JP2014212417A - 通信装置及び通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信網における通信の状況及び無線LANアクセスポイントによる通信の状況によって、通信を切り換えることによって、かえって通信品質が低下してしまう場合があった。
【解決手段】通信端末から要求信号を受信する要求信号受信部と、要求信号の信号品質が閾値より高いか否かを判定する品質判定部と、信号品質が閾値より高い場合に、通信端末に応答信号を送信する応答信号送信部と、予め定められた条件に従って、閾値を変更する閾値変更部とを備える通信装置を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信装置及び通信システムに関する。
無線通信網において通信が確立されている状態で無線LANアクセスポイントを検出した場合に、通信確立要求を無線LANアクセスポイントに送信して、無線LANアクセスポイントによる通信に切り換える通信端末が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1 特開2008−219733号公報
無線LANアクセスポイント等の基地局による通信端末との通信の確立を、状況に応じて制御することが望まれていた。
本発明の第1の態様によれば、通信端末から要求信号を受信する要求信号受信部と、要求信号の信号品質が閾値より高いか否かを判定する品質判定部と、信号品質が閾値より高い場合に、通信端末に応答信号を送信する応答信号送信部と、予め定められた条件に従って、閾値を変更する閾値変更部とを備える通信装置が提供される。
上記通信装置において、応答信号送信部は、信号品質が閾値より低い場合に要求信号に対する処理の拒否を示す拒否信号を送信する、又は、要求信号に対して何も送信しなくてよい。上記通信装置は、通信端末に関する情報である端末関連情報を取得する端末関連情報取得部をさらに備えてよく、閾値変更部は、端末関連情報に基づいて閾値を変更してよい。上記通信装置は、端末関連情報取得部が取得した端末関連情報を通信制御装置に送信する端末関連情報送信部をさらに備えてよく、閾値変更部は、端末関連情報送信部が端末関連情報を送信したのに応じて通信制御装置から受信した閾値になるべく、閾値を変更してよい。上記通信装置において、端末関連情報取得部は、通信端末の種類を識別する端末種類情報、通信端末が対応している通信方式を示す通信方式情報、通信端末の通信の傾向を示す通信傾向情報、通信端末が実行中のアプリケーションを示すアプリケーション情報、通信端末に対応する通信契約プランを示す契約プラン情報、及び通信端末に課せられた通信の制限に関する通信制限情報の少なくともいずれかを取得してよく、閾値変更部は、端末種類情報、通信方式情報、通信傾向情報、アプリケーション情報、契約プラン情報、及び通信制限情報の少なくともいずれかに基づいて閾値を変更してよい。
上記通信装置は、予め定められた条件ごとに閾値が登録された閾値リストを通信制御装置から受信する閾値リスト受信部をさらに備えてよく、閾値変更部は、閾値リスト受信部が受信した閾値リストを参照することによって、予め定められた条件に従って、閾値を変更してよい。上記通信装置において、閾値変更部は、一の通信端末から予め定められた期間内に受信した要求信号の数に応じて閾値を変更してよい。上記通信装置は、通信装置の周辺の状況を示す周辺状況情報を取得する周辺状況情報取得部をさらに備えてよく、閾値変更部は、周辺状況情報に基づいて閾値を変更してよい。上記通信装置において、周辺状況情報取得部は、通信装置が配置された地域をカバーする無線通信網の通信トラフィックに関するトラフィック情報、通信装置が配置された地域の災害発生状況を示す災害発生状況情報、通信装置の周辺に配置された他の通信装置の情報を示す周辺通信装置情報、及び通信装置のバックボーンネットワークに関するバックボーンネットワーク情報の少なくともいずれかを取得してよく、閾値変更部は、トラフィック情報、災害発生状況情報、周辺通信装置情報、及びバックボーンネットワーク情報の少なくともいずれかに基づいて閾値を変更してよい。上記通信装置は、通信装置による通信をモニタして、通信装置による通信に関するデータを収集する通信モニタ部をさらに備えてよく、閾値変更部は、通信モニタ部が収集したデータに基づいて閾値を変更してよい。上記通信装置において、通信モニタ部は、通信装置による通信のスループット、リンク速度、通信トラフィック量、及び接続時間の少なくともいずれかを収集してよく、閾値変更部は、スループット、リンク速度、通信トラフィック量、及び接続時間の少なくともいずれかに基づいて閾値を変更してよい。
上記通信装置において、要求信号受信部は、通信端末から認証要求を受信してよく、品質判定部は、認証要求の信号品質が閾値より高いか否かを判定してよく、応答信号送信部は、認証要求の信号品質が閾値より高い場合に認証要求に対する応答信号を送信してよい。また、上記通信装置において、要求信号受信部は、通信端末からアソシエーション要求を受信してよく、品質判定部は、アソシエーション要求の信号品質が閾値より高いか否かを判定してよく、応答信号送信部は、アソシエーション要求の信号品質が閾値より高い場合にアソシエーション要求に対する応答信号を送信してよい。また、上記通信装置において、要求信号受信部は、通信端末からプローブ要求を受信してよく、上記品質判定部は、プローブ要求の信号品質が、閾値より高いか否かを判定してよく、応答信号送信部は、プローブ要求の信号品質が、閾値より高い場合にプローブ要求に対する応答信号を送信してよい。また、上記通信装置において、要求信号受信部は、通信端末からプローブ要求、認証要求及びアソシエーション要求の少なくともいずれか2つを受信してよく、品質判定部は、プローブ要求の信号品質が第1閾値より高いか否かを判定し、認証要求の信号品質が第1閾値と異なる第2閾値より高いか否かを判定してよく、アソシエーション要求の信号品質が第1閾値及び第2閾値とは異なる第3閾値より高いか否かを判定してよく、応答信号送信部は、プローブ要求の信号品質が第1閾値より高い場合にプローブ要求に対する応答信号を送信してよく、認証要求の信号品質が第2閾値より高い場合に認証要求に対する応答信号を送信してよく、アソシエーション要求の信号品質が第3閾値より高い場合にアソシエーション要求に対する応答信号を送信してよく、閾値変更部は、予め定められた条件に従って、第1閾値、第2閾値及び第3閾値の少なくともいずれかを変更してよい。
本発明の第2の態様によれば、通信装置及び通信制御装置を備える通信システムであって、通信装置が、通信端末から要求信号を受信する要求信号受信部と、要求信号の信号品質が閾値より高いか否かを判定する品質判定部と、信号品質が閾値より高い場合に応答信号を送信する応答信号送信部とを有し、通信制御装置が、予め定められた条件に従って、閾値を変更する閾値変更部を有する通信システムが提供される。上記通信システムにおいて、閾値変更部は、通信装置が配置された地域に基づいて、閾値を変更してよい。上記通信システムにおいて、通信制御装置は、通信装置が配置された地域をカバーする無線通信網の通信トラフィックに関するトラフィック情報取得部をさらに有してよく、閾値変更部は、トラフィック情報に基づいて、閾値を変更してよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
通信装置100の通信環境の一例を概略的に示す。 通信装置100と通信端末200とが通信を確立するまでの動作フローの一例を概略的に示す。 通信装置100の機能構成の一例を概略的に示す。 通信制御装置の通信環境の一例を概略的に示す。 通信装置100のハードウェア構成の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、通信装置100の通信環境の一例を概略的に示す。通信装置100は、通信端末200との通信を確立して、通信端末200との間でデータ信号を送受信する装置である。例えば、通信装置100は、無線LANにおけるアクセスポイントである。本実施形態では、通信装置100が無線LANアクセスポイントである場合について主に説明するが、これに限らず、通信装置100は、無線LANアクセスポイント以外の無線通信装置であってもよい。例えば、通信装置100は、フェムトセル基地局及びPHS基地局などの、3G、LTE、及び4Gなどのセルラー網の基地局に比べて小セルでエリアをカバーしている無線通信装置であってよい。通信端末200は、通信装置100と通信を確立できる装置である。例えば、通信端末200は、スマートフォン及びスマートフォン以外の従来型携帯電話(以下、コンベンショナル端末という。)などの携帯端末、タブレット端末、及びPCなどの通信装置100と無線通信可能な通信端末である。なお、通信装置100は、インフラストラクチャモードにおけるアクセスポイントであってよい。また、通信装置100は、アドホックモードにおいて一時的にアクセスポイントの役割を担う通信端末200であってもよい。
通信装置100は、通信端末200から通信確立に関する要求信号を受信する。要求信号は、例えば、プローブ要求、アソシエーション要求、及び認証要求である。通信装置100は、通信端末200が発信する要求信号を含む電波を受信することにより、要求信号を受信する。
通信装置100は、受信した要求信号が条件を満たす場合に、通信端末200に対して応答信号を送信する。通信装置100は、応答信号を含む電波を発信することにより、応答信号を送信する。例えば、通信装置100は、受信したプローブ要求の信号品質が閾値を超えており、かつ、プローブ要求に含まれるESSIDと自身のESSIDとが一致した場合又はESSID指定がないプローブ要求を受信した場合に、プローブ応答を送信してよい。また、通信装置100は、受信した認証要求の信号品質が閾値を超えており、かつ、認証可と判定した場合に、通信端末200に対して認証応答を送信してよい。また、通信装置100は、受信したアソシエーション要求の信号品質が閾値を超えており、かつ、接続可と判定した場合に、通信端末200に対してアソシエーション応答を送信してよい。
通信装置100が、通信端末200に対してアソシエーション応答及び認証応答を送信することによって、通信装置100と通信端末200との間で通信が確立される。通信が確立した通信装置100と通信端末200との間で、データ信号が送受信される。通信装置100は、データ信号を含む電波を発信することによりデータ信号を送信する。また、通信端末200は、データ信号を含む電波を発信することによりデータ信号を送信する。
通信装置100が通信端末200から受信する信号の品質は、例えば、通信装置100と通信端末200との間の距離及び通信装置100と通信端末200との間の障害物などによって異なる。原則として、通信装置100が通信端末200から受信する信号の品質は、通信装置100と通信端末200との間にノイズ発生源がある場合の方が、ノイズ発生源がない場合に比べて低い。また、原則として、通信装置100が通信端末200から受信する信号の品質は、通信装置100と通信端末200との間の距離が短いほど高く、距離が長いほど低い。
通信可能エリア180は、通信装置100により発信される電波が到達可能なエリアを模式的に示す。本実施形態では、通信装置100が無指向性アンテナを用いた場合の通信可能エリア180を例に挙げて説明するが、通信装置100は指向性アンテナを用いてもよい。
基地局300は、無線通信網を構成する基地局である。例えば、基地局300は、3G、LTE、及び4Gなどの移動通信システムにおける基地局である。無線通信エリア310は、基地局300によってカバーされる通信エリアを模式的に示す。通信端末200は、通信装置100との間の通信と、基地局300との間の通信とを、切り換え可能であってよい。通信端末200が、基地局300との通信から、通信装置100との通信へと切り換えることを「オフロード」と表現する場合がある。
通信可能エリア180の外で基地局300と通信している通信端末200が、通信可能エリア180内に移動して、通信装置100との通信に切り換えた場合、基地局300との通信よりも通信が不安定になる場合がある。例えば、通信装置100がWiFi(登録商標)のアクセスポイントであり、基地局300が3Gの基地局である場合、より高いスループットで通信を行うべく、通信装置100との通信に切り換えたにも関わらず、通信装置100との通信が不安定であることから逆にスループットが低くなってしまう場合がある。このような問題の解決が望まれている。また、通信装置100が、提供する無線通信エリアを調整する機能を有することが望まれる場合がある。例えば、通信装置100と通信を確立した通信端末200の数が増大した場合にそれ以降通信を確立する通信端末200の数を低減させる要求が発生する場合がある。また、無線通信エリア310における通信トラフィックが増大した場合に、当該通信トラフィックを低減させるべく、通信装置100と通信を確立する基地局300の数を増加させる要求などが生じる場合がある。このように、状況に応じて通信装置100が提供する無線通信エリアを調整する機能が望まれる場合がある。上記問題の解決及び上記要望を満たすべく、本実施形態に係る通信装置100は、通信端末200から受信した要求信号の信号品質に応じて、応答信号の送信を制御する。
図2は、通信装置100と通信端末200とが通信を確立するまでの動作フローの一例を概略的に示す。図2に示す動作フローは、通信装置100が要求信号を待ち受ける状態になった場合に開始する。
ステップ202(以下、ステップをSと省略して表記する場合がある。)では、通信装置100が通信端末200からプローブ要求を受信する。S204では、通信装置100が、受信したプローブ要求のRSSI(Received Signal Strength Indication)が閾値より高いか否かを判定する。S204で、閾値より高いと判定した場合、S206に進み、閾値より高いと判定しなかった場合、S224に進む。S206では、通信装置100が、通信端末200に対してプローブ応答を送信する。
S208では、通信装置100が通信端末200から認証要求を受信する。S210では、通信装置100が、受信した認証要求のRSSIが閾値より高いか否かを判定する。S210で、RSSIが閾値より高いと判定した場合、S212に進み、閾値より高いと判定しなかった場合、S224に進む。
S212では、通信装置100が、認証の可否を判定する。例えば、通信装置100は、Open System認証によって認証の可否を判定する。また、通信装置100は、Shared Key認証によって認証の可否を判定してもよい。S212で認証可と判定した場合、S214に進み、認証可と判定しなかった場合、S224に進む。S214では、通信装置100が、通信端末200に対して認証応答を送信する。
S216では、通信装置100が通信端末200からアソシエーション要求を受信する。S218では、通信装置100が、受信したアソシエーション要求のRSSIが閾値より高いか否かを判定する。S218で、RSSIが閾値より高いと判定した場合、S220に進み、閾値より高いと判定しなかった場合、S224に進む。
S220では、通信装置100が、通信端末200との接続の可否を判定する。例えば、通信装置100は、アソシエーション要求に含まれるデータを参照して、アソシエーション要求の送信元が、ステップS212で認証可と判定した通信端末200であった場合に接続可と判定し、認証可と判定していない通信端末200であった場合には接続可と判定しない。S220で接続可と判定した場合、S222に進み、接続可と判定しなかった場合、S224に進む。S222では、通信装置100が、通信端末200に対してアソシエーション応答を送信する。通信装置100は、接続許可を示すステータスコードを含むアソシエーション応答を送信してよい。これにより、通信装置100と通信端末200との間で通信が確立する。そして、通信確立処理を終了する。
S204でプローブ要求のRSSIが閾値より高いと判定しなかった場合、通信装置100は、エラー処理を実行する(S224)。例えば、通信装置100は、プローブ要求に対して何も送信しない。
S210で認証要求のRSSIが閾値より高いと判定しなかった場合及びS212で認証可と判定しなかった場合、通信装置100は、エラー処理を実行する(S224)。例えば、通信装置100は、認証要求に対して何も送信しない。また、通信装置100は、認証要求に対して拒否を示す拒否信号を通信端末200に送信してもよい。例えば、通信装置100は、認証拒否を示すステータスコードを含む認証応答を送信する。なお、S210とS212の順番は逆であってもよい。例えば、通信装置100は、Shared Key認証又はOpen System認証によって認証可と判定した後に、認証要求のRSSIが閾値より高いか否かを判定してよく、この場合、閾値より高いと判定した場合にS214に進み、閾値より高いと判定しなかった場合にS224に進んでよい。
S218でアソシエーション要求のRSSIが閾値より高いと判定しなかった場合及びS220で接続可と判定しなかった場合、通信装置100はエラー処理を実行する(S224)。例えば、通信装置100は、アソシエーション要求に対して何も送信しない。また、通信装置100は、アソシエーション要求に対して拒否を示す拒否信号を通信端末200に送信してもよい。例えば、通信装置100は、接続拒否を示すステータスコードを含むアソシエーション応答を送信する。そして、通信確立処理を終了する。なお、S218とS220の順番は逆であってもよい。例えば、通信装置100は、アソシエーション要求に含まれるデータに基づいて接続可と判定した後に、アソシエーション要求のRSSIが閾値より高いか否かを判定してよく、この場合、閾値より高いと判定した場合にS222に進み、閾値より高いと判定しなかった場合にS224に進んでよい。
上述したように、本実施形態に係る通信装置100は、受信した要求信号のRSSIが閾値よりも低い場合には応答信号を送信せず、閾値よりも高い場合に応答信号を送信する。通信端末200から受信した要求信号のRSSIが閾値よりも低いということは、通信を確立しても、通信装置100と通信端末200との間の通信が低品質になってしまうことが予測される。本実施形態に係る通信装置100は、このような場合に応答信号を返さないことによって、通信品質が低い状況で通信装置100と通信端末200との通信が確立してしまうことを防止できる。
なお、図2では、プローブ要求、認証要求、及びアソシエーション要求のそれぞれについて、RSSIを閾値と比較する例を挙げて説明したが、これに限らない。通信装置100は、プローブ要求、認証要求、及びアソシエーション要求のいずれか1つ又は2つについて、RSSIを閾値と比較してもよい。
また、図2では、プローブ要求、認証要求、及びアソシエーション要求のRSSIのいずれかが閾値より高いと判定されなかった場合に、通信を確立させずにエラー処理を実行する動作フローを例に挙げて説明したが、これに限らない。通信装置100は、プローブ要求、認証要求、及びアソシエーション要求のうち少なくとも2つのRSSIの組み合わせに対して、通信を確立させずにエラー処理を実行するか否かを判定してもよい。例えば、通信装置100は、S204及びS210を実行せず、S218において、プローブ要求のRSSI、認証要求のRSSI、及びアソシエーション要求のRSSIの組み合わせと、閾値との比較を実行する。
通信装置100は、プローブ要求のRSSI、認証要求のRSSI、及びアソシエーション要求のRSSIの平均値が、閾値より高いか否かを判定してよい。また、これらのうち2つのRSSIの平均値が、閾値より高いか否かを判定してもよい。これにより、例えば、プローブ要求のRSSIが相対的に低い場合であっても、認証要求及びアソシエーション要求のRSSIが相対的に高ければ通信を確立させることができる。また、例えば、プローブ要求及び認証要求のRSSIが相対的に高ければ、アソシエーション要求のRSSIが相対的に低い場合であっても、通信を確立させることができる。
また、通信装置100は、プローブ要求のRSSI、認証要求のRSSI、及びアソシエーション要求のRSSIのうち、1つ以上又は2つ以上が閾値を超えているか否かを判定してもよい。これにより、プローブ要求のRSSI、認証要求のRSSI、及びアソシエーション要求のRSSIのうち、少なくとも1つ又は2つが閾値を超えている場合には、通信を確立させることができる。
また、S204、S210、S218では、要求信号のRSSIと閾値とを比較する例を挙げて説明したが、要求信号の信号品質を表す他のデータと閾値とを比較してもよい。また、さらに別の判定パラメータを採用してもよく、S204、S210、S218では、要求信号の信号品質を表す複数のデータ及び別の判定パラメータのうち複数の論理和を判定条件としてよく、論理積を判定条件としてもよい。
S204でプローブ要求のRSSIと比較する閾値、S210で認証要求のRSSIと比較する閾値、及びS218でアソシエーション要求のRSSIと比較する閾値は、同一の値であってよく、また異なる値であってもよい。また、これら3つの閾値は、比較する順番に大きい閾値を用いてよく、また、比較する順番に小さい閾値を用いてもよい。例えば、通信装置100は、プローブ要求のRSSIと第1の閾値とを比較し、認証要求のRSSIと、第1の閾値より小さい第2の閾値とを比較し、アソシエーション要求のRSSIと、第2の閾値より小さい第3の閾値とを比較してよい。
また、図2では、通信装置100が通信端末200から、プローブ要求、認証要求、及びアソシエーション要求を受信して通信を確立する動作フローを例に挙げて説明したが、プローブ要求を受信することなく、認証要求及びアソシエーション要求を受信して通信を確立してもよい。この場合、動作フローはS208から開始する。
図3は、通信装置100の機能構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、通信装置100は、記憶部102、ビーコン送信部104、要求信号受信部106、要求処理部114、応答信号送信部116、閾値変更部124、端末関連情報取得部126、周辺状況情報取得部140、通信制御部150及び通信モニタ部152を備える。
記憶部102は、通信装置100の処理に用いる各種データを記憶する。記憶部102は、例えば、通信装置100のESSIDを記憶する。
ビーコン送信部104は、ビーコンを送信する。ビーコン送信部104は、記憶部102に記憶された通信装置100のESSIDを含むビーコンを送信してよい。
要求信号受信部106は、通信端末200から要求信号を受信する。要求信号受信部106は、プローブ要求受信部108、認証要求受信部110、及びアソシエーション要求受信部112を含んでよい。プローブ要求受信部108は、通信端末200からプローブ要求を受信する。認証要求受信部110は、通信端末200から認証要求を受信する。アソシエーション要求受信部112は、通信端末200からアソシエーション要求を受信する。
要求処理部114は、要求信号受信部106が受信した要求信号を処理する。要求処理部114は、プローブ要求受信部108が受信したプローブ要求に含まれるESSIDが、記憶部102に記憶されたESSIDと一致するか否かを判定してよい。また、要求処理部114は、認証要求受信部110が受信した認証要求に対して、認証の可否を判定してよい。また、要求処理部114は、アソシエーション要求受信部112が受信したアソシエーション要求に対して、接続の可否を判定してよい。
要求処理部114は、品質判定部115を含む。品質判定部115は、要求信号受信部106が受信した要求信号の信号品質と記憶部102に記憶された閾値とを比較して、要求信号の信号品質が閾値より高いか否かを判定する。要求信号の信号品質は、RSSI、S/N比、RSRQ(Reference Signal Received Quality)、及びRSRP(Reference Signal Received Power)の少なくともいずれかであってよい。例えば、品質判定部115は、要求信号のRSSIが閾値より強いか否かを判定する。また、品質判定部115は、要求信号のS/N比が閾値より高いか否かを判定してもよい。また、品質判定部115は、要求信号のRSRQが閾値より高いか否かを判定してもよい。また、品質判定部115は、要求信号のRSRPが閾値より高いか否かを判定してもよい。
応答信号送信部116は、通信端末200に対して応答信号を送信する。応答信号送信部116は、プローブ応答送信部118、認証応答送信部120、及びアソシエーション応答送信部122を含んでよい。プローブ応答送信部118は、通信端末200にプローブ応答を送信する。認証応答送信部120は、通信端末200に認証応答を送信する。アソシエーション応答送信部122は、通信端末200にアソシエーション応答を送信する。
ここで、要求処理部114は、プローブ要求受信部108が受信したプローブ要求の信号品質が閾値より高く、かつ、プローブ要求に含まれるESSIDが記憶部102に記憶されたESSIDと一致した場合に、プローブ応答送信部118にプローブ応答を送信させてよい。また、要求処理部114は、認証要求受信部110が受信した認証要求の信号品質が閾値より高く、かつ、認証可と判定した場合に、認証応答送信部120に認証応答を送信させてよい。また、要求処理部114は、アソシエーション要求受信部112が受信したアソシエーション要求の信号品質が閾値より高く、かつ、接続可と判定した場合に、アソシエーション応答送信部122にアソシエーション応答を送信させてよい。
閾値変更部124は、記憶部102に記憶された閾値を変更する。閾値を変更するとは、設定されている閾値を変更することであってよく、閾値を新たに設定することであってもよい。
閾値変更部124は、予め定められた条件に従って、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。例えば、閾値変更部124は、予め定められた条件と閾値とを対応付けた閾値リストを参照することによって、予め定められた条件に対応する閾値になるべく、記憶部102に記憶された閾値を変更する。閾値リストは、予め記憶部102に記憶していてよい。通信装置100は、他の装置から閾値リストを受信する不図示の閾値リスト受信部を備えてよく、閾値リスト受信部が受信した閾値リストを記憶部102に記憶してよい。また、例えば、閾値変更部124は、端末識別情報と閾値との対応テーブルから、要求信号を送信した通信端末200の端末識別情報に対応する閾値を読み出して、記憶部102に記憶された閾値を読み出した閾値に変更する。これにより、通信端末200毎に設定された閾値によって、通信端末200との通信を確立するか否かを決定できる。なお、端末識別情報と閾値との対応テーブルは、予め記憶部102に記憶されていてよい。
また、閾値変更部124は、一の通信端末200から予め定められた期間内に受信した要求信号の数に応じて閾値を変更してもよい。例えば、閾値変更部124は、1分間に、一の通信端末200から5回信号を受信した場合に、閾値を低くするべく閾値を変更してよい。また、閾値変更部124は、1分間に、一の通信端末200から続けて要求信号を受信する毎に、閾値を低くするべく閾値を変更してもよい。これにより、例えば、基地局300との通信の品質が低下しているなどの理由によって通信装置100との通信の確立を強く希望する通信端末200に対して、通信装置100との接続を確立しやくすることができる。なお、1分間及び5回は例示であり、他の期間、他の回数であってもよい。
端末関連情報取得部126は、通信端末200に関する情報である端末関連情報を取得する。端末関連情報取得部126は、端末種類情報取得部128、通信方式情報取得部130、通信傾向情報取得部132、アプリケーション情報取得部134、契約プラン情報取得部136、及び通信制限情報取得部138を含んでよい。
端末種類情報取得部128は、通信端末200の種類を識別する端末種類情報を取得する。端末種類情報取得部128は、通信端末200から端末種類情報を受信してよい。また、端末種類情報取得部128は、記憶部102に記憶された端末識別情報と端末種類情報とを対応付けた対応テーブルを参照することによって、通信端末200の端末種類情報を取得してもよい。端末種類情報は、例えば、通信端末200が、スマートフォン、コンベンショナル端末、及びモバイルルータなどを含む無線通信端末のいずれであるかを示す情報である。
閾値変更部124は、例えば、スマートフォンの方がコンベンショナル端末よりも閾値が高くなるべく閾値を変更する。これにより、通信装置100は、コンベンショナル端末に比べて信号品質がより高い状態でないと、スマートフォンとの接続を確立しないようにできる。そして、これにより、通信装置100が提供できる通信の品質が低い状態であるにも関わらず、スマートフォンをオフロードさせてしまうことを防止できる。
また、スマートフォンに比べてコンベンショナル端末を優先的にオフロードさせることができる。コンベンショナル端末はスマートフォンに比べて通信量が少ないので、通信装置100が提供できる通信の品質が低い状態でオフロードさせても、コンベンショナル端末のユーザーは通信品質が低いことを感じにくい。したがって、基地局300の無線通信エリア310からスマートフォン及びコンベンショナル端末のいずれかをオフロードさせる場合に、ユーザーが通信品質の低下を感じにくい方をオフロードさせることができる。これにより、ユーザーが享受する通信品質の大幅な低下を防ぎつつ、基地局300に通信接続される通信端末200の数を低減させることができる。
また、閾値変更部124は、コンベンショナル端末の方がスマートフォンよりも閾値が高くなるべく閾値を変更してもよい。これにより、通信装置100は、コンベンショナル端末との接続に比べて、スマートフォンとの接続を優先的に確立できる。例えば、基地局300の無線通信エリア310における通信トラフィックが混雑した場合に、コンベンショナル端末よりも通信量が多いスマートフォンを優先的にオフロードすることによって、無線通信エリア310の通信トラフィックを効率的に低減できる。また、スマートフォンによる通信の通信速度の向上も期待できる。
通信方式情報取得部130は、通信端末200が対応している通信方式を示す通信方式情報を取得する。通信方式情報取得部130は、通信端末200から通信方式情報を受信してよい。また、通信方式情報取得部130は、記憶部102に記憶された端末識別情報と通信方式情報との対応テーブルを参照することによって、通信端末200の通信方式情報を取得してもよい。通信方式情報は、例えば、通信端末200が、3G、LTE、及び4Gのいずれに対応しているかを示す情報である。
閾値変更部124は、例えば、LTEを利用可能な通信端末200の方が、LTEを利用できない通信端末200よりも閾値が高くなるべく閾値を変更する。これにより、通信装置100は、LTEを利用できない通信端末200に比べて信号品質がより高い状態でないと、LTEを利用可能な通信端末200との接続を確立しないようにできる。そして、これにより、通信装置100が提供できる通信の品質が低い状態であるにも関わらず、LTEで高速通信していた通信端末200をオフロードさせてしまうことを防止できる。
また、LTEを利用可能な通信端末200に比べてLTEを利用できない通信端末200を、優先的にオフロードさせることができる。LTEを利用できない通信端末200はLTEを利用可能な通信端末200に比べて通信量が少ないので、通信装置100が提供できる通信の品質が低い状態でオフロードさせても、LTEを利用可能な通信端末200をオフロードさせるのに比べて、LTEを利用できない通信端末200のユーザーは通信品質が低いことを感じにくい。したがって、基地局300の無線通信エリア310からLTEを利用可能な通信端末200及びLTEを利用できない通信端末200のいずれかをオフロードさせる場合に、ユーザーが通信品質の低下を感じにくい方をオフロードさせることができる。これにより、ユーザーが享受する通信品質の大幅な低下を防ぎつつ、基地局300に通信接続される通信端末200の数を低減させることができる。
また、閾値変更部124は、LTEを利用できない通信端末200の方がLTEを利用できる通信端末200よりも閾値が高くなるべく閾値を変更してもよい。これにより、通信装置100は、LTEを利用できない通信端末200との接続に比べて、LTEを利用可能な通信端末200との接続を優先的に確立できる。例えば、基地局300の無線通信エリア310における通信トラフィックが混雑した場合に、LTEを利用できない通信端末200よりも通信量が多いLTELTEを利用可能な通信端末200を優先的にオフロードすることによって、無線通信エリア310の通信トラフィックを効率的に低減できる。
通信傾向情報取得部132は、通信端末200の通信の傾向を示す通信傾向情報を取得する。通信傾向情報取得部132は、通信端末200から通信傾向情報を受信してよい。通信傾向情報取得部132は、通信端末200の通信傾向を調査した結果を提供する調査結果提供装置から、通信端末200の通信傾向情報を受信してもよい。通信傾向情報は、例えば、平均通信量及び時間帯毎の平均通信量などを示す情報である。
閾値変更部124は、例えば、平均通信量が多いほど閾値が高くなるべく閾値を変更する。これにより、通信装置100は、平均通信量が少ない通信端末200に比べて信号品質がより高い状態でないと、平均通信量が多い通信端末200との接続を確立しないようにできる。そして、これにより、平均通信量が多い通信端末200が、通信品質の低い状態で通信装置100と通信を確立してしまうことを防止できる。
また、通信品質の低い状態で通信装置100と通信を確立させても、平均通信量が多い通信端末200に比べて、平均通信量が低い通信端末200を優先的にオフロードさせることができる。通信装置100が提供できる通信の品質が低い状態で平均通信量が少ない通信端末200をオフロードさせても、平均通信量が多い通信端末200をオフロードさせるのに比べて、通信端末200のユーザーは通信品質が低いことを感じにくい。したがって、基地局300の無線通信エリア310から平均通信量が多い通信端末200及び平均通信量が少ない通信端末200のいずれかをオフロードさせる場合に、ユーザーが通信品質の低下を感じにくい方をオフロードさせることができる。これにより、ユーザーが享受する通信品質の大幅な低下を防ぎつつ、基地局300に通信接続される通信端末200の数を低減させることができる。
また、閾値変更部124は、平均通信量が少ないほど閾値が高くなるべく閾値を変更してもよい。これにより、通信装置100は、平均通信量が少ない通信端末200との接続に比べて、平均通信量が多い通信端末200との接続を優先的に確立できる。例えば、基地局300の無線通信エリア310における通信トラフィックが混雑した場合に、平均通信量がより多い通信端末200を優先的にオフロードすることによって、無線通信エリア310の通信トラフィックを効率的に低減できる。
アプリケーション情報取得部134は、通信端末200が実行中のアプリケーションを示すアプリケーション情報を取得する。アプリケーション情報取得部134は、例えば、通信端末200からアプリケーション情報を受信する。また、アプリケーション情報取得部134は、基地局300から通信端末200のアプリケーション情報を受信してもよい。基地局300は、例えば、通信端末200のデータ信号パケットに含まれるヘッダを参照することによって、通信端末200が実行しているアプリケーションを識別する。アプリケーション情報は、例えば、通信端末200が実行しているアプリケーションのパッケージ名である。
アプリケーション情報取得部134は、取得したアプリケーション情報を、通信負荷の大小によって分類してよい。例えば、アプリケーション情報取得部134は、ストリーミング及びデータ通話を実行するアプリケーションを通信負荷大、定期的に通信を実行するネットゲームなどのアプリケーションを通信負荷中、テキストデータを主に通信するメール及びチャットなどのアプリケーションを通信負荷小、原則として通信を行わない音楽プレイヤ及びメモなどのアプリケーションを通信負荷無と分類する。
閾値変更部124は、例えば、通信負荷のより高いアプリケーションの方が、閾値が高くなるべく閾値を変更する。これにより、通信装置100は、通信負荷のより低いアプリケーションを実行している通信端末200に比べて信号品質がより高い状態でないと、通信負荷のより高いアプリケーションを実行している通信端末200との接続を確立しないようにできる。そして、これにより、通信装置100が提供できる通信の品質が低い状態であるにも関わらず、通信負荷の高いアプリケーションを実行している通信端末200をオフロードさせてしまうことを防止できる。
また、通信負荷のより高いアプリケーションを実行している通信端末200に比べて、通信負荷のより少ないアプリケーションを実行している通信端末200を、優先的にオフロードさせることができる。通信装置100が提供できる通信の品質が低い状態で通信負荷のより低いアプリケーションを実行している通信端末200をオフロードさせても、通信負荷のより高いアプリケーションを実行している通信端末200をオフロードさせるのに比べて、通信端末200のユーザーは通信品質が低いことを感じにくい。したがって、基地局300の無線通信エリア310から、通信負荷のより高いアプリケーションを実行している通信端末200及び通信負荷のより低いアプリケーションを実行している通信端末200のいずれかをオフロードさせる場合に、ユーザーが通信品質の低下を感じにくい方をオフロードさせることができる。これにより、ユーザーが享受する通信品質の大幅な低下を防ぎつつ、基地局300に通信接続される通信端末200の数を低減させることができる。
また、閾値変更部124は、通信負荷のより低いアプリケーションの方が、閾値が高くなるべく閾値を変更してもよい。これにより、通信装置100は、通信負荷のより低いアプリケーションを実行している通信端末200との接続に比べて、通信負荷のより高いアプリケーション実行している通信端末200との接続を優先的に確立できる。例えば、基地局300の無線通信エリア310における通信トラフィックが混雑した場合に、通信負荷のより高いアプリケーションを実行している通信端末200を優先的にオフロードすることによって、無線通信エリア310の通信トラフィックを効率的に低減できる。
契約プラン情報取得部136は、通信端末200に対応する通信契約プランを示す契約プラン情報を取得する。契約プラン情報取得部136は、通信端末200から契約プラン情報を受信してよい。契約プラン情報取得部136は、基地局300から通信端末200の契約プラン情報を受信してもよい。基地局300は、通信端末200の契約状況を管理する契約管理装置から、通信端末200の契約プラン情報を受信してよい。契約プラン情報は、例えば、通信端末200に対応する通信契約プランが、パケット定額制であるかパケット従量制であるかを示す情報である。
閾値変更部124は、例えば、パケット定額制の方がパケット従量制よりも閾値が高くなるべく閾値を変更する。これにより、通信装置100は、パケット従量制の通信端末200に比べて信号品質がより高い状態でないと、パケット定額制の通信端末200との接続を確立しないようにできる。これにより、パケット定額制であって通信量が多いと予測される通信端末200が、通信品質の低い状態で通信装置100と通信を確立してしまうことを防止できる。
また、通信量が多いと予測されるパケット定額制の通信端末200に比べて、パケット従量制の通信端末200を優先的にオフロードさせることができる。通信装置100が提供できる通信の品質が低い状態でパケット従量制の通信端末200をオフロードさせても、パケット定額制の通信端末200をオフロードさせるのに比べて、通信端末200のユーザーは通信品質が低いことを感じにくい。したがって、基地局300の無線通信エリア310から、パケット定額制の通信端末200及びパケット従量制の通信端末200のいずれかをオフロードさせる場合に、ユーザーが通信品質の低下を感じにくい方をオフロードさせることができる。これにより、ユーザーが享受する通信品質の大幅な低下を防ぎつつ、基地局300に通信接続される通信端末200の数を低減させることができる。
また、閾値変更部124は、パケット従量制の方がパケット定額制よりも閾値が高くなるべく閾値を変更してもよい。これにより、通信装置100は、パケット従量制の通信端末200との接続に比べて、パケット定額制の通信端末200との接続を優先的に確立できる。例えば、基地局300の無線通信エリア310における通信トラフィックが混雑した場合に、パケット定額制であって通信量が多いと予測される通信端末200を優先的にオフロードすることによって、無線通信エリア310の通信トラフィックを効率的に低減できる。
なお、契約プラン情報は、通信装置100による通信を優先するプラン及び基地局300による通信を優先するプランのいずれかであってもよい。閾値変更部124は、基地局300による通信を優先するプランの閾値が、通信装置100による通信を優先するプランの閾値よりも高くなるべく、閾値を変更してよい。
また、契約プラン情報は、データアクセスを制限するプランに加入しているか否かを示す情報であってもよい。閾値変更部124は、データアクセスを制限するプランに加入している通信端末200の方が、加入していない通信端末200に比べて閾値が高くなるべく、閾値を変更してよい。
昨今、児童ポルノ制限及び青少年保護法等の観点で、インターネットなどに公開されている不適切なコンテンツを表示しない契約プランがあり、その制御をDNSで行っている事例がある。そして、そのような契約プランに加入している通信端末には、DNSが名前解決をしない等の制御が行われている。しかし、通信端末が接続するネットワークが異なる場合、参照するDNSサーバが異なることから、通信端末が3G、LTE、及び4Gなどの無線通信網において当該契約プランに加入していても、WiFi網などの別のネットワークに接続した場合に、不適切なコンテンツの表示を制限できない場合がある。これに対して、本実施形態に係る閾値変更部124は、データアクセスを制限するプランに加入している通信端末200の閾値が高くなるべく閾値を変更するので、このような不適切なコンテンツを表示しない契約プランに加入している通信端末200を、通信装置100に接続しにくくできる、又は接続できないようにできることから、不適切なコンテンツの表示を制限させることができる。
通信制限情報取得部138は、通信端末200に課せられた通信の制限に関する通信制限情報を取得する。通信制限情報取得部138は、通信端末200から通信制限情報を受信してよい。また、通信制限情報取得部138は、基地局300から通信端末200の通信制限情報を受信してもよい。基地局300は、通信端末200の契約状況を管理する契約管理装置から、通信端末200の通信制限情報を受信してよい。通信制限情報は、例えば、通信端末200に課せられた通信の制限が、強い制限であるか、弱い制限であるか、制限なしであるかを示す情報である。
閾値変更部124は、例えば、通信の制限が弱い方が、閾値が高くなるべく閾値を変更する。これにより、通信装置100は、通信の制限が強い通信端末200に比べて信号品質がより高い状態でないと、通信の制限が弱い通信端末200との接続を確立しないようにできる。これにより、通信装置100が提供できる通信の品質が低い状態であるにも関わらず、通信の制限が弱く、通信量が多いことが予測される通信端末200をオフロードさせてしまうことを防止できる。
また、通信の制限がより弱い通信端末200に比べて、通信の制限がより強い通信端末200を、優先的にオフロードさせることができる。通信装置100が提供できる通信の品質が低い状態で、通信の制限がより強い通信端末200をオフロードさせても、通信の制限がより弱い通信端末200をオフロードさせるのに比べて、通信端末200のユーザーは通信品質が低いことを感じにくい。したがって、基地局300の無線通信エリア310から、通信の制限がより弱い通信端末200及び通信の制限がより強い通信端末200のいずれかをオフロードさせる場合に、ユーザーが通信品質の低下を感じにくい方をオフロードさせることができる。これにより、ユーザーが享受する通信品質の大幅な低下を防ぎつつ、基地局300に通信接続される通信端末200の数を低減させることができる。
また、閾値変更部124は、通信の制限が強い方が、閾値が高くなるべく閾値を変更してもよい。これにより、通信装置100は、通信の制限が強い通信端末200との接続に比べて、通信の制限がより弱い通信端末200との接続を優先的に確立できる。例えば、基地局300の無線通信エリア310における通信トラフィックが混雑した場合に、通信の制限がより弱く、通信量が多いことが予測される通信端末200を優先的にオフロードすることによって、無線通信エリア310の通信トラフィックを効率的に低減できる。
このように、閾値変更部124は、端末関連情報取得部126が取得した端末関連情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。これにより、通信端末200毎に適切にオフロードをさせることができる。閾値変更部124は、端末種類情報、通信方式情報、通信傾向情報、アプリケーション情報、契約プラン情報、及び通信制限情報のうち複数に基づいて、閾値を変更してもよい。これにより、通信端末200に対する様々な条件によって、通信端末200をオフロードさせるか否かを制御することができる。また、端末関連情報取得部126は、取得した端末関連情報を不図示の通信制御装置に送信してよい。そして、閾値変更部124は、端末関連情報取得部126が送信した端末関連情報に基づいて当該通信制御装置が決定した閾値を、当該通信制御装置から受信して、受信した閾値となるべく、記憶部102に記憶された閾値を変更してもよい。
周辺状況情報取得部140は、通信装置100の周辺の状況を示す周辺状況情報を取得する。周辺状況情報取得部140は、トラフィック情報取得部142、災害発生状況情報取得部144、周辺通信装置情報取得部146、及びバックボーンネットワーク情報取得部148を含んでよい。
トラフィック情報取得部142は、通信装置100が配置された地域をカバーする無線通信エリア310の通信トラフィックに関するトラフィック情報を取得する。トラフィック情報取得部142は、基地局300からトラフィック情報を受信してよい。また、トラフィック情報取得部142は、通信装置100が接続されたバックボーンネットワークから、無線通信エリア310のトラフィック情報を受信してもよい。
閾値変更部124は、例えば、トラフィック情報によって示される通信トラフィックが混雑しているほど、閾値が低くなるべく記憶部102に記憶された閾値を変更する。これにより、基地局300との通信から通信装置100への通信へとオフロードする通信端末200の数を増やすことができ、無線通信エリア310の通信トラフィックを低減させることができる。
また、トラフィック情報取得部142は、無線通信エリア310の日時毎のトラフィック情報を取得してもよい。例えば、トラフィック情報取得部142は、無線通信エリア310の曜日毎のトラフィック情報を取得してよく、時間帯毎のトラフィック情報を取得してもよい。そして、閾値変更部124は、日時に応じて、記憶部102に記憶された閾値を変更してもよい。例えば、閾値変更部124は、無線通信エリア310が混雑する時間帯になった場合に、閾値が低くなるべく記憶部102に記憶された閾値を変更する。これにより、無線通信エリア310が混雑する時間帯に、基地局300との通信から通信装置100への通信へとオフロードする通信端末200の数を増やすことができ、無線通信エリア310の通信トラフィックを低減させることができる。
災害発生状況情報取得部144は、通信装置100が配置された地域の災害発生状況を示す災害発生状況情報を取得する。災害発生状況情報取得部144は、基地局300から災害発生状況情報を受信してよい。また、災害発生状況情報取得部144は、通信装置100が接続されたバックボーンネットワークから、無線通信エリア310の災害発生状況情報を受信してもよい。災害発生状況情報取得部144は、例えば、緊急地震速報を受信する。また、災害発生状況情報取得部144は、地震センサなどの災害発生を検知するセンサによって、災害発生状況情報を取得してもよい。
閾値変更部124は、例えば、災害が発生した場合に閾値が低くなるべく記憶部102に記憶された閾値を変更する。これにより、災害が発生した場合に、通信装置100との通信を確立する条件を緩和することができ、より多くの通信端末200に、通信装置100を介した通信を実行させることができる。また、基地局300との通信から通信装置100との通信へとオフロードさせることにより、無線通信エリア310の通信トラフィックを低減させ、より多くの通信端末200に、基地局300を介した通信を実行させることができる。
周辺通信装置情報取得部146は、通信装置100の周辺に配置された他の通信装置100の情報を示す周辺通信装置情報を取得する。周辺通信装置情報取得部146は、基地局300から周辺通信装置情報を受信してよい。また、周辺通信装置情報取得部146は、通信装置100が接続されたバックボーンネットワークから、周辺通信装置情報を受信してもよい。
閾値変更部124は、例えば、通信装置100の周辺に配置された他の通信装置100の数が多いほど、閾値が高くなるべく記憶部102に記憶された閾値を変更する。通信装置100の周辺に配置された他の通信装置100の数が多いほど、通信装置100よりも高い品質の通信を通信端末200に対して提供できる他の通信装置100が存在する可能性が高いことになる。よって、閾値変更部124が、周辺に配置された他の通信装置100の数が多いほど閾値を高くすることによって、通信端末200がより品質の高い他の通信装置100と通信を確立できる可能性を高めることができる。
また、閾値変更部124は、例えば、通信装置100の周辺に配置された他の通信装置100の通信状況に応じて、記憶部102に記憶された閾値を変更する。閾値変更部124は、他の通信装置100のトラフィック情報及びスループット情報の少なくともいずれかに基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。例えば、閾値変更部124は、通信装置100のトラフィックが少なく、かつ、他の通信装置100のトラフィックが多い場合に、閾値が低くなるべく記憶部102に記憶された閾値を変更する。これにより、他の通信装置100と通信を確立している通信端末200を、通信装置100にオフロードさせることができ、他の通信装置100のトラフィックを適切に低減できる。
また、閾値変更部124は、通信装置100のトラフィックが多く、かつ、他の通信装置100のトラフィックが少ない場合に、閾値が高くなるべく記憶部102に記憶された閾値を変更する。これにより、通信装置100と通信を確立している通信端末200を、他の通信装置100にオフロードさせることができ、通信装置100のトラフィックを適切に低減できる。
バックボーンネットワーク情報取得部148は、通信装置100のバックボーンネットワークに関するバックボーンネットワーク情報を取得する。バックボーンネットワーク情報取得部148は、記憶部102に記憶されたバックボーン情報を読み出してよい。また、バックボーンネットワーク情報取得部148は、基地局300からバックボーンネットワーク情報を受信してもよい。また、バックボーンネットワーク情報取得部148は、通信装置100が接続されたバックボーンネットワークから、バックボーンネットワーク情報を受信してもよい。バックボーンネットワーク情報は、例えば、通信装置100のバックボーンネットワークが、有線ネットワークであるか、LTE網であるか、3G網であるかを示す情報である。
閾値変更部124は、例えば、3G網の方が有線ネットワークよりも閾値が高くなるべく記憶部102に記憶された閾値を変更する。これにより、通信装置100は、バックボーンネットワークが3G網である場合に比べて、バックボーンネットワークが有線ネットワークである場合の方が、通信装置100との通信を確立しやすくできる。
このように、閾値変更部124は、周辺状況情報取得部140が取得した周辺状況情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。閾値変更部124は、トラフィック情報、災害発生状況情報、周辺通信装置情報、及びバックボーンネットワーク情報のうち複数に基づいて、閾値を変更してもよい。また、周辺状況情報取得部140は、取得した周辺状況情報を不図示の通信制御装置に送信してよい。そして、閾値変更部124は、周辺状況情報取得部140が送信した周辺状況情報に基づいて当該通信制御装置が決定した閾値を、当該通信制御装置から受信して、受信した閾値となるべく、記憶部102に記憶された閾値を変更してもよい。
通信制御部150は、通信を制御する。通信制御部150は、通信を確立した通信端末200との間のデータ通信を制御してよい。通信制御部150は、通信端末200との間のデータ通信品質が予め定められた基準値を下回った場合に、通信装置100と通信端末200との間の通信を切断してよい。これにより、通信装置100と通信端末200との間の通信が確立した状態が、通信品質が低いまま継続してしまうことを防止できる。なお、予め定められた基準値は、記憶部102に記憶されていてよい。予め定められた基準値は、記憶部102に記憶された閾値と同じであってもよい。
通信制御部150は、通信装置100と通信端末200との間のデータ通信品質として、通信端末200から受信したデータ信号の信号強度を取得してよい。また、通信制御部150は、通信装置100と通信端末200との間のスループットを、通信装置100と通信端末200との間のデータ通信品質として取得してもよい。通信制御部150は、通信装置100と通信端末200とのデータ通信を監視することにより、通信装置100と通信端末200との間のスループットを取得してよい。
通信制御部150は、基地局300と通信端末200との間の通信品質を示すデータを、基地局300または通信端末200から取得してよい。この場合、基地局300または通信端末200は、基地局300と通信端末200との通信中に通信品質を取得しておく。例えば、通信制御部150は、基地局300と通信端末200との間の通信の最大スループットおよび平均スループットを通信品質として取得してよい。
通信制御部150は、通信切断要求を通信端末200に送信することによって通信を切断してよい。通信装置100は、例えば、ディスアソシエーション信号を通信端末200に送信することにより通信を切断する。通信装置100との通信を切断された通信端末200が、基地局300との通信を確立することにより、通信装置100との通信に比べて、より高いスループットで通信を行うことができるようになる。すなわち、本実施形態に係る通信装置100によれば、通信端末200を、より通信品質の高い通信に切り換えるべく誘導することができる。
通信モニタ部152は、通信装置100による通信をモニタする。通信モニタ部152は、例えば、通信装置100の通信をモニタして、スループット、リンク速度、通信トラフィック量、接続時間など通信態様を推測できるデータを収集する。閾値変更部124は、通信モニタ部152が収集したデータに基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。例えば、閾値変更部124は、通信モニタ部152が収集した通信トラフィック量に基づいて、閾値を適宜変更する。
閾値変更部124は、通信モニタ部152が収集した通信装置100の通信トラフィック量が少ない場合よりも通信トラフィック量が多い場合の方が、閾値が高くなるべく、閾値を変更してよい。すなわち、通信トラフィック量が多くなった場合には、それ以降に通信装置100にオフロードする通信端末200の数を低減させることができ、通信トラフィックが少なくなった場合には、それ以降に通信装置100にオフロードする通信端末200の数を増加させることができる。これにより、例えば、通信トラフィック量が多くなり、通信装置100を介した通信で高いスループットが出しにくい状態になったときには、閾値を高めて、それ以降の通信装置100へのオフロードをさせにくくできる。換言すると、通信装置100を介した通信で高いスループットを出しにくい状態になったときに、通信装置100との接続環境が良くて通信装置100との通信で高いスループットを出せる通信端末200のみを、通信装置100と接続させることができる。
図4は、通信システム400の通信環境の一例を概略的に示す。本実施形態において、通信システム400は、通信装置410及び通信制御装置420を含む。通信装置410は、図1から図3において説明した記憶部102、ビーコン送信部104、要求信号受信部106、要求処理部114、及び応答信号送信部116を有してよい。
通信制御装置420は、通信装置410と通信可能であり、通信装置410から各種データを受信する。通信制御装置420は、通信装置410の記憶部102に記憶された閾値を変更する閾値変更部424を有する。閾値変更部424は閾値変更部124と同一の機能を有してよい。ここでは、閾値変更部124と異なる点を主に説明する。
また、通信制御装置420は、端末関連情報取得部426及び周辺状況情報取得部440を有する。端末関連情報取得部426は端末関連情報取得部126と同一の機能を有してよい。ここでは、端末関連情報取得部126と異なる点を主に説明する。また、周辺状況情報取得部440は、周辺状況情報取得部140と同一の機能を有してよい。ここでは、周辺状況情報取得部140と異なる点を主に説明する。
閾値変更部424は、予め定められた条件に従って、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。例えば、閾値変更部424は、通信端末200が通信装置410に対して要求信号を送信した場合に、端末識別情報と閾値との対応テーブルから、要求信号を送信した通信端末200の端末識別情報に対応する閾値を読み出して、記憶部102に記憶された閾値を読み出した閾値に変更する。また、閾値変更部424は、通信装置410が一の通信端末200から予め定められた期間内に受信した要求信号の数に応じて閾値を変更してもよい。
端末関連情報取得部426は、通信端末200に関する情報である端末関連情報を取得する。端末関連情報取得部426は、端末種類情報取得部428、通信方式情報取得部430、通信傾向情報取得部432、アプリケーション情報取得部434、契約プラン情報取得部436、及び通信制限情報取得部438を含んでよい。
端末種類情報取得部428は、通信端末200の種類を識別する端末種類情報を取得する。端末種類情報取得部428は、通信端末200から端末種類情報を受信してよい。また端末種類情報取得部428は、通信装置410から、通信端末200の端末種類情報を受信してもよい。また、端末種類情報取得部428は、記憶部102に記憶された端末識別情報と端末種類情報とを対応付けた対応テーブルを参照することによって、通信端末200の端末種類情報を取得してもよい。閾値変更部424は、端末種類情報取得部428が取得した端末種類情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。
通信方式情報取得部430は、通信端末200が対応している通信方式を示す通信方式情報を取得する。通信方式情報取得部430は、通信端末200から通信方式情報を受信してよい。また、通信方式情報取得部430は、通信装置410から通信方式情報を受信してもよい。また、通信方式情報取得部130は、記憶部102に記憶された端末識別情報と通信方式情報との対応テーブルを参照することによって、通信端末200の通信方式情報を取得してもよい。閾値変更部424は、通信方式情報取得部430が取得した通信方式情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。
通信傾向情報取得部432は、通信端末200の通信の傾向を示す通信傾向情報を取得する。通信傾向情報取得部432は、通信端末200から通信傾向情報を受信してよい。また、通信傾向情報取得部432は、通信装置410から通信端末200の通信傾向情報を受信してもよい。また、通信傾向情報取得部432は、通信端末200の通信傾向を調査した結果を提供する調査結果提供装置から、通信端末200の通信傾向情報を受信してもよい。閾値変更部424は、通信傾向情報取得部432が取得した通信傾向情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。
アプリケーション情報取得部434は、通信端末200が実行中のアプリケーションを示すアプリケーション情報を取得する。アプリケーション情報取得部434は、例えば、通信端末200からアプリケーション情報を受信する。また、アプリケーション情報取得部434は、通信装置410から通信端末200のアプリケーション情報を受信してもよい。また、アプリケーション情報取得部434は、基地局300から通信端末200のアプリケーション情報を受信してもよい。閾値変更部424は、アプリケーション情報取得部434が取得したアプリケーション情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。
契約プラン情報取得部436は、通信端末200に対応する通信契約プランを示す契約プラン情報を取得する。契約プラン情報取得部436は、通信端末200から契約プラン情報を受信してよい。また、契約プラン情報取得部436は、通信装置410から通信端末200の契約プラン情報を受信してもよい。また、契約プラン情報取得部436は、基地局300から通信端末200の契約プラン情報を受信してもよい。閾値変更部424は、契約プラン情報取得部436が取得した契約プラン情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。
通信制限情報取得部438は、通信端末200に課せられた通信の制限に関する通信制限情報を取得する。通信制限情報取得部438は、通信端末200から通信制限情報を受信してよい。また、通信制限情報取得部438は、通信装置410から通信端末200の通信制限情報を受信してもよい。また、通信制限情報取得部438は、基地局300から通信端末200の通信制限情報を受信してもよい。閾値変更部424は、通信制限情報取得部438が取得した通信制限情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。
周辺状況情報取得部440は、通信装置100の周辺の状況を示す周辺状況情報を取得する。周辺状況情報取得部440は、トラフィック情報取得部442、災害発生状況情報取得部444、周辺通信装置情報取得部446、及びバックボーンネットワーク情報取得部448を含んでよい。
トラフィック情報取得部442は、通信装置410が配置された地域をカバーする無線通信エリア310の通信トラフィックに関するトラフィック情報を取得する。トラフィック情報取得部442は、基地局300からトラフィック情報を受信してよい。閾値変更部424は、トラフィック情報取得部442が取得したトラフィック情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。
災害発生状況情報取得部444は、通信装置410が配置された地域の災害発生状況を示す災害発生状況情報を取得する。災害発生状況情報取得部444は、基地局300から災害発生状況情報を受信してよい。災害発生状況情報取得部444は、例えば、緊急地震速報を受信する。また、通信制御装置420が通信装置410と同じ地域に配置されている場合、災害発生状況情報取得部444は、地震センサなどの災害発生を検知するセンサによって、災害発生状況情報を取得してもよい。閾値変更部424は、災害発生状況情報取得部444が取得した災害発生状況情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。
周辺通信装置情報取得部446は、通信装置410の周辺に配置された他の通信装置410の情報を示す周辺通信装置情報を取得する。周辺通信装置情報取得部446は、基地局300から周辺通信装置情報を受信してよい。閾値変更部424は、周辺通信装置情報取得部446が取得した周辺通信装置情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。
バックボーンネットワーク情報取得部448は、通信装置410のバックボーンネットワークに関するバックボーンネットワーク情報を取得する。バックボーンネットワーク情報取得部448は、通信装置410からバックボーン情報を受信してよい。また、バックボーンネットワーク情報取得部448は、基地局300からバックボーンネットワーク情報を受信してもよい。また、バックボーンネットワーク情報取得部448は、通信装置410が接続されたバックボーンネットワークから、バックボーンネットワーク情報を受信してもよい。閾値変更部424は、バックボーンネットワーク情報取得部448が取得したバックボーンネットワーク情報に基づいて、記憶部102に記憶された閾値を変更してよい。
通信制御装置420は、複数の通信装置410と通信可能であってよく、閾値変更部424は、複数の通信装置410のそれぞれの記憶部102に記憶された閾値を変更してもよい。閾値変更部424は、複数の通信装置410毎に異なる閾値に変更してもよい。
図5は、通信装置100のハードウェア構成を概略的に示す。通信装置100は、ホストコントローラ502、CPU504、RAM506、入出力コントローラ508、ROM510、通信インターフェイス512、及びアンテナ514を備える。ホストコントローラ502は、RAM506と、RAM506にアクセスするCPU504とを接続する。CPU504は、ROM510及びRAM506に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部を制御する。入出力コントローラ508は、ホストコントローラ502と、ROM510、通信インターフェイス512とを接続する。
通信装置100にインストールされて実行されるプログラムは、CPU504などに働きかけて、通信装置100を、図1から図4にかけて説明した記憶部102、ビーコン送信部104、要求信号受信部106、要求処理部114、応答信号送信部116、閾値変更部124、端末関連情報取得部126、周辺状況情報取得部140、及び通信制御部150として機能させる。
また、通信制御装置420のハードウェア構成は、図5に示す通信装置100のハードウェア構成と同一であってよい。通信制御装置420にインストールされて実行されるプログラムは、CPU504などに働きかけて、通信制御装置420を、図1から図4にかけて説明した閾値変更部424、端末関連情報取得部426、及び周辺状況情報取得部440として機能させる。
通信品質を劣化させることなく無線通信網からWiFiアクセスポイントへ安定的に切替を行うために、認証要求に対する閾値及びアソシエーション要求に対する閾値を変更する制御に加えて、ビーコン強度の変更による制御との双方を組み合わせることにより、より確実性を高めることもできる。また、更にWiFiアクセスポイント接続から無線通信網に切り替える又は切り戻すときも、アクセスポイントにおける、通信端末のWiFi信号受信レベルが所定の値より下回った場合に、アクセスポイント側からの制御によりWiFi接続を強制切断する機能(キックアウト機能)を組み合わせることにより、WiFiによる通信品質が劣化する前に安定的に無線通信網へ切り替えて、WiFiアクセスポイント接続から切断まで一連して、通信端末のユーザーに通信品質の一時的な劣化を意識させることなく、安定的に通信サービスの提供を維持することができる。上述した4つの認証、アソシエーション、ビーコン、キックアウト機能の閾値は、アクセスポイントの設置場所に応じて、ユーザーの通信品質の挙動から適切な値に調整する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 通信装置、102 記憶部、104 ビーコン送信部、106 要求信号受信部、108 プローブ要求受信部、110 認証要求受信部、112 アソシエーション要求受信部、114 要求処理部、115 品質判定部、116 応答信号送信部、118 プローブ応答送信部、120 認証応答送信部、122 アソシエーション応答送信部、124 閾値変更部、126 端末関連情報取得部、128 端末種類情報取得部、130 通信方式情報取得部、132 通信傾向情報取得部、134 アプリケーション情報取得部、136 契約プラン情報取得部、138 通信制限情報取得部、140 周辺状況情報取得部、142 トラフィック情報取得部、144 災害発生状況情報取得部、146 周辺通信装置情報取得部、148 バックボーンネットワーク情報取得部、150 通信制御部、152 通信モニタ部、180 通信可能エリア、200 通信端末、300 基地局、310 無線通信エリア、400 通信システム、410 通信装置、420 通信制御装置、424 閾値変更部、426 端末関連情報取得部、428 端末種類情報取得部、430 通信方式情報取得部、432 通信傾向情報取得部、434 アプリケーション情報取得部、436 契約プラン情報取得部、438 通信制限情報取得部、440 周辺状況情報取得部、442 トラフィック情報取得部、444 災害発生状況情報取得部、446 周辺通信装置情報取得部、448 バックボーンネットワーク情報取得部、502 ホストコントローラ、504 CPU、506 RAM、508 入出力コントローラ、510 ROM、512 通信インターフェイス、514 アンテナ

Claims (18)

  1. 通信端末から要求信号を受信する要求信号受信部と、
    前記要求信号の信号品質が閾値より高いか否かを判定する品質判定部と、
    前記信号品質が前記閾値より高い場合に、前記通信端末に応答信号を送信する応答信号送信部と、
    予め定められた条件に従って、前記閾値を変更する閾値変更部と
    を備える通信装置。
  2. 前記応答信号送信部は、前記信号品質が前記閾値より低い場合に前記要求信号に対する処理の拒否を示す拒否信号を送信する、又は、前記要求信号に対して何も送信しない、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信端末に関する情報である端末関連情報を取得する端末関連情報取得部
    をさらに備え、
    前記閾値変更部は、前記端末関連情報に基づいて前記閾値を変更する、請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記端末関連情報取得部が取得した前記端末関連情報を通信制御装置に送信する端末関連情報送信部
    をさらに備え、
    前記閾値変更部は、前記端末関連情報送信部が前記端末関連情報を送信したのに応じて前記通信制御装置から受信した閾値になるべく、前記閾値を変更する、請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記端末関連情報取得部は、前記通信端末の種類を識別する端末種類情報、前記通信端末が対応している通信方式を示す通信方式情報、前記通信端末の通信の傾向を示す通信傾向情報、前記通信端末が実行中のアプリケーションを示すアプリケーション情報、前記通信端末に対応する通信契約プランを示す契約プラン情報、及び前記通信端末に課せられた通信の制限に関する通信制限情報の少なくともいずれかを取得し、
    前記閾値変更部は、前記端末種類情報、前記通信方式情報、前記通信傾向情報、前記アプリケーション情報、前記契約プラン情報、及び前記通信制限情報の少なくともいずれかに基づいて前記閾値を変更する、請求項3又は4に記載の通信装置。
  6. 予め定められた条件ごとに閾値が登録された閾値リストを通信制御装置から受信する閾値リスト受信部
    をさらに備え、
    前記閾値変更部は、前記閾値リスト受信部が受信した前記閾値リストを参照することによって、前記予め定められた条件に従って、前記閾値を変更する、請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記閾値変更部は、一の通信端末から予め定められた期間内に受信した前記要求信号の数に応じて前記閾値を変更する、請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記通信装置の周辺の状況を示す周辺状況情報を取得する周辺状況情報取得部
    をさらに備え、
    前記閾値変更部は、前記周辺状況情報に基づいて前記閾値を変更する、請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記周辺状況情報取得部は、前記通信装置が配置された地域をカバーする無線通信網のトラフィックに関するトラフィック情報、前記通信装置が配置された地域の災害発生状況を示す災害発生状況情報、前記通信装置の周辺に配置された他の通信装置の情報を示す周辺通信装置情報、及び前記通信装置のバックボーンネットワークに関するバックボーンネットワーク情報の少なくともいずれかを取得し、
    前記閾値変更部は、前記トラフィック情報、前記災害発生状況情報、前記周辺通信装置情報、及び前記バックボーンネットワーク情報の少なくともいずれかに基づいて前記閾値を変更する、請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記通信装置による通信をモニタして、前記通信装置による通信に関するデータを収集する通信モニタ部
    をさらに備え、
    前記閾値変更部は、前記通信モニタ部が収集したデータに基づいて前記閾値を変更する、請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記通信モニタ部は、前記通信装置による通信のスループット、リンク速度、通信トラフィック量、及び接続時間の少なくともいずれかを収集し、
    前記閾値変更部は、前記スループット、前記リンク速度、前記通信トラフィック量、及び前記接続時間の少なくともいずれかに基づいて前記閾値を変更する、請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記要求信号受信部は、前記通信端末から認証要求を受信し、
    前記品質判定部は、前記認証要求の信号品質が前記閾値より高いか否かを判定し、
    前記応答信号送信部は、前記認証要求の信号品質が前記閾値より高い場合に前記認証要求に対する前記応答信号を送信する、請求項1から11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 前記要求信号受信部は、前記通信端末からアソシエーション要求を受信し、
    前記品質判定部は、前記アソシエーション要求の信号品質が前記閾値より高いか否かを判定し、
    前記応答信号送信部は、前記アソシエーション要求の信号品質が前記閾値より高い場合に前記アソシエーション要求に対する前記応答信号を送信する、請求項1から12のいずれか1項に記載の通信装置。
  14. 前記要求信号受信部は、前記通信端末からプローブ要求を受信し、
    前記品質判定部は、前記プローブ要求の信号品質が、前記閾値より高いか否かを判定し、
    前記応答信号送信部は、前記プローブ要求の信号品質が、前記閾値より高い場合に前記プローブ要求に対する応答信号を送信する、請求項1から13のいずれか1項に記載の通信装置。
  15. 前記要求信号受信部は、前記通信端末からプローブ要求、認証要求及びアソシエーション要求の少なくともいずれか2つを受信し、
    前記品質判定部は、前記プローブ要求の信号品質、前記認証要求の信号品質、及び前記アソシエーション要求の信号品質をそれぞれ異なる前記閾値より高いか否かを判定し、
    前記品質判定部は、前記プローブ要求の信号品質が第1閾値より高いか否かを判定し、前記認証要求の信号品質が前記第1閾値と異なる第2閾値より高いか否かを判定し、前記アソシエーション要求の信号品質が前記第1閾値及び前記第2閾値とは異なる第3閾値より高いか否かを判定し、
    前記応答信号送信部は、前記プローブ要求の信号品質が前記第1閾値より高い場合に前記プローブ要求に対する前記応答信号を送信し、前記認証要求の信号品質が前記第2閾値より高い場合に前記認証要求に対する前記応答信号を送信し、前記アソシエーション要求の信号品質が前記第3閾値より高い場合に前記アソシエーション要求に対する前記応答信号を送信し、
    前記閾値変更部は、前記予め定められた条件に従って、前記第1閾値、前記第2閾値及び前記第3閾値の少なくともいずれかを変更する、請求項1から11のいずれか1項に記載の通信装置。
  16. 通信装置及び通信制御装置を備える通信システムであって、
    前記通信装置は、
    通信端末から要求信号を受信する要求信号受信部と、
    前記要求信号の信号品質が閾値より高いか否かを判定する品質判定部と、
    前記信号品質が前記閾値より高い場合に応答信号を送信する応答信号送信部と、
    を有し、
    前記通信制御装置は、
    予め定められた条件に従って、前記閾値を変更する閾値変更部
    を有する、通信システム。
  17. 前記閾値変更部は、前記通信装置が配置された地域に基づいて、前記閾値を変更する、請求項16に記載の通信システム。
  18. 前記通信制御装置は、
    前記通信装置が配置された地域をカバーする無線通信網の通信トラフィックに関するトラフィック情報を取得するトラフィック情報取得部
    をさらに有し、
    前記閾値変更部は、前記トラフィック情報に基づいて、前記閾値を変更する、請求項17に記載の通信システム。
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