JP2014526360A - 温かい飲料の生成装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、液体と飲料原材料とを相互作用させるように設計された飲料生成チャンバ(1)と、液体を圧送するためのポンプ(2)と、圧送された液体を加熱するための加熱器(3)とを備え、加熱器が、液体の導入用の液体入口(32)および液体の放出用の液体出口(33)を有する加熱器チャンバ(31)と、チャンバに収容されている加熱体(34)とを備える飲料生成装置において、液体出口(33)が、加熱器チャンバ(31)の上面(31a)に配置されており、加熱器チャンバが、空気の放出用の空気出口(35)を備え、該空気出口が、水平線に関して液体出口(33)よりも高い位置に配置されていることを特徴とする、飲料生成装置に関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲料原材料および温水から飲料を調製するための飲料生成装置に関する。より詳細には、本発明は、水が加熱されて飲料生成チャンバ内で飲料原材料と相互作用されるような上記装置であって、飲料原材料が、特に、閉鎖されたカプセル内に事前に小分けされた形態で含まれている、上記装置に関する。
例えば加圧流体をカプセルに注入することによって飲料を調製するための装置は、特に、茶、コーヒー、またはコーヒータイプの飲料を生成する分野において周知である。さらに、チョコレートまたはミルクの生成物などの他の材料が、飲料を生成するために抽出されるか、または溶解されてもよい。このようなシステムの利点は、特に、原材料の保存および鮮度、ならびに飲料を調製する際の作業を容易にする可能性である。
例えばカプセル内での液体と原材料との相互作用は、例えば、カプセル内に用意された原材料によって飲料を調製するための溶解、抽出、掩出、または任意の他の相互作用であってもよいことが理解されるべきである。このようなカプセルは、今のところは国際公開第2007/042414号パンフレットおよび国際公開第2008/025730号パンフレットから知られており、また、ハウジングまたはシェルによって形成された封入部および濾過手段を主に備える。
例えば、このような装置において茶を調製するときに、カプセルに供給される液体(例えば、水)中に空気が存在することに起因して問題が生じる。この空気は、主に、装置の飲料生成チャンバに液体を供給するための供給手段に設けられた加熱器によって行われる水の加熱に由来する。空気または気泡は、液体(水)の温度が約70℃に達するとすぐに生じる。これにより、空気は、液体と共にカプセル内に導入されるが、上述したようにカプセルの内部に配置された濾過手段(一般に、濾紙)を通過しない傾向がある。例えば茶を調製する際に存在する低圧の水流の場合、水および掩出される生成物(粉末のような飲料原材料)の顕著な撹拌が起こらないため、気泡は、液体から分離され、例えばカプセルのような飲料生成チャンバの上部へゆっくりと上昇し、カプセルの内部のフィルタの背後に残留することが可能である。気泡の量は、水がカプセルの内部に注入される限り増加する。しかしながら、この量が、顕著となり、例えば、茶葉が、もはや適切に液体(水)中に浸漬されず、したがって、茶が十分に抽出され得ない場合がある。
流体システムからの空気の除去は、ポンプのプライミングを改善するという利点をさらに有する。
国際公開第2009/135899号パンフレットは、この問題に対して、カプセル内に温水を導入する前に、加熱器から流れ出た、空気を含む温水を空気分離装置において処理することに基づく解決策を提案している。空気分離装置は、温水の運動エネルギーが減衰されることにより、水からの空気の分離が可能となるラビリンス(labyrinth)に基づいている。
この解決策は有効ではあるが、この空気分離装置には、一定のコストがかかるため、最終的な飲料マシンのコストが増加する。さらに、空気分離装置は、マシンのサイズを大きくする。
したがって、あまりコストのかからない、温水から空気を放出するための代替的な解決策が必要とされている。
本発明は、飲料生成装置であって、
液体と飲料原材料とを相互作用させるように設計された飲料生成チャンバと、
液体を圧送するためのポンプと、
圧送された液体を加熱するための加熱器と
を備え、加熱器が、
液体の導入用の液体入口および液体の放出用の液体出口を有する加熱器チャンバと、
加熱器チャンバに収容されている加熱体と
を備え、
液体出口が、加熱器チャンバの上面にまたは加熱器チャンバの上面の近くに配置されており、
加熱器チャンバが、空気の放出用の空気出口を備え、該空気出口が、水平線に関して液体出口よりも高い位置に配置されている飲料生成装置に関する。
飲料生成装置は、タンクのような液体供給源から冷たい液体(好ましくは、冷水)を一般に圧送するポンプを備える。ポンプは、液体を加熱するための加熱器に圧送された水を供給する。
加熱器は、加熱のために液体が導入されるチャンバを備える。チャンバは、圧送された冷たい液体の導入用の入口を備える。チャンバは、圧送された温かい液体の放出用の出口を備える。液体出口は、直接的または間接的に飲料生成チャンバと接続される。本発明によれば、液体出口は、加熱器チャンバの上面にまたは加熱器チャンバの上面の近くに配置される。出口は、加熱器チャンバの上面の概ね外周部に配置されることが好ましい。入口は、チャンバの任意の部分に配置されてもよい。加熱器チャンバの空気出口および液体出口は、空気が液体出口を通る水流によって吸い込まれ得ないように十分に離れていることが好ましい。
本発明によれば、加熱器は、空気を放出するための出口をさらに備える。この空気出口は、廃棄室または通気手段と接続されてもよい。空気出口は、加熱器チャンバの、水平線に関して液体出口よりも高い位置に配置される。圧送される液体に含まれている空気は、液体(例えば、水)よりも軽く、したがって、チャンバの上部に上昇するため、このような空気をチャンバから容易に排出することができる一方で、液体をより低い位置に配置された液体出口を通して排出することができる。これにより、空気が、液体出口に案内されて、飲料生成チャンバに送られることが防止される。空気出口は、加熱器チャンバの最も高い垂直位置に配置されることが最も好ましい。
第1の実施形態によれば、加熱器チャンバは、空気出口が水平線に関して液体出口よりも高い位置にくるように傾けられる。加熱器チャンバは、加熱器チャンバが飲料生成装置に固定されたときに空気出口が、加熱器チャンバの最も高い位置にまたは加熱器チャンバの最も高い位置の近くにくるように傾けられることが好ましい。加熱器チャンバは、加熱器チャンバの長手方向軸線が、少なくとも1°、好ましくは少なくとも5°、さらにより好ましくは5°〜20°の角度を垂直軸線に対してなすように傾けられてもよい。一般に、加熱器チャンバは、基本的に円筒形状を有してもよい。通常、空気出口および液体出口は、チャンバの同じ面にあり、好ましくは同じ面にある。
第2の実施形態によれば、加熱器チャンバは、基本的にシリンダの形状を有し、シリンダの少なくとも上底部(upper base)は、切頭形であり、空気出口は、加熱器チャンバのシリンダの切頭形の上底部に配置される。シリンダは、該シリンダの長手方向軸線が垂直となるようにマシンに配置されることが好ましい。加熱器チャンバのシリンダは、加熱器チャンバの長手方向軸線に垂直な平面に対して、少なくとも1°、好ましくは少なくとも5°、さらにより好ましくは5°〜20°の角度αをなす平面によって切頭形となっていてもよい。
上記の2つの好ましい実施形態の利点は、加熱された液体のすべての気泡が、自動的に上に向かって流れ、チャンバの2つの壁のコーナであってよい、チャンバの最も高い位置である1つの位置に集まることである。
チャンバにおける液体の滞留時間は、冷たい液体の加熱および液体からの空気の分離を同時に可能にするために十分に長いことが好ましい。この滞留時間は、加熱器チャンバ内の液体路の長さによって制御されてもよく、このため、加熱器チャンバの液体入口および液体出口は、通常、加熱器チャンバの正反対の部分に、好ましくは、チャンバの正反対の面に配置される。好ましい実施形態によれば、液体入口は、加熱器チャンバの下部に配置される。通常、加熱器は、加熱器が上面および下面を有し、液体入口が加熱器チャンバの下面にあり、液体出口が加熱器チャンバの上面にあるように飲料生成装置に配置される。また、液体の滞留時間は、加熱器チャンバの内部容積のサイズによって制御されてもよい。さらに、液体の滞留時間は、チャンバ内に進入する液体の流量の値によって制御されてもよい。
加熱体は、圧送された液体と接触し、その熱を液体に伝達するためにチャンバに収容される。通常、加熱体は、抵抗素子であり、好ましくは螺旋(spiral)または螺旋(helicoid)の形態で配置され、熱伝導マトリックスに組み込まれる。好ましい実施形態によれば、加熱体は、螺旋の形状を有し、加熱器チャンバは、螺旋が嵌め込まれるリングを形成するように該加熱器チャンバの中心軸線に沿って凹んでいてもよい。
加熱器を使用するための工程は、蒸気を生成せず、最大でも90℃の温度を有する温水のみを生成するように構成されることが好ましい。
加熱器チャンバの液体出口は、液体弁と接続され、加熱器チャンバの空気出口には、空気弁が設けられることが好ましい。液体弁によって、弁が開放される圧力値は、飲料生成チャンバへの液体の供給および飲料生成に必要とされる液体の圧力に設定されてもよい。この弁は、直接的に加熱器チャンバの出口にまたは飲料生成チャンバの近くの下流に配置されてもよい。空気弁によって、液体の十分な脱気を、弁を通して液体を漏らさずに達成することができる。液体弁を開放するための圧力値は、空気弁を開放するための圧力値よりも大きいことが好ましい。この結果、液体が加熱器チャンバから排出される前の時点で既に脱気を達成することができる。こうして、分離した空気が空気のない液体と再び混合される可能性が減り、この結果、飲料生成チャンバに供給される液体は、最低限の空気または他の気体のみを含むようになる。第1の弁を開放するための圧力値は、少なくとも0.2バール、好ましくは、少なくとも0.4バールであってもよい。このように、液体は、飲料生成のために適切な圧力で飲料生成チャンバに供給される。
本発明の別の好ましい態様によれば、加熱器に、温度センサが設けられる。温度センサは、加熱器チャンバの出口管の近くにまたは加熱器チャンバの出口管に配置されてもよい。これにより、液体加熱器から流れ出る液体の温度が、センサによって直接的に測定されてもよい(つまり、センサは、液体の流れに浸される)。チャンバの加熱体は、動作可能に温度センサと接続されることが好ましい。さらにポンプが、動作可能に温度センサと接続されてもよい(動作可能な接続は、温度センサが加熱器チャンバの出口における液体の温度が飲料を調製するために設定された温度に達したことを示したときにのみ、ポンプを作動させる)。
また、本発明は、
空気出口に空気弁が設けられ、
加熱器に温度センサが設けられ、
加熱体が螺旋の形状を有し、加熱器チャンバが、螺旋が嵌め込まれるリングを形成するように該加熱器チャンバの中心軸線に沿って凹んでおり、
加熱器が、飲料生成チャンバへの出口コネクタ、空気弁、および温度センサを加熱器チャンバに取り付けるための共通のブラケットを備える
加熱器の特定の実施形態に関する。
本発明の装置の飲料生成チャンバは、一般に、浸出可能な食品原材料および温水を受け入れるように構成された掩出チャンバである。掩出工程では、加熱された水により、掩出材料からフレーバーが浸出され、抽出される。掩出チャンバは、浸出された食品原材料と水との混合物から飲料が流れ出ることを可能にする濾過手段を含んでもよい。掩出チャンバは、加圧下の希釈液を受け入れ、保持し、浸出可能な食品原材料を保つように密閉されるよう構成されてもよい。浸出可能な食品原材料は、焙煎して挽いたコーヒー、茶葉、ハーブ、植物(botanical)、および他の材料であってもよい。浸出可能な食品原材料は、茶葉であることが好ましい。好ましい実施形態によれば、飲料生成チャンバは、飲料原材料を含むカプセルであって、封入部および濾過壁を備え、濾過壁が垂直に方向付けられるカプセルを受け入れるように構成される。
本明細書において、「上」および「下」、「上方」および「下方」という用語は、本発明の特徴の相関的な位置を説明するために使用される。これらの用語は、例えば図1〜図4に示されているような、飲料生成装置に挿入されたときの加熱器の通常の向きについて言及していることが理解されるべきである。
本発明の特性および利点は、以下の図面に関連してより良く理解される。
本発明に係る飲料ディスペンサの流体システムの概略図である。 代替形態に係る飲料ディスペンサの流体システムの概略図である。 本発明に係る飲料生成装置で使用されるように構成された加熱器の垂直断面である。 図3の加熱器の斜視図である。 図4の加熱器のブラケットの斜視図である。 図5のブラケットと加熱器の他の部品とのアセンブリの斜視図である。
図1は、注入部材9(好ましくは、針)によって温かい液体が導入される飲料生成チャンバ1を備える、本発明に係る飲料生成装置の好ましい実施形態を示している。上記実施形態の飲料生成装置12は、水タンクなどの液体リザーバ7、液体ポンプ2、加熱器3、およびこれら様々な装置を接続する液体供給ラインをさらに備える。また、飲料生成装置1は、当該技術分野で知られているように飲料調製サイクルを制御するコントローラ8を備える。ポンプ2は、リザーバ7から液体を圧送し、チャンバの下面31bにある入口32を経由して加熱器3のチャンバ31内に液体を導入する。加熱器チャンバは、螺旋の形状を有する抵抗素子である加熱体34を備える。しかしながら、本発明は、加熱体のこの形態に限定されているわけではなく、他の形状が使用されてもよい。抵抗素子は、加熱体の各末端に配置された電気供給部(electric supply)34a、34bを介して電源(electric power)と接続されている。このチャンバの上面31aには、飲料生成装置1と接続された液体出口33がある。このチャンバの上面31aには、さらに空気出口35がある。加熱器は、空気出口35が水平線に関して液体出口33より上方に位置するように方向付けられている。この方向付けは、ボイラの長手方向軸線XX’が垂直軸線に対して角度αをなすように飲料生成装置においてボイラを傾けることによって達成される。長手方向軸線は、加熱器チャンバの下面および加熱器チャンバの上面を通過する軸線に相当する。実際には、ボイラの特定の方向付けは、この特定の方向付けを達成するように構成された支持部品10を用いて飲料生成装置のハウジング11に加熱器3を固定することによって達成されてもよい。例えば、支持部品は、飲料生成装置12のハウジング11に取り付けられる部分と加熱器3の本体に取り付けられる別の部分とを有するブラケット10であってもよい。なお、これら2つの部分は、加熱器を傾けて、空気出口を液体出口よりも高い位置に配置するために互いに方向付けられている。
液体出口33には、第1の弁4が設けられている。この弁は、このような飲料生成装置で使用される任意の周知の種類の弁(例えば、逆止弁のような)であってもよい。弁は、所定の圧力閾値で開放されるように設計されることが好ましい。第1の弁4を開放するための圧力閾値は、例えば、少なくとも0.2バール、より好ましくは少なくとも0.4バールであってもよい。これにより、液体は、飲料生成のために適切な圧力で飲料生成チャンバ1に供給される。
空気出口35には、加熱器チャンバから廃棄室および/または通気手段へ空気を供給するための第2の弁5が設けられている。「空気」という用語は、実質的にあらゆる種類の気体に使用されており、空気に限定されていないことが留意されるべきである。第2の弁5は、空気が弁の前に存在するときは開放されたままだが、液体が現れた場合に即座に閉鎖されるように設計されている。このような種類の弁は、当該技術の現状において周知であり(国際公開第02/088580号パンフレット参照)、また、弁を通して液体を漏らさずに十分な脱気を実現する。本発明の好ましい実施形態では、液体がチャンバ31から排出される前の時点で既に脱気が達成され得るように、第1の弁4を開放するための圧力値は、第2の弁5を開放するための圧力値よりも大きくなっている。こうして、分離した空気が空気のない液体と再び混合される可能性が減り、この結果、飲料生成チャンバ1に供給される液体は、最低限の空気のみを含むようになる。
また、この弁は、最初に使用されるときの飲料生成装置のポンプのプライミングまたはさらには水タンクが突然空になった場合のポンプのアンプライミング(unpriming)を可能にするという利点を有する。ポンプおよび流体導管内の空気は、この弁を通して排出される。
加熱器のチャンバ出口33における液体の温度は、液体出口に配置された温度センサ6を介して制御ユニットにより監視され、制御ユニットは、これに応じて加熱体に関する命令36を実行する。また、温度センサは、動作可能にポンプと関連付けられており、温度が、飲料の生成にとって十分になると、コントローラは、温かい液体がチャンバ出口に流れるようにポンプを作動させ、チャンバ出口における圧力は、第1の弁4を開放する圧力に達するまで上昇し、弁が開放される。
チャンバは、該チャンバ内に進入する液体の流れを弱めるのに十分な内部容積を有することが好ましい。これにより、空気または気体が液体の速度によって液体に含まれつつ液体と共に運ばれないように液体の流速を減速することが可能であり、この結果、空気は、空気出口によって排出されるために上昇することができ、加熱された液体からの空気の分離が実現される。
飲料生成チャンバ1は、飲料原材料14を含むカプセル13を受け入れるように構成されている。チャンバ1は、カプセルを取り扱うための取扱い部材を備えてもよい。カプセルは、葉茶などの飲料原材料14を含む封入部131を主に備える。封入部131は、カップ形状のハウジングおよび濾過壁132によって形成されることが好ましい。飲料生成チャンバ1は、カプセルを垂直方向に保持するように、すわなち、図面に示されているようにフィルタ132が垂直に方向付けられた状態でカプセルを保持するように構成されていることが好ましい。カプセルは、濾過壁を覆う封止壁133によって閉鎖されてもよい。封止壁133は、好ましくは溢流位置に飲料出口134を有してもよいし、または、チャンバは、好ましくは封入部131の溢流位置で封止壁に出口134を開口するための穿刺部品を備えてもよい。空気および気体が、加熱器において液体から除去されるおかげで、空気は、カプセル内に進入せず、出口134の近くのカプセルの上部に泡が停滞すること(これにより、良好な飲料調製が妨げられる)が回避される。上記の説明にもかかわらず、カプセル20は、何か1つのサイズまたは設計に限定されず、さらには、任意の他の周知の飲料原材料保管手段が使用されてもよいし、または、加熱された液体(好ましくは、加熱された低圧の液体)による飲料原材料からの抽出によって飲料を調製するためのフィルタ部品をさらに備える飲料生成チャンバが使用されてもよい。以下では、液体は、飲料生成装置で使用するためのあらゆる種類の液体(例えば、水のような)を表す。
図2は、本発明の飲料生成マシンの代替的な実施形態を示している。図1のマシンとの唯一の相違は、加熱器チャンバが、切頭形の上底部31aを有するシリンダであることである。加熱器チャンバのシリンダは、その長手方向軸線XX’がマシンにおいて垂直に方向付けられるように配置され、切頭形の上底部31aの平面Pは、長手方向軸線XX’に垂直な平面(すなわち、図2における水平面)に対して角度αをなす。水平線に対するこの角度は、少なくとも1°、好ましくは少なくとも5°、さらにより好ましくは5°〜20°である。空気出口35は、切頭形の上底部31aの最も高い位置に配置されている。
図3は、本発明に従って使用することのできる加熱器の垂直断面図を示している。図1および図2と同じ部分には、同じ参照符号が使用されている。加熱器チャンバは、螺旋の形状を有する抵抗素子である加熱体34を備える。加熱器チャンバ31は、螺旋状の加熱体が嵌め込まれるリングを形成するようにその中心軸線に沿って凹んでいる。加熱器チャンバ31は、上部の凹部31aおよび下部の凹部31bにより凹んでいる。
チャンバの液体出口33では、温度センサ6によって、水が加熱器から外に供給される前に水の温度が検知される。さらにチャンバの上面31aには、空気出口35がある。空気出口35には、加熱器チャンバから空気を供給するための第2の弁5が設けられている。キャップ351は、下流の空気管との接続を可能にする。
第2の弁5を製造している最中の迅速な連結のために、温度センサ6は、共通のブラケット14によって加熱器チャンバに取り付けられてもよい。ブラケットは、3つの穴、すなわち、空気弁5を嵌め込むことのできる第1の穴14aと、温度センサ6を嵌め込むことのできる第2の穴14bと、例えばねじ16によってチャンバ31にブラケット14を取り付けるための第3の穴14cとを有してもよい。
図4は、加熱器チャンバ31、空気弁5、温度センサ6、および飲料生成チャンバに対する温かい液体用の連結部331とブラケット14との相互作用を示すために上方から見た、図3の加熱器の斜視図である。図3〜図6のこの特定の実施形態では、温かい液体用のコネクタ331は、ブラケット14の一部分である。温かい液体用のコネクタ331は、チャンバ出口33から流体システムの残りの部分へ水を案内する。第1の弁は、図1および図2に示されているようにコネクタの直ぐ下流に配置されてもよい。
図5は、ブラケット14のみの斜視図であり、温度センサ、空気弁、および加熱器チャンバへの取付けのためのねじをそれぞれ導入するための、ブラケット14の異なる穴14b、14a、14cの識別を可能にしている。
図6は、温度センサ6が穴14bの内部に配置され、空気弁5が穴14cに配置され、キャップ51が弁を覆い、下流の導管との接続を可能にしているブラケット14の斜視図である。製造の最中、これらの様々な部品は、最初に互いに取り付けられてもよく、次に、これらの部品のアセンブリが、ねじ16によって加熱器チャンバに容易に固定されてもよいことを理解することができる。
本発明の装置は、単一の加熱器の内部で液体の加熱および空気の放出の機能を組み合わせるという利点を有する。この結果、飲料生成装置の内部の場所が節約され、生産コストが低減される。
1…飲料生成チャンバ、2…ポンプ、3…加熱器、31…加熱器チャンバ、31a…加熱器チャンバの上面、31b…加熱器チャンバの下面、32…加熱器の液体入口、33…加熱器の液体出口、331…液体出口コネクタ、34…加熱体、35…加熱器の空気出口、36…加熱器に関する命令、4、5…弁、6…温度センサ、7…タンク、8…コントローラ、9…針、10…支持部品、11…ハウジング、12…飲料生成装置、13…カプセル、131…カプセルの封入部、132…濾過壁、133…封止壁、134…飲料出口、14…ブラケット、14a、14b、14c…ブラケットの穴、15a、15b…加熱器チャンバの凹部、16…ねじ。

Claims (15)

  1. 液体と飲料原材料(14)とを相互作用させるように設計された飲料生成チャンバ(1)と、
    前記液体を圧送するためのポンプ(2)と、
    圧送された前記液体を加熱するための加熱器(3)と
    を備え、前記加熱器が、
    前記液体の導入用の液体入口(32)および前記液体の放出用の液体出口(33)を有する加熱器チャンバ(31)と、
    前記加熱器チャンバに収容されている加熱体(34)と
    を備える飲料生成装置(12)において、
    前記液体出口(33)が、前記加熱器チャンバの上面(31a)に配置され、
    前記加熱器チャンバが、空気の放出用の空気出口(35)を備え、該空気出口が、水平線に関して前記液体出口(33)よりも高い位置に配置されていることを特徴とする、飲料生成装置(12)。
  2. 前記空気出口が、前記加熱器チャンバの最も高い垂直位置に配置されている、請求項1に記載の飲料生成装置(12)。
  3. 前記加熱器チャンバの前記空気出口(35)および前記液体出口(33)は、空気が前記液体出口(33)を通る水流によって吸い込まれないように十分に離れている、請求項1または2に記載の飲料生成装置(12)。
  4. 前記加熱器チャンバは、前記空気出口(35)が水平線に関して前記液体出口(33)よりも高い位置にくるように傾けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の飲料生成装置(12)。
  5. 前記加熱器チャンバは、前記空気出口(35)が前記加熱器チャンバの最も高い位置にまたは前記加熱器チャンバの最も高い位置の近くにくるように傾けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の飲料生成装置(12)。
  6. 前記加熱器チャンバは、該加熱器チャンバの長手方向軸線(XX’)が垂直軸線に対して角度(α)をなすように傾けられており、前記角度(α)が、少なくとも1°、好ましくは少なくとも5°、さらにより好ましくは5°〜20°である、請求項4または5に記載の飲料生成装置(12)。
  7. 前記加熱器チャンバが基本的にシリンダの形状を有し、前記シリンダの少なくとも上底部(31a)が、切頭形であり、前記加熱器チャンバの前記空気出口(35)が、前記加熱器チャンバの前記シリンダの前記切頭形の上底部(31a)に配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の飲料生成装置(12)。
  8. 前記加熱器チャンバの前記シリンダが、前記加熱器チャンバの長手方向軸線(XX’)に垂直な平面に対して角度(α)をなす平面(P)によって切頭形となっており、前記角度(α)が、少なくとも1°、好ましくは少なくとも5°、さらにより好ましくは5°〜20°である、請求項7に記載の飲料生成装置(12)。
  9. 前記加熱器チャンバの前記液体入口(32)および前記液体出口(33)が、前記加熱器チャンバの正反対の部分(31a、31b)に配置されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の飲料生成装置(12)。
  10. 前記液体出口(33)に液体弁(4)が設けられており、前記空気出口(35)に空気弁(5)が設けられている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の飲料生成装置(12)。
  11. 前記液体弁(4)を開放するための圧力値が、前記空気弁(5)を開放するための圧力値よりも大きい、請求項1に記載の飲料生成装置(12)。
  12. 前記加熱器に温度センサ(6)が設けられている、請求項1〜11のいずれか一項に記載の飲料生成装置(12)。
  13. 前記加熱体(34)が、動作可能に前記温度センサ(6)と接続されている、請求項12に記載の飲料生成装置(12)。
  14. 前記加熱体(34)が螺旋の形状を有し、前記加熱器チャンバ(31)は、前記螺旋が嵌め込まれるリングを形成するように該加熱器チャンバ(31)の中心軸線に沿って凹んでいる、請求項1〜13のいずれか一項に記載の飲料生成装置(12)。
  15. 請求項1に記載の飲料生成装置(12)であって、
    前記空気出口(35)に空気弁(5)が設けられており、
    前記加熱器に温度センサ(6)が設けられており、
    前記加熱体(34)が螺旋の形状を有し、前記加熱器チャンバ(31)は、前記螺旋が嵌め込まれるリングを形成するように該加熱器チャンバ(31)の中心軸線に沿って凹んでおり、
    前記加熱器が、前記飲料生成チャンバへの出口コネクタ(331)、前記空気弁(5)、および前記温度センサ(6)を前記加熱器チャンバ(31)に取り付けるための共通のブラケットを備える、飲料生成装置(12)。
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