JP2014219591A - 光コネクタプラグのガタ止め機構 - Google Patents

光コネクタプラグのガタ止め機構 Download PDF

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Abstract

【課題】偏波面保存型光ファイバ等を含むあらゆる光ファイバの本来の光学特性を損なわないようにした光コネクタプラグのガタ止め機構を提供する。【解決手段】アダプタ1のプラグ挿入孔Qに挿入された光コネクタプラグを一方向の内壁側に常に押し付けるよう当該プラグ挿入孔Qの開口端内側から嵌合方向に延びる弾性体によるプラグガタ止め部材41を備える。プラグガタ止め部材41は、プラグ挿入孔Qの開口端の一側縁部を挟み込むようにして固定する基部42と、基部42の一端側から嵌合方向に延びて開口端内側に配される弾性係止部43とを備え、弾性係止部43は、プラグ挿入孔Qに挿入された光コネクタプラグによって圧潰されて光コネクタプラグ自体を一方向の内壁側に押し付けるよう略台形突片状に膨出屈曲して成る。【選択図】図1

Description

本発明は、アダプタもしくはレセプタクルに挿入された光コネクタプラグの当該アダプタもしくはレセプタクル内での位置ズレを防止可能とした光コネクタプラグのガタ止め機構に関する。
近年、大きな複屈折率をファイバ内に付与することで外部応力による屈折率変化があっても偏波を保持できるようにした偏波面保存型光ファイバ(所謂パンダファイバ)が普及している。この場合、従来においては、偏波面保存型光ファイバの光軸を回転させて2本の軸を最適位置に合わせることで偏波面軸を一致させることができる低損失な光ファイバ用コネクタが使用されている。すなわち、この光ファイバ用コネクタは、光コネクタプラグをアダプタやレセプタクル内の両端開口から突合せ、さらには互いの光軸を一致させるためにプラグ相互を回転させることによって行われる。
この光ファイバ用コネクタとしては、例えば特許文献1に開示されているように、アダプタを介して偏波面保存型光ファイバ同士を突き合わせ接続する光コネクタにおいて、ファイバ端面が先端に露出するように把持する把持部と、該把持部を所定距離だけ移動自在に保持すると共に先端側に付勢するホルダと、把持部が上記ホルダに対してねじれるのを防止するねじれ防止機構と、アダプタのキー溝と嵌合する突起が一体的に形成され上記ホルダを収納するフレームと、該フレームの外周に設けられ上記アダプタに螺合することにより、上記把持部を上記アダプタに接続する接続ナットと、を備えている。このように、フレームをホルダに螺合させることにより、偏波面保存型光ファイバと突起との角度を無段階で調整することができるので、偏波面軸を一致させることが容易となり、低損失な光コネクタが得られるものとなっている。
特開2002−98859号公報
しかしながら、上記把持部を上記アダプタに接続する接続ナットを備えた偏波面保存型の光ファイバ用コネクタでは、部品点数が多く、全体の構成が複雑であり、組立工程に時間が掛かり、コスト高となる等の問題点があった。
また、このような構成部品を有しない偏波面保持型の光ファイバコネクタ以外の、例えばMU型もしくはSC型等の一般的なコネクタ等においては、アダプタもしくはレセプタクルと、光コネクタプラグとの間にクリアランス(所謂ガタ)が発生することは避けられず、これが光接続時の光学特性を悪くする原因の一つとなっていた。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、アダプタもしくはレセプタクルのプラグ挿入孔に挿入された光コネクタプラグの決められた面を当該プラグ挿入孔の決められた内壁側に常時押し当てるよう光コネクタプラグの一側面にバネ圧を付与し、光コネクタプラグの位置ズレを防止可能とすることで、偏波面保存型光ファイバ等を含むあらゆる光ファイバの本来の光学特性を損なわないようにした光コネクタプラグのガタ止め機構を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にあっては、アダプタもしくはレセプタクルのプラグ挿入孔に挿入された光コネクタプラグを一方向の内壁側に常に押し付けるよう当該プラグ挿入孔の内側に弾性体によるプラグガタ止め部材を備えたことを特徴とする。
プラグガタ止め部材は、プラグ挿入孔の開口端内側から嵌合方向に延びるように配置されるものとしたことを特徴とする。
プラグガタ止め部材は、プラグ挿入孔の開口端の一側縁部を挟み込むようにして固定する基部と、基部の一端側から嵌合方向に延びて開口端内側に配される弾性係止部とを備え、弾性係止部は、プラグ挿入孔に挿入された光コネクタプラグによって圧潰されて光コネクタプラグ自体を一方向の内壁側に押し付けるよう略台形突片状に膨出屈曲して成ることを特徴とする。
プラグガタ止め部材は、基部の外方側面部中央から斜め内方向に切り起こして成る係止片部を設け、係止片部を圧潰しながらプラグ挿入孔の開口端の一側縁部に基部が挿入され、アダプタもしくはレセプタクルの外壁に形成された係止段部に係止片部が弾性係架されてプラグガタ止め部材自体が固定されるものとしたことを特徴とする。
本発明によれば、アダプタもしくはレセプタクルのプラグ挿入孔に挿入された光コネクタプラグの決められた面を当該プラグ挿入孔の決められた内壁側に常時押し当てるよう光コネクタプラグの一側面にバネ圧を付与し、光コネクタプラグの位置ズレを防止可能とすることで、偏波面保存型光ファイバ等を含むあらゆる光ファイバの本来の光学特性を損なわないようにすることができる。
すなわち、アダプタもしくはレセプタクルのプラグ挿入孔に挿入された光コネクタプラグを一方向の内壁側に常に押し付けるよう当該プラグ挿入孔の内側に弾性体によるプラグガタ止め部材を備えたことによって、偏波面保存型光ファイバは勿論、MU型もしくはSC型の光ファイバ等においても、当該光ファイバ本来の光学特性を確実に損なわないようにすることができる。
プラグガタ止め部材は、プラグ挿入孔の開口端内側から嵌合方向に延びるように配置されるものとしたので、光コネクタプラグの開口端からの挿入動作に合わせて一方向内壁側への押し付け力を十分且つ確実に実現させることができる。
プラグガタ止め部材は、プラグ挿入孔の開口端の一側縁部を挟み込むようにして固定する基部と、基部の一端側から嵌合方向に延びて開口端内側に配される弾性係止部とを備え、弾性係止部は、プラグ挿入孔に挿入された光コネクタプラグによって圧潰されて光コネクタプラグ自体を一方向の内壁側に押し付けるよう略台形突片状に膨出屈曲して成るので、光コネクタプラグの一側面に対し確実なバネ圧を常時安定して付与することができる。
プラグガタ止め部材は、基部の外方側面部中央から斜め内方向に切り起こして成る係止片部を設け、係止片部を圧潰しながらプラグ挿入孔の開口端の一側縁部に基部が挿入され、アダプタもしくはレセプタクルの外壁に形成された係止段部に係止片部が弾性係架されてプラグガタ止め部材自体が固定されるものとしたので、プラグガタ止め部材をガタ付くことなくしっかりとアダプタもしくはレセプタクルに装着配置させることができる。
本発明を実施するための一形態を示すアダプタの分解斜視図である。 同じくアダプタの組立後の状態を示す斜視図である。 同じくアダプタの組立後の状態を示し、(a)は平面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は正面図、(e)は背面図である。 プラグガタ止め部材の構成の一例を示し、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は正面図、(d)は背面図、(e)は側面図、(f)は(a)のY−Y断面図である。 図3(a)のX−X断面図である。 同じくアダプタの半断面斜視図である。 同じくアダプタの使用を説明する斜視図である。 片側のみプラグ挿入状態を示す断面図である。 光コネクタプラグのクリアランスによるアダプタ内での移動を説明する説明図である。
以下、図面を参照して本発明に係る光コネクタプラグのガタ止め機構の実施の一形態を詳細に説明する。なお、以下においては、光コネクタプラグを両端開口部から突合せ可能とした、例えばMU型のアダプタに挿入される光コネクタプラグのガタ止め機構について説明するが、これに限らずMU型のレセプタクルやSC型のアダプタもしくはSC型のレセプタクル等その他の両端開口部から突合せ可能であれば如何なるコネクタタイプでも本機構は適用できる。さらに、アダプタやレセプタクルは、2芯あるいは3芯以上の光コネクタ用のものでも良いことは勿論である。また、光コネクタプラグは、本来は偏波面保存型の光ファイバ(所謂パンダファイバ)を対象としているが、これにかぎらず、一般的な光ファイバであっても良い。
本実施形態においては、図1に示すように、2個のアダプタ要素1A、1Bを対面させ、それぞれに形成されたスリーブホルダHに跨って円筒状の割りスリーブSを挾持させて組み立て固定するアダプタ1を備え、各アダプタ要素1A、1Bは、相互にスナップ係合して両アダプタ要素1A、1Bを固定する係合手段Kを有している。
すなわち、各アダプタ要素1A、1Bは、図1、図2、図3、図5、図6に示すように、二つの光コネクタプラグP1、P2相互を接続できるように、合成樹脂の成型品によって2個の角筒形状のハウジング2A、2Bを有しており、この内部に後述する光ファイバ10の端部に取り付けられる光コネクタプラグP1、P2が挿入される空間が形成されている。各ハウジング2A、2Bには、相手側のハウジング2A、2Bと当接する当接面3と、該当接面3に直角な対向する上下側面4A、4B及び左右側面5A、5Bを有している。両アダプタ要素1A、1B相互を係合手段Kを介して固定する場合には、一方のハウジング2Aと他方のハウジング1Bの当接面3同士を合わせれば良い。
係合手段Kとしては、図1、図2、図5、図6に示すように、上下側面4A、4Bに、それぞれ相手側のハウジング2A、2Bに向かって嵌め込み方向に突出する薄板状の上下弾性係止片21Aと、他方のアダプタ要素1A、1Bの上下弾性係止片21Aを嵌め込み方向から受け入れる上下凹所22Aとによって構成されている。本実施形態では、一対の各アダプタ要素1A、1Bの上側面4Aに上下弾性係止片21Aが形成され、且つ下側面4Bに上下凹所22Aが形成されているが、これらの配置は本発明を何等限定するものではない。
上下弾性係止片21Aの先端近くには、四角孔形状の係合孔部23が形成されており、上下凹所22Aの底面には上下弾性係止片21Aの係合孔部23に入り込む係合凸部24が形成されている。上下弾性係止片21Aと上下凹所22Aとは、補合する形状を有しており、従って、一方のアダプタ要素1A(1B)の外側に位置する上下弾性係止片21Aを他方のアダプタ要素1B(1A)の表側の上下凹所22Aに挿入した状態では、アダプタ1の平らな上下側面を形成する。
一方、左右側面5A、5Bには、それぞれ相手側のハウジング2A、2Bに向かって嵌め込み方向に突出する薄板状の左右弾性係止片21Bと、他方のアダプタ要素1A、1Bの左右弾性係止片21Bを嵌め込み方向から受け入れる左右凹所22Bとが形成されている。本実施形態では、一対の各アダプタ要素1A、1Bの左右一方の側面5Bに左右弾性係止片21Bが形成され、且つ左右他方の側面5Aに左右凹所22Bが形成されているが、これらの配置は本発明を何等限定するものではない。
また、左右凹所22B側には、図1、図2に示すようにそれぞれ相手側のハウジング2A、2Bに向かって嵌め込み方向に、薄板状の補助弾性係止片25が延設されている。この補助弾性係止片25の先端近くには、上記と同様に係合凸部24が形成され、他方のアダプタ要素1B(1A)の外側に位置する左右弾性係止片21Bの後方側に形成された四角孔形状の係合孔部23に入り込む。一方のアダプタ要素1A(1B)の補助弾性係止片25は、他方のアダプタ要素1B(1A)の左右弾性係止片21Bに対し、その厚さの分だけハウジング2A(2B)の内側に陥没するように形成されており、従って、一方のアダプタ要素1A(1B)の外側に位置する左右弾性係止片21Bを他方のアダプタ要素1B(1A)の表側の左右凹所22Bに挿入した状態では、アダプタ1の平らな左右側面を形成する。
本実施形態では、一対のアダプタ要素1A、1Bを嵌め合わせたとき、上下2箇所、左右の各前後2箇所の合計8箇所で係合孔部23と係合凸部24とが係合する。
アダプタ1の上側面には、弾性体によるプラグガタ止め部材41がプラグ挿入孔Qの開口端から内側の嵌合方向に延びるようにして配置され、プラグ挿入孔Qに挿入された光コネクタプラグP1、P2が下方向(一方向)内壁側に常に押し付けられるようにしてある。
すなわち、プラグガタ止め部材41は、図1、図4に示すように、プラグ挿入孔Qの開口端の一側縁部を挟み込むようにして固定するコ字枠状の内外両側面部を備えた基部42と、該基部42の内方側面部から嵌合方向に延びて開口端内側に配される弾性係止部43とを備えている。この基部42の外方側面部には、中央から斜め内方向に切り起こし形成された係止片部44を備えている。また、弾性係止部43は、略台形突片状に膨出屈曲することで、プラグ挿入孔Qに挿入された光コネクタプラグP1、P2の後述するツマミ部13によって圧潰されて光コネクタプラグP1、P2自体を一方向の内壁側に押し付けるようにしている。
図1、図2、図3(a)、図5、図6に示すように、プラグ挿入孔Qの開口端(一側)縁部上面側には、プラグガタ止め部材41の基部42の外方側面部の面幅に対応した案内溝31が凹設され、この案内溝31によって縁部自体は内外両側面部相互間幅に対応した肉薄形状となっており、前記基部42の外方側面部をこの案内溝31に沿って容易に差し込めるようにしてある。
また、図1、図2、図3(a)、図5、図6に示すように、アダプタ1の上側面外壁にはこの案内溝31に交差するように係止段部32が形成されており、上記基部42の外方側面部の係止片部44を圧潰しながらプラグ挿入孔Qの開口端の一側縁部に当該基部42が挿入された後、係止段部32に係止片部44が弾性係架されることでプラグガタ止め部材41自体がアダプタ1の上側面にガタ付くことなくしっかりと保持固定されるものとしてある。
光コネクタプラグP1、P2は、図8に示すように、横長四角形に形成したプラグフレーム7と金属製のリング8を軸方向に装着し、該リング8の後端部にゴムホルダ9を軸方向に連結一体化させると共に、これらの中心に、光ファイバ10を中心に挿通接着させてあるフェルール11を前記リング8との間にスプリング12を介在して内挿配設させてある。また、上記プラグフレーム7の外側にはツマミ部13を外装し、プラグフレーム7がツマミ部13内を軸方向(図8において左右方向)へ所要ストロークだけ摺動できるように構成されている。
また、図7に示すように、上記ツマミ部13の先端部にあって、その左右両側面には平面形状が略長方形状の開口部14が各設けられ、該開口部14内に位置して、上記プラグフレーム7の左右両側面には、前記アダプタ1における左右一対のバネ性係止片6(図5、図6参照)と係止する係止凹部(図示省略)を各々具備している。また、上記ツマミ部13における開口部14の左右内縁には、上記一対のバネ性係止片6の左右両側に設けた突起(図示省略)の案内部16(図7参照)が、水平な底面の前部に、外側へ傾斜する傾斜面(図示省略)を具備して各々形成させてある。
次に、以上のように構成された形態についての組立、使用の一例について説明する。
アダプタ1を組立てる場合には、図1に示すように、一対のアダプタ要素1A、1Bそれぞれに形成されたスリーブホルダHに跨って円筒状の割りスリーブSが各挿入された状態となるように当接面3同士を対面させ、上記係合手段Kにより相互にスナップ係合して両アダプタ要素1A、1Bを当接固定する。
そして、プラグガタ止め部材41を、その基部42でプラグ挿入孔Qの開口端の一側縁部を挟み込むようにして固定する。すなわち、基部42の外方側面部の係止片部44を圧潰しながら当該外方側面部が案内溝31に沿って差し込まれると、アダプタ1の上側面外壁の係止段部32に係止片部44が弾性係架されて固定される。このとき、基部42の内方側面部の弾性係止部43が嵌合方向に延びて開口端内方側に向けて配された状態となる。
図7に示すように、上記構成によるアダプタ1を介して二つの光コネクタプラグP1、P2相互を接続する。この場合、図8に示すように、略台形突片状に膨出屈曲されて成る弾性係止部43が、プラグ挿入孔Qに挿入された光コネクタプラグP1、P2のツマミ部13外側面によって圧潰されつつ、光コネクタプラグP1、P2自体を弾性係止部43の弾発力によってプラグ挿入孔Qの下方向(一方向)内壁側に押し付けた状態となる。
図9(a)に示すように、プラグ挿入孔Q内壁と光コネクタプラグP1、P2のツマミ部13外側面との間にクリアランスlが生じていると、フェルール11の光ファイバ10のセンターは上下に移動可能となってしまい、これによって相手側光ファイバ10の光軸に対してズレ(偏心)が生じる。
図9(b)に示すように、上記クリアランスlが生じていても、プラグガタ止め部材41によって、プラグ挿入孔Qに挿入された光コネクタプラグP1、P2が下方向(決められた一方向)内壁側に常に押し付けられているため、フェルール11が常に下方向(決められた一方向)内壁側に位置付けられる。すなわち、図9(b)中A位置に光ファイバ10のセンターが位置する。これにより例えば偏波面保存型光ファイバ等を含むあらゆる光ファイバ11の本来の光学特性を損なわないようにすることができる。
また、図9(c)に示すように、プラグガタ止め部材41が取付けられていない場合は、図9(c)中B位置まで光ファイバ10のセンターが移動可能となってしまい、これにより例えば偏波面保存型光ファイバ等を含むあらゆる光ファイバの本来の光学特性が損なわれてしまうものである。
H スリーブホルダ
S 割りスリーブ
P1、P2 光コネクタプラグ
Q プラグ挿入孔
K 係合手段
l クリアランス
1A、1B アダプタ要素
2A、2B ハウジング
3 当接面
4A 上側面
4B 下側面
5A 左側面
5B 右側面
6 バネ性係止片
7 プラグフレーム
8 リング
9 ゴムホルダ
10 光ファイバ
11 フェルール
12 スプリング
13 ツマミ部
14 開口部
16 案内部
21A 上下弾性係止片
21B 左右弾性係止片
22A 上下凹所
22B 左右凹所
23 係合孔部
24 係合凸部
25 補助弾性係止片
31 案内溝
32 係止段部
41 プラグガタ止め部材
42 基部
43 弾性係止部
44 係止片部

Claims (4)

  1. アダプタもしくはレセプタクルのプラグ挿入孔に挿入された光コネクタプラグを一方向の内壁側に常に押し付けるよう当該プラグ挿入孔の内側に弾性体によるプラグガタ止め部材を備えたことを特徴とする光コネクタプラグのガタ止め機構。
  2. プラグガタ止め部材は、プラグ挿入孔の開口端内側から嵌合方向に延びるように配置されるものとしたことを特徴とする請求項1記載の光コネクタプラグのガタ止め機構。
  3. プラグガタ止め部材は、プラグ挿入孔の開口端の一側縁部を挟み込むようにして固定する基部と、基部の一端側から嵌合方向に延びて開口端内側に配される弾性係止部とを備え、弾性係止部は、プラグ挿入孔に挿入された光コネクタプラグによって圧潰されて光コネクタプラグ自体を一方向の内壁側に押し付けるよう略台形突片状に膨出屈曲して成ることを特徴とする請求項1または2記載の光コネクタプラグのガタ止め機構。
  4. プラグガタ止め部材は、基部の外方側面部中央から斜め内方向に切り起こして成る係止片部を設け、係止片部を圧潰しながらプラグ挿入孔の開口端の一側縁部に基部が挿入され、アダプタもしくはレセプタクルの外壁に形成された係止段部に係止片部が弾性係架されてプラグガタ止め部材自体が固定されるものとしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の光コネクタプラグのガタ止め機構。
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