JP2014219068A - ローラクラッチ - Google Patents

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誠 藤波
Makoto Fujinami
誠 藤波
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】ラジアル荷重が負荷された場合でも、軸の芯ズレを抑えることができ、ローラがカム溝を乗り上げることなく、かつ、保持器と軸の接触部分の磨耗を抑制することができるローラクラッチを提供する。【解決手段】ローラクラッチにおいて、保持器3は、軸方向に互いに対向して設けられた一対の環状部8a,8bと、該一対の環状部8a、8b間を周方向等間隔で連結する複数の柱部9と、を有する。一対の環状部8a、8bの内周面は、内径が柱部9の内径より小さくなるように形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、一方向の動力のみを伝達するシェルタイプのローラクラッチに関する。
従来この種のローラクラッチとして、図3及び図4に示すローラクラッチが知られている。このローラクラッチは、複数のローラ2と、ローラ2と同数のローラポケットを有する保持器3と、ローラ2と同数のカム溝4を有する円筒形のシェル5と、ローラ2をカム溝4に向かって付勢するばね11と、を備えて構成される。
このローラクラッチでは、保持器3が、軸方向に互いに対向して設けられた一対の環状部8a,8bと、該一対の環状部8a,8b間を周方向等間隔で連結する複数の柱部9と、を備え、隣り合う柱部9の間にローラポケットを構成する。
なお、図中、符号6は、保持器3の環状部8a,8bに、シェル5のカム溝4に向けて突出して設けられた突部であり、符号7は、シェル5軸方向両側に設けられた径方向内向きのフランジである。
本来、ローラクラッチはラジアル荷重を受けることができないが、使用箇所によってはラジアル荷重が負荷される場合もある。図3及び図4に示したローラクラッチでは、保持器3と軸10の間に十分な隙間があるため、ローラクラッチに対してラジアル荷重が負荷されると、軸10が大きく偏芯する。この結果、保持器3と軸10の隙間もさらに大きくなり、ローラ2が、ばね11の付勢力によって、図5に示したカム溝4の浅い位置へと移動し、さらには、シェル5のカム溝4から乗り上げてしまう可能性があった。
一方、特許文献1では、ラジアル荷重を支持することができるローラクラッチとして、保持器が自己潤滑性を有する材料で形成されるとともに、一対の環状部と柱部の内周面は、軸10の外周面とのラジアル隙間を、ラジアル滑り軸受のすきまと同程度としている。
また、特許文献2では、ローラクラッチの保持器を籠型円筒状に一体形成し、柱部の内周面に複数の凸部を形成し、ローラクラッチの空転(オーバラン)時に、各ローラの内接円の中心軸と内輪の中心軸とのずれを小さくする、すなわち、ローラクラッチの保持器の柱部内径に凸部を形成して、空転時の芯ズレを小さくすることが開示されている。
特開平8−100826号公報 特開2007−56956号公報
しかしながら、特許文献1については、ローラクラッチの保持器は、環状部と柱部の両方の内周面で軸と接触してラジアル荷重を受けており、また、自己潤滑性を有する材料で形成されるため、コストが嵩むという問題点があった。
また、特許文献2に記載のローラクラッチでは、柱部の内周面に凸部を形成し、軸と接触させることで軸の芯ズレを抑えているが、その凸部の接触面が狭いことから、ラジアル荷重を受けたときの接触面圧が高く、凸部が磨耗しやすいという問題点があった。
そこで、本発明は、ラジアル荷重が負荷された場合でも、軸の芯ズレを抑えることができ、ローラがカム溝を乗り上げることなく、かつ、保持器と軸の接触部分の磨耗を抑制することができるローラクラッチを提供することを目的としている。
上記目的は以下の構成により達成される。
(1)複数のローラと、該ローラと同数のローラポケットを有する保持器と、内周面に前記ローラと同数のカム溝を有する円筒形のシェルと、前記ローラを前記カム溝に向かって付勢するばねと、を備え、一方向の動力のみを伝達するローラクラッチであって、
前記保持器は、軸方向に互いに対向して設けられた一対の環状部と、該一対の環状部間を周方向等間隔で連結する複数の柱部と、を有し、前記一対の環状部の少なくとも一方の内周面は、内径が前記柱部の内径より小さくなるように形成されることを特徴とする。
本発明によると、ローラクラッチは、その保持器の一対の環状部の少なくとも一方の内周面は、内径が柱部の内径より小さくしているため、ラジアル荷重が負荷されても軸の芯ズレを抑え、ローラがカム溝を乗り上げることなく、かつ、保持器と軸の接触部分の磨耗を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るロールクラッチの断面図である。 本発明の変形例に係るロールクラッチの断面図である。 従来のロールクラッチの断面図である。 従来のロールクラッチにラジアル荷重が負荷されていない状態の断面図である。 従来のロールクラッチにラジアル荷重が負荷された状態の断面図である。
以下、本発明のローラクラッチの各実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るローラクラッチの断面図である。
本実施形態のローラクラッチ1は、複数のローラ2と、ローラ2と同数のローラポケットを有する保持器3と、内周面にローラ2と同数のカム溝4を有する円筒形のシェル5と、ローラ2をカム溝4に向かって付勢するばね11(図4参照)と、を備えて構成される。
シェル5は、軸方向中間部に複数のカム溝4が周方向等間隔に設けられ、軸方向両側に径方向内向きのフランジ7が設けられている。
保持器3は、軸方向に互いに対向して設けられた一対の環状部8a,8bと、これら両環状部8a,8bの間を周方向等間隔で連結する複数の柱部9とで構成されている。隣り合う柱部9の間の空間が、ローラ収納用のローラポケットとなり、保持器3に支持されたばね11によりカム溝4と係合する方向にローラ2を付勢している。
なお、本実施形態の保持器3は、ポリアミド、ポリアセタールなどのプラスチック材料からなる。
この保持器3の環状部8a,8bは、シェル5のカム溝4に向けて突出する突部6(図4参照)を有し、保持器3をシェル5に対して相対回転不能とする。また、本実施形態では、一対の環状部8a,8の内周面は、その内径が柱部9の内径より小さくなるように形成されている。なお、一対の環状部8a,8bの内周面と軸10の外周面との間のラジアル隙間は、直径値で30〜150μm程度に設定されている。
これにより、ローラクラッチ1に対して、ラジアル荷重が負荷されたとき、環状部8a,8bの内周面が、軸10と接触してラジアル荷重を受けるので、軸10の芯ズレを抑えることができ、ローラ2が、カム溝4を乗り上げてしまう虞がなくなる。
また、本実施形態では、柱部9が軸10と接触しないので、柱部9が磨耗することがなく、ラジアル荷重は、一対の環状部8a,8bの広い周面で受けることができ、保持器3と軸10との接触面圧が低く抑えられ、一対の環状部8a,8bにおける接触部分の磨耗を抑制することができる。
例えば、柱部9が軸10と接触した状態で回転(空転)すると、柱部9が空転方向に引張られて、柱部9の変形や柱部9の根元部の寿命を低下させる可能性があったが、環状部8a,8bは柱部9に比べて剛性が高いので、本実施形態のように、柱部9を接触させずに環状部8a,8bのみを接触させることで、変形や寿命低下を防止することができる。
さらに、本実施形態のように、柱部9の内径よりも小さくした、環状部8a,8bの両方の内周面は、ラビリンスシールとして働くため、ローラポケット内にグリースを保持し、異物の混入を防ぐ効果もある。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものでなく、適宜、変形、改良などが可能である。
上記実施形態では、保持器3の一対の環状部8a,8bの両方の内周面は、内径が柱部9の内径より小さくなるように形成されているが、図2に示す変形例のローラクラッチ1aのように、一方の環状部8aの内径は柱部9の内径と同等とし、他方の環状部8bの内径が柱部9の内径より小さくするようにしてもい。
1、1a ローラクラッチ
2 ローラ
3 保持器
4 カム溝
5 シェル
7 フランジ
8a、8b 環状部
9 柱部
10 軸
11 ばね

Claims (1)

  1. 複数のローラと、該ローラと同数のローラポケットを有する保持器と、内周面に前記ローラと同数のカム溝を有する円筒形のシェルと、前記ローラを前記カム溝に向かって付勢するばねと、を備え、一方向の動力のみを伝達するローラクラッチであって、
    前記保持器は、軸方向に互いに対向して設けられた一対の環状部と、該一対の環状部間を周方向等間隔で連結する複数の柱部と、を有し、前記一対の環状部の少なくとも一方の内周面は、内径が前記柱部の内径より小さくなるように形成されることを特徴とするローラクラッチ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005249091A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Koyo Seiko Co Ltd コネクティングロッド大端用ころ軸受
JP2008138873A (ja) * 2006-11-07 2008-06-19 Ntn Corp ころ軸受
JP2011132996A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Nsk Ltd ローラクラッチ

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