JP2014215811A - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】濡れた紙幣であっても、加熱ローラと温風によって紙幣を十分に乾燥させ、紙幣の読み取りを可能にさせる紙幣処理装置を提供する。
【解決手段】紙幣処理装置は、識別部と引伸ばし部108とを備える。識別部は、紙幣の真偽を識別する。引伸ばし部108は、識別部が紙幣の真偽を識別できなかった場合に、紙幣の乾燥及び引伸ばしをする。引伸ばし部108は、搬送装置201と回転ローラと送風装置203a〜203bを備える。搬送装置201は、紙幣を搬送する。回転ローラは、紙幣を搬送装置201に押し付け、紙幣の搬送方向と逆方向に回転する。送風装置203a〜203bは、紙幣に送風する。
【選択図】図3

Description

本発明は、紙幣の読み取り装置に関する。
公営競技に導入されている投票端末は、半屋外に設置されることがある。そのため雨天時、ユーザが使用する紙幣が濡れてしまい、ユーザが、濡れた紙幣を投票端末に挿入することがありうる。濡れた紙幣は、投票端末での読み取り不良や、詰まりの原因となる。投票端末で読み取り不良とされた紙幣は、ユーザに返却される。投票券の発売締め切り間際で紙幣の詰まりが起こった場合や、返却された紙幣を何回も挿入・返却を繰り返し、ユーザが時間内に投票券を購入できない場合、ファントラブルとなることもある。濡れた紙幣であっても、紙幣を乾燥させ、紙幣の読み取りを可能にさせることが好ましい。
紙幣を乾燥させる技術として、加熱ロールによる加熱によって紙幣のしわを伸ばし、乾燥させる装置が知られている。(例えば、特許文献1〜特許文献3)
特開平9−40262号公報 特開2000−268227号公報 特開平8−235410号公報
上述した背景技術では以下のような問題がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、加熱ローラの温度や、回転する速度によっては、紙幣の乾燥が十分ではない場合があり、濡れた紙幣であっても、乾燥をより十分にさせ、紙幣の読み取りを可能にさせる紙幣処理装置を提供することを目的とする。
紙幣処理装置は、識別部と引伸ばし部とを備える。識別部は、紙幣の真偽を識別する。引伸ばし部は、識別部が紙幣の真偽を識別できなかった場合に、紙幣の乾燥及び引伸ばしをする。引伸ばし部は、搬送装置と回転ローラと送風装置を備える。搬送装置は、紙幣を搬送する。回転ローラは、紙幣を搬送装置に押し付け、紙幣の搬送方向と逆方向に回転する。送風装置は、紙幣に送風する。
回転ローラと送風によって紙幣を十分に乾燥させることができる。
実施形態に係る投票端末の例を示すブロック図である。 制御部のハードウェア構成の例を示す図である。 実施形態に係る引伸ばし部の例を示す図である。 金属板の形状の例を説明する四面図である。 2つの金属板を連結する例を示す斜視図である。 搬送装置と金属板の関係の例を示す図である。 加熱ローラの構造例を示す斜視図である。 加熱ローラの例を説明する三面図である。 実施形態に係る紙幣処理装置の処理の例を示すフローチャートである。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態において、投票端末は、濡れた紙幣がユーザによって挿入された場合であっても、紙幣を乾燥させ、紙幣の読み取りができるようにする。
図1は、実施形態に係る投票端末の例を示すブロック図である。投票端末は、紙幣処理装置100、制御部105、発券部106、投票受付部109を備える。紙幣処理装置100は、入金口部101、経路102、識別部103、格納部104、出金口部107、引伸ばし部108を有する。投票受付部109は、ユーザが購入を希望する投票券の情報を、ユーザの画面操作やユーザが挿入する購入用の用紙により受け付ける。ユーザが購入を希望する投票券に関する情報は、投票券の情報や投票券の購入に必要な金額が含まれる。ユーザが購入を希望する投票券に関する情報は、制御部105に送られる。入金口部101は、ユーザが、紙幣を挿入し、入金するための入金口である。入金口部101に挿入された紙幣は、経路102を介して、識別部103に送られる。識別部103は、挿入された紙幣が、正常に読み取りできる紙幣であるかを識別する。識別部103は、正常に紙幣を読み取れた場合、紙幣を格納部104に送る。格納部104は、送られてきた紙幣を紙幣スタッカに格納する。識別部103は、紙幣を正常に読み取れた場合、制御部105に紙幣に関する情報を送る。制御部105は、紙幣処理装置100の各種動作を制御している。また、制御部105は、投票受付部109から送られたユーザが購入を希望する投票券に関する情報を用いて、ユーザが購入した投票券の金額分の金銭が投入されているかを判断する。ユーザが購入した投票券の金額分の金銭が投入されていた場合、制御部105は、発券部106に投票券を発行するように指示する。発券部106は、投票券を発券する。一方、識別部103は、正常に紙幣を読み取れなかった場合、紙幣を引伸ばし部108に送る。識別部103は、例えば、紙幣に複数のしわや折曲がりがあると、紙幣の真偽を判断する対象の箇所を読み取れないことがある。また、識別部103は、紙幣が濡れていると、すかしなど、識別部103が紙幣の真偽を判断する対象の箇所を読み取れないことがある。引伸ばし部108は、識別部103が読み取れなかった紙幣を受け取る。引伸ばし部108は、紙幣を引伸ばし及び乾燥する。引伸ばし及び乾燥された紙幣は、再度識別部103に送られる。識別部103は、引伸ばし及び乾燥された紙幣を読み取れた場合、紙幣を格納部104に送り、制御部105に紙幣に関する情報を送る。一方、識別部103は、引伸ばし及び乾燥された紙幣を、出金口部107は、紙幣を出金口から出金する。
読み取れなかった紙幣を乾燥し、引伸ばすことで投票端末の読み取り不良や紙幣の詰まりのトラブルを減らすことができる。また、乾燥・引伸ばし後、再度識別部によって紙幣を読み取ることによって、ユーザの紙幣の挿入・返却の手間を省くことができる。
図2は、制御部のハードウェア構成の例を示す図である。図2の制御部は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、記憶装置を有する。制御部は、図1の紙幣処理装置100、投票受付部109、発券部106の各種動作を制御しており、各種制御処理はCPUで実現される。CPUで使用される情報は、制御部のメモリ又は記憶装置に保存される。
図3は、実施形態に係る引伸ばし部の例を示す図である。図3(a)は、引伸ばし部108の断面図である。引伸ばし部108は、紙幣の引伸ばし及び乾燥を行う。引伸ばし部108は、搬送装置201、加熱ローラ202a〜202c、送風装置203a、送風装置203bを有する。図3(a)の引伸ばし部の例では、矢印210に示されるように、搬送装置201と加熱ローラ202a〜202cの間を、紙幣は搬送される。搬送装置201の上面は、矢印210に示される方向に紙幣を搬送し、搬送装置201の下面は、紙幣の搬送方向と逆方向に移動する。搬送装置201は、複数の金属板204と一対のスプロケット205とを備える。金属板204は、搬送装置201の表面にあり、紙幣を搬送する板であり、送風装置203からの温風を通す後述する通風孔があいている。また、金属板204に通風孔があることにより、濡れた紙幣がくっつきにくいようになっている。複数の金属板204は、連結され、紙幣の長辺の大きさよりも離して配された1対のスプロケット205に巻き掛けられている。1対のスプロケット205の周囲を周回することで、連結された複数の金属板204は、搬送装置201の上面を紙幣の搬送方向に動く。加熱ローラ202は、搬送装置201の上方に設置され、紙幣を搬送装置201に押し付け、紙幣を引き伸ばす。加熱ローラ202は、紙幣の搬送方向と逆方向に回転することで、紙幣を引伸ばす。同時に、加熱ローラ202は、紙幣を加熱し、紙幣に含まれる水分を蒸発させる。送風装置203は、紙幣の表面に風を送風し、紙幣を乾燥させる。尚、温風を送風することが好ましい。図3(a)の引伸ばし部の例では、送風装置203は、加熱ローラ202よりもさらに上方と、搬送装置201の内側に設置され、紙幣を乾燥させる。紙幣の表面を挟む方向から温風を送風することで、乾燥効果は高まる。破線で囲むエリア211は、送風装置203が温風を送風し紙幣を乾燥させるエリアである。図3(b)は、搬送装置201と加熱ローラ202を上から見た図である。搬送装置201は、金属板204a〜金属板204fを備える。図3(c)は、搬送装置201と加熱ローラ202を搬送方向から見た図である。また、図3(b)と図3(c)に示すように、加熱ローラ202の両端には、電極206a〜206cが備えられる。加熱ローラ202は、ローラの軸方向にコードヒータが通っている。加熱ローラ202は、電極206から電力の供給を受けると、コードヒータによって加熱される。
尚、ここでは、加熱ローラ202により加熱することが記載されているが、加熱ローラ202の加熱をせず、回転ローラだけで、紙幣の搬送方向と逆方向に回転することで、紙幣との回転ローラの摩擦熱により乾燥させることも可能である。また、回転ローラの摩擦と、送風装置からの送風(送風でも温風でも可)との組み合わせでも可能である。より、効果的な方法は、加熱ローラと送風装置により温風を送風することである。
以上、説明したように、実施形態に係る装置では、加熱ローラが、紙幣の引伸ばしをすることに加え、加熱することで紙幣を乾燥させる。更に、2つの送風装置は、紙幣の両面に温風を送風することで紙幣を乾燥させる。加熱ローラによる加熱で水分を蒸発させるだけでなく、紙幣の両面に温風を送風することで、紙幣を十分に乾燥させることができる。
図4と図5を用いて、金属板204の例を説明する。図4は、金属板204の形状の例を説明する四面図である。図4(a)は、金属板204を上から見た図である。金属板204は、平板部301、軸受部302aと軸受部302b、軸受部303を有する。また、平板部301は、上面301cと、前面301aと、後面301bを有する。平板部301cは、平板の形状であり、平板部301cの上面から底面まで貫通する複数の通風孔310a〜通風孔310dを有する。軸受部303は、上面301cより、右端に上面301cより下方に配置されている。図4の通風孔310は、長方形で示されているものの、風を通す孔であればよく、数、形、大きさを限定するものではない。金属板204の前面301aは、左端方に軸受部302aと、他端に前端320aを有する。また、後面301bは、上面301cの、前面301aと対面側に設けられ、左端方に軸受部302bと、他端に320bを有する。軸受部302aおよび軸受部302bは、上面301cの左端より左方向に突出するように設けられている。金属板204の軸受部303は、前面301aの前端320aと後面301bの後端320bより右方向に突出するように設けられている。軸受部302aと軸受部までの内側の長さL1は、軸受部303の長さL2よりも長い。これは、複数の金属板204を連結させる為である。図4(b)は、金属板204を正面から見た図である。軸受部302aは、軸穴311aを有し、軸受部302bは、軸穴311bを有する。軸受部303は、軸穴312を有する。図4(c)は、金属板204を右側から見た図である。右側から見た金属板204は、軸受部303と、右側面の前端320aと後端320bとを含む。図4(d)は、金属板204を左側から見た図である。左側から見た金属板204は、軸受部302aと軸受部302bと平板部301とを含む。
図5は、2つの金属板を連結する例を示す斜視図である。金属板204−1は、平板部301−1、軸受部302a−1と軸受部302b−1、軸受部303−1とを有する。金属板204−2は、平板部301−2、軸受部302a−2と軸受部302b−2、軸受部303−2とを有する。図5の斜視図では、金属板204−2の軸受部303−2は、隣接する金属板204−1の軸受部302a−1と軸受部302b−1の間に位置する。軸330は、金属板204−2の軸受部303−2と、これを挟むように位置する金属板204−1の軸受部302a−1と軸受部302b−1とを貫通する。これにより、互いに隣接する2つの金属板204−1と金属板204−2とは、軸330を中心に回転可能である。
図6は、搬送装置と金属板の関係の例を示す図である。金属板204を複数連結させることにより、金属板は直線にも曲面にも対応して配することができる。図6は、複数の連結された金属板204を、搬送装置201のスプロケット205に巻きつけた例である。複数の連結された金属板204が巻きついた1対のスプロケット205を、スプロケット205の中心を回転軸として同一方向に回転させることで、搬送装置201を実現できる。
次に、図7と図8を用いて、加熱ローラの例を説明する。図7は、加熱ローラの構造例を示す斜視図である。加熱ローラ202は、回転軸401と、コードヒータ402a〜コードヒータ402jと、接続部403a、接続部403bとを備える。回転軸401は、加熱ローラ202の軸線上に配されている。加熱ローラ202は、回転軸401を中心に回転可能である。コードヒータ402a〜コードヒータ402jは、加熱ローラ202の軸線と平行方向に配され、回転軸401の同心円状にある。図7のコードヒータの例は数を限定するものではない。加熱ローラ202は、両端に接続部403a、接続部403bを有する。接続部403は、コードヒータに電力を供給し、コードヒータを発熱させる。
図8は、加熱ローラ202の構造の例を説明する三面図である。図8(a)は、加熱ローラ202の軸線方向に横から見た図であり、例えば、図1(c)で左側面または右側面から加熱ローラ202を見た図である。図8(a)の左図は、加熱ローラ202を示す図であり、回転軸401と、コードヒータ402a〜コードヒータ402jとを備える。尚、コードヒータは、発熱部材の一例であり、これに限定されるものではない。図8(a)の右図は、加熱ローラ202、支持部404を示した図である。支持部404は、加熱ローラ202の回転軸401を通す穴があいており、回転軸401を支持している。また、支持部404は、不図示の電極206を備え、接続部403及び回転軸401に電力を供給する。図8(b)の加熱ローラ202は、図8(a)の左図に示す加熱ローラ202をA−Aの面で切断した場合の断面図である。加熱ローラ202の構造を説明する。回転軸401は、加熱ローラの両端にあり、接続部403の中心部に配されている。回転軸401は導電性の部材が使用される。回転軸401は、電極206からの電流を接続部403に送る。接続部403は導電性の部材が使用される。接続部403aは、コードヒータ402a〜コードヒータ402jを介して、接続部403bとで電気的に接続されている。コードヒータは、通電することで発熱する部材が使用される。図8(c)は、図8(a)の右図を側面から見た図である。加熱ローラ202は、回転軸401、接続部403、ローラ部406の表面部405を備える。支持部404は、回転軸401を支持している。ローラ部406の表面部405は、シリコンや樹脂などの非導電部材であり、伝導性の高い部材等が使用される。尚、耐熱性樹脂等の部材が好ましい。また、発熱部材自体に、シリコンや樹脂などの非導電部材が使用されている場合は、そのままローラ部406の表面部405に配置することも可能である。
図9は、実施形態に係る紙幣処理装置の処理の例を示すフローチャートである。制御部105は、入金口部101より、紙幣が投入されたかを判断する(ステップS101)。入金口部101は、紙幣が投入されていない場合、ステップS101の処理を繰り返す。識別部103は、紙幣の読み取りが正常にできたかを判断する(ステップS101でYES、ステップS102)。紙幣格納部104は、紙幣を紙幣スタッカに格納する(ステップS102でYES、ステップS103)。発券部106は、投票券を発券する(ステップS104)。ステップS104が終わると、処理を終了する。一方、識別部103が紙幣の読み取りを正常に行えなかった場合、引伸ばし部108は、紙幣を引伸ばし、乾燥する(ステップS102でNO,ステップS105)。識別部103は、紙幣に対して引伸ばし処理を行った回数をカウントし、処理を行った回数が所定の閾値を超えたかを判断する(ステップS107)。処理を行った回数が所定の閾値よりも少ない場合、処理は、S102から繰り返される。紙幣が読み取れなかった場合、又は、紙幣の引伸ばし処理の回数が所定の閾値を超えた場合、出金口部107へ紙幣を返却する(ステップS107でYES、ステップS108)。制御部105は、ステップS108の処理が実行されてからの時間が、所定の閾値を超えたかを判断する(ステップS109)。ステップS108の処理が実行されてからの時間が、所定の閾値を超えていない場合、S108の処理を繰り返す。制御部105は、ステップS108の処理が実行されてからの時間が、所定の閾値を超えた場合、紙幣を取り込む(ステップS109でYES、ステップS110)。S110において、紙幣は、取り忘れと判断される。出金口部107で取り込まれた紙幣は、紙幣スタッカ又は、取り忘れ専用のスタッカに格納される。S110が終了すると、紙幣処理装置の処理は終了する。
以上、説明したように、実施形態にかかる方法では、識別部が濡れた紙幣や皺等により正常に読み取りできなかった紙幣を、引伸ばし部によって乾燥及び引伸ばしさせる。その後、再度識別部が紙幣を識別する。読み取れなかった紙幣を乾燥し、引伸ばすことで投票端末の読み取り不良や紙幣の詰まりのトラブルを減らすことができる。また、乾燥・引伸ばし後、再度識別部によって紙幣を読み取ることによって、ユーザの紙幣の挿入・返却の手間を省くことができる。
<その他>
金属板204は、濡れた紙幣が張り付きにくい素材の例であり、素材を限定するものではない。
紙幣処理装置が稼動する際に発生させる熱を、引伸ばし部に引き入れるようにし、引伸ばし部を暖めるようにしてもよい。引伸ばし部108は、紙幣処理装置が稼動する際に発生させる熱を用いて一定の温度を保つようにし、紙幣が搬送されてきた場合に、紙幣の乾燥を速やかに行う。
図3の加熱ローラ202a〜202cは、加熱ローラ202aよりも加熱ローラ202bのほうが大きく、さらに加熱ローラ202bよりも加熱ローラ202cが大きく示されている。紙幣が入ってくると、ローラが小さいほうが紙幣を巻き込みやすいため、このように設置されている。しかし、加熱ローラの大きさは同一であってもよく、限定されない。
図3の引伸ばし部における送風装置は、ヒーターであってもよい。送風装置203aと、温風装置203bに代わるヒーター203b´を備える引伸ばし部では、ヒーター203b´により、搬送装置を加熱される。すると、引伸ばし部は、送風装置203aが上方から紙幣の表面に温風を送風し、加熱ローラ202及び搬送装置201との加熱によって紙幣を乾燥させることが可能となる。搬送装置を加熱するヒーターを備える引伸ばし部では、搬送装置の金属板には通風孔はなくてもよい。また、ヒーター203a´とヒーター203b´を備える引伸ばし部であってもよい。
100 紙幣処理装置
101 入金口部
102 経路
103 識別部
104 格納部
105 制御部
106 発券部
107 出金口部
108 引伸ばし部
201 搬送装置
202a〜202c 加熱ローラ
203a〜203b 送風装置
204 金属板
205 スプロケット
206a〜206c 電極
210 矢印
211 エリア
301 平板部
301a 前面
301b 後面
301c 上面
302a〜302b 軸受部
303 軸受部
310a〜310d 通風孔
311a 軸穴
311b 軸穴
312 軸穴
320a 前端
320b 後端
330 軸
401 回転軸
402a〜コードヒータ402j コードヒータ(発熱部材)
403a〜403b 接続部
404 支持部
405 表面部
406 ローラ部

Claims (8)

  1. 紙幣処理装置は、
    紙幣の真偽を識別する識別部と、
    前記識別部が、前記紙幣の真偽を識別できなかった場合に、前記紙幣の乾燥及び引伸ばしをする引伸ばし部とを備え、
    前記引伸ばし部は、
    前記紙幣を搬送する搬送装置と、
    前記紙幣を前記搬送装置に押し付け、前記紙幣の搬送方向と逆方向に回転する回転ローラと、
    前記紙幣の面に送風する第1の送風装置を備える
    ことを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 前記回転ローラは、加熱ローラである
    ことを特徴とする請求項1記載の紙幣処理装置。
  3. 前記加熱ローラは、前記加熱ローラの表面または内部に実装された発熱部材によって加熱される
    ことを特徴とする請求項2記載の紙幣処理装置。
  4. 前記第1の送風装置が送風する前記紙幣の面と反対側の面に送風する第2の送風装置を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
  5. 前記搬送装置は、前記紙幣と接する表面に複数の通風孔を有し、前記第1の送風装置は、前記複数の通風孔を通して前記紙幣に風を送風する
    ことを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
  6. 前記引伸ばし部を通過した後に、再び前記紙幣の真偽の識別を行う
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の紙幣処理装置。
  7. 紙幣処理装置は、
    紙幣の真偽を識別する識別部と、
    前記識別部が、前記紙幣の真偽を識別できなかった場合に、前記紙幣の乾燥及び引伸ばしをする引伸ばし部とを備え、
    前記引伸ばし部は、
    前記紙幣を前記搬送装置に押し付け、前記紙幣の搬送方向と逆方向に回転する回転ローラと、
    ヒーターと温風を送風する送風装置を備え、
    前記ヒーターは、前記搬送装置を加熱し、
    加熱された前記搬送装置が前記紙幣を加熱し、
    前記送風装置は、前記紙幣の表面に温風を送風する
    ことを特徴とする紙幣処理装置。
  8. 前記引伸ばし部を通過した後に、再び前記紙幣の真偽の識別を行う
    ことを特徴とする請求項7に記載の紙幣処理装置。
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