JP2014219740A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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平田 純一
Junichi Hirata
純一 平田
達也 錦織
Tatsuya Nishigori
達也 錦織
和由 曽我
Kazuyoshi Soga
和由 曽我
泉 松尾
Izumi Matsuo
泉 松尾
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Abstract

【課題】コンテンツにおける複数の閲覧対象のそれぞれに対して閲覧状況を分析する。【解決手段】情報処理装置1は、電子機器でコンテンツを閲覧したときの前記コンテンツごとの表示倍率と、画面表示領域の座標情報とを少なくとも含む作業ログを記憶する記憶部132と、前記コンテンツを構成する複数の項目ごとの項目領域に分割する項目領域分割部141と、項目領域分割部が分割した項目領域ごとに表示倍率と画面表示領域の座標情報から算出される画面表示領域の移動方向とに基づいて判定する領域を表す判定領域を決定する判定領域決定部142と、項目領域分割部が分割した項目領域と、判定領域決定部が決定した判定領域と、に基づいて項目領域が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定部145と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
表示部を備えた電子機器、例えばスマートフォン、タブレット端末やパソコンなどがコンテンツの閲覧に利用されている(非特許文献1参照)。そして、コンテンツの閲覧に利用された電子機器の作業ログを収集、分析し、分析結果を用いて閲覧状況を確認するものがある。(例えば、非特許文献2参照)。
"Actibook Custom"、[online]、スターティアラボ株式会社、[2013年4月5日検索]、インターネット<http://saas.startialab.com/acti_books/1045173774/14288/android.html> "ニュースリリース"、[online]、スターティアラボ株式会社、[2013年4月5日検索]、インターネット<http://www.startia.co.jp/news/pdf/20110830.pdf>
しかしながら、従来技術での作業ログの分析は、コンテンツのページ単位で作業ログ情報の出力、ページを拡大したときのページ拡大ログのみを記録するものであり、ページを最小単位として分析するものである。このため、作業ログを分析してもコンテンツのページ中に複数の閲覧対象がある場合、例えばカタログであれば複数の商品画像や複数の商品情報、手順書であれば複数の作業項目がある場合、閲覧対象のそれぞれについて閲覧状況を分析することができなかった。このように、コンテンツにおける複数の閲覧対象のそれぞれに対して閲覧状況を分析できないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、コンテンツにおける複数の閲覧対象のそれぞれに対して閲覧状況を分析することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム提供することを課題とする。
(1)本発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様は、情報処理装置であって、電子機器でコンテンツを閲覧したときの前記コンテンツごとの表示倍率と画面表示領域の座標情報とを少なくとも含む作業ログを記憶する記憶部と、前記コンテンツを構成する複数の項目ごとの項目領域に分割する項目領域分割部と、前記項目領域分割部が分割した前記項目領域ごとに前記表示倍率と前記画面表示領域の前記座標情報から算出される前記画面表示領域の移動方向とに基づいて判定する領域を表す判定領域を決定する判定領域決定部と、前記項目領域分割部が分割した前記項目領域と、前記判定領域決定部が決定した前記判定領域とに基づいて前記項目領域が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定部と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
(2)本発明の一態様は、上述の情報処理装置であって、前記作業ログには、前記コンテンツを閲覧したときの時間情報が含まれ、前記時間情報に基づいて前記項目領域ごと表示時間を算出し、前記閲覧判定部が閲覧されたと判定した前記項目領域における前記表示時間が所定時間以上か否かを判定する表示時間判定部をさらに備えることを特徴とする情報処理装置である。
(3)本発明の一態様は、上述のいずれかの情報処理装置であって、前記作業ログには、前記コンテンツを閲覧したときの前記電子機器における操作を表す操作情報が含まれ、同時に複数の前記項目領域が前記判定領域に表示されていた場合に、前記操作情報に応じてユーザが操作対象とした前記項目領域を特定する判定部をさらに備えることを特徴とする情報処理装置である。
(4)本発明の一態様は、上述のいずれかの情報処理装置であって、前記閲覧判定部は、閲覧された順に前記項目領域と閲覧された順序と表示時間とを対応付けて閲覧情報を生成することを特徴とする情報処理装置である。
(5)本発明の一態様は、電子機器と情報処理装置とを備える情報処理システムであって、前記電子機器でコンテンツを閲覧したときの前記コンテンツごとの表示倍率と、画面表示領域の座標情報とを少なくとも含む作業ログを記憶する記憶部と、前記コンテンツを構成する複数の項目ごとの項目領域に分割する項目領域分割部と、前記項目領域分割部が分割した前記項目領域ごとに前記作業ログに含まれる前記表示倍率と前記画面表示領域の前記座標情報から算出される前記画面表示領域の移動方向とに基づいて判定する領域を表す判定領域を決定する判定領域決定部と、前記項目領域分割部が分割した前記項目領域と、前記判定領域決定部が決定した前記判定領域とに基づいて前記項目領域が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定部と、を備えることを特徴とする情報処理システムである。
(6)本発明の一態様は、情報処理方法であって、電子機器でコンテンツを閲覧したときの前記コンテンツごとの表示倍率と、画面表示領域の座標情報とを少なくとも含む作業ログを記憶する記憶部と、前記コンテンツを構成する複数の項目ごとの項目領域に分割する第1の過程と、前記第1の過程において分割された前記項目領域ごとに前記表示倍率と前記画面表示領域の前記座標情報から算出される前記画面表示領域の移動方向とに基づいて判定する領域を表す判定領域を決定する第2の過程と、前記第1の過程において分割された前記項目領域と、前記第2の過程において決定された前記判定領域と、に基づいて前記項目領域が閲覧されたか否かを判定する第3の過程と、を有することを特徴とする情報処理方法である。
(7)本発明の一態様は、プログラムであって、電子機器でコンテンツを閲覧したときの前記コンテンツごとの表示倍率と、画面表示領域の座標情報とを少なくとも含む作業ログを記憶する記憶部を備える情報処理装置のコンピュータに、前記コンテンツを構成する複数の項目ごとの項目領域に分割する第1のステップと、前記第1のステップにおいて分割された前記項目領域ごとに前記表示倍率と前記画面表示領域の前記座標情報から算出される前記画面表示領域の移動方向とに基づいて判定する領域を表す判定領域を決定する第2のステップと、前記第1のステップにおいて分割された前記項目領域と、前記第2のステップにおいて決定された前記判定領域と、に基づいて前記項目領域が閲覧されたか否かを判定する第3のステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、コンテンツにおける複数の閲覧対象のそれぞれに対して閲覧状況を分析することができる。
本発明の実施形態に係る情報収集システムの構成の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る電子機器の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る作業ログ記憶部が記憶する作業ログの一例を示すテーブルである。 本実施形態に係る電子機器でコンテンツを閲覧するときの操作の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る電子機器でコンテンツを閲覧したときの操作時の作業ログの一例を示すテーブルである。 本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係るコンテンツ記憶部が記憶するコンテンツ情報の一例を示すテーブルである。 本実施形態に係る作業ログ記憶部が記憶する作業ログの一例を示すテーブルである。 本実施形態に係る閲覧判定記憶部が記憶する閲覧判定における判定結果の一例を示すテーブルである。 本実施形態に係る閲覧判定処理部が記憶する判定条件の一例を示すテーブルである。 本実施形態に係る項目領域分割部におけるコンテンツのあるページの項目領域分割処理の一例を示す概略図である。 本実施形態における画面表示領域におけるコンテンツの表示倍率の一例を説明する説明図である。 本実施形態に係る判定領域決定部の判定領域決定処理の一例を説明する概略図である。 本実施形態に係る閲覧判定部の閲覧判定処理の一例を説明する概略図である。 本実施形態に係るWeb機能部により提供される閲覧情報の一例を示すテーブルである。 本実施形態に係る閲覧判定表示部が閲覧情報を出力するときの出力画面の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る閲覧判定表示部が出力する出力ファイルの一例を示すテーブルである。 本実施形態に係る項目領域分割部における項目領域分割処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る閲覧判定処理部の閲覧判定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報収集システムS1の構成の一例を示す概略図である。
情報処理システムS1は、情報処理装置1と、電子機器2と、Webブラウザ3と、を含む。情報処理装置1と、電子機器2と、Webブラウザ3とは、ネットワークN1を介して接続される。電子機器2は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パソコンなどの表示部やタッチパネルなどを備える電子機器である。本実施形態において、ユーザは、電子機器2を利用して例えば、文章、画像などのコンテンツを閲覧する。電子機器2は、コンテンツを閲覧した際の作業ログを、ネットワークN1を介して情報処理装置1に有線または無線で送信する。
ここで、ネットワークN1は、例えば電子機器と通信する基地局装置、当該基地局装置と他の基地局装置との通信を中継する中継装置、ネットワーク管理装置、ホーム基地局装置などを含む。
そして、情報処理装置1は、電子機器2から受信した作業ログを分析し、コンテンツに含まれる複数の閲覧対象(例えばカタログであれば複数の商品画像や複数の商品情報、手順書であれば複数の作業項目)ごとに作業ログを分析し、閲覧情報を生成する。そして、ユーザは、Webブラウザ3を利用して情報処理装置1が生成した閲覧情報を参照して、コンテンツ、閲覧対象ごとの閲覧状況の確認することが可能であり、当該閲覧状況の確認結果からマーケティングなどに利用することができる。なお、情報処理装置1が生成した閲覧情報をCSV(Comma−Separated Values:)シーエスブイ)形式で出力してもよく、当該CSV形式の閲覧情報を、Webブラウザ3を利用してダウンロードしてもよい。また、ユーザは、Webブラウザ3を利用して情報処理装置1が生成した閲覧情報を参照して、コンテンツ、閲覧対象ごとの閲覧状況の確認とともにCSV形式の閲覧情報をダウンロードしてもよい。
図2は、本実施形態に係る電子機器2の構成の一例を示す概略ブロック図である。
電子機器2は、通信機能部21と、タッチパネル部22と、ビューワ部23と、作業ログ記憶部24と、を含む。
通信機能部21は、情報処理装置1と有線または無線で通信を行うためのインターフェース機能を有する。また、通信機能部21は、無線通信を行う場合、データの符号化/復号化、変調/復調、AD(Analog to Digital:アナログデジタル)/DA(Digital to Analog:デジタルアナログ)変換、周波数変換、無線波によるデータ信号の送受信などの通信処理を行う。
通信機能部21は、情報処理装置1からコンテンツ情報を受信するとビューワ部23にコンテンツ情報を出力する。ここで、コンテンツ情報には、カタログ、手順書などの文章や画像を含むコンテンツのデータを含む。また、通信機能部21は、所定の周期で作業ログ記憶部24から作業ログを読み出し、当該作業ログを情報処理装置1に送信する。なお、通信機能部21は、作業ごとに作業ログ記憶部24から作業ログを読み出し、当該作業ログを情報処理装置1に送信してもよい。
ビューワ部23は、通信機能部21から入力されたコンテンツ情報をタッチパネル部22に出力する。また、ビューワ部23は、タッチパネル部22から入力されたタッチ位置の位置座標、操作信号に基づいて、例えば、タップ、表示部の画面表示領域に表示させるコンテンツの一部の領域を移動させるフリック、コンテンツを縮小表示させるピンチイン、コンテンツを拡大表示させるピンチアウトなどのタッチタイプ(操作種別)を特定する。ビューワ部23は、タッチタイプ、タッチ位置の位置座標などを作業ログとして作業ログ記憶部24に記憶させる。
また、ビューワ部23は、タッチパネル部22において表示されるコンテンツの領域が変更されると、当該表示されるコンテンツの領域を示す領域情報と、タッチ位置の位置座標と、タッチタイプとを作業ログとして作業ログ記憶部24に記憶させる。作業ログの詳細は後述する。
タッチパネル部22は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどの表示部を有し、当該表示部の表示領域を覆うようにタッチパネルが貼付されている。タッチパネル部22は、指などの指示体により接触されたタッチ位置の位置座標を検出する。また、タッチパネル部22は、ユーザの操作に応じた操作信号を検出する。タッチパネル部22は、検出した位置座標および操作信号をビューワ部23に出力する。
作業ログ記憶部24は、ビューワ部23から入力されるタッチパネル部22における指示体による操作に応じた作業ログを記憶する。具体的には、作業ログ記憶部24は、あるコンテンツの閲覧を開始してから終了するまでを1つの作業とし、作業ごとに作業ログを記憶する。作業ログには、タッチパネル部22における操作ごとにタッチログID(Identifier:識別子)が付与され、作業ごとに自動的に付加される作業IDと、作業を行った日時と、コンテンツにおけるページ番号と、ビューワ部23が特定したタッチタイプと、タッチパネル部22にコンテンツを表示したときの表示倍率と、タッチパネル部22に表示されたコンテンツにおけるタッチパネル部の例えば左上隅の座標である基点座標と、タッチ位置の位置座標と、コンテンツにおけるあるページの閲覧を開始したときのページ表示開始時間と、コンテンツにおけるあるページの閲覧を終了したときのページ表示終了時間と、を関連付けて記憶する。
図3は、本実施形態に係る作業ログ記憶部24が記憶する作業ログの一例を示すテーブルである。
図示するように作業ログのテーブルT0は、タッチログIDと、作業IDと、ページ番号と、日時と、タッチタイプと、表示倍率と、基点座標(x,y)と、タッチ位置の位置座標(x,y)と、ページ表示開始時間と、ページ表示終了時間と、の各項目の列を有している。作業ログのテーブルT0は、タッチログIDごとに作業ID、ページ番号、日時、タッチタイプ、表示倍率、基点座標(x,y)、タッチ位置の位置座標(x,y)、ページ表示開始時間、ページ表示終了時間などの作業ログが格納される行と列からなる2次元の表形式のデータである。この作業ログのテーブルは、作業、コンテンツごとに記憶される。
1行目のタッチログIDは1であり、作業IDは10であり、ページ番号は1であり、日時は13443173111であり、タッチタイプはSであり、表示倍率は0.99であり、基点座標xは100であり、基点座標のyは100であり、タッチ位置の位置座標のxは100であり、タッチ位置の位置座標のyは100であり、ページ表示開始時間は13443173111であり、ページ表示終了時間は134431731323である。
2行目のタッチログIDは2であり、作業IDは10であり、ページ番号は1であり、日時は13443173112であり、タッチタイプはSであり、表示倍率は0.99であり、基点座標xは110であり、基点座標のyは100であり、タッチ位置の位置座標のxは110であり、タッチ位置の位置座標のyは100であり、ページ表示開始時間は13443173111であり、ページ表示終了時間は134431731323である。
3行目のタッチログIDは3であり、作業IDは10であり、ページ番号は1であり、日時は13443173117であり、タッチタイプはSであり、表示倍率は0.99であり、基点座標xは120であり、基点座標のyは120であり、タッチ位置の位置座標のxは120であり、タッチ位置の位置座標のyは120であり、ページ表示開始時間は13443173111であり、ページ表示終了時間は134431731323である。
4行目のタッチログIDは4であり、作業IDは10であり、ページ番号は1であり、日時は13443173121であり、タッチタイプはSであり、表示倍率は0.99であり、基点座標xは130であり、基点座標のyは130であり、タッチ位置の位置座標のxは130であり、タッチ位置の位置座標のyは130であり、ページ表示開始時間は13443173111であり、ページ表示終了時間は134431731323である。
5行目のタッチログIDは5であり、作業IDは10であり、ページ番号は1であり、日時は13443173133であり、タッチタイプはSであり、表示倍率は0.99であり、基点座標xは140であり、基点座標のyは150であり、タッチ位置の位置座標のxは140であり、タッチ位置の位置座標のyは150であり、ページ表示開始時間は13443173111であり、ページ表示終了時間は134431731323である。
6行目のタッチログIDは6であり、作業IDは10であり、ページ番号は1であり、日時は13443173145であり、タッチタイプはSであり、表示倍率は0.99であり、基点座標xは160であり、基点座標のyは160であり、タッチ位置の位置座標のxは160であり、タッチ位置の位置座標のyは160であり、ページ表示開始時間は13443173111であり、ページ表示終了時間は134431731323である。
ここで、タッチタイプには、スライドを表すSの他に、タップを表すT、フリックを表すF、ピンチインやピンチアウトなどのマルチタッチにおける一つ目のタッチを表すA、当該マルチタッチにおける二つ目のタッチを表すB、当該マルチタッチの一つ目のスライドを表すX、当該マルチタッチの二つ目のスライドを表すY、画面のスクロールを表すRなどが格納される。なお、作業ログのテーブルT0における日時、ページ表示開始時間、ページ表示終了時間のそれぞれに格納されているデータは一例であり、日時、ページ表示開始時間、ページ表示終了時間のそれぞれには、1970年1月1日からの経過ミリ秒が格納される。なお、以降、日時、ページ表示開始時間、ページ表示終了時間を総称して時間情報と称する。
図4は、本実施形態に係る電子機器2でコンテンツを閲覧するときの操作の一例を示す概略図である。
図4において、コンテンツのある1ページG1のサイズが例えば2400×4096ピクセルであり、電子機器2の表示部の画面表示領域W1のサイズが例えば600×1024ピクセルであるとしたとき、当該電子機器2でコンテンツのある1ページG1を閲覧する。
コンテンツのある1ページG1の左上端BPの座標が(0,0)であり、右下端EPの座標が(2400,4096)であるとする。
例えば、コンテンツのある1ページG1の左上端BPの座標を含む範囲を電子機器2の表示部の画面表示領域W1で閲覧しているときに、ユーザがタッチパネル部22における位置TP1にて左向きにフリック動作を行った場合、コンテンツのある1ページG1における画面表示領域は、画面表示領域W2となる。その後に、例えば、電子機器2の表示部の画面表示領域W2でコンテンツのある1ページG1を閲覧しているときに、ユーザがタッチパネル部22における位置TP2にて上向きにスライド動作を行った場合、コンテンツのある1ページG1における画面表示領域は、画面表示領域W3となる。
図5は、本実施形態に係る電子機器2でコンテンツを閲覧したときの操作時の作業ログの一例を示すテーブルである。
この図は、図4において説明した電子機器2でコンテンツを閲覧したときの作業ログの一例である。
図示するように作業ログのテーブルT7は、作業IDと、ページ番号と、日時と、タッチタイプと、インデックスと、位置座標(x,y)と、表示倍率と、の各項目の列を有している。作業ログのテーブルT7は、作業ID、ページ番号、日時、タッチタイプ、位置座標(x,y)、表示倍率などの作業ログが格納される行と列からなる2次元の表形式のデータである。この作業ログのテーブルは、作業、コンテンツごとに記憶される。
1行目は、作業IDが10であり、ページ番号が1であり、日時が121212123であり、タッチタイプがRであり、インデックスが0であり、位置座標のxが0であり、位置座標のyが0であり、表示倍率が1である。2行目は、作業IDが10であり、ページ番号が1であり、日時が121212123であり、タッチタイプがFであり、インデックスが1であり、位置座標のxが200であり、位置座標のyが1200であり、表示倍率が1である。3行目は、作業IDが10であり、ページ番号が1であり、日時が121212125であり、タッチタイプがRであり、インデックスが1であり、位置座標のxが0であり、位置座標のyが0であり、表示倍率が1である。4行目は、作業IDが10であり、ページ番号が1であり、日時が121212130であり、タッチタイプがRであり、インデックスが1であり、位置座標のxが400であり、位置座標のyが0であり、表示倍率が1である。5行目は、作業IDが10であり、ページ番号が1であり、日時が121212140であり、タッチタイプがRであり、インデックスが1であり、位置座標のxが700であり、位置座標のyが0であり、表示倍率が1である。
6行目は、作業IDが10であり、ページ番号が1であり、日時が121212150であり、タッチタイプがRであり、インデックスが1であり、位置座標のxが900であり、位置座標のyが0であり、表示倍率が1である。7行目は、作業IDが10であり、ページ番号が1であり、日時が121212160であり、タッチタイプがRであり、インデックスが1であり、位置座標のxが1000であり、位置座標のyが0であり、表示倍率が1である。8行目は、作業IDが10であり、ページ番号が1であり、日時が121212170であり、タッチタイプがRであり、インデックスが1であり、位置座標のxが1050であり、位置座標のyが0であり、表示倍率が1である。9行目は、作業IDが10であり、ページ番号が1であり、日時が121212180であり、タッチタイプがRであり、インデックスが1であり、位置座標のxが1075であり、位置座標のyが0であり、表示倍率が1である。10行目は、作業IDが10であり、ページ番号が1であり、日時が121212390であり、タッチタイプがTであり、インデックスが2であり、位置座標のxが1800であり、位置座標のyが600であり、表示倍率が1である。
ここで、インデックスは、連続する一連の操作について同一の値が付与され、インデックスの値ごとに異なる操作であることを表している。また、位置座標には、タッチタイプT、F、A、B、X、Yのときに、タッチパネル部22が指示体の接触を検出したタッチ位置の位置座標が格納され、タッチタイプRのとき、すなわちスクロールするときに、画面表示領域の左上端の座標が格納される。なお、また、タッチタイプに格納されるそれぞれの記号は、図3と同様であるため、説明は省略する。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置1の構成の一例を示す概略ブロック図である。
情報処理装置1は、通信機能部11と、制御部12と、記憶部13と、閲覧判定処理部14と、閲覧判定表示部15と、Web機能部16と、を含む。記憶部13は、コンテンツ記憶部131と、作業ログ記憶部132と、閲覧判定記憶部133と、を含む。閲覧判定処理部14は、項目領域分割部141と、判定領域決定部142と、表示時間判定部143と、重複判定部144と、閲覧判定部145と、タッチ位置座標取得部146と、指線判定部147と、処理部148と、表示倍率判定部149と、を含む。
通信機能部11は、電子機器2と有線または無線で通信を行うためのインターフェース機能を有する。また、通信機能部11は、無線通信を行う場合、データの符号化/復号化、変調/復調、AD/DA変換、周波数変換、無線波によるデータ信号の送受信などの通信処理を行う。
そして、通信機能部11は、制御部12を介してコンテンツ記憶部131からコンテンツ情報を読み出し、当該コンテンツ情報を、ネットワークN1を介して電子機器2に送信する。また、通信機能部11は、電子機器2から作業ログを受信し、当該作業ログを、制御部12を介して作業ログ記憶部132に記憶させる。
制御部12は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)や、各種データなどの一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory:ラム)などを備え、記憶部13が記憶する制御プログラムに従って動作することにより情報処理装置1の動作を統括制御する。つまり、制御部12は、記憶部13とともにコンピュータとして機能する。制御部12は、通信機能部11、閲覧判定処理部14、閲覧判定表示部15に制御信号を出力する。また、制御部12は、必要に応じ、記憶部13に制御信号を記憶させる。また、制御部12は、コンテンツ記憶部131からコンテンツ情報を読み出し、当該コンテンツ情報を通信機能部11に出力する。また、制御部12は、通信機能部11から入力された作業ログを作業ログ記憶部132に記憶させる。また、制御部12は、閲覧判定記憶部133から閲覧情報を読み出し、当該閲覧情報を閲覧判定表示部15に出力する。
記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)やSSD(Solid State Drive:エスエスディー)などの記憶媒体を備える。記憶部13は、情報処理装置1の動作を制御するための制御プログラムや各種データ、制御信号などを記憶する。
コンテンツ記憶部131は、コンテンツ情報を記憶する。具体的には、コンテンツ記憶部131は、コンテンツIDと、コンテンツ名と、コンテンツファイルまたはコンテンツファイルへのパスと、コンテンツのページ数と、を対応付けて記憶する。
図7は、本実施形態に係るコンテンツ記憶部131が記憶するコンテンツ情報の一例を示すテーブルである。
図示するようにコンテンツ情報のテーブルT1は、コンテンツIDと、コンテンツ名と、コンテンツファイルへのパスと、コンテンツのページ数と、の各項目列を有している。コンテンツ情報のテーブルT1は、コンテンツIDごとにコンテンツ名、コンテンツファイルパス、ページ数が格納される行と列からなる二次元の表形式のデータである。
1行目のコンテンツIDは5であり、コンテンツ名は作業マニュアルであり、コンテンツファイルパスは/XX/作業マニュアル.pdfであり、ページ数は10である。2行目のコンテンツIDは6であり、コンテンツ名は操作マニュアルであり、コンテンツファイルパスは/XX/操作マニュアル.pdfであり、ページ数は5である。3行目のコンテンツIDは7であり、コンテンツ名は環境作成手順書であり、コンテンツファイルパスは/XX/環境作成手順書.pdfであり、ページ数は7である。
図6に戻って、作業ログ記憶部132は、制御部12から出力された作業ログを記憶する。具体的には、作業ログ記憶部132は、作業IDと、ユーザを識別するユーザIDと、コンテンツIDと、作業名と、作業開始日時と、作業終了時刻と、を対応付けて記憶する。また、作業ログ記憶部132は、作業IDごとに、ページ番号と、日時と、タッチタイプと、インデックスと、タッチ位置の位置座標(x,y)と、表示倍率と、を対応付けて記憶する。
図8は、本実施形態に係る作業ログ記憶部132が記憶する作業ログの一例を示すテーブルである。
図示するように作業ログのテーブルT2は、作業IDと、ユーザIDと、作業名と、作業開始日時と、作業終了日時と、の各項目列を有している。作業ログのテーブルT2は、作業IDごとにユーザID、コンテンツID、作業名、作業開始日時、作業終了日時が格納される行と列からなる二次元の表形式のデータである。
1行目の作業IDは10であり、ユーザIDはA0001であり、コンテンツIDは5であり、作業名は千葉作業であり、作業開始日時は121212123であり、作業終了日時は121212123である。2行目の作業IDは11であり、ユーザIDはB0002であり、コンテンツIDは5であり、作業名は東京作業であり、作業開始日時は121212153であり、作業終了日時は121212222である。3行目の作業IDは12であり、ユーザIDはC0003であり、コンテンツIDは7であり、作業名は千葉環境であり、作業開始日時は121212222であり、作業終了日時は121213333である。
また、作業ログ記憶部132は、作業IDごとに詳細な作業ログのテーブルT3を記憶している。図示するように作業ログのテーブルT3は、作業IDと、閲覧されたページを表すページ番号と、日時と、インデックスと、タッチ位置の位置座標(x,y)と、表示倍率と、の各項目列を有している。作業ログのテーブルT3は、作業IDごとにページ番号、日時、タッチタイプ、インデックス、タッチ位置の位置座標(x,y)、表示倍率が格納される行と列からなる二次元の表形式のデータである。
1行目の作業IDは10であり、ページ番号は1であり、日時は121212123であり、タッチタイプはRであり、インデックスは0であり、タッチ位置の位置座標のxが0であり、タッチ位置の位置座標のyが0であり、表示倍率は1である。2行目の作業IDは10であり、ページ番号は1であり、日時は121212123であり、タッチタイプはFであり、インデックスは1であり、タッチ位置の位置座標のxが200であり、タッチ位置の位置座標のyが1200であり、表示倍率は1である。
図6に戻って、閲覧判定記憶部133は、閲覧情報を記憶する。具体的には、閲覧判定記憶部133は、閲覧判定処理部14が判定した判定結果を識別する判定結果番号と、閲覧判定処理部14が判定に用いた判定条件番号と、閲覧されたコンテンツの領域に付与されたフォーム名と、閲覧された順序を表す閲覧順序と、閲覧判定処理部14の判定結果と、を記憶する。また、閲覧判定記憶部133は、フォーム名ごとにコンテンツIDと、フォームごとに付与されているチェックボックスの座標と、を記憶する。
図9は、本実施形態に係る閲覧判定記憶部133が記憶する閲覧判定における判定結果の一例を示すテーブルである。
図示するように、判定結果のテーブルT5は、判定結果番号と、判定条件番号と、フォーム名と、閲覧順序と、判定結果と、の各項目列を有する。判定結果のテーブルT5は、判定結果番号ごとに判定条件番号、フォーム名、閲覧順序、判定結果を格納する行と列からなる二次元の表形式のデータである。
1行目の判定結果番号は1であり、判定条件番号は1であり、フォーム名はL−671であり、閲覧順序は1であり、判定結果は1である。2行目の判定結果番号は2であり、判定条件番号は1であり、フォーム名はL−570であり、閲覧順序は2であり、判定結果は1である。3行目の判定結果番号は3であり、判定条件番号は1であり、フォーム名はCOMFINOであり、閲覧順序は0であり、判定結果は0である。
ここで、フォーム名とは、後述するコンテンツを構成する複数の項目における領域(以下、項目領域と称する。)ごとに配置されたチェックボックスに付与されている名称であり、コンテンツがWebである場合、当該フォーム名は項目名が格納される。また、閲覧順序は、コンテンツの項目領域(フォーム)が閲覧された順序を表し、閲覧判定処理部14が作業ログ記憶部132に記憶されている作業ログの作業開始日時、作業終了日時などのミリ秒単位の時間情報から算出した閲覧順序が格納される。なお、閲覧されていない項目領域における閲覧順序には、閲覧されていないことを表す0が格納される。また、判定結果が1とは、フォーム名に該当する項目領域が閲覧されたことを表しており、判定結果が0とは、フォーム名に該当する項目領域が閲覧されていないことを表している。なお、判定条件番号については、図10を参照して後述する。
また、閲覧判定記憶部133は、フォーム名ごとにフォーム情報のテーブルT6を記憶する。フォーム情報のテーブルT6は、フォーム名と、コンテンツIDと、ページ番号と、Left座標と、Top座標と、Right座標と、Bottom座標と、の各項目列を有している、フォーム情報のテーブルT6は、フォーム名ごとにコンテンツID、ページ番号、Left座標、Top座標、Right座標、Bottom座標が格納される行と列からなる二次元の表形式のデータである。
1行目のフォーム名はL−671であり、コンテンツIDは5であり、ページ番号は1であり、Left座標は20であり、Top座標は100であり、Right座標は40であり、Bottom座標は120である。
ここで、Left座標、Top座標、Right座標、Bottom座標のそれぞれには、コンテンツの項目領域に付与されたチェックボックスの4辺のそれぞれの辺のx軸またはy軸の座標が格納される。
図6に戻って、閲覧判定処理部14は、予め各種判定に用いる判定条件を記憶する。なお、当該判定条件は、Webブラウザ3により設定されネットワークN1を介し閲覧判定処理部14に記憶される。具体的には、閲覧判定処理部14は、判定条件として閲覧判定を実施する判定領域に含まれる項目領域の表示割合の閾値(以下、判定閾値と称する。)と、項目領域が閲覧されたと判定する時間の閾値(以下、判定時間と称する。)などを記憶する。
図10は、本実施形態に係る閲覧判定処理部14が記憶する判定条件の一例を示すテーブルである。
図示するように、判定条件のテーブルT4は、判定条件番号と、作業IDと、判定閾値と、判定倍率と、の項目列を有している。判定条件のテーブルT4は、判定条件番号ごとに作業ID、判定閾値、判定倍率、判定時間を格納する行と列からなる二次元の表形式のデータである。
1行目の判定条件番号は1であり、作業IDは10であり、判定閾値は30であり、判定倍率は2であり、判定時間は3000である。
ここで、判定閾値には、閲覧判定処理部14が閲覧判定を実施する判定領域に含まれるコンテンツの項目領域の表示割合の閾値(%)が格納される。また、判定倍率には、閲覧判定処理部14が閲覧判定を実施するための表示倍率の閾値が格納される。また、判定時間には、項目領域が閲覧されたと判定するための時間の閾値(ミリ秒)が格納される。
図6に戻って、項目領域分割部141は、コンテンツ記憶部131からコンテンツ情報を読み出し、当該コンテンツ情報に含まれるコンテンツのページごとに項目領域に分割する。図11を参照して詳述する。
図11は、本実施形態に係る項目領域分割部141におけるコンテンツのあるページ(以下、コンテンツページと称する。)の項目領域分割処理の一例を示す概略図である。
コンテンツのあるページG2には、例えば、複数の画像G21、G22、G23、G24、G25が含まれる。各々の画像G21、G22、G23、G24、G25の例えば右下端には、チェックボックスCB1、CB2、CB3、CB4、CB5が付与されている。
ここで、コンテンツページG3における左上端の座標BPが(0、0)としたとき、項目領域分割部141は、座標BPとチェックボックスCB1、CB2、CB3、CB4、CB5との間の距離をチェックボックス距離としてそれぞれ算出する。そして、項目領域分割部141は、算出したチェックボックス距離のうち座標BPから最も近いチェックボックス距離であるチェックボックスCB1を対象ボックスとして抽出する。また、項目領域分割部141は、チェックボックス距離に基づいてコンテンツページG3においてチェックボックスCB1、CB2、CB3、CB4、CB5をa、b、c、d、eの順に対象ボックスとして抽出する。
コンテンツページG4において、項目領域分割部141は、座標BPと対象ボックスとして抽出したチェックボックスCB1とを含む矩形の領域を項目領域A1としてコンテンツページの領域を分割する。
そして、項目領域分割部141は、チェックボックスCB1の次に対象ボックスとして抽出したチェックボックスCB2に対して、チェックボックスCB1とチェックボックスCB2とを含む矩形の領域を項目領域A2としてコンテンツページの領域を分割する。さらに、項目領域分割部141は、チェックボックスCB2の次に対象ボックスとして抽出したチェックボックスCB3に対して、チェックボックスCB1とチェックボックスCB3とを含む矩形の領域を項目領域A3としてコンテンツページG6の領域を分割する。項目領域分割部141は、チェックボックスCB4、CB5に対して、同様に項目領域A4、A5としてコンテンツページG6を分割する。
このように、項目領域分割部141は、原点と最も近いチェックボックス距離のチェックボックスCB1に対して、原点とチェックボックスCB1とを含む矩形の領域に分割する。そして、項目領域分割部141は、チェックボックスCB1の次に原点と近いチェックボックス距離であるチェックボックスCB2に対して、チェックボックスCB1と、チェックボックスCB2とを含み、既に領域に分割された領域を含まない矩形の領域に分割する。そして、項目領域分割部141は、チェックボックスCB2の次に原点と近いチェックボックス距離であるチェックボックスCB3に対して、既に分割された領域を有するチェックボックスであって、チェックボックスCB3と最も近い距離に存在するチェックボックスCB1と、チェックボックスCB3とを含み、既に分割された領域を含まない矩形の領域に分割する。
なお、画面表示領域の下向きにY軸をとり、右向きにX軸をとるとすれば、項目領域の右下端にチェックボックスが付与されている場合、各辺がX軸またはY軸に平行であって、既に項目領域に分割された領域を含まず、対象ボックスから最も近い距離に存在する既に項目領域に分割された領域のチェックボックスと、対象ボックスとを含む矩形領域に分割してもよい。
コンテンツページG6に示すように、項目領域分割部141は、画像G61を含む領域を項目領域A1に、画像G62を含む領域を項目領域A2に、画像G63を含む領域を項目領域A3に、画像G64を含む領域を項目領域A4に、画像G65を含む領域を項目領域A5に、座標BPとチェックボックスCB1、CB2、CB3、CB4、CB5とに基づいてコンテンツページを分割する。
なお、本実施形態において、チェックボックスに基づいてコンテンツページを項目領域に分割しているが、記号やマークなどの印、入力フォームなどを用いて項目領域に分割してもよい。また、Webページのように項目ごとに予め分割されている場合、当該項目領域分割処理を省略してもよい。また、コンテンツページに付与されたチェックボックスの座標は、予めコンテンツ記憶部131に記憶しておいてもよいし、公知の検出手段でチェックボックスの座標を検出してもよい。
図6に戻って、判定領域決定部142は、作業ログ記憶部132から作業ログを読み出し、当該作業ログに含まれる表示倍率と画面表示領域の座標情報から算出される画面表示領域の移動方向とに基づいて閲覧判定を実施する判定領域を決定する。具体的には、判定領域決定部142は、画面表示領域の移動方向に基づいて、当該移動方向に存在する画面表示領域の辺を判定領域の基準辺を決定し、表示倍率に基づいて基準辺を含む判定領域の面積を決定する。ここで、表示倍率を、図12を参照して説明する。また、画面表示領域の移動方向と判定領域との関係を、図13を参照して説明する。
図12は、本実施形態における画面表示領域におけるコンテンツの表示倍率の一例を説明する説明図である。
表示倍率1倍とは、コンテンツページG7の全てが画面表示領域に表示されるときの倍率である。また、表示倍率1.5倍とは、コンテンツページG7の縦横のそれぞれの長さの2/3の領域G8が画面表示領域に表示されるときの倍率である。また、表示倍率2倍とは、コンテンツページG7の縦横のそれぞれの長さの1/2の領域G9が画面表示領域に表示されるときの倍率である。また、表示倍率3倍とは、コンテンツページG7の縦横のそれぞれの長さの1/3の領域G10が画面表示領域に表示されるときの倍率である。
図13は、本実施形態に係る判定領域決定部142の判定領域決定処理の一例を説明する概略図である。
判定領域決定部142は、表示倍率が1.5倍であるときのコンテンツページの領域G8において、画面表示領域を左から右に移動させるとき、基準辺を画面表示領域の右側の辺と決定し、例えば、当該基準辺を含む画面表示領域の右側の1/2の領域JA1を判定領域として決定する。また、判定領域決定部142は、表示倍率が2倍であるときのコンテンツページの領域G9において、画面表示領域を左から右に移動させるとき、基準辺を画面表示領域の右側の辺と決定し、例えば、当該基準辺を含む画面表示領域の右側の2/3の領域JA2を判定領域として決定する。また、判定領域決定部142は、表示倍率が3倍であるときのコンテンツページの領域G10において、画面表示領域を左から右に移動させるとき、基準辺を画面表示領域の右側と決定し、例えば、当該基準辺を含む画面表示領域の全体の領域JA3を判定領域として決定する。
なお、判定領域の大きさ(面積)は、項目領域の大きさの影響を受けるため、例えば図11で説明した項目領域の大きさに応じて判定領域の面積を決定してもよい。
また、判定領域の面積をスライドの速度、フリックの速度、スクロールの速度などの操作速度に応じて判定領域の面積を決定してもよい。
また、カタログ、手順書、写真集、文章などのコンテンツの種別、マーケティング、業務改善などの利用目的、社員、熟練者、初心者、不特定多数のユーザなどの操作者の属性、電子機器2の画面表示領域の大きさ、マウス、タッチパネル、ペンなどの操作手段の違い、営業職、技術職などのコンテンツ登録者などに応じた判定領域の面積の決定条件を設定し、当該決定条件に基づいて自動的に判定領域を決定してもよい。
また、これらの判定領域決定部142における判定領域決定処理を、閲覧判定表示部15を介してWebブラウザ3から判定領域決定手段を選択させてもよいし、判定領域の指定を直接受け付けてもよい。
図6に戻って、閲覧判定部145は、項目領域ごとに判定領域において判定閾値以上、当該項目領域の面積が表示されているか否かを判定する。閲覧判定部145は、判定閾値以上、当該項目領域の面積が表示されている場合、当該項目領域が閲覧されたと判定する(第1の判定結果)。一方、閲覧判定部145は、判定閾値以上、当該項目領域の面積が表示されていない場合、当該項目領域が閲覧されていないと判定する。図14を参照して閲覧判定部145の閲覧判定処理について説明する。
図14は、本実施形態に係る閲覧判定部145の閲覧判定処理の一例を説明する概略図である。
例えば、コンテンツページG11を表示倍率3倍により画面表示領域で閲覧するとき、判定領域DPが画面表示領域の全体とすると、当該判定領域には、項目領域A1、A2、A3、A4、A5の一部または全てが表示される。このとき、閲覧判定部145は、それぞれの項目領域A1、A2、A3、A4、A5が判定領域DPに含まれる表示面積を算出する。閲覧判定部145は、算出した表示面積と判定閾値とを比較し、判定閾値以上である項目領域、例えば項目領域A2、A4に対し、閲覧されたと判定する(第1の判定結果)。一方、閲覧判定部145は、算出した表示面積が判定閾値未満である表示面積の項目領域、例えばA1、A3、A5に対し閲覧されていないと判定する。
このように、閲覧判定部145は、表示面積に応じて閲覧判定を行うことで、閾値以上の表示面積を有する項目領域に対し、閲覧判定を行うことができ、判定精度を向上させることができる。
図6に戻って、表示時間判定部143は、作業ログ記憶部132から作業ログを読み出し、当該作業ログに含まれるコンテンツを閲覧したときの時間情報に基づいて項目領域ごと表示時間を算出する。表示時間判定部143は、閲覧判定部145が閲覧されたと判定した項目領域に対し、当該項目領域が判定領域に判定時間以上、表示されていたか否かすなわち、項目領域における表示時間が所定時間以上か否かを判定する。判定時間以上、判定領域に項目領域が表示されていた場合、表示時間判定部143は、当該項目領域が閲覧されたと判定する(第2の判定結果)。一方、判定領域に項目領域が表示されていた時間が判定時間未満である場合、表示時間判定部143は、当該項目領域が閲覧されていないと判定する。
これにより、表示時間判定部143は、スクロール、フリックやスライドなどの操作の過程において一時的に判定領域に表示された項目領域を閲覧されたと判定する対象から除外することができ、閲覧判定における判定精度を向上させることができる。
重複判定部144は、閲覧判定部145および表示時間判定部143において閲覧されたと判定した項目領域のうち、同時に判定領域で閲覧された複数の項目領域が存在するか否かを判定する。重複判定部144は、同時に判定領域で閲覧された複数の項目領域が存在する場合、指線判定部147に判定結果を出力する。
タッチ位置座標取得部146は、作業ログ記憶部132から作業ログを読み出し、タッチパネル部22において指示体により操作されたときのタッチ位置の位置座標を取得する。
指線判定部147は、重複判定部144の判定結果およびタッチ位置座標取得部146が取得したタッチ位置の位置座標に基づいて、同時に判定領域で閲覧された複数の項目領域のうち、どの項目領域が閲覧されたかを判定する。具体的には、指線判定部147は、同時に判定領域で閲覧された複数の項目領域のうち、タッチ位置の位置座標が存在する項目領域を閲覧された項目領域として判定する(第3の判定結果)。
表示倍率判定部149は、項目領域が閲覧されたときの表示倍率が判定倍率以上であるか否かを判定する。項目領域が閲覧されたときの表示倍率が判定倍率以上であるとき、当該項目領域が閲覧されたと判定する(第4の判定結果)。
処理部148は、閲覧判定部145における第1の判定結果、表示時間判定部143における第2の判定結果、指線判定部147における第3の判定結果、表示倍率判定部149における第4の判定結果の全てにおいて閲覧されたと判定された項目領域を閲覧判定記憶部133に閲覧情報として記憶させる。また、処理部148は、閲覧情報を統計処理し、統計結果を閲覧判定記憶部133に記憶させる。
なお、本実施形態では、第1の判定結果、第2の判定結果、第3の判定結果、第4の判定結果の全てにおいて閲覧されたと判定された場合に閲覧された項目領域として判定しているが、第1の判定結果、第2の判定結果、第3の判定結果、第4の判定結果のいずれかのみに基づいて閲覧された項目領域として判定してもよい。複数の判定結果を組み合わせて閲覧された項目領域として判定する方が望ましい。複数の判定結果を組み合わせて閲覧された項目領域として判定することで判定精度を向上させることができる。
閲覧判定表示部15は、閲覧判定画面情報をWeb機能部16に提供し、当該閲覧判定画面情報に含まれる閲覧判定画面から閲覧判定処理が実施された作業ログの指定、判定条件の指定を行い、閲覧判定処理部14に対し閲覧判定処理の実施を、制御部12を介し依頼する。閲覧判定表示部15は、閲覧判定処理部14における閲覧判定処理の結果に基づいて、閲覧判定画面情報を作成し、Web機能部16に提供し表示する。閲覧判定表示部15は、閲覧判定画面情報に含まれる閲覧判定画面からの操作信号に基づいて、制御部12を介し閲覧判定記憶部133から閲覧情報を読み出し、当該閲覧情報をCSV形式で出力する。
Web機能部16は、閲覧情報を表示するためのWeb環境を提供する。
図15は、本実施形態に係るWeb機能部16により提供される閲覧情報の一例を示すテーブルである。
閲覧情報のテーブルT8は、項目名と、ページ番号と、画像と、位置画像と、閲覧順序と、閲覧判定結果と、の各項目列を有している。閲覧情報のテーブルT8は、項目名ごとにページ番号、画像、位置画像、閲覧順序、閲覧判定結果が格納される行と列とを有する2次元の表形式のテーブルである。
項目名には、項目領域のチェックボックスに付与された項目領域の名称または識別番号が格納される。ページ番号には、コンテンツにおけるあるページのページ番号が格納される。画像には、各項目領域に含まれる項目領域ごとの画像が格納される。位置画像には、コンテンツ全体のうち、項目領域がどの位置に存在するかを表す画像が格納される。閲覧順序には、コンテンツページにおいて項目領域が閲覧された順序が格納される。閲覧判定結果には、各項目領域が判定領域に表示され閲覧された時間が格納される。
なお、同じ閲覧順位が格納される行は、複数の項目領域が同時に判定領域で閲覧されたことを表しており、閲覧判定処理部14における閲覧判定処理により、どちらが意図的に閲覧された項目領域であるかを判定することにより、一つの項目領域が選択され、重複する閲覧順序が解消される。
図16は、本実施形態に係る閲覧判定表示部15が閲覧情報を出力するときの出力画面の一例を示す概略図である。
出力画面G12におけるテキストC1には、「トップへ/閲覧判定へ」と表示され当該テキストC1には、トップページおよび閲覧判定画面へのリンクが付与される。
テキストC2には、あるユーザがログインしていることを表す「ログイン中:8767107」と表示される。
所属(ユーザ)に対応する入力ウインドウIW1では、例えば、プルダウンPD1を選択することで選択肢リストが表示され、当該リストから例えば「ALL」を選択する。コンテンツ一覧に対応する入力ウインドウIW2では、プルダウンPD2を選択することコンテンツIDまたはコンテンツの名称の選択肢リストが表示され、当該リストから例えば「応接用家具ver2.3」のコンテンツを選択する。
開始日時に対応する入力ウインドウIW3、IW4には、年月日および時間(時、分、秒)などが入力される。このとき、例えば、アイコンPD3を選択することでカレンダーにおいて年月日を選択させることで年月日を入力する。この開始日時は、閲覧判定処理を実施する開始日時を表している。
終了日時に対応する入力ウインドウIW5、IW6には、年月日および時間(時、分、秒)などが入力される。このとき、例えば、アイコンPD4を選択することでカレンダーにおいて年月日を選択させることで年月日を入力する。この終了日時は、閲覧判定処理を実施する終了日時を表している。
すなわち、閲覧判定処理は、開始日時から終了日時までの期間におけるコンテンツ一覧で選択されたコンテンツに対する所属(ユーザ)の作業ログに対し、閲覧判定処理が実施される。
検索ボタンB1を選択することで閲覧判定処理が実施され、閲覧情報が表示される。検索結果のテーブルT9は、ユーザIDと、ユーザ名と、作業名と、閲覧判定精度と、判定実施日時と、の各項目列を有している。検索結果のテーブルT9は、ユーザIDごとにユーザ名、作業名、閲覧判定精度、判定実施日時が格納される行と列とからなる二次元の表形式のテーブルである。各行には選択ボタンが付与され、当該選択ボタンで選択した行についての閲覧情報を、出力ボタンB2を選択することで、CSV形式で出力できる。
なお、閲覧判定精度には、閲覧判定処理の評価度合が格納される。
図17は、本実施形態に係る閲覧判定表示部15が出力する出力ファイルの一例を示すテーブルである。
出力ファイルのテーブルT10は、コンテンツ名:応接用家具ver2.3に対する出力ファイルのテーブルであり、ユーザ名と、作業名と、作業開始日時と、作業終了日時と、閲覧判定精度と、判定条件番号と、判定閾値と、判定倍率と、判定時間と、閲覧順序と、作業領域名と、表示時間と、閲覧判定結果と、の各項目列を有している。出力ファイルのテーブルT10は、ユーザ名ごとに作業名、作業開始日時、作業終了日時、閲覧判定精度、判定条件番号、判定閾値、判定倍率、判定時間、閲覧順序、作業領域名、表示時間、閲覧判定結果が格納される行と列とからなる二次元の表形式のテーブルである。
ユーザ名には、図16における所属(ユーザ)の入力ウインドウで選択したユーザに応じたユーザ名が格納される。
閲覧判定精度には、閲覧判定処理における判定精度(%)が格納される。判定閾値には、閲覧判定部145における閲覧判定の閾値(%)が格納される。判定倍率には、表示倍率判定部149の判定に用いる表示倍率の閾値(倍)が格納される。判定時間には、表示時間判定部143の判定に用いる表示時間の閾値(ミリ秒)が格納される。閲覧順序には、項目領域が閲覧された順序が格納される。作業領域名には、項目領域に付加された名称が格納される。表示時間には、項目領域が閲覧された時間(ミリ秒)が格納される。閲覧判定結果には、閲覧されたか否かが格納される。
図18は、本実施形態に係る項目領域分割部141における項目領域分割処理の一例を示すフローチャートである。
ステップST101において、項目領域分割部141は、コンテンツページに含まれるマーカ(チェックボックス)の位置座標を検出する。
ステップST102において、項目領域分割部141は、コンテンツページの左上端の座標である原点と各マーカとの間の距離をそれぞれチェックボックス距離として算出る。
ステップST103において、項目領域分割部141は、原点との間の距離が最も近いマーカを対象ボックスとして抽出する。
ステップST104において、項目領域分割部141は、原点とステップST103において抽出した対象ボックスとを含む矩形の領域である項目領域にコンテンツページを分割する。
ステップST105において、項目領域分割部141は、原点との間の距離がi番目(i=2、・・・、N)に近いマーカを対象ボックスとして抽出する。
ステップST106において、項目領域分割部141は、既に項目領域分割処理を実施したマーカのうち、ステップST105で抽出したマーカから最も近い距離に存在するマーカと、ステップST105において抽出した対象ボックスとを含む矩形の領域である項目領域にコンテンツページを分割する。
ステップST107において、項目領域分割部141は、カウンタiの値をインクリメント(i=i+1)する。
ステップST108において、項目領域分割部141は、全てのマーカに対して項目領域への領域分けを実施したか否かを判定する。全てのマーカに対して項目領域への領域分けを実施した場合、項目領域分割処理を終了する。一方、全てのマーカに対して項目領域への領域分けを実施してない場合、ステップST105に戻る。
図19は、本実施形態に係る閲覧判定処理部14の閲覧判定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップST201において、閲覧判定処理部14は、コンテンツ記憶部131および作業ログ記憶部132からコンテンツ情報および作業ログを抽出する。
ステップST202からステップST211までの処理において、閲覧判定処理部14は、作業IDごとに繰り返す。
ステップST203において、項目領域分割部141は、図18におけるステップST101からステップST108における項目領域分割処理を実施する。
ステップST204において、判定領域決定部142は、画面表示領域の移動方向に応じて判定領域の基準辺を決定し、表示倍率に応じて基準辺を含む判定領域の面積を決定する。
ステップST205において、閲覧判定部145は、判定領域に含まれる項目領域が所定割合以上か否かを判定する。判定領域に含まれる項目領域が所定割合以上である場合、ステップST206に進む。一方、判定領域に含まれる項目領域が所定割合未満である場合、ステップST212に進む。
ステップST206において、表示時間判定部143は、項目領域が判定領域に所定時間以上、表示されていたか否かを判定する。項目領域が判定領域に所定時間以上、表示されていた場合、ステップST207に進む。一方、項目領域が判定領域に所定時間未満、表示されていた場合、ステップST212に進む。
ステップST207において、重複判定部144は、複数の項目領域が判定領域に同時に表示されたか否かを判定する。複数の項目領域が判定領域に同時に表示された場合、ステップST208に進む。一方、複数の項目領域が判定領域に同時に表示されていない場合、ステップST210に進む。
ステップST208において、タッチ位置座標取得部146は、タッチ位置の位置座標を取得する。
ステップST209において、指線判定部147は、判定領域に同時に表示されていた複数の項目領域のうち、タッチ位置の位置座標が存在する項目領域を閲覧された項目領域として選択する。
ステップST210において、処理部148は、ステップST207:NOまたはステップST209で選択された項目領域と、判定結果と、判定条件とを対応付けて閲覧情報として閲覧判定記憶部133に記憶させる。
ステップST211において、上述のステップST202からステップST210の処理を終了し、ステップST212に進む。
ステップST212において、処理部148は、全ての作業ログに対して閲覧判定処理を実施したか否かを判定する。全ての作業ログに対して閲覧判定処理を実施している場合、閲覧判定処理を終了する。一方、全ての作業ログに対して閲覧判定処理を実施していない場合、ステップST202に戻る。
このように、本実施形態によれば、情報処理装置1は、電子機器2でコンテンツを閲覧したときのコンテンツごとの表示倍率と、画面表示領域の座標情報とを少なくとも含む作業ログを記憶する記憶部13と、コンテンツを構成する複数の項目ごとの項目領域に分割する項目領域分割部141と、項目領域分割部141が分割した項目領域ごとに表示倍率と画面表示領域の座標情報から算出される前記画面表示領域の移動方向とに基づいて判定する領域を表す判定領域を決定する判定領域決定部142と、項目領域分割部141が分割した項目領域と、判定領域決定部142が決定した判定領域と、に基づいて項目領域が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定部145と、を備える。
これにより、情報処理装置1は、画面表示領域における判定領域に基づいて項目領域ごとに閲覧されたか否かの分析を行うことができ、作業ログを用いてコンテンツにおける複数の閲覧対象のそれぞれに対して閲覧状況を分析することができる。
なお、上述した実施形態における情報処理装置1の一部、または全部をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、情報処理装置1に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態における情報処理装置1の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現しても良い。情報処理装置1の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化しても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いても良い。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
N1 ネットワーク
1 情報処理装置
2 電子機器
3 Webブラウザ
21 通信機能部
22 タッチパネル部
23 ビューワ部
24 作業ログ記憶部
11 通信機能部
12 制御部
13 記憶部
131 コンテンツ記憶部
132 作業ログ記憶部
133 閲覧判定記憶部
14 閲覧判定処理部
141 項目領域分割部
142 判定領域決定部
143 表示時間判定部
144 重複判定部
145 閲覧判定部
146 タッチ位置座標取得部
147 指線判定部
148 処理部
149 表示倍率判定部
15 閲覧判定表示部
16 Web機能部

Claims (7)

  1. 電子機器でコンテンツを閲覧したときの前記コンテンツごとの表示倍率と、画面表示領域の座標情報とを少なくとも含む作業ログを記憶する記憶部と、
    前記コンテンツを構成する複数の項目ごとの項目領域に分割する項目領域分割部と、
    前記項目領域分割部が分割した前記項目領域ごとに前記作業ログに含まれる前記表示倍率と前記画面表示領域の前記座標情報から算出される前記画面表示領域の移動方向とに基づいて判定する領域を表す判定領域を決定する判定領域決定部と、
    前記項目領域分割部が分割した前記項目領域と、前記判定領域決定部が決定した前記判定領域とに基づいて前記項目領域が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記作業ログには、前記コンテンツを閲覧したときの時間情報が含まれ、
    前記時間情報に基づいて前記項目領域ごと表示時間を算出し、前記閲覧判定部が閲覧されたと判定した前記項目領域における前記表示時間が所定時間以上か否かを判定する表示時間判定部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記作業ログには、前記コンテンツを閲覧したときの前記電子機器における操作を表す操作情報が含まれ、
    同時に複数の前記項目領域が前記判定領域に表示されていた場合に、前記操作情報に応じてユーザが操作対象とした前記項目領域を特定する判定部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記閲覧判定部は、閲覧された順に前記項目領域と閲覧された順序と表示時間とを対応付けて閲覧情報を生成すること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 電子機器と情報処理装置とを備える情報処理システムであって、
    前記電子機器でコンテンツを閲覧したときの前記コンテンツごとの表示倍率と、画面表示領域の座標情報とを少なくとも含む作業ログを記憶する記憶部と、
    前記コンテンツを構成する複数の項目ごとの項目領域に分割する項目領域分割部と、
    前記項目領域分割部が分割した前記項目領域ごとに前記表示倍率と前記画面表示領域の前記座標情報から算出される前記画面表示領域の移動方向とに基づいて判定する領域を表す判定領域を決定する判定領域決定部と、
    前記項目領域分割部が分割した前記項目領域と、前記判定領域決定部が決定した前記判定領域と、に基づいて前記項目領域が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定部と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  6. 電子機器でコンテンツを閲覧したときの前記コンテンツごとの表示倍率と、画面表示領域の座標情報とを少なくとも含む作業ログを記憶する記憶部と、
    前記コンテンツを構成する複数の項目ごとの項目領域に分割する第1の過程と、
    前記第1の過程において分割された前記項目領域ごとに前記表示倍率と前記画面表示領域の前記座標情報から算出される前記画面表示領域の移動方向とに基づいて判定する領域を表す判定領域を決定する第2の過程と、
    前記第1の過程において分割された前記項目領域と、前記第2の過程において決定された前記判定領域と、に基づいて前記項目領域が閲覧されたか否かを判定する第3の過程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  7. 電子機器でコンテンツを閲覧したときの前記コンテンツごとの表示倍率と、画面表示領域の座標情報とを少なくとも含む作業ログを記憶する記憶部を備える情報処理装置のコンピュータに、
    前記コンテンツを構成する複数の項目ごとの項目領域に分割する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて分割された前記項目領域ごとに前記表示倍率と前記画面表示領域の前記座標情報から算出される前記画面表示領域の移動方向とに基づいて判定する領域を表す判定領域を決定する第2のステップと、
    前記第1のステップにおいて分割された前記項目領域と、前記第2のステップにおいて決定された前記判定領域と、に基づいて前記項目領域が閲覧されたか否かを判定する第3のステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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