JP2014221598A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示面に表示される表示対象のサイズが小さくても、運転者が容易に視認でき、しかも表示対象に新鮮味を加えることができる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】シフト操作が開始される前、シフトインジケータ75は回転計51内にある。シフト位置がニュートラルからドライブに変更された場合、マイクロコンピュータ101は、シフトインジケータ75の一部である文字75aを、「N」からドライブを意味する「D」に変更し、アニメーション表示処理を開始する。マイクロコンピュータ101は、経路91に沿って、シフトインジケータ75を回転計51の外にあるグラフィック表示画面111aの略中央に移動させ(S3)、この略中央に達してから一定時間が経過すると、アニメーション表示処理を再開し、シフトインジケータ75を元の位置に移動させる(S7)。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用表示装置に関する。
従来、液晶表示器等の表示デバイスに自動車用メータを画像で表示させ、その画像表示を制御するグラフィックメータが知られている。
この種の先行技術として、特許文献1には、ディスプレイデバイスによって構成されるメータに、シフトポジションを表す画像が表示されることが示されている。
また、特許文献2には、シフレバーの操作に合わせてポジション切替アニメーションを表示することが示されている。
また、特許文献3には、シートベルト警告マークが移動するように表示されることが示されている。
特開2009−41987号公報 特開2009−73217号公報 特開2012−001029号公報
しかしながら、従来の車両用表示装置では、シフトポジションを表す画像(以下、シフトインジケータという)を単に表示するだけで新鮮味に欠けた。また、シフトインジケータは表示サイズの小さい画像であるので、運転者がシフト操作を画面上で確認する際、若干の困難性があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示面に表示される表示対象のサイズが小さくても、運転者が表示対象を容易に視認することができ、しかも表示対象に新鮮味を加えることができる車両用表示装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両用表示装置は、下記(1)〜(6)を特徴としている。
(1) 表示面に各種情報が表示される表示部と、
前記表示部に表示される表示内容を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記表示内容の一部である表示対象を変更する信号を検知した場合、前記表示面に表示される表示対象を、前記信号の検知前とは異なる所定の位置に向けて移動させ、該表示対象を、検知前とは異なる所定の位置に移動させた後、検知前に表示されていた元の位置に移動させる、
こと。
(2) 上記(1)の構成の車両用表示装置であって、
前記表示対象が前記所定の位置に移動する経路と、前記表示対象が前記元の位置に移動する経路とが同じである、
こと。
(3) 上記(1)の構成の車両用表示装置であって、
前記表示対象が前記所定の位置に移動する経路と、前記表示対象が前記元の位置に移動する経路とが異なる、
こと。
(4) 上記(1)から(3)のいずれか1つの構成の車両用表示装置であって、
前記表示対象を変更する信号は、シフトポジションが変更したことを通知する信号であり、
前記表示対象は、シフトポジションを表す画像である、
こと。
(5) 上記(1)から(4)のいずれか1つの構成の車両用表示装置であって、
前記所定の位置は、前記表示面の略中央である、
こと。
(6) 上記(1)から(5)のいずれか1つの構成の車両用表示装置であって、
前記元の位置は、前記表示面に表示される計器の内側にある、
こと。
上記(1)から(6)の構成の車両用表示装置によれば、表示対象を信号の検知前とは異なる所定の位置に向けて移動させ、検知前とは異なる所定の位置に移動させた後、検知前に表示されていた元の位置に移動させる。
本発明によれば、表示対象を信号の検知前とは異なる所定の位置に向けて移動させ、検知前とは異なる所定の位置に移動させた後、検知前に表示されていた元の位置に移動させるので、表示面に表示される表示対象のサイズが小さくても、運転者が表示対象を容易に視認することができ、しかも表示対象に新鮮味を加えることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、実施形態におけるグラフィックメータ100のハードウェアの構成を示す図である。 図2は、シフトポジションセンサ71によって検出されるシフトレバー73のシフト位置を示す図である。 図3は、グラフィックメータ100の液晶表示器111に表示されるグラフィック表示画面111aを示す図である。 図4は、シフトインジケータ75の表示動作手順を示すフローチャートである。 図5(A)から図5(C)は、シフト操作が行われた場合のシフトインジケータ75の遷移を示す図である。 図6(A)及び図6(B)は、シフトインジケータ75を回転計51内の元の位置に戻す際の経路93を説明する図である。
本発明の実施形態における車両用表示装置について図面を用いて説明する。本実施形態の車両用表示装置は、車室内のインストルメントパネルに設置されたグラフィックメータに適用される。
図1は実施形態におけるグラフィックメータ100のハードウェアの構成を示す図である。図1に示すように、グラフィックメータ100は、マイクロコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)101、読み出し専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)102、インタフェース103、インタフェース104、CPU電源部105、グラフィックコントローラ106、フレームメモリ107、Xドライバ108、Yドライバ109、LCD(Liquid Crystal Display)電源部110、及び液晶表示器(TFT−LCD:Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)111を備えている。
マイクロコンピュータ(CPU)101は、予め用意されたプログラムを実行し、グラフィックメータ100の機能を実現するために必要な様々な処理を行う。例えば、後述するフローチャートに示した処理をマイクロコンピュータ101(制御部)が行う。
読み出し専用メモリ(EEPROM)102は、マイクロコンピュータ101が実行するプログラムの内容や、予め用意されたメータ初期画像等の画像データや固定データなどを保持している。また、EEPROM102には、パーキング、バック、ニュートラル、ドライブ、ローのシフト位置(シフトポジション)をそれぞれ「P」、「R」、「N」、「D」、「L」の文字で表すシフトインジケータ75(図5(A)から図5(C)参照)の画像が登録されている。
インタフェース103は、車両側のイグニッションスイッチの状態を表す信号(IGN+)をマイクロコンピュータ101に入力する。
インタフェース104は、マイクロコンピュータ101と車両側の各種制御装置(ECU:Electric Control Unit)との間で、CAN(Controller Area Network)規格による通信を行うために利用される。具体的には、現在の車両の走行速度、エンジン回転速度、冷却水温、燃料量、クラッチ接続の有無等の現在の様々な車両状態を表すデータが、ほぼリアルタイムのデータとして車両側からインタフェース104を介してマイクロコンピュータ101に入力される。
例えば、インタフェース104は、車両が所定量移動する毎に当該車両側に搭載された速度センサから出力される車速パルス信号を受け付け、現在の車両の走行速度の値を表す走行速度情報としてマイクロコンピュータ101に出力する。
また、インタフェース104は、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数(NE)センサから出力されるパルス信号を受け付け、エンジン回転数情報としてマイクロコンピュータ101に出力する。また、インタフェース104は、燃料センサによって検出された燃料量の情報を受け付け、マイクロコンピュータ101に出力する。また、インタフェース104は、ラジエータ内の冷却水の温度を検出する水温センサからの信号を受け付け、冷却水温情報としてマイクロコンピュータ101に出力する。
インタフェース112は、シフトレバー73(図2参照)のシフト位置を検出するシフトポジションセンサ71からの信号を受け付け、シフト位置を表す情報をマイクロコンピュータ101に出力する。図2はシフトポジションセンサ71によって検出されるシフトレバー73のシフト位置を示す図である。
CPU電源部105は、車両側のプラス側電源ライン(+B)から供給される直流電力を入力してマイクロコンピュータ101の動作に必要な直流電圧(Vcc)を生成する。また、必要に応じてリセット信号を生成したり、マイクロコンピュータ101から出力されるスリープ信号に従って電力供給を抑制するための動作も行う。
液晶表示器111は、液晶デバイスにより構成された多数の微小表示セルをX方向およびY方向に並べて配置されたカラーの2次元表示画面を有している。多数の微小表示セルの表示状態をセル毎に個別に制御することにより、2次元表示画面上に図形、文字、画像等の所望の情報をグラフィック表示することができる。
液晶表示器111(表示部)は、2次元画面表示によってグラフィックメータ(単に、メータともいう)100のグラフィック表示画面(表示面)111aを表示する。
図3はグラフィックメータ100の液晶表示器111に表示されるグラフィック表示画面111aを示す図である。グラフィック表示画面111aは、表示される領域がそれぞれ異なる、第1の表示領域(図中、左側の領域)31と第2の表示領域(図中、中央の領域)32と第3の表示領域(図中、右側の領域)33に大別される。
第1の表示領域31には、現在の車両の走行速度を表示する速度計41、及び現在の燃料量を表示する燃料計42が一部重なるように表示される。速度計41は、速度スケール45と指針46と距離計44と装飾リング43を有し、指針46が速度スケール45上の目盛り位置を指し示すことで、現在の車両の走行速度を表す。
また、燃料計42は、燃料量スケール47と指針48と装飾リング49を有し、指針48が燃料量スケール47上の位置を指し示すことで、現在の燃料残量を表す。
第2の表示領域32は、各種の画像が切り替え可能に表示される領域である。第2の表示領域32には、通常、デフォルト画像として、装飾画像である、正面上部から見た車両を模した画像(車両画像)61が表示される。また、第2の表示領域32の上方には、左ウインカ65及び右ウインカ66が表示される。
第3の表示領域33には、現在のエンジン回転速度を表示する回転計51、及び現在の冷却水温を表示する水温計52が一部重なるように表示される。回転計51は、回転速度スケール55と指針56と装飾リング54を有し、指針56が回転速度スケール55上の目盛り位置を指し示すことで、現在のエンジンの回転速度を表示する。また、回転計51の一部である装飾リング54内には、後述するシフトインジケータ75が表示される。
また、水温計52は、温度スケール57と指針58と装飾リング59を表示し、指針58が温度スケール57上の位置を指し示すことで、現在の冷却水温を表す。
液晶表示器111の表示画面のY方向の走査位置は、Yドライバ109の出力により順次に切り替わる。Yドライバ109は、グラフィックコントローラ106から出力される垂直同期信号に同期して、Y方向の走査位置を順次に切り替える。
Xドライバ108は、グラフィックコントローラ106から出力される水平同期信号に同期して液晶表示器111の表示画面のX方向の走査位置を順次に切り替える。また、Xドライバ108はグラフィックコントローラ106から出力されるRGB各色の画像データを走査位置の表示セルに与えて画面中の表示内容を制御する。
液晶表示器111の表示画面のY方向の走査位置は、Yドライバ109の出力により順次に切り替わる。Yドライバ109は、グラフィックコントローラ106から出力される垂直同期信号に同期して、Y方向の走査位置を順次に切り替える。
Xドライバ108は、グラフィックコントローラ106から出力される水平同期信号に同期して、液晶表示器111の表示画面のX方向の走査位置を順次に切り替える。また、Xドライバ108は、グラフィックコントローラ106から出力されるRGB各色の画像データを走査位置の表示セルに与えて画面中の表示内容を制御する。
グラフィックコントローラ106は、マイクロコンピュータ101から入力される様々な命令に従って、様々なグラフィック要素を液晶表示器111の画面上に表示する。実際には、画素毎の表示内容を保持するフレームメモリ107に対して、マイクロコンピュータ101又はグラフィックコントローラ106が表示データを書き込み、グラフィックの描画を行う。
また、グラフィックコントローラ106は、液晶表示器111の画面を2次元走査するための垂直同期信号及び水平同期信号を生成し、これらの同期信号に同期したタイミングでフレームメモリ107上の該当するアドレスに格納されている表示データを液晶表示器111に与える。
LCD電源部110は、車両側のプラス側電源ライン(+B)から供給される直流電力を入力して、液晶表示器111の表示に必要とされる所定の直流電力を生成し、液晶表示器111等に供給する。
グラフィックコントローラ106は、マイクロコンピュータ101から入力される様々な命令に従って、様々なグラフィック要素を液晶表示器111の画面上に表示する。実際には、画素毎の表示内容を保持するフレームメモリ107に対して、マイクロコンピュータ101又はグラフィックコントローラ106が表示データを書き込みグラフィックの描画を行う。また、液晶表示器111の画面を2次元走査するための垂直同期信号及び水平同期信号を生成し、これらの同期信号に同期したタイミングでフレームメモリ107上の該当するアドレスに格納されている表示データを液晶表示器111に与える。
LCD電源部110は、車両側のプラス側電源ライン(+B)から供給される直流電力を入力して、液晶表示器111の表示に必要とされる所定の直流電力を生成する。
上記構成を有するグラフィックメータ100の表示動作を示す。イグニッションスイッチがオンに操作されると、マイクロコンピュータ101に直流電圧(Vcc)が供給される。マイクロコンピュータ101は、グラフィック表示画面111a内の第1の表示領域31〜第3の表示領域33における各種情報の表示制御を開始する。
マイクロコンピュータ101は、インタフェース104を介して走行速度、エンジン回転数、燃料量、冷却水温等の車両データを取得し、これらの車両データをもとに、速度計41、回転計51、燃料計42及び水温計52を描画する。
また、マイクロコンピュータ101は、取得した走行速度と走行時間を乗算することにより得られる走行距離を算出し、この走行距離から得られるODO値(積算走行距離)及びTRIP値(走行距離)を含む距離計(ODO/TRIPメータ)44を描画する。
また、マイクロコンピュータ101は、インタフェース112を介してシフトポジションセンサ71によって検出される、シフトレバー73のシフト位置を入力し、このシフト位置を表す画像であるシフトインジケータ75を回転計51内に描画する。ここでは、シフトインジケータ75は、回転計51の一部である装飾リング54の内側かつ中央下方に描画される。また、シフトインジケータ75(表示対象)は、シフト位置を表す文字75aと、これを囲む四角枠75bとから構成される。図3では、文字75aはドライブを意味する「D」に設定されている。
図4はシフトインジケータ75の表示動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、読み出し専用メモリ102に記憶されており、マイクロコンピュータ(CPU)101によって実行される。
マイクロコンピュータ101は、運転者によってシフト操作が行われ、インタフェース112を介してシフトポジションセンサ71からシフト位置を変更する信号が通知されたか否かを判別する(ステップS1)。シフト操作が行われていない場合、マイクロコンピュータ101はステップS1の処理に戻る。
図5(A)から図5(C)はシフト操作が行われた場合のシフトインジケータ75の遷移を示す図である。図5(A)に示すように、シフト操作が開始される前、シフトインジケータ75は、移動前の元の位置として、回転計51の装飾リング54内にある。ここでは、シフト位置がニュートラルであり、シフトインジケータ75の一部である文字75aは、ニュートラルを意味する「N」に設定されている。
一方、ステップS1でシフト操作が行われた場合、マイクロコンピュータ101は、シフトポジションセンサ71によってシフト位置を検出し、かつシフトレバー73の操作方向を認識する(ステップS2)。
シフト位置がニュートラルからドライブに変更された場合、マイクロコンピュータ101は、図5(B)に示すように、シフトインジケータ75の一部である文字75aを、「N」からドライブを意味する「D」に変更し、アニメーション表示処理を開始する(ステップS3)。このアニメーション表示処理では、マイクロコンピュータ101は、シフトインジケータ75を、例えば経路91に沿って、回転計51の外にあるグラフィック表示画面111aの略中央の位置(所定の位置)に移動させる。この略中央の位置は、運転者の目線が集中し易い位置である。このとき、マイクロコンピュータ101は、車両画像61の位置を少し下げて、シフトインジケータ75が収まる領域を広げる。
マイクロコンピュータ101は、シフトインジケータ75が所定の位置に達したか否かを判別し(ステップS4)、達していない場合、ステップS3の処理に戻る。一方、シフトインジケータ75が所定の位置に達した場合、図5(C)に示すように、シフトインジケータ75を移動させるアニメーション表示処理を停止する(ステップS5)。
そして、マイクロコンピュータ101は、シフトインジケータ75が所定の位置に達してから一定時間が経過したか否かを判別する(ステップS6)。一定時間が経過していない場合、マイクロコンピュータ101は、ステップS5の処理に戻る。
一方、一定時間が経過すると、マイクロコンピュータ101は、アニメーション表示処理を再開し、シフトインジケータ75を、行きの経路91と同じ経路に沿って回転計51内の元の位置に移動させる処理を行う(ステップS7)。なお、このとき、元の位置に移動したシフトインジケータ75の一部である文字75aはドライブを意味する「D」のままである。
図6(A)及び図6(B)はシフトインジケータ75を回転計51内の元の位置に戻す際の経路93を説明する図である。図6(A)に示すように、帰りの経路93は、行きの経路91と同じであってもよい。つまり、シフトインジケータ75は、行きも帰りも同じ経路に沿って移動する。行きと帰りの経路が同じである場合、自然な動きとして捉えることができる。また、図6(B)に示すように、帰りの経路93は、行きの経路91と異なる経路であってもよい。行きと帰りの経路が異なる場合、シフトインジケータ75を移動させる際、運転者に斬新な印象を与えることが可能である。
ここで、経路91、93は、移動中、文字75aが視認しにくくなるような箇所や、目盛り等と重なる箇所をできるだけ避け、空白な領域を通るように設定されることが望ましい。これにより、シフトインジケータ及びメータの視認性が確保される。
このように、本実施形態のグラフィックメータ100によれば、グラフィック表示面に表示されるシフトインジケータのサイズが小さくても移動させることで、運転者に注意喚起を行うことができる。これにより、運転者によるシフトインジケータの視認が促され、しかも、シフトインジケータに新鮮味を加えることができる。
また、移動先である所定の位置にシフトインジケータを一定時間留めた後、元の位置に戻すので、運転者にシフト位置を視認させた後、必要以上に運転者の視線を釘づけにしないで済む。また、現在のシフト位置(シフトポジション)を運転者により確実に認識させることができ、操作ミスの発生を防止できる。
また、シフトインジケータの移動先である所定の位置は、運転席に着座した運転手の視線がまず向く、グラフィック表示面の略中央であるので、運転者の視線を集め易く、視認性が高まる。また、シフトインジケータの移動元の位置は、回転計の一部である装飾リングの内側であるので、ホームポジションとして適する。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、本実施形態の構成が持つ機能を達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、シフトインジケータが移動する往きと帰りの経路は、あらかじめ設定されていたが、運転者が操作スイッチ等から指示することにより任意の経路に設定されてもよい。また、上記経路は、マイクロコンピュータが始点と終点を結ぶ経路を不規則に決定することで設定されてもよい。
また、シフトインジケータを移動させる際、等速度で移動させてもよいし、速度を変えて移動させてもよい。例えば、シフトインジケータが目盛り等と重なる箇所では、移動速度を速め、また、空白箇所では移動速度を遅くすることで、移動中の視認性を確保するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、シフトインジケータを計器内の元の位置に戻す際、あらかじめ定められた経路に沿って移動させたが、経路に沿って移動させる代わりに、一瞬で切り替わるように、すなわち、所定の位置に表示されたシフトインジケータを消すと同時に、元の位置にシフトインジケータを表示させるようにして、元の位置に戻してもよい。これにより、移動時間が必要以上に長くならない。
また、上記実施形態では、シフトインジケータの移動先である所定の位置はグラフィック表示面の略中央であったが、シフトインジケータを移動させるだけでも運転者は気付き易いので、グラフィック表示面内の任意の位置、例えば周縁であってもよい。
また、上記実施形態では、グラフィック表示面に表示される表示対象として、シフト位置を表す画像を示したが、各種の警告画像や、ヘッドランプの点灯を表す画像等に対しても、本発明は適用可能であり、同様の効果が得られる。
本発明は、車両用表示装置において、表示対象のサイズが小さくても、運転者が表示対象を容易に視認することができ、しかも表示対象に新鮮味を加えることができ、有用である。
31 第1の表示領域
32 第2の表示領域
33 第3の表示領域
41 速度計
42 燃料計
43、49、54、59 装飾リング
44 距離計
45 速度スケール
46、48、56、58 指針
47 燃料量スケール
51 回転計
52 水温計
55 回転速度スケール
57 温度スケール
61 車両画像
65 左ウインカ
66 右ウインカ
71 シフトポジションセンサ
73 シフトレバー
75 シフトインジケータ
75a 文字
75b 四角枠
91、93 経路
100 グラフィックメータ
101 マイクロコンピュータ
102 読み出し専用メモリ
103、104、112 インタフェース
105 CPU電源部
106 グラフィックコントローラ
107 フレームメモリ
108 Xドライバ
109 Yドライバ
110 LCD電源部
111 液晶表示器
111a グラフィック表示画面

Claims (4)

  1. 表示面に各種情報が表示される表示部と、
    前記表示部に表示される表示内容を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記表示内容の一部である表示対象を変更する信号を検知した場合、前記表示面に表示される表示対象を、前記信号の検知前とは異なる所定の位置に向けて移動させ、該表示対象を、検知前とは異なる所定の位置に移動させた後、検知前に表示されていた元の位置に移動させる、
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記表示対象が前記所定の位置に移動する経路と、前記表示対象が前記元の位置に移動する経路とが同じである、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
  3. 前記表示対象が前記所定の位置に移動する経路と、前記表示対象が前記元の位置に移動する経路とが異なる、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
  4. 前記表示対象を変更する信号は、シフトポジションが変更したことを通知する信号であり、
    前記表示対象は、シフトポジションを表す画像である、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
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