JP2014221673A - 包装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、強靭性、耐熱性、成形性に優れ、プレス成形及びヒートシール後の折り曲げ部位でクラックが発生し難い包装材を提供する。
【解決手段】基材層6と、金属箔層7と、接着剤層9と、熱接着性樹脂層8とが、少なくとも順次積層された包装材において、接着剤層9又は熱接着性樹脂層8の少なくとも1層をオレフィン系エラストマー樹脂が添加されたポリオレフィン樹脂層を含む構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、優れた強靭性、耐熱性、成形性を示す包装材に関するものである。
近年、基材層、金属箔、接着剤層、熱接着性樹脂層で構成される多層フィルムからなる包装材を容器として用い、内容物を密封収納する方法が種々提案されている。具体的には、前記構成の包装材からパウチを形成し、内容物を収納するパウチタイプ、または、前記包装材をプレスして凹部を形成し、該凹部に内容物を収納するエンボスタイプが挙げられる。
図8(a)は、ピロー状の包装材5を用いるパウチタイプの容器を示す斜視図であり、図8(b)は、スタンドバック状の包装材5を用いて内容物を密封収納した容器を示す斜視図であり、図8(c)は、エンボス部が形成されたトレイとシートを用いて内容物を密封収納した容器を示す斜視図である。なお、図中斜線領域はヒートシールした領域を示している。
これらの多層フィルムからなる容器は開口部から、アルコール飲料、入浴剤、パーマ液、洗浄剤、現像液等の揮発性物質、アルカリ性物質、界面活性剤等の浸透性が高い内容物を注入し、前記開口部をヒートシールして内容物を内部に密封するが、このとき包装材は密封性と酸素、フレーバー等のバリアー性を具備する必要がある。
しかし、エンボスタイプの包装材容器において、包装材のプレス成形時、金属箔にアルミニウムの様な延伸性に優れた金属を用いた場合、最内層の熱接着樹脂層の伸びがアルミニウムの延伸に追いつかず、アルミニウムと熱接着性樹脂層が剥離したり、熱接着性樹脂層にクラックが生ることがあった。また、エンボスタイプ及びパウチタイプの包装材容器はヒートシール後、包装材周縁のヒートシール部分を折り曲げたとき、熱接着性樹脂層は一度ヒートシール時に溶融し再結晶化したものであるため、余分な負荷がかかりクラックが発生することがあった。
このとき、上記クラック部位から内容物である揮発性物質、アルカリ性物質又は界面活性剤が浸透し、金属箔と熱接着性樹脂層の間、若しくは金属箔と接着剤層の間を剥離させ、包装材内部の密封性が保てなくなるという問題があった。
従来、この問題を解決するため、基材層、金属箔、接着剤層、熱接着性樹脂層で構成される多層フィルムの接着剤層に熱溶融された分極性を有する官能基を導入したポリオレフィン系樹脂を用いたものが提案されていた(特許文献1参照)。しかし、この包装材でも上記クラックの発生を防止するには不十分であった。
特開平9−58700号公報
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、強靭性、耐熱性、成形性に優れ、プレス成形及びヒートシール後の折り曲げ部位でクラックがより発生し難い包装材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、基材層と、金属箔層と、接着剤層と、熱接着性樹脂層とが、少なくとも順次積層された包装材において、前記接着剤層又は前記熱接着性樹脂層の少なくとも1層はオレフィン系エラストマー樹脂が添加されたポリオレフィン樹脂層を含むことを特徴とする包装材である。
本発明の第2の構成の包装材は、前記接着剤層が酸変性ポリオレフィン樹脂からなることを特徴とすることを特徴とする。
本発明の第3の構成の包装材は、前記接着剤層が酸変性ポリプロピレンからなり、前記熱接着性樹脂層がプロピレン系樹脂からなり、前記オレフィン系エラストマー樹脂がプロピレン系エラストマー樹脂であることを特徴とする。
本発明の第1の構成によると、熱接着性樹脂層はオレフィン系エラストマー樹脂が添加されたポリオレフィン樹脂層を含むことで強靭性、耐熱性、成形性が向上する。これにより、熱接着性樹脂層がシール加熱により結晶化した後でも一定の強靭性を維持し、ヒートシール後の折り曲げ部位におけるクラックの発生を防止することができる。また、これによりクラックした箇所から包装材容器内部の内容物が金属箔層に浸透し、金属層と熱接着性樹脂層が剥離するのを防止することができる。
また、熱接着性樹脂層が一定の強靭性を有しているため、包装材をプレス加工する際、金属箔と熱接着性樹脂層が剥離したり、クラックが生じるのを防ぐことができる。
また、接着剤層がオレフィン系エラストマー樹脂が添加されたポリオレフィン樹脂層を含むことで接着剤層の強靭性、耐熱性、成形性が向上する。これにより、接着剤層がシール加熱により結晶化した後でも一定の強靭性を維持し、ヒートシール後の折り曲げ部位における接着剤層のクラック発生を防止することができる。また、万一、熱接着性樹脂層でクラックが発生した場合でも、包装材容器内部の内容物がクラックした箇所から浸透し金属箔層と接触するのを該接着剤層で防ぎ、金属層と熱接着性樹脂層の剥離を防ぐことができる。
また、接着剤層が一定の強靭性を有しているため、包装材をプレス加工する際、金属箔と熱接着性樹脂層が剥離したり、クラックが生じるのを防ぐことができる。なお、熱接着性樹脂層及び接着剤層の両方がオレフィン系エラストマー樹脂が添加されたポリオレフィン樹脂層を含む場合、成形性、強靭性、耐熱性がいっそう優れる包装材を提供することができる。
本発明の第2の構成によると、接着剤層に酸変性ポリオレフィン樹脂を用いることにより金属箔層と熱接着性樹脂層をより強固に接着し、層間剥離を防止することができる。
本発明の第3の構成によると、接着剤層、熱接着性樹脂層にプロピレン系樹脂を用いるとともに、添加するオレフィン系エラストマー樹脂にプロピレン系エラストマー樹脂を用いて、各層をプロピレン系樹脂で構成することにより、各層の接着強度が更に向上し、層間剥離を防止することができる。
は、(a)本発明に係る包装材を用いた容器を模式的に上方から示す斜視図、(b)本発明に係る包装材を用いた容器を裏面側から模式的に示す斜視図である。 は、本発明に係る包装材を用いた容器を分解して示す斜視図である。 は、本発明に係る包装材の層構造を示す断面図である。 は、実施例1で用いた絶縁性評価方法で用いる装置の斜視図である。 は、実施例1の絶縁性評価結果を示す表である。 は、実施例2の絶縁性評価を行うために用いたシュミレーション方法を示す断面図である。 は、実施例2の絶縁性評価結果を示す表である。 は、(a)ピロー状の包装材を用いるパウチタイプの容器を示す斜視図、(b)スタンドバック状の包装材を用いて内容物を密封収納した容器を示す斜視図、(c)エンボス部が形成されたトレイとシートを用いて内容物を密封収納した容器を示す斜視図である。
本発明は、強靭性、耐熱性、成形性に優れる包装材である。その包装材について、図等を利用してさらに詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1(a)は本実施形態に係る包装材5をエンボスタイプに加工し、内部に揮発性の高い薬品を封入した容器1を上方から示す斜視図であり、図1(b)はその容器1の裏面側を示す斜視図である。
また、図2は図1の容器1を分解して示す斜視図であり、包装材5を用いて容器1に内容物を密封収納する場合、まず、二つ折りにしたとき、重なり合う面が略同サイズの包装材5を準備し、一方の面に所定領域を有するトレイ5tをプレス加工し、内容物をトレイ5tに入れ、包装材5を二つ折りに(図2、矢印方向)折り返し、周縁部5a(図1参照)をヒートシールし、内部を密封する。
図3は本実施形態に係る包装材5の層構成を示す断面図である。本実施形態に係る包装材5は最外層に基材層6、最内層に熱接着性樹脂層8、その間に金属箔7が配され、熱接着性樹脂層8と金属箔7は接着剤層である酸変性ポリオレフィン層9を介して接着している。
ここで、本実施形態に係る熱接着性樹脂層8は、プロピレン系エラストマー樹脂が添加された未延伸ポリプロピレンフィルム(以下、CPPフィルムと呼称する)が用いられている。通常のCPPフィルムと比較してプロピレン系エラストマー樹脂が添加されたCPPフィルムは強靭性、耐熱性、成形性が向上するため、上記容器1の製造工程において包装材5をプレス成形する際も熱接着樹脂層8にクラックが発生し難い。また、ヒートシール後、シール部を折り曲げた場合にもクラッキングが発生し難い。
また、プロピレン系エラストマー樹脂を添加したCPPフィルムをヒートシールする場合、プロピレン系エラストマー樹脂を添加しないCPPフィルムの融点より低温でヒートシールしても十分なシート強度を得ることができる。このため、シール時間を短くし、ヒートシール工程を短略化することができ、容器1の生産効率を高めることができる。
なお、プロピレン系エラストマー樹脂はポリプロピレン樹脂に対して3重量%以上30重量%以下添加したとき、CPPフィルムの物性機能を最も向上させることができる。
また、本実施形態では熱接着性樹脂層8にプロピレン系エラストマー樹脂が添加されたCPPフィルムを使用したが、CPPフィルム以外にも熱接着性を有するポリオレフィン樹脂フィルムを用いることができる。
このとき、ポリオレフィン樹脂フィルムは包装材の用途に応じて適時選択する必要があるが、プロピレン系エラストマー樹脂が添加されたポリオレフィン系樹脂フィルムとしては、線状低密度ポリエチレン又は中密度ポリエチレン樹脂にプロピレン系エラストマー樹脂が添加されたフィルム、または、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンのブレンド樹脂にプロピレン系エラストマー樹脂が添加されたフィルム等が考えられる。
また、各タイプのポリプロピレン、すなわち、ランダムプロピレン、ホモプロピレン、ブロックプロピレンおよび、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンには、低結晶性のエチレンーブテン共重合体、低結晶性のプロピレンーブテン共重合体、エチレンとブテンとプロピレンの3成分共重合体からなるターポリマー、シリカ、ゼオライト、アクリル樹脂ビーズ等のアンチブロッキング剤(AB剤)、脂肪酸アマイド系のスリップ剤等が添加されたものを用いてもよい。
また、熱接着性樹脂層8は単層構成に限定されるわけではなく、上記フィルムを積層して多層構成とすることも可能である。したがって、ランダムプロピレン、ホモプロピレン、ブロックプロピレン等各タイプのポリプロピレンからなる多層ポリプロピレンフィルムにプロピレン系エラストマー樹脂を混合したCPPフィルムを積層中に含め、熱接着性樹脂層8の耐久性、強靭性、耐熱性等の物性を高めることができる。
また、剛性に優れるエチレン・プロピレンランダムコポリマを積層中に含めることで強靭性が更に向上する。これは、エチレン・プロピレンランダムコポリマはエチレンとプロピレンの共重合体であり、エチレンとプロピレンの繰り返し単位の配列が不規則に重合したものであるため、エチレン樹脂とプロピレン樹脂を溶融しただけのブレンド樹脂等と比較して非常に強靭性に優れるからである。
次に酸変性ポリオレフィン層9について説明する。酸変性ポリオレフィン層9は金属箔7と熱接着性樹脂層8とを接着するために設けられた接着剤層であり、本実施形態において、酸変性ポリオレフィン層9にはプロピレン系エラストマー樹脂を添加した酸変性ポリプロピレン樹脂を用いる。
酸変性ポリプロピレン樹脂に、プロピレン系エラストマー樹脂を含む樹脂を添加することで柔軟性を付与し、耐折り曲げ性の向上、成形時でのクラックを防止することができ、これにより、万一、熱接着性樹脂層8にクラックが発生した場合にも酸変性ポリオレフィン層9においてクラックの発生を防ぎ、金属箔7と熱接着性樹脂層8が剥離するのを防ぐことができる。
酸変性ポリプロピレンを用いる場合、
(1)ビガット軟化点115℃以上、融点150℃以上のホモタイプ、
(2)ビガット軟化点105℃以上、融点130℃以上のエチレンープロピレンとの共重合体(ランダム共重合タイプ)
(3)融点110℃以上である不飽和カルボン酸を用い酸変性重合した単体又はブレンド物等を用いることができる。
また、酸変性ポリオレフィン層9を構成する樹脂としては、本実施形態で用いた酸変性ポリプロピレン樹脂以外にも不飽和カルボン酸でグラフト変性したポリオレフィン樹脂、エチレンないしアクリル酸、または、メタクリル酸との共重合体、あるいは、金属架橋ポリオレフィン樹脂等があり、必要に応じてブテン成分、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体、非晶質のエチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合体等を5%以上添加してもよい。
また、接着剤層として酸変性ポリオレフィン層9を設ける替わりにフッ素系樹脂層を用いて金属箔7と熱接着性樹脂層8をドライラミネーション法により接着することもできる。
なお、フッ素系樹脂層とは、水酸基を含有するフッ素含有共重合体と該フッ素含有共重合体と反応する硬化剤とにより形成される層である。水酸基を含有するフッ素含有共重合体としては、有機溶剤可溶性で分子中に架橋部位を有するものであり、架橋部位としてはアルコール性水酸基(OH基)などである。
次に基材層6について説明する。本実施形態に係る基材層6は延伸ナイロンフィルムを用い、ナイロンとしては、ポリアミド樹脂、すなわち、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン6とナイロン6,6との共重合体、ナイロン6,10、ポリメタキシリレンアジパミド(MXD6)等が挙げられる。また、ナイロンフィルム以外にも、延伸ポリエステルを用いてもよく、ポリエステル樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、共重合ポリエステル、ポリカーボネート等が挙げられる。
また、基材層6は耐ピンホール性および包装材5を容器として用いる時の絶縁性を向上させるために、上記ポリエステルフィルム又はナイロンフィルムの他、異なる材質のフィルムを積層化することも可能である。基材層6を積層体化する場合、基材層が2層以上の樹脂層を少なくとも一つを含み、各層の厚みが6〜25μmであることが好ましい。基材層を積層化する例としては、図示はしないが次の1)〜7)が挙げられる。
1)延伸ポリエチレンテレフタレート/延伸ナイロン
2)延伸ナイロン/延伸ポリエチレンテレフタレート
3)フッ素系樹脂/延伸ポリエチレンテレフタレート(フッ素系樹脂は、フィルム状物、または液状コーティング後乾燥で形成)
4)シリコーン系樹脂/延伸ポリエチレンテレフタレート(シリコーン系樹脂は、フィルム状物、または液状コーティング後乾燥で形成)
5)フッ素系樹脂/延伸ポリエチレンテレフタレート/延伸ナイロン
6)シリコーン系樹脂/延伸ポリエチレンテレフタレート/延伸ナイロン
7)アクリル系樹脂/延伸ナイロン(アクリル系樹脂はフィルム状、または液状コーティング後乾燥で硬化)
なお、3)〜7)に示すように、包装材5の機械適性(包装機械、加工機械の中での搬送の安定性)、表面保護性(耐熱性、耐内容物性)の確保を目的としたり、プレス加工の金型と基材層との摩擦抵抗を小さくする目的あるいは内容物が付着した場合に基材層を保護するために、基材層を多層化し、基材層表面にフッ素系樹脂層、アクリル系樹脂層、シリコーン系樹脂層、ポリエステル系樹脂層、及びこれらのブレンド物層等を設けることが好ましい。
また、上記延伸ポリエチレンテレフタレートの代わりに延伸ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートを用いた場合にも同様の効果が得られる。
次に金属箔7について説明する。金属箔7は、外部から包装材内部に水蒸気が浸入することを防止するための層で、金属箔層単体のピンホール、及び加工適性(パウチ化、プレス成形性)を安定化し、かつ耐ピンホールをもたせるために厚さ15μm以上のアルミニウム、ニッケルなどの金属、又は、無機化合物、例えば、酸化珪素、アルミナ等を蒸着したフィルムなども挙げられるが、金属箔7として好ましくは厚さが20〜80μmのアルミニウムとする。
ピンホールの発生をさらに改善し、包装材をプレス加工する場合、クラックなどの発生のないものとするためには、金属箔7として用いるアルミニウムの材質が、鉄含有量が0.3〜9.0重量%、好ましくは0.7〜2.0重量%とすることによって、鉄を含有していないアルミニウムと比較して、アルミニウムの展延性がよく、包装材として折り曲げによるピンホールの発生が少なくなり、かつプレス成形時に側壁の形成も容易にできる。前記鉄含有量が、0.3重量%未満の場合は、ピンホールの発生の防止、プレス成形性の改善等の効果が認められず、前記アルミニウムの鉄含有量が9.0重量%を超える場合は、アルミニウムとしての柔軟性が阻害され、包装材として製袋性が悪くなる。
また、冷間圧延で製造されるアルミニウムは焼きなまし(いわゆる焼鈍処理)条件でその柔軟性・腰の強さ・硬さが変化するが、本発明において用いるアルミニウムは焼きなましをしていない硬質処理品より、多少または完全に焼きなまし処理をした軟質傾向にあるアルミニウムがよい。前記、アルミニウムの柔軟性・腰の強さ・硬さの度合い、すなわち焼きなましの条件は、加工適性(パウチ化、プレス成形)に合わせ適宜選定すればよい。
また、金属箔7であるアルミニウムの表、裏面に化成処理を施すことによって、接着剤15との接着強度が向上する。
化成処理層は酸変性ポリオレフィン層9と金属箔7とを安定的に接着し、金属箔7と熱接着性樹脂層8のデラミネーションを防止することができる。また、アルミニウムの腐食を防止する働きも有る。
具体的には、リン酸塩、クロム酸塩、フッ化物、トリアジンチオール化合物等の耐酸性皮膜を形成することによってプレス成形時の金属箔7と熱接着性樹脂層8との間のデラミネーション防止し、かつ、アルミニウム表面の接着性(濡れ性)を向上させることができる。
また、前記の各層には、適宜、製膜性、積層化加工、最終製品2次加工(パウチ化、プレス成形)適性を向上、安定化する目的のために、コロナ処理、ブラスト処理、酸化処理、オゾン処理等の表面活性化処理をしてもよい。
次に本実施形態に係る包装材5の積層方法について説明する。金属箔7と熱接着性樹脂層8との積層方法としては、大別してドライラミネーション法とサーマルラミネーション法とがある。ここで、ドライラミネーション法は接着剤を用いて積層するため生産性に優れる反面、接着剤層の断面からの水分透過性が高く、断面から浸入した水分が内層を透過する虞がある。
また、サーマルラミネーション法には、酸変性ポリオレフィン層9と熱接着性樹脂層8からなる共押しフィルムを熱ラミネーション法により金属箔7に積層する方法と、溶融した酸変性ポリオレフィン層9を金属箔7と熱接着性樹脂層8とで挟み込み積層するサンドイッチラミネーション法があり、いずれの方法も、ドライラミネーション法と比較して、耐内容物性、耐久性に優れる積層方法である。
具体的には熱ラミネーション法は、酸変性ポリオレフィン層9と熱接着性樹脂層8からなる共押出しフィルムの酸変性ポリオレフィン層8の面に化成処理を施したアルミニウム等の金属箔層の化成処理面を貼り合わせ熱ラミネートする方法である。
また、サンドイッチラミネーション法は、金属箔7の化成処理面に酸変性ポリオレフィン層9を接着樹脂として押出し、熱接着性樹脂層8と接着させる方法である。ここで、酸変性ポリオレフィン層9を押出ラミネートする場合、得られる積層体を酸変性ポリオレフィンの軟化点以上に加熱する(後加熱)か、または、前記酸変性ポリオレフィンの押出し加工において、アルミニウムの面を酸変性オレフィンの軟化点以上に加熱する(前加熱)ことにより外装体として、耐内容物性、成形性に耐えられる接着強度のあるラミネートが可能になる。
この加熱方法としては、熱ロール接触式、熱風式、近または遠赤外線等の方法があるが、本発明においてはいずれの加熱方法でもよく、前述のように、接着樹脂がその軟化点温度以上に加熱できればよい。
また、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。例えば、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート等の2軸延伸フィルム等からなる中間層を金属箔7と熱接着性樹脂層8との間に設けてもよい。中間層は、包装材料としての強度向上、バリア性の改善安定化することができる。
また、上記中間層に融点が140〜180℃の高融点タイプのものを用いることで、容器1において、外装体内部に高い温度の内容物を収納した場合においても、中間層は溶融せず、内部の密封性をいっそう確保することできる。
また、熱接着性樹脂層8表面に溶融押出しされたポリプロピレン層を追加工することもできる。溶融押出しされたポリプロピレン層を追加工することにより、所定のシール強度を確保しながらヒートシール温度を下げることができる。これは、溶融押出しされたポリプロピレン層は、熱接着性樹脂層8を構成する溶融押出しされていないその他のポリプロピレン層と比較して融点が低く、流動性が高いことによると考えられる。
[実施例1]
以下、本発明の作用及び効果について、実施例を用いて具体的に説明する。まず、アルミニウム(厚さ40μm)の一方の面に、延伸ナイロンフィルム(厚さ25μm)を2液硬化型ポリウレタン系接着剤を介してドライラミネート法により貼り合わせ、もう一方の面に酸変性ポリプロピレン(厚さ15μm)を溶融押出しするとともに未延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ30μm)を積層して比較例1の包装材を得た。
次に、アルミニウム(厚さ40μm)の一方の面に、延伸ナイロンフィルム(厚さ25μm)を2液硬化型ポリウレタン系接着剤を介してドライラミネート法により貼り合わせ、もう一方の面にフッ素系ポリオールにIPDIヌレート体及びIPDIをフッ素系ポリオールの水酸基(−OH基)1当量に対してそれぞれ1.1当量添加した接着剤溶液を乾燥後に接着剤層として3.0g/mとなるように塗布・乾燥するとともに厚さ30μmの
未延伸ポリプロピレンフィルムを前記接着剤層面に加熱圧縮し比較例2の包装材を得た。(ドライラミネーション法)
次に、アルミニウム(厚さ40μm)の一方の面に、延伸ナイロンフィルム(厚さ25μm)を2液硬化型ポリウレタン系接着剤を介してドライラミネート法により貼り合わせ、もう一方の面に酸変性ポリプロピレン樹脂に対しプロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)を10重量%混合した酸変性ポリプロピレン(厚さ15μm)を溶融押出しするとともに未延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ30μm)を積層して本発明1の包装材を得た。
次に、アルミニウム(厚さ40μm)の一方の面に、延伸ナイロンフィルム(厚さ25μm)を2液硬化型ポリウレタン系接着剤を介してドライラミネート法により貼り合わせ、もう一方の面に酸変性ポリプロピレン樹脂に対しプロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)を20重量%混合した酸変性ポリプロピレン(厚さ15μm)を溶融押出しするとともに未延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ30μm)を積層して本発明2の包装材を得た。
次に、アルミニウム(厚さ40μm)の一方の面に、延伸ナイロンフィルム(厚さ25μm)を2液硬化型ポリウレタン系接着剤を介してドライラミネート法により貼り合わせ、もう一方の面に酸変性ポリプロピレン樹脂に対しプロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)を30重量%混合した酸変性ポリプロピレン(厚さ15μm)を溶融押出しするとともに未延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ30μm)を積層して本発明3の包装材を得た。
次に、アルミニウム(厚さ40μm)の一方の面に、延伸ナイロンフィルム(厚さ25μm)を2液硬化型ポリウレタン系接着剤を介してドライラミネート法により貼り合わせ、もう一方の面にフッ素系ポリオールにIPDIヌレート体及びIPDIをフッ素系ポリオールの水酸基(−OH基)1当量に対してそれぞれ1.1当量添加した接着剤溶液を乾燥後に接着剤層として3.0g/mとなるように塗布・乾燥するとともにポリプロピレン
樹脂に対しプロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)を20重量%混合した未延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ30μm)を前記接着剤層面に加熱圧縮し本発明4の包装材を得た。(ドライラミネーション法)
次に、アルミニウム(厚さ40μm)の一方の面に、延伸ナイロンフィルム(厚さ25μm)を2液硬化型ポリウレタン系接着剤を介してドライラミネート法により貼り合わせ、もう一方の面に酸変性ポリプロピレン樹脂に対しプロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)を20重量%混合した酸変性ポリプロピレン(厚さ15μm)を溶融押出しするとともにポリプロピレン樹脂に対しプロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)を20重量%混合した未延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ30μm)を積層して本発明5の包装材を得た。
次に、上記比較例1、2及び本発明1〜4の各包装材を60mm(MD方向)×60mm(TD方向)の短冊片に裁断し、プレス成形により深さ6.0mmの凹状のトレイを作成した。図4は絶縁性評価方法を測定する装置を示す斜視図であり、前記凹状の成形部に試験液(エタノールアミン、グリコールエーテル、リン酸塩、非イオン系界面活性剤、水、により組成)を3g入れ、正極端子を試験液に、負極端子の先端が外装体のアルミニウム箔に達するようにセットし、絶縁抵抗測定器(HIOKI社製:型番3154)により電圧25Vを10秒間印加し絶縁抵抗値を測定した。その結果を図5の表に示す。
図5の表から明らかなように、本実施例におけるプレス成形により比較例1及び比較例2の包装材はアルミニウムが通電したのに対して、酸変性ポリプロピレン又は未延伸ポリプロピレンフィルムの少なくとも一方にプロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)が混合された本発明1〜4の包装材はアルミニウムの通電がみられなかった。これにより、プロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)を添加した未延伸ポリプロピレンフィルム又は酸変性ポリプロピレンは強靭性が向上し、プレス成形においてもクラックが発生しないことがわかった。
また、プレス成形後の包装材を目視により観察したところ、本発明1〜3の包装材は未延伸ポリプロピレンフィルムが白化しているのを確認することができたが、本発明4,5では白化は確認できなかった。また、比較例1は未延伸ポリプロピレンフィルム及び酸変性ポリプロピレンの両方に白化が確認でき、比較例2は未延伸ポリプロピレンフィルムのみで白化を確認することができた。
これらのことからプロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)を添加していない層ではプレス成形により白化が生じやすいことがわかった。
[実施例2]
次に、実施例1で作成した上記比較例1、2及び本発明1〜4の各包装材を60mm(MD方向)×60mm(TD方向)の短冊片に裁断し、図6に示すようにまず、短冊片を二つ折りにし、マンリキ10でMD方向に固定した後(図6(a)参照)、片面を90°折り返し(図6(b)参照)、押さえ治具11に沿って再び折り返す(図6(c)参照)。次にマンリキ10を外してマンリキ10に挟持されていた部分をヒートシールした後(図6(d)参照)、再びヒートシールした部分をマンリキ10で固定し、押さえ治具11に沿って折り返された部分を元の状態に戻し(図6(e)参照)、短冊片の両面を前記シール際で90°折り返し(図6(f)参照)、両サイドをヒートシールしてパウチ状の包装材を作製した(図6(g)参照)。次に、パウチ内に試験液(エタノールアミン、グリコールエーテル、リン酸塩、非イオン系界面活性剤、水、により組成)を3g入れ、正極端子を試験液に、負極端子の先端が外装体のアルミニウム箔に達するようにセットし、絶縁抵抗測定器(HIOKI社製:型番3154)により電圧25Vを10秒間印加し絶縁抵抗値を測定し、その結果を図7の表に示す。
図7の表から明らかなように、ヒートシール樹脂の配向方向(MD方向)と垂直に交差するTD方向に折り目を入れた場合、プロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)を混合した本発明1〜4の包装材はアルミニウムの通電がみられなかったのに対しプロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)が混合されていない比較例1及び比較例2の包装材はアルミニウムの通電が確認された。これにより、プロピレン系エラストマー樹脂(商品名:ノティオ、三井化学製)を添加した未延伸ポリプロピレンフィルム又は酸変性ポリプロピレンは強靭性が向上し、ヒートシール後、そのシール部をTD方向に折り曲げた場合でもクラックが発生しないことがわかった。
1 容器
5 包装材
6 基材層
7 金属箔
7a 化成処理層(金属箔層表面)
8 熱接着性樹脂層
9 酸変性ポリオレフィン層
10 マンリキ
11 押さえ治具

Claims (3)

  1. 基材層と、金属箔層と、接着剤層と、熱接着性樹脂層とが、少なくとも順次積層された包装材において、
    前記接着剤層又は前記熱接着性樹脂層の少なくとも1層はオレフィン系エラストマー樹脂が添加されたポリオレフィン樹脂層を含むことを特徴とする包装材。
  2. 前記接着剤層が酸変性ポリオレフィン樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の包装材。
  3. 前記接着剤層が酸変性ポリプロピレンからなり、前記熱接着性樹脂層がプロピレン系樹脂からなり、前記オレフィン系エラストマー樹脂がプロピレン系エラストマー樹脂であることを特徴とする請求項2に記載の包装材。
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