JP2014234985A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Yuya Yabukami
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Abstract

【課題】冷蔵庫本体の扉に設けられる操作部の誤操作の発生を抑える。
【解決手段】冷蔵庫は、冷蔵庫本体の扉に、操作部及び表示部を備え、前記扉に設けられ前記操作部の操作に伴って該扉に発生する振動を検出する振動センサと、前記振動センサの振動検出に基づいて、前記操作部の操作があったことを判断し、該操作部の操作に応じた設定等の処理を実行する制御部とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は冷蔵庫に関する。
従来、例えば家庭用の冷蔵庫においては、一般に、冷蔵室の扉に、操作を指示する複数の操作部及びその操作結果を表示する複数の表示部を有する操作パネルを設けることが行われている。近年、前記操作部を構成する操作スイッチとして、例えばガラス製の前面板の裏面側に、タッチ検出用の電極を配置し、人の指が前面板に接触(近接)することに伴う電極の静電容量の変化を検出する静電容量式のタッチセンサを採用することが考えられている。尚、特許文献1には、自動開扉装置を備える冷蔵庫において、圧電センサ素子等のセンサにより扉の表面振動(音響パルス波)を検出することに基づいて、扉の開動作を行うことが開示されている。
特開2012−17865号公報
上記のように、冷蔵庫の扉に設けられる操作部に、静電容量式のタッチセンサを採用したものでは、偶然(意図せずに)人の体(肩など)が扉に触れてしまったり、操作部の表面に水がかかったりした場合に、誤動作する虞があった。そこで、冷蔵庫本体の扉に操作部を設けるものにあって、操作部の誤操作の発生を抑える。
実施形態の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の扉に操作部及び表示部を備えてなるものであって、前記扉に設けられ前記操作部の操作に伴って該扉に発生する振動を検出する振動センサと、前記振動センサの振動検出に基づいて、前記操作部の操作があったことを判断し、該操作部の操作に応じた設定等の処理を実行する制御部とを備えるところに特徴を有する。
第1の実施形態を示すもので、冷蔵庫本体の正面図 操作パネル部の全ての表示がなされた状態の拡大正面図 操作パネル部部分を概略的に示す縦断右側面図 電気的構成を概略的に示すブロック図 操作制御部が実行する通常モードから待機モードへの切替えの処理手順を示すフローチャート 待機モードにおける、第1、第2操作部の有効、無効の判断の処理手順を示すフローチャート 第2の実施形態を示す図6相当図 第3の実施形態を示すもので、右扉の開扉状態を示す冷蔵室部分の正面図
(1)第1の実施形態
以下、第1の実施形態について、図1から図6を参照して説明する。図1は、本実施形態における冷蔵庫本体1の外観構成を概略的に示している。この冷蔵庫本体1は、前面が開口した縦長矩形箱状の断熱箱体2内に、複数の貯蔵室を設けて構成されている。具体的には、断熱箱体2内には、上から順に冷蔵室3、野菜室4が設けられ、この野菜室4の下方に製氷室5と第2冷凍室(切替室)6とが左右に並べて設けられ、最下部に第1冷凍室7が設けられている。
このうち、冷蔵室3及び野菜室4は、庫内温度が例えば1℃から5℃程度の冷蔵温度に制御される冷蔵温度帯の貯蔵室である。製氷室5、第2冷凍室6及び第1冷凍室7は、庫内温度が例えば−18℃以下の冷凍温度に制御される冷凍温度帯の貯蔵室である。前記冷蔵室3の前面には、断熱性を有する観音開き式の扉、即ち左右2枚のヒンジ開閉式の扉8、9が設けられている。後述するように、そのうち左側の扉8(以下、左扉8という)には、図2等にも示すように、操作パネル部10が設けられる。前記野菜室4、製氷室5、第2冷凍室6、第1冷凍室7の前面は、夫々、背面部に貯蔵容器を連結した引出し式の断熱扉11、12、13、14によって開閉される。
詳しく図示はしないが、前記冷蔵庫本体1には、冷凍サイクルが組込まれている。図4に一部示すように、この冷凍サイクルは、前記冷蔵室3及び野菜室4を冷却するための冷蔵室用冷却器と、前記製氷室5及び第1、第2冷凍室7、6を冷却するための冷凍室用冷却器との2つの冷却器を備えると共に、圧縮機15(図4にのみ図示)、凝縮器、前記2つの冷却器に対する冷媒の流れを切替えるための切替弁16等を備えて構成される。
また、図4に示すように、冷蔵庫本体1内には、冷蔵室3及び野菜室4に冷蔵室用冷却器からの冷気を循環供給するための冷蔵用送風機17、製氷室5及び第1、第2冷凍室7、6に冷凍室用冷却器から冷気を循環供給するための冷凍用送風機18、前記冷凍室用冷却器の除霜を行うための除霜ヒータ19.冷蔵室温度センサ20、冷凍室温度センサ21等が設けられている。
さらに、冷蔵庫本体1内には、コンピュータを主体として構成され、全体を制御する主制御装置22が設けられている。この主制御装置22は、後述する操作制御部23にも接続され、前記操作制御部23からの信号や、前記冷蔵室温度センサ20、前記冷凍室温度センサ21の信号などに基づいて、前記冷蔵用送風機17、冷凍用送風機18、圧縮機15、切替弁16、除霜ヒータ19を制御し、もって、冷蔵庫本体1の冷却運転を実行するようになっている。
次に、前記左扉8に設けられる操作パネル部10の構成について、図2から図4も参照して詳述する。詳しく図示はしないが、前記左扉8は、前面側に配置される透光性を有するガラス製の前面板24(図3参照)と、その裏面側に配置される前面が開放した前後に薄型のプラスチック製の箱体との間に、断熱材を配置して構成されている。前記操作パネル部10は、前記前面板24の裏面側に、操作表示ユニット25(図4にのみ図示)を配設して構成されている。
この操作パネル部10は、図1に示すように、左扉8の前面のうち、右側の辺部寄り部分の縦長な矩形状の領域に設けられ、前面板24には、操作パネル部10に対応した縦長矩形状の表示領域が設けられている。また、前記操作表示ユニット25は、前面板24の表示領域に対して裏面側から投影表示を行う表示機構26(図3参照)や、後述する操作部に対する操作を検出する検出部、前記操作制御部23を含んで構成される。
このとき、図2にも示すように、前記操作パネル部10は、右側に、縦長の操作部27を有すると共に、左側に縦長の表示部28を有する。更に本実施形態では、前記操作部27は、第1操作部29と第2操作部30とを含んでいる。図2は、操作部27及び表示部28の全ての表示がなされた状態を例示している。前記第1操作部29には、ユーザが手の指でタッチ操作する複数、この場合5個の操作ボタン29a〜29eを縦一列に並んで備えている。具体的には、上から順に、「冷蔵」の操作部ボタン29a、「冷凍」の操作ボタン29b、「冷凍機能」の操作ボタン29c、「製氷」の操作ボタン29d、「節電」の操作ボタン29eとされている。
これら操作ボタン29a〜29eは、円の中に上記の文字を夫々配置して構成され、表示機構26によって前面板24に投影表示されることによって、仮想的に設定される。また、前記第2操作部30には、「ホーム」の操作ボタン30aが設けられている。この「ホーム」の操作ボタン30aは、ほぼ五角形のマーク(家のイメージ)で設けられており、この「ホーム」の操作ボタン30aだけは、例えば印刷により常に表示された状態となっている。
詳しく図示はしないが、操作パネル部10(操作表示ユニット25)には、前記第1操作部29の各操作ボタン29a〜29eがタッチ操作されたことを夫々検出するための5個の静電容量式タッチセンサ31(図4にのみ図示)が設けられている。尚、この静電容量式タッチセンサ31は、前面板24の操作ボタン29a〜29eにユーザが指を触れた(接近させた)ことを静電容量の変化として検出するものである。従って、本実施形態では、第1操作部29の操作は、次に述べる第2操作部30の振動センサとは異なる方式のセンサにより検出されるように構成されている。
そして、図2、図3にも示すように、前記第2操作部30の「ホーム」の操作ボタン30aがタッチ操作されたことを検出するための振動センサ32が設けられている。この振動センサ32は、例えば、第2操作部30(操作ボタン30a)部分がタッチ操作されたことに伴う、前面板24の第2操作部30部分の振動による加速度の変化を検出する加速度センサからなり、図3に示すように、操作ボタン30aのやや下部に位置して前面板24の裏面側に配設されている。図4にも示すように、各静電容量式タッチセンサ31の検出信号及び振動センサ32の検出信号は、前記操作制御部23に入力される。
図2に示すように、前記表示部28は、各操作ボタン29a〜29e及び操作ボタン30aに対応して、第1表示部28a〜第5表示部28eを縦に並んで備えている。即ち、表示部28のうち上端の第1表示部28aは、「冷蔵」、「冷凍」の操作ボタン29a,29bに対応してそれらの中間的な位置に設けられ、「強」、「弱」の文字と、全体で円形に配置された5個の円弧ライン状のマークからなり、円弧ラインの点灯の数が強度レベルを表すインジケータとなる。
その下の第2表示部28bは、「冷凍機能」の操作ボタン29cに対応し、上から順に「一気冷凍」、「熱もの冷凍」、「野菜冷凍」、「ドライ」の文字が、選択的に表示される。その下の第3表示部28cは、「製氷」の操作ボタン29dに対応し、「一気製氷」、「製氷オフ」の文字が、選択的に表示される。その下の第4表示部28dは、「節電」の操作ボタン29eに対応し、上から順に「節電」、「おでかけ」、「ピークシフト」の文字が、選択的に表示される。下端の第5表示部28eは、「ホーム」の操作ボタン30aに対応し、「ecoモード」の文字や、「キーロック(鍵)」のマークが、設定されたモード等に応じて表示される。
詳しく図示はしないが、前記表示機構26は、光源としての複数個のLED33(図4参照)、前記表示部28及び操作部27の各文字やマーク等を投影(透過)表示させるための表示用フィルム、光ガイド部材等を備えて構成されている。前記前面板24は、例えば裏面側に塗料が塗布されて半透明状態とされ、対応するLED33が点灯されたときにのみ、表示部28及び操作部27の各文字やマークが表示されるようになっている。図4に示すように、前記表示機構26(各LED33)は、前記操作制御部23により制御される。
さて、前記操作制御部23は、コンピュータ(CPU)を含んで構成され、そのソフトウエア構成等により、表示機構26(各LED33)を制御して、操作部27(第1操作部29)の各操作ボタン29a〜29eの表示を行うと共に、表示部28の第1〜第5表示部28a〜28eについて、現状の設定情況に対応した形態で表示を行う。これと共に、操作制御部23は、各静電容量式タッチセンサ31の検出信号に基づく各操作ボタン29a〜29eのタッチ操作(近接操作)を監視すると共に、振動センサ32の検出信号に基づく第2操作部30(操作ボタン30a)のタッチ操作を監視する。
このとき、操作制御部23は、各静電容量式タッチセンサ31の検出信号に基づいて、各操作ボタン29a〜29eのタッチ操作を認識したとき、或いは、振動センサ32の検出信号に基づく第2操作部30(操作ボタン30a)の操作を認識したときに、その操作結果に応じて表示部28の表示の変更を行うと共に、操作に応じた設定信号を、前記冷蔵庫本体1の主制御装置22に送信する。表示部28の表示の変更により、操作を受付けた旨をユーザに対し知らせることができる。
尚、操作制御部23が、操作ボタン29a〜29eや操作ボタン30aの操作を受付けたときに、操作ボタン29a〜29eの表示の変更(例えば反転表示や点滅表示)を行ったり、ブザーにより例えば「ピッ」という報知音を鳴動させたりするようにしても良い。これにより、操作を受付けた旨及びその操作結果をユーザに対しより判り易く知らせることができる。
そして、後の作用説明(フローチャート説明)でも述べるように、操作制御部23は、操作部27のモードを、通常モードと待機モードとの間で切替えるようになっている。本実施形態では、通常モードにあっては、第1操作部29の全ての操作ボタン29a〜29eが表示されると共に表示部28の必要な表示がなされて、第1操作部29及び第2操作部30(操作ボタン30a)の双方の操作が有効とされている。
これに対し、待機モードでは、表示部28の表示が消灯されると共に、操作ボタン29a〜29eの表示も消灯され、第2操作部30(操作ボタン30a)の操作のみが有効とされるようになっている。前記操作制御部23は、通常モードにあって、第1操作部29又は第2操作部30の操作がない状態が所定時間継続したとき(例えば最後に操作されてから30秒が経過したとき)に、モードを待機モードに切替える。そして、操作部27の待機モードにおいて、第2操作部30(操作ボタン30a)の操作があったときに、待機モードを解除して通常モードに戻すようになっている。尚、待機モードにおいても、表示部28のうち第5表示部28eの「キーロック(鍵)」のマークのみは表示(点灯)される。
次に、上記構成の作用・効果について、図5及び図6も参照して述べる。図5のフローチャートは、前記操作制御部23が実行する、冷蔵庫本体1の電源オン時における、通常モードから待機モードへの切替えの処理手順を示している。また、図6のフローチャートは、操作制御部23が実行する、待機モードにおける、第1、第2操作部29、30の有効、無効の判断の処理手順を示している。
即ち、図5において、冷蔵庫本体1の電源オン時には、操作部27は通常モードとされている。まず、ステップS1では、第1操作部29におけるユーザの操作があるかどうかが判断される。第1操作部29の操作がない場合には(ステップS1にてNo)、ステップS2にて、第2操作部30におけるユーザの操作があるかどうかが判断される。第2操作部30でも操作がない場合には(ステップS2にてNo)、ステップS3にて、所定時間(例えば前回操作があってから30秒)が経過したかどうかが判断される。所定時間が経過した場合には(ステップS3にてYes)、ステップS4に進み、通常モードから待機モードに変更される。この待機モードについては後述する。
一方、通常モードにおいて、第1操作部29の操作があった場合(ステップS1にてYes)、或いは、第2操作部30の操作があった場合(ステップS2にてYes)、また所定時間が経過していない場合(ステップ3にてNo)には、通常モードが維持されステップS1からの処理が繰返される。尚、図示はしていないが、第1、第2操作部29、30のいずれかで操作があった場合には、所定時間を計時するためのタイマのカウントが0に戻される。
上記のように、通常モードでは、第1操作部29の全ての操作ボタン29a〜29eが表示されると共に表示部28の必要な表示がなされて、第1操作部29及び第2操作部30(操作ボタン30a)の双方の操作が有効(可能)とされている。この通常モードでは、ユーザは、第1操作部29の全ての操作ボタン29a〜29eを操作することにより、各種の設定等を行うことができる。例えば、「冷蔵」の操作ボタン29aを操作して、冷蔵室3及び野菜室4の冷却強度を5段階で設定(変更)することができる。
次に、待機モードの処理を示す図6のフローチャートにおいて、待機モードに変更されると、ステップS6にて、第1操作部29の操作が無効とされる。このとき、上記したように、待機モードでは、表示部28の表示が消灯される(第5表示部28eの「キーロック(鍵)」のマークを除く)と共に、操作ボタン29a〜29eの表示も消灯され、第2操作部30(操作ボタン30a)の操作のみが有効とされるようになっている。
ステップS7では、第2操作部30の操作ボタン30aが操作されたかどうかが判断される。操作ボタン30aが操作されない場合には(ステップS7にてNo)、待機モードが継続され、ステップS6からの処理が繰返される。これに対し、第2操作部30の操作ボタン30aが操作された場合には(ステップS7にてYes)、ステップS8に進み、第1操作部29が有効化されて、通常モードに戻される(図5のフローチャートに戻る)。このとき、第5表示部28eの「キーロック(鍵)」のマークは消灯される。従って、ユーザは、待機モードを解除して設定等を行いたい場合には、「ホーム」の操作ボタン30aをタッチ操作すれば良い。
ここで、本実施形態では、第2操作部30(操作ボタン30a)の操作に伴って左扉8(前面板24)に発生する振動を検出する振動センサ32を設け、振動センサ32の振動検出に基づいて、第2操作部30(操作ボタン30a)の操作があったことを判断するようにしている。この場合、第2操作部30の操作に伴い発生する振動を検出するものであるから、たまたま触れただけや水がかかった程度で動作することはない。従って、本実施形態によれば、冷蔵庫本体1の左扉8に操作パネル部10(操作部27)を設けたものにあって、第2操作部30の誤操作の発生を抑えることができる。
また、本実施形態では、左扉8の前面に、透光性を有する前面板24を配設すると共に、その前面板24に、表示部28及び操作部27を投影表示する構成としたので、意匠性の高い表示部28及び操作部27を構成することができる。第1操作部29の操作の検出のための静電容量式タッチセンサ31、及び、第2操作部30の操作の検出のための振動センサ32を、夫々、前面板24の内側(裏面側)に設けることができるので、それらが意匠性の低下を招くこともなく、左扉8の表面の高い意匠性を確保することができる。
そして、本実施形態では、操作部27を、第1操作部29と第2操作部30とから構成し、第1操作部29及び第2操作部30の操作がない状態が所定時間継続したときに、第1操作部29及び第2操作部30の双方の操作が有効な通常モードから、第2操作部30の操作のみを有効とする待機モードに変更する構成とした。これにより、待機モードにおいては第1操作部29で誤操作の発生する可能性を低減することができ、省エネも図ることができる。しかも第2操作部30の操作は、振動センサ32の振動検出に基づいて判断されるので、待機モードにおける第2操作部30の誤操作を効果的に防止することができ、ユーザは、待機モードから通常モードへの変更を確実に行うことができる。
(2)第2、第3の実施形態、その他の実施形態
図7は、第2の実施形態を示すものであり、操作制御部23が実行する、待機モードにおける、第1、第2操作部29、30の有効、無効の判断の処理手順を示すフローチャートである。この第2の実施形態が、上記第1の実施形態(図6のフローチャート)と異なるところは次の点にある。
即ち、本実施形態では、操作制御部23は、操作部27のモードを、通常モードと待機モードとの間で切替えるのであるが、通常モードにあっては、第1操作部29の操作のみが有効とされ、待機モードでは、第2操作部30(操作ボタン30a)の操作のみが有効とされる。操作制御部23は、通常モードにあって、第1操作部29の操作がない状態が所定時間継続したとき(例えば最後に操作されてから30秒が経過したとき)に、モードを待機モードに切替える。そして、操作部27の待機モードにおいて、第2操作部30(操作ボタン30a)の操作があったときに、待機モードを解除して通常モードに戻す。
待機モードの処理を示す図7のフローチャートにおいて、待機モードに変更されると、ステップS11にて、第1操作部29の操作が無効とされる。このとき、第2操作部30(操作ボタン30a)の操作のみが有効とされるようになっている。ステップS12では、第2操作部30の操作ボタン30aが操作されたかどうかが判断される。操作ボタン30aが操作されない場合には(ステップS12にてNo)、待機モードが継続される。これに対し、第2操作部30の操作ボタン30aが操作された場合には(ステップS12にてYes)、ステップS13に進み、第2操作部30の操作が無効化され、ステップS14にて、第1操作部29が有効化され、通常モードに戻される。
この第2の実施形態によっても、上記第1の実施形態と同様に、待機モードにおいては第1操作部29で誤操作の発生する可能性を低減することができ、省エネも図ることができる。しかも第2操作部30の操作は、振動センサ32の振動検出に基づいて判断されるので、待機モードにおける第2操作部30の誤操作を効果的に防止することができ、ユーザは、待機モードから通常モードへの変更を確実に行うことができる。
図8は、第3の実施形態を示すものである。この第3の実施形態が、上記第1の実施例と異なる点は、例えば冷蔵室3の右側の扉9(右扉9という)を自動で開放させる自動開扉装置41を備えると共に、左扉8の前面に、操作パネル部10に加えて、前記自動開扉装置41を動作させるための第3の操作部42を備える構成にある。前記自動開扉装置41は、冷蔵庫本体1(断熱箱体2)の上部部分に設けられており、例えば電磁式のソレノイドを駆動源とし、オン動作されることにより右扉9の上端の左端部分を前方に押し出すようにして開放させる周知構成を備えている。この自動開扉装置41は、主制御装置22により通電制御される。
そして、詳しく図示はしないが、前記第3操作部42は、左扉8の前面を構成する前面板24のうち、右辺部下端部に位置して、操作ボタンなどのマーク等が記されると共に、その裏面側に振動センサ43を配設して構成されている。この振動センサ43は、第3操作部42部分がタッチ操作されたことに伴う、前面板24の振動による加速度の変化を検出する加速度センサからなり、この振動センサ43の検出信号は、操作制御部23に入力される。
操作制御部23は、振動センサ43からの検出信号を受けると、開扉信号を主制御装置22に対し送信する。主制御装置22は、その開扉信号に従って自動開扉装置41を動作させる。尚、左扉8の前面中段部には、上記第1の実施形態と同様に、第1操作部29、第2操作部30、表示部28等を有する操作パネル部10が設けられている。第1操作部30が操作されたときに設定内容の変更等が行われる。また、前記第2操作部30の操作の検出(判断)については、振動センサ32を用いても良いし、それ以外のスイッチやセンサを用いる構成に変更しても良い。
上記構成においては、ユーザは、冷蔵室3の右扉9を開きたい(自動開扉装置41を動作させたい)場合には、左扉8の第3操作部42をタッチ操作する。すると、振動センサ43の振動検出に基づいて、操作制御部23が第3操作部42の操作があったことを判断し、主制御装置22に開扉信号を送信する。主制御装置22は自動開扉装置41を動作させ、以て、右扉9が自動で開放されるようになる。従って、本実施形態によれば、ユーザが自動開扉装置41を動作させるための第3操作部42の操作を、誤操作なく行うことができる。
尚、図示はしないが、以下のような変更も可能である。即ち、上記第1の実施形態では、待機モードにおいて第2操作部30がタッチ操作された時に、通常モードに変更するように構成したが、例えば、待機モードにおいて、第2操作部30の操作が所定時間内に複数回繰返された(いわゆるダブルタップされた)ときに、待機モードを解除して通常モードに戻す構成とすることもできる。これにより、ユーザは、待機モードから通常モードへの変更を、誤操作することなく確実に行うことができる。また、通常モードにおいて、第2操作部30が操作されたときに待機モードに切り替わるように構成しても良い。
上記第3の実施形態のように自動開扉装置41を備えるものにあっても、第3操作部42の操作が所定時間内に複数回繰返された(いわゆるダブルタップされた)ときに、自動開扉装置41を動作させるように構成しても良い。これにより、ユーザは、自動開扉装置41を動作させるための操作を、誤操作なく行うことができる。また、上記各実施形態では、設定内容を変更するための第1操作部29の各操作ボタン29a〜29eのタッチ操作を静電容量式タッチセンサ31により検出する構成としたが、この第1の操作部29の各操作ボタン29a〜29eのタッチ操作を、夫々振動センサにより検出する構成としても良い。これによれば、ユーザは、設定内容を変更するための第1操作部の操作を、誤操作なく行うことができる。
上記実施形態では、振動センサとは異なる方式のセンサとして、静電容量式タッチセンサを採用したが、それ以外の各種センサやスイッチを採用しても良く、操作の多様化を図ることができる。少なくとも一部の操作部に、振動センサを採用すれば、誤操作防止という所期の目的を達成することができる。その他、上記した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、冷蔵庫本体の各室の構成(配置)や、操作パネル部における操作部(操作ボタン)の種類や数、表示部の表示の形態等についても様々な変形例が考えられる。更には、操作表示ユニットの具体的な構造等に関しても種々の変形が可能であるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1は冷蔵庫本体、2は断熱箱体、3は冷蔵室、8は左扉、9は右扉、10は操作パネル部、22は主制御装置、23は操作制御部、24は前面板、25は操作表示ユニット、26は表示機構、27は操作部、28は表示部、29は第1操作部、29a〜29eは操作ボタン、30は第2操作部、30aは操作ボタン、31は静電容量式タッチセンサ、32,43は振動センサ、41は自動開扉装置、42は第3操作部を示す。

Claims (13)

  1. 冷蔵庫本体の扉に、操作部及び表示部を備えてなる冷蔵庫であって、
    前記扉に設けられ前記操作部の操作に伴って該扉に発生する振動を検出する振動センサと、
    前記振動センサの振動検出に基づいて、前記操作部の操作があったことを判断し、該操作部の操作に応じた設定等の処理を実行する制御部とを備えることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記制御部は、前記操作部の操作があったときに、該操作部の操作に応じて前記表示部の表示を変更することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記扉の前面には、透光性を有する前面板が配設されており、
    前記表示部は、前記前面板に設けられた表示領域と、前記前面板の裏面側に設けられ前記表示領域に表示部を投影表示する表示機構とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 前記扉の前面には、透光性を有する前面板が配設されており、
    前記操作部は、前記前面板の前面に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記操作部は、第1操作部と第2操作部とを含み、前記振動センサは、そのうち第2操作部が操作されたときの振動を検出するように構成されていると共に、
    前記制御部は、前記第1操作部及び第2操作部の操作がない状態が所定時間継続したときに、前記操作部のモードを、前記第1操作部及び第2操作部の双方の操作が有効な通常モードから、前記第2操作部の操作のみを有効とする待機モードに変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記操作部は、第1操作部と第2操作部とを含み、前記振動センサは、そのうち第2操作部が操作されたときの振動を検出するように構成されていると共に、
    前記制御部は、前記第1操作部及び第2操作部の操作がない状態が所定時間継続したときに、前記操作部のモードを、前記第1操作部の操作のみが有効な通常モードから、前記第2操作部の操作のみを有効とする待機モードに変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記制御部は、前記操作部の待機モードにおいて、前記第2操作部の操作があったときに、前記待機モードを解除して前記通常モードに戻すことを特徴とする請求項5又は6記載の冷蔵庫。
  8. 前記制御部は、前記操作部の待機モードにおいて、前記第2操作部の操作が所定時間内に複数回繰返されたときに、前記待機モードを解除して前記通常モードに戻すことを特徴とする請求項5又は6記載の冷蔵庫。
  9. 前記扉を自動で開放させる自動開扉装置を備え、
    前記制御部は、前記操作部の操作があったときに、前記自動開扉装置を動作させることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記扉を自動で開放させる自動開扉装置を備え、
    前記制御部は、前記操作部の操作が所定時間内に複数回繰返されたときに、前記自動開扉装置を動作させることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記扉を自動で開放させる自動開扉装置を備え、
    前記操作部は、第1操作部と第3操作部とを含み、前記第3操作部が操作されたときの振動を振動センサにより検出するように構成されると共に、
    前記制御部は、前記第1操作部が操作されたときに設定内容を変更し、前記第3操作部の操作があったときに、前記自動開扉装置を動作させることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記扉を自動で開放させる自動開扉装置を備え、
    前記操作部は、第1操作部と第3操作部とを含み、前記第1操作部が操作されたときの振動を振動センサにより検出するように構成されると共に、
    前記制御部は、前記第1操作部が操作されたときに設定内容を変更し、前記第3操作部の操作があったときに、前記自動開扉装置を動作させることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  13. 前記操作部は、複数の操作部を含み、そのうち一部の操作部が操作されたときの振動を振動センサにより検出するように構成されると共に、
    前記操作部のうち残りの操作部の操作は、前記振動センサとは異なる方式のセンサにより検出されるように構成されていることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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