JP2014224757A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報光像の周囲に装飾光像を表示する車両用表示装置において、それら光像表示の立体感を向上させる。【解決手段】光源光を後方から受けて透過照明されることにより、表示情報を情報光像として前方から視認可能に発光表示する情報表示部51と、情報表示部51の後方に隠れて設けられ、光源光を前方から受けて透過照明されることにより、装飾光像を発光形成する装飾形成部53と、装飾形成部53の後方から外周側に広がって設けられ、装飾形成部53から装飾光像が投影されることにより、当該装飾光像の虚像を情報光像の周囲にて前方から視認可能に発光表示する装飾表示部30とを、設ける。【選択図】図3

Description

本発明は、情報を表示する車両用表示装置に関する。
従来、情報表示部が光源光を後方から受けて透過照明されることにより、車両情報等の表示情報が情報光像として前方から視認可能に発光表示される車両用表示装置は、一般に広く利用されている。
こうした車両用表示装置の一種として特許文献1に開示の装置では、装飾表示部が光源光を後方から受けて透過照明されることにより、装飾光像が情報光像の周囲に前方から視認可能に発光表示される。ここで装飾表示部は、情報表示部の外周側を囲み且つ情報表示部よりも前方に延びているので、装飾光像の内周側後方にて情報光像を奥行きをもって表示させることで、それら光像表示に立体感を与えることが可能となっている。
特開平9−287980号公報
さて、特許文献1の開示装置において表示される情報光像及び装飾光像はいずれも、前方から半透過パネルを通じて視認される実像であるため、それら光像の遠近差は、情報表示部と装飾表示部との距離差に実質一致する。情報表示部と装飾表示部との距離差は、車両用表示装置の前後サイズに応じて制限されるため、情報光像と装飾光像とに大きな遠近差を与えて、それら光像表示の立体感を高めることは難しい。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、情報光像の周囲に装飾光像を表示する車両用表示装置において、それら光像表示の立体感を向上させることにある。
本発明は、光源光を後方から受けて透過照明されることにより、表示情報を情報光像として前方から視認可能に発光表示する情報表示部(51)と、情報表示部の後方に隠れて設けられ、光源光を前方から受けて透過照明されることにより、装飾光像を発光形成する装飾形成部(53)と、装飾形成部の後方から外周側に広がって設けられ、装飾形成部から装飾光像が投影されることにより、当該装飾光像の虚像を情報光像の周囲にて前方から視認可能に発光表示する装飾表示部(30)とを、備えることを特徴とする。
かかる本発明によると、情報表示部が後方からの光源光により透過照明されて発光表示する表示情報としての情報光像は、前方からは実像として視認される。一方、情報表示部後方に隠れる装飾形成部が前方からの光源光により透過照明されて発光形成する装飾光像は、装飾形成部の後方から外周側に広がる装飾表示部に投影されて、表示情報の周囲に発光表示されることで、前方からは虚像として視認される。こうしたことから、情報光像とその外周側後方に奥行きをもって表示される装飾光像との遠近差は、車両用表示装置の前後サイズに応じた制限を受ける情報表示部と装飾表示部との距離差よりも、可及的に大きくすることができる。したがって、情報光像と装飾光像とに大きな遠近差を与えて、それら光像表示の立体感を向上させることが可能である。
ここで、本発明のさらなる特徴として装飾表示部は、光源光を後方から受けて透過照明されることにより、表示情報を情報表示部とは別の情報光像として表示する情報表示領域(34)を、装飾光像の投影箇所よりも外周側に有する。
かかる特徴によると、装飾表示部のうち装飾光像の投影箇所よりも外周側では、光源光を後方から受けて透過照明される情報表示領域においても、表示情報を情報表示部とは別の情報光像として表示することができる。これによれば、虚像表示される装飾光像の内周側前方と外周側前方とにて、各別の情報光像が当該装飾光像との遠近差をもって実像表示されることになるので、それら光像表示の立体感が増す。即ち、立体感の向上に貢献可能となる。
本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータの正面図である。 本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータの機械的構成を示す図であって、図1のII−II線断面図である。 本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータの機械的構成を示す図であって、図1のIII−III線断面図である。 本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータの特徴部分を説明するための拡大図である。 本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータの分解斜視図である。 本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第二実施形態によるコンビネーションメータの機械的構成を示す図であって、図4に対応する断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第一実施形態)
図1に示すように、本発明の第一実施形態による車両用表示装置1(以下、単に「装置1」という)は、車両内のインストルメントパネルに設置されるコンビネーションメータである。装置1は、表示情報として種々の車両情報を表示するものであり、本実施形態では特に、車両情報としての車速をスピードメータ10により表示する。図1〜3に示すように装置1は、筐体8、電気ユニット4、外周表示体3、浮島表示体5、指針2、透光体7及びカバー体6を備えている。尚、装置1における前方とは、車両の車室内にて座席上の乗員に情報を表示する表示方向を示す。また一方、車両用表示装置1における後方とは、座席上の乗員に対する表示方向とは反対方向を示す。
図2,3に示すように筐体8は、フロントカバー81、フロントケース83、リヤケース85及びリヤカバー87等を互いに組み付けることによって、中空箱状に形成されている。筐体8は、装置1の他の構成要素2,3,4,5,6,7を内部に収容することで、雰囲気中の塵や埃等からこれら要素を保護している。
図3,6に示すように電気ユニット4は、回路基板40、指針光源41、外周表示光源42、共通光源43、駆動源44及びメータ制御回路46等から構成されている。
回路基板40は、平板状に形成されたガラスエポキシ基板等のプリント基板である。回路基板40は、要素2,3,5,6,7の後方に配置されている。
図3に示すように光源41,42,43は、それぞれ複数ずつの発光ダイオード等からなり、回路基板40の前方表面に実装されている。指針光源41は、指針2を照明するために通電されることで、例えば赤色光を光源光として放射する。外周表示光源42は、外周表示体3を照明するために通電されることで、例えば白色光を光源光として放射する。共通光源43は、透光体7を通して浮島表示体5及び外周表示体3をそれぞれ照明するために通電されることで、例えば白色光を光源光として放射する。
駆動源44は、回転出力を発生可能なステップモータ等から構成され、回路基板40の後方裏面に実装されている。駆動源44は、通電により回転出力を発生することで、指針20を回転駆動する。
メータ制御回路46は、コンピュータプログラムに基づいて作動するマイクロコンピュータ等から構成され、回路基板40の後方裏面に実装されている。図6に示すようにメータ制御回路46には、車内LAN91、外部のバッテリ95及びイグニッションリレー94等が電気接続されている。ここで、車内LAN91上に設けられる電力供給制御回路92は、車両乗員によるイグニッションスイッチ93のオン操作を検知して、イグニッションリレー94に電圧を印加し、当該リレー94を通電状態にする。その結果としてメータ制御回路46は、イグニッションリレー94を通じてバッテリ95から電力が供給されることで、車内LAN91に出力された車速等の車両情報を取得する。さらにメータ制御回路46は、光源41,42,43及び駆動源44にも電気接続されている。バッテリ95からの電力供給下にてメータ制御回路46は、光源41,42,43及び駆動源44への通電(例えば電流値)を、取得した車両情報に基づき制御する。
図2,3に示すように外周表示体3は、装飾表示部30及び外周導光部33を有している。
装飾表示部30は、反射プレート31及び表示シート32等から構成されている。反射プレート31及び表示シート32はそれぞれ、透光性樹脂によって円環板状に形成され、外周側に向かうほど前方に湾曲している。反射層としての反射プレート31は、例えばアクリル樹脂の採用、あるいは樹脂基材に対するアルミニウム蒸着の採用により、前方表面での反射に関してグロス値が高められている。反射プレート31の後方に重ねて設けられる表示シート32には、車速を表す指標(例えば図1の如き数字)が形成されることで、スピードメータ10の一部をなす情報表示領域34が装飾表示部30の外周縁部に設けられている。また、装飾表示部30には、後に詳述する投影領域35が情報表示領域34の内周側に形成されている。
外周導光部33は、透光性樹脂によって円環板状に形成され、外周側ほど前方に向かって湾曲している。外周導光部33は、装飾表示部30の後方に離間して同軸上に配置、且つ外周表示光源42の前方に対向して配置されている。かかる配置形態により外周導光部33は、外周表示光源42から放射された光源光を導光して、装飾表示部30に入射させる。こうして後方の外周導光部33から光源光を受ける装飾表示部30では、当該光源光が表示シート32及び反射プレート31を順次透過することで、情報表示領域34が照明される。その結果、投影領域35の外周側における情報表示領域34が情報光像として、前方から視認可能に発光表示される。
図1〜3に示すように浮島表示体5は、全体として装飾表示部30より小径の中空円盤状に形成され、装飾表示部30から前方に離間して同軸上に配置されている。図4,5に示すように中央表示プレート50、フィルタプレート52及び固定リング56等から構成される浮島表示体5は、装飾表示部30がフィルタプレート52の後方から外周側へと広がる位置関係となるように、設けられている。
図中央表示プレート50は、透光性樹脂によって円板状に形成され、外周縁部よりも中央部を前方に向かって突出させている。中央表示プレート50は、外周側に向かうほど後方に傾斜する情報表示部51を、外周縁部と中央部との間に有している。図1〜3に示すようにスピードメータ10の一部をなす情報表示部51には、情報表示領域34とは異なる単位系にて車速を表す指標(例えば図1の如き数字)が、形成されている。
図4,5に示すようにフィルタプレート52は、中央表示プレート50の後方に配置されている。フィルタプレート52は、例えば二種類の樹脂を材料とした二工程の多層成形によって形成されることで、装飾形成部53、中央接続部54及び外周リング部55を同軸上に有している。尚、例示の多層成形では、まず透光性樹脂によって装飾形成部53が成形された後に、遮光性樹脂によって中央接続部54及び外周リング部55が装飾形成部53と一体的に成形される。こうした多層成形によれば、透光体7及び中央表示プレート50の保持(後に詳述)に要する強度及び剛性を高めると共に、装飾形成部53を通した発光色(後に詳述)の設定変更における自由度を、高めることが可能となる。
装飾形成部53は、外周側に向かうほど前方に傾斜する円環板状に、形成されている。装飾形成部53は、情報表示部51を含む中央表示プレート50の後方に隠れて配置されることで、前方からは実質的に視認不能となっている。装飾形成部53において前方表面及び後方裏面のいずれか一方には、透過する光源光の色を例えば白色から青色に変更する着色層(図示しない)が設けられている。中央接続部54は、装飾形成部53の内周側に円環板状に形成されている。中央接続部54において周方向に等間隔をあけた箇所には、複数の嵌合孔54aが貫通している。外周リング部55は、装飾形成部53の外周側に円環板状に形成されている。
固定リング56は、遮光性樹脂によって円環板状に形成され、中央表示プレート50及びフィルタプレート52と同軸上に配置されている。固定リング56は、中央表示プレート50のうち外周縁部の前方に重ねられた状態で、外周リング部55に嵌合固定されている。
図1〜3に示すように指針2は、情報表示領域34の周方向に一体回転可能なポインタ21及びキャップ22等から、構成されている。
ポインタ21は、透光性樹脂によって細長針状に形成され、装飾表示部30の中央部前方から外周側へ向かって延伸している。図3に示すポインタ21の基端部は、装飾表示部30の中央部前方において後方の指針光源41から光源光が入射可能な位置に、配置されている。キャップ22は、遮光性樹脂によって円形カップ状に形成され、浮島表示体5の後方に隠れて配置され、ポインタ21の基端部を覆っている。指針2は、指針光源41からポインタ21の基端部に入射された光源光を前方へ向かって透過させることで、当該ポインタ21を前方から視認可能に発光させる。図1に示すように、こうして発光したポインタ21の先端部と中間部とにより、それぞれ情報表示領域34の指標と情報表示部51の指標とが指示されることで、指針2の回転位置に応じた車速が二種類の単位系にて表示される。
図2〜5に示すように透光体7は、浮島導光部材71及びプリズム部材75等から構成され、浮島表示体5の外部後方から内部に挿入されている。
図3〜5に示すように、共通導光部としての浮島導光部材71は、透光性樹脂によって形成され、浮島表示体5の内部と外部後方とに跨って配置されている。かかる配置形態により浮島導光部材71は、装飾表示部30及び外周導光部33の内周側を貫通している。浮島導光部材71には、導光入射部72、導光本体部73及び導光出射部74が設けられている。
図3,5に示すように導光入射部72は、浮島導光部材71の後方端部にて湾曲凸面状に形成されている。導光入射部72は、共通光源43の前方に対向して配置されている。導光本体部73は、第一導光部分73a及び第二導光部分73bを有している。第一導光部分73aは、導光入射部72から前方へ向かって平板状に延伸している。図3〜5に示すように第二導光部分73bは、第一導光部分73aの前方端部から、さらに前方位置の浮島表示体5内部に向かって湾曲板状乃至は屈曲板状に延伸している。こうした各部分73a,73bの延伸形態により導光本体部73は、回転する指針2のキャップ22に対して干渉するのを回避している。導光出射部74は、浮島導光部材71の前方端部にて平坦面状に形成され、浮島表示体5の内部空間に同軸上に露出している。以上の構成により浮島導光部材71は、共通光源43から放射されて導光入射部72へと入射した光源光を、導光本体部73により導光して、導光出射部74から前方に出射させる。
図4,5に示すようにプリズム部材75は、透光性樹脂によって円板状に形成され、浮島表示体5の内部にて中央表示プレート50及びフィルタプレート52の間に同軸上に収容されている。プリズム部材75の外縁部は、その前方に重ねられた中央表示プレート50の外周縁部と共に、固定リング56及び外周リング部55の間に挟持されている。プリズム部材75には、プリズム入射部76、プリズム反射部77、第一出射部78及び第二出射部79が設けられている。
図4,5に示すようにプリズム入射部76は、プリズム部材75の後方裏面のうち中央部に平坦面状に形成されている。プリズム入射部76は、導光出射部74の前方に配置されることで、プリズム部材75の中央部にて当該出射部74と対向している。プリズム反射部77は、プリズム部材75の前方表面のうち中央部に円錐凹面状に形成され、外周側に向かうほど前方に傾斜している。第一出射部78は、プリズム部材75の前方表面のうちプリズム反射部77を囲む外周縁部に円錐面状に形成され、外周側に向かうほど後方に傾斜して前方の情報表示部51と接触している。第二出射部79は、プリズム部材75の後方裏面のうちプリズム入射部76を囲む外周縁部に、平坦面状に形成されて後方の装飾形成部53と対向している。
以上の構成によりプリズム部材75は、導光出射部74から出射されてプリズム入射部76に入射した光源光を、中央部のプリズム反射部77により外周側へと略均等に反射して、第一出射部78及び第二出射部79から出射する。このとき第一出射部78は、前方の情報表示部51に向かって光源光を出射する。こうして後方の第一出射部78から光源光を受ける情報表示部51は、当該光源光により透過照明されることで、情報光像として前方から視認可能に発光表示される。また一方、第二出射部79は、後方の装飾形成部53に向かって光源光を出射する。こうして前方の第二出射部79から光源光を受ける装飾形成部53は、当該光源光により透過照明されることで、装飾光像を形成して装飾表示部30のうち投影領域35に投影する(図2,3の網掛け部分参照)。その結果、投影領域35に投影された装飾光像(図1の網掛け部分参照)は、装飾表示部30の前方表面にて反射されることで、情報表示部51の表示する情報光像周囲の虚像として、前方から視認可能に発光表示される。
ここで、第一実施形態において情報表示部51を透過した光源光の色相は、共通光源43から放射された光源光の色相と実質同一となる。一方、装飾形成部53を透過して装飾表示部30により反射された光源光の色相は、共通光源43から放射された光源光の色相から変更される。したがって、情報表示部51の表示する情報光像の発光色と、装飾表示部30の表示する装飾光像の虚像の発光色とは、互いに異ならされる。また、第一実施形態において第一出射部78から出射される光源光の光束密度は、第二出射部79から出射される光源光の光束密度よりも高くなるように、調整されている。
図2〜5に示すようにカバー体6は、カバーブラケット60、樹脂カバー61及び締結部材62等から構成されている。カバーブラケット60及び樹脂カバー61は、それぞれ遮光性樹脂によって形成され、浮島導光部材71のうち主に導光本体部73の周囲を協働して覆っている。カバーブラケット60は、図2の如く螺子等の締結部材62によって、回路基板40に固定されている。それと共にカバーブラケット60は、図4の如く一体に有する嵌合ピン60aを、例えば耐振動性の高い熱かしめによって嵌合孔54aに嵌入させることで、フィルタプレート52とも固定されている。樹脂カバー61は、浮島導光部材71を挟んだ状態で、カバーブラケット60に組付固定されている。こうした固定形態によりカバーブラケット60及び樹脂カバー61は、フィルタプレート52を介して透光体7及び中央表示プレート50を保持している。
(作用効果)
以上説明した第一実施形態の作用効果を、以下に説明する。
第一実施形態によると、情報表示部51が後方からの光源光により透過照明されて発光表示する表示情報としての情報光像は、前方からは実像として視認される。一方、情報表示部51後方に隠れる装飾形成部53が前方からの光源光により透過照明されて発光形成する装飾光像は、装飾形成部53の後方から外周側に広がる装飾表示部30に投影されて、表示情報の周囲に発光表示されることで、前方からは虚像として視認される。こうしたことから、情報光像とその外周側後方に奥行きをもって表示される装飾光像との遠近差は、装置1の前後サイズに応じた制限を受ける情報表示部51と装飾表示部30との距離差よりも、可及的に大きくすることができる。したがって、情報光像と装飾光像とに大きな遠近差を与えて、それら光像表示の立体感を向上させることが可能である。
また、第一実施形態によると、装飾表示部30における少なくとも装飾光像の投影領域35では、装飾形成部53から投影される装飾光像を反射プレート31により確実に反射されて、当該装飾光像を高輝度にて虚像表示することができる。これによれば、虚像であっても表示輝度の高い装飾光像に対し、その内周側前方に情報光像が浮遊感をもって表示されることで、それら光像の遠近差は顕著に知覚されることになるので、立体感の向上に貢献可能となる。
さらに、第一実施形態によると、装飾表示部30のうち装飾光像の投影領域35よりも外周側では、光源光を後方から受けて透過照明される情報表示領域34においても、表示情報を情報表示部とは別の情報光像として表示することができる。これによれば、虚像表示される装飾光像の内周側前方と外周側前方とにて、各別の情報光像が当該装飾光像との遠近差をもって実像表示されることになるので、それら光像表示の立体感が増す。即ち、立体感の向上に貢献可能となる。
またさらに、第一実施形態によると、装飾表示部30から前方への離間位置にて情報表示部51及び装飾形成部53を有する浮島表示体5の内部には、共通光源43から放射の光源光を浮島導光部材71により導光する透光体7が、外部後方から挿入される。こうした透光体7によれば、導光された光源光を第一出射部78から前方の情報表示部51に向かって出射すると共に、導光された光源光を第二出射部79から後方の装飾形成部53に向かって出射することで、それら各部51,53を同時に透過照明することができる。故に、情報表示部51及び装飾形成部53を共に発光させる光源43を共通し得るだけでなく、それら各部51,53を有する浮島表示体5の内部に当該共通光源43を収容させる必要性から解放され得るので、構造の簡素化を図ることが可能となる。
加えて、第一実施形態によると、第一出射部78から出射される光源光の光束密度は、第二出射部79から出射される光源光の光束密度よりも高いので、情報表示部51の発光輝度を、装飾形成部53及び装飾表示部30の発光輝度よりも高め得る。これによれば、情報表示部51と装飾表示部30とのコントラスト比を可及的に増大させて、装飾光像に対する情報光像の浮遊感を顕著にできるので、立体感の向上に貢献可能となる。
(第二実施形態)
図7に示す本発明の第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。第二実施形態の透光体207では、プリズム反射部77がプリズム部材275に設けられる代わりに、導光反射部277が浮島導光部材271に設けられている。
具体的には、共通導光部としての浮島導光部材271の前方端部は、プリズム部材275の中央部を後方から貫通して、導光反射部277を導光出射部274と共に形成している。導光反射部277は、浮島導光部材271の前方端部のうち先端面に開口する円錐凹面状に形成され、外周側に向かうほど前方に傾斜している。導光出射部274は、浮島導光部材271の前方端部のうち外周面により円筒面状に形成され、前後にストレートに延伸している。
プリズム部材275において後方から浮島導光部材271が貫通する中央孔275aには、プリズム入射部276が設けられている。プリズム入射部276は、中央孔275aの内周面により円筒孔面状に形成され、前後にストレートに延伸して導光出射部274の外周側を周方向全域に亘って囲んでいる。また、プリズム部材275の前方表面においてプリズム入射部276を囲む外周縁部には、傾斜した前方の情報表示部51に対向する平坦面状に、第一出射部278が形成されている。さらに、プリズム部材275の後方裏面においてプリズム入射部276を囲む外周縁部には、外周側に向かうほど前方に湾曲し且つ傾斜した後方の装飾形成部53に対向する湾曲面状に、第二出射部279が形成されている。ここで、特に第二実施形態の第二出射部279には、微小な凹凸形成によりシボが付与されている。
以上の構成により浮島導光部材271は、導光本体部73により導光された光源光を、導光反射部277から外周側へと略均等に反射して、導光出射部274から出射させる。このときプリズム部材275は、導光出射部274から出射されてプリズム入射部276に入射した光源光を、第一出射部278及び第二出射部279から出射する。これにより、第一出射部278から前方に向かって出射された光源光を受ける情報表示部51は、当該光源光により透過照明されることで、情報光像として前方から視認可能に発光表示される。また一方、第二出射部279から後方に向かって出射された光源光を受ける装飾形成部53は、当該光源光により透過照明されることで、装飾光像を形成して投影領域35に投影する。その結果、投影領域35に投影された装飾光像は、第一実施形態と同様の原理により、情報表示部51の表示する情報光像周囲の虚像として、前方から視認可能に発光表示される。
ここで、第二実形態において上述の如き湾曲面状且つシボ付与の第二出射部279は、プリズム入射部276から導光される光源光の一部を、前方の第一出射部278に向けて反射する。その結果、第一出射部278から出射される光源光の光束密度は、第二出射部279から出射される光源光の光束密度よりも、確実に高く調整され得る。また、第二実施形態においても、第一実施形態と同様の原理により、情報表示部51の表示する情報光像の発光色と、装飾表示部30の表示する装飾光像の虚像の発光色とが、互いに異ならされている。
以上説明した第二実施形態によっても、第一実施形態と同様な作用効果を発揮することができる。しかも第二実施形態では、浮島導光部材271により後方から導光された光源光を外周側の各出射部278,279に向かって反射するために、プリズム部材275を後方から貫通する当該導光部材271に、円錐凹面状の反射部277が設けられている。これによれば、第一実施形態の如き円錐凹面状の反射部77を設けないことで、プリズム部材275の厚さを低減しても、光源光を浮島導光部材271側の反射部277により確実に反射して、十分な光量の光源光を各出射部278,279まで到達させ得る。故に、プリズム部材275及び装飾形成部53を間に挟んだ挟情報表示部51及び装飾表示部30の距離差自体を増大させて、光像表示の立体感をさらに向上させることが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明による複数の実施形態について説明したが、本発明は、それら実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
具体的に変形例1では、透過照明可能な液晶ディスプレイパネル乃至は有機ELパネル等により、情報表示部51を形成してよい。また、変形例2では、情報表示領域34を設けないで、投影領域35のみを装飾表示部30に設けてもよい。
変形例3では、装飾表示部30のうち投影領域35のみに、反射層としての反射プレート31を設けてもよい。あるいは変形例4では、表示シート32を設けないで、指標を直接に形成した反射プレート31のみから、装飾表示部30を構成してもよい。またあるいは変形例5では、反射プレート31を設けないで、車両振動に耐え得る剛性及び強度を与えた表示シート32のみから、装飾表示部30を構成してもよい
変形例6では、情報表示部51の表示する情報光像の発光色と、装飾表示部30の表示する装飾光像の虚像の発光色とを、互いに実質同一に調整してもよい。また、変形例7では、第一出射部78,278から出射される光源光の光束密度を、第二出射部79,279から出射される光源光の光束密度よりも低く調整してもよい。
変形例8では、全体として浮島表示体5の外部後方から内部に挿入されている構造であれば、透光体7を一つ乃至は三つ以上の光学部材から構成してもよい。また、変形例9では、中央表示プレート50を設けないで、透光層を第一出射部78,278の前方表面に印刷積層等によって設けることで、当該透光層により情報表示部51を形成してもよい。さらにまた、変形例10では、フィルタプレート52を設けないで、着色層を第二出射部79,279の後方裏面に印刷積層等によって設けることで、当該着色層により装飾形成部53を形成してもよい。
以上の他、変形例11では、情報表示部51及び情報表示領域34の少なくとも一方における表示情報として、車速を表示する装置1に限らず、他の車両情報、例えばタコメータ、燃料計、及び水温計等を表示する装置にも、本発明を適用してもよい。あるいは変形例12では、情報表示部51及び情報表示領域34の少なくとも一方における表示情報として、社名乃至は車名、車両情報とは関係のない目盛、照明用の模様といった加飾情報等を表示する装置にも、本発明を適用してもよい。
1 車両用表示装置、2 指針、3 外周表示体、4 電気ユニット、5 浮島表示体、6 カバー体、7,207 透光体、8 筐体、10 スピードメータ、20 指針、30 装飾表示部、31 反射プレート、32 表示シート、34 情報表示領域、35 投影領域、42 外周表示光源、43 共通光源、50 中央表示プレート、51 情報表示部、52 フィルタプレート、53 装飾形成部、60 カバーブラケット、71,271 浮島導光部材、75,275 プリズム部材、78,278 第一出射部、79,279 第二出射部

Claims (6)

  1. 光源光を後方から受けて透過照明されることにより、表示情報を情報光像として前方から視認可能に発光表示する情報表示部(51)と、
    前記情報表示部の後方に隠れて設けられ、光源光を前方から受けて透過照明されることにより、装飾光像を発光形成する装飾形成部(53)と、
    前記装飾形成部の後方から外周側に広がって設けられ、前記装飾形成部から前記装飾光像が投影されることにより、当該装飾光像の虚像を前記情報光像の周囲にて前方から視認可能に発光表示する装飾表示部(30)とを、備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記装飾表示部は、
    前記装飾形成部から投影される前記装飾光像を反射する反射層(31)を、
    少なくとも前記装飾光像の投影箇所に有することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記装飾表示部は、
    光源光を後方から受けて透過照明されることにより、表示情報を前記情報表示部とは別の情報光像として表示する情報表示領域(34)を、
    前記装飾光像の投影箇所よりも外周側に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記情報表示部の表示する前記情報光像の発光色と、前記装飾表示部の表示する前記装飾光像の虚像の発光色とは、互いに異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  5. 光源光を放射させる共通光源(43)と、
    前記情報表示部及び前記装飾形成部を有し、前記装飾表示部から前方に離間して位置する浮島表示体(5)と、
    前記浮島表示体の外部後方から内部に挿入される透光体(7,207)とを、備え、
    前記透光体は、
    前記共通光源から光源光を導光する共通導光部(71,271)と、
    前記共通導光部により導光された光源光を前方の前記情報表示部に向かって出射する第一出射部(78,278)と、
    前記共通導光部により導光された光源光を後方の前記装飾形成部に向かって出射する第二出射部(79,279)とを、有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  6. 前記第一出射部から出射される光源光の光束密度は、前記第二出射部から出射される光源光の光束密度よりも高いことを特徴とする請求項5に記載の車両用表示装置。
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