JP2014526202A - セルid共有されているヘテロジニアス・ネットワークにおけるアップリンク電力制御に用いられる方法 - Google Patents

セルid共有されているヘテロジニアス・ネットワークにおけるアップリンク電力制御に用いられる方法 Download PDF

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Abstract

セルIDが共有されているヘテロジニアス・ネットワークにおいては、現在の電力制御機構は、単に、1つのマクロセルにおけるすべてのUEに対して共通の電力制御パラメータを設定するのであるが、これは、実際に関連する無線アクセスポイントの受信電力と一致せず、深刻な干渉を生じさせる可能性がある。本発明は、セルIDが共有されているヘテロジニアス・ネットワークのUEにおけるアップリンク電力制御に用いられる方法を提供する。この方法では、無線アクセスポイントが、UEに、ヘテロジニアス・ネットワークにおけるそのUEの関連する無線アクセスポイントと関係する電力制御パラメータを伝え、UEは、伝えられた電力制御パラメータに従ってアップリンク電力を決定し、決定されたアップリンク電力に基づいて、アップリンク・データを送信する。本発明は、セルIDが共有されているヘテロジニアス・ネットワークにおける異なる複数の無線アクセスポイントと関連するUEのためにアップリンク電力を設定して、それらのUEが、それらの無線アクセスポイントと整合している電力制御パラメータを有するようにできる。こうして、ヘテロジニアス・ネットワーク(図1)における複数のネットワークの異なる層の間で、パフォーマンスが均等になることが可能になる。

Description

本発明は、無線通信技術に関し、特に、ヘテロジニアス・ネットワークにおけるアップリンク電力制御技術に関する。
3GPP TS36.213で定義されているように、LTEのアップリンク(UL)電力制御は、開ループ機構と閉ループ機構との組み合わせである。ここで、開ループ機構とは、ユーザ機器(UE)の送信電力がダウンリンク(DL)経路損失の評価に依存することを意味し、他方で、閉ループ機構とは、ネットワークが、ダウンリンクにおいて送信される明示的な電力制御コマンドによって直接に、UEの送信電力を追加的に制御できることを意味する。開ループ電力制御(OLPC)は、UEの送信電力を粗く調整する責任を主に有しており、すべてのUEに対してある平均的な受信信号電力を得るために、経路損失の遅い変化を主に補償する。閉ループ電力制御(CLPC)は、電力設定のUE固有の調整のために主に用いられるが、チャネルの急な変更の影響を排除することができ、更に、全体的なネットワーク・パフォーマンスを更に最適化するために、受信SINRと整合することが可能であるか、または、可能な限り受信SINRと整合するのに近い状態にすることが可能である。
PUSCH送信のために予定されているリソース・ブロックの数量に従って、それぞれのサブフレームでの送信電力(すなわち、アップリンク電力)は、準静的(semi-static)な動作点および動的バイアスから導かれる。3GPPでは、PUSCH送信の電力制御の公式は、次の表現によって定義される。
=min{Pmax,10・log10(M)+P+α・PLDL+ΔMCS+δ} (1)
ここで、Pは与えられたサブフレームの送信電力であり、Pmaxは例えば23dBmであるUEの許容される最大送信電力であり、Mは物理リソース・ブロック(PRB)の数量によって測定されたPUSCHの帯域幅であり、PLDLはUEによって測定されたダウンリンク経路損失である。
更に、Pは、準静的なベース・レベルである。αは、開ループ経路損失の補償係数であって、セル相互間の干渉とセル負荷とを含む多くの因子に依存する。
他には、ΔMCSは変調符号化方式(MCS)と関係するコンポーネントであり、異なる変調方式と符号化速度とは異なるSINRを必要とするという事実を反映している。δは、明示的なTPCコマンドによって示されるUE固有の調整値であり、準静的な動作点におけるUE固有のCLPC補正値である。
以上は、3GPPにおける電力制御方式の紹介である。以下では、ヘテロジニアス・ネットワークにおける同一チャネル干渉について説明し、現在の技術に存在する問題点を紹介する。
図1に示されているように、ヘテロジニアス・ネットワークにおいて深刻なUL同一チャネル干渉が生じる可能性があるのには、2つの場合がある。第1は、マクロセルのエッジにおいて、マクロUE(MUE)が、eNBに対し、これらのMUEとeNBとの間での大きな経路損失を克服するために、大きな電力を用いて送信を行う場合である。この場合、ピコeNB(またはRRH)のRRH2がマクロセルのエッジに位置するならば、RRH2と関連するピコUE(PUE)は、大きな電力を用いてUL信号を送信するMUEの深刻な干渉を被る。他方で、RRHが、RRH1などのマクロeNBに近接して位置する場合には、RRH1と関連するPUEによって送信されるUL信号は、UL信号をマクロeNBに送信するMUEに対する深刻な干渉となりうる。
上述した異なる場合における同一チャネル干渉を調整するためには、異なる複数のRRHと関連する複数のUEのUL電力制御は、異なる設計上の目標を有していなければならない。例えば、セルのエッジに位置するRRHに対しては、それらと関連するUEは、MUEからの干渉を克服するために、より大きな送信電力を用いなければならない。別の例では、マクロeNBの近くのRRHにとっては、それらと関連するUEは、MUEへの深刻な干渉を回避するために、より小さな送信電力を用いなければならない。したがって、RRHとマクロeNBとの間の相対的な位置関係に応じた調整など、電力制御の適応的な調整が好ましい。(J. Gora, K. I. Pedersen, A. Szufarska and S. Strzyz, 「Cell-specific uplink power control for heterogeneous networks in LTE」, IEEE VTC2010-Fall, Canada Ottawa, 2010年9月)
アップリンクCoMPに対しては、異なる受信点の間の協調的な処理に起因して、従来型の電力制御パラメータは、特定のアップリンクCoMPアルゴリズムを考慮するような修正が必要である。特に、アップリンクCoMPの協調エリアが異なる複数のUEに対して異なっているシナリオでは、従来型のOLPCパラメータは、CoMP利得を完全に用いるように再考されること必要である。
以上の分析に基づくと、送信電力の共通の設定は、ヘテロジニアス・ネットワークにおいて、特にCoMPにとって、最適ではない。ピコセルにおけるパフォーマンスを代償にして、マクロセルでのよりすぐれたパフォーマンスを達成するために、送信電力を調整することが可能である。その逆も可能である。送信電力の適切な設定は、これら2つの層のセルのパフォーマンスの間の均等性に従って、選択することができる。
現在の合意では、シナリオ4が、調査されるべき重要なシナリオの1つである。シナリオ4とは、マクロセルがカバーする範囲内に低電力の複数のRRHを備えたヘテロジニアス・ネットワークであって、RRHによって作成された送信/受信点が、マクロeNBの場合と同じセルIDを有しているものである。
3GPPで定義されている現在のアップリンク電力制御の方法論では、異なるRRHに関連するUEとマクロeNBとに対し、それぞれの電力制御パラメータ設定を実現することはできない。その理由は、ベース・レベルPと経路損失補償係数αとは、セルに固有のパラメータであり、RRCシグナリングによってブロードキャストされるからである。これは、つまり、マクロセルがカバーする範囲内にあるすべてのUEは、それらのUEが実際に関連付けられている異なる点とは無関係に、1つの共通の電力制御パラメータ設定を共有していることを意味する。したがって、このタイプのヘテロジニアス・ネットワーク配置における2層のネットワークのパフォーマンスは、上述した非整合的な電力制御設定によって潜在的に生じる深刻な影響のために、最適化されていない。
更に、セルIDが共有されているヘテロジニアス・ネットワークにおいては、協調処理(coordinated processing)では、完全なアップリンクCoMPを達成できないことが明らかである。これは、協調処理がCoMP UEと非CoMP UEとに対する電力設定を区別しないから、という理由に起因する。
J. Gora, K. I. Pedersen, A. Szufarska and S. Strzyz, 「Cell-specific uplink power control for heterogeneous networks in LTE」, IEEE VTC2010-Fall, Canada Ottawa,2010年9月
本発明の主な目的は、それぞれのUEの電力制御パラメータを個別に設定できない、という技術的問題を解決することである。本発明は、電力制御パラメータを設定する方法、例えば、セルIDが共有されているヘテロジニアス・ネットワークの異なる場所におけるUEのために電力制御パラメータを設定し、2層ネットワークのパフォーマンスの間の均等性を実現する方法を、いくつか提案する。
本発明のある態様により、セルIDが共有されているヘテロジニアス・ネットワークのUEにおけるアップリンク電力制御に用いられる方法が提供され、この方法は、
(i)ヘテロジニアス・ネットワークにおいて、UEの関連する無線アクセスポイントと関係する電力制御パラメータを受け取るステップと、
(ii)電力制御パラメータに従って、アップリンク電力を決定するステップと、
(iii)決定されたアップリンク電力に基づいてアップリンク・データを送信するステップと、を含む。
この態様によれば、UEと関連する無線アクセスポイントの電力制御パラメータが、そのUEに提供され、それによって、セルIDが共有されているヘテロジニアス・ネットワークにおいて別の位置にある(すなわち、異なる無線アクセスポイントに関連する)UEは、その位置と整合的な電力制御パラメータをそのUEが有するようにさせるアップリンク電力を有するように、設定される。したがって、eNBとRRHとによってそれぞれ管理される異なる複数のネットワーク層の間での性能の均等性が、ヘテロジニアス・ネットワークにおいて、可能になる。好ましくは、最適なパフォーマンスがRRHにおいて取得され、マクロセルのパフォーマンスに干渉しない。
好適な実施形態によれば、ステップ(i)は、
(a)無線アクセスポイントによってブロードキャストされた少なくとも2つのグループの電力制御パラメータを受け取るステップであって、これら少なくとも2つのグループの電力制御パラメータは、異なる関連付け可能な無線アクセスポイントとそれぞれ関係する、ステップと、
(b)これら少なくとも2つのグループの電力制御パラメータのうちの1つのグループを用いることを決定するステップと、を含むか、または、ステップ(i)は、
(a)ヘテロジニアス・ネットワークのマクロセルと関係する無線アクセスポイントによってブロードキャストされた電力制御パラメータの第1のコンポーネントと、無線アクセスポイントによってブロードキャストされ異なる関連付け可能な無線アクセスポイントとそれぞれが関係する電力制御パラメータの第2のコンポーネントの少なくとも2つのグループとを受け取るステップと、
(b)関連付け可能な無線アクセスポイントと関係する第2のコンポーネントの少なくとも2つのグループのうちの1つのグループを決定し、決定されたグループとヘテロジニアス・ネットワークのマクロセルと関係する電力制御パラメータの第1のコンポーネントとを組み合わせ、用いられる電力制御パラメータを得るステップと、を含む。
この実施形態は、無線アクセスポイントがオプションであるパラメータの複数の組をブロードキャストして、UEが能動的または受動的にパラメータのうちの1つを選択する方法を提案している。この方法の長所は、UEによって用いられるパラメータを告知するためのUE固有の情報を省略するまたは節約することである。
別の好適な実施形態によれば、ステップ(i)は、
(a)電力制御パラメータと関係し、無線アクセスポイントによってUE固有のシグナリングで送信され、関連する無線アクセスポイントと関係する値を受け取るステップと、
(b)電力制御パラメータと関係する値に基づき、所定の関数を用いることにより、電力制御パラメータを計算するステップと、を含む。
この好適な実施形態の長所は、システム情報のオーバーヘッドを減少させ、少数のUE固有のシグナリングだけを用いるという点である。
別の好適な実施形態によれば、ステップ(i)は、
(a)UE固有のシグナリングで送信された電力制御パラメータを受け取るステップを含む。
この実施形態の長所は、システム情報のオーバーヘッドを減少させる点である。
別の好適な実施形態によれば、電力制御パラメータは、準静的なベース・レベルと、開ループ経路損失の補償係数とを含み、ステップiでは、準静的なベース・レベルと開ループ経路損失の補償係数とを受け取るモードは異なる。
この実施形態の長所は、現実に提供されることが必要とされる電力制御パラメータにより、シグナリング・オーバーヘッドを節約するという原則を介して、適切なモードを用いることによって提供することが可能となり、これによって、本発明に対し、柔軟性が更に提供される。
別の好適な実施形態によれば、UEが関連する無線アクセスポイントと通信するときには、電力制御パラメータは、ヘテロジニアス・ネットワークにおける他のネットワークへの干渉を制御する、および/または、ヘテロジニアス・ネットワークにおける他のネットワークからの干渉に起因する効果を制御するためのものである。
これに対応して、本発明の第2の態様によれば、共有されたセルIDを有するヘテロジニアス・ネットワークの無線アクセスポイントにおいて、UEのアップリンク電力制御に用いられ、電力制御パラメータをUEに伝える方法が提供される。なお、この方法では、電力制御パラメータは、ヘテロジニアス・ネットワークにおけるUEの関連する無線アクセスポイントと関係する。
上述したおよびそれ以外の特徴、目的、および長所は、次の図面が参照されている非制限的な実施形態に関する詳細な説明を読むことにより、更に明らかになるであろう。
ヘテロジニアス・ネットワークに存在しうる2つの種類の干渉を示している。
この図面では、同じまたは類似の参照符号は、同じまたは類似のコンポーネントを表している。
最初に、以下では、電力制御パラメータと無線アクセスポイントとの間でのいくつかのタイプの関連付けについて、説明する。
− タイプ1 電力制御パラメータが、マクロ無線アクセスポイントとマイクロ無線アクセスポイントとで異なる。
・サブタイプ1 電力制御パラメータが、それぞれのマイクロeNBに対して同じである。このサブタイプは、複数のRRHが同じまたは類似の干渉に関する特徴を有する場合に設定できる。例えば、すべて屋内に位置していて、すべての信号が深刻な侵入損失(penetration loss)を被るような場合である。よって、RRHの近傍に位置するUEは、マクロ無線アクセスポイントと関連するUEのアップリンク信号への干渉を生じさせることなく、送信電力を増大させることができる。したがって、第1の組の電力制御パラメータを、マクロ無線アクセスポイントと関連するUEに対して決定することができ、第2の組の電力制御パラメータを、RRHと関連するUEに対して決定することができる。
・サブタイプ2 電力制御パラメータが、屋内にあるすべてのRRHに対して同じであるか、または、屋外にあるすべてのRRHに対して同じである。このサブタイプは、上述したサブタイプ1の更なる考察である。屋外で用いられている幾つかのRRHを考察すると、それらの信号は、侵入損失によって影響されない。だから、第1の組の電力制御パラメータを、マクロ無線アクセスポイントと関連するUEに対して決定することができ、第2の組の電力制御パラメータを、屋内で用いられているRRHと関連するUEに対して決定することができ、第3の組の電力制御パラメータを、屋外で用いられているRRHと関連するUEに対して決定することができる。
− タイプ2 準静的なベース・レベルPがそれぞれのマイクロ無線アクセスポイントに対して異なり、経路損失補償係数がすべてのマイクロ無線アクセスポイントに対して同じである。
ある場合には、RRHで測定されるアップリンク干渉レベルは、そのRRHの位置に依存する。すなわち、アップリンク干渉レベルは、マクロ無線アクセスポイントとの距離に従って変動する。そして、好ましくは、準静的なベース・レベルPは、RRHの位置に従って変動しうるのであって、例えばRRHの経路損失は、マクロ無線アクセスポイントとの距離に従って変動しうる。例えば、あるマイクロUEが関連しているRRHは、マクロeNBから離れれば離れるほど、マクロUEによって生じるアップリンク干渉を、ますます深刻に受けることになるから、このマイクロUEによって用いられる準静的なベース・レベルPは、更に大きくなければならない。これは逆もまた正しい。
− タイプ3 準静的なベース・レベルPと経路損失補償係数αとが、それぞれのマイクロ無線アクセスポイントに対して異なる。
このタイプは、より大きな柔軟性を有しており、異なるセルIDを許容するヘテロジニアス・ネットワークで得られる電力制御の柔軟性と類似する。しかし、このタイプは、潜在的に、より多くのシグナリング・オーバーヘッドを必要とする。
上述した複数のタイプの関連付けは、単なる例示である。これらの複数のタイプの関連付けに関する説明の後で、以下では、まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
この実施形態では、少なくとも2つのグループの電力制御パラメータが無線アクセスポイントによってUEにブロードキャストされ、この少なくとも2つのグループの電力制御パラメータは、異なる関連付け可能な無線アクセスポイントと、それぞれ関係している。それぞれのUEは、この少なくとも2つのグループの電力制御パラメータのうちの1つのグループを選択して用いる。
どのように選択するかについては、ある場合には、UEは、無線アクセスポイントによってUE固有のシグナリング(signaling)で送信される少なくとも2つのグループの電力制御パラメータのうちの1つのグループに関する指示を受け取ることができる。詳しくは、無線アクセスポイント(マクロ無線アクセスポイント、または、マイクロ無線アクセスポイント)は、UEに、格別にUE固有のシグナリングで、どちらのグループを用いるべきかを伝えることができる。例えば、2つのグループの電力制御パラメータがセルにおいてブロードキャストされる場合には、UEシグナリングにおける1ビットを、どちらのグループを用いるべきかを示すのに用いることができる。
別の場合には、UEは、無線測定結果に基づく所定の規則に従って、少なくとも2つのグループの電力制御パラメータのうちの1つのグループを選択する。
詳しくは、無線測定結果は、次の通りでありうる。
− UEが測定するように構成されているCSI−RSの任意の組(例えば、それぞれのRRHに対応するCSI−RSの組)など、任意の基準信号の信号強度、SNR、またはSINRである。測定結果が所定のしきい値よりも大きいときには、UEは、ある1組の電力制御パラメータを選択し、それ以外の場合には、UEは、別の組を選択する。なお、所定のしきい値は、無線アクセスポイントからのシグナリングによって、UEに伝えることができる。
− ある与えられた基準信号(例えば、マクロ無線アクセスポイントに対応するCRS)と別の基準信号(例えば、RRHに対応するCRS)との間の信号強度、SNR、またはSINRにおける差である。この差が所定のしきい値よりも大きいときには、UEは、ある1組の電力制御パラメータを選択し、それ以外の場合であれば、UEは、別の組を選択する。
− ある与えられた基準信号(例えば、マクロ無線アクセスポイントに対応するCRS)と別の基準信号(例えば、RRHに対応するCRS)との間の経路損失における差である。この差が所定のしきい値よりも大きいときには、UEは、ある1組の電力制御パラメータを選択し、それ以外の場合には、UEは、別の組を選択する。この場合には、測定される基準信号の送信電力レベルも、UEに伝えられなければならない。
いくつかの実施形態では、それぞれのグループの電力制御パラメータが、経路損失補償係数αや準静的なベース・レベルPなどのような単一のパラメータで構成される場合がある。他の場合には、それぞれのグループのパラメータが、2つのパラメータの両方、および/または、他の電力制御パラメータを含む場合がある。
より詳しくは、マクロセルについては、マクロセルの準静的なベース・レベルPと経路損失補償係数αとを、現在のブロードキャスト・ソリューションを経由して、UEに伝えることができる。そして、RRH1に近接して位置する(すなわち、RRH1と関連する)UEは電力制御パラメータ{P0_1,α_1}を用いることができ、RRH2に近接して位置する(すなわち、RRH2と関連する)UEは電力制御パラメータ{P0_2,α_2}を用いることができ、以下同様である。
この実施形態は、上述した3つのタイプと組み合わせると、それぞれ以下の特徴を有する。
・タイプ1の場合には、複数のRRHが同じ電力制御パラメータを用いるので、または、屋内の複数のRRHが、もしくは、戸外の複数のRRHが、それぞれ同じ電力制御パラメータを用いるので、システム情報に追加するために1グループまたは2グループの電力制御パラメータが必要となるだけであり、したがって、割増分のオーバーヘッドが、より少なくなる。
・タイプ2の場合には、追加されるシステム情報は、すべてのRRHによって共有される1つの余分な経路損失補償係数αと、それぞれのRRHにおいてそれぞれ用いられる複数の準静的なベース・レベルPとで構成される。
・タイプ3の場合には、追加されるシステム情報は、それぞれのRRHにおいてそれぞれ用いられる複数の余分な経路損失補償係数αと、複数の準静的なベース・レベルPとで構成される。これは、潜在的に、ネットワークに対し、ある程度のオーバーヘッドの問題を生じさせる。
ある変更のなされた実施形態では、ヘテロジニアス・ネットワークのマクロセルに関係する電力制御パラメータの第1のコンポーネントと、異なる関連付け可能な複数のRRHにそれぞれ関係する電力制御パラメータの第2のコンポーネントの少なくとも2つのグループとが、無線アクセスポイントによってUEにブロードキャストされる。そして、ある場合には、少なくとも2つのグループの第2のコンポーネントのうちの1つのグループに関する指示が、無線アクセスポイントによって、UE固有のシグナリングでUEに送信される。別の場合には、UEは、無線測定結果に基づく所定の規則に従って、少なくとも2つのグループの第2のコンポーネントのうちの1つのグループを選択する。後に、UEは、無線アクセスポイントによって示されたか、または、UEによって選択された第1のコンポーネントと第2のコンポーネントとを組み合わせて、用いられる電力制御パラメータを得る。この変更のなされた実施形態は、本質的に上述した第1の実施形態と類似している。このトピックに関しては、これ以上の説明を割愛する。
以下では、本発明の第2の実施形態について説明する。
この実施形態では、すべてのRRHの電力制御パラメータは、電力制御パラメータに関係する1つのまたは複数のある値の関数として設計される。例えば、既に引用した J. Gora, K. I. Pedersen, A. Szufarska and S. Strzyz, 「Cell-specific uplink power control for heterogeneous networks in LTE」では、RRHの近傍に位置するUEの準静的なベース・レベルPは、RRHからマクロ無線アクセスポイントへの経路損失PLRRH−eNBの関数として設計される。
=round(a+b・PLRRH−eNB) (2)
ここで、パラメータaおよびbは、オペレータまたはベンダによって特定されるので、すべてのRRHに対して同じであり、高レベルのシグナリングを経由してすべてのUEにブロードキャストすることができる。PLRRH−eNBの値はRRHの位置に応じて変動し、マクロ無線アクセスポイントまたはマイクロ無線アクセスポイントによって、UE固有のシグナリングを経由して、UEに送信されうる。そして、PLRRH−eNBの値に基づき、UEは、表現(2)によって定義されるような関数を用いて、用いられるべき準静的なベース・レベルPを計算する。準静的なベース・レベルPは他の相対値の関数として定義することも可能であり、経路損失補償係数αもまた相対値の関数として定義することが可能であることは理解されるであろう。このトピックについては、これ以上の説明を割愛する。
電力制御パラメータと無線アクセスポイントとの間の上述したいくつかのタイプの関連付けを考察すると、この実施形態は、複数の準静的なベース・レベルPと経路損失補償係数αとを有するタイプ2およびタイプ3の場合に、より適している。
第1の実施形態と比較すると、第2の実施形態は、システム情報のオーバーヘッドを減少させ、高レベルのUE固有のシグナリングの限定されたオーバーヘッドを追加するだけである。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
この実施形態では、無線アクセスポイント(マクロ無線アクセスポイント、または、マイクロ無線アクセスポイント)は、UE固有のシグナリング経由で、電力制御パラメータをUEに送信する。
ある場合には、電力制御パラメータを、iを1からnまでの自然数として、{P+ΔP0_i,α+Δα_i}と書くことができる。なお、Pおよびαは、マクロ無線アクセスポイントで用いられる一般的なコンポーネントである。{ΔP0_i,Δα_i}は、それぞれのRRHでそれぞれ用いられるコンポーネントである。
すると、好ましくは、無線アクセスポイントは、あるUEと関連するRRHのコンポーネント{ΔP0_i,Δα_i}を、UE固有のシグナリングを経由して、そのUEに送信する。
そして、無線アクセスポイントは、電力制御パラメータのコンポーネントPおよびαを、そのUEにブロードキャストする。ここで、UEはマクロセルと関係している。
UEは、マクロセルと関係するコンポーネントPおよびαと、関連するRRHと関係するコンポーネント{ΔP0_i,Δα_i}とを組み合わせ、アップリンク電力制御パラメータを得る。
この実施形態は、システム情報のオーバーヘッド負荷を減少させる。{ΔP0_i,Δα_i}はUE固有のパラメータであるから、電力制御パラメータと無線アクセスポイントとの間の上述したいくつかのタイプの関連付けを考慮すると、この実施形態は、同じ高レベルのシグナリング・オーバーヘッドを有する。
第2の実施形態と比較すると、この実施形態は、タイプ2に対して同じ程度のUE固有のシグナリング・オーバーヘッドを有し、タイプ3に対しては2倍を有する。
3GPP R8では、UE固有の補正コンポーネントが存在することは、注意しておく価値がある。しかし、その補正コンポーネントは、UE電力構成におけるシステムエラーを補正するのに用いられるのであって、UEの関連する無線アクセスポイントとは関係がなく、その範囲は、それぞれのRRHとマクロeNBとにおけるUEの電力構成の差異をカバーすることはできない。他方で、UEが関連する無線アクセスポイントと通信するときには、本発明の電力制御パラメータは、ヘテロジニアス・ネットワークにおける他のネットワークへの干渉を制御する、および/または、ヘテロジニアス・ネットワークにおける他のネットワークからの干渉に起因する影響を制御するのに、用いられる。
以上で、本発明の3つの実施形態について説明したのであるが、準静的なベース・レベルPや経路損失補償係数αなどの電力制御パラメータは、それぞれが、上述した3つの実施形態や本発明の特許請求の範囲に属するそれ以外の実施形態においては、同じまたは異なるソリューションを用いることによって、制御されうる。例えば、準静的なベース・レベルPは第1の実施形態によって制御され、同時に、経路損失補償係数αは第2または第3の実施形態によって制御される。
準静的なベース・レベルPや経路損失補償係数αなどの電力制御パラメータを決定すると、次に、UEは、その電力制御パラメータに従ってアップリンク電力を決定する。詳しくは、UEは、例えばΔMCSやδなどの閉ループ電力制御パラメータを更に得て、上述した関係(1)に従って実際の送信電力Pを計算することができる。
実際の送信電力Pを計算した後で、UEは、その決定された送信電力Pに基づいて、アップリンク・データを送信する。
上述の実施形態は本発明を限定するものではなく、単なる例示であることは、説明しておく必要がある。本発明の精神から逸脱しない技術的解決策であれば、どのようなものでも、本発明の範囲に属するべきであり、異なる実施形態およびスケジューリング方法において生じた異なる技術的特徴を組み合わせてすぐれた効果を奏することができることも、含まれる。なお、特許請求の範囲におけるどのような参照符号も関係する請求項への限定であると考えるべきではなく、「含む(comprises)」という用語は特許請求の範囲または明細書に記載のない装置(equipments)またはステップを排除することはなく、ある装置の前に置かれた「1つの(one)」という用語は、その装置が複数個存在することを排除しない。

Claims (15)

  1. UEにおけるアップリンク電力制御に用いられる方法であって、
    (i)前記UEへの関連する基準信号と関係する電力制御パラメータを受け取るステップと、
    (ii)前記電力制御パラメータに従って、アップリンク電力を決定するステップと、
    (iii)前記決定されたアップリンク電力に基づき、アップリンク・データを送信するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記ステップ(i)が、
    (a)無線アクセスポイントによってブロードキャストされた少なくとも2つのグループの電力制御パラメータを受け取るステップであって、前記少なくとも2つのグループの電力制御パラメータは、異なる関連付け可能な無線アクセスポイントとそれぞれ関係する、ステップと、
    (b)前記少なくとも2つのグループの電力制御パラメータのうちの1つのグループを用いることを決定するステップと、
    を含むか、または、前記ステップ(i)が、
    (a)マクロセルと関係する無線アクセスポイントによってブロードキャストされた前記電力制御パラメータの第1のコンポーネントと、前記無線アクセスポイントによってブロードキャストされ、異なる関連付け可能な無線アクセスポイントとそれぞれが関係する前記電力制御パラメータの第2のコンポーネントの少なくとも2つのグループとを受け取るステップと、
    (b)前記関連付け可能な無線アクセスポイントと関係する前記第2のコンポーネントの前記少なくとも2つのグループのうちの1つを決定し、前記決定されたグループと前記マクロセルと関係する前記電力制御パラメータの前記第1のコンポーネントとを組み合わせ、用いられる電力制御パラメータを得るステップと、
    を含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記ステップ(b)が、
    前記少なくとも2つのグループの前記電力制御パラメータのうちの前記1つのグループか、または、前記電力制御パラメータの第2のコンポーネントに関する指示を受け取るステップであって、前記指示は前記無線アクセスポイントによりUE固有のシグナリングで送信される、ステップと、
    前記少なくとも2つのグループの前記電力制御パラメータのうちの1つのグループか、または、前記電力制御パラメータの前記第2のコンポーネントを、無線測定結果に基づく所定の規則に従って選択するステップであって、前記無線測定結果は、
    与えられた基準信号の信号強度、SNR、またはSINRと、
    2つの与えられた基準信号の信号強度、SNR、またはSINRの差と、
    2つの与えられた基準信号の経路損失の差と、
    のうちの少なくともいずれか1つを含む、ステップと、
    のうちの任意のステップを含む、請求項2記載の方法。
  4. 前記ステップ(i)が、
    (a)前記電力制御パラメータと関係し、前記無線アクセスポイントによってUE固有のシグナリングで送信され、前記関連する無線アクセスポイントと関係する値を受け取るステップと、
    (b)前記電力制御パラメータと関係する前記値に基づき、所定の関数を用いることにより、前記電力制御パラメータを計算するステップと、
    を含む、請求項1または2記載の方法。
  5. 前記ステップ(i)が、
    (a)UE固有のシグナリングで送信された前記電力制御パラメータを受け取るステップを含む、請求項1または2記載の方法。
  6. 前記ステップ(a)が、
    前記関連する無線アクセスポイントと関係する前記電力制御パラメータのコンポーネント受け取るステップであって、前記コンポーネントがUE固有のシグナリングで送信される、ステップを含み、前記ステップ(i)が、
    ブロードキャストされ、前記マクロセルと関係する前記電力制御パラメータのコンポーネントを受け取るステップと、
    前記マクロセルと関係する前記コンポーネントと、前記関連する無線アクセスポイントと関係するコンポーネントとを組み合わせて、前記電力制御パラメータを得るステップと、
    を含む、請求項5記載の方法。
  7. 前記電力制御パラメータが、マクロ無線アクセスポイントとピコ無線アクセスポイントとに対して異なり、
    それぞれのピコ無線アクセスポイントに対して同じであり、
    それぞれの屋内無線アクセスポイントに対して、もしくは、それぞれの戸外無線アクセスポイントに対して、同じであり、または
    それぞれのピコ無線アクセスポイントに対して異なる、という条件を前記電力制御パラメータが満たしている、請求項1記載の方法。
  8. 前記電力制御パラメータが準静的なベース・レベルと開ループ経路損失の補償係数とを含み、前記電力制御パラメータがそれぞれのピコ無線アクセスポイントに対して異なるときには、
    前記準静的なベース・レベルは、異なるピコ無線アクセスポイントに対して異なり、かつ
    開ループ経路損失の前記補償係数は、それぞれのピコ無線アクセスポイントに対して同じであり、または
    開ループ経路損失の前記補償係数は、それぞれのピコ無線アクセスポイントに対して異なる、という条件を前記パラメータが満たしている、請求項7記載の方法。
  9. 前記電力制御パラメータが準静的なベース・レベルと開ループ経路損失の補償係数とを含み、前記準静的なベース・レベルと前記開ループ経路損失とを前記ステップ(i)において受け取る態様は同じか、または異なる場合があり、および/または
    前記UEが前記関連する無線アクセスポイントと通信するときには、前記電力制御パラメータは、他のネットワークへの干渉を制御する、および/または、他のネットワークからの干渉に起因する効果を制御するためのものである、請求項1記載の方法。
  10. 無線アクセスポイントにおいて、UEのアップリンク電力制御に用いられ、電力制御パラメータを前記UEに伝える方法であって、前記電力制御パラメータは前記UEの関連する無線アクセスポイントと関係する、方法。
  11. (a)少なくとも2つのグループの電力制御パラメータを前記UEにブロードキャストするステップであって、前記少なくとも2つのグループの電力制御パラメータが、異なる関連付け可能な無線アクセスポイントとそれぞれ関係しているステップか、または、
    (a)マクロセルに関係する前記電力制御パラメータの第1のコンポーネントと、異なる関連付け可能な無線アクセスポイントとそれぞれ関係する前記電力制御パラメータの第2のコンポーネントの少なくとも2つのグループとを、前記UEにブロードキャストするステップを含む、請求項10記載の方法。
  12. 前記少なくとも2つのグループの電力制御パラメータのうちの前記1つのグループまたは電力制御パラメータの第2のコンポーネントに関する指示を、UE固有のシグナリングで前記UEに送信するステップを含む、請求項11記載の方法。
  13. (a)前記電力制御パラメータと関係する値を、UE固有のシグナリングで、前記UEに送信するステップをさらに含むか、または、
    (a)前記関連する無線アクセスポイントと関係する前記電力制御パラメータのコンポーネントを、UE固有のシグナリングで、前記UEに送信するステップと、(b)マクロセルと関係する電力制御パラメータのコンポーネントを前記UEにブロードキャストするステップであって、前記マクロセルと関係する前記コンポーネントと、前記関連する無線アクセスポイントと関係する前記コンポーネントとは、組み合わされて、前記電力制御パラメータとなる、ステップとをさらに含む、
    請求項10記載の方法。
  14. 前記電力制御パラメータが、マクロ無線アクセスポイントとピコ無線アクセスポイントとに対して異なり、かつ、
    前記電力制御パラメータがそれぞれのピコ無線アクセスポイントに対して同じであるか、
    前記電力制御パラメータがそれぞれの屋内無線アクセスポイントもしくはそれぞれの戸外無線アクセスポイントに対して同じであるか、または
    前記電力制御パラメータがそれぞれのピコ無線アクセスポイントに対して異なり、
    前記電力制御パラメータが、準静的なベース・レベルと、開ループ経路損失の補償係数とを含み、前記電力制御パラメータがそれぞれのピコ無線アクセスポイントに対して異なるときには、
    前記準静的なベース・レベルが、異なるピコ無線アクセスポイントに対して異なっており、かつ
    開ループ経路損失の前記補償係数がそれぞれのピコ無線アクセスポイントに対して同じであり、または
    開ループ経路損失の前記補償係数がそれぞれのピコ無線アクセスポイントに対して異なる、という条件を前記電力制御パラメータが満たしている、請求項10記載の方法。
  15. 前記電力制御パラメータが、準静的なベース・レベルと開ループ経路損失の補償係数とを含み、前記準静的なベース・レベルと前記開ループ経路損失とを受け取る態様は、同じか、もしくは異なる場合があり、ならびに/または
    前記UEが前記関連する無線アクセスポイントと通信するときには、前記電力制御パラメータは、他のネットワークへの干渉を制御する、および/もしくは、他のネットワークからの干渉に起因する効果を制御するためのものである、請求項10記載の方法。
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