JP2014240224A - 推力発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 船舶などに取付け、保守時などにプロペラ翼等を取外すことができるメンテナンス性の高い推力発生装置を提供すること。
【解決手段】 筒状ハウジング10と、筒状ハウジング10の内方の所定位置に配置された推進機本体20と、推進機本体20に内設された環状のステータ25と、筒状ハウジング10からステータ25に接続された電力ケーブルと、ステータ25の内周側に配置された環状のロータ30と、ロータ30の径方向内側に設けられたプロペラ翼33と、推進機本体20の側面の対向する位置に着脱可能に配置され、ロータ30の内周面の位置から離反する方向に拡径して端部が筒状ハウジング10の内周位置まで延びるフェアリング40,41とを備え、筒状ハウジング10は固定フランジ12と支持フランジ13とを有し、推進機本体20は固定フランジ12と着脱可能な結合部21を有している。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、船舶等の推進力を発生するための推力発生装置に関する。
近年、船舶分野において、推進機としての効率向上、推進機からの漏油問題の解決、乗船員の乗り心地改善等を目的とする推進機の低騒音・低振動化などに対する要望が高まっている。しかしながら、従来から主流となっているディーゼル機関を用いた推進機では、更なる効率向上、漏油解決及び低騒音・低振動化を図るための手段に乏しいのが実情である。
このような状況の下、リング状の電動機のロータ内周にプロペラを配設して、電動機とプロペラとが一体となった推進機(以下、「リムドライブ推進機」ともいう)が注目されている。リムドライブ推進機は、プロペラが電動機のロータ内周に配設されているため、プロペラ翼端から発生するキャビテーションを抑制することができる。そのため、効率が向上するとともに、キャビテーション騒音を低減することができ、低騒音・低振動化が可能となる。また、プロペラ翼を支持する軸受に海水潤滑軸受(以下の説明では、「液」として「水」を例に説明する)を採用した場合、推進機が破損したとしても漏油の問題がなく、船舶分野における環境負荷低減にも貢献することができる。
この種の先行技術として、リング状の電動機のロータに径方向内方に突出するプロペラ翼を設け、電動機で駆動されるプロペラ翼の回転により水流を軸方向に噴射して推進力を発生するようにした推力発生装置がある(例えば、特許文献1,2参照)。これらの推力発生装置は、例えば、船体の船首又は船尾に設けられた船体横方向に貫通する配置穴(トンネル)に設けられ、プロペラ翼等を分解できるようにしている。
特開2011−005926号公報 特開2011−005927号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に記載された推力発生装置では、プロペラ翼等の構成をメンテナンスする時には、ボスとプロペラ翼とロータ本体などを水中で分解又は組立を行う必要がある。しかし、水中における部品の分解又は組立は極めて困難であり、通常は船舶をドッグに入渠させてメンテナンスを行うため、多くの時間と労力を要する。
一方、例えば、上記推力発生装置を船内の空間に引き出してメンテナンスができるようにする場合、推力発生装置の上方に船内まで引き出すための大きなスペースが必要であるとともに、推力発生装置を昇降させるクレーンなどの装置が必要となり、多くの設備と費用が必要となる。
そこで、本願発明は、船舶などに取付け、保守時などに推進機本体等を一体的に取外すことができてメンテナンス性の良い推力発生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明は、液中に配置され、液を噴射することで推力を発生させる推力発生装置であって、左右端面が開放した筒状ハウジングと、前記筒状ハウジングの内方の所定位置に配置された推進機本体と、前記推進機本体に内設された環状のステータと、前記筒状ハウジングから前記ステータに接続された電力ケーブルと、前記ステータの内周側に配置された環状のロータと、前記ロータの径方向内側に設けられたプロペラ翼と、前記推進機本体の側面の対向する位置に着脱可能に配置され、前記ロータの内周面の位置から離反する方向に拡径して端部が前記筒状ハウジングの内周位置まで延びるフェアリングと、を備え、前記筒状ハウジングと前記推進機本体とは、一方に少なくとも一つのフランジを有し、他方に前記フランジと着脱可能な結合部を有している。
この構成により、推進機本体の側面に配設されたフェアリングを取り外した後、結合部をフランジから外せば推進機本体と筒状ハウジングとを分離可能とすることができ、推進機本体を筒状ハウジングの軸方向(この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「軸方向」は、プロペラ翼の回転軸線方向をいう)に取出してメンテナンスすることが可能となり、メンテナンス性を向上させることができる。従って、プロペラ翼などの保守点検時にも推進機本体を取外して容易に点検することができる。
また、前記フランジは、前記推進機本体を筒状ハウジングに固定する固定フランジと、前記推進機本体を筒状ハウジングに支持する支持フランジとを有し、前記固定フランジと支持フランジとは軸方向に離れて配設されていてもよい。
このように構成すれば、固定フランジの部分で推進機本体を筒状ハウジングに固定すれば、他の支持フランジの部分では推進機本体の姿勢を保ち、推進機本体を筒状ハウジング内に安定して保持することができる。
また、前記フランジは、前記結合部を取付けた状態で前記推進機本体の外周部分に冷却液を通流させる通液部を有していてもよい。
このように構成すれば、推進機本体を取外し可能にするフランジの通液部から、推進機本体の外周部分に周囲の冷却液(冷却水)を通流させて冷却することができ、推進機本体を効率良く冷却することができる。従って、プロペラ翼を回転させる電動機部分を適切に冷却して、推進機の効率向上を図ることができる。
また、前記フランジと結合部とは、固定ボルトで固定するように構成され、前記通液部は、前記固定ボルトによる固定位置の間に配設されていてもよい。
このように構成すれば、推進機本体を適切に固定する固定位置の間に設けた通液部から推進機本体の外周部分に冷却液(冷却水)を導入することができる。
また、前記筒状ハウジングと推進機本体との間に、前記フランジの通液部から推進機本体の外周部分に通流させた冷却液を、推進機本体の外周部分で周方向に通流させる冷却流路を形成してもよい。
このように構成すれば、フランジの通液部から推進機本体の外周部分に通流させた冷却液(冷却水)を推進機本体の周方向に通流させて、推進機本体の外周部分を効率良く冷却することができる。
また、前記フランジは、軸方向に離れて少なくとも2つが設けられ、該フランジは周方向の所定範囲に通液部を有し、前記フランジの間の前記筒状ハウジングと推進機本体との間に流路形成部材を有し、該流路形成部材は、前記筒状ハウジングの軸心を挟んで前記フランジの通液部の位置と反対の位置に開口部を有し、前記通液部と前記開口部とで、筒状ハウジングと推進機本体との間の周方向に前記冷却流路を形成してもよい。
このように構成すれば、一方のフランジの通液部から推進機本体の外周部分に通流させた冷却液(冷却水)を、流路形成部材によって形成された流路によって推進機本体の周方向に通流させ、この冷却液を他方のフランジの通液部から外部に出すので、推進機本体の外周部分に長い冷却流路を形成してより効率良く冷却することができる。しかも、冷却液の流速が速くなるような流路断面積とすることで、冷却効率を高めることもできる。
また、前記筒状ハウジングと前記推進機本体との間に防水チューブを備え、前記電力ケーブルは前記防水チューブに挿通されていてもよい。
このように構成すれば、運転時は防水チューブによって電力ケーブルの防水状態を保ち、推進機本体を取外す時には防水チューブを取外すことによって電力ケーブルを外すことができる。
また、前記電力ケーブルは、筒状ハウジングと推進機本体との間で、水中において水密かつ着脱可能な水中コネクタで接続されていてもよい。
このように構成すれば、推進機本体を取外す時に、水中コネクタの部分で電力ケーブルを容易に外すことができる。
本願発明によれば、船舶などに取付け、プロペラ翼の保守時などには推進機本体と一体的に取外して容易にメンテナンスすることができ、メンテナンス性の高い推力発生装置を構成することが可能となる。
図1は本願発明の第1実施形態に係る推力発生装置を示す縦断面図である。 図2は図1に示すII−II矢視の正面図である。 図3は図1に示す支持フランジの正面図である。 図4は図1に示す固定フランジの正面図である。 図5は図1に示す推力発生装置のフランジ部分における水流を説明する模式図である。 図6は図1に示す推力発生装置を分解した時の縦断面図である。 図7は本願発明の第2実施形態に係る推力発生装置を示す縦断面図である。 図8は図7に示すVIII−VIII矢視断面図である。 図9は図7に示すIX−IX矢視断面図である。 図10は本願発明の第3実施形態に係る推力発生装置を示す縦断面図である。 図11は本願発明の第4実施形態に係る推力発生装置を示す縦断面図である。 図12は図11に示す支持フランジの正面図である。 図13は図11に示す固定フランジの正面図である。 図14は図11にXIV−XIV矢視で示す流路形成フランジの正面図である。 図15は図11にXV−XV矢視で示す流路形成フランジの正面図である。 図16は図11に示す推力発生装置のフランジ部分における水流を説明する模式図である。
以下、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、船体の船首又は船尾に設けられた船体横方向に貫通する円筒壁(トンネル)に設けられ、船舶のサイドスラスタなどに用いられる推力発生装置を例に説明する。
図1に示すように、この実施形態の推力発生装置1は、船体100に設けられた円筒壁101に設けられており、円筒壁101の両開口102から水平方向に水Wを噴射して推力を発生するようになっている。上記円筒壁101は中央部分が配置部103となっており、この配置部103に左右端が開放した筒状ハウジング10が固定されている。筒状ハウジング10は、円筒壁101と同一内径に形成されており、円筒壁101に溶接等で固定される。
そして、この実施形態では、筒状ハウジング10の内周の所定位置にフランジが設けられている。この実施形態では、2つのフランジ12,13が設けられており、図示する右側には推進機本体20を固定するための固定フランジ12が設けられ、図示する左側には推進機本体20の外周部分を支持する支持フランジ13が設けられている。これらのフランジ12,13は、プロペラ翼33の軸方向Xに離れて配設されており、軸方向中心に対して等間隔で配置されている。フランジ12,13は、推進機本体20の大きさなどに応じて適切に配置すればよい。
上記固定フランジ12に、推進機本体20に設けられた結合部21が固定されている。この実施形態では、固定フランジ12の図示する右側面に結合部21が接した状態で、結合部21を固定ボルト24で固定フランジ12に固定している。
また、この実施形態では、2つのフランジ12,13を設けた例を示したが、少なくとも1つのフランジ(固定フランジ12のみ)を有していればよく、3つ以上であってもよい。固定フランジ12のみの1つにする場合、例えば、支持フランジ13の機能を有する構成を推進機本体20から突設するようにしてもよい。
上記推進機本体20は、上記筒状ハウジング10の内方に配置される外周ケーシング22と、この外周ケーシング22に内設された環状のステータ25と、外周ケーシング22の側面の対向する位置に配置された側面ケーシング23とを有している。そして、上記外周ケーシング22の一端(右側)に、上記結合部21が突設されている。この結合部21は、鍔状に突設されている。結合部21と逆方向(左側)に設けられた側面ケーシング23には、上記ステータ25の電機子コイル26と接続された電力ケーブル27が貫通して設けられている。ステータ25は、複数の電機子コイル26が設けられ、環状に形成されている。電力ケーブル27は、上記筒状ハウジング10と側面ケーシング23との間に設けられた防水チューブ17の中に挿通されている。この防水チューブ17は、筒状ハウジング10に設けられ、端部が側面ケーシング23にボルト等で取付けられている。
上記ステータ25の内周側には、環状のロータ30が配設されている。このロータ30は、複数の磁石が取付けられて環状に形成されたロータコア31と、このロータコア31が外嵌された環状のロータ本体32とを有している。ロータ30は、上記ステータ25の電機子コイル26に給電することで回転させられるロータコア31によって回転させられる。電機子コイル26への給電の仕方を変えることで、ロータコア31の回転速度、回転方向などを変更することができる。
ステータ25は、その熱が熱伝導によって外周ケーシング22に熱伝達されるようになっている。ステータ25とロータ30とによって電動機が構成されており、このステータ25は、この実施形態では、外周ケーシング22の対流冷却によって冷却されるようになっている。
上記ロータ本体32の径方向内側には、プロペラ翼33が設けられている。このプロペラ翼33は、正転、逆転のいずれの方向に回転しても推力を発生させることができる形状に形成されている。プロペラ翼33は、基部がロータ本体32に取付けられている。そのため、プロペラ翼33によるキャビテーションの発生を抑制することができる。従って、キャビテーションによって生じる騒音や振動を低減することができる。この実施形態のプロペラ翼33は、周方向に複数枚(この例では、後述するように4枚)が等間隔で設けられている。
さらに、ロータ30は、上記側面ケーシング23の内側に設けられた水潤滑軸受50,51によって支持されている。ロータ本体32には、上記ロータコア31が設けられた中央部分から軸方向Xの前後に鍔部34,35が設けられており、この鍔部34,35の外周面でロータ本体32の径方向に作用するラジアル荷重を水潤滑軸受50,51の内周面52によって支持している。
また、ロータ本体32の軸方向前後に形成された半径方向の面により、ロータ本体32の軸方向に作用するスラスト荷重を水潤滑軸受50,51の対向面53によって支持している。このように水潤滑軸受50,51は、内周面52がラジアル軸受面であり、対向面53がスラスト軸受面となっている。このように、上記水潤滑軸受50,51は、ロータ本体32を軸方向Xから挟むように設けられ、これらの水潤滑軸受50,51によってロータ30に作用するラジアル荷重及びスラスト荷重が支持されている。この水潤滑軸受50,51は、滑り軸受方式となっている。さらに、対向面53から、ロータコア31とステータ25との隙間にも水Wが流れるようになっている。このような水潤滑軸受50,51により、漏油の問題を生じることはない。
また、上記ロータ30の鍔部34,35の軸方向端部の位置から離反する方向に、鍔部34,35と内周面が連なるフェアリング40,41が設けられている。これらのフェアリング40,41は、ロータ30から離反する方向に拡径し、端部は上記筒状ハウジング10の内周に近接した位置となるように形成されている。さらに、フェアリング40,41は、水潤滑軸受50,51の位置から筒状ハウジング10の軸方向端部における配置部103の近傍まで延びるように形成されている。これらのフェアリング40,41は、上記水潤滑軸受50,51にボルト(図示略)で着脱可能に取付けられている。
図2に示すように、上記推力発生装置1を軸方向Xから見ると、筒状ハウジング10と所定の隙間Sを空けてフェアリング41(40)が設けられ。このフェアリング41(40)の中央部分にプロペラ翼33が位置している。この例は4枚のプロペラ翼33であり、プロペラ翼33の中央部分は空間になっている。
図3に示すように、上記支持フランジ13には、周方向に複数の通流穴(通液部)14が設けられている。この複数の通流穴14により、支持フランジ13の部分で水Wが通流するようになっている。図4に示すように、上記固定フランジ12には、全周に複数の固定穴(めねじを有するねじ穴)15と通流穴(通液部)16とが設けられている。固定穴15は、周方向に等ピッチで設けられ、それらの固定穴15の間に通流穴16が等ピッチで設けられている。この複数の通流穴16により、固定フランジ12の部分で水Wが通流するようになっている。この実施形態では、固定フランジ12と支持フランジ13とに同数の通流穴14,16が設けられている。
図5は、上記固定フランジ12に推進機本体20が取付けられた状態の図面である。推進機本体20の外周ケーシング22は、固定フランジ12に接する部分と支持フランジ13に接する部分とが、これらのフランジ12,13の板厚分だけ大径部45に形成され、他は小径部46に形成されている。また、大径部45は小径部46とテーパ面で続くようになっている。これにより、推進機本体20を軸方向Xに移動させる時の固定フランジ12及び支持フランジ13と外周ケーシング22との隙間(クリアランス)を大きくし、推進機本体20を軸方向Xに移動させやすくしている。
このような推進機本体20は、図示するように、固定フランジ12の側面(右面)に推進機本体20の結合部21を接触させる。そして、結合部21に設けられたボルト挿通穴28に固定ボルト24を挿入し、固定フランジ12に設けられた固定穴(めねじを有するねじ穴)15にねじ込むことで、推進機本体20が固定フランジ12に固定される。推進機本体20の固定は、固定ボルト24によって結合部21を固定フランジ12に締め付けることにより生じる結合部21と固定フランジ12との接触面の面圧による固定である。図では、周方向に設けられた固定ボルト24の1本のみを示す。この実施形態では、図示するように固定フランジ12の右側に推進機本体20の結合部21を固定するようにしているため、推進機本体20を取外す場合、図示する右方に取外すことになる(図6)。
また、推進機本体20の取外し又は取付け時には、上記したように外周ケーシング22の支持フランジ13の板厚部分と固定フランジ12の板厚部分以外が小径部46を形成するため、固定位置に至るまでは大きな隙間で軸方向Xに移動させやすい。
一方、固定フランジ12及び支持フランジ13には通流穴14,16が設けられている。また、結合部21には、固定フランジ12の通流穴16と一致する位置に通流穴(通液部)29が設けられている。従って、図示するように、結合部21を固定フランジ12に固定した状態で、これらの通流穴16,29が連通するようになっている。
そして、これらによって、固定フランジ12と支持フランジ13との間の外周ケーシング22と筒状ハウジング10との間に、外周ケーシング22を水冷するための冷却流路90が形成されている。
すなわち、図示する矢印91,92で示すように、プロペラ翼33を回転させて水流が生じれば、筒状ハウジング10とフェアリング40,41との隙間S(図1)から推進機本体20の方向に周囲の水Wが流れ、その水Wが結合部21と固定フランジ12とに設けた通流穴29,16を通って外周ケーシング22と筒状ハウジング10との間に通流、又は支持フランジ13に設けた通流穴14を通って外周ケーシング22と筒状ハウジング10との間に通流して、外周ケーシング22を冷却する冷却流路90が形成されている。この水Wの通流は、上記プロペラ翼33を回転させることによって円筒壁101の開口102から一方に噴射される水Wの流れによって生じる。水Wの流れは、プロペラ翼33の回転方向に応じて、左右いずれかの方向に生じる。
このように外周ケーシング22と筒状ハウジング10との間に水Wの流れを生じさせることにより、外周ケーシング22の熱伝達が促進され、ステータ25の熱(点線Hで示す)を効率良くステータ25の外部へ放出することができる。これにより、電動機部分の駆動効率を向上させることができる。
図6は、上記第1実施形態に係る推力発生装置1を分解した時の図面である。まず、水潤滑軸受50,51にボルト(図示略)で固定しているフェアリング40,41を取外す。フェアリング40,41は、ボルトを外せば円筒壁101の開口102から軸方向Xに取出すことができる。
そして、推進機本体20の結合部21を固定フランジ12に固定している固定ボルト24を取外す。また、電力ケーブル27を船体側接続部(図示略)で外し、この電力ケーブル27を挿通している防水チューブ17を側面ケーシング23から取外す。その後、プロペラ翼33等を一体として推進機本体20を右方向に取外す。この推進機本体20の取外しは、例えば、筒状ハウジング10と円筒壁101の下部内面にレールなどを敷き、そのレールに沿って水平方向に移動させることで容易に取外すことができる。
しかも、ロータ30やプロペラ翼33等を一体として推進機本体20を取外し又は取付ける作業を全て船外作業によって行うことができ、船体100と推力発生装置1との間では電力ケーブル27以外の構成に防水処理を施す必要が無く、防水が必要な箇所を極力少なくすることができる。
従って、上記推力発生装置1によれば、船舶などに取付け、プロペラ翼33の保守時などには推進機本体20と一体的に取外して、洋上や工場などにおいて容易にメンテナンスすることが可能となる。
図7は、第2実施形態に係る推力発生装置2の縦断面図である。この第2実施形態は、水潤滑軸受60,61が強制的に水Wを供給する静圧軸受方式となっている。なお、上記第1実施形態の推力発生装置1と同一の構成には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図示するように、第2実施形態の推力発生装置2は、水潤滑軸受60,61の外周部分にバッファ空間62が設けられている。そして、そのバッファ空間62に配管63を介して水Wが強制的に供給されている。配管63は、筒状ハウジング10に設けられた連結継手64を介して船内に設けられたポンプ(図示略)に接続されている。
図8のVIII−VIII断面に示すように、側面ケーシング23の上部に電力ケーブル27を挿通する防水チューブ17が設けられ、水潤滑軸受60の下部に配管63が設けられている。この断面では、側面ケーシング23の外周に支持フランジ13が位置した状態であり、支持フランジ13に設けられた通流穴14が見えている。
図9のIX−IX断面に示すように、外周ケーシング22の反対側に設けられた水潤滑軸受61の下部にも、配管63が設けられている。この断面では、側面ケーシング23の外周から外周ケーシング22の結合部21が鍔状に突出した状態であり、結合部21の通流穴29が見えている。この通流9は、固定フランジ12に設けられた通流穴16と連通した状態となっている。
このように、水潤滑軸受60,61の軸受面に水Wを強制的に供給して静圧軸受方式とすることにより、ロータ30を回転させていない状態でも水潤滑軸受60,61との間に常に水膜を形成することができる。
従って、この推力発生装置2によれば、水潤滑軸受60,61の軸受面とロータ30との間に常に安定した水膜を形成することができ、例えば、定点保持する船舶など、低速回転で長時間使用するような条件などにおいても安定したロータ30の支持ができる。
また、この実施形態でも、結合部21、固定フランジ12及び支持フランジ13に通流穴29,14,16(図5)が設けられているため、プロペラ翼33を回転させて水流が生じれば、筒状ハウジング10とフェアリング40,41との隙間Sから推進機本体20の方向に水Wが流れ、その水Wが結合部21と固定フランジ12とに設けた通流穴29,16を通って外周ケーシング22と筒状ハウジング10との間に通流、又は支持フランジ13に設けた通流穴14を通って外周ケーシング22と筒状ハウジング10との間に通流して、外周ケーシング22の外面を効率良く冷却することができる(図5)。
しかも、フェアリング40,41を取外した後、電力ケーブル27、防水チューブ17、及び連結継手64を外し、上記図6と同様に、推進機本体20の結合部21を固定フランジ12に固定している固定ボルト24を取外せば、プロペラ翼33等を一体として推進機本体20を円筒壁101の開口102から軸方向Xに取出すことができる。従って、プロペラ翼33等のメンテナンスを容易に行うことが可能となる。
図10は、第3実施形態に係る推力発生装置3を示す縦断面図である。この第3実施形態では、上記第1実施形態の推力発生装置1における電力ケーブル27による直接接続に代えて、電力ケーブル70の途中に水中コネクタ71を設けた例である。なお、上記第1実施形態の推力発生装置1と同一の構成には、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図示するように、一方の側面ケーシング23には、水中コネクタ71のソケット72が設けられた出力ケーブル73が設けられている。また、円筒壁101には、水中コネクタ71のプラグ74が先端に設けられた入力ケーブル75が設けられている。図示する状態の水中コネクタ71は、プラグ74とソケット72とが接続された状態である。
このように構成された推力発生装置3によれば、上記第1実施形態の推力発生装置1と同様にフェアリング40,41を取外し、水中コネクタ71のプラグ74をソケット72から抜き、推進機本体20の結合部21を固定フランジ12に固定している固定ボルト24を外せば、プロペラ翼33等を一体として推進機本体20を軸方向Xに取外すことができる。
従って、推力発生装置3のメンテナンス性を大幅に向上させることができる。しかも、この実施形態でも、結合部21、固定フランジ12及び支持フランジ13に通流穴29,14,16(図5)が設けられているため、プロペラ翼33を回転させて水流が生じれば、筒状ハウジング10とフェアリング40,41との隙間Sから推進機本体20の方向に水Wが流れ、その水Wが結合部21と固定フランジ12とに設けた通流穴29,16を通って外周ケーシング22と筒状ハウジング10との間に通流、又は支持フランジ13に設けた通流穴14を通って外周ケーシング22と筒状ハウジング10との間に通流して、外周ケーシング22の外面を効率良く冷却することができる(図5)。
図11は、第4実施形態に係る推力発生装置4の縦断面図である。この第4実施形態では、上記第1実施形態の推力発生装置1における固定フランジ12と支持フランジ13に代えて、更なる冷却効果を期待する固定フランジ80と支持フランジ81、及び流路形成部材を設けた例である。なお、上記第1実施形態の推力発生装置1と同一の構成には、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図示するように、この実施形態の推力発生装置4は、筒状ハウジング10の内周に固定フランジ80及び支持フランジ81を設けるとともに、それらの間に流路形成部材たる流路形成フランジ82,83が設けられている。これらの流路形成フランジ82,83は、固定フランジ80及び支持フランジ81の内径よりも僅かに大きい内径に形成されている。これにより、推進機本体20を軸方向Xに取外し又は取付けする時に干渉しないようにしている。
図12に示すように、上記支持フランジ81は、中心部分よりも下方にのみ通流穴(通液部)84が設けられている。これらの通流穴84は等ピッチで設けられている。この複数の通流穴84により、支持フランジ81の部分で水Wが通流するようになっている。図13に示すように、上記固定フランジ80は、全周に複数の固定穴15が設けられ、中心部よりも上方にのみ通流穴(通液部)85が設けられている。この複数の通流穴85により、固定フランジ80の部分で水Wが通流するようになっている。固定穴15は、周方向に等ピッチで設けられ、上部の固定穴15の間に通流穴85が等ピッチで設けられている。この実施形態では、固定フランジ80と支持フランジ81とに同数の通流穴84,85が設けられている。
図14に示すように、上記流路形成フランジ82は、下部の所定範囲が切除された開口部86を有している。この開口部86は、この例では30°の範囲を切除して形成している。図15に示すように、他方の流路形成フランジ83は、上部の所定範囲が切除された開口部87を有している。この開口部87は、この例では30°の範囲を切除して形成している。
図16は、上記固定フランジ80に推進機本体20が取付けられた状態の図面である。推進機本体20の外周ケーシング22は、固定フランジ80に接する部分と支持フランジ81に接する部分とが、これらのフランジ80,81の板厚分だけ大径部45に形成され、他は小径部46に形成されている。これにより、推進機本体20を軸方向Xに移動させる時の固定フランジ80及び支持フランジ81と外周ケーシング22との隙間(クリアランス)を大きくし、推進機本体20を軸方向Xに移動させやすくしている。しかも、流路形成フランジ82,83も、内径が固定フランジ80及び支持フランジ81よりも大きいため、外周ケーシング22との隙間は大きく、推進機本体20を軸方向Xに移動させやすくなっている。
このような推進機本体20は、図示するように、固定フランジ80の側面(右側)に推進機本体20の結合部21を接触させる。そして、結合部21に設けられたボルト挿通穴28に固定ボルト24を挿入し、固定フランジ80に設けられた固定穴(めねじを有するねじ穴)15にねじ込むことで、推進機本体20が固定フランジ80に固定される。推進機本体20の固定は、固定ボルト24によって結合部21を固定フランジ80に締め付けることにより生じる結合部21と固定フランジ80との接触面の面圧による固定である。図では、周方向に設けられた固定ボルト24の1本のみを示す。この実施形態でも、図示するように固定フランジ80の右側に推進機本体20の結合部21を固定するようにしているため、推進機本体20を取外す場合、図示する右方に取外すことになる(図6と同様)。
また、推進機本体20の取外し又は取付け時には、上記したように外周ケーシング22の支持フランジ81の板厚部分と固定フランジ80の板厚部分以外が小径部46を形成するため、固定位置に至るまでは大きな隙間で軸方向Xに移動させやすい。
一方、上記結合部21及び固定フランジ12には上部に通流穴29,85が設けられ、支持フランジ13には下部に通流穴84が設けられ、流路形成フランジ82は下部に開口部86が設けられ、流路形成フランジ83は上部に開口部87が設けられている。
従って、これらによって、固定フランジ80と支持フランジ81との間の外周ケーシング22と筒状ハウジング10との間に、外周ケーシング22を水冷するための冷却流路90が形成されている。すなわち、図示する矢印91〜94で示すように、プロペラ翼33を回転させて水流が生じれば、筒状ハウジング10とフェアリング40,41との隙間S(図11)から推進機本体20の方向に周囲の水Wが流れる。そして、例えば、図の右側からの水Wが結合部21と固定フランジ80とに設けた通流穴29,85を通って外周ケーシング22と筒状ハウジング10との間に通流すると、その水Wは流路形成フランジ82との間を下方へ流れ、その開口部86から他方の流路形成フランジ83との間を上方へ流れ、この流路形成フランジ83の開口部87から支持フランジ81との間に流れて、支持フランジ81の通流穴84から出るような冷却流路90が形成されている。なお、矢印91〜94は、支持フランジ81の通流穴84の方から水Wが入る場合も含めて両矢印で示している。
しかも、この第4実施形態の冷却流路90は、上記第1実施形態〜第3実施形態の推力発生装置1〜3における冷却流路(固定フランジ12と支持フランジ13との間の周方向面積)に比べて流路断面積が狭くなっているため、外周ケーシング22の外面に沿って流れる冷却水の流速が速くなって、より冷却効率を高めることができる。
従って、この実施形態の推力発生装置4によれば、推進機本体20の結合部21を固定フランジ12から取外せば、推進機本体20を船体などから容易に取外してメンテナンスすることができ、その上、プロペラ翼33を回転させて推力を発生させたときに、固定フランジ12側又は支持フランジ13側から外周ケーシング22の周囲に形成した冷却流路90に水流を生じさせるので、外周ケーシング22を介してステータ25を効率良く冷却し、電動機部分の効率向上を図ることが可能となる。
以上のように、上記推力発生装置1,2,3,4によれば、船体などに固定される筒状ハウジング10に対してプロペラ翼33等を含む推進機本体20をユニットとして一体的に取外すことができるので、リムドライブ推進機である推力発生装置1〜4のメンテナンス性を大幅に向上させることが可能となる。
また、推進機本体20を筒状ハウジング10に固定しているフランジ12,13の間で外周ケーシング22を効率良く冷却することができるので、推力発生装置1〜4の電動機部分の冷却効率向上を図り、推進機としての効率向上を図ることが可能となる。
なお、上記実施形態では、通液部を通流穴14,84で構成しているが、溝状の通液部など他の構成によって冷却液を通過させるようにしてもよく、上記実施形態に限定されるものではない。
さらに、上記実施形態では、船舶のサイドスラスタとして、船体100に設けられた円筒壁101に推力発生装置1〜4を設ける例を説明したが、他の構成において用いることもでき、船舶の推力発生装置に限定されるものではない。
また、上記実施形態は一例を示しており、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。
本願発明に係る推力発生装置は、船舶等の推進装置として利用することができる。
1〜4 推力発生装置
10 筒状ハウジング
12 固定フランジ
13 支持フランジ
14 通流穴(通液部)
15 固定穴(ねじ穴)
16 通流穴(通液部)
17 防水チューブ
20 推進機本体
21 結合部
22 外周ケーシング
23 側面ケーシング
24 固定ボルト
25 ステータ
26 電機子コイル
27 電力ケーブル
28 ボルト挿通穴
29 通流穴(通液部)
30 ロータ
33 プロペラ翼
40,41 フェアリング
45 大径部
46 小径部
50,51 水潤滑軸受
52 内周面
53 対向面
60,61 水潤滑軸受
62 バッファ空間
63 配管
70 電力ケーブル
71 水中コネクタ
80 固定フランジ
81 支持フランジ
82,83 流路形成フランジ(流路形成部材)
84,85 通流穴(通液部)
86,87 開口部
90 冷却流路
91〜94 矢印
100 船体
101 円筒壁
102 開口
103 配置部
W 水
X 軸方向
S 隙間
H 熱

Claims (8)

  1. 液中に配置され、液を噴射することで推力を発生させる推力発生装置であって、
    左右端面が開放した筒状ハウジングと、
    前記筒状ハウジングの内方の所定位置に配置された推進機本体と、
    前記推進機本体に内設された環状のステータと、
    前記筒状ハウジングから前記ステータに接続された電力ケーブルと、
    前記ステータの内周側に配置された環状のロータと、
    前記ロータの径方向内側に設けられたプロペラ翼と、
    前記推進機本体の側面の対向する位置に着脱可能に配置され、前記ロータの内周面の位置から離反する方向に拡径して端部が前記筒状ハウジングの内周位置まで延びるフェアリングと、を備え、
    前記筒状ハウジングと前記推進機本体とは、一方に少なくとも一つのフランジを有し、他方に前記フランジと着脱可能な結合部を有していることを特徴とする推力発生装置。
  2. 前記フランジは、前記推進機本体を筒状ハウジングに固定する固定フランジと、前記推進機本体を筒状ハウジングに支持する支持フランジとを有し、
    前記固定フランジと支持フランジとは軸方向に離れて配設されている請求項1に記載の推力発生装置。
  3. 前記フランジは、前記結合部を取付けた状態で前記推進機本体の外周部分に冷却液を通流させる通液部を有している請求項1又は2に記載の推力発生装置。
  4. 前記フランジと結合部とは、固定ボルトで固定するように構成され、
    前記通液部は、前記固定ボルトによる固定位置の間に配設されている請求項3に記載の推力発生装置。
  5. 前記筒状ハウジングと推進機本体との間に、前記フランジの通液部から推進機本体の外周部分に通流させた冷却液を、推進機本体の外周部分で周方向に通流させる冷却流路を形成した請求項3又は4に記載の推力発生装置。
  6. 前記フランジは、軸方向に離れて少なくとも2つが設けられ、該フランジは周方向の所定範囲に通流穴を有し、
    前記フランジの間の前記筒状ハウジングと推進機本体との間に流路形成部材を有し、該流路形成部材は、前記筒状ハウジングの軸心を挟んで前記フランジの通流穴の位置と反対の位置に開口部を有し、
    前記通流穴と前記開口部とで、筒状ハウジングと推進機本体との間の周方向に前記冷却流路を形成した請求項5に記載の推力発生装置。
  7. 前記筒状ハウジングと前記推進機本体との間に設けられた防水チューブを備え、前記電力ケーブルは前記防水チューブに挿通されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の推力発生装置。
  8. 前記電力ケーブルは、筒状ハウジングと推進機本体との間で、水中において水密かつ着脱可能な水中コネクタで接続されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の推力発生装置。
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