。他の意味で、各CSI報告の参照資源での干渉セルのMBSFNサブフレームの設定は、該当のCSI報告で仮定するRIが報告されるときに参照資源にしていたサブフレームの設定と同一であると仮定する。
特に、このような動作は、サービス提供セルのチャネル推定のために間欠的に送信されるCSI―RSと連携したCSI報告をするときに効果的である。例えば、一度CSI―RSが送信され、その間にRIとPMI/CQIを送信する周期的CSI報告インスタンスが複数回存在する場合、端末は、このようなCSI報告インスタンスの間でサービス提供セルチャネルが変化していないと仮定できるため、RIを計算するときに得たPMI/CQIを再び計算せずにそのまま報告できるという長所がある。このような方式を多少変更し、端末は、一度CSI―RSが送信された後、CSI―RSが送信されるまで表れるすべてのCSI報告インスタンスの参照資源に対して、最初に表れたインスタンスの参照資源のMBSFNサブフレーム設定と同一のMBSFNサブフレーム設定を有すると仮定することもできる。
RIを報告するときの参照資源の設定と同一の参照資源設定を今後報告されるPMI/CQI計算で仮定することは、干渉セルのMBSFNサブフレームだけでなく、その他の各種PMI/CQI計算に影響を及ぼす各要因(例えば、参照信号のためのREの個数や可用OFDMシンボルの個数及びREの個数)などにも共に適用可能である。
本発明で提案する更に他の動作として、伝送ブロック(又は符号語)のサイズ(又はこれを決定するために割り当てられたRBの個数)に応じて別個のCSI値を計算して報告することを提案する。上述したように干渉無効化や受信側REパンクチャなどの動作が行われると、同一のSINR環境であっても、伝送ブロックのサイズに応じて処理後に残っているCRS干渉の影響が変わる。これを解決するために、本発明では、ネットワークがCSI計算で仮定する伝送ブロックのサイズ又は割り当てられたRBの数などの情報をRRC信号などの上位階層信号又はL1/L2制御信号を介してUEに通知することが望ましい。
あるいは、UEは、複数のRB個数に対して計算された複数のCSIを報告することもできるが、例えば、周期的CSI報告の場合、1回は割当てRB数の少ない(例えば、4RB)場合に対してCSIをフィードバックし、次回は割当てRB数の大きい(例えば、全RB)場合に対してCSIをフィードバックする形態で動作する。
本発明で提案する一般ABSとMBSFN ABSとが同一のサブフレーム集合に共存し、UEがCRS干渉に対する特定の仮定を特定のサブフレーム集合内のすべてのサブフレームに適用することによってCSI又はリンク品質を測定する動作は、特に、干渉セルがABSで無電力PDSCH送信(zero power PDSCH transmission)を行う(以下、ZP―ABS運用と称する)代わりに、電力削減PDSCH送信(reduced non―zero power PDSCH transmission)を行う(以下、NZP―ABS運用と称する)場合に適用することが重要である。
図7の例を再び説明すると、この図面のように、マクロeNBのCRSとピコeNBのCRSとが互いに衝突する場合にマクロeNBがNZP―ABSを運用するときは、ピコUEが干渉を測定する場合に困難が伴う。例えば、別の干渉測定資源が設定されていない状態では、ピコUEはピコeNBのCRSを除去し、その場で観察される信号を干渉信号と仮定して干渉を測定するが、図7のようにピコeNBのCRSがマクロeNBのCRSと衝突する状況でマクロeNBが一般ABSを運用すると、マクロeNBのCRSが干渉測定に含まれ、ABS状況での干渉が測定されず、むしろ非ABS状況と類似する干渉が測定されるという問題が発生する。
ピコUEがマクロeNBのCRSを除去できる能力を有する場合、ピコUEがマクロeNBのCRSを除去して干渉を測定できるが、この場合にも、マクロeNBがNZP―ABSを運用していると、ピコUEがマクロeNBのCRSを除去して測定した干渉は、実際のマクロeNBのPDSCH電力(NZP―ABSであるので0よりは大きいが、非ABSよりは多く減少した)が干渉に含まれなくなり、依然として不正確な測定が行われる。
その一方で、マクロeNBがMBSFN ABSを運用している場合は、PDSCH領域ではピコeNBのCRSとマクロeNBのCRSとが衝突しないため、ピコeNBのCRSだけを除去し、マクロeNBからの干渉を直接測定することが可能である。したがって、この場合に一般ABS(すなわち非MBSFN ABS)とMBSFN ABSとの間の干渉測定誤差を解消するために、上述したように特定サブフレーム集合に属するすべてのサブフレームは非MBSFNであるという(又はMBSFNであるという)一貫した仮定の下で干渉を測定し、CSI又はリンク品質を測定することが望ましい。
さらに、マクロeNBがNZP―ABSを運用するとき、一般ABSでの干渉測定のために(特にマクロeNBのCRSとピコeNBのCRSとが衝突する場合に)マクロeNBの“参照信号対PDSCHの送信電力比率”をピコUEに伝達することができる。この場合、ピコUEは、まず、マクロeNBのCRSを測定した後、伝達された送信電力比率に基づいてマクロeNBのNZP―ABSでの干渉量を推定することができる。そして、ピコUEは、ピコeNBのCRS及びマクロeNBのCRSをすべて除去した後、測定された干渉に上記の推定されたマクロeNBからの干渉量を加えてNZP―ABS上での干渉を計算し、これに基づいてCSI又はリンク品質を測定することができる。もちろん、この動作は、一般ABSの場合、PDCCH領域及びPDSCH領域のすべてで送信されたマクロeNBのCRSに基づいて行うことができる。その一方、上述したように、MBSFN ABSでは、PDSCH領域からピコeNBのCRSを除去すると、マクロeNBのNZP―ABS上での干渉を直接測定することができる。
一般に、マクロeNBの情報ロード又はビームフォーミング動作によって、このようにMBSFN ABSで直接測定したマクロeNBの干渉は、一般ABSの場合に対してピコUEが推定した干渉とは異なり、再び一般ABSとMBSFN ABSとの間の干渉測定が不一致になるという問題が発生する。この場合にも、本発明で提案するCRS干渉の存在に対する適切な仮定を適用し、この問題を解決することができる。
一例として、特定サブフレームがMBSFN ABSであるため、PDSCH領域でピコUEがマクロeNBの干渉を直接測定できる場合、一般ABSでの干渉測定のためにマクロeNBの“参照信号対PDSCHの送信電力比率”が伝達されたときは、該当のサブフレームが非MBSFNであると仮定し、一般ABSで干渉推定値を誘導する動作、すなわち、マクロeNBのCRSが存在するという仮定の下で、マクロeNBのCRS測定値と伝達された電力比率情報を使用して、マクロeNBからの干渉推定値を計算する動作を行い、これに基づいてCSI又はリンク品質を測定することによって、上述した干渉測定の不一致問題を解決することができる。
この動作を行う場合、実際には、マクロeNBはMBSFN ABSでPDSCH領域にCRSを送信しないため、ピコUEは、PDCCH領域でマクロeNBが送信するCRSを測定し、これに基づいてPDSCH領域にもマクロeNBが同一の信号サイズのCRSを送信すると仮定して(そして、上記の伝達された“参照信号対PDSCHの送信電力比率”によってPDSCHを送信すると仮定して)動作を行うことができる。
更に他の一例として、MBSFN ABSで測定された(より具体的には、マクロeNBのCRSが存在しないMBSFN ABSのPDSCH領域で測定された)干渉だけを有効なものと見なして、CSI又はリンク品質を測定するように動作することができる。特に、CSIの場合、一般ABSがCSIの参照資源として設定されたときは、ピコUEは、該当の参照資源以外のサブフレームで測定された干渉、具体的には、該当の参照資源と同一のCSIサブフレーム集合に属したMBSFN ABSで測定された干渉に基づいてCSIを計算することを意味することができる。また、eNBが二つの測定方式のうち一つを必要に応じて選択するために、RRCなどの上位階層信号を介して特定サブフレーム集合に対してどのような仮定でCSI又はリンク品質を測定するかを指示することができる。
上述した動作は、非ABS状況の干渉を測定する場合にも適用可能である。一例として、マクロeNBのCRSとピコeNBのCRSとが衝突する状況でピコUEが非ABS状況の干渉を測定する場合、一般ABS状況ではピコeNBのCRSだけを除去して干渉を測定するため、マクロeNBのCRSに該当する干渉が測定される。一方、MBSFN ABS状況ではマクロeNBのPDSCHに該当する干渉が測定され、二つの間に不一致が発生する。このような不一致を除去するために、二つの状況にマクロeNBのCRS送信有無に対する適切な仮定を導入することができる。
例えば、MBSFN ABS状況でもマクロeNBがPDSCH領域でCRSを送信すると仮定し、一般ABSのようにピコeNBのCRSだけを除去した状態でマクロeNBのCRSをマクロeNBからの干渉と見なしてCSI又はリンク品質を測定することができる。上記の場合と同様に、MBSFN ABSでは実際のPDSCH領域でマクロeNBのCRSが存在しないため、PDCCH領域でのマクロeNBのCRS測定値でこれを置き換えることができる。
更に他の一例として、非ABSでは、ピコUEは実際にマクロeNBのPDSCHからより多くの干渉を受けるため、MBSFN ABSで測定された(より具体的には、マクロeNBのCRSが存在しないMBSFN ABSのPDSCH領域で測定された)干渉だけを有効なものと見なして、CSI又はリンク品質を測定するように動作することができる。特に、CSIの場合、たとえ一般ABSがCSIの参照資源として設定された場合であっても、ピコUEは、該当の参照資源以外のサブフレームで測定された、具体的には、該当の参照資源と同一のサブフレーム集合に属したMBSFN ABSで測定された干渉に基づいて、CSI又はリンク品質を測定することを意味する。
図11は、本発明の一実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
図11を参照すると、通信装置1100は、プロセッサ1110、メモリ1120、RFモジュール1130、表示モジュール1140及びユーザインタフェースモジュール1150を含む。
通信装置1100は、説明の便宜のために図示したものであって、一部のモジュールは省略可能である。また、通信装置1100は、必要なモジュールを更に含むことができる。また、通信装置1100における一部のモジュールは、より細分化されたモジュールに区分することができる。プロセッサ1110は、図面を参照して例示した本発明の実施例に係る動作を行うように構成される。具体的には、プロセッサ1110の詳細な動作は、図1ないし図10に記載された内容を参照してもよい。
メモリ1120は、プロセッサ1110に接続され、オペレーティングシステム、アプリケーション、プログラムコード、データなどを記憶する。RFモジュール1130は、プロセッサ1110に接続され、基底帯域信号を無線信号に変換したり、無線信号を基底帯域信号に変換したりする機能を行う。このために、RFモジュール1130は、アナログ変換、増幅、フィルタ及び周波数アップコンバージョン又はこれらの逆過程を行う。表示モジュール1140は、プロセッサ1110に接続され、多様な情報を表示する。表示モジュール1140は、限定するものではないが、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)などのよく知られている素子を含むことができる。ユーザインタフェースモジュール1150は、プロセッサ1110と接続され、キーパッド、タッチスクリーンなどのよく知られているユーザインタフェースの組合せで構成することができる。
以上説明した各実施例は、本発明の構成要素及び特徴が所定形態で結合されたものである。各構成要素又は特徴は、別途の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素又は特徴と結合されない形態で実施してもよい。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成してもよい。本発明の各実施例で説明する各動作の順序は変更可能である。一つの実施例の一部の構成や特徴は、他の実施例に含ませてもよいし、又は、他の実施例の対応する構成又は特徴に置き換えてもよい。特許請求の範囲で明示的な引用関係のない各請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新しい請求項を含ませたりしてもよいことは自明である。
本発明に係る実施例は、多様な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの結合などによって具現することができる。ハードウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、一つ又はそれ以上の特定用途集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェア又はソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、以上で説明した機能又は動作を行うモジュール、手順、関数などの形態で具現することができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶させてプロセッサによって駆動することができる。メモリユニットは、プロセッサの内部又は外部に位置し、既に公知となっている多様な手段によってプロセッサとデータを交換することができる。
本発明が、本発明の特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化できることは当業者にとって自明である。したがって、上記の詳細な説明は、すべての面で制限的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的解釈によって決定しなければならず、本発明の均等範囲内でのすべての変更は本発明の範囲に含まれる。
上述したような無線通信システムでリンク品質を測定する方法及びこのための装置は、3GPP LTEシステムに適用される例を中心に説明したが、3GPP LTEシステムの他にも多様な無線通信システムに適用可能である。

Claims (12)

  1. 無線通信システムにおいて端末がダウンリンクリンク品質を報告する方法であって、
    サービス提供セルから、資源制限的測定のためのサブフレーム集合に関する情報及び干渉セルのセル特定参照信号に関する情報を受信する段階と、
    前記サブフレーム集合においてダウンリンクリンク品質を測定する段階と、
    前記の測定されたダウンリンクリンク品質を前記サービス提供セルに報告する段階と、を有し、
    前記サブフレーム集合では、前記干渉セルの前記セル特定参照信号に関する情報を用いて、前記干渉セルの前記セル特定参照信号によって生じた干渉を制御する処理を適用する、方法。
  2. 前記サブフレーム集合に含まれるサブフレームは、略空白サブフレーム(ABS)又はマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波網(MBSFN)ABSであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定する段階は、前記干渉セルの前記セル特定参照信号によって生じた干渉が除去されたという仮定の下で、前記ダウンリンクリンク品質を測定する段階を含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ダウンリンクリンク品質は、第1の情報、及び前記第1の情報に対応する第2の情報を含み、
    前記第1の情報の送信周期の間に前記第2の情報が複数回送信される場合、第1の情報を測定するためのサブフレーム及び前記第2の情報を測定するためのサブフレームは、前記サブフレーム集合に属するサブフレームであると仮定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の情報はランク指示子(RI)であり、
    前記第2の情報は、プリコーディング行列インデクス(PMI)及びチャネル品質指示子(CQI)のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記サブフレーム集合に関する前記情報は、無線資源制御(RRC)階層を介して受信されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 無線通信システムにおける端末であって、
    サービス提供セルから、資源制限的測定のためのサブフレーム集合に関する情報及び干渉セルのセル特定参照信号に関する情報を受信するように構成された受信モジュールと、
    前記サブフレーム集合においてダウンリンクリンク品質を測定するように構成されたプロセッサと、
    前記の測定されたダウンリンクリンク品質を前記サービス提供セルに報告するように構成された送信モジュールと、を含み、
    前記プロセッサは、前記サブフレーム集合では、前記干渉セルの前記セル特定参照信号に関する情報を用いて、前記干渉セルの前記セル特定参照信号によって生じた干渉を制御する処理を適用することを特徴とする、端末。
  8. 前記サブフレーム集合に含まれるサブフレームは、略空白サブフレーム(ABS)又はマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波網(MBSFN)ABSであることを特徴とする、請求項7に記載の端末。
  9. 前記プロセッサは、前記干渉セルの前記セル特定参照信号によって生じた干渉が除去されたという仮定の下で、前記ダウンリンクリンク品質を測定することを特徴とする、請求項8に記載の端末。
  10. 前記ダウンリンクリンク品質は、第1の情報、及び前記第1の情報に対応する第2の情報を含み、
    前記第1の情報の送信周期の間に前記第2の情報が複数回送信される場合、前記プロセッサは、第1の情報の測定のためのサブフレーム及び前記第2の情報の測定のためのサブフレームが前記サブフレーム集合に属するサブフレームであると仮定することを特徴とする、請求項7に記載の端末。
  11. 前記第1の情報はランク指示子(RI)であり、
    前記第2の情報は、プリコーディング行列インデクス(PMI)及びチャネル品質指示子(CQI)のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項10に記載の端末。
  12. 前記受信モジュールは、前記サブフレーム集合に関する前記情報を、無線資源制御(RRC)階層を介して受信することを特徴とする、請求項7に記載の端末。
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