JP2014236646A - 制御装置、及びこの制御装置を備えた空気調和装置 - Google Patents

制御装置、及びこの制御装置を備えた空気調和装置 Download PDF

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Abstract

【課題】昇圧した母線電圧が目標電圧より低くなる場合、昇圧後の母線電圧を上昇させるように補正することができる制御装置を得る。【解決手段】制御装置20は、交流電圧を直流電圧である母線電圧に変換するコンバータ回路7と、母線電圧を昇圧する母線電圧昇圧回路8と、昇圧後の母線電圧の電圧値を検出する母線電圧検出回路10と、昇圧後の母線電圧を所定周波数の交流電圧に変換して出力するインバータ回路9と、母線電圧検出回路10の検出値が目標電圧となるように母線電圧昇圧回路8を制御する制御基板2と、を備えた制御装置であって、昇圧後の母線電圧の電圧値を検出する母線電圧検出回路11を更に有する。そして、制御基板2は、母線電圧検出回路10の検出値V1と母線電圧検出回路11の検出値V2との関係がV1>V2となる場合、(V1−V2)の値に基づいて、目標電圧を補正する。【選択図】図2

Description

本発明は、コンバータ回路及びインバータ回路を備えた制御装置、及び、この制御装置を備えた空気調和装置に関する。
例えば三相の交流電源をコンバータ回路で直流電圧(母線電圧)に変換し、該母線電圧をインバータ回路で任意の周波数の交流電圧に変換して、電圧印加対象に出力する制御装置が知られている。
近年、空気調和装置においては、圧縮機やファン等のモーターをインバータ駆動する方式が一般的となっている。このため、例えば空気調和装置においても、上記のような制御装置が用いられる。つまり、近年の空気調和装置は、制御装置のインバータ回路から任意の周波数の交流電圧を圧縮機やファン等のモーターに印加し、これらのモーターを駆動する方式となっている。
また、このような制御装置を備えた従来の空気調和装置には、モーターを更に高効率で駆動するために、コンバータ回路で変換した直流電圧(母線電圧)を目標電圧に昇圧するものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−62039号公報
上述のような直流電圧(母線電圧)を目標電圧に昇圧する制御装置においては、昇圧後の母線電圧の電圧値を検出する母線電圧検出回路と、該母線電圧検出回路の検出値が目標電圧となるように昇圧回路(母線電圧を昇圧する回路)を制御する制御手段と、を備えることとなる。しかしながら、母線電圧検出回路に用いられる回路素子の性能のバラツキ、母線電圧検出回路及び制御手段の電源電圧のバラツキ、及び、母線電圧検出回路内や制御手段内で行われるAD変換誤差等により、昇圧後の実際の母線電圧は目標電圧に対してバラツキが生じてしまう。
このため、昇圧後の実際の母線電圧が設定した目標電圧を下回ると、インバータ回路からの最大出力電圧が低下してしまう。したがって、このような制御装置を空気調和装置の圧縮機に用いた場合、冷媒の圧力条件に対して定トルク負荷となる圧縮機駆動を行う空気調和装置においては、圧縮機電流(圧縮機のモーターに流れる電流、インバータ回路からの出力電流)が増加してしまうという課題があった。つまり、電流検出回路を備えた保護回路により出力電流(圧縮機電流)に制限がかかると、圧縮機を所望の回転数で運転することができず、空気調和装置の能力が不足してしまうという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、昇圧した母線電圧が目標電圧より低くなる場合、昇圧後の母線電圧を上昇させるように補正することができる制御装置、及びこの制御装置を備えた空気調和装置を得ることを目的とする。
本発明に係る制御装置は、交流電圧を直流電圧である母線電圧に変換するコンバータ回路と、前記母線電圧を昇圧する昇圧回路と、昇圧後の前記母線電圧の電圧値を検出する第1の母線電圧検出回路と、昇圧後の前記母線電圧を所定周波数の交流電圧に変換して出力する第1のインバータ回路と、前記第1の母線電圧検出回路の検出値が目標電圧となるように前記昇圧回路を制御する制御手段と、を備えた制御装置であって、昇圧後の前記母線電圧の電圧値を検出する第2の母線電圧検出回路を少なくとも1つ有し、前記制御手段は、前記第1の母線電圧検出回路の検出値V1と前記第2の母線電圧検出回路の検出値V2との関係がV1>V2となる場合、(V1−V2)の値に基づいて、前記目標電圧を補正するものである。
また、本発明に係る空気調和装置は、圧縮機、室内熱交換器、膨張機構及び少なくとも1つの室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクル回路と、本発明に係る制御装置と、を備え、前記第1のインバータ回路から出力された交流電圧を前記圧縮機のモーターに印加するものである。
本発明に係る制御装置は、第1の母線電圧検出回路の検出値V1と第2の母線電圧検出回路の検出値V2との関係がV1>V2となる場合、(V1−V2)の値に基づいて目標電圧を補正する。このため、本発明に係る制御装置は、インバータ回路からの最大出力電圧が低下し、インバータ回路からの出力電流が増加してしまうことを従来よりも抑制することができる。
また、本発明に係る空気調和装置は、インバータ回路からの最大出力電圧が低下し、圧縮機電流が増加してしまうことを従来よりも抑制できるので、空気調和装置の能力が不足してしまうことを従来よりも抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の一例を示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態1に係る制御装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態1に係る制御装置のインバータ基板を示す回路ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る制御装置のファンインバータ基板を示す回路ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る制御装置における、実際の昇圧後の母線電圧、インバータ基板の母線電圧検出回路の検出値、及び、ファンインバータ基板の母線電圧回路の検出値の関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る制御装置における、実際の昇圧後の母線電圧、インバータ基板の母線電圧検出回路の検出値、及び、ファンインバータ基板の母線電圧回路の検出値の関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る制御装置における、実際の昇圧後の母線電圧、インバータ基板の母線電圧検出回路の検出値、及び、ファンインバータ基板の母線電圧回路の検出値の関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の一例を示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態2に係る制御装置を示す構成図である。
以下、本発明に係る制御装置の一例を各実施の形態において説明する。なお、以下の各実施の形態では、本発明に係る制御装置を空気調和装置に用いた例について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の一例を示す冷媒回路図である。
本実施の形態1に係る空気調和装置50は、圧縮機31(詳しくは、圧縮機31の圧縮機構部)、室外熱交換器32、膨張弁等の膨張機構33及び室内熱交換器34を配管接続した冷凍サイクル回路30を備えている。そして、室外熱交換器32の近傍には、室外熱交換器32に外気を供給する(送風する)室外ファン35が設けられており、室内熱交換器34の近傍には室内熱交換器34に室内の空気を供給する(送風する)室内ファン36が設けられている。
また、空気調和装置50は、圧縮機31の圧縮機モーター5及び室外ファン35のファンモーター6の回転数を制御する制御装置として、制御装置20を備えている。つまり、空気調和装置50は、室外機用の制御装置として、制御装置20を備えている。この制御装置20は、以下のように構成されている。
なお、室内ファン36のファンモーターの回転数は、図示せぬ室内機用の制御装置によって制御される。
図2は、本発明の実施の形態1に係る制御装置を示す構成図である。図3は、この制御装置のインバータ基板を示す回路ブロック図である。また、図4は、この制御装置のファンインバータ基板を示す回路ブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態1に係る制御装置20は、本発明の制御手段に相当する制御基板2、圧縮機31の圧縮機モーター5に所定の周波数の交流電圧を印加する(出力する)インバータ基板3、及び、室外ファン35のファンモーター6に所定の周波数の交流電圧を印加する(出力する)ファンインバータ基板4を備えている。
詳しくは、インバータ基板3は、図3に示すように、コンバータ回路7、母線電圧昇圧回路8、本発明の第1のインバータ回路に相当するインバータ回路9、本発明の第1の母線電圧検出回路に相当する母線電圧検出回路10及び保護回路15を備えている。
コンバータ回路7は、例えば三相の交流電源1から供給された交流電圧を直流電圧(母線電圧)に変換するものである。母線電圧昇圧回路8は、母線電圧を目標電圧まで昇圧するものである。インバータ回路9は、昇圧後の母線電圧を所定周波数の交流電圧に変換して、圧縮機モーター5に出力(印加)するものである。母線電圧検出回路10は、昇圧後の母線電圧の値を検出するものである。また、保護回路15は、インバータ回路9から出力される電流の値を検出し、当該電流値が所定の電流値よりも増加した場合、インバータ回路9から出力される電流値が所定の電流値よりも低下するように、インバータ回路9から出力される交流電圧の電圧値を低下させるものである。
なお、上記の目標電圧は、圧縮機31に要求される能力に基づいて、制御基板2により決定される。そして、制御基板2は、母線電圧検出回路10の検出値が目標電圧になるように、母線電圧昇圧回路8を制御する。また、制御基板2は、母線電圧検出回路10の検出値に基づいて、圧縮機31が要求される能力となるように、インバータ回路9から出力される交流電圧の周波数を制御する。
また、ファンインバータ基板4は、図4に示すように、本発明の第2の母線電圧検出回路に相当する母線電圧検出回路11、本発明の第2のインバータ回路に相当するインバータ回路12及び保護回路16を備えている。
母線電圧検出回路11は、インバータ基板3からファンインバータ基板4に供給された昇圧後の母線電圧の値を検出するものである。インバータ回路12は、ファンインバータ基板4に供給された昇圧後の母線電圧を所定周波数の交流電圧に変換して、ファンモーター6に出力(印加)するものである。また、保護回路16は、インバータ回路12から出力される電流の値を検出し、当該電流値が所定の電流値よりも増加した場合、インバータ回路12から出力される電流値が所定の電流値よりも低下するように、インバータ回路12から出力される交流電圧の電圧値を低下させるものである。
なお、制御基板2は、母線電圧検出回路11の検出値に基づいて、室外ファン35が要求される能力となるように、インバータ回路12から出力される交流電圧の周波数を制御する。
ここで、インバータ基板3の母線電圧検出回路10及びファンインバータ基板4の母線電圧検出回路11に用いられる回路素子には性能のバラツキがあるため、母線電圧検出回路10及び母線電圧検出回路11の検出値は、実際の昇圧後の母線電圧の値に対してバラツキが生じてしまう。つまり、実際の昇圧後の母線電圧の値は、インバータ基板3の母線電圧検出回路10の検出値と同一値となる目標電圧に対してバラツキが生じてしまう。
このため、昇圧後の実際の母線電圧が設定した目標電圧を下回る場合、インバータ回路9からの最大出力電圧が低下してしまう。したがって、冷媒の圧力条件に対して定トルク負荷となるように圧縮機31を駆動する場合、圧縮機モーター5に流れる電流、つまり、インバータ回路からの出力電流が増加してしまい、保護回路15により出力電流に制限がかかってしまうことが懸念される。つまり、圧縮機モーター5を所望の回転数で運転することができず(圧縮機31を所望の能力で駆動できず)、空気調和装置50の能力が不足してしまうことが懸念される。
そこで、本実施の形態1に係る制御装置20は、母線電圧検出回路10の検出値及び母線電圧検出回路11の検出値を用いて目標電圧を補正することにより、インバータ回路9からの最大出力電圧が低下し、インバータ回路9からの出力電流が増加してしまうこと、つまり、保護回路15の作動によって圧縮機モーター5を所望の回転数で運転することができずに空気調和装置50の能力が不足してしまうことを抑制している。
図5〜図7は、本発明の実施の形態1に係る制御装置における、実際の昇圧後の母線電圧、インバータ基板の母線電圧検出回路の検出値、及び、ファンインバータ基板の母線電圧回路の検出値の関係を示す図である。
なお、図中の「V1」は、インバータ基板3の母線電圧検出回路10で昇圧後の母線電圧を検出した検出値である。「V2」は、ファンインバータ基板4の母線電圧検出回路11で昇圧後の母線電圧を検出した検出値である。また、「VS」は目標電圧であり、「VDD」は実際の昇圧後の母線電圧である。
上述のように、インバータ基板3の母線電圧検出回路10に用いられる回路素子には、性能のバラツキがある。このため、用いられる回路素子によっては、母線電圧検出回路10は、図5に示すように検出値V1(つまり、目標電圧VS)と実際の昇圧後の母線電圧VDDとが同一の値になるものに構成される場合もあれば、図6に示すように検出値V1(つまり、目標電圧VS)が実際の昇圧後の母線電圧VDDよりも低くなるものに構成される場合もあれば、図7に示すように検出値V1(つまり、目標電圧VS)が実際の昇圧後の母線電圧VDDよりも高くなるものに構成される場合もある。
また、同様に、ファンインバータ基板4の母線電圧検出回路11も、用いられる回路素子により、検出値V2が実際の昇圧後の母線電圧VDDに対して図5〜図7の「max」から「min」の間を示すものとして構成される。
ここで、図7に着目すると、この状態は、インバータ基板3の母線電圧検出回路10の検出値V1(つまり、目標電圧VS)が実際の昇圧後の母線電圧VDDよりも高くなっている状態である。つまり、インバータ回路9からの最大出力電圧が低下してインバータ回路9からの出力電流が増加してしまうこと、すなわち、保護回路15の作動によって圧縮機モーター5を所望の回転数で運転することができずに空気調和装置50の能力が不足してしまうことが懸念される状態である。
また、この図7の状態は、インバータ基板3の母線電圧検出回路10の検出値V1が、ファンインバータ基板4の母線電圧検出回路11の検出値V2のバラツキ範囲の「max」側となる状態である。このため、インバータ基板3の母線電圧検出回路10の検出値V1が、ファンインバータ基板4の母線電圧検出回路11の検出値V2よりも大きくなる確率が高い。したがって、本実施の形態1では、制御基板2は、V1>V2の場合、検出値の差分(V1−V2)を補正値として目標電圧VSに加算し、目標電圧VSを補正する。
このように目標電圧VSを補正することで、不足している実際の母線電圧を上昇方向に補正することができる。このため、インバータ回路9からの最大出力電圧が低下してインバータ回路9からの出力電流が増加してしまうこと、すなわち、保護回路15の作動によって圧縮機モーター5を所望の回転数で運転することができずに空気調和装置50の能力が不足してしまうことを抑制できる。
なお、V1<V2の場合及びV1=V2の場合には、目標電圧VSの補正は行わない。
ここで、上記のように検出値の差分(V1−V2)を補正値として目標電圧VSを補正する理由は、以下の理由による。
図7において、例えば、母線電圧検出回路10の検出値V1における実際の昇圧後の母線電圧VDDからのバラツキをxとし、母線電圧検出回路11の検出値V2における実際の昇圧後の母線電圧VDDからのバラツキをyとする。
上記のように定義すると、補正後の目標電圧VS’は、
VS’=VS+(V1−V2)=VS+{(VDD+x)−(VDD−y)}=VS+(x+y)
となる。
この時、目標電圧を変更した後における実際の昇圧後の母線電圧をVDD’とした場合、目標電圧を変更する前における実際の昇圧後の母線電圧VDDは、VDD=VS−xとして表せるため、
VDD’=VDD+(x+y)=(VS−x)+(x+y)=VS+y
となる。
つまり、検出値の差分(V1−V2)で目標電圧VSを補正することは、母線電圧検出回路11の検出値V2における実際の昇圧後の母線電圧VDDからのバラツキ分を補正することになる。したがって、補正後における実際の昇圧後の母線電圧VDD’が当該バラツキの最大値を超えることはないので、補正後の目標電圧VS’を過度に上げすぎることはなく問題はない。
なお、実際の昇圧後の母線電圧VDDはわからないので、図5に示すようにインバータ基板3の母線電圧検出回路10の検出値V1(つまり、目標電圧VS)と実際の昇圧後の母線電圧VDDとが同一の値になっている場合、及び、図6に示すように母線電圧検出回路10の検出値V1(つまり、目標電圧VS)が実際の昇圧後の母線電圧VDDよりも低くなっている場合においても、V1>V2になっていれば、制御基板2は、検出値の差分(V1−V2)を補正値として目標電圧VSに加算し、目標電圧VSを補正することとなる。つまり、インバータ基板3の母線電圧検出回路10の検出値V1と実際の昇圧後の母線電圧VDDとの関係が図5及び図6に示した状態になっていたとしても、実際の母線電圧を上昇方向に補正することとなる。
しかしながら、上述したように、検出値の差分(V1−V2)で目標電圧VSを補正することは、母線電圧検出回路11の検出値V2における実際の昇圧後の母線電圧VDDからのバラツキ分を補正することになる。このため、インバータ基板3の母線電圧検出回路10の検出値V1と実際の昇圧後の母線電圧VDDとの関係が図5及び図6に示した状態において、目標電圧VSを上記のように補正しても、補正後の目標電圧VS’を過度に上げすぎることはなく問題はない。
以上、本実施の形態1のように構成された制御装置20においては、V1>V2の場合、制御基板2が検出値の差分(V1−V2)を補正値として目標電圧VSに加算し、目標電圧VSを補正するので、インバータ回路9からの最大出力電圧が低下し、インバータ回路9からの出力電流が増加してしまうことを従来よりも抑制できる。
また、本実施の形態1のように構成された空気調和装置50においては、インバータ回路9からの最大出力電圧が低下し、インバータ回路9からの出力電流が増加してしまうことを従来よりも抑制できるので、保護回路15の作動によって圧縮機モーター5を所望の回転数で運転することができずに空気調和装置50の能力が不足してしまうことを抑制できる。
なお、本実施の形態1では、室外ファン35のファンモーター6を制御するためのファンインバータ基板4に設けられた母線電圧検出回路11を、本発明の第2の母線電圧検出回路(目標電圧の補正条件を確認し、目標電圧の補正値の算出に用いる母線電圧検出回路)としても兼用した。これに限らず、インバータ基板3に、本発明の第2の母線電圧検出回路に相当する母線電圧検出回路を、ファンインバータ基板4の母線電圧検出回路11とは別に設けてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、室外ファンが1つの空気調和装置を例に、本発明を説明した。換言すると、実施の形態1では、室外ファンのファンモーターを制御するためのファンインバータ基板が1つの場合を例に、本発明を説明した。つまり、実施の形態1では、本発明の第2の母線電圧検出回路が1つの場合を例に、本発明を実施した。これに限らず、例えば以下のように、制御装置20に本発明の第2の母線電圧検出回路を複数備えていても勿論よい。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図8は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の一例を示す冷媒回路図である。また、図9は、本発明の実施の形態2に係る制御装置を示す構成図である。
本実施の形態2に係る空気調和装置50は、実施の形態1で示した空気調和装置50の構成に加えて、室外熱交換器37、膨張弁等の膨張機構38、及び、室外熱交換器37に外気を供給する(送風する)室外ファン39を更に備えている。より詳しくは、室外熱交換器37及び膨張機構38は、室外熱交換器32及び膨張機構33と並列に、圧縮機31と室内熱交換器34との間に配置されている。このように空気調和装置50の冷凍サイクル回路30を構成することにより、空気調和装置50に要求される能力に応じて使用する室外熱交換器の数を変更することができる。
また、上記のように本実施の形態2に係る空気調和装置50は室外ファン39が新たに追加されているため、本実施の形態2に係る制御装置20は、実施の形態1で示した構成に加えて、室外ファン39のファンモーター14の回転数を制御するためのファンインバータ基板13を更に備えている。そして、このファンインバータ基板13には、ファンインバータ基板4と同様に、インバータ基板3の母線電圧昇圧回路8で昇圧された母線電圧(直流電圧)が供給される。
なお、ファンインバータ基板13の構成は、ファンインバータ基板4と同じ構成となっている。
このように制御装置20が構成されている場合、つまり、制御装置20が第2の母線電圧検出回路となる母線電圧検出回路11を2つ備えている場合、以下のように目標電圧VSを補正するとよい。
つまり、ファンインバータ基板4の母線電圧検出回路11の検出値をV21、ファンインバータ基板13の母線電圧検出回路11の検出値をV22とした場合、これらV21及びV22のうちで低い値のものを、実施の形態1で示した「V2」として用いればよい。
このように目標電圧VSを補正することで、V1>V2となる確率が高くなるので、目標電圧VSの補正機会が増加する。このため、このように目標電圧VSを補正することにより、実施の形態1と比べ、インバータ回路9からの最大出力電圧が低下してインバータ回路9からの出力電流が増加してしまうこと、すなわち、保護回路15の作動によって圧縮機モーター5を所望の回転数で運転することができずに空気調和装置50の能力が不足してしまうことを更に抑制できる。
なお、本実施の形態2では、ファンインバータ基板を2つ設けた例について説明したが、ファンインバータ基板を3つ以上設けても勿論よい。この場合、各ファンインバータ基板の母線電圧検出回路11の検出値のうち、最も低い値の検出値を実施の形態1で示した「V2」として用いればよい。
実施の形態3.
実施の形態1及び実施の形態2では、目標電圧VSの補正値は検出値の差分(V1−V2)となっていた。これに限らず、目標電圧VSの補正値は、検出値の差分(V1−V2)に基づいていれば、例えば以下のようにしてもよい。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1又は実施の形態2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態3に係る制御基板2は、検出値の差分(V1−V2)の値に応じて設定された係数αを(V1−V2)に乗算して補正値を求め、該補正値を目標電圧VSに加えた値を補正後の目標電圧VS’としている。つまり、補正後の目標電圧VS’を、
VS’=VS+(V1−V2)×α
という式で求めている。
また、本実施の形態3に係る制御基板2は、係数αを例えば以下のように決定する。
例えば、母線電圧検出回路10,11に用いられる回路素子の性能のバラツキにより考えられる(V1−V2)の最大値をkとする。このとき、例えば、
(1)(V1−V2)>0.8×kの場合には、α=1とする。
(2)0.8×k≧(V1−V2)>0.5×kの場合には、α=0.8とする。
(3)0.5×k≧(V1−V2)の場合には、α=0.5とする。
このように、(V1−V2)の値に応じて補正量を決定することにより、目標電圧VSを補正して、実際の昇圧後の母線電圧を上昇させる際、実際の昇圧後の母線電圧を過度に上げすぎることをより防止できる。
なお上記の補正係数値は一例であり、上記に限るものではない。
実施の形態4.
実施の形態1〜実施の形態3では、目標電圧VSを補正するタイミングについて特に言及しなかった。目標電圧VSの補正は、インバータ基板3の母線電圧検出回路10の検出値V1が実際の昇圧後の母線電圧VDDよりも高くなっている現象を検知したときに行えばよく、例えば以下のタイミングで行えばよい。なお、本実施の形態4において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態3のいずれかと同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
インバータ基板3の母線電圧検出回路10の検出値V1が実際の昇圧後の母線電圧VDDよりも高くなっている場合、インバータ基板3のインバータ回路9からの最大出力電圧が低下してしまう。このため、インバータ回路9から圧縮機モーター5への出力電流が所定の電流値よりも増加し、保護回路15により電流制限が働く場合がある。このため、保護回路15により電流制限が働いた場合に、目標電圧VSを補正するとよい。なお、保護回路15により電流制限が働く電流値よりも低い値の閾値(所定の電流値)を設定し、インバータ回路9から圧縮機モーター5への出力電流が当該閾値を超えた場合に、目標電圧VSを補正してもよい。つまり、保護回路15により電流制限が働く前に、目標電圧VSを補正してもよい。
インバータ基板3の母線電圧検出回路10の検出値V1が実際の昇圧後の母線電圧VDDよりも高くなっている場合、ファンインバータ基板4,13のインバータ回路12からの最大出力電圧が低下してしまう。このため、インバータ回路12からファンモーター6,14への出力電流が所定の電流値よりも増加し、保護回路16により電流制限が働く場合がある。このため、保護回路16により電流制限が働いた場合に、目標電圧VSを補正するとよい。なお、保護回路16により電流制限が働く電流値よりも低い値の閾値(所定の電流値)を設定し、インバータ回路12からファンモーター6,14への出力電流が当該閾値を超えた場合に、目標電圧VSを補正してもよい。つまり、保護回路16により電流制限が働く前に、目標電圧VSを補正してもよい。
以上のようなタイミングで目標電圧VSを補正することにより、目標電圧VSの補正が必要な状態でのみ目標電圧VSを補正することとなるため、母線電圧昇圧回路8の低損失化につながる。また、目標電圧VSの補正により、インバータ回路9,12からの出力電流が低減するため、インバータ回路9,12でのインバータ損失が低減し、コンバータ回路7とインバータ回路9,12を含めたトータル損失としての改善効果も見込める。
実施の形態5.
目標電圧VSを補正するタイミングは、実施の形態4で示したタイミングに限らず、例えば以下のタイミングで行ってもよい。なお、本実施の形態5において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態4のいずれかと同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
インバータ基板3の母線電圧検出回路10の検出値V1が実際の昇圧後の母線電圧VDDよりも高くなっている場合、インバータ回路9,12から出力される交流電圧の周波数を上げた際、ある周波数以上になると当該出力電圧が所望の電圧値(所定の電圧値)まで上昇せず、インバータ回路9,12から出力される電流が増加することがある。このため、本実施の形態5に係る制御基板2は、このタイミングで目標電圧VSを補正する。
このようなタイミングで目標電圧VSを補正しても、目標電圧VSの補正が必要な状態でのみ目標電圧VSを補正することとなるため、母線電圧昇圧回路8の低損失化につながる。また、目標電圧VSの補正により、インバータ回路9,12からの出力電流が低減するため、インバータ回路9,12でのインバータ損失が低減し、コンバータ回路7とインバータ回路9,12を含めたトータル損失としての改善効果も見込める。
以上、上記の実施の形態1〜実施の形態5では、本発明に係る制御装置を空気調和装置の圧縮機モーター及びファンモーターを制御するために用いた例を説明した。これに限らず、本発明に係る制御装置を高調波抑制機器(アクティブフィルター)の制御に用いることも可能である。
1 交流電源、2 制御基板、3 インバータ基板、4 ファンインバータ基板、5 圧縮機モーター、6 ファンモーター、7 コンバータ回路、8 母線電圧昇圧回路、9 インバータ回路、10 母線電圧検出回路、11 母線電圧検出回路、12 インバータ回路、13 ファンインバータ基板、14 ファンモーター、15 保護回路、16 保護回路、20 制御装置、30 冷凍サイクル回路、31 圧縮機、32 室外熱交換器、33 膨張機構、34 室内熱交換器、35 室外ファン、36 室内ファン、37 室外熱交換器、38 膨張機構、39 室外ファン、50 空気調和装置。

Claims (10)

  1. 交流電圧を直流電圧である母線電圧に変換するコンバータ回路と、
    前記母線電圧を昇圧する昇圧回路と、
    昇圧後の前記母線電圧の電圧値を検出する第1の母線電圧検出回路と、
    昇圧後の前記母線電圧を所定周波数の交流電圧に変換して出力する第1のインバータ回路と、
    前記第1の母線電圧検出回路の検出値が目標電圧となるように前記昇圧回路を制御する制御手段と、
    を備えた制御装置であって、
    昇圧後の前記母線電圧の電圧値を検出する第2の母線電圧検出回路を少なくとも1つ有し、
    前記制御手段は、
    前記第1の母線電圧検出回路の検出値V1と前記第2の母線電圧検出回路の検出値V2との関係がV1>V2となる場合、(V1−V2)の値に基づいて、前記目標電圧を補正することを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御手段は、(V1−V2)を前記目標電圧に加えた値を補正後の目標電圧とすることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、(V1−V2)の値に応じて設定された係数を(V1−V2)に乗算して補正値を求め、該補正値を前記目標電圧に加えた値を補正後の目標電圧とすることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1のインバータ回路からの出力電流が所定の電流値よりも増加した場合、前記目標電圧を補正することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記第1のインバータ回路から出力する交流電圧の周波数を上げた際、当該交流電圧の電圧値が所定の電圧値まで上昇せずに前記第1のインバータ回路からの出力電流が上昇した場合、
    前記目標電圧を補正することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記第2の母線電圧検出回路で電圧値が検出された後の前記母線電圧を所定周波数の交流電圧に変換して出力する第2のインバータ回路を備え、
    前記制御手段は、前記第2のインバータ回路からの出力電流が所定の電流値よりも増加した場合、前記目標電圧を補正することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記第2のインバータ回路から出力する交流電圧の周波数を上げた際、当該交流電圧の電圧値が所定の電圧値まで上昇せずに前記第2のインバータ回路からの出力電流が上昇した場合、
    前記目標電圧を補正することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記第2の母線電圧検出回路を複数備え、
    これらの前記第2の母線電圧検出回路の検出値のうち、最も低い値の検出値を前記V2として用いることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 圧縮機、室内熱交換器、膨張機構及び少なくとも1つの室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクル回路と、
    請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の制御装置と、
    を備え、
    前記第1のインバータ回路から出力された交流電圧を前記圧縮機のモーターに印加することを特徴とする空気調和装置。
  10. 圧縮機、室内熱交換器、膨張機構及び少なくとも1つの室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクル回路と、
    前記室外熱交換器に送風する少なくとも1つの室外ファンと、
    請求項6、請求項7、請求項6に従属する請求項8、又は、請求項7に従属する請求項8に記載の制御装置と、
    を備え、
    前記第1のインバータ回路から出力された交流電圧を前記圧縮機のモーターに印加し、
    前記第2のインバータ回路から出力された交流電圧を前記室外ファンのファンモーターに印加することを特徴とする空気調和装置。
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