JP2014232639A - Led照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構造でありながら広く均一な照射を確保しつつ省スペース化を実現することができると同時に、天井面の引掛シーリングボディに簡単に取り付けることができる。
【解決手段】 LED照明装置100は、天井等の被取付部に取り付けられるLEDランプ本体1と、このLEDランプ本体1を覆う透光性カバー3とを備えている。
このLEDランプ本体1は、ベース部材10と、このベース部材10を天井等の被取付部に取り付ける取付部11と、この取付部11よりも外周側においてベース部材10に配設される点灯基板13と、この点灯基板13に電気的に接続されるLED基板15と、
このLED基板15に実装されるLED素子16とを有している。LED基板15は、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜して配置されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、LED素子を光源に使用したLED照明装置に係り、特に天井に設置された引掛シーリングボディに接続される天井直付け型シーリングライトのLED照明装置の改良に関するものである。
近年、環境意識の高まりから、省電力化に優れたLED素子を光源に使用した、電源内蔵型の電球型LEDランプが普及してきた。特に、最近は、天井直付け型のシーリングライトや、天井から吊り下げられて室内を照らす吊下げ型照明機器においても、LED素子を使用した照明装置が開発され、市場に導入されてきている。
この天井直付けシーリングライトは、例えば、天井面に取り付けられた引掛シーリングボディに、引掛シーリングアダプタを取り付けた照明装置を装着したものであり、特に最近は厚みの薄いシーリングライトが検討されている(例えば、特許文献1、2、4等参照)。
この特許文献1に記載されている照明装置は、複数のLED素子を光源とし、基板と基板表面に実装された複数のLED素子を一体に覆う透光性カバー部材を有し、LED素子を覆う部分の形状を、LED素子を略中心とする半球形状とする。それによって、LED素子から放射された光束の取り出し効率の高い照明装置が提供される。また、特許文献2に記載されている照明装置は、天井に取付可能な器具本体と、器具本体の床側面において環状に設けられた複数のLED発光部と床側凸部に収容され天井に器具本体を取り付けるための取付部と、床側凸部に収容され各LED発光部へ電力を供給する電源部と、各LED発光部を覆うように器具本体に取り付けられるカバーと、を備えたものであり、各LED発光部が、器具本体の床側面におけるカバーに近い位置に設けられ、輝度むらを防止できる照明器具が提供される。
しかしながら、これらの特許文献1や2に記載されている照明装置においては、LED素子が透光性カバーとセードや、レンズとカバーで二重に覆う保護カバー構造であり、構成が複雑となり、また、その結果、製造にて手間やコストを要する問題があった。
一方、吊下げ型照明機器としては、天井からコードにて吊下げられる照明機器で、特に広範に室内を照らすことも検討されている(例えば、特許文献3等参照)。この特許文献3に記載されている照明器具は、側面視において、各LED素子の光軸を斜めとして、広範に室内を照らすことを可能とした吊下げ照明器具を提供するものである。
しかし、この特許文献3に記載されている照明器具においては、ペンダント型と呼ばれる吊下げ型照明器具に限定されており、引掛シーリングボディに接続される天井直付け型シーリングライトには対応が難しい構造の照明器具となっている。
更に、特許文献4に記載されている照明器具は、器具取付面に設置された配線器具に取付けられる取付部を有する本体と、取付部の外周側に配設される点灯装置と、前面側に実装面が設けられ点灯装置の外側に点灯装置と重なり合わないように裏面側が本体に配設された基板と、半径の異なる略同心円の円周上に複数の列をなし、略等間隔の離間距離において、基板に実装されたLED素子とを具備している。それにより、簡素化された構成で、LED素子の温度上昇を抑制しやすく、LED素子から出射される光のイメージを均一化できる照明器具を提供するものである。
しかし、この特許文献4に記載されている照明器具においては、点灯装置の外側に点灯装置と重なり合わないように、LED基板が配設されているため、周方向(幅方向)に大きな寸法を要し、結果として省スペース化が困難である問題を伴っていた。
特開2013−26588号公報 特開2013−45630号公報 特許第5055456号公報 特許第5126635号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記の問題点に鑑み、簡易な構造でありながら広く均一な照射を確保しつつ省スペース化を実現することができると同時に、天井面の引掛シーリングボディに簡単に取り付けることができるLED照明装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、天井等の被取付部に取り付けられるLEDランプ本体と、このLEDランプ本体を覆う透光性カバーとを備えたLED照明装置であって、LEDランプ本体は、ベース部材と、このベース部材を天井等の被取付部に取り付ける取付部と、この取付部よりも外周側においてベース部材に配設される点灯基板と、この点灯基板に電気的に接続されるLED基板と、このLED基板に実装されるLED素子とを有し、LED基板は、ベース部材の周縁部から中心部に向かって前面側に傾斜して配置されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、上記第1の解決手段において、LED基板を支持する基板固定台を更に有し、基板固定台は、ベース部材の周縁部から中心部に向かって前面側に傾斜していることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第3の手段として、上記第2の解決手段において、基板固定台は、断熱性を有する部材から形成されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第4の手段として、上記第1乃至第3のいずれかの解決手段において、LED基板は、部分的に点灯基板と直交する方向において位置するようにベース部材に配設されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第5の手段として、上記第2乃至第4のいずれかの解決手段において、ベース部材の周縁部は、ベース部材の中心部より前面側に位置し、基板固定台は、ベース部材の周縁部より中心部側でベース部材に固定されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第6の手段として、上記第2乃至第5のいずれかの解決手段において、基板固定台に常夜灯が配設されることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第7の手段として、上記第1乃至第6のいずれかの解決手段において、LED基板上に常夜灯が配設されることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第8の手段として、上記第1乃至第7のいずれかの解決手段において、点灯基板とLED基板とはケーブルを介して電気的に接続され、このケーブルは、LED基板に配設されたケーブル用接続端子に接続されることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第9の手段として、上記第1乃至第8のいずれかの解決手段において、点灯基板の裏面は、ベース部材に配設されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第10の手段として、上記第1乃至第9のいずれかの解決手段において、LEDランプ本体は、取付部から延びる取付延出部を有し、この取付延出部には、点灯基板とLED基板を接続するケーブルを固定するケーブル固定部材が形成されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第11の手段として、上記第1乃至第10のいずれかの解決手段において、LED基板は、点灯基板の電子部品の一部と高さ方向において重ならないように切り欠きが形成されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第12の手段として、上記第1乃至第11のいずれかの解決手段において、LED素子は、ベース部材の垂直方向の中心軸を中心とした複数の円周上に配置されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第13の手段として、上記第1乃至第12のいずれかの解決手段において、透光性カバーはLEDランプ本体を密閉するようにLEDランプ本体に取り付けられていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明によれば、上記のように、LED基板が、ベース部材の外周部から中心部に向かって前面側に傾斜して配置されているため、二次元的にはLED素子の充分な取付面積を確保しつつ、前面側から見た場合の投影面積を小さくすることができるため、充分な光量を確保しつつ、省スペース化を図ることができる実益がある。
同時に、本発明によれば、上記のように、LED基板が、ベース部材の外周部から中心部に向かって前面側に傾斜して配置されているため、前面(天井に取り付けた場合の床面)側の同一方向にのみ照射する場合と比べて、床面に対して複数の角度をもって照射することができるため、LED素子を円周上に配置していることと相俟って、小型でありながらも影なく、広く均一に照射することができる実益がある。
更に、本発明によれば、上記のように、透光性カバーによりLED本体を密閉しているため、透光性カバー自体がLED素子を保護する機能も併せ持つため、内部のLED素子自体にカバーをする必要がなく、簡易な構造とすることができ、手間とコストを要することなく、製造することができる実益がある。
加えて、本発明によれば、上記のように、取付部から延びる取付延出部を有しているため、LEDランプ本体を被取付面に取り付ける際に、この取付延出部を把持しながら取付作業をすることができるため、天井面の引掛シーリングボディに簡単に取り付けることができると同時に、透光性カバーのLEDランプ本体への取付も容易となり、良好な施工性を確保することができ実益がある。
本発明のLED照明装置の被照射面側から見た取り付け前外観斜視図である。 本発明のLED照明装置の垂直断面図である。 本発明のLED照明装置の分解斜視図である。 本発明のLED照明装置の基板固定台の斜視図である。 本発明のLED照明装置の透光性カバーを外した状態の外観斜視図である。 本発明のLED照明装置の透光性カバーを外した状態の上面図である。 本発明のLED照明装置の断面図の一部拡大図である。
以下に本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は一例であり、これに限定されるものではない。
図1乃至図3は、本発明のLED照明装置100の実施の形態の一つを示し、この本実施形態に係わるLED照明装置100は、図1乃至図3に示すように、天井面4等の被取付部に取り付けられるLEDランプ本体1と、このLEDランプ本体1を覆う透光性カバー3とを備えている。
このLED照明装置100は、特に図2に示すように、天井面4にあらかじめ設置されている被取付部であるロゼット6に、外部電源線と接続するための引掛シーリングボディ5を装着し、この引掛シーリングボディ5にLEDランプ本体1を着脱自在に装着することにより、天井面4に設置される。この天井面4にLED照明装置100が装着されるときに、引掛シーリングボディ5と透光性カバー3を取り付けたLEDランプ本体1の取付部11とが接続され、LED照明装置100はシーリングライトとして使用可能となる。なお、被取付部としてのロゼット6が天井面4に設けられていれば、天井面4に、新たに特別な補強を施すことなく、施工性良くLED照明装置100を取付けることができる。
(1.LEDランプ本体)
LEDランプ本体1は、ベース部材10と、このベース部材10を天井面4等の被取付部に取り付ける取付部11と、この取付部11よりも外周側においてベース部材10に配設される点灯基板13と、この点灯基板13に電気的に接続されるLED基板15と、このLED基板15に実装されるLED素子16とを有している。
(1.−1 ベース部材)
ベース部材10は、冷間圧延鋼板(SPCC)等の金属材料を使用して、打抜加工、プレス加工、折曲加工等によって作成されて、表面が塗装される。このベース部材10は、図2及び図3に示すように、円盤形状に形成される。なお、このベース部材10の周縁部10aは、図2及び図3に示すように、ベース部材10の中心部より前面側(天井面4に取り付けた場合の床面側)に位置するように環状に加工されている。
(1.−2 取付部)
この円盤状に形成されたベース部材10は、その中心部に円形の開口が形成され、この開口内に、引っ掛けシーリングボディ5に回動により係止することができる取付部11が形成されている。
(1.−3 取付延出部)
また、LEDランプ本体1には、図2及び図3に示すように、この取付部11の開口の縁部から延びるようにして円筒状に形成された取付延出部12が前面側に形成されている。LEDランプ本体1を被取付面に取り付ける際に、この取付延出部12を把持することにより、作業性が高まる。この取付延出部12は、前面側の端面で、後述する透光性カバー3の円形開口部に接続された後、透光性カバー3の蓋31を回動により取付けることにより、取付部11が外部より目視出来ないようにして、LED照明装置100を形成する。
(1.−4 点灯基板)
また、ベース部材10の中心部には、図2及び図3に示すように、取付延出部12を取巻くように点灯基板13が配設されている。この点灯基板13の電子部品が搭載されていない裏面を、ベース部材10に配設することにより、点灯基板13から発生する熱をベース部材10を通じて放熱することが可能となる。
また、この点灯基板13を構成する電子部品としては、過電流保護、ノイズカット、整流、平滑、調光制御などを行うための各種ダイオード、コンデンサ、IC、抵抗などの公知の電子部品を使用することができる。
(1.−5 基板固定台)
本発明のLED照明装置100は、図2乃至図4に示すように、LED基板15を支持する基板固定台14を更に有している。この基板固定台14は、図2乃至図4に示すように、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側(LEDランプ本体1を天井面4に取り付けた場合の床面側)に向けて傾斜して形成されている。
図示の実施の形態では、複数の基板固定台14がベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するようにしてベース部材10に配設され、図3及び図5に示すように、全体として、環状となるように配列されている。
これらの基板固定台14は、特に図4に示すように、平面的に見た場合に、ベース部材10の中心部に近づくに連れ、幅が狭くなる略台形状に形成され、その略台形状の上底と下底に傾斜を付けるために裏側に凸部が設けられている。下底の端部である2箇所と、下底中央部から上底方向に設けられた凸部先端の1箇所の、合計の3箇所でベース部材10に固定されている。3箇所で固定することにより片側支持を避けることが出来、振動等に対する固定強度を向上させることが出来る。
また、この基板固定台14は、取付けられるLED基板15の熱をベース部材10側に伝えないように、断熱性を有する樹脂材料を使用して、射出加工等によって作成される。基板固定台14は、強度を妨げない程度に、中心部に貫通穴を設けて、軽量化、熱対流によるLED基板15の放熱を促進している。なお、図示の実施の形態では、図3に示すように、複数の基板固定台14を組み合わせて、環状の構造としたが、LED基板15が取付けられる構造であれば、一体の基板固定台14として組み立て工数の削減を図ることもできる。
(1.−6 LED基板)
LED基板15は、図3及び図5、図6に示すように、この基板固定台14上に取り付けられてベース部材10上に固定される。また、このLED基板15は、図3及び図5、図6に示すように、基板固定台15に対応した略台形状の形状に形成され、複数の基板固定台14上に設置されることにより、基板固定台14と同様に環状に配置される。
このLED基板15には、図5及び図6に示すように、LED素子16が、ベース部材10の垂直方向の中心軸を中心とした複数の円周上に配置され、一つの円周上のLED素子16が他の円周上のLED素子16と、ベース部材10の中心軸からの放射方向における位置をずらして千鳥状の関係を構成するように配置されている。それにより、LED基板15は、透光性カバー3が均一な明るさになるLED基板15を構成し、基板固定台14に固定されている。
また、このLED基板15は、円環形状の平板で、両面に銅箔が貼られたガラスエポキシ基板から成り、片面側にLED素子16と電子部品とが実装されている。LED素子16の搭載面側に、高反射シートを貼合することや、高反射用樹脂を塗布することにより、光取り出し効率を改善することができる。
さらに、基板固定台14に取り付けられたLED基板15は、図7に示すように、ベース部材10の周縁部10aよりベース部材10の中心部側において、部分的に点灯基板13と直交する方向において位置するようにベース部材に配設されている。即ち、LEDランプ本体1の高さ方向において、LED基板15の一部が、点灯装置13と重畳して、LEDランプ本体10を天井面4に取り付けた状態において点灯装置13の下方に位置している。これにより、基板固定第14により充分な放熱効果を確保しつつ、省スペース化を図ることができる。即ち、LED基板15の全体を点灯装置13の外側に配置させなくても、放熱することができるため、省スペース化を図ることができる。
なお、この場合、このLED基板15には、図6に示すように、点灯基板13に搭載されている高背の電子部品、例えばコンデンサ19、トランス等を避けるように、切り欠き18が形成されている。これにより、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するように配設されているLED基板15の傾斜角を小さくすることが出来、広く均一に照らせる省スペース化のLED照明装置が実現できる。
また、LED基板15に切り欠き18を設けることで、LED照明装置100におけるLED基板15の面積を大きくでき、LED基板15によるLED素子出射光の反射面積を増やすことができる。これにより、LED素子出射光の反射効率が上がって、LED照明装置100の効率が上がる。
図示の実施の形態では、図6に示すように、全てのLED基板15に同様な切り欠き18を形成している。事前に点灯基板13の電子部品の配置をLED基板15の切り欠き18に合わせて検討することにより、LED基板15の切り欠き位置を統一したLED基板15とすることができ、基板の種類を減少させてコストの削減に貢献することができる。
このLED基板15は、図5及び図6に示すように、ケーブルを介して点灯基板13に電気的に接続され、このケーブルは、LED基板15に配設されたケーブル用接続端子21に接続される。このケーブル用接続端子21は、図5及び図6に示すように、複数のLED基板15のうち、任意のLED基板15に配設されて、ケーブルに接続される。この場合、さらに、図5及び図6に示すように、このケーブル用接続端子21が配設されたLED基板15から、他の複数のLED基板同士を接続線17で接続することにより、電気的に接続された環状のLED基板15を構成している。
この場合、点灯基板13とLED基板15を接続するケーブルは、取付部の外縁部である取付延出部12に形成されたケーブル固定部材20を介して配線される。ケーブル固定部材20を用いることにより、ケーブルの長さ調整が行いやすく、断線防止が可能となり、組み立て工数の削減や信頼性向上が可能となる。
なお、図示の実施の形態では、基板固定台14にLED基板15を固定して傾斜させる構成としているが、必ずしも、これに限定されるものではなく、LED基板15自体にLED基板15をベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するような補助部材を加えて、LED基板15を直接ベース部材10に固定するような構造とすることもできる。
(1.−7 LED素子)
なお、このLED基板15に実装されるLED素子16としては、公知の種々のLEDを用いることができる。図示の実施の形態では、照明用の白色光を発光する高輝度タイプのLED素子が用いられている。
(1.−8 LEDランプ本体の組付)
上述したLEDランプ本体1を構成するベース部材10、点灯基板13、基板固定台14、LED基板15の相互の位置関係について図7を参照しながら説明する。まず、図7に示すように、ベース部材10の周縁部10aと取付延出部12の間に、点灯基板13と、基板固定台14、LED基板15が配設されている。基板固定台14は、ベース部材10の周縁部10aより高さ(h)分だけ背面側(LEDランプ本体1を天井面4に取り付けた場合における天井面側)に位置している中心部側に、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するように配設されている。この場合、基板固定台14を、ベース部材10の周縁部10aより内周側に配設することにより、透光性カバー3とLED基板15の端部との距離を長く設定することが可能となる。これにより、特に透光性カバー3に光拡散面が形成されている場合は、LED素子16の出射光位置が判断できない程度に、広い範囲を均一に照らすことが可能となる。
また、LED基板15は、図7に示すように、基板固定台14に固定されて、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するように配設されている。また、このLED基板15の一部は、図7に示すように、LEDランプ本体1の高さ方向において、点灯装置13と重畳して、LEDランプ本体10を天井面4に取り付けた状態において点灯装置13の下方に位置している。この位置関係により、LED照明装置100全体の全幅(直径)を小さくして省スペース化を実現しつつ、LED素子16からの発光を広く均一に照らすことができる。
(1.−8 常夜灯)
なお、図6に示すように、LED基板15の適宜の位置に常夜灯22を配設することにより、透光性カバー3に影が出にくく全体をやさしく照らす常夜灯とすることが可能となる。また、常夜灯22は、基板固定台14のLED基板15が固定されていない適宜の位置に配設することもできる。
(2.透光性カバー)
一方、透光性カバー3は、図1に示すように、ポリカーボネート等の熱可塑性プラスチックを使用して、頂上部に円形の開口部を有する円形のドーム形状に成型されている。この透光性カバー3は、特に図2及び図7に示すように、LEDランプ本体1を密閉するようにLEDランプ本体1に取り付けられている。具体的には、特に図2及び図7に示すように透光性カバー3の周縁部と、ベース部材10の周縁部10aは、端部同士に隙間が出ないように固定されている。また、透光性カバー3の頂上部の開口部は、LEDランプ本体1の取付延出部12と隙間がないように固定され、蓋31を回動させることにより開口部が閉じられる。
これにより、ベース部材10と透光性カバー3の間が密閉されて、LED照明装置100の設置時におけるLED素子16の保護ができ、従来のように、別にLED素子16を保護するカバーを設ける必要がなくなる。透光性カバー3が、LED素子16を保護するカバーの機能を併せ持つので、コストを低減することが可能になる。さらに、ベース部材10と透光性カバー3の間が密閉されているので、LED照明装置100内に虫等が侵入するのを防ぐ効果も併せて生じさせることができる。
この透光性カバー3は、図1乃至図3及び図7に示すように、透光性カバー3を連続した曲面形状にすることや、透光性カバー3に高密度となる光拡散面を形成するシボ加工を施したり、材料に拡散剤を含有させたりして、さらに均一に照射することができる。
(3.その他)
以上のように、本実施形態では、LED基板15がベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜して配置されている。これらによってLED照明装置100は、省スペース化でき、良好な意匠性を示すことができる。なお、本実施形態ではベース部材10の形状を円盤形にしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、断面が4角形等からなる扁平な多角柱であってもよい。
以上、この発明の実施の形態を説明したが、この発明は、これらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。すなわち、当業者であれば、当然なしえるであろう各種変形、修正もまた本発明に含まれる。
本発明は、リビングや和室、更に、寝室や子供部屋等の各居室や廊下、玄関等の天井面や壁面等に沿って設置されるLED照明装置として、広く適用することができる。
1:LEDランプ本体
10:ベース部材
10a ベース部材の周縁部
11:取付部
12:取付延出部
13:点灯基板
14:基板固定台
15:LED基板
16:LED素子
17:接続線
18:切り欠き
19:コンデンサ
20:ケーブル固定部材
21:接続端子
22:常夜灯
3:透光性カバー
31:蓋
4: 天井面
5: 引掛シーリングボディ
6:ロゼット
100:LED照明装置
本発明は、LED素子を光源に使用したLED照明装置に係り、特に天井に設置された引掛シーリングボディに接続される天井直付け型シーリングライトのLED照明装置の改良に関するものである。
近年、環境意識の高まりから、省電力化に優れたLED素子を光源に使用した、電源内蔵型の電球型LEDランプが普及してきた。特に、最近は、天井直付け型のシーリングライトや、天井から吊り下げられて室内を照らす吊下げ型照明機器においても、LED素子を使用した照明装置が開発され、市場に導入されてきている。
この天井直付けシーリングライトは、例えば、天井面に取り付けられた引掛シーリングボディに、引掛シーリングアダプタを取り付けた照明装置を装着したものであり、特に最近は厚みの薄いシーリングライトが検討されている(例えば、特許文献1、2、4等参照)。
この特許文献1に記載されている照明装置は、複数のLED素子を光源とし、基板と基板表面に実装された複数のLED素子を一体に覆う透光性カバー部材を有し、LED素子を覆う部分の形状を、LED素子を略中心とする半球形状とする。それによって、LED素子から放射された光束の取り出し効率の高い照明装置が提供される。また、特許文献2に記載されている照明装置は、天井に取付可能な器具本体と、器具本体の床側面において環状に設けられた複数のLED発光部と床側凸部に収容され天井に器具本体を取り付けるための取付部と、床側凸部に収容され各LED発光部へ電力を供給する電源部と、各LED発光部を覆うように器具本体に取り付けられるカバーと、を備えたものであり、各LED発光部が、器具本体の床側面におけるカバーに近い位置に設けられ、輝度むらを防止できる照明器具が提供される。
しかしながら、これらの特許文献1や2に記載されている照明装置においては、LED素子が透光性カバーとセードや、レンズとカバーで二重に覆う保護カバー構造であり、構成が複雑となり、また、その結果、製造にて手間やコストを要する問題があった。
一方、吊下げ型照明機器としては、天井からコードにて吊下げられる照明機器で、特に広範に室内を照らすことも検討されている(例えば、特許文献3等参照)。この特許文献3に記載されている照明器具は、側面視において、各LED素子の光軸を斜めとして、広範に室内を照らすことを可能とした吊下げ照明器具を提供するものである。
しかし、この特許文献3に記載されている照明器具においては、ペンダント型と呼ばれる吊下げ型照明器具に限定されており、引掛シーリングボディに接続される天井直付け型シーリングライトには対応が難しい構造の照明器具となっている。
更に、特許文献4に記載されている照明器具は、器具取付面に設置された配線器具に取付けられる取付部を有する本体と、取付部の外周側に配設される点灯装置と、前面側に実装面が設けられ点灯装置の外側に点灯装置と重なり合わないように裏面側が本体に配設された基板と、半径の異なる略同心円の円周上に複数の列をなし、略等間隔の離間距離において、基板に実装されたLED素子とを具備している。それにより、簡素化された構成で、LED素子の温度上昇を抑制しやすく、LED素子から出射される光のイメージを均一化できる照明器具を提供するものである。
しかし、この特許文献4に記載されている照明器具においては、点灯装置の外側に点灯装置と重なり合わないように、LED基板が配設されているため、周方向(幅方向)に大きな寸法を要し、結果として省スペース化が困難である問題を伴っていた。
特開2013−26588号公報 特開2013−45630号公報 特許第5055456号公報 特許第5126635号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記の問題点に鑑み、簡易な構造でありながら広く均一な照射を確保しつつ省スペース化を実現することができると同時に、天井面の引掛シーリングボディに簡単に取り付けることができるLED照明装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、被取付部に取り付けられるLEDランプ本体と、このLEDランプ本体を覆う透光性カバーとを備えたLED照明装置であって、LEDランプ本体は、ベース部材と、このベース部材を被取付部に取り付ける取付部と、この取付部よりも外周側においてベース部材に配設される点灯基板と、この点灯基板に電気的に接続されるLED基板と、このLED基板に実装されるLED素子とを有し、LED基板は、ベース部材の周縁部から中心部に向かってLEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側に傾斜して配置され、LEDランプ本体は、取付部から延びるようにして形成されてLEDランプ本体を被取付部に取り付ける際に把持しながら取付作業をすることができる取付延出部を有していることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、上記第1の解決手段において、取付延出部は、円筒状に形成され、透光性カバーの頂上部に設けられた開口部に隙間なく固定されることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第の手段として、上記第1又は第2のいずれかの解決手段において、LED基板を支持する基板固定台を更に有し、基板固定台は、ベース部材の周縁部から中心部に向かってLEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側に傾斜していることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第の手段として、上記第の解決手段において、基板固定台は、断熱性を有する部材から形成されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第5の手段として、上記第3又はのいずれかの解決手段において、ベース部材の周縁部は、ベース部材の中心部よりLEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側に位置し、基板固定台は、ベース部材の周縁部より中心部側でベース部材に固定されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第6の手段として、上記第乃至第5のいずれかの解決手段において、基板固定台に常夜灯が配設されることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第7の手段として、上記第1乃至第のいずれかの解決手段において、LED基板上に常夜灯が配設されることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第の手段として、上記第1乃至第のいずれかの解決手段において、LEDランプ本体の高さ方向において、LED基板の一部が、点灯装置と重畳して、LEDランプ本体を天井面に取り付けた状態において点灯装置の下方に位置していることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第の手段として、上記第8の解決手段において、LED基板は、点灯基板の電子部品の一部とLEDランプ本体の高さ方向において重ならないように切り欠きが形成されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第10の手段として、上記第1乃至第のいずれかの解決手段において、点灯基板とLED基板とはケーブルを介して電気的に接続され、このケーブルは、LED基板に配設されたケーブル用接続端子に接続されることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第11の手段として、上記第1乃至第10のいずれかの解決手段において、点灯基板の裏面は、ベース部材に配設されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第12の手段として、上記第1乃至第11のいずれかの解決手段において、ベース部材は円盤形状に形成され、LED素子は、ベース部材の円盤形状の中心軸を中心とした複数の円周上に配置されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第13の手段として、上記第1乃至第12のいずれかの解決手段において、ベース部材と透光性カバーの間が密閉されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明によれば、上記のように、LED基板が、ベース部材の外周部から中心部に向かってLEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側に傾斜して配置されているため、二次元的にはLED素子の充分な取付面積を確保しつつ、LEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側から見た場合の投影面積を小さくすることができるため、充分な光量を確保しつつ、省スペース化を図ることができる実益がある。
同時に、本発明によれば、上記のように、LED基板が、ベース部材の外周部から中心部に向かってLEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側に傾斜して配置されているため、前面(天井に取り付けた場合の床面)側の同一方向にのみ照射する場合と比べて、床面に対して複数の角度をもって照射することができるため、LED素子を円周上に配置していることと相俟って、小型でありながらも影なく、広く均一に照射することができる実益がある。
更に、本発明によれば、上記のように、ベース部材と透光性カバーの間が密閉されていると共に、取付延出部が透光性カバーの頂上部に設けられた開口部に隙間なく固定されているため、透光性カバー自体がLED素子を保護する機能も併せ持つため、内部のLED素子自体にカバーをする必要がなく、簡易な構造とすることができ、手間とコストを要することなく、製造することができる実益がある。
加えて、本発明によれば、上記のように、取付部から延びる取付延出部を有しているため、LEDランプ本体を被取付面に取り付ける際に、この取付延出部を把持しながら取付作業をすることができるため、天井面の引掛シーリングボディに簡単に取り付けることができると同時に、透光性カバーのLEDランプ本体への取付も容易となり、良好な施工性を確保することができ実益がある。
本発明のLED照明装置の被照射面側から見た取り付け前外観斜視図である。 本発明のLED照明装置の垂直断面図である。 本発明のLED照明装置の分解斜視図である。 本発明のLED照明装置の基板固定台の斜視図である。 本発明のLED照明装置の透光性カバーを外した状態の外観斜視図である。 本発明のLED照明装置の透光性カバーを外した状態の上面図である。 本発明のLED照明装置の断面図の一部拡大図である。
以下に本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は一例であり、これに限定されるものではない。
図1乃至図3は、本発明のLED照明装置100の実施の形態の一つを示し、この本実施形態に係わるLED照明装置100は、図1乃至図3に示すように、天井面4等の被取付部に取り付けられるLEDランプ本体1と、このLEDランプ本体1を覆う透光性カバー3とを備えている。
このLED照明装置100は、特に図2に示すように、天井面4にあらかじめ設置されている被取付部であるロゼット6に、外部電源線と接続するための引掛シーリングボディ5を装着し、この引掛シーリングボディ5にLEDランプ本体1を着脱自在に装着することにより、天井面4に設置される。この天井面4にLED照明装置100が装着されるときに、引掛シーリングボディ5と透光性カバー3を取り付けたLEDランプ本体1の取付部11とが接続され、LED照明装置100はシーリングライトとして使用可能となる。なお、被取付部としてのロゼット6が天井面4に設けられていれば、天井面4に、新たに特別な補強を施すことなく、施工性良くLED照明装置100を取付けることができる。
(1.LEDランプ本体)
LEDランプ本体1は、ベース部材10と、このベース部材10を天井面4等の被取付部に取り付ける取付部11と、この取付部11よりも外周側においてベース部材10に配設される点灯基板13と、この点灯基板13に電気的に接続されるLED基板15と、このLED基板15に実装されるLED素子16とを有している。
(1.−1 ベース部材)
ベース部材10は、冷間圧延鋼板(SPCC)等の金属材料を使用して、打抜加工、プレス加工、折曲加工等によって作成されて、表面が塗装される。このベース部材10は、図2及び図3に示すように、円盤形状に形成される。なお、このベース部材10の周縁部10aは、図2及び図3に示すように、ベース部材10の中心部より前面側(天井面4に取り付けた場合の床面側)に位置するように環状に加工されている。
(1.−2 取付部)
この円盤状に形成されたベース部材10は、その中心部に円形の開口が形成され、この開口内に、引っ掛けシーリングボディ5に回動により係止することができる取付部11が形成されている。
(1.−3 取付延出部)
また、LEDランプ本体1には、図2及び図3に示すように、この取付部11の開口の縁部から延びるようにして円筒状に形成された取付延出部12が前面側に形成されている。LEDランプ本体1を被取付面に取り付ける際に、この取付延出部12を把持することにより、作業性が高まる。この取付延出部12は、前面側の端面で、後述する透光性カバー3の円形開口部に接続された後、透光性カバー3の蓋31を回動により取付けることにより、取付部11が外部より目視出来ないようにして、LED照明装置100を形成する。
(1.−4 点灯基板)
また、ベース部材10の中心部には、図2及び図3に示すように、取付延出部12を取巻くように点灯基板13が配設されている。この点灯基板13の電子部品が搭載されていない裏面を、ベース部材10に配設することにより、点灯基板13から発生する熱をベース部材10を通じて放熱することが可能となる。
また、この点灯基板13を構成する電子部品としては、過電流保護、ノイズカット、整流、平滑、調光制御などを行うための各種ダイオード、コンデンサ、IC、抵抗などの公知の電子部品を使用することができる。
(1.−5 基板固定台)
本発明のLED照明装置100は、図2乃至図4に示すように、LED基板15を支持する基板固定台14を更に有している。この基板固定台14は、図2乃至図4に示すように、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側(LEDランプ本体1を天井面4に取り付けた場合の床面側)に向けて傾斜して形成されている。
図示の実施の形態では、複数の基板固定台14がベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するようにしてベース部材10に配設され、図3及び図5に示すように、全体として、環状となるように配列されている。
これらの基板固定台14は、特に図4に示すように、平面的に見た場合に、ベース部材10の中心部に近づくに連れ、幅が狭くなる略台形状に形成され、その略台形状の上底と下底に傾斜を付けるために裏側に凸部が設けられている。下底の端部である2箇所と、下底中央部から上底方向に設けられた凸部先端の1箇所の、合計の3箇所でベース部材10に固定されている。3箇所で固定することにより片側支持を避けることが出来、振動等に対する固定強度を向上させることが出来る。
また、この基板固定台14は、取付けられるLED基板15の熱をベース部材10側に伝えないように、断熱性を有する樹脂材料を使用して、射出加工等によって作成される。基板固定台14は、強度を妨げない程度に、中心部に貫通穴を設けて、軽量化、熱対流によるLED基板15の放熱を促進している。なお、図示の実施の形態では、図3に示すように、複数の基板固定台14を組み合わせて、環状の構造としたが、LED基板15が取付けられる構造であれば、一体の基板固定台14として組み立て工数の削減を図ることもできる。
(1.−6 LED基板)
LED基板15は、図3及び図5、図6に示すように、この基板固定台14上に取り付けられてベース部材10上に固定される。また、このLED基板15は、図3及び図5、図6に示すように、基板固定台15に対応した略台形状の形状に形成され、複数の基板固定台14上に設置されることにより、基板固定台14と同様に環状に配置される。
このLED基板15には、図5及び図6に示すように、LED素子16が、ベース部材10の垂直方向の中心軸を中心とした複数の円周上に配置され、一つの円周上のLED素子16が他の円周上のLED素子16と、ベース部材10の中心軸からの放射方向における位置をずらして千鳥状の関係を構成するように配置されている。それにより、LED基板15は、透光性カバー3が均一な明るさになるLED基板15を構成し、基板固定台14に固定されている。
また、このLED基板15は、円環形状の平板で、両面に銅箔が貼られたガラスエポキシ基板から成り、片面側にLED素子16と電子部品とが実装されている。LED素子16の搭載面側に、高反射シートを貼合することや、高反射用樹脂を塗布することにより、光取り出し効率を改善することができる。
さらに、基板固定台14に取り付けられたLED基板15は、図7に示すように、ベース部材10の周縁部10aよりベース部材10の中心部側において、部分的に点灯基板13と直交する方向において位置するようにベース部材に配設されている。即ち、LEDランプ本体1の高さ方向において、LED基板15の一部が、点灯装置13と重畳して、LEDランプ本体10を天井面4に取り付けた状態において点灯装置13の下方に位置している。これにより、基板固定第14により充分な放熱効果を確保しつつ、省スペース化を図ることができる。即ち、LED基板15の全体を点灯装置13の外側に配置させなくても、放熱することができるため、省スペース化を図ることができる。
なお、この場合、このLED基板15には、図6に示すように、点灯基板13に搭載されている高背の電子部品、例えばコンデンサ19、トランス等を避けるように、切り欠き18が形成されている。これにより、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するように配設されているLED基板15の傾斜角を小さくすることが出来、広く均一に照らせる省スペース化のLED照明装置が実現できる。
また、LED基板15に切り欠き18を設けることで、LED照明装置100におけるLED基板15の面積を大きくでき、LED基板15によるLED素子出射光の反射面積を増やすことができる。これにより、LED素子出射光の反射効率が上がって、LED照明装置100の効率が上がる。
図示の実施の形態では、図6に示すように、全てのLED基板15に同様な切り欠き18を形成している。事前に点灯基板13の電子部品の配置をLED基板15の切り欠き18に合わせて検討することにより、LED基板15の切り欠き位置を統一したLED基板15とすることができ、基板の種類を減少させてコストの削減に貢献することができる。
このLED基板15は、図5及び図6に示すように、ケーブルを介して点灯基板13に電気的に接続され、このケーブルは、LED基板15に配設されたケーブル用接続端子21に接続される。このケーブル用接続端子21は、図5及び図6に示すように、複数のLED基板15のうち、任意のLED基板15に配設されて、ケーブルに接続される。この場合、さらに、図5及び図6に示すように、このケーブル用接続端子21が配設されたLED基板15から、他の複数のLED基板同士を接続線17で接続することにより、電気的に接続された環状のLED基板15を構成している。
この場合、点灯基板13とLED基板15を接続するケーブルは、取付部の外縁部である取付延出部12に形成されたケーブル固定部材20を介して配線される。ケーブル固定部材20を用いることにより、ケーブルの長さ調整が行いやすく、断線防止が可能となり、組み立て工数の削減や信頼性向上が可能となる。
なお、図示の実施の形態では、基板固定台14にLED基板15を固定して傾斜させる構成としているが、必ずしも、これに限定されるものではなく、LED基板15自体にLED基板15をベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するような補助部材を加えて、LED基板15を直接ベース部材10に固定するような構造とすることもできる。
(1.−7 LED素子)
なお、このLED基板15に実装されるLED素子16としては、公知の種々のLEDを用いることができる。図示の実施の形態では、照明用の白色光を発光する高輝度タイプのLED素子が用いられている。
(1.−8 LEDランプ本体の組付)
上述したLEDランプ本体1を構成するベース部材10、点灯基板13、基板固定台14、LED基板15の相互の位置関係について図7を参照しながら説明する。まず、図7に示すように、ベース部材10の周縁部10aと取付延出部12の間に、点灯基板13と、基板固定台14、LED基板15が配設されている。基板固定台14は、ベース部材10の周縁部10aより高さ(h)分だけ背面側(LEDランプ本体1を天井面4に取り付けた場合における天井面側)に位置している中心部側に、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するように配設されている。この場合、基板固定台14を、ベース部材10の周縁部10aより内周側に配設することにより、透光性カバー3とLED基板15の端部との距離を長く設定することが可能となる。これにより、特に透光性カバー3に光拡散面が形成されている場合は、LED素子16の出射光位置が判断できない程度に、広い範囲を均一に照らすことが可能となる。
また、LED基板15は、図7に示すように、基板固定台14に固定されて、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するように配設されている。また、このLED基板15の一部は、図7に示すように、LEDランプ本体1の高さ方向において、点灯装置13と重畳して、LEDランプ本体10を天井面4に取り付けた状態において点灯装置13の下方に位置している。この位置関係により、LED照明装置100全体の全幅(直径)を小さくして省スペース化を実現しつつ、LED素子16からの発光を広く均一に照らすことができる。
(1.−8 常夜灯)
なお、図6に示すように、LED基板15の適宜の位置に常夜灯22を配設することにより、透光性カバー3に影が出にくく全体をやさしく照らす常夜灯とすることが可能となる。また、常夜灯22は、基板固定台14のLED基板15が固定されていない適宜の位置に配設することもできる。
(2.透光性カバー)
一方、透光性カバー3は、図1に示すように、ポリカーボネート等の熱可塑性プラスチックを使用して、頂上部に円形の開口部を有する円形のドーム形状に成型されている。この透光性カバー3は、特に図2及び図7に示すように、LEDランプ本体1を密閉するようにLEDランプ本体1に取り付けられている。具体的には、特に図2及び図7に示すように透光性カバー3の周縁部と、ベース部材10の周縁部10aは、端部同士に隙間が出ないように固定されている。また、透光性カバー3の頂上部の開口部は、LEDランプ本体1の取付延出部12と隙間がないように固定され、蓋31を回動させることにより開口部が閉じられる。
これにより、ベース部材10と透光性カバー3の間が密閉されて、LED照明装置100の設置時におけるLED素子16の保護ができ、従来のように、別にLED素子16を保護するカバーを設ける必要がなくなる。透光性カバー3が、LED素子16を保護するカバーの機能を併せ持つので、コストを低減することが可能になる。さらに、ベース部材10と透光性カバー3の間が密閉されているので、LED照明装置100内に虫等が侵入するのを防ぐ効果も併せて生じさせることができる。
この透光性カバー3は、図1乃至図3及び図7に示すように、透光性カバー3を連続した曲面形状にすることや、透光性カバー3に高密度となる光拡散面を形成するシボ加工を施したり、材料に拡散剤を含有させたりして、さらに均一に照射することができる。
(3.その他)
以上のように、本実施形態では、LED基板15がベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜して配置されている。これらによってLED照明装置100は、省スペース化でき、良好な意匠性を示すことができる。なお、本実施形態ではベース部材10の形状を円盤形にしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、断面が4角形等からなる扁平な多角柱であってもよい。
以上、この発明の実施の形態を説明したが、この発明は、これらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。すなわち、当業者であれば、当然なしえるであろう各種変形、修正もまた本発明に含まれる。
本発明は、リビングや和室、更に、寝室や子供部屋等の各居室や廊下、玄関等の天井面や壁面等に沿って設置されるLED照明装置として、広く適用することができる。
1:LEDランプ本体
10:ベース部材
10a ベース部材の周縁部
11:取付部
12:取付延出部
13:点灯基板
14:基板固定台
15:LED基板
16:LED素子
17:接続線
18:切り欠き
19:コンデンサ
20:ケーブル固定部材
21:接続端子
22:常夜灯
3:透光性カバー
31:蓋
4: 天井面
5: 引掛シーリングボディ
6:ロゼット
100:LED照明装置
本発明は、LED素子を光源に使用したLED照明装置に係り、特に天井に設置された引掛シーリングボディに接続される天井直付け型シーリングライトのLED照明装置の改良に関するものである。
近年、環境意識の高まりから、省電力化に優れたLED素子を光源に使用した、電源内蔵型の電球型LEDランプが普及してきた。特に、最近は、天井直付け型のシーリングライトや、天井から吊り下げられて室内を照らす吊下げ型照明機器においても、LED素子を使用した照明装置が開発され、市場に導入されてきている。
この天井直付けシーリングライトは、例えば、天井面に取り付けられた引掛シーリングボディに、引掛シーリングアダプタを取り付けた照明装置を装着したものであり、特に最近は厚みの薄いシーリングライトが検討されている(例えば、特許文献1、2、4等参照)。
この特許文献1に記載されている照明装置は、複数のLED素子を光源とし、基板と基板表面に実装された複数のLED素子を一体に覆う透光性カバー部材を有し、LED素子を覆う部分の形状を、LED素子を略中心とする半球形状とする。それによって、LED素子から放射された光束の取り出し効率の高い照明装置が提供される。また、特許文献2に記載されている照明装置は、天井に取付可能な器具本体と、器具本体の床側面において環状に設けられた複数のLED発光部と床側凸部に収容され天井に器具本体を取り付けるための取付部と、床側凸部に収容され各LED発光部へ電力を供給する電源部と、各LED発光部を覆うように器具本体に取り付けられるカバーと、を備えたものであり、各LED発光部が、器具本体の床側面におけるカバーに近い位置に設けられ、輝度むらを防止できる照明器具が提供される。
しかしながら、これらの特許文献1や2に記載されている照明装置においては、LED素子が透光性カバーとセードや、レンズとカバーで二重に覆う保護カバー構造であり、構成が複雑となり、また、その結果、製造にて手間やコストを要する問題があった。
一方、吊下げ型照明機器としては、天井からコードにて吊下げられる照明機器で、特に広範に室内を照らすことも検討されている(例えば、特許文献3等参照)。この特許文献3に記載されている照明器具は、側面視において、各LED素子の光軸を斜めとして、広範に室内を照らすことを可能とした吊下げ照明器具を提供するものである。
しかし、この特許文献3に記載されている照明器具においては、ペンダント型と呼ばれる吊下げ型照明器具に限定されており、引掛シーリングボディに接続される天井直付け型シーリングライトには対応が難しい構造の照明器具となっている。
更に、特許文献4に記載されている照明器具は、器具取付面に設置された配線器具に取付けられる取付部を有する本体と、取付部の外周側に配設される点灯装置と、前面側に実装面が設けられ点灯装置の外側に点灯装置と重なり合わないように裏面側が本体に配設された基板と、半径の異なる略同心円の円周上に複数の列をなし、略等間隔の離間距離において、基板に実装されたLED素子とを具備している。それにより、簡素化された構成で、LED素子の温度上昇を抑制しやすく、LED素子から出射される光のイメージを均一化できる照明器具を提供するものである。
しかし、この特許文献4に記載されている照明器具においては、点灯装置の外側に点灯装置と重なり合わないように、LED基板が配設されているため、周方向(幅方向)に大きな寸法を要し、結果として省スペース化が困難である問題を伴っていた。
特開2013−26588号公報 特開2013−45630号公報 特許第5055456号公報 特許第5126635号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記の問題点に鑑み、簡易な構造でありながら広く均一な照射を確保しつつ省スペース化を実現することができると同時に、天井面の引掛シーリングボディに簡単に取り付けることができるLED照明装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、被取付部に取り付けられるLEDランプ本体と、このLEDランプ本体に取り付けられる透光性カバーとを備えたLED照明装置であって、LEDランプ本体は、ベース部材と、このベース部材を被取付部に取り付ける取付部と、この取付部よりも外周側においてベース部材に配設される点灯基板と、この点灯基板に電気的に接続されるLED基板と、このLED基板に実装されるLED素子と、LED基板を支持する基板固定台とを有し、この基板固定台は、断熱性を有する部材から形成されて前記ベース部材の周縁部から中心部に向かって前記LEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側に傾斜し、LED基板は、基板固定台に支持されてベース部材の周縁部から中心部に向かって前記LEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側に傾斜して配置され、LEDランプ本体は、取付部から延びるようにして形成された取付延出部を有していることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、上記第1の解決手段において、取付延出部は、円筒状に形成され、透光性カバーに設けられた開口部に隙間なく固定されることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第3の手段として、上記第1又は第2のいずれかの解決手段において、ベース部材の周縁部は、ベース部材の中心部よりLEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側に位置し、基板固定台は、ベース部材の周縁部より中心部側でベース部材に固定されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第4の手段として、上記第1乃至第3のいずれかの解決手段において、基板固定台に常夜灯が配設されることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第5の手段として、上記第1乃至第4のいずれかの解決手段において、LED基板上に常夜灯が配設されることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第6の手段として、上記第1乃至第5のいずれかの解決手段において、LEDランプ本体の高さ方向において、LED基板の一部が、点灯装置と重畳して、LEDランプ本体を天井面に取り付けた状態において点灯装置の下方に位置していることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第7の手段として、上記第6の解決手段において、LED基板は、点灯基板の電子部品の一部とLEDランプ本体の高さ方向において重ならないように切り欠きが形成されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第8の手段として、上記第1乃至第7のいずれかの解決手段において、点灯基板とLED基板とはケーブルを介して電気的に接続され、このケーブルは、LED基板に配設されたケーブル用接続端子に接続されることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第9の手段として、上記第1乃至第8のいずれかの解決手段において、点灯基板の裏面は、ベース部材に配設されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第10の手段として、上記第1乃至第9のいずれかの解決手段において、ベース部材は円盤形状に形成され、LED素子は、ベース部材の円盤形状の中心軸を中心とした複数の円周上に配置されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第11の手段として、上記第1乃至第10のいずれかの解決手段において、ベース部材と透光性カバーの間が密閉されていることを特徴とするLED照明装置を提供するものである。
本発明によれば、上記のように、LED基板が、ベース部材の外周部から中心部に向かってLEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側に傾斜して配置されているため、二次元的にはLED素子の充分な取付面積を確保しつつ、LEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側から見た場合の投影面積を小さくすることができるため、充分な光量を確保しつつ、省スペース化を図ることができる実益がある。
同時に、本発明によれば、上記のように、LED基板が、ベース部材の外周部から中心部に向かってLEDランプ本体を天井面に取り付けた場合の床面側に傾斜して配置されているため、前面(天井に取り付けた場合の床面)側の同一方向にのみ照射する場合と比べて、床面に対して複数の角度をもって照射することができるため、LED素子を円周上に配置していることと相俟って、小型でありながらも影なく、広く均一に照射することができる実益がある。
更に、本発明によれば、上記のように、ベース部材と透光性カバーの間が密閉されていると共に、取付延出部が透光性カバーに設けられた開口部に隙間なく固定されているため、透光性カバー自体がLED素子を保護する機能も併せ持つため、内部のLED素子自体にカバーをする必要がなく、簡易な構造とすることができ、手間とコストを要することなく、製造することができる実益がある。
加えて、本発明によれば、上記のように、取付部から延びる取付延出部を有しているため、LEDランプ本体を被取付面に取り付ける際に、この取付延出部を把持しながら取付作業をすることができるため、天井面の引掛シーリングボディに簡単に取り付けることができると同時に、透光性カバーのLEDランプ本体への取付も容易となり、良好な施工性を確保することができ実益がある。
本発明のLED照明装置の被照射面側から見た取り付け前外観斜視図である。 本発明のLED照明装置の垂直断面図である。 本発明のLED照明装置の分解斜視図である。 本発明のLED照明装置の基板固定台の斜視図である。 本発明のLED照明装置の透光性カバーを外した状態の外観斜視図である。 本発明のLED照明装置の透光性カバーを外した状態の上面図である。 本発明のLED照明装置の断面図の一部拡大図である。
以下に本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は一例であり、これに限定されるものではない。
図1乃至図3は、本発明のLED照明装置100の実施の形態の一つを示し、この本実施形態に係わるLED照明装置100は、図1乃至図3に示すように、天井面4等の被取付部に取り付けられるLEDランプ本体1と、このLEDランプ本体1を覆う透光性カバー3とを備えている。
このLED照明装置100は、特に図2に示すように、天井面4にあらかじめ設置されている被取付部であるロゼット6に、外部電源線と接続するための引掛シーリングボディ5を装着し、この引掛シーリングボディ5にLEDランプ本体1を着脱自在に装着することにより、天井面4に設置される。この天井面4にLED照明装置100が装着されるときに、引掛シーリングボディ5と透光性カバー3を取り付けたLEDランプ本体1の取付部11とが接続され、LED照明装置100はシーリングライトとして使用可能となる。なお、被取付部としてのロゼット6が天井面4に設けられていれば、天井面4に、新たに特別な補強を施すことなく、施工性良くLED照明装置100を取付けることができる。
(1.LEDランプ本体)
LEDランプ本体1は、ベース部材10と、このベース部材10を天井面4等の被取付部に取り付ける取付部11と、この取付部11よりも外周側においてベース部材10に配設される点灯基板13と、この点灯基板13に電気的に接続されるLED基板15と、このLED基板15に実装されるLED素子16とを有している。
(1.−1 ベース部材)
ベース部材10は、冷間圧延鋼板(SPCC)等の金属材料を使用して、打抜加工、プレス加工、折曲加工等によって作成されて、表面が塗装される。このベース部材10は、図2及び図3に示すように、円盤形状に形成される。なお、このベース部材10の周縁部10aは、図2及び図3に示すように、ベース部材10の中心部より前面側(天井面4に取り付けた場合の床面側)に位置するように環状に加工されている。
(1.−2 取付部)
この円盤状に形成されたベース部材10は、その中心部に円形の開口が形成され、この開口内に、引っ掛けシーリングボディ5に回動により係止することができる取付部11が形成されている。
(1.−3 取付延出部)
また、LEDランプ本体1には、図2及び図3に示すように、この取付部11の開口の縁部から延びるようにして円筒状に形成された取付延出部12が前面側に形成されている。LEDランプ本体1を被取付面に取り付ける際に、この取付延出部12を把持することにより、作業性が高まる。この取付延出部12は、前面側の端面で、後述する透光性カバー3の円形開口部に接続された後、透光性カバー3の蓋31を回動により取付けることにより、取付部11が外部より目視出来ないようにして、LED照明装置100を形成する。
(1.−4 点灯基板)
また、ベース部材10の中心部には、図2及び図3に示すように、取付延出部12を取巻くように点灯基板13が配設されている。この点灯基板13の電子部品が搭載されていない裏面を、ベース部材10に配設することにより、点灯基板13から発生する熱をベース部材10を通じて放熱することが可能となる。
また、この点灯基板13を構成する電子部品としては、過電流保護、ノイズカット、整流、平滑、調光制御などを行うための各種ダイオード、コンデンサ、IC、抵抗などの公知の電子部品を使用することができる。
(1.−5 基板固定台)
本発明のLED照明装置100は、図2乃至図4に示すように、LED基板15を支持する基板固定台14を更に有している。この基板固定台14は、図2乃至図4に示すように、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側(LEDランプ本体1を天井面4に取り付けた場合の床面側)に向けて傾斜して形成されている。
図示の実施の形態では、複数の基板固定台14がベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するようにしてベース部材10に配設され、図3及び図5に示すように、全体として、環状となるように配列されている。
これらの基板固定台14は、特に図4に示すように、平面的に見た場合に、ベース部材10の中心部に近づくに連れ、幅が狭くなる略台形状に形成され、その略台形状の上底と下底に傾斜を付けるために裏側に凸部が設けられている。下底の端部である2箇所と、下底中央部から上底方向に設けられた凸部先端の1箇所の、合計の3箇所でベース部材10に固定されている。3箇所で固定することにより片側支持を避けることが出来、振動等に対する固定強度を向上させることが出来る。
また、この基板固定台14は、取付けられるLED基板15の熱をベース部材10側に伝えないように、断熱性を有する樹脂材料を使用して、射出加工等によって作成される。基板固定台14は、強度を妨げない程度に、中心部に貫通穴を設けて、軽量化、熱対流によるLED基板15の放熱を促進している。なお、図示の実施の形態では、図3に示すように、複数の基板固定台14を組み合わせて、環状の構造としたが、LED基板15が取付けられる構造であれば、一体の基板固定台14として組み立て工数の削減を図ることもできる。
(1.−6 LED基板)
LED基板15は、図3及び図5、図6に示すように、この基板固定台14上に取り付けられてベース部材10上に固定される。また、このLED基板15は、図3及び図5、図6に示すように、基板固定台15に対応した略台形状の形状に形成され、複数の基板固定台14上に設置されることにより、基板固定台14と同様に環状に配置される。
このLED基板15には、図5及び図6に示すように、LED素子16が、ベース部材10の垂直方向の中心軸を中心とした複数の円周上に配置され、一つの円周上のLED素子16が他の円周上のLED素子16と、ベース部材10の中心軸からの放射方向における位置をずらして千鳥状の関係を構成するように配置されている。それにより、LED基板15は、透光性カバー3が均一な明るさになるLED基板15を構成し、基板固定台14に固定されている。
また、このLED基板15は、円環形状の平板で、両面に銅箔が貼られたガラスエポキシ基板から成り、片面側にLED素子16と電子部品とが実装されている。LED素子16の搭載面側に、高反射シートを貼合することや、高反射用樹脂を塗布することにより、光取り出し効率を改善することができる。
さらに、基板固定台14に取り付けられたLED基板15は、図7に示すように、ベース部材10の周縁部10aよりベース部材10の中心部側において、部分的に点灯基板13と直交する方向において位置するようにベース部材に配設されている。即ち、LEDランプ本体1の高さ方向において、LED基板15の一部が、点灯装置13と重畳して、LEDランプ本体10を天井面4に取り付けた状態において点灯装置13の下方に位置している。これにより、基板固定第14により充分な放熱効果を確保しつつ、省スペース化を図ることができる。即ち、LED基板15の全体を点灯装置13の外側に配置させなくても、放熱することができるため、省スペース化を図ることができる。
なお、この場合、このLED基板15には、図6に示すように、点灯基板13に搭載されている高背の電子部品、例えばコンデンサ19、トランス等を避けるように、切り欠き18が形成されている。これにより、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するように配設されているLED基板15の傾斜角を小さくすることが出来、広く均一に照らせる省スペース化のLED照明装置が実現できる。
また、LED基板15に切り欠き18を設けることで、LED照明装置100におけるLED基板15の面積を大きくでき、LED基板15によるLED素子出射光の反射面積を増やすことができる。これにより、LED素子出射光の反射効率が上がって、LED照明装置100の効率が上がる。
図示の実施の形態では、図6に示すように、全てのLED基板15に同様な切り欠き18を形成している。事前に点灯基板13の電子部品の配置をLED基板15の切り欠き18に合わせて検討することにより、LED基板15の切り欠き位置を統一したLED基板15とすることができ、基板の種類を減少させてコストの削減に貢献することができる。
このLED基板15は、図5及び図6に示すように、ケーブルを介して点灯基板13に電気的に接続され、このケーブルは、LED基板15に配設されたケーブル用接続端子21に接続される。このケーブル用接続端子21は、図5及び図6に示すように、複数のLED基板15のうち、任意のLED基板15に配設されて、ケーブルに接続される。この場合、さらに、図5及び図6に示すように、このケーブル用接続端子21が配設されたLED基板15から、他の複数のLED基板同士を接続線17で接続することにより、電気的に接続された環状のLED基板15を構成している。
この場合、点灯基板13とLED基板15を接続するケーブルは、取付部の外縁部である取付延出部12に形成されたケーブル固定部材20を介して配線される。ケーブル固定部材20を用いることにより、ケーブルの長さ調整が行いやすく、断線防止が可能となり、組み立て工数の削減や信頼性向上が可能となる。
なお、図示の実施の形態では、基板固定台14にLED基板15を固定して傾斜させる構成としているが、必ずしも、これに限定されるものではなく、LED基板15自体にLED基板15をベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するような補助部材を加えて、LED基板15を直接ベース部材10に固定するような構造とすることもできる。
(1.−7 LED素子)
なお、このLED基板15に実装されるLED素子16としては、公知の種々のLEDを用いることができる。図示の実施の形態では、照明用の白色光を発光する高輝度タイプのLED素子が用いられている。
(1.−8 LEDランプ本体の組付)
上述したLEDランプ本体1を構成するベース部材10、点灯基板13、基板固定台14、LED基板15の相互の位置関係について図7を参照しながら説明する。まず、図7に示すように、ベース部材10の周縁部10aと取付延出部12の間に、点灯基板13と、基板固定台14、LED基板15が配設されている。基板固定台14は、ベース部材10の周縁部10aより高さ(h)分だけ背面側(LEDランプ本体1を天井面4に取り付けた場合における天井面側)に位置している中心部側に、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するように配設されている。この場合、基板固定台14を、ベース部材10の周縁部10aより内周側に配設することにより、透光性カバー3とLED基板15の端部との距離を長く設定することが可能となる。これにより、特に透光性カバー3に光拡散面が形成されている場合は、LED素子16の出射光位置が判断できない程度に、広い範囲を均一に照らすことが可能となる。
また、LED基板15は、図7に示すように、基板固定台14に固定されて、ベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜するように配設されている。また、このLED基板15の一部は、図7に示すように、LEDランプ本体1の高さ方向において、点灯装置13と重畳して、LEDランプ本体10を天井面4に取り付けた状態において点灯装置13の下方に位置している。この位置関係により、LED照明装置100全体の全幅(直径)を小さくして省スペース化を実現しつつ、LED素子16からの発光を広く均一に照らすことができる。
(1.−8 常夜灯)
なお、図6に示すように、LED基板15の適宜の位置に常夜灯22を配設することにより、透光性カバー3に影が出にくく全体をやさしく照らす常夜灯とすることが可能となる。また、常夜灯22は、基板固定台14のLED基板15が固定されていない適宜の位置に配設することもできる。
(2.透光性カバー)
一方、透光性カバー3は、図1に示すように、ポリカーボネート等の熱可塑性プラスチックを使用して、頂上部に円形の開口部を有する円形のドーム形状に成型されている。この透光性カバー3は、特に図2及び図7に示すように、LEDランプ本体1を密閉するようにLEDランプ本体1に取り付けられている。具体的には、特に図2及び図7に示すように透光性カバー3の周縁部と、ベース部材10の周縁部10aは、端部同士に隙間が出ないように固定されている。また、透光性カバー3の頂上部の開口部は、LEDランプ本体1の取付延出部12と隙間がないように固定され、蓋31を回動させることにより開口部が閉じられる。
これにより、ベース部材10と透光性カバー3の間が密閉されて、LED照明装置100の設置時におけるLED素子16の保護ができ、従来のように、別にLED素子16を保護するカバーを設ける必要がなくなる。透光性カバー3が、LED素子16を保護するカバーの機能を併せ持つので、コストを低減することが可能になる。さらに、ベース部材10と透光性カバー3の間が密閉されているので、LED照明装置100内に虫等が侵入するのを防ぐ効果も併せて生じさせることができる。
この透光性カバー3は、図1乃至図3及び図7に示すように、透光性カバー3を連続した曲面形状にすることや、透光性カバー3に高密度となる光拡散面を形成するシボ加工を施したり、材料に拡散剤を含有させたりして、さらに均一に照射することができる。
(3.その他)
以上のように、本実施形態では、LED基板15がベース部材10の周縁部10aから中心部に向かって前面側に傾斜して配置されている。これらによってLED照明装置100は、省スペース化でき、良好な意匠性を示すことができる。なお、本実施形態ではベース部材10の形状を円盤形にしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、断面が4角形等からなる扁平な多角柱であってもよい。
以上、この発明の実施の形態を説明したが、この発明は、これらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。すなわち、当業者であれば、当然なしえるであろう各種変形、修正もまた本発明に含まれる。
本発明は、リビングや和室、更に、寝室や子供部屋等の各居室や廊下、玄関等の天井面や壁面等に沿って設置されるLED照明装置として、広く適用することができる。
1:LEDランプ本体
10:ベース部材
10a ベース部材の周縁部
11:取付部
12:取付延出部
13:点灯基板
14:基板固定台
15:LED基板
16:LED素子
17:接続線
18:切り欠き
19:コンデンサ
20:ケーブル固定部材
21:接続端子
22:常夜灯
3:透光性カバー
31:蓋
4: 天井面
5: 引掛シーリングボディ
6:ロゼット
100:LED照明装置

Claims (13)

  1. 天井等の被取付部に取り付けられるLEDランプ本体と、前記LEDランプ本体を覆う透光性カバーとを備えたLED照明装置であって、
    前記LEDランプ本体は、
    ベース部材と、
    前記ベース部材を前記天井等の被取付部に取り付ける取付部と、
    前記取付部よりも外周側において前記ベース部材に配設される点灯基板と、
    前記点灯基板に電気的に接続されるLED基板と、
    前記LED基板に実装されるLED素子とを有し、
    前記LED基板は、前記ベース部材の周縁部から中心部に向かって前面側に傾斜して配置されていることを特徴とするLED照明装置。
  2. 請求項1に記載されたLED照明装置であって、前記LED基板を支持する基板固定台を更に有し、前記基板固定台は、前記ベース部材の周縁部から中心部に向かって前面側に傾斜していることを特徴とするLED照明装置。
  3. 請求項2に記載されたLED照明装置であって、前記基板固定台は、断熱性を有する部材から形成されていることを特徴とするLED照明装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたLED照明装置であって、前記LED基板は、部分的に前記点灯基板と直交する方向において位置するようにベース部材に配設されていることを特徴とするLED照明装置。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載されたLED照明装置であって、前記ベース部材の周縁部は、ベース部材の中心部より前面側に位置し、前記基板固定台は、前記ベース部材の周縁部より前記中心部側でベース部材に固定されていることを特徴とするLED照明装置。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載されたLED照明装置であって、前記基板固定台に常夜灯が配設されることを特徴とするLED照明装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載されたLED照明装置であって、前記LED基板上に常夜灯が配設されることを特徴とするLED照明装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載されたLED照明装置であって、前記点灯基板と前記LED基板とはケーブルを介して電気的に接続され、前記ケーブルは、前記LED基板に配設されたケーブル用接続端子に接続されることを特徴とするLED照明装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載されたLED照明装置であって、前記点灯基板の裏面は、前記ベース部材に配設されていることを特徴とするLED照明装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載されたLED照明装置であって、前記LEDランプ本体は、前記取付部から延びる取付延出部を有し、前記取付延出部には、前記点灯基板と前記LED基板を接続するケーブルを固定するケーブル固定部材が形成されていることを特徴とするLED照明装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載されたLED照明装置であって、前記LED基板は、前記点灯基板の電子部品の一部と高さ方向において重ならないように切り欠きが形成されていることを特徴とするLED照明装置。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれかに記載されたLED照明装置であって、前記LED素子は、前記ベース部材の垂直方向の中心軸を中心とした複数の円周上に配置されていることを特徴とするLED照明装置。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれかに記載されたLED照明装置であって、前記透光性カバーは前記LEDランプ本体を密閉するように前記LEDランプ本体に取り付けられていることを特徴とするLED照明装置。
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