JP2014521878A - ピストン - Google Patents

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Abstract

ピストンヘッド2と、それに連続するピストンスカート3とを備え、ピストンスカート3は、スラスト側及び反スラスト側に配設される2つのスカート壁部6,7と、それらを結合する2つのボックス壁部8,9とを有し、両ボックス壁部8,9には、ピンボス10が配設される内燃機関用のピストン1である。ピンボス10とピストンヘッド2との間の領域では、ボックス壁部8,9は、各々第1及び第2壁区分部11,12を有し、第1壁区分部11は、ピンボス10とスラスト側のスカート壁部6との間の領域に沿って延びる一方、第2壁区分部12は、ピンボス10と反スラスト側のスカート壁部7との間の領域に沿って延びるよう構成され、第1壁区分部11の縦断方向中心線13は、第2壁区分部12の縦断方向中心線14に対して傾斜するよう配設され、両壁区分部11,12における両縦断方向中心線13,14は、ピストン1の外部にて互いに交差する。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提部に記載されているような、ピストンヘッドと、該ピストンヘッドに連続するピストンスカートとを備え、内燃機関のために供されるピストンに関する。
特許文献1には、内燃機関のための一般的なピストンとして、ピストンヘッドと、環状リング部及びピストンスカート(piston shaft)を有するトップランド(top land)とを備え、ピストンスカートとしては、スラスト側(pressure side)及び反スラスト側(counter-pressure side)に配設される2つのスカート壁部(shaft wall)と、両スカート壁部を結合する2つのボックス壁部とを有するものが開示されている。この場合、スラスト側に配設されるスカート壁部は、ピストンの周方向で見て、反スラスト側に配設されるスカート壁部よりも短く形成される。ピストンへの応力を低減するために、スラスト側のボックス壁部は、直線状に且つ斜めに延びており、ピンボス周辺のボックス壁部間の間隔は、スラスト側のスカート壁部周辺のボックス壁部間の間隔よりも大きい。
特許文献2には、内燃機関のための一般的なピストンの別例として、スラスト側に配設されるスカート壁部が、ピストンの周方向で見て、反スラスト側に配設されるスカート壁部よりも短く形成されるものが開示されている。この構成によって、ピンボス周辺、又はピストンヘッドの下面側におけるボックス壁部の支持部周辺のそれぞれにおいて、亀裂の発生を抑止する、という効果がもたらされる。
特許文献3には、内燃機関のためのピストンのさらなる別例として、ピストンヘッドと、該ピストンヘッドに連続するピストンスカートとを備え、ピストンスカートは、ベアリングスカート壁部(bearing shaftwalls)と、後部に設けられ、スカート壁部を互いに結合するボックス壁部と、ピン軸に沿ってピストン軸に向けて後退され、結合する壁部を貫通するピンボスとを有する。この場合、スカート壁部を結合する壁部は、外周部の下端部周辺では、ある軸方向に沿って凸状面を成すよう構成されている一方で、環状領域の下方に位置する、前記外周部の上端部周辺では、ある軸方向に沿って凹状面を成すよう構成されている。前記下端部周辺におけるスカート壁部の幅は、前記環状領域の下方に位置する、スカート壁部の幅と略同一となる。この構成によると、特に、気筒内でのピストンの案内に係る性能を向上させることになる。
特許文献4には、ピストンのさらなる別例が開示されている。
独国特許出願公開第10 2009 032 379号明細書 独国特許出願公開第10 2007 020 447号明細書 独国特許発明第101 45 589号明細書 独国特許発明第41 09 160号明細書
一般に、近年のエンジン開発は、いわゆる“ダウンサイジング”という形で実現される、COの低減を目標として行われる傾向がある。内燃機関におけるピストンの振動質量の低減を可能とすべく、軽量構造を有していて且つ、より大きな熱応力に耐え得るピストンが徐々に使用されるようになっている。軽量構造を有するピストンにおいては、大きな応力が作用する箇所(例えば、ピストンヘッド、又は大きな応力が作用するようなスラスト側のボックス壁部)における亀裂の発生を防止しつつ、それでいて、重量を有意に低減することでCOエミッションを削減するという要求を満たすべく、応力について最適化された構成を実現することを主たる目標としている。その上、そうした軽量構造を有するピストンにはさらに、例えば、焼付防止性、ピストンスカートの低摩擦性、及び高度な静音動作性といった、機能的な特性が与えられることになる。
本発明の課題は、一般的なタイプのピストンを改良することであって、特に、ピストンの重量を低減する一方で、その耐荷力を向上させることである。
前述の課題は、独立請求項1の主題に係る発明によって解決される。有利な態様は、従属請求項の主題である。
本発明は、内燃機関のためのピストンにおいて、ボックス壁部を構成する壁区分部の各々を、構造的に異なるように並べることで、又はそれぞれを配設することで、ピストンヘッド、及び反スラスト側のボックス壁部に作用する応力を低減する、という基本概念に基づく。本発明に係るピストンは、ピストンヘッドと、該ピストンヘッドから直接的に、又は環状領域を介して間接的に連続するピストンスカートとを備えており、このピストンスカートは、スラスト側及び反スラスト側に配設される2つのスカート壁部と、両スカート壁部を結合する2つのボックス壁部とを有する。両ボックス壁部には、順々に、ピンボスが配設される。ピンボスとピストンヘッドとの間の領域では、各ボックス壁部は、2つの壁区分部を有し、そのうちの第1壁区分部は、ピンボスとスラスト側のスカート壁部との間の領域に沿って延びる一方、第2壁区分部は、ピンボスと反スラスト側のスカート壁部との間の領域に沿って延びるよう構成される。本発明に従うと、この場合、第1壁区分部の縦断方向中心線は、同一のボックス壁部に設けられる第2壁区分部の縦断方向中心線に対して傾斜するよう配設され、同一のボックス壁部に属する両壁区分部の両縦断方向中心線は、ピストンの外部にて互いに交差する。この構成によって、強度の増大を成し遂げることができる一方で、前記スカート壁部とボックス壁部との間の結合に係る弾性を保持することができる。これにより、本発明に係るピストンの耐荷力を向上させるばかりでなく、それに加え、例えば、焼付防止性、ピストンの低摩擦性、及び高度な静音動作性といった、重要な特性を向上させる。その上、こうした構造形態により、比較的軽量になって、さらには、ピストンが作動する際の振動質量を低減させることができるため、内燃機関のCOエミッションに対して有利に作用する。ボックス壁部を成す個々の壁区分部のそれぞれの配設、又はそれぞれの並び次第では、例えば、スラスト側のスカート壁部に向けて、第1壁部分部を互いに近接していくよう延ばすことによって実現される、安定性の増大に加えて、特に、第1壁区分部をスラスト側のスカート壁部に向けて互いに離隔していくよう延ばすことによって実現される、より改善した、及びより有利な噴射ノズルの配置を実現することもできる。第1壁区分部を互いに離隔していくよう延ばすことによって、噴射ノズルを配置するためのスペースをより多く確保できるようになって、それにより、噴射ノズルをより柔軟に配設することができる。この場合、反スラスト側のスカート壁部に向けた、第2壁区分部の対応する並べ方によって、安定性、及び噴射ノズルの配置に係る利点を、スラスト側に与えることもできる。
本発明に係る解決策のさらに有利な発展において、各ボックス壁部は、ピンボスの下方の領域、すなわち、ピストンヘッドから離れた領域に、第3及び第4壁区分部を有する。その内の第3壁区分部は、ピンボスとスラスト側のスカート壁部との間の領域に沿って延びる一方、第4壁区分部は、ピンボスと反スラスト側のスカート壁部との間の領域に沿って延びる。この場合、第3壁区分部の縦断方向中心線は、ピストンの内部にて、第4壁区分部の縦断方向中心線と交差するため、第3及び第4壁区分部が、ピンボスの軸に直交する方向に沿って、凸状に膨出するよう配設されていれば好ましい。この構成によって、例えば、ピンボスの下方の領域、つまり、ピストンヘッドから離れた領域におけるピストンスカートの一側では、ボックス壁部を成す各壁区分部の並び、又は個々の向きを調整することで、安定性、重量及び噴射ノズルの配置に係る性能に直接的な影響を与えることができる。例えば、反スラスト側の安定性を増大させるならば、この場合、ピンボスの下方に在る2つのボックス壁部のそれぞれに設けられた第4壁区分部は、反スラスト側のスカート壁部に向けて互いに近接していくよう延びなければならないことになる。他方で、噴射ノズルの配置に係る性能を改善させるときには、2つのボックス壁部における2つの第4壁区分部が、反スラスト側のスカート壁部に向けて互いに離隔していくよう延びなければならないことになる。もちろん、スラスト側についても同様に適用される。
本発明に係るさらに重要な特徴及び利点は、従属項、図面、及び図面を用いた図面に係る説明より得られることになる。
前述の特徴、及び以下で説明されることになる特徴は、説明される特定の組み合わせによってのみ使用できるのではなく、本発明の適用範囲を逸脱しない限りは、他の組み合わせ、又は単体で使用できることが理解されよう。
本発明に係るピストンを、異なる視点、及び異なる断面で示す概略図である。 各ボックス壁部における壁区分部の並びが異なる実施形態を、概略的に示す図1対応図である。 本発明に係るピストンの、さらに可能な実施形態、具体的には、各ボックス壁部における壁区分部の向きが異なる実施形態を、異なる視点、及び異なる断面で示す概略図である。
本発明の好ましい例示としての態様は、図面に示されており、以下の記載によってさらに詳細に説明される。各図において同一の符号は、同一の、類似した、又は機能的に同一の要素を参照している。
図1乃至3に示すように、本発明に係るピストン1は、内燃機関のために供されるピストンであり、ピストンヘッド2と、該ピストンヘッド2から環状領域3を介して連続するピストンスカート4とを備えている。環状領域3には、例えばピストンリングを嵌め入れることができるように、種々の環状溝5が設けられている。ピストンスカート4は、スラスト側(DS)及び反スラスト側(GDS)に、それぞれスカート壁部6,7を有していて、両スカート壁部6,7は、2つのボックス壁部8,9(特に、断面図を参照)を介して互いに結合されている。両ボックス壁部8,9には、ピンボス10、又は、少なくとも、そうした各ピンボス10のための孔が配設されている。本発明に従うと、ボックス壁部8,9はそれぞれ、ピンボス10とピストンヘッド2との間の領域に2つの壁区分部11,12を有していて、そのうちの第1壁区分部11が、ピンボス10とスラスト側のスカート壁部6との間の領域に沿って延びている一方、第2壁区分部12は、ピンボス10と反スラスト側のスカート壁部7との間の領域に沿って延びている。この場合、第1壁区分部11の縦断方向中心線13は、第2壁区分部12の縦断方向中心線14に対して傾斜するよう配設されており、2つの縦断方向中心線13,14は、ピストン1の外部の交差点15にて、互いに交差している。その上、図示した全てのピストン1において、スラスト側(DS)に配設されたスカート壁部6は、特に、各図におけるB‐B断面から明らかに見て取れるように、反スラスト側(GDS)に配設されたスカート壁部7よりも、ピストン1の周方向で見て、短く形成されている。
ピンボス10の下方の領域では、ボックス壁部8,9は、それぞれ第3及び第4壁区分部16,17を有していて、そのうちの第3壁区分部16が、ピンボス10とスラスト側のスカート壁部6との間の領域に沿って延設されている一方で、第4壁区分部17は、ピンボス10と反スラスト側のスカート壁部7との間の領域に沿って延設されている。この場合、第3壁区分部16の縦断方向中心線18は、第4壁区分部17の縦断方向中心線19と、ピストン1の内部の交差点15’にて交差している。第3及び第4壁区分部16,17は、ピンボス10の軸20に直交する方向に沿って、凸状に膨出するよう配設されている。概して、第1及び第2壁区分部11,12は、ボックス壁部8,9のそれぞれに設けられた第3及び第4壁区分部16,17よりも、厚い壁厚を有するように形成されている。加えて、ピンボス10とピストンヘッド2との間の領域における、両ボックス壁部8,9間の間隔は、ピンボス10の下方の領域におけるボックス壁部8,9間の間隔よりも短い。
以下では、個々の可能な態様、及びそうした態様から得られる利点について、より詳細に説明する。
図1に示すピストン1の場合、ボックス壁部8,9の双方に設けられた第1壁区分部11は、それぞれスラスト側のスカート壁部6に向けて、互いに近接していくよう延びている(A‐A断面を参照)。両壁区分部11,12それぞれの縦断方向中心軸13,14の傾斜角は、ここでは比較的小さくなるよう形成されている。このため、図示するためのスペースが不足することから、明瞭にすべく図を中略させて交差点15が図示されている。
両ボックス壁部8,9の双方に設けられた、2つの第1壁区分部11が、それぞれスカート壁部6に向けて、互いに近接していくよう延びている、という構成は、2つの参照値の間の関係式W>X により示されている。それに対応して、ボックス壁部8,9の双方に設けられた第2壁区分部12が、反スラスト側のスカート壁部7に向けて、互いに離隔していくよう延びている、という構成は、2つの参照値の間の関係式D<C によって示されている。2つの第2壁区分部12が、互いに離隔していくよう延びていることで、重量を低減することができるようになると共に、詳述しない噴射ノズルを、より柔軟に配置することができるようになる。もちろん、2つの第2壁区分部12を、互いに平行に延びるよう配設することも可能であり、その場合、D=Cの関係式を満たすことになる。2つの第1壁区分部11が、スラスト側(DS)では、互いに近接していくよう延びて、双方が比較的接近した配置で結合していることで、ピストン1の安定性をはっきりと増大させることができる。参照値 W,A,B,X,Y,Zは、それぞれ、ボス接合部、又は各スカート接合部における、壁区分部間の間隔を意味することが理解されよう。
断面B‐Bを見れば、両ボックス壁部8,9に設けられた2つの第3壁区分部16が、スラスト側のスカート壁部6に向けて、互いに近接していくよう延びていることが見て取れよう。そのように構成することによって、この場合も、安定性を増大させることができる。対照的に、両ボックス壁部8,9に設けられた2つの第4壁区分部17は、反スラスト側のスカート壁部7に向けて、互いに離隔していくよう延びている。そのように構成することによって、噴射ノズルの配置に係る柔軟性を増大させることができる。その上、この領域における重量を低減することもできる。
図2に示すピストン1の場合、関係式 W>Xにより示されるように、2つのボックス壁部8に設けられた2つの第1壁区分部11は、やはり、スラスト側のスカート壁部6に向けて、互いに近接していくよう延びている。図1におけるA‐A断面と同様に、2つのボックス壁部8,9における2つの第2壁区分部12は、関係式 D<Cにより示されるように、反スラスト側のスカート壁部7に向けて、互いに離隔していくよう延びている。この場合、第2壁区分部12の縦断方向中心軸14がピン軸20に対し直交して延びるよう、関係式 D=Cを満たすように構成することも考えられる。2つのボックス壁部8,9に設けられた、壁区分部11,12のそれぞれの並びとして、図2のA‐A断面に示すような並びを選択することで、スラスト側(DS)周辺では、安定性を増大させることができるようになる一方、反スラスト側(GDS)周辺では、重量を低減すると共に噴射ノズルを柔軟に配置することができるようになる。
図2のB‐B断面に示すように、2つのボックス壁部8,9に設けられた第3及び第4壁区分部16,17は、関係式 Z>Y 及びA>Bにて示されるように、ピンボス10のピン軸20に直交する方向に沿って、凸状に膨出するよう配設されている。このように構成することによって、スラスト側(DS)及び反スラスト側(GDS)の双方にて、安定性が増大する。何故ならば、第3壁区分部16及び第4壁区分部17は、スカート壁部6,7のそれぞれに向けて延びており、双方が比較的接近した状態で互いに連続するよう配設されているからである。この場合、壁区分部16,17のそれぞれに対応する縦断方向中心線18,19の交差点は、ピストン1の内部に位置する。
図3に示すピストン1の場合、スラスト側のスカート壁部6に向けて、互いに離隔していくよう延びる2つの第1壁区分部11が区画されていて、それによって、重量を低減すると共に噴射ノズルを柔軟に配置することができるようになる。スラスト側のスカート壁部6に向けて、2つの第1壁区分部11が互いに離隔していくよう延びているという構成は、関係式 W<Xによって示されている。もちろん、両ボックス壁部8,9の両第1壁区分部11が、スラスト側のスカート壁部6に向けて平行に延びるよう構成されていてもよく、そうした構成は、関係式 W=Xによって示されることになる。一方で、反スラスト側(GDS)では、2つの第2壁区分部12は、反スラスト側のスカート壁部7に向けて互いに近接していくよう延びていて、そのように構成することによって、この場合、安定性を増大させることができる。図3におけるピストン1のB‐B断面は、図2におけるB‐B断面とほぼ対応していて、2つの縦断方向中心軸18,19は、やはり、ピストン1の内部に位置する交差点15’にて互いに交差している。
しかしながら、2つの壁区分部11,12における2つの縦断方向中心軸13,14の交差点15がピストン1の外部に在る、という構成は、全ての実施形態において共通事項である。
2つのボックス壁部8,9に設けられた壁区分部11,12が互いに傾斜するよう配設されていてさらに、関係式 D<C及び W<Xを満たしていれば、重量を低減することができるようになって、関係式 D>C及び W>Xを満たしていれば、安定性を増大させることができるようになる。その上、関係式 D<C及び W<Xを満たしていれば、噴射ノズルの配置に係る柔軟性を増大させることができるようになる。もちろん、一般的に、第1及び第2壁区分部11,12を、ピンボス10の軸20に直交な方向に沿って、凸状に膨出するよう配設することも考えられる。その場合は、第3及び第4壁区分部16,17について、関係式 Z<Y及び A<Bを満たすことになる。このように構成することで、スラスト側のスカート壁部6、並びに該壁部6に係る第1壁区分部11及び第3壁区分部16周辺の安定性を増大させることが可能になると共に、第2壁区分部12周辺についてのみ、反スラスト側のスカート壁部7周辺の安定性を増大させることができる。一方で、第4壁区分部17周辺のスカート部7では、安定性が向上するだけでなく、噴射ノズルの改善されたより柔軟な配置を行うことができる。
図1に示すピストン1に対し、以下の構成を適用することができる。
・ボス結合部における第4壁区分部17間の間隔は、スカート結合部における当該間隔よりも小さい(A<B)。
・ボス結合部における第2壁区分部12間の間隔は、スカート結合部における当該間隔よりも小さい(D<C)。
・第1壁区分部11のボス底の頂部における縦断方向中心線13は、第2壁区分部12の縦断方向中心線14に対し傾斜するよう配設される。
・2つの壁区分部11,12の縦断方向中心線13,14は、ピストン1の外部にて互いに交差する。
図2に示すピストン1に対し、以下の構成を適用することができる。
・ボス結合部における第4壁区分部17間の間隔は、スカート結合部における当該間隔よりも大きい(A>B)。
・ボス結合部における第2壁区分部12間の間隔は、スカート結合部における当該間隔よりも小さい(D<C)。
・第1壁区分部のボス底の頂部における縦断方向中心線13は、第2壁区分部12の縦断方向中心線14に対し傾斜するよう配設される。
・2つの壁区分部11,12の縦断方向中心線13,14は、ピストン1の外部で互いに交差する。
図3に示すピストン1に対し、以下の構成を適用することができる。
・ボス結合部における第4壁区分部17間の間隔は、スカート結合部における当該間隔よりも大きい(A>B)。
・ボス結合部における第2壁区分部12間の間隔は、スカート結合部における当該間隔よりも大きい(D>C)。
・第1壁区分部のボス底の頂部における縦断方向中心線13は、第2壁区分部12の縦断方向中心線14に対し傾斜するよう配設される。
・2つ壁区分部11,12の縦断方向中心線13,14は、ピストン1の外部で互いに交差する。
ボス底とは、この場合、ピンボス10の頂部及び赤道部よりも下方に位置する、ピンボス10の基部を意味することが理解されよう。

Claims (13)

  1. 内燃機関のために供され、ピストンヘッド(2)と、該ピストンヘッドに連続するピストンスカート(3)とを備え、前記ピストンスカート(3)は、スラスト側(DS)及び反スラスト側(GDS)に配設される2つのスカート壁部(6,7)と、前記両スカート壁部(6,7)を結合する2つのボックス壁部(8,9)とを有し、前記両ボックス壁部(8,9)には、ピンボス(10)が配設されるピストン(1)であって、
    前記ピンボス(10)と前記ピストンヘッド(2)との間の領域では、前記ボックス壁部(8,9)は、それぞれ第1及び第2壁区分部(11,12)を有し、前記第1壁区分部(11)は、前記ピンボス(10)と前記スラスト側のスカート壁部(6)との間の領域に沿って延びる一方、前記第2壁区分部(12)は、前記ピンボス(10)と前記反スラスト側のスカート壁部(7)との間の領域に沿って延びるよう構成され、
    前記第1壁区分部(11)の縦断方向中心線(13)は、前記第2壁区分部(12)の縦断方向中心線(14)に対して傾斜するよう配設され、
    前記両壁区分部(11,12)における前記両縦断方向中心線(13,14)は、前記ピストン(1)の外部にて互いに交差する
    ことを特徴とするピストン。
  2. 請求項1に記載のピストンにおいて、
    前記スラスト側(DS)のスカート壁部(6)は、前記ピストン(1)の周方向で見て、前記反スラスト側(GDS)のスカート壁部(7)よりも短い
    ことを特徴とするピストン。
  3. 請求項1又は2に記載のピストンにおいて、
    前記ピンボス(10)の下方の領域では、前記ボックス壁部(8,9)は、それぞれ第3及び第4壁区分部(16,17)を有し、前記第3壁区分部(16)は、前記ピンボス(10)と前記スラスト側のスカート壁部(6)との間の領域に沿って延びる一方、前記第4壁区分部(17)は、前記ピンボス(10)と前記反スラスト側のスカート壁部(7)との間の領域に沿って延びるよう構成され、
    前記第3壁区分部(16)の縦断方向中心線(18)は、前記ピストン(1)の内部にて、前記第4壁区分部(17)の縦断方向中心線(19)と交差する
    ことを特徴とするピストン。
  4. 請求項3に記載のピストンにおいて、
    前記第1及び第2壁区分部(11,12)は、前記ボックス壁部(8,9)の第3及び第4壁区分部(16,17)よりも厚い壁厚を有する
    ことを特徴とするピストン。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のピストンにおいて、
    前記ピストンヘッド(2)と前記ピンボス(10)との間の領域における前記両ボックス壁部(8,9)間の間隔は、前記ピンボス(10)の下方の領域における前記両ボックス壁部(8,9)間の間隔よりも短い
    ことを特徴とするピストン。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載のピストンにおいて、
    前記両ボックス壁部(8,9)の前記第1壁区分部(11)は、それぞれ前記スラスト側のスカート壁部(6)に向けて互いに近接していくよう延びる
    ことを特徴とするピストン。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載のピストンにおいて、
    前記両ボックス壁部(8,9)の前記第2壁区分部(12)は、それぞれ前記反スラスト側のスカート壁部(7)に向けて互いに離隔していくよう延び、又は、
    前記両ボックス壁部(8,9)の前記第2壁区分部(12)は、それぞれ前記反スラスト側のスカート壁部(7)に向けて互いに近接していくよう延び、又は、
    前記両ボックス壁部(8,9)の前記第2壁区分部(12)は、互いに平行に延びる
    ことを特徴とするピストン。
  8. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載のピストンにおいて、
    前記両ボックス壁部(8,9)の前記第1壁区分部(11)は、それぞれ前記スラスト側のスカート壁部(6)に向けて互いに離隔していくよう延び、
    前記両ボックス壁部(8,9)の前記第2壁区分部(12)は、それぞれ前記反スラスト側のスカート壁部(7)に向けて互いに近接していくよう延びる
    ことを特徴とするピストン。
  9. 請求項3乃至8のいずれか1つに記載のピストンにおいて、
    前記第3及び第4壁区分部(16,17)は、前記ピンボス(10)の軸(20)に直交する方向に沿って、凸状に膨出するよう配設される
    ことを特徴とするピストン。
  10. 請求項9に記載のピストンにおいて、
    前記第4壁区分部(17)は、前記反スラスト側のスカート壁部(7)に向けて互いに離隔していくよう延び、又は、
    前記第3及び第4壁区分部(16,17)は、前記スラスト側のスカート壁部(6)、及び前記反スラスト側のスカート壁部(7)に向けて、それぞれ互いに近接していくよう延びる
    ことを特徴とするピストン。
  11. 内燃機関のために供され、ピストンヘッド(2)と、該ピストンヘッドに連続するピストンスカート(3)とを備え、前記ピストンスカート(3)は、スラスト側(DS)及び反スラスト側(GDS)に配設される2つのスカート壁部(6,7)と、前記両スカート壁部(6,7)を結合する2つのボックス壁部(8,9)とを有し、前記両ボックス壁部(8,9)には、ピンボス(10)が配設され、前記ピンボス(10)と前記ピストンヘッド(2)との間の領域では、前記ボックス壁部(8,9)は、それぞれ第1及び第2壁区分部(11,12)を有し、前記第1壁区分部(11)は、前記ピンボス(10)と前記スラスト側のスカート壁部(6)との間の領域に沿って延びる一方、前記第2壁区分部(12)は、前記ピンボス(10)と前記反スラスト側のスカート壁部(7)との間の領域に沿って延びるよう構成され、前記ピンボス(10)の下方の領域では、前記ボックス壁部(8,9)は、それぞれ第3及び第4壁区分部(16,17)を有し、前記第3壁区分部(16)は、前記ピンボス(10)と前記スラスト側のスカート壁部(6)との間の領域に沿って延びる一方、前記第2壁区分部(12)は、前記ピンボス(10)と前記反スラスト側のスカート壁部(7)との間の領域に沿って延びるよう構成されるピストン(1)であって、
    前記ボス結合部における前記第4壁区分部(17)間の間隔は、前記スカート結合部における当該間隔よりも小さく(A<B)、
    前記ボス結合部における前記第2壁区分部(12)間の間隔は、前記スカート結合部における当該間隔よりも小さく(D<C)、
    前記第1壁区分部(11)のボス底の頂部における縦断方向中心線(13)は、前記第2壁区分部(12)の縦断方向中心線(14)に対し傾斜するよう配設され、
    前記両壁区分部(11,12)の前記両縦断方向中心線(13,14)は、前記ピストン(1)の外部で互いに交差する
    ことを特徴とするピストン。
  12. 内燃機関のために供され、ピストンヘッド(2)と、該ピストンヘッドに連続するピストンスカート(3)とを備え、前記ピストンスカート(3)は、スラスト側(DS)及び反スラスト側(GDS)に配設される2つのスカート壁部(6,7)と、前記両スカート壁部(6,7) を結合する2つのボックス壁部(8,9)とを有し、前記両ボックス壁部(8,9)には、ピンボス(10)が配設され、前記ピンボス(10)と前記ピストンヘッド(2)との間の領域では、前記ボックス壁部(8,9)は、それぞれ第1及び第2壁区分部(11,12)を有し、前記第1壁区分部(11)は、前記ピンボス(10)と前記スラスト側のスカート壁部(6)との間の領域に沿って延びる一方、前記第2壁区分部(12)は、前記ピンボス(10)と前記反スラスト側のスカート壁部(7)との間の領域に沿って延びるよう構成され、前記ピンボス(10)の下方の領域では、前記ボックス壁部(8,9)は、それぞれ第3及び第4壁区分部(16,17)を有し、前記第3壁区分部(16)は、前記ピンボス(10)と前記スラスト側のスカート壁部(6)との間の領域に沿って延びる一方、前記第2壁区分部(12)は、前記ピンボス(10)と前記反スラスト側のスカート壁部(7)との間の領域に沿って延びるよう構成されるピストン(1)であって、
    前記ボス結合部における前記第4壁区分部(17)間の間隔は、前記スカート結合部における当該間隔よりも大きく(A>B)、
    前記ボス結合部における前記第2壁区分部(12)間の間隔は、前記スカート結合部における当該間隔よりも小さく(D<C)、
    前記第1壁区分部(11)のボス底の頂部における縦断方向中心線(13)は、前記第2壁区分部(12)の縦断方向中心線(14)に対し傾斜するよう配設され、
    前記両壁区分部(11,12)の前記両縦断方向中心線(13,14)は、前記ピストン(1)の外部で互いに交差する
    ことを特徴とするピストン。
  13. 内燃機関のために供され、ピストンヘッド(2)と、該ピストンヘッドに連続するピストンスカート(3)とを備え、前記ピストンスカート(3)は、スラスト側(DS)及び反スラスト側(GDS)に配設される2つのスカート壁部(6,7)と、前記両スカート壁部(6,7)を結合する2つのボックス壁部(8,9)とを有し、前記両ボックス壁部(8,9)には、ピンボス(10)が配設され、前記ピンボス(10)と前記ピストンヘッド(2)との間の領域では、前記ボックス壁部(8,9)は、それぞれ第1及び第2壁区分部(11,12)を有し、前記第1壁区分部(11)は、前記ピンボス(10)と前記スラスト側のスカート壁部(6)との間の領域に沿って延びる一方、前記第2壁区分部(12)は、前記ピンボス(10)と前記反スラスト側のスカート壁部(7)との間の領域に沿って延びるよう構成され、前記ピンボス(10)の下方の領域では、前記ボックス壁部(8,9)は、それぞれ第3及び第4壁区分部(16,17)を有し、前記第3壁区分部(16)は、前記ピンボス(10)と前記スラスト側のスカート壁部(6)との間の領域に沿って延びる一方、前記第2壁区分部(12)は、前記ピンボス(10)と前記反スラスト側のスカート壁部(7)との間の領域に沿って延びるよう構成されるピストン(1)であって、
    前記ボス結合部における前記第4壁区分部(17)間の間隔は、前記スカート結合部における当該間隔よりも大きく(A>B)、
    前記ボス結合部における前記第2壁区分部(12)間の間隔は、前記スカート結合部における当該間隔よりも大きく(D>C)、
    前記第1壁区分部(11)のボス底の頂部における縦断方向中心線(13)は、前記第2壁区分部(12)の縦断方向中心線(14)に対し傾斜するよう配設され、
    前記両壁区分部(11,12)の前記両縦断方向中心線(13,14)は、前記ピストン(1)の外部で互いに交差する
    ことを特徴とするピストン。
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