JP2014213259A - 排水処理方法及び排水処理装置 - Google Patents

排水処理方法及び排水処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】廃棄物の焼却プラントから排出される高COD排水(COD濃度:30〜70mg/リットル)を逆浸透膜で処理する際に、逆浸透膜の洗浄プロセスから発生する廃アルカリ水溶液及び廃酸水溶液を有効に利用する廃水処理方法の提供。【解決手段】焼却プラントから排出される排水の排水処理方法であって、分離膜をアルカリ洗浄水で洗浄処理するアルカリ洗浄工程と逆浸透膜を酸洗浄水で洗浄処理する酸洗浄工程とを有すると共に、(A)前記アルカリ洗浄工程から排出される廃アルカリ水溶液を減温装置に供給して熱回収燃焼排ガスと接触させる廃アルカリ水溶液処理工程及び/又は(B)前記酸洗浄工程から排出される廃酸水溶液を集塵装置から排出される飛灰と混合する廃酸水溶液処理工程とを有する廃水処理方法。【選択図】なし

Description

本発明は、廃棄物を焼却処理するプラントから排出される排水を処理する排水処理方法及び排水処理装置に関する。
逆浸透膜は濃縮、脱塩、純水製造などの目的で広く利用されている。また、廃棄物を焼却処理するプラントにおいても有価物の回収や廃液の高度処理のために利用されている。
廃液処理工程において逆浸透膜を使用すると、逆浸透膜にバクテリア等の微生物やその代謝物である多糖類やタンパク質などの有機系の汚染物質が付着してくるため、これらの汚染物を除去するために逆浸透膜を洗浄処理することが行われている。
特許文献1には海水を淡水化する目的で逆浸透膜を使用する技術に関するものであるが、逆浸透膜の洗浄方法についての記載がある。この方法は、逆浸透膜によるろ過処理運転中に、所定の時間だけ処理原水にアルカリ性薬剤を供給してアルカリ性薬剤が供給された原水を逆浸透膜に通水させるアルカリ処理工程と、このアルカリ処理工程に続いて、所定時間だけ原水に酸性薬剤を供給して酸性薬剤が供給された原水を逆浸透過膜に通水させる中和処理工程とを行って逆浸透膜を洗浄するというものである。
この洗浄方法によれば、アルカリ性薬剤が供給された原水を逆浸透膜に通水させることで、逆浸透膜に付着したバクテリア等の有機物を除去することができ、酸性薬剤が供給された原水を逆浸透膜に通水させることで、スケールを除去することができる。
また、特許文献2には、有機汚染物を含んだ被処理水から純水を回収する技術に関するものであるが、逆浸透膜の洗浄方法についての記載がある。この方法は、逆浸透膜をまずアルカリ水溶液と接触せしめ、次いで酸水溶液と接触せしめ、次いで、再度アルカリ水溶液と接触させるという3段階の洗浄によって逆浸透膜の機能を回復させるというものである。
この洗浄方法によれば、汚染された逆浸透膜をまずアルカリ水溶液と接触させることによって有機汚染物質をある程度除去または分解させた後、酸水溶液と接触させることにより、酸による有機汚染物質の不溶化及び汚染の強固化を防止しながらスケールを除去すると共に、スケールに覆われた有機汚染物質を表出させ、次いで、再びアルカリ水溶液と接触させることにより、表出した有機汚染物質をアルカリにより除去することができる。
ところで、廃棄物を焼却処理するプラントから排出される排水は有機物を多く含んでおり、CODとして50mg/Lを超過する場合もある。このような高COD水を逆浸透膜に通水してろ過を行なうと逆浸透膜上に有機物の強固な堆積層が形成される。
このような逆浸透膜を洗浄するために特許文献1に記載されている方法を用いると、逆浸透膜上に強固な堆積層を形成している有機物を十分に剥離できないままに洗浄工程が終了するので、洗浄後も逆浸透膜上に有機物が残留し、逆浸透膜の入口圧力を十分に低下せしめることができない。そのため、逆浸透膜の寿命が短縮するおそれがある。
また、特許文献2の方法を用いると、アルカリ洗浄、酸洗浄及びアルカリ洗浄という3段階の洗浄を行うことによって逆浸透膜上に形成されている有機物の強固な堆積層を効果的に除去することができる。しかしながら、アルカリ洗浄廃液が多量に発生してしまい、中和などの廃液処理の際により多くの酸水溶液を必要とするので好ましくない。
特開2011−115712号公報 特開2005−224671号公報
本発明は、廃棄物の焼却プラントから排出される高COD排水(COD濃度:30〜70mg/リットル)を逆浸透膜(RO膜)、限外ろ過膜(UF膜)、精密ろ過膜(MF膜)などの分離膜で処理する際に、分離膜の洗浄プロセスから発生する廃アルカリ水溶液及び廃酸水溶液を有効に利用する廃水処理方法及び排水処理装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の課題は、分離膜をアルカリ洗浄した場合に得られる廃アルカリ水溶液を、廃棄物の焼却プラントにおいて燃焼排ガスを減温させるために設けられている減温装置で噴霧して燃焼排ガスと接触させる方法、及び/又は分離膜を酸洗浄した場合に得られる廃酸水溶液を、廃棄物の焼却プラントにおいて燃焼排ガスから飛灰を除去するために設けられている集塵装置から排出される飛灰と混合する方法によって、廃アルカリ水溶液及び廃酸水溶液を中和処理などの特段の処理を必要とせず有効に活用できることを見出して本発明をなすに至った。
すなわち、本発明の構成は次に記載する通りのものである。
(1)廃棄物を燃焼させる焼却装置と、
前記焼却装置から排出される燃焼排ガスの熱を回収する熱回収装置と、
前記熱回収装置で熱回収された熱回収燃焼排ガスを減温させる減温装置と、
前記減温装置から排出される排ガスに、該排ガス中の酸性ガス成分を除去するための脱塩剤を添加する脱塩剤供給装置と、
前記脱塩剤を添加された排ガス中の煤塵を除去する集塵装置と、
を少なくとも備えた焼却プラントから排出される排水の排水処理方法であって、
前記排水を分離膜によって処理する膜分離工程と、
前記分離膜をアルカリ洗浄水で洗浄処理するアルカリ洗浄工程と
前記分離膜を酸洗浄水で洗浄処理する酸洗浄工程と
を有すると共に、下記の(A)の廃アルカリ水溶液処理工程、下記(B)の廃酸水溶液処理工程、又は、下記(A)の廃アルカリ水溶液処理工程と(B)の廃酸水溶液処理工程との両方の工程を有することを特徴とする排水処理方法。
(A)前記アルカリ洗浄工程から排出される廃アルカリ水溶液を前記減温装置に供給して熱回収燃焼排ガスと接触させる廃アルカリ水溶液処理工程
(B)前記酸洗浄工程から排出される廃酸水溶液を前記集塵装置から排出される飛灰と混合する廃酸水溶液処理工程
(2)前記(A)の廃アルカリ水溶液処理工程及び前記(B)の廃酸水溶液処理工程とのうち、前記(A)の工程のみを行うことを特徴とする(1)記載の排水処理方法
(3)前記(A)の廃アルカリ水溶液処理工程及び前記(B)の廃酸水溶液処理工程とのうち、前記(B)の工程のみを行うことを特徴とする(1)記載の排水処理方法
(4)前記(A)の廃アルカリ水溶液処理工程と前記(B)の廃酸水溶液処理工程との両方の工程を有することを特徴とする(1)に記載の排水処理方法。
(5)廃棄物を燃焼させる焼却装置と、
前記焼却装置から排出される燃焼排ガスの熱を回収する熱回収装置と、
前記熱回収装置で熱回収された熱回収燃焼排ガスを減温させる減温装置と、
前記減温装置から排出される排ガスに、該排ガス中の酸性ガス成分を除去するための脱塩剤を添加する脱塩剤供給装置と、
前記脱塩剤を添加された排ガス中の煤塵を除去する集塵装置と、
を少なくとも備えた焼却プラントから排出される排水の排水処理装置であって、
前記排水を分離膜によって処理する膜分離理装置と、
前記分離膜をアルカリ洗浄水で洗浄処理するアルカリ洗浄設備と、
前記分離膜を酸洗浄水で洗浄処理する酸洗浄設備と、
を有すると共に、下記の(C)の廃アルカリ水溶液処理手段、下記(D)の廃酸水溶液処理手段、又は、下記(C)の廃アルカリ水溶液処理手段と下記(D)の廃酸水溶液処理手段との両方の手段を有することを特徴とする排水処理装置。
(C)前記アルカリ洗浄設備から排出される廃アルカリ水溶液を前記減温装置に供給して熱回収燃焼排ガスと接触させる廃アルカリ水溶液処理手段
(D)前記酸洗浄設備から排出される廃酸水溶液を前記集塵装置から排出される飛灰と混合する廃酸水溶液処理手段
(6)前記(C)の廃アルカリ水溶液処理手段及び前記(D)の廃酸水溶液処理手段のうち、前記(C)の廃アルカリ水溶液処理手段のみを設けたことを特徴とする(5)記載の排水処理装置。
(7)前記(C)の廃アルカリ水溶液処理手段及び前記(D)の廃酸水溶液処理手段のうち、前記(D)の廃アルカリ水溶液処理手段のみを設けたことを特徴とする(5)記載の排水処理装置。
(8)前記(C)の廃アルカリ水溶液処理手段と(D)の廃酸水溶液処理手段との両方の手段を有することを特徴とする(5)に記載の排水処理装置。
本発明によれば、廃棄物の焼却プラントから排出される高COD排水(COD濃度:30〜70mg/リットル)を分離膜で処理する際に排出される廃アルカリ水溶液及び廃酸水溶液を有効利用することができる。
また、本発明によれば、分離膜の洗浄に際して、複数回のアルカリ水溶液、酸水溶液にて洗浄を行なっても、その廃液処理にコストを掛ける必要がなく、廃棄物焼却プラントにて従来用いられている排ガス処理や飛灰処理プロセスに適用することが可能になる。
焼却装置から発生する燃焼排ガスを処理するフローを概略的に示す図である。 本発明の排水処理方法のフローの一例を示す図である。
本発明の廃水処理方法が適用される焼却プラントにおける燃焼排ガスの処理フローを図1に基づいて説明する。
図1に示す焼却プラントは、廃棄物を燃焼させる焼却装置30と、該焼却装置30から排出される燃焼排ガス5の熱を回収する熱回収装置31と、該熱回収装置31で熱回収された熱回収燃焼排ガス6の温度を更に低下させる減温装置32と、減温装置32から排出される排ガス7に、該排ガス7に含まれる酸性ガス成分を除去するための脱塩剤36を添加する脱塩剤供給装置33と、前記脱塩剤36を添加された排ガス7に含まれる煤塵を除去して飛灰35を排出する集塵装置34とを備えている。集塵装置としては、バグフィルタ、電気集塵器、サイクロンなどを用いることができる。
焼却装置30は、廃棄物を燃焼させるものであり、前記焼却装置30としては、具体的には、例えば、焼却炉が挙げられるが、焼却炉の形式としては、ストーカ炉、流動床炉、灰溶融炉、ガス化溶融炉等の焼却プラントの技術分野において従来公知の形式のものを用いることができる。
また、焼却装置30において焼却処理する廃棄物としては、都市ごみ、産業廃棄物、下水汚泥、廃木材などを挙げることができる。
焼却装置30から排出される燃焼排ガス5は800〜1300℃の高温となっている。
熱回収装置31は焼却装置30から排出される燃焼排ガス5の熱を回収すると共に燃焼排ガス5を冷却するためのものである。この熱回収装置31としては例えば、廃熱ボイラやエコノマイザーなどを挙げることができる。
熱回収装置31から排出される熱回収燃焼排ガス6は300〜350℃の温度となっている。減温装置32は熱回収燃焼排ガスを急冷することにより、ダイオキシン類の再合成を抑制するために設けられる。減温装置32における排ガスの冷却手段としては通常は排ガスに水を噴霧する方法が一般的である。本発明ではこの噴霧用の水として分離膜のアルカリ洗浄工程から排出される廃アルカリ水溶液を用いる。
減温装置32から排出される排ガス7は次いで、脱塩剤供給装置33から供給される脱塩剤と排ガス煙道内で混合され、集塵装置34に供給される。集塵装置34では更に煤塵が除去され、除去された煤塵は飛灰35として排出される。集塵装置34に供給される排ガス7には、例えばカルシウム系脱塩剤として、消石灰(Ca(OH))が供給されており、塩化水素ガスが中和除去され脱塩飛灰として捕集される。
本発明においては減温装置において熱回収燃焼排ガス6が分離膜のアルカリ洗浄工程から排出される廃アルカリ水溶液と接触することによって排ガス中の酸性ガス成分は一部除去されている。このため、脱塩剤供給装置33より、酸性ガスを除去するために供給される脱塩剤の使用量を低減することができる。
本発明ではこの飛灰35を逆浸透膜分離膜の酸洗浄工程から排出される廃酸水溶液と混合する。
焼却プラントの敷地内では種々の排水が排出される。このような排水としては、焼却装置30から発生する焼却残渣及びスラグを冷却する残渣冷却排水、焼却装置30の周辺機器を冷却した後の機器冷却排水、廃熱ボイラなどの熱回収装置31から排出されるブロー排水、焼却プラントや廃棄物収集車を洗浄したときに発生する洗浄排水、又は生活排水などを挙げることができる。これらの排水には有機性微粒子、無機性微粒子、その他の固体状微粒子が含まれている。
図2は本発明における排水の処理方法の一実施形態を説明する図である。
以下では分離膜として逆浸透膜を用いて排水を処理する場合を例にして説明するが、逆浸透膜に限らず、限外濾過膜(UF膜)及び精密濾過膜(MF膜)を用いた場合にも同様にして排水を処理することができる。
本実施形態では、排水11は砂ろ過槽12、活性炭吸着除去設備13によって処理された後、処理原水槽14に貯留される。なお、前記砂ろ過槽12に代えて他のろ過装置を用いても良い。
排水11はあらかじめ凝集剤を添加して浮遊物を凝集沈殿させておくことが好ましい。次いで処理原水はプレろ過設備15でろ過されて浮遊物が除去された後、逆浸透膜処理設備16で逆浸透処理される。
前記プレろ過設備としては、精密ろ過膜(MF膜)又は限外濾過膜(UF膜)を用いることができる。なお、前段の砂ろ過設備にて十分に浮遊性物質が除去できる場合は、目開き1〜3μmの糸巻き型チェックフィルタを用いてもよく、低コスト化が図れて好ましい。
逆浸透膜処理設備16で処理されて得られた高度処理水は高度処理水槽25に送られ、濃縮水は再利用水槽26に貯留される。この濃縮水は減温装置で噴霧される。このため、濃縮水は廃アルカリ水溶液と混合してもよい。
逆浸透膜処理設備16に供給される処理原水中には前処理工程で除去できなかったバクテリア等の微生物やその代謝物である多糖類やタンパク質などの有機系の汚染物質が含まれており、逆浸透膜処理を行なっている間にこれらの汚染物が逆浸透膜表面に付着し堆積してくるため透過量が減少して処理効率が低下してくる。そこで、逆浸透膜を洗浄して再生する必要がある。
本発明の排水処理方法における逆浸透膜の洗浄工程の態様としては次の(A)及び(B)の工程がある。
(A)逆浸透膜処理設備16の運転中に、逆浸透膜の原水側にアルカリ性洗浄水を供給してアルカリ洗浄を行ない、逆浸透膜上に強固に堆積した汚染物質を除去し、除去された汚染物を含んだ廃アルカリ水溶液を廃アルカリ水溶液貯槽17に貯留し、この廃アルカリ水溶液を減温装置32において噴霧して熱回収燃焼排ガス6と接触させる廃アルカリ水溶液処理工程。
(B)逆浸透膜処理設備16の運転中に、逆浸透膜装置の原水側に酸性洗浄水を供給して酸洗浄を行ない、逆浸透膜上に強固に堆積した汚染物質を除去し、除去された汚染物を含んだ廃酸水溶液を廃酸水溶液貯槽18に貯留し、この廃酸水溶液を飛灰混練機20において集塵装置33から排出される飛灰に混合する廃酸水溶液処理工程。
上記(A)の工程によれば、廃アルカリ水溶液は、自身が有するアルカリ性により、排ガス中の塩化水素あるいは硫黄酸化物といった酸性ガスと接触することにより、酸性ガスを中和して排ガスから除去することができるため、従来法で酸性ガスを中和するために用いられている消石灰等の中和剤の使用量を低減することが可能である。また、この方法によれば、特段の中和設備を設置することなく、廃アルカリ水溶液の処理が可能になり、廃棄物焼却施設運営のコストを増加させることがない。
上記(B)の工程によれば、廃酸水溶液は、自身が有する酸性により、集塵装置から排出された飛灰に多く含まれる未反応消石灰に代表されるアルカリ性物質を一部中和し、飛灰が水と接触した際の水溶液のpHを低減することができる。
消石灰を含む飛灰は、水と接触するとpHが12〜13の値をとり、飛灰中に含まれる鉛は、前記のpH領域では埋め立て基準値以上の溶出量となることが知られている。ところが、水溶液のpHを10程度に低減すると鉛の溶出が抑制されることも以前より知られている。そこで、廃酸水溶液を飛灰混練機に供給して飛灰と混合することで飛灰中の鉛の溶出を抑制することができ、鉛の溶出を抑制するために従来用いられてきた液体キレート剤などの鉛溶出抑制剤の使用量を低減することができる。また、これにより、特段の中和設備を設置することなく、廃酸水溶液の処理が可能になり、廃棄物焼却施設運営のコストを増加させることがない。
上記(A)の工程及び(B)の工程はいずれか一方のみを行なっても良いが、(A)の工程と(B)の工程とを交互もしくは同時に行なうことがより好ましい。
また、本発明は上記の排水処理方法を実施する排水処理装置に係るものである。
以上、逆浸透膜の洗浄後に排出される廃アルカリ水溶液及び廃酸水溶液を有効に活用する方法を述べたが、各々の洗浄廃液を最大限に有効活用するためには、廃アルカリ水溶液の貯槽と廃酸水溶液の貯槽とを別々に設けて、廃アルカリ水溶液については廃アルカリ水溶液貯槽から減温装置に供給して噴霧し、廃酸水溶液については廃酸水溶液貯槽から飛灰混練機に供給して飛灰と混合することが望ましい。廃アルカリ水溶液及び廃酸水溶液のpHは、洗浄日が異なってもほぼ一定であるので、廃アルカリ水溶液については噴霧量を、また廃酸水溶液については飛灰への混合量をそれぞれ一定に制御することにより、常に一定のアルカリあるいは酸を対象物質へ加えることが可能である。
また、そのときの操業状況により、廃アルカリ水溶液のアルカリ度又は廃酸水溶液の酸性度が、排ガス又は飛灰に対して高すぎる場合は、必要に応じて所定のアルカリ度又は酸性度となるように調整するために水を供給できるようにしておくことが望ましい。
次に、本発明の排水処理方法を実施するための排水処理装置を図2に基づいて述べる。
本発明の排水処理装置は焼却プラントから排出される排水を処理するための排水処理装置である。
前記焼却プラントは、廃棄物を燃焼させる焼却装置と、前記焼却装置から排出される燃焼排ガスの熱を回収する熱回収装置と、前記熱回収装置で熱回収された熱回収燃焼排ガスを減温させる減温装置と、前記減温装置から排出された排ガス中の煤塵を除去する集塵装置とを少なくとも備えている。
そして、焼却プラントから排出される排水11は砂ろ過設備12、活性炭吸着除去設備で前処理された後、処理原水槽に一旦貯留され、処理原水はプレろ過装置によってろ過されて浮遊物が除去された後、逆浸透膜処理設備16で逆浸透処理される。
逆浸透膜を洗浄する設備としては、前記逆浸透膜をアルカリ洗浄水で洗浄処理するアルカリ洗浄設備と、前記逆浸透膜を酸洗浄水で洗浄処理する酸洗浄設備と、下記(C)の廃アルカリ水溶液処理手段及び/又は下記(D)の廃酸水溶液処理手段が設けられる。
(C)前記アルカリ洗浄設備から排出される廃アルカリ水溶液を前記減温装置に供給して熱回収燃焼排ガスと接触させる廃アルカリ水溶液処理手段
(D)前記酸洗浄設備から排出される廃酸水溶液を前記集塵装置から排出される飛灰と混合する廃酸水溶液処理手段
上記(C)の手段及び(D)の手段はいずれか一方のみを設けても良いが、(C)の手段と(D)の手段の両方を設けることが好ましい。
[実施のための具体的態様]
以下に本発明の実施の具体的態様について説明するが、本発明はこれらの態様によって何ら限定されるものではない。
本実施の態様は図2に示されている排水処理フローにおける逆浸透膜処理設備の洗浄工程の詳細を示したものであり、適宜図2中の符号を参照して説明する。
また、以下では「逆浸透膜」を「RO膜」と記載し、「逆浸透膜処理設備」を「RO膜処理設備」と記載することがある。
A.逆浸透膜のアルカリ洗浄水による洗浄
逆浸透膜のアルカリ洗浄水による洗浄は以下の手順で行なう。
(A1)RO膜処理設備16で浄化された高度処理水を高度処理水槽25からアルカリ洗浄水貯槽22に送水して、高度処理水をアルカリ水溶液貯槽22に所定量受け入れる。
(A2)RO膜処理設備16を停止する。
(A3)高濃度アルカリ性水溶液貯槽21から24%苛性ソーダ水溶液をアルカリ洗浄水貯槽22に所定量入れて混合し、1%苛性ソーダ水溶液が約50L得られるように調製する。
(A4)アルカリ洗浄水貯槽22からRO膜処理設備の入口側へ1%苛性ソーダ水溶液を導入し、出口側に排出して再びアルカリ洗浄水貯槽22に戻し、10分間循環洗浄する。
(A5)アルカリ洗浄水の循環を停止し、5分間浸漬洗浄する。
(A6)上記(A4)と(A5)の操作をもう1回繰り返す。
(A7)アルカリ洗浄水貯槽22内の洗浄済み1%苛性ソーダ水溶液を、廃アルカリ水溶液貯槽17に排出する。
上記Aの態様を終えた後、所定時間逆浸透膜処理設備によって逆浸透処理を行ない、処理効率が再び低下してきたら下記Bの態様を実施する。
B.逆浸透膜の酸洗浄水による洗浄
逆浸透膜のアルカリ洗浄水による洗浄は以下の手順で行なう。
(B1)RO膜処理設備16で浄化された高度処理水を高度処理水槽25から酸洗浄水貯槽24に送水して、高度処理水を酸洗浄水貯槽24に所定量受け入れる。
(B2)RO膜処理設備16を停止する。
(B3)高濃度酸性水溶液貯槽23から35%塩酸水溶液を酸性洗浄水貯槽24に所定量入れて混合し、0.3%塩酸水溶液が約50L得られるように調製する。
(B4)酸洗浄水貯槽24からRO膜設備の入口側へ0.3%塩酸水溶液を導入し、出口側に排出して再び酸洗浄水貯槽24に戻し、10分間循環洗浄する。
(B5)酸洗浄水の循環を停止し、5分間浸漬洗浄する。
(B6)上記(B4)と(B5)の操作をもう1回繰り返す。
(B7)酸洗浄水貯槽24内の洗浄済み0.3%塩酸水溶液を、廃酸水溶液貯槽18に排出する。
逆浸透膜処理設備による逆浸透膜処理中に、以下の処理を行なう。
<減温装置内での廃アルカリ水溶液の噴霧>
廃アルカリ水溶液貯槽17中の廃アルカリ水溶液を減温装置32に送り、専用ノズルを用いて噴霧する。このとき、廃アルカリ水溶液の粘性が高い等の理由でポンプによる送液が困難である場合には、廃アルカリ水溶液に高度処理水あるいは上水を所定量添加して撹拌混合した後に減温装置32に送液する。
<廃酸水溶液と飛灰との混合>
廃酸水溶液貯槽18中の廃酸水溶液を、飛灰混練機20に送り、専用ノズルを用いて飛灰に滴下して混練処理する。このとき、廃酸水溶液の粘性が高い等の理由でポンプ送液が困難である場合には、廃酸水溶液に高度処理水あるいは上水を所定量添加して撹拌混合した後に、飛灰混練機に送液する。
1 高度処理水
2 洗浄水(供給側)
3 洗浄水(排出側)
5 燃焼排ガス
6 熱回収燃焼排ガス
7 排ガス
11 排水
12 砂ろ過設備
13 活性炭吸着除去設備
14 処理原水槽
15 プレろ過設備
16 逆浸透膜処理設備
17 廃アルカリ水溶液貯槽
18 廃酸水溶液貯槽
20 飛灰混練機
21 高濃度アルカリ性水溶液貯槽
22 アルカリ洗浄水貯槽
23 高濃度酸性水溶液貯槽
24 酸洗浄水貯槽
25 高度処理水槽
26 再利用水槽
30 焼却装置
31 熱回収装置
32 減温装置
33 脱塩剤供給装置
34 集塵装置
35 飛灰
36 脱塩剤

Claims (8)

  1. 廃棄物を燃焼させる焼却装置と、
    前記焼却装置から排出される燃焼排ガスの熱を回収する熱回収装置と、
    前記熱回収装置で熱回収された熱回収燃焼排ガスを減温させる減温装置と、
    前記減温装置から排出される排ガスに、該排ガス中の酸性ガス成分を除去するための脱塩剤を添加する脱塩剤供給装置と、
    前記脱塩剤を添加された排ガス中の煤塵を除去する集塵装置と、
    を少なくとも備えた焼却プラントから排出される排水の排水処理方法であって、
    前記排水を分離膜によって処理する膜分離工程と、
    前記分離膜をアルカリ洗浄水で洗浄処理するアルカリ洗浄工程と
    前記分離膜を酸洗浄水で洗浄処理する酸洗浄工程と
    を有すると共に、下記の(A)の廃アルカリ水溶液処理工程、下記(B)の廃酸水溶液処理工程、又は、下記(A)の廃アルカリ水溶液処理工程と(B)の廃酸水溶液処理工程との両方の工程を有することを特徴とする排水処理方法。
    (A)前記アルカリ洗浄工程から排出される廃アルカリ水溶液を前記減温装置に供給して熱回収燃焼排ガスと接触させる廃アルカリ水溶液処理工程
    (B)前記酸洗浄工程から排出される廃酸水溶液を前記集塵装置から排出される飛灰と混合する廃酸水溶液処理工程。
  2. 前記(A)の廃アルカリ水溶液処理工程及び前記(B)の廃酸水溶液処理工程とのうち、前記(A)の工程のみを行うことを特徴とする請求項1記載の排水処理方法
  3. 前記(A)の廃アルカリ水溶液処理工程及び前記(B)の廃酸水溶液処理工程とのうち、前記(B)の工程のみを行うことを特徴とする請求項1記載の排水処理方法
  4. 前記(A)の廃アルカリ水溶液処理工程と前記(B)の廃酸水溶液処理工程との両方の工程を有することを特徴とする請求項1に記載の排水処理方法。
  5. 廃棄物を燃焼させる焼却装置と、
    前記焼却装置から排出される燃焼排ガスの熱を回収する熱回収装置と、
    前記熱回収装置で熱回収された熱回収燃焼排ガスを減温させる減温装置と、
    前記減温装置から排出される排ガスに、該排ガス中の酸性ガス成分を除去するための脱塩剤を添加する脱塩剤供給装置と、
    前記脱塩剤を添加された排ガス中の煤塵を除去する集塵装置と、
    を少なくとも備えた焼却プラントから排出される排水の排水処理装置であって、
    前記排水を分離膜によって処理する膜分離理装置と、
    前記分離膜をアルカリ洗浄水で洗浄処理するアルカリ洗浄設備と、
    前記分離膜を酸洗浄水で洗浄処理する酸洗浄設備と、
    を有すると共に、下記の(C)の廃アルカリ水溶液処理手段、下記(D)の廃酸水溶液処理手段、又は、下記(C)の廃アルカリ水溶液処理手段と下記(D)の廃酸水溶液処理手段との両方の手段を有することを特徴とする排水処理装置。
    (C)前記アルカリ洗浄設備から排出される廃アルカリ水溶液を前記減温装置に供給して熱回収燃焼排ガスと接触させる廃アルカリ水溶液処理手段
    (D)前記酸洗浄設備から排出される廃酸水溶液を前記集塵装置から排出される飛灰と混合する廃酸水溶液処理手段。
  6. 前記(C)の廃アルカリ水溶液処理手段及び前記(D)の廃酸水溶液処理手段のうち、前記(C)の廃アルカリ水溶液処理手段のみを設けたことを特徴とする請求項5記載の排水処理装置。
  7. 前記(C)の廃アルカリ水溶液処理手段及び前記(D)の廃酸水溶液処理手段のうち、前記(D)の廃アルカリ水溶液処理手段のみを設けたことを特徴とする請求項5記載の排水処理装置。
  8. 前記(C)の廃アルカリ水溶液処理手段と(D)の廃酸水溶液処理手段との両方の手段を有することを特徴とする請求項5に記載の排水処理装置。
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