JP2014229773A - フェーシング装置及び成膜処理システム - Google Patents

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Masayasu Suzuki
正康 鈴木
大輔 今井
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Abstract

【課題】製造コストの増大及び生産性の低下を抑制しつつ、基板装着板に堆積した薄膜を削除可能なフェーシング装置及び成膜処理システムを提供する。
【解決手段】成膜処理対象の基板が装着される基板装着面を有する基板装着板に堆積した膜を除去するフェーシング装置であって、基板装着面と平行方向に基板装着板に対して相対的に移動し、基板装着面上に堆積した膜に接触して基板装着面の少なくとも一部から膜を削り取るフェーシングユニットを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、成膜処理対象の基板が装着される基板装着板に堆積する膜を除去するフェーシング装置及び成膜処理システムに関する。
半導体デバイスの製造工程において、スパッタリング法や化学気相成長(CVD)法等によって基板上に薄膜が形成される。この成膜工程では、基板を基板装着板に装着して成膜装置に格納する方法を採用できる(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、未処理の基板が基板装着板に装着されて成膜処理が行われる。そして、処理済の基板が基板装着板から回収される。以下において、基板装着板への基板の装着及び基板装着板からの基板の回収を総称して、「基板の移載」という。基板の移載を繰り返しながら、基板装着板は連続して成膜処理に使用される。
基板を基板装着板上で保持する場合、支持具によって基板を下方や左右から支える方法が採用される。このとき、基板が基板装着板からすべり落ちないように、支持具の先端に基板を主面側から支える突起部が形成されている。例えば平型タイプの固定ピンを支持具に使用する場合には、固定ピンの軸部分で基板を側面及び下面から支持すると共に、固定ピンの頭部によって基板を主面側から支持する。したがって、基板装着板での基板の移載においては、固定ピンの頭部などの突起部に基板が接触しないように、基板装着板に近接させた状態において、基板を突起部と基板装着板との間に位置するように移動させる。このため、移載時において基板の裏面が基板装着板の直上を通過する。
ところで、成膜処理に使用されることで、基板装着板にも薄膜が堆積する。このため、基板装着板での基板の移載時に、基板装着板に堆積した膜に基板の背面が接触する場合がある。これにより基板の背面に傷が発生すると、製品の品質を確保できない。
したがって、基板の背面に傷が発生しないように、溶剤洗浄などによって基板装着板を頻繁に洗浄して、基板装着板に堆積した膜を除去しなければならない。
特開2008−10721号公報
しかしながら、例えば成膜処理毎のように基板装着板を頻繁に洗浄すると、洗浄費用の増加によって製造コストが増大し、また、成膜処理の生産性が低下するという問題があった。
本発明は、製造コストの増大及び生産性の低下を抑制しつつ、基板装着板に堆積した薄膜を削除可能なフェーシング装置及び成膜処理システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、成膜処理対象の基板が装着される基板装着面を有する基板装着板に堆積した膜を除去するフェーシング装置であって、基板装着面と平行方向に基板装着板に対して相対的に移動し、基板装着面上に堆積した膜に接触して基板装着面の少なくとも一部から膜を削り取るフェーシングユニットを備えるフェーシング装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、基板装着板の基板装着面に搭載された基板に成膜処理を行う成膜処理システムにおいて、(イ)基板を基板装着板に移載する移載装置と、(ロ)基板装着板に装着された基板に薄膜を形成する成膜装置と、(ハ)基板が装着されていない基板装着面と平行方向に基板装着板に対して相対的に移動し、基板装着面上に堆積した膜に接触して基板装着面の少なくとも一部から膜を削り取るフェーシングユニットを有するフェーシング装置と、(ニ)移載装置、成膜装置及びフェーシング装置間で基板装着板を移動させる搬送装置とを備える成膜処理システムが提供される。
本発明によれば、製造コストの増大及び生産性の低下を抑制しつつ、基板装着板に堆積した薄膜を削除可能なフェーシング装置及び成膜処理システムを提供できる。
本発明の実施形態に係るフェーシング装置の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るフェーシング装置によって堆積膜が削り取られる領域を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るフェーシング装置による堆積膜の削除を説明する模式図であり、図3(a)は削除前の状態、図3(b)は削除後の状態、図3(c)は、図3(a)及び図3(b)の位置を示す。 基板装着板上で基板を保持する方法を示す模式図である。 基板装着板での基板の移載方法を示す模式図である。 基板の裏面に発生する傷の例を示す模式図である。 基板装着面に形成される堆積膜の形状を示す模式図であり、図7(a)は突起状の堆積膜を示し、図7(b)は薄膜状の堆積膜を示す。 本発明の実施形態に係るフェーシング装置の削り板の構造を示す模式図であり、図8(a)は上面図、図8(b)は図8(a)のVIII−VIII方向に沿った断面図である。 本発明の実施形態に係るフェーシング装置の削り板に形成される削り歯のパターンを示す模式図であり、図9(a)は直線状、図9(b)は曲線状、図9(c)は格子状のパターンである。 本発明の実施形態に係るフェーシング装置のローターの構成を示す模式図であり、図10(a)は上面図、図10(b)は図10(a)のX−X方向に沿った断面図である。 本発明の実施形態に係るフェーシング装置の削り歯間の距離と基板装着板21の厚さとの関係を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るフェーシング装置の自動調芯構造を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るフェーシング装置の削り板の他の構造を示す模式図である。 複数の基板装着板を有するボートを示す模式図である。 図14に示したボートに採用可能なフェーシング装置の構造を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る成膜処理システムの構成を示す模式図である。 成膜装置の構成例を示す模式図である。
図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。又、以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施形態は、構成部品の構造、配置などを下記のものに特定するものでない。この発明の実施形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施形態)
本発明の実施形態に係る図1に示すフェーシング装置1は、基板装着面210に成膜処理対象の基板が装着される基板装着板21に基板の成膜処理によって堆積した膜(以下において、「堆積膜」という)を除去する。基板は、例えばシリコン基板やガラス基板などの、半導体装置や太陽電池セルに使用される基板である。
フェーシング装置1は、基板装着面210と平行方向に基板装着板21に対して相対的に移動し、基板装着面210上の堆積膜に接触して基板装着面210の少なくとも一部から堆積膜を削り取るフェーシングユニット10を備える。
図1に示した例では、フェーシング装置1が、フェーシングユニット10を支持する支柱12と、基板装着板21を基板装着面210と平行方向に移動させる移動装置13を備える。つまり、フェーシング装置1は、位置を固定したフェーシングユニット10に搭載した削除機構11を基板装着面210上の堆積膜と接触させながら、基板装着板21を紙面の面法線方向に移動させる。これにより、削除機構11と接触する領域において、基板装着面210上の堆積膜が削り取られる。
図2に示した矢印の方向に、基板装着板21は移動する。堆積膜を削り取るためにフェーシングユニット10に基板装着板21を通過させる回数は、任意に設定可能である。しかし、削除工程に要する時間を短縮するために、回数は少ないほど好ましく、例えば一往復でもよい。
図2に示したように、基板装着面210には、基板が装着される基板装着領域211と基板装着領域211の周囲の非装着領域212とが定義されている。基板装着領域211に基板が装着された状態で成膜処理が行われると、非装着領域212に堆積膜が形成される。基板装着板21を繰り返し成膜処理に使用することによって、非装着領域212上の堆積膜は徐々に厚くなる。その結果、基板装着板21での基板の移載時に、非装着領域212上の堆積膜に基板の背面が接触し、基板の背面に傷が発生する場合がある。これを防止するために、フェーシング装置1は、非装着領域212上の堆積膜を削除する。
図2において、フェーシング装置1によって堆積膜が削り取られる基板装着面210の領域(以下において、「削除領域200」という。)を、斜線のハッチングを付して示した。削除領域200は、基板装着面210の水平方向の全面に渡って、基板装着面210の上端から基板装着領域211の上部の一部を含む領域までの幅aの範囲である。
図3(a)に堆積膜を削除する前の基板装着面210の状態、図3(b)にフェーシング装置1によって堆積膜を削除した後の基板装着面210の状態を、それぞれ示す。図3(a)、図3(b)は、図3(c)に示す非装着領域212のIII−III方向に沿った断面図である。基板装着板21がフェーシングユニット10を通過することにより、図3(b)に示すように、基板装着面210の上端から幅aの範囲において、基板装着面210上の堆積膜が削除される。削除領域200を図2のように設定したのは、以下の理由による。
垂直方向に延伸する基板装着面210上に基板を保持する場合、基板を下方や左右から支える支持具の先端に、基板を主面側から支える突起部が形成される。これにより、基板が基板装着面210からすべり落ちることが防止される。例えば図2に示すように、基板装着領域211それぞれの外周の左辺、右辺及び下辺に、平型タイプの固定ピン30がそれぞれ配置されている。
図4に示すように、軸部分32の先端が基板装着面210に埋め込まれた固定ピン30の頭部31と基板装着面210との隙間に露出する軸部分32によって、基板100が基板装着面210で支持される。基板装着面210上に露出する軸部分32の長さは基板100の厚さと同等程度に設定される。
基板装着板21上で基板100の移載を行うには、例えば図5に示すように、ロボットアーム150によって保持された基板100が、基板装着板21に装着されたり基板装着板21から回収されたりする。図2に示したように基板100が下面及び側面で固定ピン30によって支持されている場合、基板100は上方から基板装着面210に装着され、且つ、基板装着面210の上方から回収される。このとき、基板100が固定ピン30の頭部31に接触しないように、図5に矢印で示したように、基板100を基板装着板21の直上で基板装着面210に沿って上下方向に移動させる。
このため、基板装着面210上の堆積膜が厚くなると、基板装着領域211の上方の非装着領域212に形成された堆積膜と基板100の裏面とが接触する。これにより、図6に例示するように、基板100の裏面に傷101が発生する。
したがって、基板装着面210の基板100が直上を通過する領域に形成された堆積膜を除去することが必要である。図2に示したように削除領域200を設定することにより、上方を基板100が近接して通過する領域を含む範囲において、基板装着面210上の堆積膜が除去される。
上記のように、基板装着板21での移載時に基板100が近接して移動する領域を削除領域200に設定することにより、移載時における基板100の傷の発生を防止することができる。また、削除領域200のみの堆積膜を削り取るため、基板装着面210上の堆積膜をすべて削り取る場合に比べて堆積膜を削り取るのに要する時間を短縮することができる。
なお、基板100が上方を通過する上側の非装着領域212を完全に無くすことによって、基板100の裏面での擦り傷の発生を防止することも考えられる。しかし、その場合には基板100の上辺のみにおいて基板装着板21の外縁部が基板100に近接してしまい、基板100の左右辺や下辺における基板装着板21の外縁部から基板100までの距離とのバランスが崩れる。その結果、基板100での膜厚分布が不均一になるなどの問題が生じる。また、基板100の裏面に膜が付着する場合がある。このため、基板装着面210の上側の非装着領域212を無くすことはできない。
ところで、本発明者らの調査によれば、基板100の成膜処理において基板装着板21に形成される堆積膜は、図7(a)に示すような凹凸状に堆積する突起状の堆積膜201と、図7(b)に示すような平坦な薄膜状の堆積膜202とがある。このため、フェーシングユニット10は、以下のような第1の削除機構11と第2の削除機構11の2種類の削除機構11を備える。
第1の削除機構11は、図8(a)に上面図、図8(b)に側面図を示すように、削り歯が形成された削り面110を有する削り板111を備える。削り歯で基板装着面210をこすることによって、削除領域200の堆積膜が削り取られる。削り板111は図7(a)に示した突起状の堆積膜201を除去することに特に効果的であることが、本発明者らによって確認された。
削り歯の形状には、基板装着面210から堆積膜を削り取るのに適したパターンを採用可能であり、削り面110に凹凸をつけて削り歯が形成される。例えば図9(a)、図9(b)に示すように削り面110に直線状や曲線状の溝を掘って、堆積膜を削り取るのに適した削り歯が形成される。或いは、図9(c)に示すように、削り面110に菱形状の凸部が形成されるように格子状の溝を掘ることにより、堆積膜を効果的に削り取ることができる。溝の深さは実験などによって最適値を選択できるが、例えば数mm程度である。
削り歯には硬い材料が好ましく、例えばSUS430などのステンレス鋼などが採用される。また、表面焼入れ処理などによって、削り歯をより硬くすることが好ましい。
フェーシングユニット10は、第2の削除機構11として、図10(a)及び図10(b)に示すように、表面が粗面であるローラー112を備える。粗面を基板装着面210の主面の法線方向に押し付けながらローラー112で基板装着面210をこすることにより、基板装着面210上の堆積膜が除去される。基板装着面210にローラー112で圧力をかけることによって、図7(b)に示した薄膜状の堆積膜202が特に効果的に除去されることが本発明者らによって確認された。これは、ローラー112が押し付けられることで基板装着面210上の薄膜状の堆積膜202に歪みが生じ、堆積膜202が剥離しやすくなるためである。
ローラー112の個数や配置は、基板装着面210上の堆積膜を除去する効果を確認しながら設定される。図10(a)では、堆積膜を除去する効果が高いことが確認された構成として、削り板111の前後にローラー112が2個ずつ配置される例を示した。
ローラー112の表面の粗さは、削り取る堆積膜の膜厚や硬さなどによって適宜設定される。例えば、本発明者らの実験では、ローラー112の表面の凹凸の高低差を0.5mm程度に設定することにより、基板装着面210に堆積した膜厚10μm程度の窒化シリコン膜を削り取ることができた。
なお、図10(a)及び図10(b)に示すように、基板装着板21の移動する方向に沿ってローラー112を回転させてもよい。図10(b)に示した回転装置113は、垂直方向に延伸するローラー112の中心軸を回転軸として、ローラー112を回転させる。このように、基板装着板21の移動する方向に沿ってローラー112の表面が移動するようにローラー112を回転させることより、基板装着面210とフェーシングユニット10との相対的な移動をスムーズに行うことができる。なお、図10(a)では回転装置113の図示を省略している。
基板装着板21の両面に基板装着面210がそれぞれ定義されている場合には、図1などに示したように、基板装着板21を挟んで互いに対向する2つの削除機構11を有するフェーシングユニット10が好適に使用される。このフェーシングユニット10では、削り板111は、削り歯が対向する2つの削り面110を有し、基板装着板21の両面の基板装着面210にそれぞれ形成された堆積膜を並行して削り取ることができる。これにより、基板装着板21上の堆積膜の削除に要する時間を短縮できる。
なお、図11に示すように、対向する削り歯間の距離t2は基板装着板21の厚さt1よりも広く、t2=t1+dのように設定される。つまり、基板装着面210の削除領域200の厚みは、堆積膜の厚みを含めてt2以下に維持される。距離dは、基板装着面210に膜が堆積しても基板100の裏面に傷が発生しないように設定される。距離dは基板100の移載時における基板100と非装着領域212間の距離などに依存するが、例えば0.1mm以内とする。
なお、上記のように基板装着板21を挟んで削り板111を配置した場合には、削り板111の位置が一定の範囲で、基板装着板21の厚さ方向に自在に変化する構造を採用することが好ましい。例えば図12に示すように、フェーシングユニット10の削り板111を支持する支持部14と削り板111が固定された固定部15間に、基板装着板21の厚さ方向に隙間Sを設ける。支持部14に両端部が支持された連結部16が固定部15を貫通する構造を採用するなどの方法によって、図12に矢印で示したように、隙間Sの範囲で削り板111が支持部14に対して自在に移動する。
このため、フェーシングユニット10に基板装着板21を通過させる際に削り板111と基板装着板21間に位置ずれがあっても、削り板111の位置が自動的に調節される。このような自動調芯機能をフェーシング装置1に持たせることにより、フェーシング装置1と基板装着板21間の精密な位置合わせが不要になる。その結果、例えば堆積膜を正確に削除でき、更に、堆積膜を削除する工程の時間増大が抑制される。隙間Sの値はフェーシング装置1内の誤差などに依存するが、隙間Sが狭すぎると自動調芯機能として機能しない。一方、隙間Sが広すぎると、削除処理対象の基板装着板21に隣接する他の基板装着板21に接触するほどフェーシングユニット10のサイズが大きくなってしまう。隙間Sは、例えば0.5mm程度に設定される。
また、基板装着板21の両面に基板装着面210がそれぞれ定義されている場合に、基板装着板21を挟んで対向するように配置されたローラー112を備えたフェーシングユニット10が使用可能である。基板装着板21の両面の基板装着面210に圧力がかかるようにそれぞれ配置されたローラー112によって、2つの基板装着面210上の堆積膜が並行して削除される。これにより、堆積膜の削除に要する時間を短縮できる。
ところで、基板装着板21の片面のみが基板装着面210である場合には、図13に示すように、削り面110を有する削り板111及び粗面を有するローラー112を基板装着面210のみに対向させる。このとき、基板装着板21の反対側の主面に対向する削り板111の面は平坦にする。このように、基板装着面210に対向する側にだけ削除機構11を配置することによって、基板装着板21の片方の面のみの堆積膜を削除することができる。
図14に示すように複数の基板装着板21を有するボート20を使用して基板100の成膜処理を行う場合には、通常、最外側の基板装着板21については内側のみに基板100が装着され、他の基板装着板21については両側に基板100が装着される。
図14に示したボート20の堆積膜を除去するためには、図15に示すような、フェーシングユニット10を複数備えたフェーシング装置1を使用する。図15に示したフェーシング装置1では、ボート20の基板装着板21の位置に合わせて複数のフェーシングユニット10が配置されている。
例えば、最外側に配置されたフェーシングユニット10は、基板装着板21の内側の基板装着面210のみに対向する削除機構11を有する。これにより、ボート20の最外側の基板装着板21について基板装着面210上の堆積膜が除去される。
一方、ボート20の内側の基板装着板21に対応して配置されるフェーシングユニット10は、図1などに示したような基板装着板21を挟んで互いに対向する2つの削除機構11を有する。2つの削除機構11を有するフェーシングユニット10によって、両面に基板装着面210が定義された基板装着板21の堆積膜が除去される。
上記のように、図15に示すフェーシング装置1によれば、ボート20の複数の基板装着板21について、基板装着面210にそれぞれ形成された堆積膜を並行して削り取ることができる。なお、これらのフェーシングユニット10のそれぞれに、図12に示したような自動調芯機能を持たせてもよいことはもちろんである。
堆積膜を削除する際のフェーシング装置1と基板装着板21との相対速度は、堆積膜の削除効果を確認する実験などによって設定することができる。例えば、本発明者らは、フェーシング装置1を固定して基板装着板21を移動させる場合に、基板装着板21の移動速度を50〜100mm/秒に設定すると基板装着板21の堆積膜が良好に削除されることを確認した。
フェーシング装置1を用いて基板装着板21の堆積膜を削除する頻度については、基板装着板21の堆積膜の膜厚が基板100の裏面に傷が発生しない許容範囲である間に行われる。このため、1回の成膜処理によって基板装着面210に堆積する膜の膜厚などに応じて、フェーシング装置1を用いて堆積膜を削除するタイミングが決定される。
例えば、1回の成膜処理で基板装着面210に堆積する膜の膜厚が少ない場合には、堆積膜の削除は1日に1回程度でもよい。或いは、基板100に傷が発生する確率をできるだけ下げたい場合などには、成膜処理毎にフェーシング装置1を用いて堆積膜を削除してもよい。
以上に説明したように、本発明の実施形態に係るフェーシング装置1は、基板装着面210の基板100が近接する領域上の堆積膜が基板100の裏面に傷を発生させる膜厚になる前に、基板100が近接する領域の堆積膜を削除する。その結果、基板100が近接する領域の堆積膜の膜厚が一定値以下に維持され、移載時における基板100の傷の発生が防止される。
また、膜の堆積と剥離を繰り返すことで基板装着面210が次第に凹凸状になるが、フェーシング装置1によれば、基板装着面210上の凸部が堆積膜と同様に削り取られ、この凹凸の高低差が一定値以下に維持される。このため、基板100の移載時において、基板装着面210に生じた凹凸と接触することによる基板100の傷の発生を防止できる。
その結果、フェーシング装置1によれば、洗浄費用が減少して製造コストの増大が抑制され、また、成膜処理の生産性の低下が防止される。
従来、フェーシング装置1を使用しない場合には、溶剤洗浄による基板装着板21の洗浄は、1〜5日に1回程度を行っていた。しかし、フェーシング装置1によって基板装着板21の堆積膜を削除することによって、溶剤洗浄による基板装着板21全体の洗浄を、一月に1回程度に減少させることが可能になった。なお、フェーシング装置1によって堆積膜の削除を行う場合にも、一定期間ごとに溶剤洗浄による基板装着板21全体の洗浄を行う必要はある。基板装着板21に堆積した膜が成膜装置内で剥離して製品に混入するなどの問題が生じるためである。
(第2の実施形態)
上記に説明したフェーシング装置1は、例えば図16に示すように成膜処理システムの一部に組み入れることができる。一連の成膜処理工程の一部としてフェーシング装置1による堆積膜の削除工程を行うことにより、成膜処理システムの生産性を低下することなく、成膜処理を行うことができる。
図16に示した成膜処理システムは、フェーシング装置1と、基板100を基板装着板21に移載する移載装置2と、基板装着板21に装着された基板100に薄膜を形成する成膜装置3と、フェーシング装置1、移載装置2及び成膜装置3間で基板装着板21を移動させる搬送装置4とを備える。なお、搬送装置4によって複数の基板装着板21が同時に搬送されてもよいし、成膜処理システム内で使用される基板装着板21が1つであってもよい。
図16において搬送装置4上の基板装着板21に付した矢印は、基板装着板21の搬送方向を示す。搬送装置4は、移載装置2から成膜装置3に基板装着板21を搬送する第1の搬送路41と、成膜装置3から移載装置2に基板装着板21を搬送する第2の搬送路42と、移載装置2とフェーシング装置1との間で基板装着板21を搬送する第3の搬送路43とを備える。以下に、図16に示した成膜処理システムによる成膜処理について説明する。
まず、移載装置2において、成膜装置3での処理を行う未処理の基板100が基板装着板21に装着される。移載装置2における基板100の移載作業は、例えばロボットアームによって行われる。
次いで、未処理の基板100が装着された基板装着板21が、第1の搬送路41を搬送されて成膜装置3に格納される。そして、基板装着板21に装着された状態の基板100に膜が形成される。このとき、基板装着板21に膜が堆積する。
成膜処理後、処理済の基板100を搭載した基板装着板21が、第2の搬送路42を搬送されて移載装置2に格納される。そして、移載装置2において、成膜装置3での成膜処理が行われた処理済の基板100が基板装着板21から回収される。
その後、成膜処理によって膜が堆積した基板装着板21が、基板100が装着されていない状態で移載装置2からフェーシング装置1に第3の搬送路43によって搬送される。そして、上記に説明したように、基板装着板21の削除領域200の堆積膜がフェーシング装置1によって削り取られる。
その後、第3の搬送路43によって基板装着板21がフェーシング装置1から移載装置2に搬送される。そして、未処理の基板100が基板装着板21に装着されて、成膜装置3による新たな成膜処理が行われる。
上記のようにフェーシング装置1を成膜処理システムの一部に組み入れることによって、成膜処理システムの運用コストの増大や成膜処理システムの生産性の低下を抑制しつつ、基板装着板21に堆積した膜による基板100の傷の発生が抑制された成膜処理を実行することができる。
フェーシング装置1と移載装置2間の基板装着板21の搬送は、手動で行っても自動で行ってもよい。自動搬送によって基板装着板21を成膜処理システム内で搬送させることによって、フェーシング装置1による堆積膜の削除に要する時間を短縮することができる。
例えば、図16に示す制御装置5の制御によって、成膜処理システム内での基板装着板21の搬送や一連の処理を自動化できる。即ち、制御装置5からの制御信号Cによって、フェーシング装置1での堆積膜の削除、移載装置2での基板100の移載、成膜装置3での成膜処理、及び搬送装置4による基板装着板21の搬送などを制御する。
成膜装置3には、図17に示すような基板取込室301、処理室302、基板取出室303からなるインライン式成膜装置を採用可能である。インライン式成膜装置では、基板100が装着された基板装着板21が、基板取込室301に取り込まれる。そして、基板装着板21が基板取込室301から処理室302に搬送され、処理室302において成膜処理が行われる。成膜処理後、基板装着板21は処理室302から基板取出室303に搬送され、基板取出室303から基板装着板21が取り出される。なお、成膜装置3が、基板取出室303を備えない、基板取込室301と処理室302からなるインライン式製造装置であってもよい。
なお、例えば成膜装置3がプラズマ化学気相成長(CVD)成膜装置である場合には、基板装着板21はアノード電極として使用される。処理室302内に原料ガスを導入後、基板装着板21とカソード電極間に電力を供給して原料ガスをプラズマ状態にする。形成されたプラズマに基板100を曝すことにより、原料ガスに含まれる原料を主成分とする所望の薄膜が基板100の露出した表面に形成される。原料ガスを適宜選択することによって、シリコン半導体薄膜、シリコン窒化薄膜、シリコン酸化薄膜、シリコン酸窒化薄膜、カーボン薄膜などの所望の薄膜を基板100上に形成することができる。例えば、基板100が太陽電池セルである場合に、アンモニア(NH3)ガスとシラン(SiH4)ガスの混合ガスを用いて、基板100上に反射防止膜や絶縁膜として窒化シリコン(SiN)膜を形成できる。
太陽電池反射防止膜の成膜処理などでは、処理対象の基板100の温度を予め決められた設定温度にした状態で、基板100に膜を形成する。このため、インライン式成膜装置で成膜処理する場合には、処理室302に搬入される前に、基板取込室301において基板100は予備加熱される。つまり、基板取込室301は予備加熱室を兼ねる。そして、設定温度に達した基板100が処理室302に搬入され、成膜処理が行われる。
上記のように、図16に示した成膜処理システムは、太陽電池セルの製造などに好適に使用可能である。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上記では、フェーシング装置1の位置を固定して基板装着板21を移動させる方法を示したが、基板装着板21の位置を固定してフェーシングユニット10を移動させてもよい。例えばレールに取り付けたフェーシングユニット10を移動させて、固定した基板装着板21の堆積膜を削り取る。或いは、基板装着板21とフェーシングユニット10を互いに逆方向に移動させてもよい。これにより、それぞれの移動速度を速めることなく、膜の削除時間を短縮できる。
また、図2には基板装着面210に3つの基板装着領域211が定義されている例を示したが、1つの基板装着面210に定義される基板装着領域211の数は3つに限られず、例えば1つの基板装着面210に定義される基板装着領域211が1つでもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…フェーシング装置
2…移載装置
3…成膜装置
4…搬送装置
5…制御装置
10…フェーシングユニット
11…削除機構
20…ボート
21…基板装着板
30…固定ピン
41…第1の搬送路
42…第2の搬送路
43…第3の搬送路
100…基板
110…削り面
111…削り板
112…ローラー
113…回転装置
200…削除領域
210…基板装着面
211…基板装着領域
212…非装着領域

Claims (20)

  1. 成膜処理対象の基板が装着される基板装着面を有する基板装着板に堆積した膜を除去するフェーシング装置であって、
    前記基板装着面と平行方向に前記基板装着板に対して相対的に移動し、前記基板装着面上に堆積した前記膜に接触して前記基板装着面の少なくとも一部から前記膜を削り取るフェーシングユニット
    を備えることを特徴とするフェーシング装置。
  2. 前記フェーシングユニットが、削り歯が形成された削り面を有する削り板を備え、前記基板装着面上に堆積した前記膜に前記削り面を接触させることによって前記膜を削り取ることを特徴とする請求項1に記載のフェーシング装置。
  3. 前記削り板が、前記基板装着板を挟んで前記削り歯が対向するように配置された2つの前記削り面を有し、前記基板装着板の両面に定義された2つの前記基板装着面にそれぞれ堆積した前記膜を並行して削り取ることを特徴とする請求項2に記載のフェーシング装置。
  4. 前記削り板の位置が前記基板装着板の厚さ方向に一定の範囲で自在に変化する自動調芯機能を有することを特徴とする請求項2又は3に記載のフェーシング装置。
  5. 前記削り歯が、前記削り面に直線状又は曲線状の溝を掘って形成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のフェーシング装置。
  6. 前記削り歯の形状が、前記削り面に格子状の溝を掘って形成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のフェーシング装置。
  7. 前記フェーシングユニットが、表面が粗面であるローラーを備え、前記粗面を前記基板装着面に押し付けることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のフェーシング装置。
  8. 前記フェーシングユニットが、前記基板装着板の移動する方向に沿って前記ローラーを回転させる回転装置を更に備えることを特徴とする請求項7に記載のフェーシング装置。
  9. 前記フェーシングユニットが、前記基板装着板を挟んで対向するように配置された複数の前記ローラーを有し、前記基板装着板の両面に定義された2つの前記基板装着面にそれぞれ堆積した前記膜を並行して削り取ることを特徴とする請求項7又は8に記載のフェーシング装置。
  10. 前記フェーシングユニットを複数備え、複数の前記基板装着板の前記基板装着面のそれぞれに堆積した前記膜を並行して削り取ることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のフェーシング装置。
  11. 基板装着板の基板装着面に搭載された基板に成膜処理を行う成膜処理システムにおいて、
    前記基板を前記基板装着板に移載する移載装置と、
    前記基板装着板に装着された前記基板に薄膜を形成する成膜装置と、
    前記基板が装着されていない前記基板装着面と平行方向に前記基板装着板に対して相対的に移動し、前記基板装着面上に堆積した前記膜に接触して前記基板装着面の少なくとも一部から前記膜を削り取るフェーシングユニットを有するフェーシング装置と、
    前記移載装置、前記成膜装置及び前記フェーシング装置間で前記基板装着板を移動させる搬送装置と
    を備えることを特徴とする成膜処理システム。
  12. 前記フェーシングユニットが、削り歯が形成された削り面を有する削り板を備え、前記基板装着面上に堆積した前記膜に前記削り面を接触させることによって前記膜を削り取ることを特徴とする請求項11に記載の成膜処理システム。
  13. 前記削り板が、前記基板装着板を挟んで前記削り歯が対向するように配置された2つの前記削り面を有し、前記基板装着板の両面に定義された2つの前記基板装着面にそれぞれ堆積した前記膜を並行して削り取ることを特徴とする請求項12に記載の成膜処理システム。
  14. 前記削り板の位置が前記基板装着板の厚さ方向に一定の範囲で自在に変化する自動調芯機能を有することを特徴とする請求項12又は13に記載の成膜処理システム。
  15. 前記削り歯が、前記削り面に直線状又は曲線状の溝を掘って形成されていることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載の成膜処理システム。
  16. 前記削り歯の形状が、前記削り面に格子状の溝を掘って形成されていることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載の成膜処理システム。
  17. 前記フェーシングユニットが、表面が粗面であるローラーを備え、前記粗面を前記基板装着面に押し付けることを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の成膜処理システム。
  18. 前記フェーシングユニットが、前記基板装着板の移動する方向に沿って前記ローラーを回転させる回転装置を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の成膜処理システム。
  19. 前記フェーシングユニットが、前記基板装着板を挟んで対向するように配置された複数の前記ローラーを有し、前記基板装着板の両面に定義された2つの前記基板装着面にそれぞれ堆積した前記膜を並行して削り取ることを特徴とする請求項17又は18に記載の成膜処理システム。
  20. 前記フェーシング装置が前記フェーシングユニットを複数備え、複数の前記基板装着板の前記基板装着面のそれぞれに堆積した前記膜を並行して削り取ることを特徴とする請求項11乃至19のいずれか1項に記載の成膜処理システム。
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