JP2014513505A - アップリンク送信電力制御方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法及び装置を提供する。
【解決手段】端末がランダム接続プリアンブルを2次セルで送信し、1次セルでランダム接続応答を受信する。端末は、ランダム接続応答内の送信電力コマンドに基づいて、2次セルで送信されるアップリンクチャネルの送信電力を決定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、無線通信に関し、より詳しくは、無線通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法及び装置に関する。
はん用移動体通信システム(UMTS)の改良である第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)長期進化システム(LTE)は、3GPPリリース8で導入されている。3GPP LTEは、ダウンリンクで直交周波数分割多元接続(OFDMA)を使用し、アップリンクで単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する。3GPP LTEは、最大4個のアンテナを有する多入力多出力システム(MIMO)を採用する。最近、3GPP LTEの進化である3GPP高度LTE(LTE−A)に対する議論が進行中である。
3GPP TS 36.211 V8.7.0(2009−05)“Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical Channels and Modulation(Release8)”に開示されているように、3GPP LTE/LTE−Aにおける物理チャネルは、ダウンリンクチャネルである物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)及び物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と、アップリンクチャネルである物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)及び物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と、に分けられる。
端末間のアップリンク送信による干渉を減らすために、基地局が端末のアップリンク時間揃え(uplink time alignment)を維持することは重要である。端末は、セル内の任意の領域に位置することができ、端末が送信するアップリンク信号が基地局に到達するまでかかる到達時間は、各端末の位置によって異なる。セル端に位置する端末の到達時間は、セル中央に位置する端末の到達時間より長い。その反対に、セル中央に位置する端末の到達時間は、セル端に位置する端末の到達時間より短い。
端末間の干渉を減らすために、基地局は、セル内の端末が送信したアップリンク信号を各時間境界内で受信できるようにスケジュールすることが必要である。基地局は、各端末の状況によって各端末の送信タイミングを適切に調節しなければならず、このような調節をアップリンク時間揃えという。ランダム接続過程は、アップリンク時間揃えを維持するための過程の一つである。
また、アップリンク送信による干渉を緩和するために、端末の送信電力を調節する必要がある。端末の送信電力があまりにも小さい場合、基地局がアップリンクデータを受信しにくい。端末の送信電力があまりにも大きい場合、アップリンク送信がほかの端末の送信にあまりにも多くの干渉を引き起こすおそれがある。
最近、より高いデータレートを提供するために、複数のサービス提供セルが導入されている。既存のランダム接続過程を利用したアップリンク送信電力の制御は、一つのサービス提供セルだけを考慮して設計されていた。
本発明は、複数のサービス提供セルを考慮してアップリンク送信電力を制御する方法及び装置を提供する。
一態様において、無線通信システムにおけるアップリンク送信電力制御方法が提供される。この方法は、端末がランダム接続プリアンブルを2次セルで送信するステップと、端末が1次セルでランダム接続プリアンブルに対する応答であるランダム接続応答を受信するステップであって、ランダム接続応答は、送信電力コマンド(TPC)及びアップリンク時間揃えを維持するために送信する時間揃え値を指示する時間調整コマンド(TAC)を含むステップと、端末が、TPCに基づいて2次セルで送信されるアップリンクチャネルの送信電力を決定するステップとを含む。
ランダム接続応答は、スケジュールされたメッセージのためのアップリンクリソース割当を更に含み、アップリンクチャネルは、アップリンクリソース割当によって設定される。
1次セル及び2次セルは、別個の時間調整(TA)グループに属し、一つのTAグループに属するすべてのセルに、同じ時間揃え値が適用される。
ほかの態様において、無線通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する端末は、無線信号を送信及び受信する無線周波(RF)部及びRF部と接続されるプロセッサを含む。プロセッサは、ランダム接続プリアンブルを2次セルで送信し、1次セルでランダム接続プリアンブルに対する応答であるランダム接続応答を受信し、ランダム接続応答は、TPC及びアップリンク時間揃えを維持するために送信する時間揃え値を指示するTACを含み、TPCに基づいて2次セルで送信されるアップリンクチャネルの送信電力を決定する。
本発明によれば、サービス提供セル又はサービス提供セルグループ別に時間揃えが適用される無線通信システムにおいて、ランダム接続過程中にアップリンク送信電力を決定し、端末間干渉を減らすことができる。
3GPP LTEにおけるダウンリンク無線フレームの構造を示す図である。 3GPP LTEにおけるランダム接続過程を示す流れ図である。 ランダム接続応答の一例を示す図である。 多重搬送波の一例を示す図である。 複数のセル間にUL伝ぱ差を示す図である。 複数のセル間TAが変わる例を示す図である。 本発明の一実施例に係るUL送信電力制御方法を示す流れ図である。 本発明の実施例が具現される無線通信システムを示すブロック図である。
無線機器は、固定であってもよいし、移動性を有してもよく、端末(利用者装置、UE)、移動機(MS)、利用者端末(UT)、加入者局(SS)、移動端末(MT)、等、ほかの用語で呼ばれることもある。基地局は、一般に無線機器と通信する固定局を意味し、進化ノードB(eNB)、無線基地局装置(BTS)、アクセスポイント、等、ほかの用語で呼ばれることもある。
以降、3GPP LTE又は3GPP LTE−Aに基づいて本発明が適用されることを記述するが、これは例示に過ぎず、本発明は、多様な無線通信システムに適用することができる。以下、LTEとは、LTE及び/又はLTE−Aを含む。
図1は、3GPP LTEにおけるダウンリンク無線フレームの構造を示す。これにつては、3GPP TS 36.211 V8.7.0(2009−05)“Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical Channels and Modulation(Release8)”の6節を参照されたい。
無線フレームは、0〜9のインデクスが付けられた10個のサブフレームを含む。一つのサブフレームは、2個の連続するスロットを含む。一つのサブフレームの送信にかかる時間を送信時間間隔(TTI)といい、例えば、一つのサブフレームの長さは1msであり、一つのスロットの長さは0.5msである。
一つのスロットは、時間領域で複数の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを含むことができる。OFDMシンボルは、3GPP LTEがダウンリンク(DL)でOFDMAを使用するため、時間領域で一つのシンボル区間を表現するためのものに過ぎず、多元接続方式又は名称に制限があるものではない。例えば、OFDMシンボルは、SC−FDMAシンボル、シンボル区間など、ほかの名称で呼ばれることもある。
一つのスロットは、7OFDMシンボルを含むことを例示的に記述するが、循環プレフィクス(CP)の長さによって一つのスロットに含まれるOFDMシンボルの数は異なってもよい。3GPP TS 36.211 V8.7.0によると、正規CPにおける1スロットは7OFDMシンボルを含み、拡張CPにおける1スロットは6OFDMシンボルを含む。
リソースブロック(RB)は、リソース割当単位であり、一つのスロットで複数の副搬送波を含む。例えば、一つのスロットが時間領域で7個のOFDMシンボルを含み、リソースブロックは周波数領域で12個の副搬送波を含む場合、一つのリソースブロックは、7×12個のリソース要素(RE)を含むことができる。
DLサブフレームは、時間領域で、制御領域とデータ領域とに分けられる。制御領域は、サブフレーム内の1番目のスロットの前方部の最大3個のOFDMシンボルを含むが、制御領域に含まれるOFDMシンボルの個数は異なってもよい。制御領域にはPDCCH及びほかの制御チャネルが割り当てられ、データ領域にはPDSCHが割り当てられる。
3GPP TS 36.211 V8.7.0に開示されているように、3GPP LTEにおける物理チャネルは、データチャネルであるPDSCH及びPUSCHと、制御チャネルであるPDCCH、物理制御フォーマット指示子チャネル(PCFICH)、物理ハイブリッド自動再送要求(HARQ)指示子チャネル(PHICH)及びPUCCHと、に分けられる。
サブフレームの1番目のOFDMシンボルで送信されるPCFICHは、サブフレーム内で制御チャネルの送信に使われるOFDMシンボルの数(すなわち、制御領域の大きさ)に対する制御フォーマット指示子(CFI)を伝送する。まず、端末は、PCFICH上でCFIを受信した後、PDCCHを監視する。
PCFICHは、PDCCHと違ってブラインド復号を使用せずに、サブフレームの固定されたPCFICHリソースを介して送信される。
PHICHは、アップリンクHARQのための肯定応答/否定応答(ACK/NACK)信号を伝送する。端末によって送信されるPUSCH上のULデータに対するACK/NACK信号は、PHICH上で送信される。
物理同報チャネル(PBCH)は、無線フレームの1番目のサブフレームの2番目のスロットの前方部の4個のOFDMシンボルで送信される。PBCHは、端末が基地局との通信に必須なシステム情報を伝送し、PBCHを介して送信されるシステム情報を主情報ブロック(MIB)という。これに対して、PDCCHによって指示されるPDSCH上で送信されるシステム情報をシステム情報ブロック(SIB)という。
PDCCHを介して送信される制御情報をダウンリンク制御情報(DCI)という。DCIは、PDSCHのリソース割当(これをDL許可ともいう)、PUSCHのリソース割当(これをUL許可ともいう)、任意のUEグループ内の個別UEに対する送信電力制御コマンドの集合及び/又はIP電話プロトコル(VoIP)の活性化を含むことができる。
3GPP LTEではPDCCHの検出のためにブラインド復号を使用する。ブラインド復号は、受信されるPDCCH(これを候補PDCCHという)のCRCに所望の識別子をデマスクし、CRC誤りを検査して該当PDCCHが自分の制御チャネルかどうかを確認する方式である。
基地局は、端末に送信するDCIによってPDCCHフォーマットを決定した後、DCIに巡回冗長検査ビット(CRC)を付け、PDCCHのオーナ又は用途によって固有な識別子(これを無線ネットワーク一時識別子(RNTI)という)をCRCにマスクする。
サブフレーム内の制御領域は、複数の制御チャネル要素(CCE)を含む。CCEは、無線チャネルの状態に応じた符号化速度をPDCCHに提供するために使われる論理的割当単位であり、複数のリソース要素グループ(REG)に対応する。REGは、複数のリソース要素を含む。CCEの数と、CCEによって提供される符号化速度との連携関係によってPDCCHのフォーマット及び可能なPDCCHのビット数が決定される。
一つのREGは4個のREを含み、一つのCCEは9個のREGを含む。一つのPDCCHを構成するために{1,2,4,8}個のCCEを使用することができ、{1,2,4,8}の要素それぞれをCCE集合レベル(aggregation level)という。
PDDCHの送信に使われるCCEの個数は、基地局がチャネル状態によって決定する。例えば、良いダウンリンクチャネル状態を有する端末には一つのCCEをPDCCH送信に使用することができる。悪い(poor)ダウンリンクチャネル状態を有する端末には8個のCCEをPDCCH送信に使用することができる。
一つ又はそれ以上のCCEで構成された制御チャネルは、REG単位のインタリーブを実行し、セル識別子(ID)に基づく循環シフトが実行された後に物理的リソースにマップされる。
以降、3GPP LTEにおけるUL時間揃えの維持について説明する。
端末間のUL送信による干渉を減らすために、基地局が端末のアップリンク時間揃えを維持することは重要である。端末は、セル内の任意の領域に位置することができ、端末が送信するUL信号が基地局に到達するまでかかる到達時間は、各端末の位置によって異なる。セル端に位置する端末の到達時間は、セル中央に位置する端末の到達時間より長い。その反対に、セル中央に位置する端末の到達時間は、セルエッジに位置する端末の到達時間より短い。
端末間の干渉を減らすために、基地局は、セル内の端末が送信したUL信号を毎時間境界内で受信できるようにスケジュールすることが必要である。基地局は、各端末の状況に応じて各端末の送信タイミングを適切に調節しなければならず、このような調節を時間揃え維持という。
時間揃えを管理する一つの方法として、ランダム接続過程がある。端末は、基地局にランダム接続プリアンブルを送信する。基地局は、受信したランダム接続プリアンブルに基づいて端末の送信タイミングを速く又は遅くするための時間揃え値を計算する。そして、基地局は、端末に計算された時間揃え値を含むランダム接続応答を送信する。端末は、前記時間揃え値を利用し、送信タイミングを更新する。
ほかの方法として、基地局は、端末から周期的に又は任意的に測定基準信号を受信し、前記測定基準信号を介して端末の時間揃え値を計算し、端末に媒体接続制御(MAC)層の制御要素(CE)を介して通知する。
時間揃え値は、基地局が端末にアップリンク時間揃えを維持するために送信する情報であり、時間揃えコマンドはこの情報を指示する。
一般に、端末は移動性を有するため、端末が移動する速度及び位置などによって端末の送信タイミングは異なる。したがって、端末が受信した時間揃え値は、特定時間中有効であることが好ましい。このため、時間揃えタイマが使用される。
端末は、基地局から時間揃え値を受信した後、時間揃えを更新すると、時間揃えタイマを開始又は再開始する。端末は、時間揃えタイマが動作中のときだけ、アップリンク送信が可能である。時間揃えタイマの値は、システム情報又は無線ベアラ再構成(Reconfiguration)メッセージのような無線リソース制御(RRC)メッセージを介して基地局が端末に通知することができる。
時間揃えタイマが満了した場合、又は時間揃えタイマが動作しない場合、端末は、基地局と時間揃えが合わないと推定し、ランダム接続プリアンブルを除くいかなるアップリンク信号も送信しない。
図2は、3GPP LTEにおけるランダム接続過程を示す流れ図である。ランダム接続過程は、端末が基地局とUL同期を取ったり、UL無線リソースの割当を受けたりするために使われる。
端末は、ルートインデクス及び物理ランダム接続チャネル(PRACH)設定インデクスを基地局から受信する。セル毎にZadoff−Chu(ZC)シーケンスによって定義される64個の候補ランダム接続プリアンブルがあり、ルートインデクスは、端末が64個の候補ランダム接続プリアンブルを生成するための論理的インデクスである。
ランダム接続プリアンブルの送信は、セル毎に特定の時間及び周波数リソースに限定される。PRACH設定インデクスは、ランダム接続プリアンブルの送信が可能な特定サブフレーム及びプリアンブルフォーマットを指示する。
次の表は、3GPP TS 36.211 V8.7.0(2009−05)の5.7節に開示されたランダム接続設定の一例である。
端末は、任意に選択されたランダム接続プリアンブルを基地局に送信する(S110)。端末は、64個の候補ランダム接続プリアンブルのうち一つを選択する。そして、PRACH設定インデクスによって該当のサブフレームを選択する。端末は、選択されたランダム接続プリアンブルを選択されたサブフレームで送信する。
ランダム接続プリアンブルを受信した基地局は、ランダム接続応答(RAR)を端末に送信する(S120)。ランダム接続応答は、2ステップによって検出される。まず、端末は、ランダム接続RNTI(RA−RNTI)でマスクされたPDCCHを検出する。端末は、検出されたPDCCHによって指示されるPDSCH上でMAC層プロトコルデータユニット(PDU)内のランダム接続応答を受信する。
図3は、ランダム接続応答の一例を示す。
ランダム接続応答は、TAC、UL許可、一時C−RNTIを含むことができる。
TACは、基地局が端末にUL時間揃えを維持するために送信する時間揃え値を指示する情報である。端末は、時間揃え値を利用し、UL送信タイミングを更新する。端末が時間揃えを更新すると、時間揃えタイマを起動又は再起動する。
UL許可は、後述するスケジュールメッセージの送信に使われるULリソース割当及びTPCを含む。TPCは、スケジュールされたPUSCHのための送信電力の決定に使われる。
また、図2を再び参照すると、端末は、ランダム接続応答内のUL許可によってスケジュールされたメッセージを基地局に送信する(S130)。
以降、ランダム接続プリアンブルをM1メッセージといい、ランダム接続応答をM2メッセージといい、スケジュールされたメッセージをM3メッセージという。
次に、3GPP TS 36.213 V8.7.0(2009−05)の5節を参照し、3GPP LTEにおけるアップリンク送信電力に対して説明する。
サブフレームiにおけるPUSCH送信のための送信電力PPUSCH(i)は、次の式のように定義される。
ここで、PCMAXは、設定された端末送信電力であり、MPUSCH(i)は、RB単位のPUSCHリソース割当の帯域幅である。PO_PUSCH(j)は、j=0及び1の場合、上位階層で与えられるセル特定要素PO_NOMINAL_PUSCH(j)と端末特定要素PO_UE_PUSCH(j)との和で構成されるパラメータである。α(j)は、上位階層に与えられるパラメータである。PLは、端末によって計算されるダウンリンク経路損失推定値である。ΔTF(i)は、端末特定パラメータである。f(i)は、TPCから取得される端末特定値である。min{A,B}は、A及びBのうち、最小の値を出力する関数である。
サブフレームiにおけるPUCCH送信のための送信電力PPUCCH(i)は、次の式のように定義される。
ここで、PCMAX及びPLは、式1と同じであり、PO_PUCCH(j)は、上位階層で与えられるセル特定要素PO_NOMINAL_PUCCH(j)と端末特定要素PO_UE_PUCCH(j)との和で構成されるパラメータである。h(nCQI,nHARQ)は、PUCCHフォーマットに従属する値である。ΔF_PUCCH(F)は、上位階層によって与えられるパラメータである。g(i)は、TPCから取得される端末特定値である。
サブフレームiにおけるSRS送信のための送信電力PSRS(i)は、次の式のように定義される。
ここで、PCMAX、PO_PUSCH(j)、α(j)、PL及びf(i)は、式1と同じであり、PSRS_OFFSETは、上位階層で与えられる端末特定パラメータを示し、MSRSは、SRS送信のための帯域幅を示す。
次に、多重搬送波システムについて説明する。
3GPP LTEシステムは、ダウンリンク帯域幅とアップリンク帯域幅が異なって設定される場合をサポートするが、これは一つの成分搬送波(CC)を前提にしている。3GPP LTEシステムは、最大20MHzをサポートし、アップリンク帯域幅とダウンリンク帯域幅は異なるが、アップリンク及びダウンリンクそれぞれ、一つのCCだけをサポートする。
スペクトラム集約(spectrum aggregation)(又は、帯域幅集約、搬送波集約ともいう)は、複数のCCをサポートする。例えば、20MHz帯域幅を有する搬送波単位の粒度(granularity)として5個のCCが割り当てられる場合、最大100Mhzの帯域幅をサポートすることができる。
一つのDL CC又はUL CCとDL CCとの対(pair)を一つのセルに対応させることができる。したがって、複数のDL CCを介して基地局と通信する端末は、複数のサービス提供セルからサービスの提供を受けるということができる。
図4は、多重搬送波の一例を示す。
DL CC及びUL CCが各々3個ずつあるが、DL CC及びUL CCの個数に制限があるものではない。各DL CCにおいてPDCCH及びPDSCHが独立に送信され、各UL CCにおいてPUCCH及びPUSCHが独立に送信される。DL CC−UL CC対が3個定義されるため、端末は、3個のサービス提供セルからサービスの提供を受けるということができる。
端末は、複数のDL CCにおいてPDCCHを監視し、複数のDL CCを介して同時にDL送信ブロックを受信することができる。端末は、複数のUL CCを介して同時に複数のUL送信ブロックを送信することができる。
DL CC#1とUL CC#1との対が第1のサービス提供セルとなり、DL CC#2とUL CC#2との対が第2のサービス提供セルとなり、DL CC#3が第3のサービス提供セルとなると仮定する。各サービス提供セルは、セルインデクス(CI)を介して識別することができる。CIは、セル内で固有又は端末特定である。ここでは、第1乃至第3のサービス提供セルにCI=0、1、2が付与された例を示す。
サービス提供セルは、1次セル(pcell)と2次セル(scell)とに区分することができる。1次セルは、1次周波数で動作し、端末が初期接続確立過程を実行したり、接続再確立過程を開始したりし、ハンドオーバ過程で1次セルに指定されたセルである。1次セルは、基準セルともいう。2次セルは、2次周波数で動作し、RRC接続が確立された後に設定することができ、追加的な無線リソースの提供に使用することができる。常に少なくとも一つの1次セルが設定され、2次セルは上位階層信号通知(例えば、RRCメッセージ)によって追加/修正/解放することができる。
1次セルのCIは、固定することができる。例えば、最も低いCIを1次セルのCIに指定することができる。以降、1次セルのCIは0であり、2次セルのCIは1から順次に割り当てられるものとする。
端末は、複数のサービス提供セルを介してPDCCHを監視することができる。しかし、N個のサービス提供セルがあるときも、基地局にM(M≦N)個のサービス提供セルに対してPDCCHを監視するように設定することができる。また、基地局は、L(L≦M≦N)個のサービス提供セルに対して優先的にPDCCHを監視するように設定することができる。
既存の3GPP LTEでは端末が複数個のCCをサポートするときも、一つのTA値を複数個のCCに共通に適用している。しかし、複数のCCが周波数領域で遠く離隔されて伝ぱ(播)特性が変わることがある。例えば、サービス範囲を拡大したり、サービス範囲の穴(Coverage hole)を除去したりするために、遠隔無線局(RRH)及び装置が基地局の領域に存在してもよい。
図5は、複数のセル間にUL伝ぱ差を示す。
端末は、1次セル及び2次セルからサービスの提供を受けている。1次セルは、基地局によって、2次セルは、基地局と接続されたRRHによってサービスを提供する。1次セルの伝ぱ遅延特性と2次セルの伝ぱ遅延特性とは、基地局とRRHとの間の距離、RRHの処理時間などによって異なる。
この場合、1次セル及び2次セルに同じTA値を適用すると、UL信号の同期化に深刻な影響を及ぼすおそれがある。
図6は、複数のセル間TAが変わる例である。
1次セルの実際TAは‘TA1’であり、2次セルの実際TAは‘TA2’である。したがって、サービス提供セル別に独立のTAを適用する必要がある。
独立のTAを適用するために、TAグループが定義される。TAグループは、同じTAが適用される一つ又はそれ以上のセルを含む。TAグループ別にTAが適用され、時間揃えタイマもTAグループ別に動作する。
以降、1次セル及び2次セルからなる2個のサービス提供セルを考慮し、1次セルは第1のTAグループに属し、2次セルは第2のTAグループに属すると仮定する。サービス提供セル及びTAグループの個数は、例示に過ぎない。また、1次セル及び2次セルは例示に過ぎず、少なくとも2個の1次セル、少なくとも2個の2次セル、少なくとも2個のTAグループにも本発明を適用することができる。
図7は、本発明の一実施例に係るUL送信電力制御方法を示す流れ図である。
端末は、2次セルでランダム接続プリアンブルを送信する(S510)。ランダム接続プリアンブルは、複数の候補ランダム接続プリアンブルから選択することができる。2次セルは、1次セルによって活性化されたセルである。
端末は、1次セルでランダム接続応答を受信する(S520)。まず、端末は、1次セルランダム接続RNTI(RA−RNTI)でマスクされたPDCCHを検出する。端末は、検出されたPDCCHによって指示されるPDSCH上でMAC PDU内のランダム接続応答を受信することができる。
図3に示すように、ランダム接続応答は、TAC及びUL許可を含むことができる。UL許可は、後述するスケジュールメッセージの送信に使われるULリソース割当及びTPCを含むことができる。又は、ランダム接続応答のUL許可は、ULリソース割当なしでTPCだけを含むことができる。
ランダム接続プリアンブルとランダム接続応答とが別個のセル(又は、TAグループ)で受信されるとき、ランダム接続応答のTPCをランダム接続プリアンブルが送信されるセルに適用するか、ランダム接続応答が受信されたセルに適用するかが曖昧になる。
一般に、比較的長い時間、前記2次セルでのUL送信がなく時間揃えタイマが満了したか、又は、2次セルが活性化された後、UL送信タイミング及びUL送信電力に対する適切な設定がない状況であるとき、2次セルでランダム接続プリアンブルが送信される。したがって、提案された発明によると、ランダム接続応答内のTPCは、ランダム接続プリアンブルが送信されたセルの送信電力制御に使われることが提案される。
端末は、ランダム接続応答内のTPCに基づいて2次セルのULチャネルの送信電力を決定する(S530)。ULチャネルは、PUCCH、PUSCH及びSRSのうち少なくともいずれか一つを含むことができる。
端末は、ランダム接続応答内のULリソース割当によってスケジュールされたメッセージを2次セルからPUSCH上に送信する(S540)。PUSCHの送信電力は、TPCに基づいて制御することができる。2次セルには、ランダム接続応答内のTACを適用することができる。
スケジュールされたメッセージがランダム接続プリアンブルの送信されたセルではないほかのセルで送信されるときは、ランダム接続応答内のTPCは、ランダム接続プリアンブルが送信されたセルの送信電力を制御するときに使われ、スケジュールメッセージが送信されるセルのULチャネルの送信電力は、予め設定された方法を介して制御することができる。
ランダム接続応答内のTPCに基づいて2次セルのULチャネルの送信電力を決定する方法は、下記の通りである。
2次セルのサブフレームiで送信されるPUSCHの送信電力PPUSCH(i)は、次の式のように決定することができる。
ここで、PCMAX(i)は、サブフレームiで設定された端末送信電力であり、MPUSCH(i)は、PUSCHリソース割当の帯域幅であり、PO_PUSCH(j)及びα(j)は、パラメータであり、PLは、端末によって計算されるダウンリンク経路損失推定値であり、ΔTF(i)は、端末特定パラメータである。f(i)は、TPCに基づいて取得されるパラメータである。
より具体的には、f(i)の最初値は、f(0)=ΔPrampup+TPCM2,cで表すことができる。ΔPrampupは、強化(ramp−up)電力の累積値を示すパラメータであり、TPCM2,cは、セルcで送信されたランダム接続プリアンブルに対応するランダム接続応答内のTPCによって指示される値である。
2次セルのサブフレームiで送信されるPUCCHの送信電力PPUCCH(i)は、次の式のように決定することができる。
ここで、PCMAX(i)及びPLは、式4と同じであり、PO_PUCCH(j)は、上位階層で与えられるセル特定要素PO_NOMINAL_PUCCH(j)と端末特定要素PO_UE_PUCCH(j)との和で構成されるパラメータである。h(nCQI,nHARQ)は、PUCCHフォーマットに従属する値である。ΔF_PUCCH(F)は、上位階層によって与えられるパラメータである。g(i)は、TPCに基づいて取得されるパラメータである。
より具体的には、g(i)の最初値、g(0)=ΔPrampup+TPCM2,cで表すことができる。ΔPrampupは、強化電力の累積値を示すパラメータであり、TPCM2,cは、セルcで送信されたランダム接続プリアンブルに対応するランダム接続応答内のTPCによって指示される値である。
2次セルのサブフレームiにおけるSRS送信のための送信電力PSRS(i)は、次の式のように決定することができる。
ここで、PCMAX(i)、PO_PUSCH(j)、α(j)、PL及びf(i)は、式4と同じであり、PSRS_OFFSETは、上位階層で与えられる端末特定パラメータを示し、MSRSは、SRS送信のための帯域幅を示す。f(i)の最初値は、f(0)=ΔPrampup+TPCM2,cで表すことができる。
PUSCH/PUCCH/SRSの送信電力を決定するためのf(0)及びg(0)に、ランダム接続応答内のTPCが使われる。ランダム接続応答内のTPCが受信されたとき、このTPCに基づいてf(0)及びg(0)にリセットされるということができる。
M3メッセージがM1メッセージの送信されたセルと関係なしに、常に1次セルを介してだけ送信される場合、M2メッセージ内のTPCは、M1メッセージが1次セルで送信されるときは1次セルに適用され、M1メッセージが2次セルで送信されるときは2次セルに適用されるということができる。
M3メッセージがM1メッセージの送信された2次セルではないほかの2次セル又は1次セルで送信されるときは、M2メッセージのためのPUSCHの送信電力は、M2メッセージ内のTPCに関係なく、該当セルの設定によって決定することができる。このとき、M3のためのf(i)は、f(0)にリセットされず、現在累積されている(accumulated)f(i)が適用されることができる。
選択的に、M3メッセージがM1メッセージの送信されたセルではないほかのセルに送信される場合にも、M3メッセージのためのPUSCHは、TPCに基づいて決定することができる。このとき、M1メッセージが送信されたセルを介して以後送信されるULチャネルの最初送信電力の設定には、M2メッセージのTPCを適用せずに電力強化(ramp−up)値だけを適用することができる。すなわち、次のような設定が可能である。f(0)=ΔPrampup,g(0)=ΔPrampup
M3メッセージがM1メッセージの送信されたセルを介して送信されるとき、M2メッセージ内のTACは、M1/M3メッセージが送信されたセルに適用することができる。M3メッセージがM1メッセージの送信されたセルではないセルで送信されるとき、M2メッセージ内のTACは、M1メッセージが送信されたセルに適用することができる。
図8は、本発明の実施例が具現される無線通信システムを示すブロック図である。
基地局50は、プロセッサ51、メモリ52、及びRF部53を含む。メモリ52は、プロセッサ51と接続され、プロセッサ51を駆動するための多様な情報を記憶する。RF部53は、プロセッサ51と接続され、無線信号を送信及び/又は受信する。プロセッサ51は、提案された機能、手続及び/又は方法を具現する。前述した図7の実施例において、サービス提供セル及び/又はTAグループは、基地局が制御/管理することができ、一つ又はそれ以上のセルの動作は、プロセッサ51によって具現することができる。
無線機器60は、プロセッサ61、メモリ62、及びRF部63を含む。メモリ62は、プロセッサ61と接続され、プロセッサ61を駆動するための多様な情報を記憶する。RF部63は、プロセッサ61と接続され、無線信号を送信及び/又は受信する。プロセッサ61は、提案された機能、手続及び/又は方法を具現する。前述した図7の実施例において、端末の動作は、プロセッサ61によって具現することができる。
プロセッサは、特定用途集積回路(ASIC)、ほかのチップセット、論理回路及び/又はデータ処理装置を含むことができる。メモリは、ROM、RAM、フラッシュメモリ、メモリカード、記憶媒体及び/又はほかの記憶装置を含むことができる。RF部は、無線信号を処理するためのベースバンド回路を含むことができる。実施例がソフトウェアで具現されるとき、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(手続、機能など)で具現することができる。モジュールは、メモリに記憶され、プロセッサによって実行することができる。メモリは、プロセッサの内部又は外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサと接続することができる。
前述した例示的なシステムにおいて、方法は、一連のステップ又はブロックとして流れ図に基づいて説明されているが、本発明は、ステップの順序に限定されるものではなく、あるステップは、前述と異なるステップと異なる順序で、又は同時に生起することができる。また、当業者であれば、流れ図に示すステップが排他的でなく、ほかのステップが含まれ、又は流れ図の一つ又はそれ以上のステップが本発明の範囲に影響を及ぼさずに削除可能であることを理解することができるであろう。

Claims (15)

  1. 無線通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する方法であって、
    端末がランダム接続プリアンブルを2次セルで送信するステップと、
    前記端末が、1次セルにおいて、前記ランダム接続プリアンブルに対する応答であるランダム接続応答を受信するステップであって、前記ランダム接続応答は、送信電力コマンド(TPC)と、アップリンク時間揃えを維持するために送信する時間揃え値を指示する時間調整コマンド(TAC)とを含む、ステップと、
    前記端末が、前記TPCに基づいて前記2次セルで送信されるアップリンクチャネルの送信電力を決定するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記ランダム接続応答は、スケジュールされたメッセージのためのアップリンクリソース割当を更に含み、
    前記アップリンクチャネルは、前記アップリンクリソース割当によって設定される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記2次セルが前記1次セルによって活性化される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記1次セルのセルインデクスは0であり、前記2次セルのセルインデクスは0より大きい、請求項3に記載の方法。
  5. 前記時間揃え値は、前記2次セルに適用される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記1次セル及び前記2次セルは、別個の時間調整(TA)グループに属し、
    一つのTAグループに属するすべてのセルは、同じ時間揃え値が適用される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記アップリンクチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記2次セルのサブフレームiで送信されるアップリンクチャネルの送信電力PPUSCH(i)は、次の式
    で決定され、
    ここで、PCMAXはサブフレームiで設定された端末送信電力であり、MPUSCH(i)はPUSCHリソース割当の帯域幅であり、PO_PUSCH(j)及びα(j)はパラメータであり、PLは前記端末によって計算されるダウンリンク経路損失推定値であり、ΔTF(i)は端末特定パラメータであり、f(i)は前記TPCに基づいて取得されるパラメータである、請求項7に記載の方法。
  9. 無線通信システムにおいてアップリンク送信電力を制御する端末であって、
    無線信号を送信及び受信する無線周波(RF)部と、
    前記RF部と接続されるプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、
    ランダム接続プリアンブルを2次セルで送信し、
    1次セルにおいて、前記ランダム接続プリアンブルに対する応答であるランダム接続応答を受信し、前記ランダム接続応答は、送信電力コマンド(TPC)と、アップリンク時間揃えを維持するために送信する時間揃え値を指示する時間調整コマンド(TAC)とを含み、
    前記TPCに基づいて前記2次セルで送信されるアップリンクチャネルの送信電力を決定するように構成された、端末。
  10. 前記ランダム接続応答は、スケジュールされたメッセージのためのアップリンクリソース割当を更に含み、
    前記アップリンクチャネルは、前記アップリンクリソース割当によって設定される、請求項9に記載の端末。
  11. 前記2次セルが前記1次セルによって活性化される、請求項9に記載の端末。
  12. 前記1次セルのセルインデクスは0であり、前記2次セルのセルインデクスは0より大きい、請求項11に記載の端末。
  13. 前記1次セル及び前記2次セルは、別個の時間調整(TA)グループに属し、
    一つのTAグループに属するすべてのセルは、同じ時間揃え値が適用される、請求項9に記載の端末。
  14. 前記アップリンクチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である、請求項9に記載の端末。
  15. 前記2次セルのサブフレームiで送信されるアップリンクチャネルの送信電力PPUSCH(i)は、次の式
    で決定され、
    ここで、PCMAXはサブフレームiで設定された端末送信電力であり、MPUSCH(i)はPUSCHリソース割当の帯域幅であり、PO_PUSCH(j)及びα(j)はパラメータであり、PLは前記端末によって計算されるダウンリンク経路損失推定値であり、ΔTF(i)は端末特定パラメータであり、f(i)は前記TPCに基づいて取得されるパラメータである、請求項14に記載の端末。
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