JP2014520364A - 曲げによる減衰を減少させることができるように光ファイバ並進を可能にする光ファイバケーブル - Google Patents

曲げによる減衰を減少させることができるように光ファイバ並進を可能にする光ファイバケーブル Download PDF

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Abstract

ケーブル(20)が、ケーブルの曲げ中における光ファイバ(48,50)並進を可能にするよう光ファイバを収容する少なくとも1.5の高さ/幅アスペクト比を有するチャネル(38)を有する。ケーブル(20)は、チャネル(38)の互いに反対側に位置した第1及び第2の撚り導体(40,42)を有する。チャネル(38)は、ケーブル(20)が曲げられているときに光ファイバ(40,42)がチャネル(38)内で低歪み位置を占めるよう撚り導体(40,42)に対して配置されている。

Description

本発明は、一般に、光ファイバが曲げ中に並進して曲げにより生じる光損失又は減衰を減少させることができるようにするキャビティ又はチャネルを備えた光ファイバケーブルに関する。
〔関連出願の説明〕
本願は、2012年1月20日に出願された米国特許仮出願第61/588,950号及び2011年6月10日に出願され同第61/495,732号の35U.S.C.§119による優先権を主張する出願であり、これら米国特許仮出願を参照により引用し、これらの記載内容全体を本明細書の一部とする。本願は、2010年3月19日に出願された米国特許仮出願第61/315,492号、2011年3月16日に出願された米国特許出願第12/049,394号、2011年4月28日に出願された国際出願第PCT/US11/34309号及び2010年11月23日に出願された米国特許仮出願第61/416,684号に関する。
光ファイバの使用が多くの大衆消費電子製品用途、例えば接続用コンピュータ周辺機器に移行するにつれて、向上した性能及び広い使用範囲を有するケーブルに消費者主導による期待が寄せられることであろう。例えば、消費者需要が小さなフットプリント(例えば、3.0ミリメートル(mm)未満のケーブル外径)を有すると同時にそれ自体「ベンドバック」する(曲げて折り返す)のに足るほど柔軟性のある光ファイバケーブルについて喚起される可能性が多分にある。
しかしながら、光学性能及び光ファイバ健全性は、ケーブル「ベンドバック」によって悪影響を受ける。図1は、典型的な光ファイバケーブルをベンドバック形態で示している。光ファイバケーブル2は、全体が円形であり、この光ファイバケーブルは、外側曲げ周囲16及びケーブル直径又は厚さ6を有している。ケーブルの内部には光ファイバ10が存在し、この光ファイバは、データを伝送する。光ファイバケーブル2が図示のようにベンドバックされると、曲げ半径8は、最小の状態にあり、ケーブル直径6にほぼ等しい。ケーブル2内の光ファイバ10の配置場所は、光ファイバ10の曲げ半径12に影響を及ぼすであろう。光ファイバ10が外側曲げ周囲16の近くに位置する場合、光ファイバは、大きな曲げ半径を有し、生じる減衰量は、少ないであろう。光ファイバ10がケーブルの内側部分の近くに位置する場合、光ファイバの曲げ半径は、小さくなり、それにより曲げに起因して大きなデルタ減衰が生じる。曲げ半径12が十分に小さい場合、光ファイバは、光ファイバ10の外面18のところに亀裂を生じる場合あり、それにより光ファイバ10の割れ又は破断が生じる。
一態様によれば、光ファイバケーブルは、チャネルが設けられたポリマージャケットと、チャネル内に納められた少なくとも1本の光ファイバと、チャネルの第1の側に位置する第1の電気導体と、第1の導体と反対のチャネルの側に位置する第2の電気導体とを有し、チャネルは、チャネルの高さをチャネルの幅で除算して算出された少なくとも1.5のアスペクト比を有する。
以下の図のコンポーネントは、本発明の一般的な原理を強調するために示されており、必ずしも縮尺通りには描かれていない。対応のコンポーネントを示す参照符号は、説明の首尾一貫性が得られるようにすると共に分かりやすくするために図全体を通じて必要に応じて繰り返し用いられる。
代表的な先行技術の光ファイバケーブルをベンドバック形態で示す断面図であり、断面をケーブルの長さに平行に取って示す図である。 本発明の第1の実施形態としての光ファイバケーブルの断面図であり、断面がケーブルの長さに垂直な横断面である図である。 本発明の実施形態としてのケーブル断面の写真図である。 本発明の実施形態としてのケーブル断面の写真図である。 本発明の第2の実施形態としての光ファイバケーブルの断面図であり、断面がケーブルの長さに垂直な横断面である図である。 図5のケーブルの分解組立て斜視図である。 本発明の実施形態としてのケーブル断面の写真図である。 本発明の第3の実施形態としての光ファイバケーブルの横断面図である。 例示の実施形態としてのケーブルの斜視図である。 図9に示されているような10‐10線に沿って取った図9のケーブルの断面図である。 別の例示の実施形態としてのケーブルの斜視図である。 図11に示されているような12‐12線に沿って取った図11のケーブルの断面図である。
図2は、本発明の第1の実施形態としての光ファイバケーブル20の断面図である。ケーブル20は、外側周囲34及びチャネル38を画定するチャネル周囲36を備えたポリマージャケット32を有している。図示の実施形態では、ケーブル20の断面は、全体として円形であり、その外径26は、約3.0ミリメートル(mm)である。本明細書においては、円形ケーブルは、幾分不規則な断面を有する場合があり、正確な円形の断面から様々な長円度及び/又は偏差を有する場合があることは理解されたい。したがって、円形ケーブルの「直径」及び「半径」といった場合、これらは、中間値又は平均値を意味し、完全な円の幾何学的形状を有する「円形」断面を必要としているわけではない。本明細書においては、「ポリマー」及び「ポリマーの」という用語は、主としてポリマーで構成された材料を意味するが、非ポリマー添加剤及び他の材料、例えば難燃性化合物等の混入及び配合物中への多種類のポリマーの混入を許容する。
ポリマージャケット32は、チャネル38を包囲し、チャネル38は、ケーブル20の長さ全体にわたって延びるのが良い。ケーブル20は、電力を周辺電気機器に供給する1対の金属製電気導体(以下、単に「導体」という場合がある)40,42を更に収容している。導体40,42は、追加的に又は代替的に、データを伝送することができる。導体40,42は、金属製導電性部分周りにそれぞれ絶縁材料44,46を有するのが良い。変形例として、導体がジャケット32内に埋め込まれるので、絶縁層を省いても良い。データ伝送光ファイバ48,50は、チャネル38内に配置されている。光ファイバ48,50は、バッファ層によって包囲されるのが良い。追加の導体が全体として又は部分的にジャケット32内に埋め込まれるのが良い。導体40,42は、引張り強度をケーブルに与える一方で、ケーブル20を曲げるのが比較的容易であるような良好な柔軟性を保つ撚り導体である。電気導体40,42は又、圧縮荷重により生じるケーブル20中の塑性クリープを減少させる。
チャネル38の形状は、ケーブル20を曲げたときに光ファイバ48,50がチャネル38内で並進することができるよう選択されている。図2に示されているように、ケーブル20の断面は、第1の軸線60及び第2の軸線62によって二等分可能であり、第1の軸線と第2の軸線は、互いに垂直である。チャネル38は、一般に第1の軸線60に沿って測定された高さ又は長さ70及び一般に第2の軸線62に沿って測定された幅72を有している。チャネル高さ70は、チャネル幅72よりも大きく、その結果、光ファイバ48,50は、第1の軸線60に沿って動く自由度が高い。
チャネル38の形状及び電気導体40,42の配置場所は、第1の軸線60回りか第2の軸線62回りかのいずれかに曲がるケーブル20に特有の或る程度の優先的曲げ特性を提供すると共に、光ファイバ48,50がこれらの曲げ半径を増大させると共に光減衰量を減少させる場所まで並進することができるようにする。優先的曲げに関し、第2の軸線62に沿う電気導体40,42の配置場所は、第2の軸線62に沿う材料の慣性モーメントを増大させる。したがって、ケーブル20は、曲げ応力を受けると、捩れる傾向があり、その結果、ケーブルは、第2の軸線62回りに曲がるようになっており、第2の軸線62は、ケーブル20を通る任意の軸線の最も高い材料慣性モーメントを提供するのが良い。チャネル38の高さ72は、光ファイバ48,50が両方向を示す矢印によって示されているように動く際に辿ることができる経路を提供し、その結果、ケーブルを軸線62に沿って曲げているときに光ファイバに加わる曲げ応力が最小限に抑えられる。ケーブル20は、曲げ応力を受けると、第2の軸線62回りに曲がる傾向があり、光ファイバ48,50は、低い歪状態を取るようチャネル38内で動く傾向がある。
図2に示されているようなチャネル38の長方形の断面形状は、ポリマーを押し出している間に正確な幾何学的形状を得ることが難しいという点において理想化されている。図3は、全体として長方形のチャネルを備えているが、電気導体の付近に僅かな凸を有するケーブル断面の写真図である。したがって、本明細書において、「高さ」及び「幅」という用語を用いることは、チャネル断面に沿う高さ及び幅寸法のばらつきを許容することが意図されている。例えば、高さ70は、第2の軸線62に沿う複数個の測定値に基づくチャネル38の平均又は中間高さと言える。同様に、幅72は、第1の軸線60に沿う複数個の測定値に基づくチャネル38の平均又は中間幅と言える。
チャネル38の断面形状は、高さ70を幅72で除算して得られるチャネルのアスペクト比によって特徴付け可能である。平均又は中間高さ及び幅の値を用いると、アスペクト比を得ることができる。この実施形態の一態様によれば、アスペクト比は、少なくとも1.5である。図示の実施形態では、アスペクト比は、少なくとも2.0であり、2.25〜5.0の範囲に収まる。電気導体40,42は、チャネル38の互いに反対側に配置されており、これら電気導体を第2の軸線62に整列させるのが良い。電気導体40,42は、第2の軸線62に沿う間隔又は離隔距離80を有する幾何学的中心を有するのが良い。間隔80は、ケーブル20の直径26の0.45〜0.8倍であるのが良い。軸線62上の導体40,42の「整列」は、導体の幾何学的中心が第2の軸線62と正確に一致することを必要としない。整列状態にあるためには、導体の幾何学的中心は、例えば、ケーブル直径26の10%未満である第2の軸線62からの距離の範囲内に位置するのが良い。チャネル38の長い方の寸法、即ちチャネル高さは、外径26の少なくとも45%であるのが良い。光ファイバ48,50は、これらが高さ寸法70に沿って相当な距離並進することができるようチャネル38内に比較的ルーズに配置されるのが良い。例えば、光ファイバ48,50は、これら各々がケーブル直径26の少なくとも10%の距離にわたって並進することができるよう配置されるのが良い。
実施例1
例示のケーブル20は、図2に概略的に示されると共に図3及び図4に示された写真に示されているような断面を有することができる。ケーブル20は、2本の253ミクロン着色光ファイバを収容している。ケーブルの平均直径26は、2.8〜3.3mmであり、チャネル38の平均高さ70は、1.4〜1.8mmであり、チャネル38の平均幅72は、0.45〜0.7mmであり、2つの絶縁状態の金属製電気導体は、24〜30AWG(アメリカンワイヤーゲージ)である。導体40,42は、ケーブルジャケット32の押し出し中、ケーブルジャケット32内に埋め込まれる。チャネル38のアスペクト比は、1.5〜4である。電気導体40,42は、チャネル38の互いに反対側に配置され、これらの幾何学的中心は、互いに1.5〜2.0mmの距離を置いて位置している。ケーブルジャケット32は、主として、ポリ塩化ビニル(PVC)で構成されている。
実施例2
例示のケーブル20は、全体として図2に示されているような断面を有することができる。ケーブル20は、2本の着色光ファイバを収容している。ケーブルの平均直径26は、3.0〜3.6mmであり、チャネル38の平均高さ70は、1.4〜1.8mmであり、チャネル38の平均幅72は、0.45〜0.7mmであり、2つの絶縁状態の金属製電気導体は、24〜30AWGである。導体40,42は、ケーブルジャケット32の押し出し中、ケーブルジャケット32内に埋め込まれる。チャネル38のアスペクト比は、1.5〜4である。電気導体40,42は、チャネル38の互いに反対側に配置され、これらの幾何学的中心は、互いに1.5〜2.0mmの距離を置いて位置している。ケーブルジャケット32は、主として、PVCで構成されている。
実施例3
例示のケーブル20は、全体として図2に示されているような断面を有することができる。ケーブル20は、単一の着色光ファイバを収容している。ケーブルの平均直径26は、2.8〜3.6mmであり、チャネル38の平均高さ70は、1.4〜1.8mmであり、チャネル38の平均幅72は、0.3〜0.6mmであり、2つの絶縁状態の金属製電気導体は、24〜30AWGである。導体40,42は、ケーブルジャケット32の押し出し中、ケーブルジャケット32内に埋め込まれる。チャネル38のアスペクト比は、1.5〜4である。電気導体40,42は、チャネル38の互いに反対側に配置され、これらの幾何学的中心は、互いに1.5〜2.0mmの距離を置いて位置している。ケーブルジャケット32は、主として、PVCで構成されている。
実施例4
例示のケーブル20は、全体として図2に示されているような断面を有することができる。ケーブル20は、4本の着色光ファイバを収容している。ケーブルの平均直径26は、2.8〜3.6mmであり、チャネル38の平均高さ70は、1.4〜1.8mmであり、チャネル38の平均幅72は、0.5〜0.8mmであり、2つの絶縁状態の金属製電気導体は、24〜30AWG(アメリカンワイヤーゲージ)である。導体40,42は、ケーブルジャケット32の押し出し中、ケーブルジャケット32内に埋め込まれる。チャネル38のアスペクト比は、1.5〜4である。電気導体40,42は、チャネル38の互いに反対側に配置され、これらの幾何学的中心は、互いに1.5〜2.0mmの距離を置いて位置している。ケーブルジャケット32は、主として、PVCで構成されている。
図2〜図4に示された実施形態では、ケーブル20は、本質的に、絶縁状態の又は絶縁されていない状態の導体40,42と、ケーブルジャケット32と、バッファ付き又はバッファなしの光ファイバと、所望ならば、抗張力体(図示せず)、例えば張力ヤーンとから成るのが良い。ジャケット32の周囲34は、追加の外装又は被覆層のないケーブル20の外部を構成することができる。
図5は、別の実施形態としてのケーブル220の断面図である。図6は、ケーブル220の分解組立て斜視図である。ケーブル220は、外側周囲234及びチャネル238を画定するチャネル周囲236を備えたポリマージャケット232を有している。図示の実施形態では、ケーブル220の断面は、全体として円形であり、その平均直径226は、約3.0ミリメートル(mm)である。ポリマージャケット232は、チャネル238を包囲し、チャネル238は、ケーブル220の長さ全体にわたって延びるのが良い。ケーブル220は、1対の絶縁状態の金属製電気導体240,242を更に収容している。データ伝送光ファイバ248,250も又、チャネル238内に設けられている。チャネル238の形状は、ケーブル220を曲げたときに光ファイバ248,250が並進することができるよう選択されている。図5に示されているように、ケーブル220の断面は、第1の軸線260及び第2の軸線262によって二等分可能であり、第1の軸線と第2の軸線は、互いに垂直である。チャネル238は、高さ又は長さ270及び幅272を有し、チャネル高さ270は、チャネル幅272よりも大きく、その結果、光ファイバ248,250は、第1の軸線260に沿って動く自由度が高くなっている。
ケーブル220は、チャネル238内に設けられた1本又は2本以上の抗張力部材を更に有する。抗張力部材は、符号280,282が付けられた2つの別々の要素として図5及び図6に示されている。しかしながら、抗張力体は、本質的に非一様な仕方でチャネル238内に分布して設けられたルーズに詰め込まれた張力ヤーンから成っていても良い。抗張力部材は、アラミドヤーンを含む張力ヤーンで作られるのが良い。抗張力体は、引張り強度をケーブルに提供することができると共にジャケット232への光ファイバ248,250の結合を可能にする。図7は、全体として図5の断面に一致したケーブルの断面の写真図である。写真に示されている張力ヤーンは、チャネル内に非一様に分布して配置されている。抗張力部材280,282は、これにより光ファイバがチャネル238内で動くことができるほど十分ルーズに詰め込まれている。
図示の実施形態では、ケーブル直径、チャネル幅、チャネル高さ、導体間隔及びアスペクト比について図2に示したケーブル断面を参照して説明した値及び範囲は、全て、図5〜図7に示されたケーブルに当てはまる。
実施例5
図5に示されているような断面を有する例示のケーブルの平均直径は、2.8〜3.3mmであり、チャネルの平均高さは、1.4〜1.8mmであり、チャネルの平均幅は、0.45〜0.7mmであり、2つの絶縁状態の電気導体は、24〜30AWGである。導体は、ケーブルジャケットの押し出し中、ケーブルジャケット内に埋め込まれる。チャネルのアスペクト比は、2.5〜3.5である。電気導体は、チャネルの互いに反対側に配置され、これらの幾何学的中心は、互いに1.6〜1.9mmの距離を置いて位置している。ケーブルジャケットは、コポリマー熱可塑性エラストマー(TPE)で構成されている。ケーブル20は、2本の着色光ファイバを収容している。KEVLAR(商標)アラミドヤーンがチャネル内に設けられている。
図8は、本発明の別の実施形態としての光ファイバケーブル320の断面図である。ケーブル320は、ポリマージャケット330を有し、ポリマージャケット330は、第1のポリマー材料で作られていて周囲334を備えた外側区分332及び外側区分332内に設けられていて、第2のポリマー材料で作られた内側区分340を有している。内側区分340は、外側区分332と同時押し出し成形されたポリマーで作られるのが良い。したがって、ジャケット332の内部は、内側区分340の外側周囲342と直接的な接触状態にあり、この内側区分を完全に包囲している。この実施形態の一態様によれば、内側区分340は、外側区分332よりも大きな弾性率を有するのが良い。
チャネル周囲336は、内側区分340内にチャネル338を画定している。図示の実施形態では、ケーブル320の断面は、全体として円形であり、その直径は、約3.0mmである。チャネル338は、ケーブル320の長さ全体にわたって延びるのが良い。ケーブル320は、電力を周辺電気機器に供給する1対の絶縁状態の金属製電気導体344,346を更に収容している。導体344,346は、追加的に又は代替的に、データを伝送することができる。電気導体344,346は、絶縁材料を省くことができるようジャケット332内に埋め込まれても良い。データ伝送光ファイバ352,354も又、チャネル338内に設けられている。光ファイバ352,354は、着色バッファ層によって包囲されるのが良い。
図8に示されているように、ケーブル320の断面は、第1の軸線360及び第2の軸線362によって二等分可能であり、第1の軸線と第2の軸線は、互いに垂直である。内側区分340は、第2の軸線362に沿って測定された幅又は大きい方の寸法364を有する。内側区分340の小さい方の寸法366又は高さは、第1の軸線360に沿って測定される。内側区分340は、湾曲した外側周囲342を有し、小さい方の寸法366は、内側区分が楕円形に似るよう大きい方の寸法364よりも小さい。チャネル338の形状は、ケーブル320を曲げたときに光ファイバ352,354がチャネル338内で並進することができるよう選択されている。チャネル338は、一般に第1の軸線360に沿って測定された高さ又は長さ370及び一般に第2の軸線362に沿って測定された幅72を有している。チャネル高さ370は、チャネル幅372よりも大きく、その結果、光ファイバ352,354は、第1の軸線60に沿って動く自由度が高い。チャネル338の形状及び電気導体344,346の配置場所は、第1の軸線360回りか第2の軸線362回りかのいずれかに曲がるケーブル320に優先的曲げ特性を提供すると共に光ファイバ352,354がこれらの曲げ半径を増大させると共に光減衰量を減少させる場所まで並進することができるようにする。ジャケット330を比較的低い弾性率の外側区分332及び比較的高い弾性率の内側区分340で形成することによって、チャネル338の安定性が高められる。
一態様によれば、低弾性率外側区分332は、曲げの際に捩じり力を減少させる。高弾性率内側区分340は、強度をチャネル338の側壁に追加し、捩じり力に抵抗する。外側区分332に低弾性率材料を用いることによっても、一様な高弾性率ジャケットを有するケーブルと比較してケーブル320の取り扱いの際の融通性を向上させるのを助ける。内側コアも又、外側ジャケットとは独立しているのが良い。
内側区分340に用いるのに適した高弾性率材料の例は、高弾性率ポリ塩化ビニル(PVC)、熱可塑性エラストマー(TPE)、ナイロン及びポリエチレンである。外側区分332に用いるのに適した低弾性率材料の例は、低弾性率PVC、TPE及び熱可塑性ウレタン(TPU)である。内側区分340は、外側区分332の弾性率よりも少なくとも100%高い弾性率を有するのが良い。内側区分340のポリマーは、ケーブル320の断面の全断面積の少なくとも20%である断面積を有する。
ケーブル直径、チャネル幅、チャネル高さ、導体間隔及びアスペクト比について図2に示したケーブル断面を参照して説明した値及び範囲は、全て、図8に示されたケーブルに当てはまる。
実施例6
図8に示されているようなケーブル320の直径は、2.8〜3.2mmであり、2つの電気導体は、24〜28AWGである。ケーブルジャケット330は、外側区分332の弾性率の少なくとも2倍である弾性率を備えた内側区分340を有する。
図9〜図12を参照すると、ケーブル410,510は、張力ヤーン514(図11及び図12)が設けられるかどうかは問わず、3本以上のデータ伝送光ファイバ412,512、例えばケーブル410,510当たり4本の光ファイバを収容するのが良い。光ファイバ412,512の他の本数も又使用することができ、例えば、1本のマルチモード光ファイバ、12本のシングルモード光ファイバ又はガラスコア及びクラッディングを含むこれらとは異なる本数及び形式の光ファイバを用いることができる。
幾つかの実施形態では、導体416,418,516,518(例えば、抗張力部材、補強構造体、曲げ制御要素)は、導電性である(即ち、導電性材料で作られている)が、関連のハードウェアの作動中、周辺電気機器に電気を伝え又は電力を供給するようにはなっておらず或いは、積極的にこれを行うものではない。かかる導体416,418,516,518は、強度をケーブル410,510に提供すると共に/或いは曲げ優先性をケーブル410,510に提供するのに依然として役立つことができ、その結果、光ファイバ412,512は、ケーブル410,510を曲げ又は巻いたときに全体として、チャネル420,520の長い方の寸法方向に動くようになる。幾つかのかかる実施形態では、導体416,418,516,518は、関連のハードウェア相互間の導体416,418,516,518を介して積極的な導通を阻止し又は妨げるようケーブル410,510の端部及び/又はどこかほかの場所に取り付けられたコネクタに入れた状態で電気的に切り離され又は絶縁されるのが良い。他の実施形態では、導体416,418,516,518のうちの1つは、積極的に電気を伝え又は電気通信を行うことができ、他方は、導電性であるが、関連のハードウェアから電気的に切り離される。かかる構成では、導体416,418,516,518は、互いに構造的且つ幾何学的にずれ、それにより、ケーブル410,510に曲げ優先性及び強度を提供するが、導体416,418,516,518のうちの1つだけが関連ハードウェアの作動中、積極的に電気通信する。
想定した実施形態では、これとは異なる数の導体416,418,516,518を用いることができ、例えば3つ又は4つの導体を同一の軸線に沿って配置することができ、それにより曲げを制御すると共に強度及び/又は電気通信のための導管を提供することができる。幾つかの実施形態では、導体は、金属製であり、例えば、銅、鋼、ステンレス鋼(例えば、撚りステンレス鋼線材、セブンストランドステンレス鋼線材)、アルミニウム又は他の金属若しくはかかる金属の合金を含み又はこれから成る。例えば、幾つかの実施形態では、データ通信を目的とする導体416,418,516,518について銅を用いるのが良く、これに対し、主として強度及び曲げ制御を提供するようになった又は強度及び曲げ制御だけを提供する導体416,418,516,518についてはステンレス鋼を用いるのが良い。撚り導体416,418,516,518の撚り方向又は向き(例えば、螺旋方向)は、互いにずれるよう互いに逆であるのが良く、これは、関連ケーブル410,510のストレート成形を容易にする。
幾つかの実施形態では、鋼製の導体416,418,516,518を用いたケーブル410,510の直径は、銅製の導体416,418,516,518を用いた同様なケーブル410,510の直径よりも小さいのが良く、その理由は、少なくとも1つには、材料の関連の強度の差があるためである。例えば、鋼製導体416,418は、直径が0.30mm以下であるのが良く、これに対し、銅導体516,518は、0.38mmの程度であるのが良い。したがって、4本の光ファイバ412,512を含む鋼製導体416,418を用いたケーブル410の直径は、2.9〜3.5mmであるのが良い。チャネル420,520は、幅が0.4〜0.5mm、高さが1.0〜1.75mmであるのが良い。例示の実施形態によれば、チャネル420,520は、細い方の方向(例えば、幅)が導体416,418,516,518の中心間に延びる軸線と整列した状態で配向される(この場合、導体416,418,516,518は、関連ハードウェアの作動中、積極的に電気を伝えるようにはなっていないのが良い)。チャネル420,520の内部は、導体416,418,516,518から少なくとも0.15mm、例えば約0.2mmの距離D1,D2だけ互いに間隔を置いて位置するのが良く、それによりケーブル410,510を曲げたときに、光ファイバ412,512を減衰させ、損傷させると共に/或いは違ったやり方で影響を及ぼす挟み潰し又は他の直接的若しくは間接的な相互作用を阻止するのに十分な導体416,418,516,518相互間の離隔距離を提供する。
他の想定した実施形態では、非導電性材料、例えばセラミック、プラスチック、ガラス繊維強化プラスチック又は他の非導電性材料を導体416,418,516,518に代えて用いて強度及び曲げ制御を提供しても良い。かかる非導電性部材は、導体416,418,516,518と同様に形作られると共に位置決めされるのが良いが、非導電性部材の寸法は、それぞれの材料特性の差に起因して大きいのが良い。例えば、鋼製導体416,418は、鋼製導体416,418が小さいケーブル410の断面(即ち、ケーブル410の長さに対して横方向のフェースの領域)又はケーブル410の特定の使用に適当な断面を許容することができるので、ガラス繊維強化抗張力体と比較して好ましいと言える。
上述の開示内容全体を通じて、「約」という形容詞は、量(の表示)に先立つ多くの場所に用いられている。本発明の他の実施形態は、「約」という形容詞がオプションであり、これを省いても良いことを除き、上述の実施形態と同一である。当業者には理解されるように、光ファイバケーブル内の光ファイバの位置を制御するために本明細書において開示した方法は、相互に排他的ではなく光ファイバ位置の適正な制御を達成するために必要に応じて任意の組み合わせの状態で使用できる。
種々の例示の実施形態で示されているようなケーブルの構成及び配置は、例示に過ぎない。この開示内容においてほんの幾つかの実施形態を詳細に説明しているに過ぎないが、本明細書の要旨の新規な教示及び利点からそれほど逸脱しないで、多くの改造(例えば、種々の要素の大きさ、寸法、構造、形状及び比率、パラメータの値、取り付け構造、材料の使用、色、向き等の変更)が可能である。例えば、当業者であれば理解されるように、図のうちの1つに示された実施形態と関連した特徴及び属性を他の図に示された実施形態に利用できる。また、一体に形成されたものとして図示された幾つかの要素は、多数の部分又は要素で構成されても良く、要素の位置は、逆にされても良く又は違ったやり方で変えられても良く、別々の要素又は位置の性状又は数は、変えられても良く又はばらつきがあっても良い。任意のプロセス、論理アルゴリズム又は方法ステップの順序又はシーケンスは、変形実施形態に従って変更されても良く又は再順序付けされても良い。本発明の範囲から逸脱することなく、種々の例示の実施形態の設計、動作条件及び構成の他の置換例、改造例、変更例及び省略例も又想定できる。

Claims (20)

  1. 光ファイバケーブルであって、
    チャネルを備えたポリマージャケットを有し、前記チャネルは、前記チャネルの高さを前記チャネルの幅で除算して算出された少なくとも1.5のアスペクト比を有し、前記ケーブルの直径は、2.8〜3.5ミリメートルであり、
    前記チャネル内に納められた少なくとも1本の光ファイバを有し、
    前記ジャケット内に埋め込まれ導電性金属材料で作られた前記チャネルの第1の側の第1の撚り導体を有し、
    前記ジャケット内に埋め込まれ導電性金属材料で作られた前記第1の導体と反対の前記チャネルの側の第2の撚り導体を有する、光ファイバケーブル。
  2. 前記第1及び前記第2の撚り導体は、24〜30アメリカンワイヤーゲージである、請求項1記載の光ファイバケーブル。
  3. 前記第1及び前記第2の撚り導体は、24〜28アメリカンワイヤーゲージである、請求項2記載の光ファイバケーブル。
  4. 前記第1及び前記第2の撚り導体は、撚り綱線を含む、請求項1記載の光ファイバケーブル。
  5. 前記第1及び前記第2の撚り導体は、セブンストランドステンレス鋼線材を含む、請求項4記載の光ファイバケーブル。
  6. 前記第1及び前記第2の撚り導体は、前記ジャケット内に埋め込まれているが、絶縁されてはいない、請求項4又は5記載の光ファイバケーブル。
  7. 前記第1及び前記第2の撚り導体は、撚りステンレス鋼線材から成る、請求項4、5又は6記載の光ファイバケーブル。
  8. 前記第1及び前記第2の撚り導体の撚り方向は、互いに逆である、請求項4、5、6又は7記載の光ファイバケーブル。
  9. 前記第1及び前記第2の導体は、電力を周辺電気機器に供給するよう構成され、該電力供給に加えて又は該電力供給に代えて、前記第1及び前記第2の導体は、データを伝送するよう構成されている、請求項1〜8のうちいずれか一に記載の光ファイバケーブル。
  10. 前記第1の撚り導体と前記第2の撚り導体の中心間離隔距離は、1.5〜2.0ミリメートルである、請求項1〜9のうちいずれか一に記載の光ファイバケーブル。
  11. 前記第1の導体と前記第2の導体の中心間離隔距離は、前記ケーブルの外径の0.45〜0.8倍である、請求項1〜9のうちいずれか一に記載の光ファイバケーブル。
  12. 前記チャネルのアスペクト比は、少なくとも2.5である、請求項1、4、5、6又は7記載の光ファイバケーブル。
  13. 前記チャネルのアスペクト比は、2.25〜5である、請求項1、4、5、6又は7記載の光ファイバケーブル。
  14. 前記チャネルの高さは、1.0〜1.8ミリメートルであり、前記チャネルの幅、0.4〜0.8ミリメートルである、請求項1、4、5、6又は7記載の光ファイバケーブル。
  15. 前記高さは、前記ケーブルの外径の少なくとも45%である、請求項14記載の光ファイバケーブル。
  16. 前記ケーブルは、少なくとも4本の光ファイバを収容している、請求項1〜15のうちいずれか一に記載の光ファイバケーブル。
  17. 前記第1及び前記第2の撚り導体のうちの少なくとも一方は、該撚り導体による電気の伝達を阻止するよう電気的に絶縁されている、請求項1〜8及び請求項10〜15のうちいずれか一に記載の光ファイバケーブル。
  18. 光ファイバケーブルであって、
    チャネルを備えたポリマージャケットを有し、前記チャネルは、前記チャネルの高さを前記チャネルの幅で除算して算出された少なくとも1.5のアスペクト比を有し、
    前記チャネル内に納められた少なくとも1本の光ファイバを有し、前記光ファイバは、前記ケーブルの外径の少なくとも10%の距離にわたって前記チャネルの前記高さに沿って自由に並進することができ、
    前記チャネルの第1の側で前記ジャケット内に埋め込まれた第1の撚り導体を有し、
    前記第1の導体と反対の前記チャネルの側で前記ジャケット内に埋め込まれた第2の撚り導体を有し、
    前記第1の導体と前記第2の導体の中心間離隔距離は、前記ケーブルの外径の0.45〜0.8倍であり、
    前記第1及び前記第2の導体のうちの少なくとも一方は、該導体による電気の伝達を阻止するよう電気的に絶縁されている、光ファイバケーブル。
  19. 前記第1及び前記第2の撚り導体は、撚りステンレス鋼線材から成る、請求項18記載の光ファイバケーブル。
  20. 前記チャネル内の前記少なくとも1本の光ファイバは、少なくとも4本の光ファイバを含み、前記ケーブルの直径は、2.8〜3.6ミリメートルであり、前記チャネルの幅は、0.5〜0.8ミリメートルである、請求項18又は19記載の光ファイバケーブル。
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