JP2014238746A - データ保全処理装置、raidコントローラ、データ保全処理システム、データ保全処理方法、及びそのプログラム - Google Patents

データ保全処理装置、raidコントローラ、データ保全処理システム、データ保全処理方法、及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ビットエラーの発生状況に応じたデータ保全処理を有効に実現することができるデータ保全処理装置、RAIDコントローラ、データ保全処理システム、データ保全処理方法、及びそのプログラムを提供すること。
【解決手段】外部入力されたデータが一時記憶されるメモリ40と、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイ20をRAIDとして機能させる主制御装置50と、を有するRAIDコントローラ30は、メモリ40にて発生したビットエラーの発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合にメモリ40が異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段60Aと、この検出時にディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段60Bと、を含むデータ保全処理部60をさらに有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ保全技術に係り、特に、メモリコントローラに一時記憶されたキャッシュデータを保全処理するデータ保全処理装置、RAIDコントローラ、データ保全処理システム、データ保全処理方法、及びそのプログラムに関する。
近年のPC(Personal Computer)の急速な普及により、企業等において作成・管理されるデータ量は増加の一途を辿っている。このため、データ保全の重要性が高まり、これに伴って、高速で信頼性の高いディスクシステムを構築・運用する技術としてRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)が広く用いられるようになった。
一般にRAIDは、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイを、パリティ演算等を行うRAIDコントローラによって有意に機能させるという構成を採り、このRAIDコントローラは、各種の演算処理等を実行するCPU(主制御装置)と、このCPUとディスクアレイとの間で一時的にデータを保管するメモリ(キャッシュメモリ)と、を有している。
RAIDコントローラに搭載されたメモリについては、ECC(Error Correction Code)機能を付与することで、単位ブロックあたり1ビットまでのエラーを検出・修復することが可能となるため、1ビットまでのエラーが発生してもメモリ内のキャッシュデータを保護することができる。
しかしながら、単位ブロックあたり2ビット以上のエラーが発生した場合には、RAIDコントローラの機能を停止するという制御が行われるため、メモリ内のキャッシュデータを保護することができない。すなわち、ECC機能によれば、2ビットエラーの発生を検出することはできるが、これを修復することはできないため、2ビット以上のエラー発生時には、メモリ内のデータは保護されずに破棄されることとなる。
ここで、上記ディスクアレイを含めた記憶装置へのデータ書込み方式としては、一旦キャッシュメモリにデータを書き込んでおき一定の条件を満たした時にこれを記憶装置に書き出すライトバック(write back)と、キャッシュメモリへの書き込みと同時にディスクアレイへの書き込みも実行するライトスルー(write through)と、が存在する。
RAIDコントローラ配下のディスクアレイに対する書込み方式がライトバックに設定されている環境下では、2ビット以上のエラーが発生した場合に、ディスクアレイに未だ書き込まれていないデータも含めたすべてのデータがキャッシュメモリ内から破棄される、という不都合が生じる。
加えて、RAIDコントローラに搭載されるキャッシュメモリの容量は、近年増加傾向にあることから、上記不都合が生じた場合に破棄されるデータ量も、これに伴って増大するため、ライトバックにて得られる書込み性能を保持しつつ、キャッシュデータの保護を有効に実現する技術が求められている。
すなわち、RAIDコントローラに搭載されたメモリの信頼性は、そのハードウェアの進歩と共に向上しているが、信号伝送時の雑音等に起因するビットエラーの発生を皆無にすることは困難であり、このため、ライトバック使用時のメモリの故障によるデータ損失を防止する技術が求められている。
こうしたデータ保護の必要性を考慮した関連技術としては、例えば下記の技術内容(特許文献1又は2)が知られている。
特許文献1では、揮発性メモリであるキャッシュメモリ,このキャッシュメモリ内のデータが退避されるフラッシュメモリ,主電源の停電時に機能するバッテリ,及び上記キャッシュメモリ及びフラッシュメモリにデータの書込み処理を行うCPUをそれぞれに有する第1及び第2の制御モジュールと、この各制御モジュールによりデータが書き込まれ又は読み出されるディスクアレイと、を備えたディスクアレイ装置の制御方法が開示されている。ここでは、何れか一方の制御モジュールにかかるバッテリ容量とフラッシュメモリの退避可能領域とから求めたキャッシュメモリについてのデータ退避の可否と、他方の制御モジュールの状態と、に基づいて該装置における上記書込み方式を決定するという技術内容が開示されている。
特許文献2では、キャッシュメモリを内包するメモリコントローラをそれぞれに有する2つのクラスタがディスク装置を共有する、という構成を採ったディスクアレイシステムを開示する。ここでは、各メモリコントローラが、相互に無関係にデータを格納するアドレスを決定すると共に、一部のメモリコントローラが使用不可能となった場合に当該アドレスに基づいてデータの復旧処理を行う、という技術内容が開示されている。
特開2011−164780号公報 特開2010−092318号公報
しかしながら、特許文献1に開示された制御方法は、主電源の停電時において、該装置のバッテリが各構成部材に電力を供給することによりデータ退避を実現する、といった技術内容であり、各構成部材の不具合が生じた場合にデータを保証するという技術内容については何ら開示されていない。
また、特許文献2に開示された内容は、上述したように、一方のメモリコントローラの使用不能を検出した際にデータの複製を行う、という技術であるため、何れか一方又は双方メモリコントローラが内包する構成部材に不具合が生じたような場合に対処できないという不都合がある。
さらに、例えばディスクアレイへの書込み方式がライトバックにて運用されているユーザ環境において、上記関連技術では、キャッシュメモリに1ビットエラーが発生した場合、ハードウェア交換を行うことによりキャッシュデータを保護していた。しかしながら、当該1ビットエラーの発生がキャッシュメモリ自体の不具合に起因する場合には、ハードウェア交換を実施する前に、当該キャッシュメモリにて2ビットエラーが発生するという故障状態へと進行し、これによりキャッシュデータを損失するという不都合が生じていた。
(発明の目的)
本発明は、上記従来例の有する不都合を改善するためのものであり、特に、ビットエラーの発生状況に応じたデータ保全処理を有効に実現するデータ保全処理装置、RAIDコントローラ、データ保全処理システム、データ保全処理方法、及びそのプログラムの提供を、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかるデータ保全処理装置では、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させるRAIDコントローラを監視すると共に、このRAIDコントローラが有するメモリに外部入力され一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理装置であって、前記メモリにて発生するビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段と、このメモリ監視検出手段が前記異常状態を検出した場合に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段と、を有するという構成を採っている。
また、本発明にかかるRAIDコントローラでは、外部入力されたデータが一時記憶されるメモリと、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させる主制御装置と、を有するRAIDコントローラであって、前記メモリを監視すると共にここに一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理部を備え、このデータ保全処理部に、前記メモリにて発生するビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段と、このメモリ監視検出手段が前記異常状態を検出した場合に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段と、を設けるという構成を採っている。
さらに、本発明にかかるデータ保全処理システムでは、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイと、このディスクアレイをRAIDとして機能させると共にこれを使用してデータ保全処理を行う上記RAIDコントローラと、を備えるという構成を採っている。
また、本発明にかかるデータ保全処理方法では、外部入力されたデータが一時記憶されるメモリと、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させる主制御装置と、を備えたRAIDコントローラにあって、前記主制御装置は、前記メモリを監視すると共にここに一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理部をさらに有するものであり、前記メモリにて発生するビットエラーを検知し、この検知後の前記メモリでのビットエラーの発生頻度を監視し、この監視により得た発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出し、この検出の際に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更し、これら一連の各工程内容を前記データ保全処理部が順次実行することを特徴とする。
さらに、本発明にかかるデータ保全処理プログラムでは、外部入力されたデータが一時記憶されるメモリと、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させ且つ前記メモリに外部入力され一時記憶されたデータの保全処理を実行する主制御装置と、を有するRAIDコントローラにあって、前記主制御装置に予め設けられたコンピュータを、前記メモリにて発生するビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段、このメモリ監視検出手段にて前記異常状態を検出した場合に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、特に、ビットエラーの発生状況に応じたデータ保全処理を有効に実現することができるデータ保全処理装置、RAIDコントローラ、データ保全処理システム、データ保全処理方法、及びそのプログラムの提供が可能となる。
本発明の第1実施形態にかかるRAIDコントローラ及びこれを備えたデータ保全処理システムの構成を示すブロック図である。 図1に開示したデータ保全処理部と同様の構成をから成るデータ保全処理装置の構成を示すブロック図である。 図1に開示したデータ保全処理システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態にかかるRAIDコントローラ及びこれを備えたデータ保全処理システムの構成を示すブロック図である。 図4に開示したRAIDコントローラにおいて、データ保全処理プログラムが主制御装置に読み出された状態を示すブロック図である。 図4に開示した主制御装置が、読み込んだデータ保全処理プログラムにより1ビットエラーを検知した際の流れを含むブロック図である。 図4に開示した主制御装置が、読み込んだデータ保全処理プログラムにより主記憶装置の不調を検出した際の流れを含むブロック図である。 本発明の第3実施形態にかかるRAIDコントローラ及びこれを備えたデータ保全処理システムの構成を示すブロック図である。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態にかかるRAIDコントローラ及びこれを備えたデータ保全処理システムを、図1乃至図3に基づいて説明する。
(全体的構成)
ハードディスクの速度や信頼性を向上すると共に有効なデータ保全処理を実現するデータ保全処理システム10は、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイ20と、このディスクアレイ20をRAIDとして機能させるRAIDコントローラ30と、を有している。
RAIDコントローラ30は、外部入力されたデータが一時記憶されるキャッシュメモリ40Aを少なくとも有する主記憶装置(メモリ)40と、ディスクアレイ20の制御及び主記憶装置40に記憶されたデータの保全処理を行う主制御装置50と、を備えている。
この主記憶装置40には、図1に示す通り、外部入力されキャッシュメモリ40Aに書き込まれた書込みデータ41が記憶されている。この書込みデータ41は、外部から入力されるデータ量及びディスクアレイ20への書き出し状況等に応じて随時変化するデータである。
主制御装置50は、各種の演算を行う演算部(図示せず)を含んで構成されている。
また、本実施形態にかかる主制御装置50は、主記憶装置40を監視すると共にキャッシュメモリ40Aに一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理部60を含む、という構成を採っている。
データ保全処理部60は、主記憶装置40における1ビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた(閾値より高い)場合に前記主記憶装置40の異常状態(不調)を検出するメモリ監視検出手段60Aと、このメモリ監視検出手段が前記異常状態を検出した場合に前記主記憶装置40内のキャッシュメモリ40Aに一時記憶された書込みデータ41を前記ディスクアレイ20に退避させると共に、ディスクアレイ20への書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更する(切り替える)データ保護手段60Bと、を有している。
また、データ保全処理部60は、メモリ監視検出手段60Aが前記主記憶装置40における1ビットエラーを検知した際に上位装置(上位SW)又は管理者(双方共に図示せず)に対してその旨(1ビットエラー検出の旨)を通知する検知結果通知機能と、データ保護手段60Bが書込み方式を変更した際に上位装置又は管理者に対してその旨(当該変更の旨)を通知する方式変更通知機能と、を含む通知手段60Cを有している。
したがって、1ビットエラーを検知した際にメモリ監視検出手段60Aは、通知手段60Cに対して当該検知にかかる信号を送信し、書込み方式を変更した際にデータ保護手段60Bは、通知手段60Cに対して当該変更にかかる信号を送信する、という構成を採っている。
メモリ監視検出手段60Aは、上記1ビットエラー検知後の監視により得た発生頻度と予め設定された閾値とを比較することで、当該発生頻度が閾値を超えたか否か(閾値より高いか否か)を判定し、超えた旨判定した場合に主記憶装置40の不調を示す信号をデータ保護手段60Bに送信するように構成されている。
また、このメモリ監視検出手段60Aからの信号を受けたデータ保護手段60Bは、現在におけるディスクアレイ20へのデータ書込み方式を識別すると共に、この書込み方式がライトバックであれば主記憶装置40内に一時記憶されている書込みデータ41をディスクアレイ20に書き出す処理を行う、という構成を採っている。
上述した図1では、主制御装置50内に書込みデータ41の保全処理を実行するデータ保全処理部60を設けた構成を示したが、図2に示すように、データ保全処理部60と同様の構成(メモリ監視検出手段60A,データ保護手段60B,及び通知手段60C)から成るデータ保全処理装置61を、主制御装置50の外部に設けるように構成してもよい。この場合、データ保全処理装置61は、必ずしもRAIDコントローラ30の内部に設ける必要はなく、外部に設けるように構成してもよい。
(動作説明)
次に、図1に示すRAIDコントローラ30及びこれを備えたデータ保全処理システム10にかかる動作を、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
主記憶装置40の状態監視中にあるメモリ監視検出手段60Aは(図3:S301)、
主記憶装置40における1ビットエラーの発生を検知すると(図3:S302/はい)、通知手段60Cに当該検知にかかる信号を送信すると共に、1ビットエラーの発生頻度の監視を開始する(図3:S303)。
その際、通知手段60Cは、1ビットエラーが発生した旨を上位装置又は管理者に通知する(図3:S303)。
一方で、主記憶装置40における1ビットエラーの発生を検知しなければ(図3:S302/はい)メモリ監視検出手段60Aは、そのまま主記憶装置40の状態監視を継続する(図3:S301)。
続いて、メモリ監視検出手段60Aは、上記1ビットエラー検知後の監視で得た発生頻度と予め設定された閾値とを比較することにより、当該発生頻度が閾値を超えたか否かを判定する(図3:S304)。
この判定により、発生頻度が閾値を超えた旨判定したメモリ監視検出手段60Aは、主記憶装置40が異常状態にある(正常な状態にない)と認定し(図3:S304/はい)、当該認定にかかる信号(主記憶装置40の不調を示す信号)をデータ保護手段60Bに送信する(図3:S305)。
一方で、上記発生頻度が閾値を超えていない旨判定したメモリ監視検出手段60Aは(図3:S304/いいえ)、主記憶装置40の状態監視に移行する(図3:S301)。
データ保護手段60Bからの信号を受けたデータ保護手段60Bは、現在におけるディスクアレイ20へのデータ書込み方式を識別する(図3:S306)。
これにより、当該書込み方式がライトバックにあると識別したデータ保護手段60Bは(図3:S306/はい)、主記憶装置40内に一時記憶されている書込みデータ41の吐き出し処理を実行する(図3:S307)。
具体的には、主記憶装置40のキャッシュメモリ40Aに蓄積されている書込みデータ41を、ディスクアレイ20に書き出すことにより、当該書込みデータ41の保全処理を実行する(図3:S307)。
この吐き出し処理を終えたデータ保護手段60Bは、書込み方式(ライトポリシー)をライトスルーに変更する(切り替える)と共に、通知手段60Cに当該変更にかかる信号を送信する(図3:S308)。
この信号を受けた通知手段60Cは、当該変更の旨を上位装置又は管理者に通知する(図3:S309)。
一方で、上記により識別した結果、現在の書込み方式がライトバックであると識別したデータ保護手段60Bは(図3:S306/いいえ)、当該ライトバックをそのまま維持させる。
ここで、データ保全処理部60に代えて、図2に示すデータ保全処理装置61を主制御装置50の外部に設けた構成を採用した場合も、上記同様の動作内容となる。
また、上記各ステップS301〜S309(図3)における各工程の実行内容をプログラム化すると共に、この一連の各制御プログラムをコンピュータによって実現するように構成してもよい。
(第1実施形態の効果等)
本第1実施形態においては、特に、データ保全処理部60(データ保全処理装置61)が有効に機能するため、主記憶装置40に一時記憶されていた書込みデータ41は、ディスクアレイ20への吐き出し処理(退避処理)により保全され(主記憶装置40上には存在しなくなり)、さらに、書込み方式がライトスルーに自動的に変更されることで、当該方式変更以降に外部入力される書込みデータ41は、ディスクアレイ20に直接書き込まれることとなり、以降においては、主記憶装置40にて2ビットエラーが発生した場合でも、書込みデータの損失を抑止することが可能となる。
すなわち、本第1実施形態にかかるRAIDコントローラ30又はこれを備えたデータ保全処理システム10等によれば、特に、ビットエラーの発生状況に応じたデータ保全処理を有効に実現することができ、これにより、未然にデータ損失を回避することが可能となる。
また、データ保全処理システム10は、既存のRAIDコントローラに予め備わっている機能を応用して実現するものであるため、既に市場に出荷されている各製品に対してデータ保全処理部60にかかる構成を採用すると共に、有効なデータ保全処理を実現することができる。
加えて、ここでは複数のハードディスクを組み合わせると共にRAIDとして機能させるディスクアレイ20を採用したが、これに代えて、書込み可能容量の比較的大きな記憶装置を採用した場合でも、データ保全処理部60(データ保全処理装置61)が有効に機能するため、これにより、データ保全処理を有意に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態にかかるRAIDコントローラ及びこれを備えたデータ保全処理システムを、図4乃至図7に基づいて説明する。ここで、前述した第1実施形態と同一の構成部材については、同一の符号を用いるものとする。
図4に示すように、本第2実施形態にかかるデータ保全処理システム12では、RAIDコントローラ32のファームウェアに、前述した第1実施形態にかかるデータ保全処理部60が有する機能を発揮するための構成を採用した。すなわち、キャッシュメモリ40Aを有する主記憶装置42内に、ROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ40Bを設け、この不揮発性メモリ40B内に予めデータ保全処理プログラム62を格納しておくという構成を採った。
したがって、ディスクアレイ20をRAIDとして機能させ且つ各種の演算処理等を実行する主制御装置52が、データ保全処理プログラム62をRAM等(図示せず)にロードすることにより、データ保全処理プログラム62は、主制御装置52に予め設けられたコンピュータを、前述した第1実施形態におけるメモリ監視検出手段60A,データ保護手段60B,及び通知手段60Cと同様に機能させる、という構成を採り、これにより、外部入力されキャッシュメモリ40Aに蓄積された書込みデータ41の保全処理を有効に実現することが可能となる。
次いで、図5乃至図7では、データ保全処理プログラム62が主制御装置52に読み込まれた状態を便宜的に示す。
すなわち、不揮発性メモリ40Bから読み込んだデータ保全処理プログラム62により主制御装置52は、前述した第1実施形態におけるメモリ監視検出手段60A,データ保護手段60B,及び通知手段60Cと同様に、メモリ監視検出手段62A,データ保護手段62B,及び通知手段62Cとして機能することができる状態にある。
他の構成については、前述した第1実施形態のデータ保全処理システム10における各構成部材と同様である。
図6に示す〔1〕乃至〔3〕は、主制御装置52がメモリ監視検出手段62Aとして機能することにより1ビットエラーを検知した際の動作の様子を表し、図7に示す〔4〕乃至〔7〕は、主制御装置52がデータ保護手段62Bとして機能することにより主記憶装置42の不調を検出した場合の動作の様子を表す。
メモリ監視検出手段62Aとして機能し主記憶装置42の状態監視中にある主制御装置52は、キャッシュメモリ40Aにおける1ビットエラー41Aの発生を検知すると(図6:〔1〕)、次いで通知手段62Cとして機能し、ネットワーク72上に存する上位装置(上位SW)82又は管理者(図示せず)に当該1ビットエラー41Aが発生した旨を通知する(図6:〔2〕及び〔3〕)。
また、1ビットエラー41Aの発生を検知した主制御装置52は、さらにメモリ監視検出手段62Aとして機能し、1ビットエラー41Aの発生頻度を監視する(図7:〔4〕)。この監視により得た発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に主制御装置52は、主記憶装置40が異常状態にある(不調である)と認定する(図7:〔5〕)。
当該認定を受けて主制御装置52は、データ保護手段62Bとして機能して、現在におけるディスクアレイ20へのデータ書込み方式を識別し、この書込み方式がライトバックにあると識別した場合には、主記憶装置40(キャッシュメモリ40A)に一時記憶されている書込みデータ41をディスクアレイ20に書き出した後(図7:〔6〕)、書込み方式をライトスルーに変更する。次いで主制御装置52は、通知手段62Cとして機能して、当該変更の旨をネットワーク72上に存する上位装置82又は管理者に通知する(図7:〔7〕及び〔8〕)。
すなわち、図6に示す〔1〕乃至〔3〕及び図7に示す〔4〕乃至〔8〕は、前述した第1実施形態にかかるデータ保全処理システム10の動作内容(図3:ステップS301〜S309)に対応するものであり、ここで記載しなかった他の動作についての内容も同様である。
したがって、データ保全処理プログラム62は、上記各ステップS301〜S309(図3)における各工程の実行内容をプログラム化した内容と同様に、主制御装置52に予め設けられたコンピュータを機能させるものである。
(第2実施形態の効果等)
本第2実施形態では、RAIDコントローラ32のファームウェアに格納されたデータ保全処理プログラム62を読み込んだ主制御装置52が有効に機能するため、主記憶装置42に一時記憶された書込みデータ41を、必要に応じてディスクアレイ20に退避させることができ、且つ主記憶装置42の不具合発生後においては、外部入力される書込みデータ41が直接ディスクアレイ20に書き込まれるライトスルーに方式変更されるため、主記憶装置42において2ビットエラーが発生するような状況になった場合でも、書込みデータ41の損失を抑止することが可能となる。
すなわち、本第2実施形態にかかるRAIDコントローラ32又はこれを備えたデータ保全処理システム12等によれば、特に、ビットエラーの発生状況に応じたデータ保全処理を有効に実現することができ、これにより、未然にデータ損失を回避することが可能となる。
また、データ保全処理システム12は、既存のRAIDコントローラに予め備わっている機能を応用して実現するものであるため、既に市場に出荷されている各製品に対してデータ保全処理プログラム62を導入することができ、これにより、有効なデータ保全処理を実現させることが可能となる。
他の効果等については、前述した第1実施形態と同様である。
また、本第2実施形態では、主記憶装置42内にデータ保全処理プログラム62を格納する不揮発性メモリ40Bを設けたが、この不揮発性メモリ40Bは、RAIDコントローラ32内の別の領域に設けるように構成してもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態にかかるRAIDコントローラ及びこれを備えたデータ保全処理システムを、図8に基づいて説明する。ここで、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同一の構成部材については、同一の符号を用いるものとする。また、図8に示すように、ディスクアレイ20に対する書込み方式がライトバックであり、且つキャッシュメモリ40A内に予め書込みデータ41が一時記憶されている場合を想定する。
図8に示すように、本第3実施形態にかかるデータ保全処理システム13では、RAIDコントローラ33用のSW(ソフトウェア)として、前述した第2実施形態にかかるデータ保全処理プログラム62を、ネットワーク73上に存するホストコンピュータやサーバ等の上位装置(上位SW)83内に含む、という構成を採用した。
すなわち、上位装置83が有する格納領域に格納されているデータ保全処理プログラム62は、前述した第2実施形態と同様、上位装置83に予め設けられたコンピュータを、メモリ監視検出手段62A,データ保護手段62B,及び通知手段62Cとして機能させる、という構成を採っている。
したがって、上位装置83がメモリ監視検出手段62Aとして機能することにより、主記憶装置40にて発生する1ビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に主記憶装置40が異常状態にあることを検知する、という構成を採ることができる(図8:〔1〕)。
また、上位装置83がデータ保護手段62Bとして機能することにより、主記憶装置40が異常状態にあることを検出した場合に、ディスクアレイ20への書込み方式がライトバックであれば、これをライトスルーに変更し且つ書込みデータ41をディスクアレイ20に退避させるよう主制御装置53に指示を与える、という構成を採ることができる(図8:〔2〕)。
他の構成及び動作内容ついては、前述した第1及び第2実施形態と同様である。
したがって、データ保全処理プログラム62は、上記各ステップS301〜S309(図3)における各工程の実行内容をプログラム化した内容と同様に、上位装置83に予め設けられたコンピュータを、ネットワークを介して機能させるものである。
(第3実施形態の効果等)
本第3実施形態では、ネットワーク73上に存するホストコンピュータやサーバ等の上位装置83内にデータ保全処理プログラム62含むという構成を採用し、このデータ保全処理プログラム62が有効に作用するため、主記憶装置40に一時記憶された書込みデータ41を、ビットエラーの発生頻度に応じてディスクアレイ20に退避させることができ、且つ主記憶装置40の不具合発生後においては、外部入力される書込みデータ41が直接ディスクアレイ20に書き込まれるライトスルーに自動的に切り替えられるため、主記憶装置40において2ビットエラーが発生するような状況になる前の段階で、書込みデータ41の損失を回避することが可能となる。
また、データ保全処理システム13は、既存のRAIDコントローラに予め備わっている機能を応用して実現するものであるため、既に市場に出荷されている各製品に対してデータ保全処理プログラム62を導入することができ、これにより、有効なデータ保全処理を実現することが可能となる。
他の効果等については、前述した第1及び第2実施形態と同様である。
なお、上述した実施形態は、データ保全処理装置、RAIDコントローラ、データ保全処理システム、データ保全処理方法、及びそのプログラムにおける好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もある。しかし、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。
以下は、上述した実施形態についての新規な技術的内容の要点をまとめたものであるが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
(付記1)
複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させるRAIDコントローラを監視すると共に、このRAIDコントローラが有するメモリに外部入力され一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理装置であって、
前記メモリにて発生するビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段と、
このメモリ監視検出手段が前記異常状態を検出した場合に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段と、を有することを特徴としたデータ保全処理装置。
(付記2)
前記付記1に記載のデータ保全処理装置において、
前記データ保護手段は、前記メモリ監視検出手段が前記異常状態を検出した後、前記書込み方式を変更するのに先立って、前記メモリに一時記憶されたデータを前記ディスクアレイに退避させることを特徴としたデータ保全処理装置。
(付記3)
複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイと、このディスクアレイをRAIDとして機能させるRAIDコントローラと、このRAIDコントローラが有するメモリに外部入力され一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理装置と、を備えたデータ保全処理システムであって、
前記データ保全処理装置として前記付記1又は2に記載のデータ保全処理装置を装備したことを特徴とするデータ保全処理システム。
(付記4)
外部入力されたデータが一時記憶されるメモリと、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させる主制御装置と、を有するRAIDコントローラであって、
前記メモリを監視すると共にここに一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理部を備え、
このデータ保全処理部に、
前記メモリにて発生するビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段と、
このメモリ監視検出手段が前記異常状態を検出した場合に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段と、を設けたことを特徴としたRAIDコントローラ。
(付記5)
前記付記4に記載のRAIDコントローラにおいて、
前記データ保全処理部を、前記主制御装置内に設けたことを特徴とするRAIDコントローラ。
(付記6)
前記付記4又は5に記載のRAIDコントローラにおいて、
前記データ保護手段は、前記メモリ監視検出手段が前記異常状態を検出した後、前記書込み方式を変更するのに先立って、前記メモリに一時記憶されたデータを前記ディスクアレイに退避させることを特徴としたRAIDコントローラ。
(付記7)
前記付記4乃至6の何れか一つに記載のRAIDコントローラにおいて、
前記データ保全処理部は、前記データ保護手段が書込み方式を変更した際に、当該変更の旨を外部に通知する方式変更通知手段をさらに有することを特徴としたRAIDコントローラ。
(付記8)
前記付記4乃至7の何れか一つに記載のRAIDコントローラにおいて、
前記データ保全処理部は、前記メモリ監視検出手段がビットエラーを検知した際に、当該ビットエラー発生の旨を外部に通知する検知結果通知手段をさらに有することを特徴としたRAIDコントローラ。
(付記9)
複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイと、このディスクアレイをRAIDとして機能させると共にこれを使用してデータ保全処理を行うRAIDコントローラと、を備えたデータ保全処理システムであって、
前記RAIDコントローラとして前記付記4乃至8の何れか一つに記載のRAIDコントローラを装備したことを特徴とするデータ保全処理システム。
(付記10)
外部入力されたデータが一時記憶されるメモリと、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させる主制御装置と、を備えたRAIDコントローラにあって、
前記主制御装置は、前記メモリを監視すると共にここに一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理部をさらに有するものであり、
前記メモリにて発生するビットエラーを検知し、
この検知後の前記メモリでのビットエラーの発生頻度を監視し、
この監視により得た発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出し、
この検出の際に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更し、
これら一連の各工程内容を前記データ保全処理部が順次実行することを特徴としたデータ保全処理方法。
(付記11)
前記付記10に記載のデータ保全処理方法において、
前記データ保全処理部は、前記書込み方式を変更するのに先立って、前記メモリに一時記憶されたデータを前記ディスクアレイに退避させることを特徴としたデータ保全処理方法。
(付記12)
複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させるRAIDコントローラを監視すると共に、このRAIDコントローラが有するメモリに外部入力され一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理装置にあって、
前記メモリにて発生するビットエラーを検知し、
この検知後の前記メモリでのビットエラーの発生頻度を監視し、
この監視により得た発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出し、
この検出の際に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更することを特徴としたデータ保全処理方法。
(付記13)
前記付記12に記載のデータ保全処理方法において、
前記書込み方式を変更するのに先立って、前記メモリに一時記憶されたデータを前記ディスクアレイに退避させることを特徴としたデータ保全処理方法。
(付記14)
外部入力されたデータが一時記憶されるメモリと、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させ且つ前記メモリに外部入力され一時記憶されたデータの保全処理を実行する主制御装置と、を有するRAIDコントローラにあって、
前記主制御装置に予め設けられたコンピュータを、
前記メモリにて発生するビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段、
このメモリ監視検出手段にて前記異常状態を検出した場合に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段、
として機能させるためのデータ保全処理プログラム。
(付記15)
前記付記14に記載のデータ保全処理プログラムにおいて、
前記コンピュータを、前記データ保護手段にて前記書込み方式を変更するのに先立って、
前記メモリに一時記憶されたデータを前記ディスクアレイに退避させるデータ退避手段、として機能させるためのデータ保全処理プログラム。
(付記16)
複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイと、このディスクアレイをRAIDとして機能させるRAIDコントローラと、このRAIDコントローラが有するメモリに外部入力され一時記憶されたデータの保全処理をネットワークを介して実行するデータ保全処理装置と、を備えたデータ保全処理システムにあって、
前記データ保全処理装置に予め設けられたコンピュータを、
前記メモリにて発生するビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段、
このメモリ監視検出手段にて前記異常状態を検出した場合に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段、
として機能させるためのデータ保全処理プログラム。
(付記17)
前記付記16に記載のデータ保全処理プログラムにおいて、
前記コンピュータを、前記データ保護手段にて前記書込み方式を変更するのに先立って、
前記メモリに一時記憶されたデータを前記ディスクアレイに退避させるデータ退避手段、として機能させるためのデータ保全処理プログラム。
本発明は、ディスクアレイ等の書込み可能容量が大きい記憶装置に対応づけてキャッシュメモリ等を使用するストレージ分野に適用可能である。
10、12、13 データ保全処理システム
20 ディスクアレイ
30、32、33 RAIDコントローラ
40、42 主記憶装置(メモリ)
40A キャッシュメモリ
40B 不揮発性メモリ
41 書込みデータ
41A 1ビットエラー
50、52、53 主制御装置
60 データ保全処理部
61 データ保全処理装置
62 データ保全処理プログラム
60A、62A メモリ監視検出手段
60B、62B データ保護手段
60C、62C 通知手段
72、73 ネットワーク
82、83 上位装置(上位SW)

Claims (10)

  1. 複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させるRAIDコントローラを監視すると共に、このRAIDコントローラが有するメモリに外部入力され一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理装置であって、
    前記メモリにて発生するビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段と、
    このメモリ監視検出手段が前記異常状態を検出した場合に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段と、を有することを特徴としたデータ保全処理装置。
  2. 前記請求項1に記載のデータ保全処理装置において、
    前記データ保護手段は、前記メモリ監視検出手段が前記異常状態を検出した後、前記書込み方式を変更するのに先立って、前記メモリに一時記憶されたデータを前記ディスクアレイに退避させることを特徴としたデータ保全処理装置。
  3. 外部入力されたデータが一時記憶されるメモリと、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させる主制御装置と、を有するRAIDコントローラであって、
    前記メモリを監視すると共にここに一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理部を備え、
    このデータ保全処理部に、
    前記メモリにて発生するビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段と、
    このメモリ監視検出手段が前記異常状態を検出した場合に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段と、を設けたことを特徴としたRAIDコントローラ。
  4. 前記請求項3に記載のRAIDコントローラにおいて、
    前記データ保全処理部を、前記主制御装置内に設けたことを特徴とするRAIDコントローラ。
  5. 前記請求項3又は4に記載のRAIDコントローラにおいて、
    前記データ保護手段は、前記メモリ監視検出手段が前記異常状態を検出した後、前記書込み方式を変更するのに先立って、前記メモリに一時記憶されたデータを前記ディスクアレイに退避させることを特徴としたRAIDコントローラ。
  6. 前記請求項3乃至5の何れか一つに記載のRAIDコントローラにおいて、
    前記データ保全処理部は、前記データ保護手段が書込み方式を変更した際に、当該変更の旨を外部に通知する方式変更通知手段をさらに有することを特徴としたRAIDコントローラ。
  7. 複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイと、このディスクアレイをRAIDとして機能させると共にこれを使用してデータ保全処理を行うRAIDコントローラと、を備えたデータ保全処理システムであって、
    前記RAIDコントローラとして前記請求項3乃至6の何れか一つに記載のRAIDコントローラを装備したことを特徴とするデータ保全処理システム。
  8. 外部入力されたデータが一時記憶されるメモリと、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させる主制御装置と、を備えたRAIDコントローラにあって、
    前記主制御装置は、前記メモリを監視すると共にここに一時記憶されたデータの保全処理を実行するデータ保全処理部をさらに有するものであり、
    前記メモリにて発生するビットエラーを検知し、
    この検知後の前記メモリでのビットエラーの発生頻度を監視し、
    この監視により得た発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出し、
    この検出の際に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更し、
    これら一連の各工程内容を前記データ保全処理部が順次実行することを特徴としたデータ保全処理方法。
  9. 外部入力されたデータが一時記憶されるメモリと、複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイをRAIDとして機能させ且つ前記メモリに外部入力され一時記憶されたデータの保全処理を実行する主制御装置と、を有するRAIDコントローラにあって、
    前記主制御装置に予め設けられたコンピュータを、
    前記メモリにて発生するビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段、
    このメモリ監視検出手段にて前記異常状態を検出した場合に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段、
    として機能させるためのデータ保全処理プログラム。
  10. 複数のハードディスクを組み合わせたディスクアレイと、このディスクアレイをRAIDとして機能させるRAIDコントローラと、このRAIDコントローラが有するメモリに外部入力され一時記憶されたデータの保全処理をネットワークを介して実行するデータ保全処理装置と、を備えたデータ保全処理システムにあって、
    前記データ保全処理装置に予め設けられたコンピュータを、
    前記メモリにて発生するビットエラーを検知すると共にその発生頻度を監視し、この発生頻度が予め設定された閾値を超えた場合に前記メモリが異常状態にあることを検出するメモリ監視検出手段、
    このメモリ監視検出手段にて前記異常状態を検出した場合に、ディスクアレイへの書込み方式がライトバックであればこれをライトスルーに変更するデータ保護手段、
    として機能させるためのデータ保全処理プログラム。
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