JP2014233619A - 電気インピーダンストモグラフィ測定装置 - Google Patents

電気インピーダンストモグラフィ測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014233619A
JP2014233619A JP2013129976A JP2013129976A JP2014233619A JP 2014233619 A JP2014233619 A JP 2014233619A JP 2013129976 A JP2013129976 A JP 2013129976A JP 2013129976 A JP2013129976 A JP 2013129976A JP 2014233619 A JP2014233619 A JP 2014233619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
measurement
living body
flexible substrate
conductive cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013129976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6222546B2 (ja
Inventor
吾 根武谷
Satoshi Netakeya
吾 根武谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitasato Institute
Original Assignee
Kitasato Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitasato Institute filed Critical Kitasato Institute
Priority to JP2013129976A priority Critical patent/JP6222546B2/ja
Publication of JP2014233619A publication Critical patent/JP2014233619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6222546B2 publication Critical patent/JP6222546B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

【課題】長時間使用に適し、高い滅菌処理に耐えうる構造を有し、簡易にEIT測定を実現することが可能な電気インピーダンストモグラフィ測定装置を提供する。
【解決手段】生体への接触が可能な導電性布電極(12)を備え、導電性布電極を複数個並列して導電性布電極群(11)を形成し、この導電性布電極群を備えて成る布製測定ベルト(10)と、布製測定ベルトに包囲されるフレキシブル基板(20)を備えている。フレキシブル基板は、導電性布電極に接触可能な接触手段(21)を含んで構成される。接触手段は、導電性布電極が被測定対象である生体に接触する場合に、生体に通電可能な電流を前記導電性布電極に供給し、生体表面より得られる生体インピーダンスに関する電圧信号を導電性布電極を介して受け取る。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気インピーダンストモグラフィ[lectrical mpedance omography(以下、本明細書中で「EIT」と称す。):電気インピーダンス断層撮影法]を実行するため、ベルトを測定対象である生体の体の一部に巻きつけて当該部位の断層画像データを測定する測定装置に関するものである。
EITの基本原理は、少なくとも二つの電極(112A、112B)を介して測定対象部位(例えば、胸部)に微弱な定電流を流し(図1)、それによって生じた電位差を他の複数の電極(112C〜112H)で検出し(図2)、電流供給と電位差検出用の電極対を回転させることで測定対象部位の断層面における抵抗率やその変化率の分布を画像化している(図3)。
EIT測定では、電極を8個から64個利用することが一般的に行われている。これらの電極を測定対象部位の周囲に付着し、かつそれらの電極と個々に電極ケーブルを接続して、測定信号処理回路に接続している。したがって、従来のEIT測定では、長時間の作業と高い測定コストを余儀なくされ、例えば、病院内において患者のデータを簡易に測定することが困難であった。
近年では、電極アッセンブリをモジュール化して電極の脱着を容易にする方法や、複数の電極ケーブルを一つに統合したケーブルモジュールを利用する方法が提案され、測定の簡易化が試みられている。
この点、従来、EITで使用する多数の電極ケーブルを、複数個毎にモジュール化して電極と接続する発明(特許文献1)や、EIT測定の際に必要である多数の電極を体表に接続する手続きを簡略化し、体型毎に長さの異なる電極アッセンブリの保有コストを削減させるために、複数個毎に電極をモジュール化する発明(特許文献2)が提案されている。
特開2012−228514 特表2009−523037
しかしながら、上記先行技術には、少なくとも、次の問題点が指摘されている。
(1)統合した電極モジュールがもつ厚み(直径)が、特にICU患者などに長時間利用する場合に皮膚に対して局所圧力となって負荷としてかかるため、褥瘡などのリスクが増大する(特許文献1)。
(2)電極アッセンブリが高コストである(特許文献2)。
(3)電極と電極ケーブルとの接続が煩雑である(特許文献2)。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、低コストにして、長時間使用に適し、高い滅菌処理に耐えうる構造を有し、簡易にEIT測定を実現することが可能な電気インピーダンストモグラフィ測定装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、測定手段を布製測定ベルト内に収容してコンパクトな形状に形成できる電気インピーダンストモグラフィ測定装置を提供することにある。
本発明のもう一つ他の目的は、低コストでEIT測定を実現でき、周囲長や形状の異なる対象者や部位のEIT測定に対応できる電気インピーダンストモグラフィ測定装置を提供することにある。
本発明のもう一つ他の目的は、小児から大人、老人まで対応でき、男女の体型差にも対応が可能で測定対象者域の広い電気インピーダンストモグラフィ測定装置を提供することにある。
本発明のもう一つ他の目的は、測定対象部位が頭部、頸部、胸部、腹部、上下肢に至るまで測定適用対象となる電気インピーダンストモグラフィ測定装置を提供することにある。
本発明のさらにもう一つ他の目的は、養生テープやドレイン管固定部分などを避けて電極配置を選択し、FEM(inite lement ethod:有限要素法)解析などにおいても厳密な抵抗率分布の算出を可能とする電気インピーダンストモグラフィ測定装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置は、生体への接触が可能な導電性布電極を備え、該導電性布電極を複数個並列して導電性布電極群を形成し、この導電性布電極群を備えて成る布製測定ベルトを含んで構成されている。
本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置は、上記布製測定ベルトに包囲されるフレキシブル基板を備え、該フレキシブル基板は、上記導電性布電極に接触可能な接触手段を含んで構成され、該接触手段は、上記導電性布電極が被測定対象である生体に接触する場合に、生体に通電可能な電流を上記導電性布電極に供給し、生体表面より得られる生体インピーダンスに関する電圧信号を上記導電性布電極を介して受け取ることを可能とする。
本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置は、上記導電性布電極、上記接触手段の少なくとも一部を介して生体に電流が供給される場合に、上記の導電性布電極、上記接触手段を介して検出される生体インピーダンスに関する電圧信号を測定し、測定した電圧信号を電気インピーダンストモグラフィ画像の作成に必要な情報として解析処理する測定信号処理回路を具備する。
上記接触手段は電極パッドにより形成され、該電極パッドが上記導電性布電極と上記フレキシブル基板の信号線とを接続するようにするとよい。
上記接触手段を電極ケーブルコネクタにより構成し、該電極ケーブルコネクタが前記導電性布電極と上記フレキシブル基板の信号線とを接続するようにすることもできる。
上記接触手段を電極ケーブルコネクタにより構成し、上記フレキシブル基板を伸張可能に形成するようにすることもできる。
上記フレキシブル基板が、被測定対象である生体の測定部位のひずみを検出するひずみ確認センサを備え、該ひずみ確認センサにより生体の測定部位のひずみを検出し、生体の測定部位の周囲形状を推定可能とするようにすることもできる。
上記フレキシブル基板が、被測定対象である生体の測定部位の位置を検出する位置確認センサを備え、該位置確認センサにより生体の測定部位の位置を検出し、生体の測定部位の周囲長を推定可能とするようにすることもできる。
上記フレキシブル基板が、電極位置を検出する電極位置確認センサを備え、該電極位置確認センサが電極数と電極の位置を検出し、有効な電極数と電極の位置を推定可能とするようにすることもできる。
さらに、上記布製測定ベルトは、選ばれた上記導電性布電極に接続される信号線を備え、該信号線は伸縮性を有する同軸ケーブルとして形成されているようにすることもできる。
本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置を被測定対象に複数本巻装して使用する、あるいは複数本を一体成形することにより3次元のEIT情報を得られるようにすることもできる。
発明の効果
本発明によれば次の効果を奏する。
(1)低コストにして、長時間使用に適し、高い滅菌処理に耐えうる構造を有し、簡易にEIT測定を実現することが可能な電気インピーダンストモグラフィ測定装置が得られる。
(2)測定手段を布製測定ベルト内に収容してコンパクトな形状に形成できる電気インピーダンストモグラフィ測定装置が得られる。
(3)低コストでEIT測定を実現でき、周囲長や形状の異なる対象者と部位に適応できる電気インピーダンストモグラフィ測定装置が得られる。
(4)測定対象者として、小児から大人、老人まで対応でき、男女の体型差にも対応が可能で測定対象者域の広い電気インピーダンストモグラフィ測定装置が得られる。
(5)測定対象部位が、頭部、頸部、胸部、腹部、上下肢に至るまで測定適用対象となる電気インピーダンストモグラフィ測定装置が得られる。
(6)養生テープやドレイン管固定部分などを避けた電極配置を選択でき、FEM解析などにおいても厳密な抵抗率分布の算出が可能な電気インピーダンストモグラフィ測定装置が得られる。
EITの概念略図を示し、EIT測定における電極装着例を示す。 EIT測定における電流供給と電圧検出の組み合わせ例を示す概略図である。 EIT画像を示し、輝度を最大呼気に対する最大吸気のインピーダンスの変化率により示した画像である。 本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置の概略を示す斜視図である。 本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置の布製測定ベルト、フレキシブル基板、測定信号処理回路の構成を示す概略図である。 本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置を構成する布製測定ベルトとフレキシブル基板との位置関係を示す断面略図である。 本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置を構成する布製測定ベルトの電極構造を示す略図である。 本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置を構成する布製測定ベルトが等張性ゴムベルトにより形成されていることを示す概念略図である。 本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置を構成するフレキシブル基板の断面拡大略図を示す。 本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置を構成する導電性布電極とフレキシブル基板上の接触手段(電極パッド)との位置関係を示し、導電性布電極が接触手段と接触しながら可動することを示す概念略図である。 導電性布電極と生体表面と接触手段との位置関係を示す断面略図である。 本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置の使用状態を示す略図である。 測定したEIT画像の一例を示し、最大呼気に対する最大吸気時のデータを使用した画像を示す。 胸部X線CT画像を示す。 フレキシブル基板の他の例の断面拡大略図を示す。 フレキシブル基板の配線構造と測定信号処理回路の関係を示し、電極パッドを一つの測定信号処理回路に接続した例を示す概略図である。 フレキシブル基板の配線構造と測定信号処理回路の関係を示し、測定信号処理回路を電極パッド上に分散設置した場合を示す概略図である。 フレキシブル基板と導電性布電極との接続例を示す概略である。 フレキシブル基板の電極パッドと信号線(電極ケーブル線)との接続関係を示し、(a)は電極パッドが蛇腹構造の信号線(電極ケーブル線)により接続されている例を示す概略図、(b)はその断面略図である。 フレキシブル基板の電極パッドと信号線(電極ケーブル線)との接続関係を示し、(a)は電極パッドが波線構造の信号線(電極ケーブル線)により接続されている例を示す概略図、(b)はその断面略図である。 フレキシブル基板の電極パッドと信号線(電極ケーブル線)との接続関係を示し、(a)は電極パッドが螺旋構造の信号線(電極ケーブル線)により接続されている例を示す概略図、(b)はその断面略図である。 フレキシブル基板上の電極パッド上にひずみセンサ(ゲージ)を設置した状態の概略図である。 8点のひずみセンサ設置点90A〜90Hから算出された局所曲率を元に推定して得られる胸郭形状P2と実際の胸郭P1を示す図である。 周囲長測定センサを設置したフレキシブル基板の正面略図である。 周囲長測定センサを設置したフレキシブル基板を巻回した状態を示す平面略図である。 導電性布電極を狭幅に設置した布製測定ベルトの正面略図である。 導電性布電極の位置センサを配置したフレキシブル基板と導電性布電極の関係を示す概略図である。 導電性布電極を狭幅に設置した布製測定ベルトを体表面5Aに巻き付けた状態を示す断面略図である。 導電性布製電極が体表面に接触した状態と非接触状態を示す概略図である。 体表面上の導電性布電極の一つが皮膚と十分な接触状態を保てない場合に、均等な間隔で配置された電極を選択してEIT測定に用いる概念図である。 体表面上で低接触状態の領域が広い場合に、接触状態が良好な残りの電極をEIT測定に用いる概念図である。 狭幅に設置した導電性布電極群が測定対象物に良好に接触している場合に隣り合う電極対を導通させて1つの電極としてEIT測定に用いる状態を示す概念図である。 フレキシブル基板は端部を切断することによっても使用可能であることを示す。 布製測定ベルトを構成する導電性布電極に伸縮性のある信号線[同軸ケーブル(電極ケーブル)]をラミネートフィルムなどで接着した状態を示す概念図である。 導電性布電極と非導電性繊維が一体生地として織り込まれたものを必要なベルト幅分だけ切断して使用できることを示す概念図である。
以下に、本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置の実施例について図面を用いて説明する。
本発明に係る電気インピーダンストモグラフィ測定装置1は、電極を内蔵した布製測定ベルト(電極内蔵ベルト)10と、この布製測定ベルトに包囲されるフレキシブル基板20を含んで構成され、測定信号処理回路30は信号を測定し解析処理する(図4)。図4中の符号7は解析表示装置を構成するEIT画像表示ディスプレイ、8Aは胸部EIT画像である。
このうち、前記布製測定ベルト10は、生体への接触が可能な導電性布電極12を複数個並列して形成した導電性布電極群11を備えている(図5)。
前記布製測定ベルト10は、導電性繊維から構成される導電性布電極12と非導電性繊維部分13から構成され(図5、図6、図7)、ユーザーの肌に優しく、高い量産性を備えている。前記布製測定ベルト10は洗濯可能に形成され、ユーザーにとっても低い測定コストを実現できる。また前記導電性布電極12は、体表5と電気的密着性を維持するために局所的に圧力がかかるような構造を有する(図6、図7)。前記導電性布電極12は、高い殺菌性と生体適合性を有する銀メッキ糸を使用することが一般的であるが、金、アルミ、銅などのメッキ糸や導電性インクで染めた糸や布などを用いることもできる。
前記フレキシブル基板20は、前記布製測定ベルト10に包囲され(図4)、前記導電性布電極12に接触可能な接触手段21を含んで構成される(図5、図6)。該接触手段は、前記導電性布電極が被測定対象である生体5に接触する場合に、生体に通電可能な電流を前記導電性布電極に供給し、生体表面より得られる生体インピーダンスに関する電圧信号を前記導電性布電極を介して受け取ることを可能としている。符号20Aは基板本体、28は前記測定信号処理回路30への接続コネクタ、図6中の符号35,36は空気層である
前記測定信号処理回路30は、前記導電性布電極12、前記接触手段21の少なくとも一部を介して生体に電流が供給される場合に、前記の導電性布電極、前記接触手段を介して検出される生体インピーダンスに関する電圧信号を測定し、測定した電圧信号を電気インピーダンストモグラフィ画像の作成に必要な情報として処理する。
前記接触手段21は電極パッド22により形成され、該電極パッドは前記導電性布電極12と前記フレキシブル基板20の信号線27とを接続する(図6、図10、図11)。
EIT測定装置1をEIT測定ベルトとして形成し、EIT測定ベルトを用いて実際に測定した、胸部EITの測定例を図12に示す。ここでは、8個の電極を用いている。EIT測定ベルト1は、健常男性1名の胸部第4肋間上に巻き付け、ドライブ電流を0.5mA、測定周波数を450kHzとして12枚/秒でEITデータを測定した。画像再構成法には、最も一般的な逆投影法(back projection)を用い、16*16ピクセルの画像を平滑化して128*128ピクセルとしてリアルタイム表示した。図13は、測定したEIT画像の一例であり、最大呼気に対する最大吸気時のデータを使用して画像化した。呼吸によって左右の肺に空気が入ると、電気インピーダンスが大きくなる。電気インピーダンス変化が大きくなる程、白から黒色へ変化するように表示した。図14は胸部X線CT画像を示すが、図13の画像8Cと図14の画像8Dを比較すると、図13の画像8Cでは図14の画像8Dに比べ、吸気時の肺野に近い形状がEIT画像として測定されている。
EIT画像を再構成する際は、リアルタイム処理に適する逆投影法が多く用いられ、電極間隔が均等であるという拘束条件を必要とされるので布製測定ベルト10は、片方を固定し、もう片方を伸張させても電極間隔が均等になるように局所的な張力を変化させた構造を有するように形成する(図8)。
この電極内蔵ベルトと測定信号処理回路までの配線方法としては、
(1)フレキシブル基板を用いる方法(段落0037〜0051)、
(2)配線を伸張性ラミネートフィルム加工などで固定する方法(段落0052)、
のいずれであってもよいことは勿論である
(1)フレキシブル基板を用いる方法:
A.フレキシブル基板は、非常に薄くフレキシブルであるため、高い電磁波シールド性と高密度配線性を有し、複雑な体系にフィットできる利点を有する。また、約200度の高熱の滅菌に耐え、高い防水性を有するため、病院内でMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)などの感染リスクを回避したまま多数回の利用が可能となる。
このフレキシブル基板の一例を図5に示す。布製測定ベルト10の導電性電極12とは電極パッド面の一部で接触する。電極パッド面はそれぞれフレキシブル基板内に設置された信号線(電極ケーブル)を介して測定信号処理回路に接続される。通常、フレキシブル基板は伸張しないため、布製測定ベルト(電極内蔵ベルト)が伸張した場合、ベルト内の電極間隔が変化するため、その接続面を位置するように電極パッドが設定される(図10)。さらに導電性電極12を図11に示すように綿状とすることで、電極と電極パッドとの接触を安定させることができる。この電極パッドと電極ケーブルは、片面基板であればパッド面を避けるように設置されるが、両面基板あるいは多層基板を利用すれば、パッド上でも設置できる。このため、基板幅を自由に設定できる。図9に示すように、フレキシブル基板20の電極ケーブル配線層20Bは、シールド層20Cで囲んで配置され高い電磁波シールドを備える。さらに信号線27を通じて送られる信号をフィードバックしてスクリーンドライブ層20E(図15)に伝達すれば、理論上は信号線とスクリーンドライブ層との電位差がゼロとなるため、さらに高度の耐雑音性を有する信号伝送が可能となる(図15)。図9、図15中の符号20Dは絶縁層である。
加えてフレキシブル基板は、電子回路も内蔵(実装)することが容易である。
図16にその一例を示す。前記測定信号処理回路30から伝送された定電流信号は、フレキシブル基板20内に設置された信号線27を介して導電性布電極12から体表5に伝達される。この結果生じた電圧は、導電性布電極12を介して電極パッド22に伝えられ、フレキシブル基板内に設置された信号線27を介して、測定信号処理回路30に導入される。また測定信号処理回路30(31)の一部あるいは全体は、電極パッド上にも設置ができる(図17)。これにより、特にアナログ信号の伝送路長を最短にできるため、さらなる高いSN比の実現が可能となる。
フレキシブル基板20と導電性布電極12を接続する方法として、次の2つの方法を提案できる。
(a)個々の導電性布電極と電極パッド(コネクタ)を単一ケーブルあるいは同軸ケーブルで接続する方法:
この場合、ケーブル長に余裕を持たせることにより、測定対象の周囲長バリエーションや伸張に対応する(図18)。導電性布電極12と電極パッド22が一点で固定されるため、電極内蔵ベルト伸張による接点変動の影響を少なくすることができる。図18において、符号15は導電性布電極12との接点、17は同軸ケーブル、23は電極ケーブルコネクタである。
(b)フレキシブル基板を伸張できる構造とする方法:
通例、フレキシブル基板は伸張しないが、電極パッドを蛇腹構造の電極ケーブル線で接続したり(図19)、電極パッドを波線構造の電極ケーブル線で接続したり(図20)、電極パッドを螺旋構造の電極ケーブル線で接続したり(図21)することでフレキシブル基板20に伸張性を持たせることが可能となる。このような構造とすることにより、上記(a)の場合に比べ、同軸ケーブルが不要となり、よりシンプルな信号伝送構造を形成することが可能となる。さらにこの条件で、図16、図17に示すように、測定信号処理回路30(31)を電極パッド上に設置すれば、さらに高いSN比を実現できる。
B.上記Aで述べたフレキシブル基板構造に加えて、
b−1.測定対象物の形状を測定する機能、
b−2.測定対象物の長さを測定する機能、
b−3.多数の電極の間隔と体表面との接着状況を測定する機能、
を含めることが可能である。
b−1.測定対象物の形状を測定する機能:
フレキシブル基板20の電極パッド周辺に、図22に示すように、ひずみセンサ(ゲージ)を内蔵する。これにより、局所的な曲率測定が可能となるため、各曲率を用いて測定対象物の形状を推定することが可能となる。図23は、胸郭の各点90A〜90Hで測定された曲率から胸郭形状を推定した結果をP2として示している。ひずみセンサ(ゲージ)は、フレキシブル基板上に接着する形態だけでなく、フレキシブル基板のプリントパターンとして内蔵することが可能であるため、効率的な設置と配線を可能とする。
b−2.測定対象物の長さを測定する機能:
図24のようにフレキシブル基板の前方Mと後方側Nに、細かく位置検出用の電極パッドを組み込む(例えば、5mm間隔)。MとNとの間は非接触であるが、M、N間の電極距離が非常に小さい場合は各電極間のインピーダンスを非接触でも測定できる。図25のように被測定対象(生体)5に測定ベルトを巻いた場合、電極M1と電極N1−N4の組み合わせにおいて、図25における電極M1と電極N4の組み合わせが最もインピーダンスが小さくなる。電極パッドは厳密な間隔で配置されているため、正確な周囲長を知ることができる。周囲長を測定する場合、導電性ゴムなどを用いる場合が多い。導電性ゴムは経年変化があるためにキャリブレーションを定期的に行うことが必要であるが、本発明では不要である。
b−3.多数の電極の間隔と体表面との接着状況を測定する機能:
測定対象物が、新生児、幼児、成人、老人に渡る場合、測定対象周囲長が異なる。これらのバリエーションに対応するためには、多数のベルト長を有する測定ベルトを用意する必要があるが、在庫スペースの確保や在庫コストの増大が問題となる。そこで本発明では、次のような構造を有することでこれらの問題を解決する。図26に示すように、非常に幅の狭い導電性布電極12を密に設けた導電性布電極群と電極パッド22を備えたベルト構造とする。未知の測定対象物に測定ベルトを巻いた場合、導電性布電極12と体表面が設置する箇所が限定される。この場合、次のように測定に利用する電極パッド群50を定める。まずフレキシブル基板上に均等に設置された電極パッド間の電気インピーダンスを測定する(図27)。もし電極パッド対(50bと50C)の電気インピーダンスがゼロに近く、電極パッド対(50aと50b,50cと50d,50dと50e)の電気インピーダンスが大きければ、導電性布電極12Aはその場所に位置する。これにより、正確な布電極の配置状況が把握できる。
さらに電極ベルト長と測定対象の周囲長が異なる場合、そのエリアの電極パッド間の電気インピーダンスは非常に大きくなる。これにより、実際の電気インピーダンス測定に利用できる電極パッドの範囲と導電性布電極の間隔を特定することが可能となる(図29で導電性布電極12B−12Cの区間が被測定対象に触れていない状態)。さらに、導電性布電極間の電気インピーダンスを測定することにより、皮膚との接着状態を同定することが可能となる(図29で布電極12A−12B間の電気インピーダンスよりも布電極12G−12H間のそれがはるかに大きい)。
本発明に係る布製測定ベルトでは導電性布電極は間隔を均等に配置する。この点、例えば寝たきり患者や人工呼吸器装着患者では、特に背中部分にベルトを通過させる際に皮膚と布電極との摩擦状況によって、必ずしも均等に配置されない場合がある。また、ドレイン間挿入時の固定テープ、開胸時の保護テープ塗布、心電図モニタ用の電極など、正確なインピーダンス測定を妨げる領域が存在する場合がある。このような条件下でも、先に述べた方法を用いることで、体表面と良好な接続状況を有する電極の特定と最適な電極間距離を有する電極ペアを特定することができる。
図30〜図32にその一例を示す。図30では、布電極12C周辺の体表面に保護テープなどで導電性布電極と皮膚との間で十分な接触状態を保てない場合、均等に配置されうる布電極12B、12D、12F,12H,12J,12L,12N,12Qの8個の電極をEIT画像再構成用に用いる。これにより、電極間隔が均等に保たれるので、back projection法によるEIT画像のリアルタイム表示が可能となる。
図31では、電極12I,12J,12Kの広い領域で十分な接触状態が保てない場合を示している。この場合、図30のように均等な電極配置が保てないので、残りの電極を全て利用してEIT測定に必要なデータを測定する。段落「0044」で述べたように、正確な電極位置を測定することができるので、これらの情報を有限要素モデルに入力することで逆問題を解き、対象となる断層画像の適切な導電率分布を求めることができる。
図32では、仮に全ての導電性布電極が測定対象物と良好な接触状態を保てる場合、全ての電極を独立して測定用電極として用いて高い解像度のEIT画像を得ることもできるし、隣り合う複数の電極をアナログスイッチなどで導通させることで擬似的に大きな電極として用いることで、低解像度でも高い時間分解能を有するEIT画像を測定することが可能となる。以上のように、測定対象物と布電極の接触状況や要求されるEIT画像情報に応じて適切な電極配置を作ることが可能となる。
電極数と電極間隔が不均等でも、有効な電極数と電極位置情報を知ることができるので、有限要素法(FEM)などで用いるコンピュータモデルにこれらの情報を反映させることで、より正確な断層画像面の導電率分布を推定することが可能となる(図31)。
さらに、小児のように、測定対象周囲長が小さい場合には、図33に示すように先端から布製測定ベルト(電極ベルト)10とフレキシブル基板20を不使用な箇所だけ切断しても、基本機能を維持できる。
(2)配線を伸張性ラミネートフィルム加工などで固定する方法(フレキシブル基板を利用しない場合の接続方法):
複数の同軸ケーブルを、伸縮自在のラミネート紙などで熱圧着する。各同軸ケーブルは、各電極と一点150のみ接続できるようにあらかじめ被覆を剥がしておく(図34)。これにより、洗濯が可能で、電極間が一定に保たれる薄いベルトができる。フレキシブル基板を使用しない分、低コスト化が図れる。このベルトの信号コネクタを介して測定信号処理回路30に接続してEIT測定する。簡易的なEIT情報を得るのに適している。
図35に示すように、布製測定ベルト10は、導電性電極12と非導電性繊維13が一体となった生地として織りこみ必要なベルト幅分だけカットすることにより所望の幅を持った布製測定ベルトが得られるので、低コスト化をはかることができる。
1 電気インピーダンストモグラフィ測定装置
5 生体
5A 体幹
7 ディスプレイ
8 胸部EIT画像
10 布製測定ベルト
11 導電性布電極群
12 導電性布電極
13 非導電性繊維
20 フレキシブル基板
21 接触手段
22 電極パッド
23 電極ケーブルコネクタ
27 信号線
30 測定信号処理回路
35 空気層
36 空気層
41 ひずみ確認センサ
43 位置確認センサ
45 電極位置確認センサ

Claims (8)

  1. 生体への接触が可能な導電性布電極を備え、該導電性布電極を複数個並列して導電性布電極群を形成し、この導電性布電極群を備えて成る布製測定ベルトと、
    該布製測定ベルトに包囲されるフレキシブル基板を備え、該フレキシブル基板は、前記導電性布電極に接触可能な接触手段を含んで構成され、該接触手段は、前記導電性布電極が被測定対象である生体に接触する場合に、生体に通電可能な電流を前記導電性布電極に供給し、生体表面より得られる生体インピーダンスに関する電圧信号を前記導電性布電極を介して受け取ることを可能とする電気インピーダンストモグラフィ測定装置。
  2. さらに、前記導電性布電極、前記接触手段の少なくとも一部を介して生体に電流が供給される場合に、前記の導電性布電極、前記接触手段を介して検出される生体インピーダンスに関する電圧信号を測定し、測定した電圧信号を電気インピーダンストモグラフィ画像の作成に必要な情報として解析処理する測定信号処理回路を具備していることを特徴とする請求項1に記載の電気インピーダンストモグラフィ測定装置。
  3. 前記接触手段が電極パッドにより形成され、該電極パッドが前記導電性布電極と前記フレキシブル基板の信号線とを接続することを特徴とする請求項1または2に記載の電気インピーダンストモグラフィ測定装置。
  4. 前記接触手段が電極ケーブルコネクタにより構成され、該電極ケーブルコネクタが前記導電性布電極と前記フレキシブル基板の信号線とを接続することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電気インピーダンストモグラフィ測定装置。
  5. 前記接触手段が電極ケーブルコネクタにより構成されるとともに、前記フレキシブル基板が伸張可能に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電気インピーダンストモグラフィ測定装置。
  6. さらに、前記フレキシブル基板が、被測定対象である生体の測定部位のひずみを検出するひずみ確認センサを備え、該ひずみ確認センサにより生体の測定部位のひずみを検出し、生体の測定部位の周囲形状を推定可能とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の電気インピーダンストモグラフィ測定装置。
  7. さらに、前記フレキシブル基板が、被測定対象である生体の測定部位の位置を検出する位置確認センサを備え、該位置確認センサにより生体の測定部位の位置を検出し、生体の測定部位の周囲長を推定可能とすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の電気インピーダンスダントモグラフィ測定装置。
  8. さらに、前記フレキシブル基板が、電極位置を検出する電極位置確認センサを備え、該電極位置確認センサが電極数と電極の位置を検出し、有効な電極数と電極の位置を推定可能とすることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の電気インピーダンストモグラフィ測定装置。
JP2013129976A 2013-06-04 2013-06-04 電気インピーダンストモグラフィ測定装置 Active JP6222546B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013129976A JP6222546B2 (ja) 2013-06-04 2013-06-04 電気インピーダンストモグラフィ測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013129976A JP6222546B2 (ja) 2013-06-04 2013-06-04 電気インピーダンストモグラフィ測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014233619A true JP2014233619A (ja) 2014-12-15
JP6222546B2 JP6222546B2 (ja) 2017-11-01

Family

ID=52136758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013129976A Active JP6222546B2 (ja) 2013-06-04 2013-06-04 電気インピーダンストモグラフィ測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6222546B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015129887A1 (ja) * 2014-02-28 2015-09-03 学校法人北里研究所 入力デバイス、繊維シート、衣類、生体情報検出装置
CN105769182A (zh) * 2016-02-22 2016-07-20 武汉智普天创科技有限公司 脑电信号无线采集***
CN106175764A (zh) * 2016-07-08 2016-12-07 深圳市汇思科电子科技有限公司 人体成分分析仪
JP2016214655A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 オリンパス株式会社 アンテナ装置
JP2018023568A (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 Smk株式会社 生体用電極及び生体用電極付き着用具
WO2018101786A1 (ko) * 2016-12-02 2018-06-07 주식회사 바이랩 생체신호 측정을 위한 전극 벨트 장치
KR20190005483A (ko) * 2017-07-07 2019-01-16 주식회사 바이랩 생체신호 측정을 위한 직물 전극 벨트
KR101947500B1 (ko) * 2016-12-02 2019-02-13 주식회사 바이랩 Eit를 위한 전극 측정장치
WO2020017075A1 (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 Posh Wellness Laboratory株式会社 検出装置、シートベルト、及び監視システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2597272A (en) * 2020-07-17 2022-01-26 Cyqiq Ltd Electrode harness for use in carrying out electrical impedance tomography, a system and a method

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715001U (ja) * 1993-08-25 1995-03-14 日本光電工業株式会社 生体用電極
JP2003339658A (ja) * 2002-05-30 2003-12-02 Kao Corp 体脂肪測定装置
WO2013110207A1 (en) * 2012-01-27 2013-08-01 Swisstom Ag Belt for electro impedance measurement and method using such belt

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715001U (ja) * 1993-08-25 1995-03-14 日本光電工業株式会社 生体用電極
JP2003339658A (ja) * 2002-05-30 2003-12-02 Kao Corp 体脂肪測定装置
WO2013110207A1 (en) * 2012-01-27 2013-08-01 Swisstom Ag Belt for electro impedance measurement and method using such belt

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015129887A1 (ja) * 2014-02-28 2015-09-03 学校法人北里研究所 入力デバイス、繊維シート、衣類、生体情報検出装置
US11647951B2 (en) 2014-02-28 2023-05-16 School Juridical Person Kitasato Institute Input device, fiber sheet, clothing, and biological information detection device
JP2016214655A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 オリンパス株式会社 アンテナ装置
CN105769182A (zh) * 2016-02-22 2016-07-20 武汉智普天创科技有限公司 脑电信号无线采集***
CN105769182B (zh) * 2016-02-22 2018-08-17 武汉智普天创科技有限公司 脑电信号无线采集***
CN106175764A (zh) * 2016-07-08 2016-12-07 深圳市汇思科电子科技有限公司 人体成分分析仪
CN106175764B (zh) * 2016-07-08 2024-02-06 深圳市汇思科电子科技有限公司 人体成分分析仪
JP2018023568A (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 Smk株式会社 生体用電極及び生体用電極付き着用具
JP2020503096A (ja) * 2016-12-02 2020-01-30 株式会社バイラップBilab Co., Ltd. 生体信号測定のための電極ベルト装置
WO2018101786A1 (ko) * 2016-12-02 2018-06-07 주식회사 바이랩 생체신호 측정을 위한 전극 벨트 장치
KR101947500B1 (ko) * 2016-12-02 2019-02-13 주식회사 바이랩 Eit를 위한 전극 측정장치
US20190298219A1 (en) * 2016-12-02 2019-10-03 Bilab Co., Ltd. Electrode Belt Device for Measuring Bio-Signal
KR102041983B1 (ko) * 2017-07-07 2019-11-07 주식회사 바이랩 생체신호 측정을 위한 직물 전극 벨트
KR20190005483A (ko) * 2017-07-07 2019-01-16 주식회사 바이랩 생체신호 측정을 위한 직물 전극 벨트
WO2020017013A1 (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 Posh Wellness Laboratory株式会社 検出装置、シートベルト、及び運転手監視システム
WO2020017636A1 (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 Posh Wellness Laboratory株式会社 検出装置、測定システム、監視システム、およびプログラム
CN112714627A (zh) * 2018-07-19 2021-04-27 高超健康实验室株式会社 检测装置、座椅安全带以及监视***
JPWO2020017636A1 (ja) * 2018-07-19 2021-08-12 Posh Wellness Laboratory株式会社 検出装置、測定システム、監視システム、およびプログラム
JPWO2020017075A1 (ja) * 2018-07-19 2021-08-26 Posh Wellness Laboratory株式会社 検出装置、シートベルト、及び監視システム
EP3825704A4 (en) * 2018-07-19 2021-09-08 Posh Wellness Laboratory Inc. DETECTION DEVICE, MEASURING SYSTEM, MONITORING SYSTEM AND PROGRAM
US11453362B2 (en) 2018-07-19 2022-09-27 Posh Wellness Laboratory, Inc. Detection apparatus, seat belt, and monitoring system
JP7153364B2 (ja) 2018-07-19 2022-10-14 Posh Wellness Laboratory株式会社 検出装置、シートベルト、及び監視システム
WO2020017075A1 (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 Posh Wellness Laboratory株式会社 検出装置、シートベルト、及び監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6222546B2 (ja) 2017-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6222546B2 (ja) 電気インピーダンストモグラフィ測定装置
JP5986078B2 (ja) 電極センサおよびその製造方法
US10548497B2 (en) Systems and methods using flexible capacitive electrodes for measuring biosignals
RU2677767C2 (ru) Система бесконтактной регистрации электрокардиограммы
TWI388309B (zh) 三維立體可穿戴式電極組合
CN110035694B (zh) 用于测量生物识别信号的电极带设备
US3323514A (en) Electrocardiograph cushion
US20090247858A1 (en) "bulls-eye" surface electromyographic electrode assembly
WO2008032291A2 (en) Multi-electrode patches for electrophysiological impedance measurements and devices for' positioning and/or alignment of electrode- patch assemblies
US11642062B2 (en) Production of electrical contact with skin
Wacker et al. Electrical and mechanical design of a vest measuring a large set of physiological signals
KR20200024830A (ko) 바이오임피던스 측정용 전극의 이격법
WO2018088400A1 (ja) 脳波スペクトル分析装置のためのセンサ接続装置
CN115530840A (zh) 用于电容式测量生物电信号的传感器的层构造
WO2020148828A1 (ja) シートベルトおよび状態特定装置
JP2010022623A (ja) 生体電気信号検出電極及び生体電気信号測定装置
JP2017516623A (ja) 生体信号検出モジュール
CN215227731U (zh) 一种易穿戴的心电导联线及心电图机
JP6731435B2 (ja) 生体信号検出モジュール
JP2021513873A (ja) Ecg電極コネクタ及びecgケーブル
JP7360947B2 (ja) ウェアラブルデバイス用外乱インジケータ
KR102041983B1 (ko) 생체신호 측정을 위한 직물 전극 벨트
US11497426B2 (en) Apparatus and electronic circuitry for sensing biosignals
GB2610390A (en) System for capacitively capturing electrical biosignals from a biosignal source and associated method
EP4395646A1 (en) System for capacitively capturing electrical biosignals from a biosignal source and associated method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6222546

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250