JP2014227222A - 包装袋及び包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】内圧の上昇による包装袋の膨張により,適宜間隔で複数の微細の開孔を徐々に形成して少しずつ蒸気を放出させることで,包装袋内の温度及び圧力を高く維持して高圧調理及び高温調理をすることができる包装袋及び包装体を提供する。
【解決手段】合成樹脂フィルムから成る内層2及び外層3の少なくとも2層をラミネートして積層し,食品を収納して密封する包装体10であって,少なくとも前記外層3にスリット7を形成(7b)すると共に,前記スリット7を被覆する適宜幅で,前記両層をヒートシールしてヒートシール部6を形成し,マイクロ波の誘電加熱による内圧上昇により,前記スリット部の内層2が適宜間隔で開孔8を形成するよう,前記ヒートシール部の少なくとも前記内層2の表面で前記スリット7に対峙して凹凸条41が形成されて成ることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は,食品を収容して密封し,電子レンジ等でのマイクロ波による誘電加熱によって高温・高圧で調理可能とする他,雑貨,医薬品,工業用途など蒸気抜きの機能を生かした包装袋及び包装体に関する。
以下,本発明の実施形態に従って,食品包装袋を例として説明する。
包装袋に食品を密封状態に収納した包装体を電子レンジで加熱調理する際,電子レンジ内で発生するマイクロ波による誘電加熱によって食品に含まれる水分が蒸気となり,密封された包装袋内の内圧が上昇するに伴い包装袋が膨張して,ついには破裂し,食品が飛び散る恐れがある。
このような包装袋の破裂を防ぐために,従来から,加熱前に包装袋を開封したり,包装袋を製造する際に蒸気抜き用の穴や弁などを設けたり,包装袋に圧力負荷部を設け包装袋内部が加圧されたときにその圧力負荷部が自動的に開口する等,加熱により発生した蒸気を包装袋外に放出させる方法又は機構を備えた包装袋及び包装体が提案されている。
一例として,特許文献1には,基材層とイージーピール性を有するシーラント層との積層フィルムから製袋される胴部合掌貼りの包装袋について,その開放端縁をヒートシールする際に,一部のヒートシール帯の幅を狭くすることで,電子レンジによる加熱により包装袋内が所定の内圧に達したときに,その幅の狭い一部のヒートシール帯のみが剥離して,包装袋内の蒸気を放出する機構を備えた包装袋及び包装体が提案されている。
また,特許文献2には,第1フィルム51(基材フィルム51a/シーラント層51b)と第2フィルム52(基材フィルム52a/シーラント層52b/シーラント層52c)とをヒートシールすることにより製造される包装袋であって,図25に示すように,第2フィルム52の基材フィルム52a/シーラント層52bの層構成の部分のみを貫通する,厚み方向に打ち抜きによる小さな開口53を設け,電子レンジによる加熱により,水蒸気が発生して内圧が上昇していき,一定の圧力及び温度にまで達すると,第2フィルム52の開口53の個所のシーラント層52cが袋の外側に膨れてからポンと破れて包装袋内の蒸気を放出する機構を備えた包装袋及び包装体が提案されている。
特許第4384317号公報 特許第3942709号公報
しかしながら,従来の包装袋では,所定の内圧に達したときに包装袋の一部が開口し,包装袋内の蒸気を放出させることで,膨張した包装袋が破裂して食品が飛び散ることを防止できるが,開口した後は急激に蒸気が放出されるため,必要以上に内圧低下及び温度低下を招くことになり,包装袋の開口後は,所望の高圧調理及び高温調理をすることができなかった。
また,蒸らしを必要とする食品を収容する場合,包装袋の開口により直ちに蒸気が放出されてしまい,蒸気が包装袋内に滞留しないため,蒸気による加熱蒸らし効果が低減する。
また,近年においては,蒸籠や補水を必要とする商品を包装袋に収容したまま電子レンジで加熱調理することで,タジン鍋のように,蒸気が充満し,包装袋表面に付着した水蒸気が再び底面に戻ることで,素材の水分のみで調理可能となり,素材の持つ旨味や栄養分をそのまま味わえるようにすることができる包装袋が望まれている。
また,生の冷凍食材を収容した包装袋を電子レンジで加熱した場合,マイクロ波は凍った部分には効果が少なく,素材の中心に熱が通り難い。そこで,高温・高圧調理によって加熱ムラを最小限に抑えることができ,一度しか熱を通していない,できたて食感のある商品開発が可能となる包装袋が望まれている。
そこで,本発明の目的は,内圧の上昇による包装袋の膨張により,適宜間隔で複数の微細の開孔を徐々に形成して少しずつ蒸気を放出させることで,包装袋内の温度及び圧力を高く維持して高圧調理及び高温調理をすることができる上,蒸らしを必要とする食品に対しても充分な蒸らし効果を発揮する包装袋及び包装体を提供するものである。
上記目的を達成するために本発明の包装袋1及び包装体10は,合成樹脂フィルムから成る内層2及び外層3の少なくとも2層をラミネートして積層し,食品を収納して密封する包装体10であって,
少なくとも前記外層3にスリット7を形成(7b)すると共に,前記スリット7を被覆する適宜幅で,前記両層をヒートシールしてヒートシール部6を形成し,マイクロ波の誘電加熱による内圧上昇により,前記スリット部の内層2が適宜間隔で開孔8を形成するよう,前記ヒートシール部の少なくとも前記内層2の表面で前記スリット7に対峙して凹凸条41が形成されて成ることを特徴とする(請求項1)。
MD方向又はTD方向のいずれかを長手方向とするスリット7を前記内外両層2,3に形成(7a,7b)すると共に,前記内層2の前記スリット7aを溶融接着したものとしてもよい(請求項2)。
また,前記外層3が二軸延伸フィルムから成り,前記内層2が無延伸フィルムであることが好ましい(請求項3)。
また,前記内外層の表面に凹凸条41の表面を有するヒートシールカバーを介して,ヒートシールし,前記ヒートシール部6に前記凹凸条41が転写されて成るものとしても良い(請求項4)。
前記ヒートシール部6は,前記スリット7の長手方向両端に3〜7mmの間隔を有する面積を有することが好ましい(請求項5)。
前記開孔8は,前記マイクロ波の誘電加熱による内圧上昇により,前記内層が前記スリット7の直交方向に適宜間隔を介して,前記スリット7の幅方向に開口するように形成することができる(請求項6)。
以上説明した構成により,本発明の包装袋1及び包装体10は以下の顕著な効果を得ることができた。
本発明の包装袋1に食品を収容して,電子レンジ等のマイクロ波で誘電加熱すると,包装袋1内の温度の上昇と共に,食品から水分が蒸発して内圧が増加し,これにより包装袋1が膨張し始め,前記外層3のスリット7が拡がり,また,前記ヒートシール部6の前記内層2の凹凸条41のうち,凹条部が伸ばされることにより略長円状の薄膜部42となって,さらに内圧が増加することでこの伸びきった前記略長円状の薄膜部42から徐々に開孔していくことで,包装袋1の内圧を維持しながら蒸気を少しずつ抜くことができた。
このため,本発明の包装袋1を使用することで,包装袋1は破裂せずに,電子レンジ等で所望の高温・高圧調理をすることができた。
また,前記開孔8は適宜間隔で発生し,また,徐々に拡がって微細なピンホール9を形成するため,前記ピンホール9形成の際に音が発生しない。
また,包装袋1に収容された食品の蒸気発生量に応じて前記開孔8の発生数が変動するため,包装袋1の破裂を防ぐための必要最小限の蒸気を抜くことができ,包装袋1には多量の蒸気が滞留させることができ,充分な加熱蒸らし効果を発揮することができた。
加圧,加熱調理終了後は,内層2の収縮とともに前記ピンホール9が収縮するため,包装袋1の内面に付着した水滴等は,前記ピンホール9との間で表面張力が働き,前記ピンホール9から液漏れ等が発生し難い。
本発明の包装袋の一実施例を示す概略正面図。 図1の包装袋を構成する積層フィルムの層構成を示した概略断面図。 包装袋にスリットを形成する方法を示す図。 包装袋をヒートシールする方法の一例を示す図。 誘電加熱により本発明の包装袋に開孔の発生を示す図であり,(a)〜(d)は断面図。 誘電加熱により本発明の包装袋に開孔の発生を示す図であり,(a)〜(c)は正面図。 ロール状に巻回した本発明の包装袋用の積層フィルムを示す図。 本発明の包装袋をピンホールテスターで検査する状態を示す図。 包装袋の異常を知らせるピンホールテスターを示す図。 温度測定装置の概略図。 実施例1の温度測定結果を示すグラフ。 実施例2の温度測定結果を示すグラフ。 実施例3の温度測定結果を示すグラフ。 比較例1の温度測定結果を示すグラフ。 比較例2の温度測定結果を示すグラフ。 比較例3の温度測定結果を示すグラフ。 比較例4の温度測定結果を示すグラフ。 比較例5の温度測定結果を示すグラフ。 圧力側定装置の概略図。 実施例1〜3の圧力測定結果を示すグラフ。 比較例1〜3の圧力測定結果を示すグラフ。 電子レンジによる加熱処理(以下,「レンジアップ」という。)後の本発明の包装袋の開孔の状態を示す拡大図。 レンジアップ後の本発明の包装袋の開孔の状態を示す拡大図。 レンジアップ後の本発明の包装袋の開孔の状態を示す拡大図。 従来の包装袋の断面図。
次に,本発明の実施形態を,添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の包装袋1又はその内部に食品を収容した包装体10は,後述する図1及び図2に示すように,合成樹脂フィルムから成る内層2及び外層3のここでは2層から成るフィルムを積層し,後述のスリット部5を形成した積層フィルム4から製袋される。
〔外層〕
前記外層3には,耐熱性,気密性を有する合成樹脂フィルムを使用することが好ましく,そのような合成樹脂として,例えば,ナイロン(NY),ポリエチレンテレフタレート(PET)等が挙げられる。
また,応力強化のために一軸延伸又は二軸延伸したフィルムが好ましく,例えば,二軸延伸ナイロン(ONY),二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(OPET),二軸延伸ポリプロピレン(OPP)等といった二軸延伸フィルム全般が好適である。
また,上述した二軸延伸フィルムに,シリカ蒸着,アルミナ蒸着,バリアコート剤の塗工等のように,バリア加工を施して使用しても良い。
〔内層〕
前記内層2には,ヒートシール機能を有する,つまり熱融着性を有する合成樹脂フィルムが使用され,本発明ではオレフィン系無延伸フィルムが好適である。この熱融着性を有する合成樹脂として,直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE),低密度ポリエチレン(LDPE),中密度ポリエチレン(MDPE),高密度ポリエチレン(HDPE)などのポリエチレン,未延伸ポリプロピレン(CPP)等が挙げられる。
また,内層2に使用される合成樹脂フィルムは,応力により伸長しやすいフィルムであることが好ましく,例えば未延伸フィルムであることが好ましいが,これに限定されない。
〔内層と外層の融点〕
また,本発明では,前記内層2に使用される合成樹脂フィルムは,後述するように内層2を熱融着させる際に,外層3が融着しないように,前記外層3の融点より低い融点を有するものが使用される。特に,外層3と内層2の融点差が50℃以上離れていると,加工する上で好適である。
本発明における好適な例として,外層3に使用される合成樹脂フィルムの材料として,215〜225℃の融点を有する二軸延伸ナイロン(ONY),又は265℃の融点を有するポリエチレンテレフタレート(PET)を使用する場合は,内層2に使用される合成樹脂フィルムの材料として,105〜115℃の融点を有する低密度ポリエチレン(LDPE),110〜130℃の融点を有する中密度ポリエチレン(MDPE),125〜130℃の融点を有する直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE),135〜150℃の融点を有する高密度ポリエチレン(HDPE),135〜165℃の融点を有する無延伸ポリプロピレン(CPP)が選択される。
〔積層〕
前記内層2と前記外層3との積層には,例えば,ドライラミネート,押出しラミネート,共押出などの方法を使用することが可能である。
〔スリット部〕
後述の図1に示すように,本発明の包装袋1及び包装体10は,加熱による包装袋1の内圧の上昇により前記内層2に形成した前記スリットに対峙する後述凹凸条が前記スリット7の直交方向に適宜間隔で,開孔して蒸気を開放するスリット部5を有する。なお,このスリット部5は複数設けても良いが,製袋する際の周縁のヒートシール上には形成しない。
図1に示すように,スリット部5は,外層3のみに形成されたスリット7と,このスリット7の周縁を囲む方形のヒートシール部6とからなり,また,このヒートシール部6には凹凸条41が形成されている。
このスリット部5の形成方法は,本実施形態においては,図3に示すように,製袋する前の内層2と外層3とを積層した積層フィルム4に,前記内層2及び前記外層3を貫通するようにスリット刃11で,MD(シート巻き取り)方向を長手方向としてスリット7を形成し,次に,図4に示すように,前記スリット7を含むスリット周縁を前記積層フィルム4の表裏両面から凹凸状の表面を有するヒートシールバー12a,12bで挟み,前記内層2は溶融するが外層3が溶融しない程度の温度でヒートシールして,前記内層2のスリット7のみを熱融着により塞ぎ,スリット7を被覆する適宜幅のヒートシール部6を形成する。なお,前記ヒートシールバー12a,12bによるヒートシールは,正面視においてスリット7がヒートシール部6の中央に位置するように行うことが好ましい。
また,前記ヒートシールバー12a,12bには,前記積層フィルム4との接触面に凹凸条が形成されているため(図示せず),前記積層フィルム4の前記ヒートシール部6に凹凸条41が転写されるが,少なくとも内層2に凹凸条を転写する。なお,前記ヒートシールバー12a,12bの前記積層フィルム4との接触面に,凹凸条の表面を有するヒートシールカバーで覆って,前記積層フィルム4の少なくとも内層2に凹凸条41を転写しても良い。前記ヒートシールカバーは,凹凸条が付されたテフロン(登録商標)製のシートを使用することが好ましい。
また,スリット部5の他の形成方法としては,製袋する前の内層2と外層3とを積層した積層フィルム4に,炭酸ガスレーザーを照射して,外層3にのみスリット7を形成した後,このスリット7を含むスリット周縁を前記積層フィルム4の表裏両面から凹凸状の表面を有するヒートシールバー12a,12bで挟み,前記スリット7を被覆する適宜幅のヒートシール部6を形成する方法がある。
上述の炭酸ガスレーザーの照射により,外層3にのみスリット7を形成する加工メカニズムは,外層3にナイロン等の炭酸ガスレーザーの吸収性の強いフィルムを使用し,内層2にポリエチレン等の炭酸ガスレーザーの吸収性の弱いフィルムを使用し,この外層3と内層2を積層した積層フィルム4に炭酸ガスレーザーを照射しつつ,このレーザー又は積層フィルム4を直線方向に移動させると,吸収性の強い外層3のみが溶融して蒸発し直線状のスリット7が形成されるが,吸収性の弱い内層2は炭酸ガスレーザーが吸収しないため溶融せずスリット7が形成されない。
さらに,スリット部5の他の形成方法としては,前記内層2と前記外層3とを積層する前に,外層3にのみスリット刃11等でスリット7を形成し,その後,内層2とラミネートして積層フィルム4とし,前記スリット7を含むスリット周縁を前記積層フィルム4の表裏両面から凹凸状の表面を有するヒートシールバー12a,12bで挟み,前記スリット7を被覆する適宜幅のヒートシール部6を形成する方法がある。
なお,前記内層2と前記外層3とをラミネートする際に,後述する内層2に開孔8が発生する部分とその他の部分とでラミネート強度に差をつけることが好ましい。
なお,上述のスリット7はMD方向を長手方向として形成されているが,TD方向を長手方向としてスリット7を形成しても良い。
前記スリット7の長さは,マイクロ波による加熱調理時における包装袋に収容された食品から発生する蒸気圧に合わせて調整することが可能であり,例えば,比較的小さいサイズの包装袋や蒸気の抜けやすさを求める場合はスリット7を伸ばすことができるが,好ましくは5〜200mm,より好ましくは,30〜70mmである。
前記ヒートシール部6の大きさは,前記スリット7を被覆する適宜面積を有していれば特に限定されないが,スリット7の長手方向両端に3〜7mmの間隔を有するものが好適である。また,ヒートシール部6の形状は方形が好ましいが,特に限定されない。
〔スリット部の作用〕
次に,本発明の包装袋1に食品を収容して電子レンジ等のマイクロ波による誘電加熱した場合における前記MD方向に形成したスリット部7の作用を示す図5(a)〜(d)及び図6(a)〜(c)を参照して説明する。
図5(a)及び図6(a)に示すように,スリット7が閉じている状態の前記スリット部5を有する本発明の包装袋1に,食品を収容して加熱すると,包装袋1内の温度の上昇と共に,食品から水分が蒸発し内圧が増加していき,図5(b)に示すように,包装袋1が膨張し始める。そして,温度がさらに上昇することにより発生する蒸気量も増加し,外層3のスリット7がスリットの直交方向,ここでは,TD方向に拡がり,また,内層2の凹凸条41のうち凹条がTD方向に伸ばされることにより,後述する図24に示すように,略長円状の薄膜部42が発生し,内圧のさらなる増加により,この伸びきった前記略長円状の薄膜部42から開孔8が発生し,これが拡がることで,図6(b)及び図5(c)に示すように,微細なピンホール9が形成される。
前記開孔8は適宜間隔で発生し,また,徐々に拡がっていくものであるため,包装袋1の内圧を維持しながら蒸気を抜くことができ,さらに,前記ピンホール9の形成の際に音が発生しない。
また,一つ一つの前記ピンホール9の大きさは微小であり,また,包装袋1に収容された食品の蒸気発生量に応じて前記開孔8の発生数が変動するため,包装袋1の破裂を防ぐための必要最小限の蒸気が放出される。
加熱調理終了後は,図5(d)及び図6(c)に示すように,内層2の収縮とともに前記ピンホール9が小さくなるため,包装袋1の内面に付着した水滴等は,前記ピンホール9との間で表面張力が働き,前記ピンホール9から液漏れ等は発生し難い。
なお,上述した実施形態では,スリット7をMD方向に設けているが,これに限定されず,実施に応じて,MD又はTD方向に所定の角度で,すなわち,斜めにスリットを形成することができる。この場合上述した作用についても同様に適応できる。
〔包装袋,包装体〕
先にも述べたとおり,図1及び,図2に示すように,本発明の包装袋1又はその内部に食品を収容した包装体10は,合成樹脂フィルムから成る前記内層2及び前記外層3をラミネートして積層し,前記スリット部5が形成された積層フィルム4から製袋される。なお,本発明の包装袋1の形状は,特に限定されず,3方平袋,合掌平袋,スタンディングパウチ等が挙げられる。
また、包装袋1内への食品の収容は、製袋時に行ってもよく、製袋後に行ってもよい。
〔製造〕
本発明の包装袋1の製造方法は特に限定されないが,一例としては,あらかじめ所定の印刷を施した外層3と,内層2とをドライラミネートして長尺帯状の積層フィルム4を製造し,そして,この積層フィルム4に,本実施形態では,スリット刃11でMD方向にスリット7を形成し,このスリット7の周縁をヒートシールすることで上述のスリット部5を形成し,このスリット部5が形成された積層フィルム4をピンホールテスター21にかけて,内層2のスリットの熱融着状態をチェックした後,ロール状に巻装する。そして,図7に示すように,このロール状に巻装された積層フィルム4を一定長さ毎に繰り出しながら,製袋機等で所定の形状の包装袋1に製袋する方法がある。
上記ピンホールテスター21は,図8,図9に示すように,ピンホールテスター21とアース線22の間に積層フィルム4を挿入し,ピンホールテスター21からアース線22に向けて,積層フィルム4を破壊せず空気の絶縁だけを破壊する程度の電圧で放電24を行うものである。ここで,上述したヒートシールバー12a,12bによる内層2のスリット7の熱融着が充分でなく,内層2にスリット7bに連通して形成された通孔17(7a)が残存する場合は,図9に示すように,放電24が起きて電流が流れ,放電24を検知した付属の表示器23が異常を知らせる。一方,内層2に前記通孔17(7a)が存在しない場合は,図8に示すように,放電24が起きないため電流が流れず,付属の表示器23は検知しない。
次に実施例を挙げて,本発明をさらに詳細に説明する。
図1は,本発明の包装袋1の一実施例を示した概略正面図である。図2は,図1の包装袋1を構成する積層フィルム4の層構成を示した拡大図である。
この包装袋1は,厚み50μmのLLDPEフィルムを使用した内層2と,厚み25μmのONYを使用した外層3とをドライラミネートして積層フィルム4を得た後,この積層フィルム4に,スリット刃11によりMD方向に,内層2及び外層3を貫通するようにスリット7を形成しこのスリット7を含む周縁を表裏両面から,凹凸条の表面を有するテフロンシートで覆われたヒートシールバー12a,12bで挟み,前記内層2は溶融するが外層3が溶融しない程度の温度でヒートシールをし,前記内層2に形成されたスリット7のみを塞ぎ,また前記内層2に,テフロン製の前記ヒートシールカバーの凹凸条41を転写して,スリット部5を形成した後,巻装する。そして,図7に示すように,このスリット部5が形成された積層フィルム4を巻装したものを,一定長さ繰り出した後カットし,前記スリット部5を有する積層フィルム4を外層3が外側になるように折り曲げ(図7の破線を山折り),その折り曲げ部分の1辺と,この折り曲げ部分の両端から垂直方向にのびる2辺との3辺をヒートシールして3方平袋に形成したものである。
上述のように形成される3方平袋について,サイズ(横×縦)が150×160mmの包装袋を実施例1とし,同様にサイズが135×220mmの縦に長い長方形タイプの包装袋を実施例2とし,サイズが200×210mmの大きめの包装袋を実施例3とし,後述する温度測定,圧力測定を行った。
比較例1
比較例として,包装袋を使用せず,容器に水を入れたもの(大気中下)を比較例1とした。
比較例2
また,層構成をONY♯15/印刷/接着剤/セミレトルト用CPP♯60とした積層フィルムから成る,サイズが130×245mmの平袋タイプの包装袋であって,一部のシール部をイージーピールシーラントを挟むことで他のシール部よりも弱いシール強度とし,電子レンジ等の加熱により包装袋内が所定の内圧に達したときに,前記イージーピールシーラントを有する一部のシール部がシール後退して開口(剥離)し,包装袋内の蒸気を放出する機構を備えた包装袋を比較例2とした。 なお,前記開口面積は約30mm2である。
比較例3
また,層構成をONY♯15/印刷/接着剤/LLD♯30/LLD♯15とした積層フィルムから成る,サイズが170×250mmの包装袋であって,該包装袋中央にLLD♯15の層のみから成る直径6mmの蒸気抜き部があり,電子レンジ等の加熱により水蒸気が発生して内圧が上昇していき,ある圧力及び温度にまで達すると,前記蒸気抜き部が袋の外側に膨れてからポンと破裂して,直径約3mmの穴が開き,包装袋内の蒸気を放出する機構を備えた包装袋を比較例3とした。
また,他の電子レンジ用加熱容器として,耐熱PPを使用した満水容量2.3リットルのMEYER社製の電子レンジ用圧力鍋を比較例4,シリコンを使用したルクレ社製のスチームケース(登録商標)を比較例5とした。
〈温度測定〉
図10に示すように,耐熱容器33の底にマイクロ波を遮断して水の温度のみ計測できる温度データロガー32を両面テープ(図示せず)で固定し,150ccの水を充填して,これを上述の実施例1〜3,比較例2〜3の包装袋で実包したもの,また,比較例4〜5に収容したものを電子レンジ内に入れてマイクロ波で誘電加熱し,前記耐熱容器内の水の温度の変化を測定した。なお,測定に際しては,10分以上時間を空け,電子レンジ内の温度を下げてから行うものとし,電子レンジのターンテーブルの熱の影響を受けないよう,冷めた断熱皿に載せて実施した。
前記データロガー32は120℃までの温度変化を秒単位で記録することができる。
〈結果及び考察〉
実施例1〜3の測定結果を図11〜13に,比較例1〜5の測定結果を図14〜18に示す。
実施例1の温度測定の結果は,図11に示すように,最高沸点が104.0℃まで達し,水の温度が100℃に到達した後の安定領域での平均温度(以下,安定領域平均温度という。)は103.8℃であった。また,包装袋のサイズが一番小さいためか全測定結果の中で一番沸点が高い結果となった。
実施例2の温度測定の結果は,図12に示すように,最高沸点が104.0℃まで達し,安定領域平均温度は103.0℃であった。また,実施例1よりサイズが大きいが,縦長なのでマイクロ波発生源に近い部分ができ,温度の立ち上がりが速くなったと考えられる。
実施例3の温度測定の結果は,図13に示すように,最高沸点が104.0℃まで達し,安定領域平均温度は103.0℃であった。実施例3の包装袋はサイズが大きい分,圧力の立ち上がりが遅くなるため温度の立ち上がりも他の実施例と比べて遅くなった。また,最高沸点は一瞬であった。
比較例1の温度測定の結果は,図14に示すように,最高沸点が101.0℃まで達し,安定領域平均温度は100.8℃であった。なお,比較例1は包装袋を使用しない大気中下での誘電加熱であるが,電子レンジ内に滞留する蒸気や圧力によって,100℃以上の沸点になったと考えられる。
比較例2の温度測定の結果は,図15に示すように,最高沸点が101.0℃まで達し,安定領域平均温度は101.0℃であった。比較例2の包装袋が開口するまでは蒸気が滞留するため,温度の立ち上がりは大気中の比較例1に比べて早い。また,比較例1と比べて,早く安定領域に入った。また,比較例2は,大気中下の比較例1に比べれば,蒸らし効果があるといえる。
比較例3の温度測定の結果は,図16に示すように,最高沸点が101.5℃まで達し,安定領域平均温度は101.5℃であった。比較例2の平袋よりも蒸気を放出する穴(蒸気口)の大きさが制限されるので,蒸気が滞留するため最高沸点が比較例2と比べて0.5℃高くなっている。
比較例4の温度測定の結果は,図17に示すように,最高沸点が107.0℃まで達し,安定領域平均温度は106.5℃であった。比較例4の圧力鍋は容積が大きいため,加熱に時間が掛かるが,厚手のPPのために高圧力をかけられ,高い沸点となっている。
比較例5の温度測定の結果は,図18に示すように,最高沸点が101.5℃まで達し,安定領域平均温度は101.0℃であった。測定結果は,比較例3とほぼ同等であった。
以上のように,本発明の実施例1〜3は,最大で沸点が104.0℃と,高い数値を出すことができた。つまり,本発明の包装袋1は,冷凍食品のようなマイクロ波が入り難いため中心を加熱するには先ず外側から加温する必要がある凍った状態のものを収容する場合に,効果的であると考えられる。
〈圧力測定〉
次に,図19(a)に示すように,水100ccが入った耐熱容器33を実包した実施例1〜3,比較例2〜3の包装袋の一部に直径3mmの穴を開け,図19(b)に示すように,穴の開いたフィルム表裏のそれぞれにゴムパッキン38,38を当てて,このゴムパッキン38,38を挟むようにプラスチックボルト36とプラスチックナット37とを締め付ける。
また,前記プラスチックボルト36には,上下を貫通する直径1mmの穴が設けられており,圧力センサー(図示せず)に通じるホース35を通すことができる。
なお,前記圧力センサーには,データログ機能が無いので,内圧がMAXになった時及び,レンジアップ終了までの数値の推移を測定記録した。
〈結果及び考察〉
図20は,実施例1〜3の測定結果を示し,図21は,比較例1〜3の測定結果を示す。
図20及び,図21より,本発明の実施例1〜3の方が蒸気抜け後も高い圧力を維持していることが確認できた。また,ボイルシャルルの法則から,包装袋内の圧力が高まれば温度も上昇して沸点が上がると予想されるが,上述の温度測定の結果と共に,実測値においても確認できた。なお,上記圧力測定方法においても圧力損失があるものと考えられるため,実際の値は,測定結果で得られた数値よりも高いものと考えられる。
また,上述の温度測定の結果と共に,比較例2〜3の包装袋でも蒸気が多少は滞留することが確認されたが,実施例1〜3は,より大量の蒸気が滞留することが確認され,充分な加熱蒸らし効果が期待できることが分かった。
〈スリット部〉
次に,本発明の包装袋の実施例をレンジアップして,スリット部5の状態について観察した。
図22は,水100ccを充填した容器を収容した本発明の実施例の包装体を電子レンジのマイクロ波による誘電加熱した後のスリット部5の状態を示す拡大図である。
外層3のスリット7が拡がり,内層2に複数の微細なピンホール9が適宜間隔で複数形成されていることが確認できる。
図23は,濡れティッシュを収容した本発明の実施例の包装体を誘電加熱した後のスリット部5の状態を示す拡大図である。
複数のピンホール9が,適宜間隔で複数形成されていることが確認できるが,ピンホール9の数が少ないことが確認できる。これから,本発明のスリット部5は,発生する蒸気の量に応じて,開孔8の発生数が変化することが確認でき,また,このため必要以上に蒸気を包装袋外に放出させないことが確認できる。
なお,外層3と内層2との積層に用いるラミネート接着剤の強度を通常より弱くした積層フィルム4のスリット部5を有する本発明の包装袋1をレンジアップさせたところ,外層3はTD方向に通常の3倍程度拡がり,また,内層2の凹条が本実施形態では,TD方向に延ばされることで略長円状の薄膜部42となり,内圧によって開孔が発生し蒸気が放出されることが確認されたが,そのレンジアップ後の状態を示す拡大図を図24に示す。図24に示されるように,内層2に上述の複数の略長円状の薄膜部42を確認することができる。
本発明の包装袋1及び包装体10によれば,高温・高圧下による調理が可能となるため,調理に要する時間が短縮されるため,エネルギーが節約でき,また,食品のビタミン・ミネラルなどの栄養素や食材の味・香りを損ない難い。
また,マイクロ波による誘電加熱と蒸気の両方で調理するため,冷凍食品でも加熱ムラ無く仕上げることができる。
特に,本発明の包装袋は必要最小限の蒸気のみを放出するため,包装袋内に蒸気が充満し,収容された食品の表面に高圧の蒸気が触れており,また,フィルムに付着した蒸気は水滴となって底に落ちるため,乾燥を防ぐことができ,余計な水分が不要となり,また,袋表面に付着した水蒸気が再び底面に戻るので,蒸籠や補水を必要とする商品であっても,素材の水分のみで調理可能となり,素材の持つ旨味や栄養分をそのまま味わえる。
また,マイクロ波は凍った部分には効果が少なく,素材の中心に熱が通り難いが,本発明の包装袋及び包装体による高温高圧調理によって,加熱ムラを最小限に抑えることができ,これにより,生の冷凍食材から調理する,一度しか熱を通していない,できたて食感のある商品開発が可能となる。
また,上述した特殊な蒸気抜き機能を有する本発明の包装袋1は,食品以外にも,雑貨,医薬,工業用途として使用可能である。
前記雑貨用途としては,例えば,手を汚さずに電子レンジで加熱したいもの,蒸気と一緒に揮発性のある洗浄剤を電子レンジ内に充満させて汚れを取り易くする等の用途があり,前記医薬用途としては,例えば,医薬を本発明の包装袋に収容して包装袋を開封せずに電子レンジで加熱加温する用途があり,前記工業用途としては,例えば,袋が膨張しても任意の箇所から安全に気圧を抜く用途があり,一例として,携帯電話のリチウム電池の外装袋として使用し,異常加熱で膨張した際に破裂を抑えて電解液の飛び散りを防ぐ,また電解液を安全な位置から排出する等の用途がある。
1 包装袋
2 内層
3 外層
4 積層フィルム
5 スリット部
6 ヒートシール部
7 スリット
7a 内層のスリット
7b 外層のスリット
8 開孔
9 ピンホール
10 包装体
11 スリット刃
12a ヒートシールバー
12b ヒートシールバー
13 ノッチ
14 蒸気
15 蒸気
17 通孔
21 ピンホールテスター
22 アース線
23 表示器
24 コロナ放電
31 断熱素材の皿
32 データロガー
33 耐熱容器
34 圧力センサー
35 ホース
36 プラスチックボルト
37 プラスチックナット
38 ゴムパッキン
41 凹凸条
42 略長円状の薄膜部
51 第1フィルム
51a 基材フィルム
51b シーラント層
52 第2フィルム
52a 基材フィルム
52b シーラント層
52c シーラント層
53 開口

Claims (6)

  1. 合成樹脂フィルムから成る内層及び外層の少なくとも2層をラミネートして積層し,食品を収納して密封する包装体であって,
    少なくとも前記外層にスリットを形成すると共に,前記スリットを被覆する適宜幅で,前記両層をヒートシールしてヒートシール部を形成し,マイクロ波の誘電加熱による内圧上昇により,前記スリット部の内層が適宜間隔で開孔を形成するよう,前記ヒートシール部の少なくとも前記内層表面で前記スリットに対峙して凹凸条が形成されて成る包装袋及び包装体。
  2. MD方向又はTD方向のいずれかを長手方向とするスリットを前記内外両層に形成すると共に,前記内層の前記スリットを溶融接着して成ることを特徴とする請求項1記載の包装袋及び包装体。
  3. 前記外層が二軸延伸フィルムから成り,前記内層が無延伸フィルムであることを特徴とする請求項1又は2記載の包装袋及び包装体。
  4. 前記内外層の表面に,凹凸条の表面を有するヒートシールカバーを介して,ヒートシールし,前記ヒートシール部に前記凹凸条が転写されて成ることを特徴とする請求項1記載の包装袋及び包装体。
  5. 前記ヒートシール部は,前記スリットの長手方向両端に3〜7mmの間隔を有する面積を有することを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の包装袋及び包装体。
  6. 前記開孔は,前記内層が前記スリットの直交方向に適宜間隔を介して,前記スリットの幅方向に開口して形成されることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の包装袋及び包装体。

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