JP2014226677A - パルスアーク溶接の出力制御方法 - Google Patents

パルスアーク溶接の出力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パルスアーク溶接において、ピーク期間Tp、ピーク電流Ip等のパルスパラメータを最適値に安定して自動調整する。【解決手段】溶接ワイヤを送給し、ピーク期間Tp中のピーク電流Ip及びベース期間Tb中のベース電流Ibの通電を1パルス周期Tfとして繰り返して溶接するパルスアーク溶接の出力制御方法において、パルス周期Tfごとに、溶接ワイヤと母材との短絡の発生時期(時刻t21)を検出し、単位時間当たりの短絡発生時期の分布を表す指標を算出し、この指標に基づいて溶接電流Iwの波形におけるピーク期間Tp、ピーク電流Ip等のパルスパラメータを自動調整する。これにより、単位時間ごとに短絡発生時期の分布を統計的に処理した値を自動調整に使用するので、溶滴移行タイミングがばらつきを有していても、パルスパラメータの自動調整を安定して行うことができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、溶接ワイヤを送給し、ピーク期間中のピーク電流及びベース期間中のベース電流の通電を1パルス周期として繰り返して溶接するパルスアーク溶接の出力制御方法に関し、特に短絡発生時期に基づいたパルス波形の適正化に関するものである。
溶接ワイヤを一定の速度で送給し、ピーク期間中のピーク電流及びベース期間中のベース電流を1パルス周期とするパルス波形の溶接電流を通電してアークを発生させて溶接する消耗電極式パルスアーク溶接方法が広く使用されている。このパルスアーク溶接方法は、鉄鋼、アルミニウム等の種々の金属材料に対して、スパッタ発生量の少ない高品質の溶接を高効率に行うことができる。
図5は、消耗電極式パルスアーク溶接における一般的な電流・電圧波形図である。同図(A)はアークを通電する溶接電流Iwの波形を示し、同図(B)は溶接ワイヤと母材との間に印加する溶接電圧Vwの波形を示す。以下、同図を参照して説明する。
時刻t1〜t2のピーク期間Tp中は、同図(A)に示すように、傾斜を有して立上り、溶滴を形成し移行させるために臨界値以上のピーク電流Ipが通電し、同図(B)に示すように、傾斜を有して立上り、アーク長に比例したピーク電圧Vpが印加する。時刻t2〜t3のベース期間Tb中は、同図(A)に示すように、傾斜を有して立下り、溶滴を形成しないために臨界値未満のベース電流Ibが通電し、同図(B)に示すように、傾斜を有して立下り、アーク長に比例したベース電圧Vbが印加する。時刻t1〜t3を1パルス周期Tfとして繰り返して溶接が行われる。
溶接ワイヤが直径1.2mmの鉄鋼ワイヤである場合、ピーク電流Ip=450〜500A、立上りを含むピーク期間Tp=1.5〜2.0ms、パルス周期Tf=4.0〜10.0ms、ベース電流Ib=30〜70A、立上り期間及び立下り期間=0.5〜1.0ms程度に設定される。
ピーク期間Tp中は、溶接ワイヤの先端が溶融されて溶滴が成長すると共に、溶滴の上部にピンチ力によるくびれが次第に形成される。そして、時刻t2にベース期間Tbに入り、溶接電流Iwが立ち下ってベース電流Ibに収束した直後の時刻t21において、溶滴が溶融池に移行する。この移行時には、溶滴が細長く伸びた形状になり溶融池と接触するので、短時間(多くは0.2ms未満)の短絡が発生する。したがって、同図(B)に示すように、時刻t21において、溶接電圧Vwが略0Vとなり、短絡が発生している。同図(A)に示す溶接電流Iwには変化はなく、ベース電流Ibのままである。但し、短絡期間が基準時間(例えば1ms)以上になると、短絡を早期に解除するために、溶接電流Iwを次第に増加させる制御が行われる。以上のことから、短絡の発生を検出することによって、溶滴移行のタイミングを検出することができる。
パルスアーク溶接を含む消耗電極式アーク溶接では、溶接中のアーク長を適正値に維持することが良好な溶接品質を得るために重要である。このアーク長制御は、以下のように行われる。同図(B)に示す溶接電圧の平均値Vavはアーク長に略比例する。このために、溶接電圧平均値Vavを検出し、この溶接電圧平均値Vavが適正アーク長に相当する値に設定された溶接電圧設定値Vr(図示は省略)と等しくなるように、上記のパルス周期Tf(周波数変調制御)、ピーク期間Tp(パルス幅変調制御)又はピーク電流Ip(ピーク電流変調制御)をフィードバック制御によって変化させている。上記のベース電流Ibは所定値に設定される。
周波数変調制御では、ピーク期間Tp及びピーク電流Ipがパルスパラメータとなり、所定値に設定される。そして、パルス周期Tf(ベース期間Tb)がフィードバック制御される。
パルス幅変調制御では、パルス周期Tf及びピーク電流Ipがパルスパラメータとなり、所定値に設定される。そして、ピーク期間(パルス幅)Tpがフィードバック制御される。
ピーク電流変調制御では、ピーク期間Tp及びパルス周期Tfがパルスパラメータとなり、所定値に設定される。そして、ピーク電流Ipがフィードバック制御される。
上記の溶接電圧平均値Vavは、溶接電圧Vwを検出してローパスフィルタ(カットオフ周波数1〜10Hz程度)に通すことによって検出される。
各変調制御において、パルスパラメータは、1パルス周期中に1つの溶滴が移行するいわゆる1パルス周期1溶滴移行状態になるように適正値に設定される。特に、溶滴移行のタイミングが、ピーク期間Tpの終了時点から立下り期間を経て所定期間内で行われるときは、パルスパラメータが最適値に設定されたときである。
上記のパルスパラメータの最適値は、JIS規格が同一の溶接ワイヤであっても、溶接ワイヤの銘柄に応じて異なる値となる。さらには、給電チップ・母材間距離(トーチ高さ)、送給速度、溶接速度等によって最適値は変化する。このために、パルスパラメータを最適値に自動調整する制御が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1の発明では、溶接ワイヤと母材との短絡を検出し、この短絡発生時期がパルス周期に対して、早期領域か適正領域か後期領域かを判断し、この判断に基づいてパルスパラメータを自動調整するものである。例えば、自動調整する対象となるパルスパラメータとしてピーク期間Tpを選択した場合、第n回目のパルス周期における短絡発生時期が早期領域であったときはピーク期間Tpを0.1msだけ短くし、第n+1回目のパルス周期における短絡発生時期が適正領域であったときはピーク機関Tpはそのままの値を維持する。また、第m回目のパルス周期における短絡発生時期が後期領域であったときはピーク機関Tpを0.1msだけ長くする。n及びmは、正の整数である。このようにして、パルスパラメータの自動調整を行う。
特許第2973714号公報
上述した従来技術では、パルス周期ごとに短絡発生時期を検出することによって溶滴移行タイミングを検出し、この短絡発生時期がパルス周期に対して早期領域か、適正領域か又は後期領域かを判断し、この判断に基づいてパルスパラメータを自動調整している。
しかし、溶接条件が同一のままでありパルスパラメータが最適値であっても、溶滴移行タイミングはある程度のばらつきを有している。このために、短絡発生時期が早期領域又は後期領域になることが、ある程度の確率で発生する。従来技術では、パルスパラメータが最適値に設定されているにも関わらず、このばらつきに起因してパルスパラメータがパルス周期ごとに常に変化する状態となる場合が生じる。この結果、溶滴移行状態が不安定になる場合が発生する。
そこで、本発明では、溶滴移行タイミングがばらつきを有していても、パルスパラメータの自動調整を安定して行うことができるパルスアーク溶接の出力制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、溶接ワイヤを送給し、ピーク期間中のピーク電流及びベース期間中のベース電流の通電を1パルス周期として繰り返して溶接するパルスアーク溶接の出力制御方法において、
前記パルス周期ごとに前記溶接ワイヤと母材との短絡の発生時期を検出し、単位時間当たりの前記短絡発生時期の分布を表す指標を算出し、この指標に基づいて前記溶接電流の波形におけるパルスパラメータを変化させる、
ことを特徴とするパルスアーク溶接の出力制御方法である。
請求項2の発明は、前記パルス周期を早期領域、適正期領域及び後期領域に予め分割し、前記単位時間当たりに検出された前記短絡発生時期を前記早期領域、前記適正期領域又は前記後期領域に分類して計数し、前記指標は前記計数の値が最も大きな領域である、
ことを特徴とする請求項1記載のパルスアーク溶接の出力制御方法である。
請求項3の発明は、前記短絡発生時期を前記ピーク期間の終了時点を基準時点としてそれ以前を負の値としそれ以後を正の値として時間で検出し、前記指標は前記単位時間当たりの前記短絡発生時期を示す前記時間の平均値である、
ことを特徴とする請求項1記載のパルスアーク溶接の出力制御方法である。
従来技術では、パルス周期ごとに、短絡発生時期に基づいてパルスパラメータを自動調整していた。これに対して、本発明によれば、パルス周期を複数含む単位時間ごとに、短絡発生時期を統計的に処理した値に基づいてパルスパラメータを自動調整している。このために、本発明では、溶滴移行タイミングがばらつきを有していても、パルスパラメータの自動調整を安定して行うことができる。
本発明の実施の形態1に係るパルスアーク溶接の出力制御方法を説明するための電流・電圧波形図である。 本発明の実施の形態1に係るパルスアーク溶接の出力制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るパルスアーク溶接の出力制御方法を説明するための電流・電圧波形図である。 本発明の実施の形態2に係るパルスアーク溶接の出力制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。 従来技術において、消耗電極式パルスアーク溶接における一般的な電流・電圧波形図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[実施の形態1]
実施の形態1の発明では、アーク長制御の方式が周波数変調制御であり、自動調整の対象となるパルスパラメータがピーク期間Tpである場合について説明する。したがって、他のパルスパラメータであるピーク電流Ip及びベース電流Ibは所定値に設定されており、パルス周期Tfがフィードバック制御される。
図1は、本発明の実施の形態1に係るパルスアーク溶接の出力制御方法を説明するための電流・電圧波形図である。同図(A)は溶接電流Iwの波形を示し、同図(B)は溶接電圧Vwの波形を示す。同図は上述した図5と同一の波形であるので、同じ説明は繰り返さない。以下、同図を参照して、ピーク期間Tpの自動調整制御について説明する。
ステップ1:同図において、パルス周期Tfが開始される時刻t1からピーク期間Tpが終了する時刻t2までを早期領域とし、時刻t2から所定期間Ttが経過する時刻t22までを適正期領域とし、時刻t22から次のパルス周期Tfが開始される時刻t3までを後期領域として予め定義する。上記の所定期間Ttは、ピーク電流Ipが立ち下ってベース電流Ibに収束した時点になるように設定される。この所定期間Ttは、パルスパラメータの自動調整制御の過渡応答性及び定常安定性を考慮して実験によって設定される。数値例を挙げると、時刻t1〜t2の早期領域(ピーク期間Tp)=2.0ms、時刻t2〜t22の適正期領域(所定期間Tt)=1.5ms、時刻t22〜t3の後期領域=0.5〜6.5msとなる。
ステップ2:短絡の発生を判別する。短絡の発生は、同図(B)に示すように、溶接電圧Vwが0V程度に低くなることによって判別する。
ステップ3:判別された短絡の発生時期を検出する。そして、予め定めた単位時間ごとに、判別された短絡の発生時期によって早期領域、適正期領域又は後期領域に分類して計数する。単位時間は、0.1〜5.0秒程度の範囲に設定される。パルス周波数は100〜250Hz程度の範囲であるので、0.1秒間に10〜25回の短絡が発生し、5.0秒間に500〜1250回の短絡が発生する。これらの短絡をその発生時期によって上記の3領域に分類して計数することになる。
ステップ4:上記の単位時間ごとに、計数の値が最も大きな領域を判別し、その領域が早期領域であるときは指標Sd=1を出力し、適正期領域であるときは指標Sd=2を出力し、後期領域であるときは指標Sd=3を出力する。この指標Sdは、短絡発生時期の分布を表している。指標Sdが出力された後に、各領域の計数は0にリセットされる。
ステップ5:上記の単位時間ごとに、指標Sdの値に応じてピーク期間Tpを予め定めた修正量Δdだけ増減させる。修正量Δdは、正の実数であり、0.05〜0.3ms程度に設定される。修正量Δdは、パルスパラメータの自動調整制御のゲインに相当するので、過渡応答性及び定常安定性を考慮して実験によって適正値に設定される。増減は、以下のようにして行う。Tp(m)は現時点におけるピーク期間の設定値であり、Tp(m+1)は増減後のピーク期間の設定値である。mは1以上の整数である。
Sd=1のときTp(m+1)=Tp(m)−Δd
Sd=2のときTp(m+1)=Tp(m)
Sd=3のときTp(m+1)=Tp(m)+Δd
指標Sd=1のときは、単位時間当たりに発生した短絡の発生時期が早期領域に最も多く分布していたときであり、この場合はピーク期間Tpの現在の設定値が最適値よりも長いときである。このために、ピーク期間Tpの現在の設定値を修正量Δdだけ短くしている。
指標Sd=2のときは、単位時間当たりに発生した短絡の発生時期が適正期領域に最も多く分布していたときであり、この場合はピーク期間Tpの現在の設定値が最適値であるときである。このために、ピーク期間Tpの現在の設定値をそのまま維持する。
指標Sd=3のときは、単位時間当たりに発生した短絡の発生時期が後期領域に最も多く分布していたときであり、この場合はピーク期間Tpの現在の設定値が最適値よりも短いときである。このために、ピーク期間Tpの現在の設定値を修正量Δdだけ長くしている。
上記のステップ1〜5によってピーク期間Tpの自動調整制御が行われる。上記において、ピーク電流Ipの自動調整制御を同時に行っても良い。この場合には、上記の指標Sdの値に応じてピーク電流Ipを自動調整すれば良い。すなわち、指標Sd=1のときはピーク電流Ipの現在の設定値を予め定めた修正量だけ小さくし、Sd=2のときはそのまま維持し、Sd=3のときは修正量だけ大きくすれば良い。
パルス幅変調制御の場合には、上記の指標Sdの値に応じてパルス周期Tf及び/又はピーク電流Ipを自動調整すれば良い。同様に、ピーク電流変調制御の場合には、上記の指標Sdの値に応じてピーク期間Tp及び/又はパルス周期Tfを自動調整すれば良い。
図2は、図1で上述した本発明の実施の形態1に係るパルスアーク溶接の出力制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。以下、同図を参照して各ブロックについて説明する。
電源主回路PMは、3相200V等の商用電源(図示は省略)を入力として、後述する駆動信号Dvに従ってインバータ制御による出力制御を行い、溶接電流Iw及び溶接電圧Vwを出力する。この電源主回路PMは、図示は省略するが、商用電源を整流する1次整流器、整流された直流を平滑するコンデンサ、平滑された直流を上記の駆動信号Dvに従って高周波交流に変換するインバータ回路、高周波交流をアーク溶接に適した電圧値に降圧する高周波変圧器、降圧された高周波交流を整流する2次整流器、整流された直流を平滑するリアクトルを備えている。
溶接ワイヤ1は、ワイヤリール1aに巻かれている。溶接ワイヤ1は、ワイヤ送給モータWMに結合された送給ロール5の回転によって溶接トーチ4内を送給されて、母材2との間にアーク3が発生して溶接が行われる。アーク3中を溶接電流Iwが通電し、溶接ワイヤ1と母材2との間に溶接電圧Vwが印加する。
溶接電圧検出回路VDは、溶接電圧Vwを検出して溶接電圧検出信号Vdを出力する。溶接電圧平均値算出回路VAVは、この溶接電圧検出信号Vdを入力として、ローパスフィルタに通すことによって平均化して、溶接電圧平均値信号Vavを出力する。溶接電圧設定回路VRは、予め定めた溶接電圧設定信号Vrを出力する。電圧誤差増幅回路EVは、この溶接電圧設定信号Vrと上記の溶接電圧平均値信号Vavとの誤差を増幅して、電圧誤差増幅信号Evを出力する。
電圧・周波数変換回路VFは、上記の電圧誤差増幅信号Evを入力として、この電圧誤差増幅信号Evの値に応じた周波数を有するパルス周期信号Tfを出力する。このパルス周期信号Tfは、パルス周期ごとに短時間Highレベルになる信号である。
短絡判別回路SAは、上記の溶接電圧検出信号Vdを入力として、その値によって短絡状態を判別してHighレベルになる短絡判別信号Saを出力する。この回路は、上述したステップ2の動作を行っている。
指標生成回路SDは、上記のパルス周期信号Tf、後述するピーク期間修正設定信号Tps及び上記の短絡判別信号Saを入力として、以下に示す処理を行い、指標信号Sdを出力する。
1)判別された短絡の発生時期を検出する。短絡発生時期の検出は、以下のようにして行う。上記の短絡判別信号SaがHighレベルに変化した時点が、上記のパルス周期信号TfがHighレベルに変化した時点(図1の時刻t1)から上記のピーク期間修正設定信号Tpsによって定まる期間中(図1の時刻t1〜t2)であるときは短絡が早期領域で発生したと判別し、それから予め定めた所定期間Tt中(図1の時刻t2〜t22)であるときは短絡が適正期領域で発生したと判別し、それ以降の期間中(図1の時刻t22〜t3)であるときは短絡が後期領域で発生したと判別する。(上述したステップ1及び3の動作
2)予め定めた単位時間ごとに、判別された短絡を発生時期によって早期領域、適正期領域又は後期領域に分類して計数する。(上述したステップ3の動作)
3)上記の単位時間ごとに、計数の値が最も大きな領域を判別し、その領域が早期領域であるときは指標信号Sd=1を出力し、適正期領域であるときは指標信号Sd=2を出力し、後期領域であるときは指標信号Sd=3を出力する。この指標信号Sdは、短絡発生時期の分布を表している。指標信号Sdが出力された後に、各領域の計数は0にリセットされる。(上述したステップ4の動作)
ピーク期間設定回路TPRは、予め定めたピーク期間設定信号Tprを出力する。ピーク期間修正設定回路TPSは、このピーク期間設定信号Tpr及び上記の指標信号Sdを入力として、ピーク期間設定信号Tprの値を初期値として、上記の単位時間ごとに、指標信号Sd=1のときは現時点の設定値から予め定めた修正量ΔDを減算し、Sd=2のときは0を加算し、Sd=3のときはΔdを加算して、ピーク期間修正設定信号Tpsを出力する。すなわち、Tps=Tpr+Σ(単位時間ごとの修正量)である。この回路は、上述したステップ5の動作を行っている。
タイマ回路TMは、このピーク期間修正設定信号Tps及び上記のパルス周期信号Tfを入力として、パルス周期信号TfがHighレベルに変化するごとにピーク期間修正設定信号Tpsによって定まる期間だけHighレベルになるタイマ信号Tmを出力する。したがって、このタイマ信号TmがHighレベルのときはピーク期間になり、Lowレベルのときはベース期間になる。
ピーク電流設定回路IPRは、予め定めたピーク電流設定信号Iprを出力する。ベース電流設定回路IBRは、予め定めたベース電流設定信号Ibrを出力する。上記のピーク期間設定信号Tpr、上記のピーク電流設定信号Ipr及び上記のベース電流設定信号Ibrの各値は、溶接ワイヤの材質、直径、銘柄、給電チップ・母材間距離、送給速度、溶接速度等の溶接条件に対して標準となる溶接条件を想定し、この標準溶接条件の下で実験によって適正値を求めて設定される。
切換回路SWは、上記のタイマ信号Tm、上記のピーク電流設定信号Ipr及び上記のベース電流設定信号Ibrを入力として、タイマ信号TmがHighレベルのときはピーク電流設定信号Iprを電流制御設定信号Icrとして出力し、Lowレベルのときはベース電流設定信号Ibrを電流制御設定信号Icrとして出力する。
溶接電流検出回路IDは、溶接電流Iwを検出して溶接電流検出信号Idを出力する。電流誤差増幅回路EIは、上記の電流制御設定信号Icrと上記の溶接電流検出信号Idとの誤差を増幅して、電流誤差増幅信号Eiを出力する。駆動回路DVは、この電流誤差増幅信号Eiを入力として、PWM制御を行い、上記の電源主回路PMのインバータ回路を駆動するための駆動信号Dvを出力する。
溶接電流平均値設定回路IRは、予め定めた溶接電流平均値設定信号Irを出力する。送給速度設定回路FRは、この溶接電流平均値設定信号Irを入力として、予め内蔵されている溶接電流平均値と送給速度との関係式によって溶接電流平均値設定信号Irの値に対応した送給速度設定信号Frを算出して出力する。送給制御回路FCは、この送給速度設定信号Frを入力として、この値によって定まる送給速度で溶接ワイヤ1を送給するための送給制御信号Fcを上記のワイヤ送給モータWMに出力する。
上述した実施の形態1は、パルス周期を早期領域、適正期領域及び後期領域に予め分割し、単位時間当たりに検出された短絡発生時期を早期領域、適正期領域又は後期領域に分類して計数し、この計数の値が最も大きな領域に対応した指標に基づいて溶接電流の波形におけるパルスパラメータを変化させて自動調整するものである。従来技術では、パルス周期ごとに、短絡発生時期に基づいてパルスパラメータを自動調整していた。これに対して、本実施の形態によれば、パルス周期を複数含む単位時間ごとに、短絡発生時期を統計的に処理した累積値に基づいてパルスパラメータを自動調整している。このために、本実施の形態では、溶滴移行タイミングがばらつきを有していても、パルスパラメータの自動調整を安定して行うことができる。
「実施の形態2」
図3は、本発明の実施の形態2に係るパルスアーク溶接の出力制御方法を説明するための電流・電圧波形図である。同図(A)は溶接電流Iwの波形を示し、同図(B)は溶接電圧Vwの波形を示す。同図は上述した図1と同一の波形であるので、同じ説明は繰り返さない。以下、同図を参照して、ピーク期間Tpの自動調整制御について説明する。
ステップ10:短絡の発生を判別する。短絡の発生は、同図(B)に示すように、溶接電圧Vwが0V程度に低くなることによって判別する。(図1のステップ1と同一動作)
ステップ20:判別された短絡の発生時期を、ピーク期間の終了時点(時刻t2)を基準時点としてそれ以前を負の値としそれ以後を正の値として時間Td(時刻t2〜t21の時間)で検出する。そして、予め定めた単位時間ごとに、検出された各時間Tdの平均値を算出して指標Sdとして出力する。この指標Sdは、短絡発生時期の分布を表している。
ステップ30:上記の単位時間ごとに、指標Sdの値に応じてピーク期間Tpを予め定めた修正量Δdだけ増減させる。この修正量Δdについては、図1と同様である。増減は、以下のようにして行う。Tp(m)は現時点におけるピーク期間の設定値であり、Tp(m+1)は増減後のピーク期間の設定値である。mは1以上の整数である。Ttは、図1と同様に所定期間である。
Sd<0のときTp(m+1)=Tp(m)−Δd
0≦Sd<TtのときTp(m+1)=Tp(n)
Tt≦SdのときTp(m+1)=Tp(m)+Δd
指標Sd<0のときは、単位時間当たりに発生した短絡の発生時期の平均値が図1で定義した早期領域に存在しているときであり、この場合はピーク期間Tpの現在の設定値が最適値よりも長いときである。このために、ピーク期間Tpの現在の設定値を修正量Δdだけ短くしている。
指標Sdが0≦Sd<Ttのときは、単位時間当たりに発生した短絡の発生時期の平均値が図1で定義した適正期領域に存在しているときであり、この場合はピーク期間Tpの現在の設定値が最適値であるときである。このために、ピーク期間Tpの現在の設定値をそのまま維持する。
指標Sd≧Ttのときは、単位時間当たりに発生した短絡の発生時期の平均値が図1で定義した後期領域に存在しているときであり、この場合はピーク期間Tpの現在の設定値が最適値よりも短いときである。このために、ピーク期間Tpの現在の設定値を修正量Δdだけ長くしている。
上記のステップ10〜30によってピーク期間Tpの自動調整制御が行われる。上記において、ピーク電流Ipの自動調整制御を同時に行っても良い。この場合には、上記の指標Sdの値に応じてピーク電流Ipを自動調整すれば良い。パルス幅変調制御の場合には、上記の指標Sdの値に応じてパルス周期Tf及び/又はピーク電流Ipを自動調整すれば良い。同様に、ピーク電流変調制御の場合には、上記の指標Sdの値に応じてピーク期間Tp及び/又はパルス周期Tfを自動調整すれば良い。
図4は、図3で上述した本発明の実施の形態2に係るパルスアーク溶接の出力制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。同図は上述した図2と対応しており、同一ブロックには同一符号を付してそれらの説明は繰り返さない。同図は、図2の指標生成回路SDを第2指標生成回路SD2に置換し、図2のピーク期間修正設定回路TPSを第2ピーク期間修正設定回路TPS2に置換したものである。以下、同図を参照して、これらのブロックについて説明する。
第2指標生成回路SD2は、パルス周期信号Tf、ピーク期間修正設定信号Tps及び短絡判別信号Saを入力として、以下に示す処理を行い、指標信号Sdを出力する。
1)判別された短絡の発生時期を検出する。短絡発生時期の検出は、以下のようにして行う。上記のパルス周期信号TfがHighレベルに変化した時点(図3の時刻t1)から上記の短絡判別信号SaがHighレベルに変化した時点(図3の時刻t21)までの時間Taを計測する。そして、短絡発生時期を示す時間Td=Ta−Tpsを算出する。(上述したステップ20の動作
2)予め定めた単位時間ごとに、検出された短絡発生時期の各時間Tdの平均値を算出して指標信号Sdとして出力する。(上述したステップ20の動作)
第2ピーク期間修正設定回路TPS2は、ピーク期間設定信号Tpr及び上記の指標信号Sdを入力として、ピーク期間設定信号Tprの値を初期値として、上記の単位時間ごとに、指標信号Sd<0のときは現時点の設定値から予め定めた修正量ΔDを減算し、0≦Sd<Ttのときは0を加算し、Tt≦SdのときはΔdを加算して、ピーク期間修正設定信号Tpsを出力する。Ttは予め定めた所定期間である。すなわち、Tps=Tpr+Σ(単位時間ごとの修正量)である。この回路は、上述したステップ30の動作を行っている。
上述した実施の形態2は、短絡発生時期をピーク期間の終了時点を基準時点としてそれ以前を負の値としそれ以後を正の値として時間で検出し、単位時間当たりのこれらの時間の平均値である指標に基づいて溶接電流の波形におけるパルスパラメータを変化させて自動調整するものである。従来技術では、パルス周期ごとに、短絡発生時期に基づいてパルスパラメータを自動調整していた。これに対して、本実施の形態によれば、パルス周期を複数含む単位時間ごとに、短絡発生時期を統計的に処理した時間の平均値に基づいてパルスパラメータを自動調整している。このために、本実施の形態では、溶滴移行タイミングがばらつきを有していても、パルスパラメータの自動調整を安定して行うことができる。
1 溶接ワイヤ
1a ワイヤリール
2 母材
3 アーク
4 溶接トーチ
5 送給ロール
Dv 駆動信号
EI 電流誤差増幅回路
Ei 電流誤差増幅信号
EV 電圧誤差増幅回路
Ev 電圧誤差増幅信号
FC 送給制御回路
Fc 送給制御信号
FR 送給速度設定回路
Fr 送給速度設定信号
Ib ベース電流
IBR ベース電流設定回路
Ibr ベース電流設定信号
Icr 電流制御設定信号
ID 溶接電流検出回路
Id 溶接電流検出信号
Ip ピーク電流
IPR ピーク電流設定回路
Ipr ピーク電流設定信号
IR 溶接電流平均値設定回路
Ir 溶接電流平均値設定信号
Iw 溶接電流
PM 電源主回路
SA 短絡判別回路
Sa 短絡判別信号
SD 指標生成回路
Sd 指標(信号)
SD2 第2指標生成回路
SW 切換回路
Ta パルス周期の開始時点からの時間
Tb ベース期間
Td ピーク期間の終了時点からの時間
Tf パルス周期(信号)
TM タイマ回路
Tm タイマ信号
Tp ピーク期間
TPR ピーク期間設定回路
Tpr ピーク期間設定信号
TPS ピーク期間修正設定回路
Tps ピーク期間修正設定信号
TPS2 第2ピーク期間修正設定回路
Tt 所定期間
VAV 溶接電圧平均値算出回路
Vav 溶接電圧平均値(信号)
Vb ベース電圧
VD 溶接電圧検出回路
Vd 溶接電圧検出信号
VF 電圧・周波数変換回路
Vp ピーク電圧
VR 溶接電圧設定回路
Vr 溶接電圧設定信号
Vw 溶接電圧
WM ワイヤ送給モータ
Δd 修正量

Claims (3)

  1. 溶接ワイヤを送給し、ピーク期間中のピーク電流及びベース期間中のベース電流の通電を1パルス周期として繰り返して溶接するパルスアーク溶接の出力制御方法において、
    前記パルス周期ごとに前記溶接ワイヤと母材との短絡の発生時期を検出し、単位時間当たりの前記短絡発生時期の分布を表す指標を算出し、この指標に基づいて前記溶接電流の波形におけるパルスパラメータを変化させる、
    ことを特徴とするパルスアーク溶接の出力制御方法。
  2. 前記パルス周期を早期領域、適正期領域及び後期領域に予め分割し、前記単位時間当たりに検出された前記短絡発生時期を前記早期領域、前記適正期領域又は前記後期領域に分類して計数し、前記指標は前記計数の値が最も大きな領域である、
    ことを特徴とする請求項1記載のパルスアーク溶接の出力制御方法。
  3. 前記短絡発生時期を前記ピーク期間の終了時点を基準時点としてそれ以前を負の値としそれ以後を正の値として時間で検出し、前記指標は前記単位時間当たりの前記短絡発生時期を示す前記時間の平均値である、
    ことを特徴とする請求項1記載のパルスアーク溶接の出力制御方法。
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