JP2014240120A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータ駆動用の電源と、マイコン搭載の制御回路用の電源を、ハウジング内にコンパクトに収納した電動工具を提供する。【解決手段】モータ3と、モータを収容する胴体部と、胴体部から延びるハンドル部を有し、ハンドル部の一端側が胴体部に接続されるハウジングと、モータを駆動するインバータ回路基板4と、モータを制御するマイコンを備えた制御回路基板8と、AC電源コード11aと、商用交流電源の交流を直流に変換する全波整流回路14と、全波整流回路の出力電圧を制御回路基板の駆動電圧に変換する電源装置15を備え、インバータ回路基板、制御回路基板、全波整流回路、及び電源装置をハウジング2の内部に収容し、全波整流回路14をハウジング2のハンドル部2bの他端側に配置した。【選択図】 図1

Description

本発明は商用交流電力を電源としてモータを駆動する電動工具に関し、特に、制御回路によってモータの回転が電子的に制御される電動工具に関するものである。
近年、ドリルやドライバ等の先端工具をモータによって回転駆動して所要の作業を行う電動工具において、モータの回転を電子的に制御する電動工具が広く使われるようになってきた。また、ブラシレスモータを有さない電動工具であって、モータに所定の動作をさせるため、又はクラッチ動作をさせるため、又は、ネジ締めの回数を計数するため、電子的に制御する電動工具も販売されている。このように電子的に制御する際に、制御回路が必要となる。電子的に制御されるモータとしては、例えばブラシレスDCモータが広く用いられる。ブラシレスDCモータは、例えばブラシ(整流用刷子)の無いDC(直流)モータであり、コイル(巻線)をステータ(固定子)側に、永久磁石をロータ(回転子)側に用い、インバータで駆動された電力を所定のコイルへ順次通電することによりロータを回転させる。ブラシレスDCモータでは、ステータに巻かれたコイルへの通電をオン・オフさせるためのFET(Field effect transistor)等のスイッチング素子を、モータ近傍の回路基板上に配置する。スイッチング素子を配置する場所は、例えば特許文献1では、モータの後側(先端工具と反対側)に取り付けられる略円形の回路基板上に配置している。
ここで従来の電動工具の構成を図4から図6を用いて説明する。図4は従来技術による電動工具の内部構造を示す断面図である。インパクトドライバ101は、充電可能なバッテリパック109を電源とし、モータ103を駆動源として回転打撃機構121を駆動し、出力軸であるアンビル130に回転力と打撃力を与え、スリーブ131の内側に位置する取付穴130aに保持されるドライバビット等の図示しない先端工具に回転打撃力を間欠的に伝達してねじ締めやボルト締め等の作業を行う。
ブラシレスDC方式のモータ103は、側面視で略T字状の形状を成すハウジング102の筒状の胴体部102a内に収容される。モータ103の回転軸に回転打撃機構121が接続される。ハウジング102の胴体部102aから略直角に一体に延びるハンドル部102b内の上部にはトリガスイッチ106が配設され、トリガスイッチ106の下方にはスイッチ回路基板107が設けられる。ハンドル部102b内の下部には、トリガスイッチ106の引き動作によって前記モータ103の速度を制御する制御回路を搭載する制御回路基板108が収容される。図4で示す電動工具は、いわゆるコードレスタイプであり、ハウジング102の拡径部102cには、電源となるバッテリパック109が装着される。
図5は従来技術による電動工具の回路ブロック図である。バッテリパック109から供給される直流電力は、インバータ回路基板104に入力される。インバータ回路基板104上に搭載されるインバータ回路104aは制御回路108aによって駆動信号(ゲート電圧)137が調整され、モータ103の回転が制御される。モータ103の回転は、ロータと対向する位置に設けられる複数のホールIC135によって検出され、出力信号(位置信号)136として制御回路108aに入力される。制御回路108aはトリガスイッチ106が引かれたことを検知して、制御回路108aは信号線137を介してインバータ回路104aを駆動制御する。制御回路108aは、バッテリパック109の電池電圧も検知し、モータ103に流れる電流量を監視する。
制御回路108aにはマイコン等の各種電子回路が搭載されるが、その駆動電源としてバッテリパック109が用いられる。この接続状況を示すのが図6の回路図である。図6において、バッテリパック109の電力はインバータ回路基板104に送られると同時に、制御回路基板108にも送られる。従って、制御回路基板108の電源入力部の電圧とインバータ回路基板104の入力部の電圧は等しく+Vdcである。電圧+Vdcは、例えば12Vから36V程度である。
特開2009−72880号公報
コードレスのブラシレスDCモータ駆動形電動工具では、電源であるバッテリパック109の電圧が、例えば12から18V程度と低いため、インバータ回路104aと制御回路108aを共通電源で動作させることができる。つまり、制御回路108aのための専用の電源は必要ない。しかしながら、電動工具をバッテリパック109で稼働させるのでなくAC100V等の商用電源で駆動するには、電動工具に電源ケーブルを接続すると共に、インバータ回路に接続される直流を生成する必要がある。そのため商用電圧から直流電圧を作成する為に整流回路を内蔵する必要があるが、AC100Vから直流電圧を作成すると、約141Vの直流が得られることになり、この直流電力がインバータ回路に接続されることになる。また、インバータ回路4aを制御するための制御回路にとって直流141Vでは電圧が高すぎるため、制御回路にそのまま直流141Vを供給することができない。そのため、制御回路用の動作電圧として、18V程度の直流電圧を供給するスイッチング電源回路が必要となる。
従来のコードレスタイプの電動工具では、インバータ回路用の電源も制御回路用の電源も直接電池から供給されるためスイッチング電源回路は不要であるが、電源コード付のブラシレスDCモータ駆動形電動工具を実現するには、これら2つの電源を効率よくハウジング内に収納しないとハウジングが大型化して使いにくい電動工具となってしまう。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、ハウジングの大型化を防止してコンパクトに構成した電動工具を提供することにある。
本発明の他の目的は、商用電源で駆動される電動工具において、マイコンを用いてモータを精度良く回転制御することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、モータと、モータを収容する胴体部と、胴体部から延びるハンドル部と、を有し、ハンドル部の一端側が胴体部に接続されるハウジングと、モータを駆動するためのインバータ回路基板と、モータを制御するマイコンを備えた制御回路基板と、商用交流電源に接続可能な電源コードと、電源コードが接続され商用交流電源の交流を直流に変換する全波整流回路と、全波整流回路の出力電圧を制御回路基板の駆動電圧に変換する電源装置と、を備えた電動工具において、インバータ回路基板、制御回路基板、全波整流回路、及び電源装置をハウジング内に収容し、全波整流回路をハンドル部の他端側に配置した。
本発明の他の特徴によれば、全波整流回路は、交流を全波整流するダイオードブリッジと、ダイオードブリッジの出力側に設けられたコンデンサと、を有し、コンデンサを無極性コンデンサで構成した。また、電源コードから入力された交流は全波整流回路で直流に変換され、直流はインバータ回路基板に供給されると共に、電源装置によって降圧されて制御回路基板に供給されるように構成した。
発明によれば、ハウジングの大型化を防止してコンパクトに構成した電動工具を提供することができる。また、商用電源で駆動される電動工具において、マイコンを用いてモータを精度良く回転制御することができる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例に係るインパクトドライバ1の内部構造を示す断面図である。 本発明の実施例に係るインパクトドライバ1の回路ブロック図である。 本発明の実施例に係るインパクトドライバ1の電源配線ブロック図である。 従来技術による電動工具の内部構造を示す断面図である。 従来技術による電動工具の回路ブロック図である。 従来技術による電動工具の電源配線ブロック図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。尚、以下の説明において、上下、前後の方向は、図1に示した方向として説明する。図1は本発明に係る電動工具の一実施例としてのインパクトドライバ1の内部構造を示す図である。インパクトドライバ1は、モータ3を駆動源として回転打撃機構21を駆動し、出力軸であるアンビル30に回転力と打撃力を与え、取付穴30aに保持されるドライバビット等の図示しない先端工具に回転打撃力を間欠的に伝達してねじ締めやボルト締め等の作業を行う。
モータ3は、側面視で略T字状の形状を成すハウジング2の筒状の胴体部2a内に収容される。本実施例においてモータ3はブラシレスDCモータであり、コイル3dをステータ3c側に、永久磁石3bをロータ3a側に用い、インバータで駆動された電力を所定のコイル3dへ順次通電することによりロータ3aを回転させる。ステータ3cの外周部は胴体部2aの内壁にて保持されることにより、モータ3はハウジング2の内部に収容される。モータ3の回転軸3eは、ハウジング2の胴体部2aの中央部付近に設けられる軸受19aと後端側の軸受19bによって回転可能に保持され、モータ3の前方には、回転軸3eと同軸に取り付けられモータ3と同期して回転するロータファン13が設けられ、モータ3の後方には、モータ3を駆動するためのインバータ回路基板4が配設される。ロータファン13によって起こされる空気流は、空気取入孔17aから胴体部2aの内部に取り込まれ、主にロータ3aとステータ3cの間を通過するように流れ、ロータファン13の後方から吸引されてロータファン13の半径方向に流れ、ロータファン13の周囲のハウジング部分(図示せず)からハウジング2の外部に排出される。インバータ回路基板4はモータ3の外形とほぼ同形の略円形の両面基板であり、この基板上にはMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)等の複数のスイッチング素子5や、ロータ3aの永久磁石3bの磁力を検出することによってロータ3aの回転位置を検出するホールIC等の位置検出素子35が搭載される。
ハウジング2の胴体部2a、ハンドル部2b、拡径部2cは、前後方向及び上下方向で分割される左右分割式のハウジングで構成される。左右分割式のハウジング2の左右のそれぞれは、樹脂の一体成形により構成される。ハウジング2の胴体部2aから略直角方向(下方向)に一体に延びるハンドル部2b内の上部にはトリガスイッチ6が配設され、トリガスイッチ6の下方にはスイッチ回路基板7が設けられる。ハンドル部2b内の下部には、トリガスイッチ6の引き動作によって前記モータ3の速度を制御する機能を備えた制御回路基板8が収容される。制御回路基板8は、信号線を介してインバータ回路基板4と接続される。ハウジング2の下方、つまり延在する方向の端部にその外径が大きくなる拡径部2cが形成される。電源コード11aは拡径部2cの下部に取り付けられ、拡径部2c内には、全波整流回路14が配置される。この全波整流回路14の出力はスイッチ回路基板7の端子に接続される。そして、マイコンが搭載された制御回路基板8は全波整流回路14の上側に配置される。
全波整流回路14は、前後方向及び上下方向により構成される断面で見ると略長方形をしている。この長方形の長辺14aを前後方向に延びる向きへと配置させ、短辺14bを上下方向に延びる向きに配置させた。このように前後方向に拡径された拡径部2cに全波整流回路14を配置したので、拡径部2cを軸方向(上下方向)にコンパクトに構成することができる。また、スイッチング電源回路15は、前後方向及び上下方向により構成される断面で見ると略長方形をしている。この長方形の長辺15aを上下方向(ハンドルが延びる方向)へと配置させ、短辺15bを前後方向(ハンドルが延びる方向と直交する方向)へと配置させた。このように構成することによって、上下方向へと延びるハンドル部2bの内部にスイッチング電源回路15を配置したので、ハンドル部2bを前後方向にコンパクトに構成することができる。
制御回路基板8は全波整流回路14の高い出力電圧(例えば直流141V)で駆動させることができないため、全波整流回路14の出力から低い直流電圧を生成し、制御回路基板8に18V程度の直流を供給するスイッチング電源回路15が設けられる。スイッチング電源回路15はスイッチ回路基板7と制御回路基板8の間のハンドル部2b内部に配置される。このようにスイッチング電源回路15をハンドル部2b内に配置する構成とすることにより、スイッチング電源回路15をハウジング内に効率よくコンパクトに収納することができ、小型の電源コード付ブラシレスDCモータ駆動形電動工具を実現できる。
回転打撃機構21は、遊星歯車減速機構22とスピンドル27とハンマ24を備え、後端が軸受20、前端がメタル29により保持される。遊星歯車減速機構22はギヤピニオンなどを介してモータ3の回転軸に接続される。トリガスイッチ6が引かれてモータ3が起動されると、設定された方向にモータ3が回転を始め、その回転力は遊星歯車減速機構22によって減速されてスピンドル27に伝達され、スピンドル27が所定の速度で回転駆動される。ここで、スピンドル27とハンマ24とはカム機構によって連結され、このカム機構は、スピンドル27の外周面に形成されたV字状のカム溝25と、ハンマ24の内周面に形成されたハンマカム溝28と、これらのカム溝25、28に係合するボール26によって構成される。
ハンマ24の凸部は、スプリング23によって常に前方に付勢されており、静止時にはボール26とカム溝25、28との係合によってアンビル30の凸部とは隙間を隔てた位置にある。そして、ハンマ24とアンビル30の相対向する回転平面上の2箇所には図示しない凸部がそれぞれ対称的に形成されている。
スピンドル27が回転駆動されると、その回転はカム機構を介してハンマ24に伝達され、ハンマ24が半回転しないうちにハンマ24の凸部がアンビル30の凸部に係合してアンビル30を回転させるが、そのときの係合反力によってスピンドル27とハンマ24との間に相対回転が生ずると、ハンマ24はカム機構のカム溝25に沿ってスプリング23を圧縮しながらモータ3側へと後退を始める。
そして、ハンマ24の後退動によってハンマ24の凸部がアンビル30の凸部を乗り越えて両者の係合が解除されると、ハンマ24は、スピンドル27の回転力に加え、スプリング23に蓄積されていた弾性エネルギーとカム機構の作用によって回転方向及び前方に急速に加速されつつ、スプリング23の付勢力によって前方へ移動し、その凸部がアンビル30の凸部に再び係合して一体に回転し始める。このとき、強力な回転打撃力がアンビル30に加えられるため、アンビル30の取付穴30aに装着される図示しない先端工具を介してねじに回転打撃力が伝達される。以後、同様の動作が繰り返されて先端工具からねじに回転打撃力が間欠的に繰り返し伝達され、例えば、ネジやボルト等の締結部材を被締結材にねじ込む。
図2は、本実施例に係るインパクトドライバ1の回路ブロック図である。図2に示すように、全波整流回路14内において、入力された商用電源たる交流11はダイオードブリッジ33により全波整流され、ダイオードブリッジ33の出力側(直流側)に設けられたフィルムコンデンサなどの無極性コンデンサ34により平滑されて、スイッチング電源回路15とインバータ回路基板4に直流を供給する。ダイオードブリッジ33の入力側(交流側)には、電磁妨害波防止用のコンデンサ32が設けられる。ダイオードブリッジ33の出力側(直流側)に設けられる無極性コンデンサ34の静電容量は、例えば22マイクロF以下になるように設定すると、無極性コンデンサ34の大きさを小さめに抑えることができるので、電源コード11a付近のハウジング2の拡径部2cの大きさをコンパクトにできる。
インバータ回路基板4には、図示していないが6個のスイッチング素子5で構成されるインバータ回路4aが設けられる。モータ3には、ロータ3aに設けられる永久磁石3b(図1参照)に対向する位置に設けられ、ロータ3aの回転位置を検出するためのホールIC等の位置検出素子35が搭載される。位置検出素子35は、対向するロータ3aの永久磁石3bの極性に対応してHigh又はLowの信号36を制御回路8aに出力するもので、回転角で例えば60度ずつ隔てて3個設けられる。
インバータ回路基板4とスイッチング電源回路15はダイオードブリッジ33の出力側に接続されるため、それぞれに供給される電圧は、所定の直流電圧(+VHdc)となる。この+VHdc(請求項1の第1の直流に相当する)は、交流11が100Vの場合、約141Vである。高い直流電圧+VHdcのままでは制御回路8aを駆動させることができないため、スイッチング電源回路15は、直流電圧+VHdcから低い直流電圧+VLdc(請求項1の第2の直流に相当する)を生成して、制御回路基板8に供給する。スイッチング電源回路15は、電力を変換及び調整するための半導体スイッチング素子を用いた電源装置であって、公知のDC−DC変換器にて構成できる。本実施例のスイッチング電源回路15は、例えば直流141Vから直流18Vを生成する。制御回路8aは、トリガスイッチ6が押されるとインバータ回路基板4のスイッチング素子を駆動する為のPWM(Pulse Width Modulation)制御の駆動信号37を生成し、インバータ回路4aに出力する。
次に図3を用いて、本実施例に係るインパクトドライバ1の電源配線ブロック図を説明する。図3に示すように、インバータ回路基板4には全波整流回路14から直流電圧+VHdcが直接印加される。一方、マイコンが搭載されている制御回路基板8には+VHdcを直接印加することができないため、本実施例ではスイッチング電源回路15を設けた。スイッチング電源回路15は、+VHdcから18V程度の+VLdcを生成して制御回路基板8に供給するように構成した。このように制御回路基板8用の専用の低電圧の直流を供給するようにしたので、制御回路基板8上にマイコン等を含む電子素子を搭載することができ、これによってモータ3の回転制御として電子制御によるきめ細かな制御が実現できる。
以上説明したように本実施例においては、制御回路用の電源としてスイッチング電源回路を設けるようにした。また、スイッチング電源回路をハウジングのハンドル内に収納したので、従来の電動工具の大きさを大型化させることなく、小型の電源コード付の電動工具を実現できる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施例では電動工具の例としてインパクトドライバを用いて説明したが、インパクトドライバだけに限られず、ハンドル部を有して作業者が把持しながら作業する電動工具であれば、他の電動工具であっても良い。
また、本発明の実施例においては、インバータ回路基板及びスイッチング素子を胴体部の内部に配置する構成とした。しかし、このインバータ回路基板及びスイッチング素子の配置は、胴体部の内部に限られるものではない。例えば、インバータ回路基板及びスイッチング素子をハンドル部の内部に収容しても良い。また、インバータ回路基板及びスイッチング素子をハウジングの拡径部に収容しても良い。このようにインバータ回路基板及びスイッチング素子を配置しても、本発明の効果を奏することができる。
1 インパクトドライバ 2 ハウジング 2a 胴体部
2b ハンドル部 2c 拡径部 3 モータ 3a ロータ
3b 永久磁石 3c ステータ 3d コイル
3e 回転軸 4 インバータ回路基板
4a インバータ回路 5 スイッチング素子
6 トリガスイッチ 7 スイッチ回路基板 8 制御回路基板
11 交流(商用電源) 11a 電源コード
13 ロータファン 14 全波整流回路 15 スイッチング電源回路
17a 空気取入孔 19a、19b、20 軸受
21 回転打撃機構 22 遊星歯車減速機構 23 スプリング
24 ハンマ 25 カム溝 26 ボール 27 スピンドル
28 ハンマカム溝 29 メタル 30 アンビル
30a 取付穴 31 スリーブ 32 コンデンサ
33 ダイオードブリッジ 34 無極性コンデンサ
35 位置検出素子 36 信号 37 駆動信号
101 インパクトドライバ 102 ハウジング
102a 胴体部 102b ハンドル部 102c 拡径部
103 モータ 104 インバータ回路基板
104a インバータ回路 106 トリガスイッチ
107 スイッチ回路基板 108 制御回路基板
108a 制御回路 109 バッテリパック
121 回転打撃機構 130 アンビル
130a 取付穴 131 スリーブ 135 ホールIC
136 信号 137 駆動信号

Claims (3)

  1. モータと、
    前記モータを収容する胴体部と、前記胴体部から延びるハンドル部と、を有し、前記ハンドル部の一端側が前記胴体部に接続されるハウジングと、
    前記モータを駆動するためのインバータ回路基板と、
    前記モータを制御するマイコンを備えた制御回路基板と、
    商用交流電源に接続可能な電源コードと、
    前記電源コードが接続され前記商用交流電源の交流を直流に変換する全波整流回路と、
    前記全波整流回路の出力電圧を前記制御回路基板の駆動電圧に変換する電源装置と、を備え、
    前記インバータ回路基板、前記制御回路基板、前記全波整流回路、及び前記電源装置を前記ハウジング内に収容し、前記全波整流回路を前記ハンドル部の他端側に配置したことを特徴とする電動工具。
  2. 前記全波整流回路は、交流を全波整流するダイオードブリッジと、前記ダイオードブリッジの出力側に設けられたコンデンサと、を有し、
    前記コンデンサを無極性コンデンサで構成したことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記電源コードから入力された交流は前記全波整流回路で直流に変換され、
    前記直流は前記インバータ回路基板に供給されると共に、前記電源装置によって降圧されて前記制御回路基板に供給されるように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。
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