JP2014215039A - 建設機械 - Google Patents

建設機械 Download PDF

Info

Publication number
JP2014215039A
JP2014215039A JP2013089369A JP2013089369A JP2014215039A JP 2014215039 A JP2014215039 A JP 2014215039A JP 2013089369 A JP2013089369 A JP 2013089369A JP 2013089369 A JP2013089369 A JP 2013089369A JP 2014215039 A JP2014215039 A JP 2014215039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stereo
construction machine
stereo camera
cameras
calibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013089369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6091977B2 (ja
JP2014215039A5 (ja
Inventor
佑介 日永田
Yusuke Hieta
佑介 日永田
小倉 弘
Hiroshi Ogura
弘 小倉
幹雄 板東
Mikio Bando
幹雄 板東
川股 幸博
Yukihiro Kawamata
幸博 川股
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2013089369A priority Critical patent/JP6091977B2/ja
Publication of JP2014215039A publication Critical patent/JP2014215039A/ja
Publication of JP2014215039A5 publication Critical patent/JP2014215039A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6091977B2 publication Critical patent/JP6091977B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/26Indicating devices
    • E02F9/261Surveying the work-site to be treated
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/56Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
    • G06V20/58Recognition of moving objects or obstacles, e.g. vehicles or pedestrians; Recognition of traffic objects, e.g. traffic signs, traffic lights or roads

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】立体的な障害物を広範囲に亘って計測可能なステレオカメラシステムを備えた建設機械を提供する。【解決手段】車体1に複数のステレオカメラ21,22を取り付けると共に、これら複数のステレオカメラの計測領域212,222を一部重ね合わせる。建設機械は、これら複数のステレオカメラ21,22により得られたステレオ画像に基づいて、障害物を検知する。【選択図】図2

Description

本発明は、ダンプトラックや油圧ショベルなどの建設機械に関する。
鉱山においても、土砂の採掘作業及び運搬作業に、油圧ショベルやダンプトラックなどの建設機械が用いられている。鉱山において用いられる建設機械は、有人運転される場合が主であるが、近年では運行コストの低減を図るため、無人運転が行われる場合も増えてきている。また、ダンプトラックについては、土砂の単位時間当たりの運搬量が採掘の進捗度に直結するため、高効率に運用可能であることが求められる。従って、土砂を高効率に採掘現場の外に大量に運搬するためには、連続運転可能であることがダンプトラックに求められる。
しかしながら、鉱山におけるダンプトラックの走行路は悪路が多いため、ダンプトラック運行時は、障害物との衝突事故を起こしやすくなることが懸念される。仮に、走行路上に障害物が発生し、ダンプトラックが障害物との衝突事故を起こした場合、鉱山が長時間停止してしまう可能性がある。従って、ダンプトラックの運行を維持するためには、走行路上の障害物を早期に発見して、ダンプトラックに障害物の回避走行を行わせることができる障害物検知システムを備えることが重要となる。
従来、この種の障害物検知システムとしては、ミリ波レーダ、レーザーセンサ及びステレオカメラ等の障害物検知装置を利用したものが知られている。これらの障害物検知装置のうち、ミリ波レーダ及びレーザーセンサは、乗用車程度の大きさを有する大型の障害物については検出可能であるが、それよりも小型の障害物については検知が困難である。また、ミリ波レーダ及びレーザーセンサは、走行路面と障害物を区別できないので、ダンプトラック用の障害物検知装置としては、適用することが難しい。これに対して、ステレオカメラは、所要の画像解析装置と組み合わせることにより小型の障害物を検知することが可能であると共に、3次元形状を計測可能であることから、走行路面と障害物を容易に区別することができる。しかも、ステレオカメラは、監視装置や自動車用の障害物検知装置として既に実用化されているので、ダンプトラック用の障害物検知装置として適している。
なお、人物の監視装置としては、複数のステレオカメラを用いて所定の観察場所で人物の存在を検出するものが従来提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、第1及び第2のステレオカメラがそれぞれ捉えた人物の数が同数の場合、一方のステレオカメラが捉えた人物に相関する投影人物領域の位置と、他方のステレオカメラが捉えた人物に相関する投影人物領域の位置とを比較し、位置がずれていた場合に、例えば投影人物領域の重心位置を一致させることにより、キャリブレーションの補正を行う技術が開示されている。
特開2005-233639公報
上述したように、ステレオカメラは、ミリ波レーダやレーザーセンサに比べて、小型の障害物を検出でき、かつ走行路面と障害物とを明瞭に区別できることから、ダンプトラック用の障害物検知装置として適している。しかしながら、鉱山で使用されるダンプトラックは、車体が巨大であること、及び、ダンプトラックが走行する鉱山道は急カーブが多いことから、自動車に搭載する場合よりも格段に計測領域が広いステレオカメラシステムを装備することが求められる。そこで、ダンプトラックに複数のステレオカメラを装備して計測領域を拡大することが考えられるが、精度よく計測するためには正しくキャリブレーションを行うことが必要である。特許文献1に記載の技術は、同じく複数のステレオカメラを装備していると言えども、ステレオカメラにより得られたステレオ画像を直接利用して複数のステレオカメラのキャリブレーションを行うものではないので、構成が複雑であり、そのままではダンプトラック用の障害物検知システムに適用することが難しい。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたものであり、立体的な障害物を簡易な構成で、かつ精度よく広範な計測が可能な障害物検知システムを備えた建設機械を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、車体に取り付けられ、それぞれの計測領域の一部が重ね合わされた複数のステレオカメラと、これら複数のステレオカメラにより得られたステレオ画像から障害物の検知を行う画像解析装置とを備えたことを特徴とする。
本構成によると、車体に複数のステレオカメラを取り付けるので、広範な領域について障害物の位置を計測できる。また、車体に取り付けられる複数のステレオカメラの計測領域を一部重ね合わせるので、各ステレオカメラにより得られたステレオ画像を利用して簡易な構成で、正確なキャリブレーションを実施することができる。よって、障害物の検知を確実に行うことができ、建設機械を安定に運用することができる。
また本発明は、前記構成の建設機械において、前記車体の重心を通り、前記車体の前後進方向に延びる軸線を含む垂直面に対し、前記複数のステレオカメラの中心軸を交叉させたことを特徴とする。
本構成によると、複数のステレオカメラの中心軸を交叉させるので、各ステレオカメラの計測領域を容易に重ね合わせることができて、実機への搭載を容易なものにすることができる。
また本発明は、前記構成の建設機械において、前記画像解析装置に、前記複数のステレオカメラにより得られた複数のステレオ画像をマッチングすることで、前記複数のステレオカメラの相対位置を求めるステレオカメラキャリブレーション部を備えたことを特徴とする。
本構成によると、画像解析装置にステレオカメラキャリブレーション部を備えたので、建設機械の運用中に複数のステレオカメラのキャリブレーションを随時行うことができ、建設機械の運用を安定的に行うことができる。
また本発明は、前記構成の建設機械において、前記ステレオカメラキャリブレーション部の前段に組み込まれ、前記複数のステレオカメラにより得られた複数のステレオ画像が、前記ステレオカメラキャリブレーション部により正解値にキャリブレーションしやすいものであるか否かを判別する3次元形状特徴検出部を更に備えたことを特徴とする。
本構成によると、ステレオカメラにより得られたステレオ画像がキャリブレーションに適しないものであることを3次元形状特徴検出部によって検出できるので、ステレオカメラにより得られたステレオ画像がキャリブレーションに適しないものであるときにはキャリブレーションを実施しないようにすることにより、キャリブレーション誤差の発生を防止することができる。
また本発明は、前記構成の建設機械において、前記3次元形状特徴検出部は、前記複数のステレオカメラの相対位置を求める際に使用する探索候補地点を決定する探索候補地点決定部と、前記探索候補地点決定部により決定された前記探索候補地点について、前記複数のステレオカメラにより得られた複数のステレオ画像の相関値を演算する3次元形状相関値演算部と、前記3次元形状相関値演算部が算出した前記ステレオ画像の相関値に基づいて、前記ステレオカメラキャリブレーション部によるキャリブレーションを実施するか否かの判断を行う相関値判定部を有することを特徴とする。
本構成によると、3次元形状特徴検出部に、探索候補地点決定部と、3次元形状相関値演算部と、相関値判定部を備えるので、キャリブレーションのタイミングを判定し、より確からしい情報を得たタイミングに合わせてキャリブレーションを実施することができ、キャリブレーションの精度を高めることができる。
また本発明は、前記構成の建設機械において、前記ステレオカメラキャリブレーション部の前段に、前記複数のステレオカメラにより得られた複数のステレオ画像の時系列変化を検出し、前記ステレオカメラキャリブレーション部によるキャリブレーションを実施するか否かの判断を行う時系列変化検出部を更に備えたことを特徴とする。
本構成によると、各ステレオカメラにより得られたステレオ画像に時系列変化があることを時系列変化検出部によって検出できるので、時系列変化があるときにはキャリブレーションを実施しないようにすることにより、キャリブレーション誤差の発生を防止することができる。
また本発明は、前記構成の建設機械において、前記ステレオカメラキャリブレーション部の前段に、前記複数のステレオカメラにより得られた複数のステレオ画像のノイズを対比し、前記ステレオカメラキャリブレーション部によるキャリブレーションを実施するか否かの判断を行うノイズ検出器を更に備えたことを特徴とする。
本構成によると、各ステレオカメラにより得られたステレオ画像にノイズがあることをノイズ検出部によって検出できるので、ノイズがあるときにはキャリブレーションを実施しないようにすることにより、キャリブレーション誤差の発生を防止することができる。
本発明の建設機械は、車体に複数のステレオカメラを取り付けるので、広範な領域について障害物の位置を計測できる。また、車体に取り付けられる複数のステレオカメラの計測領域を一部重ね合わせるので、各ステレオカメラにより得られたステレオ画像を利用して、簡易な構成で正確なキャリブレーションを実施でき、精度よく計測ができる。
車体に対する複数のステレオカメラの配置を示す図である。 本発明の建設機械に搭載される2つのステレオカメラを用いた障害物検知システムの一例を示す図である。 図2の障害物検知システムにおいて2つのステレオカメラの相互位置が正しく推定できた場合における各ステレオカメラの計測領域を示す図である。 図2の障害物検知システムにおいて2つのステレオカメラの相互位置が誤って推定された場合における各ステレオカメラの計測領域を示す図である。 車体に対する2つのステレオカメラの他の取付方法を示す図である。 車体の左右に配置された2つのステレオカメラより得られる2つのステレオ画像の一例を示す図である。 図2のステレオカメラキャリブレーション部の第1例を示す図である。 図7の3次元形状特徴検出部の構成例を示す図である。 図8の相関値判定部においてキャリブレーションを実施するか否かの判定基準となるステレオ画像と相関値を例示する図である。 図8の3次元形状特徴検出部の動作を示す図である。 図2のステレオカメラキャリブレーション部の第2例を示す図である。 図11の時系列変化検出部にて2つのステレオカメラの同期がとれていないと判定される2つのステレオ画像の一例を示す図である。 図11のノイズ検出部にて砂塵ありと判定される2つのステレオ画像の一例を示す図である。 ダンプトラックに対する複数のステレオカメラの配置を示す図である。 油圧ショベルに対する複数のステレオカメラの配置を示す図である。 グレーダに対する複数のステレオカメラの配置を示す図である。
以下、本発明に係る建設機械につき、実施の形態毎に図面を参照して説明する。
《第1の実施の形態》
図1に示すように、第1の実施の形態に係る建設機械は、車体1の前方、即ち、車体1の前進方向の前面に、所要の間隔Dを隔てて、第1ステレオカメラ21及び第2ステレオカメラ22が取り付けられている。所要の間隔Dは、図1に示すように、第1ステレオカメラ21の計測領域212と第2ステレオカメラ22の計測領域222が、一部において重なり合うように設定される。このように、本例の建設機械は、車体1に2台のステレオカメラ21,22を所要の間隔Dを隔てて取り付けるので、広範な領域の障害物31の位置を計測できる。また、車体1に取り付けられる2台のステレオカメラ21,22の計測領域212,222を一部重ね合わせるので、簡易な構成で、正確なキャリブレーションを実施することができる。第1ステレオカメラ21及び第2ステレオカメラ22は、耐用命数を延長するため、及び、対物レンズの汚れに起因するステレオ画像の劣化を防止するため、風雨を直接受けない密閉空間内に配置することが望ましい。
なお、図1の例では、第1ステレオカメラ21の中心軸211及び第2ステレオカメラ22の中心軸221が、車体1の重心Gを通り車体1の前後進方向に延びる軸線を含む垂直面11と平行に配置されているが、図5に示すように、第1ステレオカメラ21及び第2ステレオカメラ22を内向きに設置し、第1ステレオカメラ21の中心軸211及び第2ステレオカメラ22の中心軸221を、垂直面11に対して交差させることもできる。このようにすると、各計測領域212,222の一部を容易に重ね合わせることができる。また、計測領域212,222の死角を最小限にとどめる形で、ステレオカメラ21,22の画角を拡大することができる。ここで、「ステレオカメラの中心軸」とは、ステレオカメラに備えられる2つのカメラの中間点を通り、それら2つのカメラの光軸と平行な軸線をいう。
また、車体1に取り付けられるステレオカメラの数は2台に限定されるものではなく、3台以上とすることもできる。車体1に取り付けられるステレオカメラの数が多いほど、精細なステレオ画像が得られる。しかし、ステレオカメラの数に拘わりなく、ステレオ画像の作成原理や、後に説明するキャリブレーションの原理については同一であるので、説明を容易なものにするため、以下においては、2台のステレオカメラを車体1に取り付けた場合を例にとって説明する。
本発明は、図14に示すように、鉱山等で使用される超大型のダンプトラック510の前進方向の前面に、図1に示した所要の間隔Dを隔てて、第1ステレオカメラ21及び第2ステレオカメラ22を取り付けて使用することを好適な例として挙げることができるが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、公知に属する任意の建設機械に適用することができる。
例えば、図15に示すように、油圧ショベル520のオペレータが入るキャビンの正面方向の上部に、図1に示した所要の間隔Dを隔てて、第1ステレオカメラ21及び第2ステレオカメラ22を取り付けて使用することができる。
また、図16に示すように、グレーダ530のオペレータが入るキャビンの前進方向の上部に、図1に示した所要の間隔Dを隔てて、第1ステレオカメラ21及び第2ステレオカメラ22を取り付けて使用することができる。
本発明では、このような実施例においても、以下に詳細に説明するように、車体に複数のステレオカメラを取り付けるので、広範な領域について障害物の位置を計測することができる。また、車体に取り付けられる引く数のステレオカメラの計測領域を一部重ね合わせているので、各ステレオカメラにより得られたステレオ画像を利用して、簡易な構成で、正確なキャリブレーションを実施でき、精度よく計測することを実現している。
第1ステレオカメラ21及び第2ステレオカメラ22は、互いに同期の取れた2台のカメラをもってそれぞれ構成される。ステレオカメラ21,22を構成するそれぞれ2台のカメラは、キャリブレーションが行われており、焦点距離やレンズ歪みなどの内部パラメータ及び互いのカメラの位置関係と車体1への設置位置を示す外部パラメータは、既知とする。また、ステレオカメラ21,22を構成するそれぞれ2台のカメラは、光軸が平行であり、各カメラの計測領域は一部において重なり合っている。
本例の建設機械は、図2に示すように、第1及び第2のステレオマッチング部210,220と、ステレオデータ記憶部231と、ステレオカメラキャリブレーション部232と、ステレオデータ統合部233と、走行路面検出部234と、障害物検知部235から構成される画像解析装置を備えている。
第1ステレオマッチング部210は、ステレオカメラ21を構成する2台のカメラのうち、右側に配置されたカメラ(右カメラ)が撮像した右画像と、左側に配置されたカメラ(左カメラ)が撮像した左画像をステレオマッチングし、距離情報を含むステレオ画像(3次元計測画像)を算出する。同様に、第2ステレオマッチング部220は、ステレオカメラ22を構成する2台のカメラのうち、右カメラが撮像した右画像と、左カメラが撮像した左画像をステレオマッチングし、ステレオ画像を算出する。
ステレオデータ記憶部231は、第1及び第2のステレオマッチング部210,220で算出されたステレオ画像(ステレオデータ)を時系列順に記憶する。
ステレオカメラキャリブレーション部232は、ステレオデータ記憶部231に記憶されたステレオ画像からステレオカメラ21,22の相対位置を求める。具体的なステレオカメラキャリブレーション部232の構成及び動作については、後に説明する。
ステレオデータ統合部233は、ステレオデータ記憶部231に記憶されたステレオ画像、ステレオカメラキャリブレーション部232により求められるステレオカメラ21,22の相対位置及び外部パラメータに基づいて、2つのステレオ画像を統合する。2つのステレオ画像の統合は、ステレオカメラキャリブレーション部232で求まるステレオカメラ21,22の相対位置に基づいて、第1ステレオカメラ21の座標系上に第2ステレオカメラ22が計測したステレオ画像を投影することにより行われる。ステレオデータ統合部233により2つのステレオ画像を統合することで、計測領域が重複している箇所に障害物が存在した場合においても、障害物の数を重複せずに、所定の統合処理を行うことができる。
走行路面検出部234は、ステレオデータ統合部233が統合処理したステレオ画像から、計測領域内の走行路面を検出する。また、障害物検知部235は、走行路面検出部234で検出した走行路面と隣接した立体物を障害物として認識する。これにより、第1ステレオカメラ21の計測領域内に存在する障害物と、第2ステレオカメラ22の計測領域内に存在する障害物の両方を検知することができ、ステレオカメラを1台のみ搭載した場合に比べて計測領域を拡大できる。
上述したように、2つのステレオ画像の統合は、ステレオカメラ21,22の相対位置に基づいて、第1ステレオカメラ21の座標系上に第2ステレオカメラ22が計測したステレオ画像を投影することにより行われるので、高精度の障害物検知を可能にするためには、ステレオカメラ21,22の相対位置を正確に把握する必要がある。即ち、本例においては、第1ステレオカメラ21の計測領域212と第2ステレオカメラ22の計測領域222を重複させているので、2台のステレオカメラ21,22の相互位置が正しく求まっている場合には、図3に示すように、これら2台のステレオカメラ21,22の重複領域内に障害物31が侵入し、ステレオカメラ21,22の両方で障害物31が検出された場合にも、ステレオカメラ21,22の相互位置から障害物31の相互位置を計測することができて、その障害物31が同一物体であると容易に認識することができる。これに対して、2台のステレオカメラ21,22の相互位置が正確に求まっていない場合には、図4に示すように、第1ステレオカメラ21の計測領域212と第2ステレオカメラ22の計測領域222が重複せず、実際に1つの障害物31しか存在していないにも拘らず、2つの障害物31,32が存在すると誤検知してしまう。
ステレオカメラキャリブレーション部232は、ステレオカメラ21,22の相対位置を求めるためのキャリブレーションを実施する。以下、ステレオカメラキャリブレーション部232の構成及び動作について説明する。
ステレオカメラ21,22のキャリブレーションは、ステレオカメラを構成する左右のカメラのキャリブレーションと、同様の手法で行うことができる。例えば、第1ステレオカメラ21(右カメラ)で見えた画像が、第2ステレオカメラ(左カメラ)でどのように計測されているかを観測することで、キャリブレーションを実施し、カメラの相互位置を推定する。
なお、ステレオカメラを構成する左右のカメラのキャリブレーションについては、一般に、チェスパターンをキャリブレーションターゲットとして用いたキャリブレーションが行われている。しかしながら、巨大な建設機械に取り付けられたステレオカメラ21,22のキャリブレーションについては、これら2台のステレオカメラ21,22の重複した計測領域にチェスパターンを提示しなくてはならないので、ステレオカメラ21,22の設置位置によってはチェスパターンの提示が困難である。また、建設機械は、車体1が巨大で歪みやすいため、ステレオカメラ21,22の相互位置が経時変化しやすい。そのため、場所を選ばず頻繁にキャリブレーションを実施可能な手法が、建設機械向けのキャリブレーション手法として適しており、チェスパターンを利用したキャリブレーションは不向きである。このような理由から、本発明では、障害物をキャリブレーションターゲットとして用い、キャリブレーションを実施する。
図6の左図と右図は、それぞれ、第1ステレオマッチング部210によって算出されたステレオ画像Lと、第2ステレオマッチング部220によって算出されたステレオ画像Rを示している。なお、以下においては、理解を容易にするため、これらの各ステレオ画像L,Rを、第1ステレオカメラ21により得られたステレオ画像L、第2ステレオカメラ22により得られたステレオ画像Rと表記する。ステレオ画像L,Rは、一般的なカメラが撮像する2次元平面の投影面における位置座標と色情報を有した画像ではなく、距離情報を有した3次元計測画像である。本例においては、図6に示すように、第1ステレオカメラ21により得られたステレオ画像L及び第2ステレオカメラ22により得られたステレオ画像Rには、それぞれ3つの障害物が映し出されているが、これらの各ステレオ画像L,Rに共通する障害物は、第1の対応領域内及び第2の対応領域内の障害物のみである。本発明では、これら第1の対応領域内及び第2の対応領域内の立体的な障害物を幾何学的に合わせ込み、マッチングすることで、キャリブレーションを実施する。
このため、図2のステレオカメラキャリブレーション部232は、図7示すように、第1ステレオカメラ21により得られたステレオ画像L及び第2ステレオカメラ22により得られたステレオ画像Rの特徴点を検出する3次元形状特徴検出部2321と、3次元形状特徴検出部2321により検出された特徴点を、3次元形状マッチングによってマッチングし、第1及び第2のステレオカメラ21,22の相対位置を求める3次元形状マッチングによるキャリブレーション部2322とから構成される。
図6に例示したように、各ステレオ画像L,Rに共通する障害物が複数ある場合、3次元形状特徴検出部2321は、それぞれの障害物についての特徴点を検出する。また、3次元形状マッチングによるキャリブレーション部2322は、それぞれの障害物についての幾何学的な合わせ込みを行う。
3次元形状特徴検出部2321は、図8に示すように、探索候補地点決定部23211と、3次元形状特徴相関値演算部23212と、相関値判定部23213をもって構成される。
探索候補地点決定部23211は、例えば以前にキャリブレーションを実施した際のキャリブレーション位置や任意のパラメータに基づいて、ステレオ画像L,Rの探索候補を決定する。
3次元形状特徴相関値演算部23212は、探索候補地点決定部23211で決定された探索候補地点の相関値を算出する。探索候補の相関値は、3次元形状マッチングによるキャリブレーション部2322で用いられるL2ノルムやM-Estimatorに基づいた指標である。本実施の形態では、それらの逆数をとることで求められる形状の類似度が高いほど、ステレオ画像L,Rとその探索候補地点における相関値が高くなるよう設定している。
相関値判定部23213は、3次元形状特徴相関値演算部23212が算出した相関値を基に、キャリブレーション実施の可否を判断する。キャリブレーション実施可否の判断は、図9に示す相関値の分布に応じて行う。即ち、相関値の分布が、図9の左上のグラフのように単峰性を有し、かつ相関値が設定した任意の値よりも高い場合には、キャリブレーションを実施する。これに対して、図9の右側に示した2つのグラフのように、相関値のグラフが多峰性を有している場合や、周辺値とあまり変化のない場合には、キャリブレーションの実施を見送る。
3次元形状マッチングによるキャリブレーション部2322で、キャリブレーションに利用するマッチングアルゴリズムとしては、例えばICP(Iterative Closest Point)法による形状マッチングが考えられる。一般に、ICP法では、フレームAとフレームBをマッチングするとき、フレームAとフレームBを初期姿勢に基づいて重ね合わせ、フレームAの各点に対し最も距離の近いフレームBの点との距離の二乗和で表わされるL2ノルム、あるいは距離の絶対値の和で表わされるL1ノルムを指標として用いるのが一般的であるが、評価指標として最近傍点の距離の二乗ではなく、例えばM-Estimatorのような評価指標を用いると、計測誤差に対するロバスト性を向上することができる。
なお、各ステレオカメラ21,22からステレオ画像が正確に得られない状況や、正確性が不確かな状況下でキャリブレーションを実施すると、キャリブレーション精度が著しく悪化する可能性がある。本実施の形態では、3次元形状マッチングにより正解値にキャリブレーションしやすいか否かを判別する3次元形状特徴検出部2321を、3次元形状マッチングによるキャリブレーション部2322の前段に組み込み、キャリブレーションのタイミングを判定し、より確からしい情報を得たタイミングに合わせてキャリブレーションを実施するので、高いキャリブレーション精度を得ることができる。
以下、図10のフローチャートに従って、図7及び図8に示したステレオカメラキャリブレーション部232の動作を説明する。
ステレオカメラシステムの電源をオンすると、ステレオカメラキャリブレーション部232の初期化処理が行われる(ステップ401)。次に、キャリブレーションを実施するタイミングか否かを判定し(ステップ402)、ステップ403でキャリブレーションを実施するタイミングであると判定した場合(YES)にはステップ404に移行し、キャリブレーションを実施するタイミングでないと判定した場合(NO)は処理を終了する。キャリブレーションを実施するタイミングは、建設機械の走行距離が予め設定された距離に達した場合、あるいは前回のキャリブレーションから予め設定された時間が経過したかを基準としており、これらの基準のいずれかが満たされた場合、キャリブレーションを実施する。
ステップ404では、キャリブレーションの解候補となる探索候補地点を決定する。キャリブレーションの探索候補地点は、前回キャリブレーションで決定された値から、設定された範囲と設定された解像度に基づいて決定される。ステップ405では、決定された探索候補地点に基づき、第1ステレオカメラ21の計測左右画像から算出したステレオ画像を構成する点群Aと第2ステレオカメラ22の計測左右画像から算出したステレオ画像を構成する点群Bを重ね合わせる。そのときの点群Aの各点に対しもっとも位置の近い点群Bの各点を探索し、これを各点の最近傍点とする。ステップ406でこの点群Aの各点に対する点群Bの最近傍点との距離に基づき、L2ノルムやM-Estimatorの評価関数に基づき、探索候補地点における点群Aと点群Bの相関値を決定する。
ステップ407では、その相関値の分布を作成し、ステップ408では、その相関値が周期性、平行性を有しているか否かの判定を行う。ステップ408で相関値が周期性、平行性を有していると判定した場合(YES)は、図9の説明から明らかなように、キャリブレーションに適していないため、ステレオカメラキャリブレーションを終了する。ステップ408で相関値が周期性、平行性を有していないと判定した場合(NO)は、ステップ409に移行し、ステップ407で算出した最も相関値の高い探索候補地点を最尤値として、その探索候補地点の周辺の相関値をステップ406と同様に再度算出する。次いで、ステップ410に移行し、ステップ409で最も高い相関値をもつ探索候補地点と判定された探索候補地点を真値とし、その値に基づき第1ステレオカメラ21と第2ステレオカメラ間の相関位置を逆算し、更新する。ステップ411では、キャリブレーション終了の条件を満たしているか否かの判定を行う。ステップ411でキャリブレーション終了の条件を満たしていると判定した場合(YES)は、ステレオカメラキャリブレーションを終了する。ステップ411でキャリブレーション終了の条件を満たしていない判定した場合(NO)は、ステップ409以降の処理を繰り返す。ステップ411におけるステレオカメラキャリブレーションの終了条件は、探索ステップの設定回数によって決定する。
第1の実施の形態に係る建設機械は、車体に2台のステレオカメラ21,22を取り付けるので、広範な領域について障害物の位置を計測できる。また、車体に取り付けられる複数のステレオカメラの計測領域を一部重ね合わせ、3次元形状特徴検出器2321を備えたステレオカメラキャリブレーション部232でキャリブレーションを実施するので、正確なキャリブレーションを実施することができる。
《第2の実施の形態》
次に、本発明に係る建設機械の第2の実施の形態を、図11〜図13を用いて説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態に係る画像解析装置に時系列変化検出部及びノイズ検出部を追加したことを特徴とするものであり、第2の実施の形態に係る画像解析装置のうち、第1の実施の形態に係る画像解析装置と同等の部分については、図に同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
第2の実施の形態に係る画像解析装置は、図11に示すように、図7に示した第1の実施の形態に係る画像解析装置に備えられた3次元形状特徴検出部2321の前段に、時系列変化検出部2323及びノイズ検出部2324を追加してなる。
時系列変化検出部2323は、例えば第1ステレオカメラ21により得られたステレオ画像Lと第2ステレオカメラ22により得られたステレオ画像Rのフレーム間差分を観測することで、時系列変化を計測し、時系列変化が少ないタイミングのとき、キャリブレーションを実施すると判断する。これは、2つのステレオカメラ21,22のシャッターが完全には同期していない場合において、異なる時刻で撮像された撮像画像に基づくステレオ画像を用いてキャリブレーションを実施することにより発生するキャリブレーション誤差を防ぐためである。
図12は、第1ステレオカメラ21と第2ステレオカメラ22の同期が完全ではないために異なる時刻で撮像された、第1ステレオカメラ21により得られたステレオ画像Lと第2ステレオカメラ22により得られたステレオ画像Rを示している。この図から明らかなように、ステレオ画像Lとステレオ画像Rとは、第1の対応領域の位置が異なっているので、時系列変化検出部2323は、これらの各ステレオ画像L,Rを比較することにより、ステレオ画像Lとステレオ画像Rは時系列が変化していることを認識できる。従って、時系列変化検出部2323が時系列の変化を認識した場合に、第1ステレオカメラ21と第2ステレオカメラ22のキャリブレーションを実施しない処理をすることにより、キャリブレーション誤差の発生を防止できる。
一方、ノイズ検出部2324では、砂塵や霧の発生を検知し、砂塵や霧が発生していないタイミングでキャリブレーションを実施すると判断する。これは、鉱山における建設機械の走行路面はオフロードであり、建設機械の走行により砂塵が舞い、ステレオカメラの計測領域を遮ることでステレオ画像の視差を大きく狂わせることがあるので、視差が大きいステレオ画像を用いてキャリブレーションを実施することにより発生するキャリブレーション誤差を防ぐためである。
図13は、建設機械の走行路に局部的に砂塵が発生したときの第1ステレオカメラ21により得られたステレオ画像Lと第2ステレオカメラ22により得られたステレオ画像Rを示している。この図から明らかなように、ステレオ画像Lにはキャリブレーションの対象領域となる障害物が撮像されているのに対して、ステレオ画像Rにはこの障害物が撮像されておらず、ノイズ検出部2324は、これらの各ステレオ画像L,Rを比較することにより、局部的にノイズが発生したことを認識できる。従って、ノイズ検出部2324がノイズの発生を認識した場合に、第1ステレオカメラ21と第2ステレオカメラ22のキャリブレーションを実施しない処理をすることにより、キャリブレーション誤差の発生を防止できる。発生した霧に濃淡があるために、第1ステレオカメラ21により得られたステレオ画像Lと第2ステレオカメラ22により得られたステレオ画像Rに視差が生じる場合についても、同様に処理できる。なお、砂塵や霧によって視界が遮られた場合、カメラ画像内で砂塵や霧の濃い部分を撮影している領域は、輝度もしくは色がほぼ一定になる。また、ステレオカメラが算出したステレオ画像も砂塵を撮影している領域の奥行きはほぼ一定であると観測される。
1 車体
11 車体の重心を含む垂直面
21 第1ステレオカメラ
210 ステレオマッチング部
211 第1ステレオカメラの中心軸
22 第2ステレオカメラ
220 ステレオマッチング部
221 第2ステレオカメラの中心軸
222 第2ステレオカメラの計測領域
231 ステレオデータ記録部
232 ステレオカメラキャリブレーション部
233 ステレオデータ統合部
234 走行路面検出部
235 障害物検知部
510 ダンプトラック
520 油圧ショベル
530 グレーダ
2321 3次元形状特徴検出部
23211 探索候補地点決定部
23212 3次元形状特徴相関値演算部
23213 相関値判定部
2322 3次元形状マッチングによるキャリブレーション部
2323 時系列変化検出部
2324 ノイズ検出部
31 障害物
32 誤認識された障害物
L 第1ステレオカメラで得られたステレオ画像
R 第2ステレオカメラで得られたステレオ画像

Claims (7)

  1. 車体に取り付けられ、それぞれの計測領域の一部が重ね合わされた複数のステレオカメラと、これら複数のステレオカメラにより得られたステレオ画像から障害物の検知を行う画像解析装置とを備えたことを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1に記載の建設機械において、
    前記車体の重心を通り、前記車体の前後進方向に延びる軸線を含む垂直面に対し、前記複数のステレオカメラの中心軸を交叉させたことを特徴とする建設機械。
  3. 請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の建設機械において、
    前記画像解析装置に、前記複数のステレオカメラにより得られた複数のステレオ画像をマッチングすることで、前記複数のステレオカメラの相対位置を求めるステレオカメラキャリブレーション部を備えたことを特徴とする建設機械。
  4. 請求項3に記載の建設機械において、
    前記ステレオカメラキャリブレーション部の前段に組み込まれ、前記複数のステレオカメラにより得られた複数のステレオ画像が、前記ステレオカメラキャリブレーション部により正解値にキャリブレーションしやすいものであるか否かを判別する3次元形状特徴検出部を更に備えたことを特徴とする建設機械。
  5. 請求項4に記載の建設機械において、
    前記3次元形状特徴検出部は、前記複数のステレオカメラの相対位置を求める際に使用する探索候補地点を決定する探索候補地点決定部と、前記探索候補地点決定部により決定された前記探索候補地点について、前記複数のステレオカメラにより得られた複数のステレオ画像の相関値を演算する3次元形状相関値演算部と、前記3次元形状相関値演算部が算出した前記ステレオ画像の相関値に基づいて、前記ステレオカメラキャリブレーション部によるキャリブレーションを実施するか否かの判断を行う相関値判定部を有することを特徴とする建設機械。
  6. 請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の建設機械において、
    前記ステレオカメラキャリブレーション部の前段に、前記複数のステレオカメラにより得られた複数のステレオ画像の時系列変化を検出し、前記ステレオカメラキャリブレーション部によるキャリブレーションを実施するか否かの判断を行う時系列変化検出部を更に備えたことを特徴とする建設機械。
  7. 請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の建設機械において、
    前記ステレオカメラキャリブレーション部の前段に、前記複数のステレオカメラにより得られた複数のステレオ画像のノイズを対比し、前記ステレオカメラキャリブレーション部によるキャリブレーションを実施するか否かの判断を行うノイズ検出器を更に備えたことを特徴とする建設機械。
JP2013089369A 2013-04-22 2013-04-22 建設機械 Active JP6091977B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013089369A JP6091977B2 (ja) 2013-04-22 2013-04-22 建設機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013089369A JP6091977B2 (ja) 2013-04-22 2013-04-22 建設機械

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014215039A true JP2014215039A (ja) 2014-11-17
JP2014215039A5 JP2014215039A5 (ja) 2016-02-18
JP6091977B2 JP6091977B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=51940951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013089369A Active JP6091977B2 (ja) 2013-04-22 2013-04-22 建設機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6091977B2 (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017057057A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
WO2017056269A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社小松製作所 画像データ生成方法
KR20170107068A (ko) 2015-09-30 2017-09-22 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 촬상 장치
WO2017163768A1 (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 株式会社小松製作所 モータグレーダの制御方法およびモータグレーダ
CN107407562A (zh) * 2015-09-30 2017-11-28 株式会社小松制作所 作业车辆
WO2018020950A1 (ja) 2016-07-28 2018-02-01 株式会社神戸製鋼所 建設機械
JP2018028212A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 株式会社神戸製鋼所 建設機械
US20180080197A1 (en) * 2015-09-30 2018-03-22 Komatsu Ltd. Image pick-up apparatus
JP2018128397A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 株式会社小松製作所 位置計測システム、作業機械、及び位置計測方法
WO2018179322A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 株式会社小松製作所 作業車両
CN109429505A (zh) * 2017-06-30 2019-03-05 株式会社小松制作所 拍摄装置、建筑机械以及拍摄***
US20190078292A1 (en) * 2016-03-23 2019-03-14 Komatsu Ltd. Work vechile
EP3409841A4 (en) * 2016-03-02 2019-03-20 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) INTERFERENCE PROTECTION DEVICE FOR CONSTRUCTION MACHINE
WO2019176036A1 (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 日立建機株式会社 作業機械
JP2019214933A (ja) * 2015-08-26 2019-12-19 住友建機株式会社 ショベル、ショベルの計測装置、及びショベルの管理装置
WO2019239847A1 (ja) 2018-06-11 2019-12-19 オムロン株式会社 計測システムおよび計測方法
WO2020122789A1 (en) * 2018-12-14 2020-06-18 Brokk Aktiebolag A remote-controlled demolition robot with improved field of application and a method to achieve such a demolition robot
JP2020112434A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 株式会社神戸製鋼所 測距装置および測距方法
CN112937444A (zh) * 2021-03-15 2021-06-11 上海三一重机股份有限公司 作业机械的辅助影像生成方法、装置和作业机械
US11042761B2 (en) 2018-09-06 2021-06-22 Baidu Online Network Technology (Beijing) Co., Ltd. Method and system for sensing an obstacle, and storage medium
JP2021099221A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 大同特殊鋼株式会社 三次元形状測定用校正装置
US11158076B2 (en) 2016-06-08 2021-10-26 Sony Corporation Imaging control device and method, and vehicle
US11389967B2 (en) 2019-02-01 2022-07-19 Fanuc Corporation Three-dimensional shape measurement system and three-dimensional shape measurement method

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7103796B2 (ja) 2018-01-31 2022-07-20 株式会社小松製作所 作業機械

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005233639A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Mitsubishi Electric Corp ステレオカメラシステムおよび該システムのステレオカメラ同士のキャリブレーション方法
JP2006054503A (ja) * 2004-08-09 2006-02-23 Olympus Corp 画像生成方法および装置
JP2006135797A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用周囲状況表示装置
JP2009103559A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 National Institute Of Advanced Industrial & Technology ステレオカメラの校正方法および校正システム
JP2011022062A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Topcon Corp 位置測定方法及び位置測定装置
WO2012053105A1 (ja) * 2010-10-22 2012-04-26 日立建機株式会社 作業機械の周辺監視装置
US20130010081A1 (en) * 2011-07-08 2013-01-10 Tenney John A Calibration and transformation of a camera system's coordinate system

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005233639A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Mitsubishi Electric Corp ステレオカメラシステムおよび該システムのステレオカメラ同士のキャリブレーション方法
JP2006054503A (ja) * 2004-08-09 2006-02-23 Olympus Corp 画像生成方法および装置
JP2006135797A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用周囲状況表示装置
JP2009103559A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 National Institute Of Advanced Industrial & Technology ステレオカメラの校正方法および校正システム
JP2011022062A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Topcon Corp 位置測定方法及び位置測定装置
WO2012053105A1 (ja) * 2010-10-22 2012-04-26 日立建機株式会社 作業機械の周辺監視装置
US20130010081A1 (en) * 2011-07-08 2013-01-10 Tenney John A Calibration and transformation of a camera system's coordinate system

Cited By (60)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019214933A (ja) * 2015-08-26 2019-12-19 住友建機株式会社 ショベル、ショベルの計測装置、及びショベルの管理装置
US11288827B2 (en) 2015-08-26 2022-03-29 Sumitomo(S.H.I.) Construction Machinery Co., Ltd. Measurement device of shovel
KR102065477B1 (ko) * 2015-09-30 2020-01-13 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 촬상 장치
US20180080197A1 (en) * 2015-09-30 2018-03-22 Komatsu Ltd. Image pick-up apparatus
WO2017056269A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社小松製作所 画像データ生成方法
CN107250725A (zh) * 2015-09-30 2017-10-13 株式会社小松制作所 摄像装置
WO2017057057A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
US10587863B2 (en) 2015-09-30 2020-03-10 Sony Corporation Image processing apparatus, image processing method, and program
CN107407562A (zh) * 2015-09-30 2017-11-28 株式会社小松制作所 作业车辆
KR20170107068A (ko) 2015-09-30 2017-09-22 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 촬상 장치
JPWO2017056266A1 (ja) * 2015-09-30 2018-03-15 株式会社小松製作所 撮像装置
US11008735B2 (en) 2015-09-30 2021-05-18 Komatsu Ltd. Image pick-up apparatus
JPWO2017056268A1 (ja) * 2015-09-30 2018-03-22 株式会社小松製作所 作業車両
US20180080199A1 (en) * 2015-09-30 2018-03-22 Komatsu Ltd. Work vehicle
JPWO2017056267A1 (ja) * 2015-09-30 2018-03-22 株式会社小松製作所 撮像装置
JPWO2017056269A1 (ja) * 2015-09-30 2018-03-29 株式会社小松製作所 画像データ生成方法
JPWO2017057057A1 (ja) * 2015-09-30 2018-08-16 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
CN107250725B (zh) * 2015-09-30 2021-04-20 株式会社小松制作所 摄像装置
US10533305B2 (en) 2015-09-30 2020-01-14 Komatsu Ltd. Image pick-up apparatus
EP3409841A4 (en) * 2016-03-02 2019-03-20 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) INTERFERENCE PROTECTION DEVICE FOR CONSTRUCTION MACHINE
US11111654B2 (en) 2016-03-02 2021-09-07 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Interference prevention device for construction machinery
CN108603357A (zh) * 2016-03-23 2018-09-28 株式会社小松制作所 机动平路机的控制方法以及机动平路机
US10961685B2 (en) 2016-03-23 2021-03-30 Komatsu Ltd. Method of controlling motor grader and motor grader
CN108603357B (zh) * 2016-03-23 2021-08-13 株式会社小松制作所 机动平路机的控制方法以及机动平路机
US20190078292A1 (en) * 2016-03-23 2019-03-14 Komatsu Ltd. Work vechile
WO2017163768A1 (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 株式会社小松製作所 モータグレーダの制御方法およびモータグレーダ
JP2017172189A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 株式会社小松製作所 モータグレーダの制御方法およびモータグレーダ
US11158076B2 (en) 2016-06-08 2021-10-26 Sony Corporation Imaging control device and method, and vehicle
US10907324B2 (en) 2016-07-28 2021-02-02 Kobe Steel, Ltd. Construction machine
EP3470772A4 (en) * 2016-07-28 2019-07-03 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) CONSTRUCTION MACHINE
WO2018020950A1 (ja) 2016-07-28 2018-02-01 株式会社神戸製鋼所 建設機械
CN109564086B (zh) * 2016-08-18 2020-12-15 株式会社神户制钢所 工程机械
CN109564086A (zh) * 2016-08-18 2019-04-02 株式会社神户制钢所 工程机械
JP2018028212A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 株式会社神戸製鋼所 建設機械
WO2018034086A1 (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 株式会社神戸製鋼所 建設機械
US11028553B2 (en) 2016-08-18 2021-06-08 Kobe Steel, Ltd. Construction machine
JP2018128397A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 株式会社小松製作所 位置計測システム、作業機械、及び位置計測方法
CN108700402A (zh) * 2017-02-09 2018-10-23 株式会社小松制作所 位置测量***、作业机械及位置测量方法
WO2018147340A1 (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 株式会社小松製作所 位置計測システム、作業機械、及び位置計測方法
US11120577B2 (en) 2017-02-09 2021-09-14 Komatsu Ltd. Position measurement system, work machine, and position measurement method
US10821910B2 (en) 2017-03-31 2020-11-03 Komatsu Ltd. Work vehicle
JPWO2018179322A1 (ja) * 2017-03-31 2020-02-06 株式会社小松製作所 作業車両
CN108990417A (zh) * 2017-03-31 2018-12-11 株式会社小松制作所 工作车辆
WO2018179322A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 株式会社小松製作所 作業車両
US11136745B2 (en) 2017-06-30 2021-10-05 Komatsu Ltd. Image pick-up apparatus, earth-moving machine and image pick-up system
CN109429505A (zh) * 2017-06-30 2019-03-05 株式会社小松制作所 拍摄装置、建筑机械以及拍摄***
WO2019176036A1 (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 日立建機株式会社 作業機械
JPWO2019176036A1 (ja) * 2018-03-14 2020-04-16 日立建機株式会社 作業機械
US11225777B2 (en) 2018-03-14 2022-01-18 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Work machine
WO2019239847A1 (ja) 2018-06-11 2019-12-19 オムロン株式会社 計測システムおよび計測方法
US11042761B2 (en) 2018-09-06 2021-06-22 Baidu Online Network Technology (Beijing) Co., Ltd. Method and system for sensing an obstacle, and storage medium
EP3894638A4 (en) * 2018-12-14 2022-08-31 Brokk Aktiebolag REMOTE CONTROLLED DEMOLITION ROBOT HAVING AN IMPROVED FIELD OF APPLICATION AND METHOD FOR MAKING SUCH DEMOLITION ROBOT
WO2020122789A1 (en) * 2018-12-14 2020-06-18 Brokk Aktiebolag A remote-controlled demolition robot with improved field of application and a method to achieve such a demolition robot
JP2020112434A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 株式会社神戸製鋼所 測距装置および測距方法
JP7173872B2 (ja) 2019-01-11 2022-11-16 株式会社神戸製鋼所 測距装置および測距方法
US11389967B2 (en) 2019-02-01 2022-07-19 Fanuc Corporation Three-dimensional shape measurement system and three-dimensional shape measurement method
JP2021099221A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 大同特殊鋼株式会社 三次元形状測定用校正装置
JP7363456B2 (ja) 2019-12-20 2023-10-18 大同特殊鋼株式会社 三次元形状測定用校正装置
CN112937444A (zh) * 2021-03-15 2021-06-11 上海三一重机股份有限公司 作业机械的辅助影像生成方法、装置和作业机械
CN112937444B (zh) * 2021-03-15 2023-12-29 上海三一重机股份有限公司 作业机械的辅助影像生成方法、装置和作业机械

Also Published As

Publication number Publication date
JP6091977B2 (ja) 2017-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6091977B2 (ja) 建設機械
CN110573905B (zh) 障碍物检知装置
US10977504B2 (en) Vehicle-mounted image target objection recognition device
CN108028023B (zh) 信息处理装置、信息处理方法和计算机可读存储介质
JP6464673B2 (ja) 支障物検知システムおよび鉄道車両
US10501059B2 (en) Stereo camera device
JP4420011B2 (ja) 物体検知装置
US20210073557A1 (en) Systems and methods for augmenting upright object detection
US20080205706A1 (en) Apparatus and method for monitoring a vehicle's surroundings
WO2015098344A1 (ja) 鉱山用作業機械
JP6458651B2 (ja) 路面標示検出装置及び路面標示検出方法
CN104883553A (zh) 视差值导出设备及方法、装备控制***、可移动装置
JP5501084B2 (ja) 平面領域検出装置及びステレオカメラシステム
WO2019065970A1 (ja) 車両用外界認識装置
JP6543935B2 (ja) 視差値導出装置、機器制御システム、移動体、ロボット、視差値導出方法、およびプログラム
JP6204782B2 (ja) オフロードダンプトラック
JP6455164B2 (ja) 視差値導出装置、機器制御システム、移動体、ロボット、視差値導出方法、およびプログラム
JP6834401B2 (ja) 自己位置推定方法及び自己位置推定装置
JP6431271B2 (ja) 車両検知及び車両番号認識装置
JP2009186301A (ja) 車両用物体検出装置
JP7135579B2 (ja) 物体検知装置
JP6579144B2 (ja) 障害物検知装置
EP3654287B1 (en) Method and apparatus for measuring a height of a vehicle
JP2020042716A (ja) 異常検出装置および異常検出方法
JP6704307B2 (ja) 移動量算出装置および移動量算出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6091977

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150