JP2014211491A - 焦点検出装置、焦点検出方法およびプログラム、並びに撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像面に焦点検出用の画素を有する撮像素子を用いて位相差方式の焦点検出において、より少ないフレームでより多くの焦点検出領域における焦点検出演算結果を得ること、および合焦までの時間を短縮することを可能にすること。
【解決手段】撮影光学系の瞳分割手段を有する撮像手段から取得した被写体の画素データに基づいて焦手検出を行う焦点検出装置は、分割領域に分割された焦点検出領域と、焦点検出領域においてピント状態を判定するための複数の異なる第1の領域を設定し、各分割領域の被写体像について第1の相関データを画素データから演算してメモリに保持し、各第1の領域に含まれる分割領域の第1の相関データをメモリから読み出して加算することで、各第1の領域の第2の相関データを生成し、各第1の領域の第2の相関データに基づいて、所定の順序で複数の第1の領域のピント状態を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置のオートフォーカス機能のための焦点検出装置に関し、特に撮像面に焦点検出用の画素を有する撮像素子からの画像信号を用いて位相差方式の焦点検出を行う焦点検出装置およびそれを備えた撮像装置に関する。
従来、撮像装置の焦点制御のための焦点検出の方法として、焦点検出素子を用いた位相差方式、撮像素子の画像のコントラスト成分を用いたコントラスト方式、など様々な方法が提案されている。また、撮像素子中の画素が撮像レンズの異なる瞳面の光を受光する構成をとることによって、撮像と同時に位相差方式の焦点検出を行う技術がある。
特許文献1においては、1つの画素において1つのマイクロレンズで集光される光束を、分割されたフォトダイオード(以下PD)で光電変換することによって、各々のPDが撮像レンズの異なる瞳面の光を受光するように構成されている。それによって、2つのPDの出力を比較することにより、撮像レンズでの焦点検出を行っている。
また、特許文献2においては、PDの前面にある配線層を画素によって異ならせることで、撮像レンズの異なる瞳面の光を受光するように構成されている。
これらの技術では、撮像レンズの異なる瞳面の光を受光した各々のPDの信号から像ずれ量の検出すなわち位相差の検出を行い、像ずれ量からピントのずれ量を計算することで、焦点の検出を行っている。
特許文献3においては、特許文献2の方法とコントラスト方式を併用して、焦点検出を行っている。
コントラスト方式の焦点検出の場合、焦点検出に使用する領域を小さく設定すると、被写体のピントずれ量が小さいときに、精度があがるが、SNが悪化してしまう課題がある。そして、ピントのずれ量が大きいときには、ぼけた像が焦点検出領域内に入らなくなってしまう。また、焦点検出に使用する領域を大きく設定すると、SNはよくなるが、複数の被写体が焦点検出領域内に入り込みやすくなる。このため、遠い被写体と近い被写体が焦点検出領域内に混在する、いわゆる遠近競合によって、誤検知の可能性が大きくなってしまう。位相差方式においても遠近競合は発生するが、コントラスト方式は撮像素子で像を取得するため、像の大きさは、被写体の大きさだけでなく、ピントのずれ量いわゆる像のぼけの大きさにも依存する。従って、像のぼけ具合によっても最適な焦点検出領域を選択する必要がある。
特開2001−083407号公報 特開2010−152161号公報 特開2009−115893号公報
ところで、撮像素子で位相差方式の焦点検出を行う場合も、像の投影される領域がピントのずれ量にも依存する。特に、撮影レンズの射出瞳の分割範囲が広ければ広いほどその影響は顕著である。
特許文献1のようなPDで分割するタイプの撮像素子上での位相差検出は、PDの出力を撮影画像にも使用するので、射出瞳の分割範囲は、撮影画像に最適化され、焦点検出用に小さくすることが出来ない。その際に、焦点検出領域の大きさは、遠近競合を少なくするためにピント状態に応じて最適にする必要がある。そのために、焦点検出領域の大きさを変更して複数回の焦点検出演算を行うと、最終的な焦点検出結果を得るまでに時間がかかるといった問題がある。また、画像に対して複数回演算を行う必要があるので画像を格納するバッファが必要になるといった問題も生じる。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、より少ないフレームでより多くの異なる焦点検出領域における焦点検出演算結果を得られ、合焦までの時間を短縮することを可能にする焦点検出装置および撮像装置を提供することである。
本発明によれば、焦点検出装置は、被写体の光学像を形成する撮影光学系の瞳分割手段を有する撮像手段により得られた被写体の画素データを取得する取得手段と、複数の分割領域に分割された焦点検出領域と、焦点検出領域においてピント状態を判定するための複数の異なる第1の領域を設定する設定手段と、画素データを用いて、各分割領域の被写体像について第1の相関データを演算する演算手段と、第1の相関データを分割領域ごとに保持するメモリと、各第1の領域に含まれる分割領域の第1の相関データをメモリから読み出して加算することで、各第1の領域の第2の相関データを生成する生成手段と、生成された各第1の領域の第2の相関データに基づいて、所定の順序で複数の第1の領域のピント状態を判定する判定手段を備える。
本発明によれば、より少ないフレームでより多くの異なる焦点検出領域における焦点検出演算結果を得ることができ、合焦までの時間を短縮することを可能にする焦点検出装置および撮像装置を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施例に係わる焦点検出装置を適用した撮像装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係わる撮像装置で使用される撮像素子の構成を示す図である。 位相差方式における焦点検出の概念を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る焦点検出装置の相関演算部の構成を説明するための図である。 位相差方式における焦点検出の概念を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る焦点検出装置の相関演算部の動作を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る焦点検出領域と焦点検出領域における相関データを記憶するメモリの構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る焦点検出領域と焦点検出領域における相関データを記憶するメモリの構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る撮像装置の撮影動作のフローチャートを示す図である。 本発明の第1の実施例に係る焦点検出領域と焦点検出領域における相関データを記憶するメモリの構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る焦点検出領域と焦点検出領域における相関データを記憶するメモリの構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る焦点検出領域と焦点検出領域における相関データを記憶するメモリの構成を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る撮像装置の撮影動作を示すフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る焦点検出領域を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る焦点検出装置を適応した撮像装置の構成を示すブロック図である。同図において、100は、撮影光学系で形成された被写体の光学像を電気信号に光電変換する撮像素子である。撮像素子100は後述するCPU103等によって制御され、静止画または動画を撮影する。101は、撮像素子100から出力されたアナログの画像信号に対して、ゲイン調整や所定の量子化ビットに対応してデジタル変換を行うアナログフロントエンド(以下、これをAFEと称する)である。102は、撮像素子100及びAFE101の駆動タイミングを制御するタイミングジェネレータ(以下、これをTGと称する)である。本実施例では、撮像素子100の外部にAFE101、TG102を配置しているが、それらは撮像素子内に内蔵される構成であってもかまわない。
106はRAMである。RAM106は、AFE101でデジタル変換された画像データや、後述の画像処理部108で処理された画像データを記憶する画像データ記憶手段の機能と、後述のCPU103が動作を行う際のワークメモリの機能を兼備する。なお、本実施例では、これらの機能を、RAM106を用いて行うようにしているが、アクセス速度が十分に速くて動作上問題のないレベルのメモリであれば、他のメモリを適用することも可能である。107は、CPU103が各部の動作を制御するためにロードして実行するプログラムを格納するROMである。ここで、本実施形態では、Flash−ROMを示すが、これは一例であり、アクセス速度が十分に速くて動作上問題のレベルのメモリであれば、他のメモリを適用することも可能である。103は、撮像装置を統括的に制御するCPUである。上述のように、CPU103は撮像素子の各部を制御するためのプログラムを実行する。108は、撮影された静止画または動画の補正・圧縮等の処理を行う画像処理部である。また、後述するA像データとB像データの加算機能や、静止画像、動画像の生成機能を備える。120は、撮像素子100から出力される画素信号を用いて相関演算を行う相関演算部である。
109は、焦点検出のために、相関演算部120から出力される相関演算の結果を用いて焦点検出を行うAF演算部である。110は、静止画データ及び動画データを記録するための、着脱可能なフラッシュメモリである。本実施例では、記録媒体としてフラッシュメモリを適用しているが、その他のデータ書き込み可能な不揮発メモリ、ハードディスク等でもよい。また、これらの記録媒体を内蔵した形態でもよい。104は、撮影命令や撮影条件等の設定をCPU103に対して行う操作部である。105は、撮影した静止画像や動画像およびメニュー等の表示を行う表示部である。
116は、撮影光学系(共通光学系)の先端に配置された第1レンズ群で、光軸方向に進退可能に保持される。117は絞りで、その開口径を調節することで撮影時の光量を調節する。118は第2レンズ群である。そして、前記絞り117及び第2レンズ群118は一体となって光軸方向に進退し、前記第1レンズ群116の進退動作との連動により、変倍作用(ズーム機能)を実現する。119は第3レンズ群で、光軸方向の進退により、撮影光学系の焦点を調節する。
111は、静止画撮影時に露光秒時を調節するフォーカルプレーンシャッタである。本実施例では、フォーカルプレーンシャッタにて撮像素子100の露光秒時を調節する構成であるが、これに限られるものではなく、撮像素子100が電子シャッタ機能を有し、制御パルスで露光秒時を調節する構成であってもよい。112は、光学系の焦点位置を変更する焦点位置変更手段であるフォーカス駆動回路で、AF演算部109の焦点検出結果に基づいてフォーカスアクチュエータ114の駆動を制御し、第3レンズ群119を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行なう。113は絞り駆動回路で、絞りアクチュエータ115の駆動を制御して絞り117の開口を制御する。相関演算部120、AF演算部109、フォーカス駆動回路112、CPU103は、本実施例に係る焦点検出装置を構成する。
次に撮像素子100の構成を、図2を参照して説明する。図2(a)は、撮像素子100の構成を示す。図2(a)において、撮像素子は、画素が二次元に配列された画素アレイ100aと、画素アレイ100aの画素の行を選択する垂直選択回路100d、画素アレイ100aの画素の列を選択する水平選択回路100cを持つ。また、撮像素子100はさらに、画素アレイ100aの画素のうち、垂直選択回路100d及び水平選択回路100cによって選択される画素の信号を読み出すための読み出し回路100bを備える。垂直選択回路100dは、画素アレイ100aの行を選択し、CPU103から出力される水平同期信号に基づいたTG102から出力される読出しパルスを、選択行において有効にする。読出し回路100bは列毎に設けられアンプやメモリを有し、選択行の画素信号を、アンプを介してメモリに格納する。メモリに格納された1行分の画素信号は、水平選択回路100cによって列方向に順に選択され、アンプ100eを介して外部に出力される。この動作を行数分繰り返し、全ての画素の信号を外部に出力する。
撮像素子100の画素アレイ100aを図2(b)に示す。図2(b)において、100fはマイクロレンズアレイを構成するマイクロレンズである。100g、100hは光電変換を行う光電変換手段としてのフォトダイオード(PD)であり、後述するA像用光電変換部、B像用光電変換部を構成する。各画素は、PD2つに対して1つのマイクロレンズ100fが上部に配置される構成となっている。すなわち、焦点検出用画素は、1つのマイクロレンズに対して複数の光電変換部を備える。マイクロレンズ100fを共有している撮像領域を1画素とした場合、画素アレイ領域には、この画素が水平方向にh画素、垂直方向にv画素並んで配置されている。PD100gとPD100hで蓄積された信号は、前述した読出し動作によって別々に外部に出力される。PD100gとPD100hは、後述する瞳分割構成により、互いに位相差を持った別々の像が入射されるため、ここではPD100gをA像用光電変換部、PD100hをB像用光電変換部とする。なお、本実施例では、マイクロレンズ1つに対してPDが2つ配置される構成であるが、これに限られるものではない。マイクロレンズ1つに対してPDが上下または左右に複数配置される構成であっても本発明を適用することができる。
次に撮像素子100のA像用光電変換部とB像用光電変換部が出力する画素信号から生成される画素データについて図3を用いて説明する。なお、同図において、図2の同じ部分は同じ符号を付して示す。
図3(a)と図3(b)は、撮像素子100におけるピント状態と位相差との関係を示す。同図において、300aは画素アレイ100aの断面を示す。100fは前述したマイクロレンズ、100g、100hはそれぞれA像用光電変換部、B像用光電変換部である。330は、図1に示す第1レンズ群116、第2レンズ群118、第3レンズ群119を合わせて1つのレンズとして考えたときの、撮影レンズである。被写体310から発せられた光は、光軸320を中心として、撮影レンズ330の各領域を通過し、撮像素子に結像される。ここでは射出瞳と撮影レンズの中心ないし重心は同一としている。
この様な構成によれば、撮像光学系をA像用光電変換部から見た場合とB像用光電変換部から見た場合とで、撮像光学系の瞳が中心に関して対称に分割されたことと等価となる。言い換えれば、撮像光学系からの光束が2つの光束にいわゆる瞳分割される。そして、それぞれの分割光束(第1の光束及び第2の光束)が、瞳分割された光束をそれぞれ受光するための第1の光電変換部と第2の光電変換部であるA像用光電変換部100g及びB像用光電変換部100hに入射する。第1の光束は、射出瞳の第1の領域を通って瞳分割された光束であり、第2の光束は、射出瞳の第1の領域からずれた第2の領域を通って瞳分割された光束である。こうして、被写体310上の特定点からの光束は、光束ΦLaと光束ΦLbとに分割される。前者は、A像用光電変換部100g(A)に対応する分割瞳を通って該A像用光電変換部100g(A)に入射する光束であり、後者は、B像用光電変換部100h(B)に対応する分割瞳を通って該B像用光電変換部Bに入射する光束ΦLbである。
これら2つの光束は、被写体310上の同一点から入射しているため、撮像光学系のピントが合った状態では、図3(a)に示すように、同一のマイクロレンズを通過して撮像素子上の1点に到達する。したがって、A像用光電変換部100gとB像用光電変換部100hでそれぞれ得られる像信号は互いに一致する。しかし、図3(b)に示すように、Yだけピントがずれている状態では、光束ΦLa、ΦLbのマイクロレンズへの入射角の変化分だけ両光束ΦLa、ΦLbの到達位置が互いにずれる。したがって、A像用光電変換部100gとB像用光電変換部100hからそれぞれ得られる像信号には位相差が生じる。A像用光電変換部100g及びB像用光電変換部100hにより、位相差を持った2つの被写体像が光電変換されて、別々に外部へ出力さる(A像信号及びB像信号)。それらの信号はAFE101でデジタル変換され、それぞれ画素データであるA像データとB像データとして後述するAF動作に使用される。
なお、本実施例では、1つのマイクロレンズに対して複数の光電変換部を対応させて瞳分割する構成による画像信号を取得しているが、この限りではない。離散的に配置された焦点検出用画素からの信号を使用する構成でも適用可能である。
次に、図4を用いて、相関演算部120の構成について説明する。図4は相関演算部120の構成を示す図である。
430は、入力されるA像データとB像データの位相差(相関値)を算出する相関演算回路である。431は、相関演算回路430で使用する一行分のA像データとB像データを格納するラインメモリである。432は、ラインメモリ431や相関演算回路430の動作制御を行う演算制御回路である。433は相関演算回路430から出力される相関演算結果(相関データ)を格納するメモリである。434は相関データのメモリ433への書き込み、またはメモリ433からの読み出しを制御するメモリ制御部である。435はメモリから出力される相関データを加算する加算部である。436は、メモリ433からのデータ出力と加算部435からのデータのいずれかを選択するセレクタである。
ここで図4を参照して、相関演算部120の動作について説明する。演算制御回路432は水平同期信号に基づきラインメモリ431に対し制御信号を出力し、入力される1行分のA像データとB像データは、ラインメモリ431に書き込まれる。その後、演算制御回路432は、垂直同期信号を参照し、画像データの1フレームにおける垂直位置を算出する。本実施例では、焦点検出領域(AF領域)は、予めCPU103によって設定されているので、算出された垂直位置が設定された領域内である時に演算制御回路432は相関演算回路430に対して、垂直領域信号を出力する。相関演算回路430では、垂直領域信号がアクティブになっている時にA像データとB像データに対して相関演算を行う。
また、演算制御回路432は、設定されたAF領域に基づき、設定に対応する位置のA像データとB像データをラインメモリ431から読み出し、相関演算回路430へ入力する。
この時、CPU103が演算制御回路432に対して行う設定により、図7(a)に示す700のようにAF領域は分割される。この設定に基づき、演算制御回路432は入力されたA像データとB像データがどの分割領域内のデータに相当するかを示す領域番号を相関演算回路430に対して出力する。相関演算回路430は、この領域番号を参照し、分割領域毎に相関演算を行う。本実施例では、例として水平7分割、垂直5分割の領域分割を行うものとするが、分割の構成はこの限りではない。相関演算回路430では、A像データとB像データの相関値を算出する。
図5(a)は、図3(a)に示すようにピントがあっている場合の1行のA像データとB像データである。横軸は、水平画素位置を表し、縦軸はデータのレベルを表す。ピントがあっている場合はA像データとB像データは一致する。図5(b)は、図3(b)に示すようにピントがあっていない場合の1行のA像データとB像データである。このときは、A像データとB像データは前述した状態によって位相差を持ち、水平画素位置のずれとして像ずれ量Xを有する。相関演算回路430には、演算制御回路432にて指定された分割領域毎のA像データが図6(a)に示す様に水平方向にシフト移動されながら入力される。ここでは、A像データを左にシフトする場合のシフト量をマイナス、A像データを右にシフトする場合のシフト量をプラスとし、−s〜s画素のシフト移動を行う。各シフト時に、対応するA像データとB像データを比較し、水平方向の各位置における値が小さい方のデータを加算したものを1行分の相関値として算出する。なお、本実施例では相関値の算出方法はこの限りではない。A像データとB像データの相関を示す算出方法であれば、いずれの方法でも適用することが可能である。A像データとB像データの被写体像の位置関係が図3(b)の場合、図6(b)に示す様にシフト量がXになった時に相関値が最大となる。同一の分割領域内の各行の相関値は、同一シフト量毎に加算され、1つの分割領域のシフト量毎の相関値(相関データ)として算出され、メモリ433へ書き込まれる(第1の相関データ)。
図7(b)はメモリ133の構成を示す。図7(a)に示す各分割領域a00〜a46毎に、相関演算回路430で算出された各シフト量(−s〜s)の相関データが保持される。CPU103から相関データの出力命令が相関演算部120に入力されると、メモリ433から相関データが読み出されて相関演算部120から出力される。
この時、CPU103によってAF領域に設定された領域の相関データが加算部435にて加算される(第2の相関データ)。例えば、a00とa01の領域が加算されるように設定された場合には、メモリ制御部434はメモリに対してa00の−sシフトの相関データと、a01の−sシフトの相関データを順次読み出す制御を行い、読み出したデータを加算部435に入力する。加算部435では、a00の−sシフトの相関データとa01の−sシフトの相関データを加算し、新たな−sシフトの相関データとして出力する。以降−s+1シフト、−s+2シフト、というように+sシフトまで同様の加算を行い、a00とa01の領域が加算された−s〜sシフトの相関データを出力する。領域を加算する設定がされている場合には、セレクタ436はb側を選択し、加算部435から出力されるデータを相関演算部120から出力する。
領域の加算が設定されていない場合には、セレクタ436はa側が選択され、設定された領域の−s〜sシフトの相関データがそのまま相関演算部120から出力される。
AF演算部109では、相関演算部120から出力された相関データが入力される。AF演算部109では、各分割領域または加算された領域の相関データの極大値を与えるシフト量である像ずれ量を検出する。後述するフォーカス駆動の時には、このシフト量からピントのずれ量Y(デフォーカス量)を算出し、Yから所定の計算に基づき第3レンズ群119の駆動距離を算出する。
次に、本実施例における撮像装置の撮影動作を図8のフローチャートを用いて説明する。本撮影動作は、動画撮影中に焦点調節を行って静止画を撮影できる動作である。
先ず、操作部104に含まれる動画撮影スイッチが押下されると、動画撮影を開始する。動画撮影が開始されると撮像素子100、AFE101、TG102に電源が投入され、CPU103は動画撮影の設定をする。設定後、CPU103から出力される同期信号に基づいてTG102は撮像素子100に読出しパルスを出力し、撮像素子100は所定のフレームレートでの読出し動作を開始する。なお、本実施例では動画像の電荷蓄積・読出し動作はスリットローリング動作による電子シャッタ機能を使用して行われるが、この限りではない。
撮像素子100から出力されたA像信号とB像信号は、AFE101にてデジタル変換され、A像データとB像データとしてRAM106へ転送される。その後、画像処理部108に転送され、同一のマイクロレンズ下にあるPDに対応するA像データとB像データを画素毎に加算する。これにより動画のフレームデータを作成する。その後、補正処理、圧縮等を行い、表示部105に動画を表示する(ライブビュー)。撮影前に、表示部105に表示されたメニューと操作部104を使用して動画記録が選択されている場合には、動画はフラッシュメモリ110に順次記録される。また、相関演算部120には、動画のフレームデータが順次入力され、CPU103の制御によりフレーム毎に指定された領域の相関演算がなされ、メモリ433に格納される。
このようにして動画撮影の動作が開始されると、ステップS800にて、CPU103は、操作部104に含まれるAFスイッチが押下されたかどうか判断する。AFスイッチが押下されたと判断すると、ステップS801へ進む。
ステップS801では、CPU103は相関演算部120に対し相関データの出力命令を出し、相関演算部120は、そのフレームにて演算された相関データを出力する。本実施例では、この時異なる数の分割領域を含む3つの領域に対応する相関データを生成して順次出力するものとする。本実施例では、これらうちの一つを、図9(a)に示す斜線部の全ての分割領域について加算した相関データ(相関データA)、他の一つを、図10(a)に示す斜線部の全ての分割領域について加算した相関データ(相関データB)とする。また他の一つを、図11(a)に示す斜線部の分割領域単独の相関データ(相関データC)とする。
相関データAは、図9(b)に示すメモリ433の斜線部に格納された相関データが−s〜sシフト毎に加算されて出力されたデータである。相関データBは、図10(b)に示すメモリ433の斜線部に格納される相関データが−s〜sシフト毎に加算されて出力されたデータである。相関データCは、図11(b)に示すメモリ433の斜線部に格納される−s〜sシフトの相関データがそのまま出力されたデータである。相関演算部120から出力された相関データはAF演算部109へ入力される。
次にステップS802では、相関データAから算出される像ずれ量を、予め設定した所定の閾値Aと比較してピント状態を判定する。像ずれ量が閾値Aより小さい場合には、ピントのずれが中程度以下と判断し、ステップS803へ進む。像ずれ量が閾値Aより大きい場合には、ピントのずれが大きいと判断し、ステップS808へ進む。
ステップS808では、相関データAから算出したピントのずれ量を用いて、フォーカス駆動回路122を駆動する。即ち、CPU103はピントずれ量からフォーカス駆動距離を算出し、その情報をフォーカス駆動回路112に転送する。フォーカス駆動回路112は駆動距離情報に基づいてフォーカスアクチュエータ114の駆動を制御し、第3レンズ群119を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行う。その後ステップS809にて、ステップS801と同様に、フォーカス駆動後の相関データA、B、Cを取得し、ステップS803へと進む。
次にステップS803では、次の判定の順序として相関データBから算出される像ずれ量を、予め設定した所定の閾値Bと比較する。像ずれ量が閾値Bより小さい場合には、ピントのずれが小さいと判断し、ステップS804へ進む。像ずれ量が閾値Bより大きい場合には、ピントのずれが中程度と判断し、ステップS810へ進む。
ステップS810では、相関データBから算出したピントのずれ量を用いて、フォーカス駆動回路112を駆動する。即ち、CPU103はピントずれ量からフォーカス駆動距離を算出し、その情報をフォーカス駆動回路112に転送する。フォーカス駆動回路112は駆動距離情報に基づいてフォーカスアクチュエータ114の駆動を制御し、第3レンズ群119を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行う。その後ステップS811にて、ステップS801と同様に、フォーカス駆動後の相関データA、B、Cを取得してステップS804へと進む。
次にステップS804では、相関データCから算出される像ずれ量を所定の閾値Cと比較する。像ずれ量が閾値Cより小さい場合には、合焦していると判断し、ステップS805へ進む。像ずれ量が閾値Cより大きい場合には、ピントのずれが小さいと判断し、ステップS812へ進む。
ステップS812では、相関データCから算出したピントのずれ量を用いて、フォーカス駆動回路112を駆動する。即ち、CPU103はピントずれ量からフォーカス駆動距離を算出し、その情報をフォーカス駆動回路112に転送する。フォーカス駆動回路112は駆動距離情報に基づいてフォーカスアクチュエータ114の駆動を制御し、第3レンズ群119を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行う。その後ステップS813にてステップS801と同様に、フォーカス駆動後の相関データA、B、Cを取得し、ステップS804に戻り、合焦と判断されるまでS804、S812、S813を繰り返す。
ステップS805では、CPU103が、操作部104に含まれる静止画撮影スイッチが押下されたか否かを判断する。静止画撮影スイッチが押下された場合にはステップS806にて、CPU103が動画撮影を中断し、静止画撮影を行う。その後、動画撮影を再開し、ステップS807に進む。静止画スイッチが押下されない場合にはそのままステップS807に進む。
ステップS807では、CPU103は、前述した動画撮影スイッチが押下されたか否かを判断し、押下された場合には、動画撮影を終了する。動画撮影スイッチが押下されていない場合にはステップS800へと戻り、AFスイッチの押下を判断する。
以上述べた様に、本実施例によれば、複数の分割領域に分割された焦点検出演算範囲に設定される領域内の各分割領域の相関データを加算して新たな相関データ生成することを、設定される複数の異なる領域について一度に行うことが可能となる。これにより、少ないフレーム数で遠近競合に対応した焦点検出を行うことができる。また、最終的な合焦までの時間を短縮することができる。
さらには、分割された領域毎の相関データのみメモリに保持し、相関データの出力時に選択された領域を加算して出力する構成により、複数種類の相関データを保持する必要がなくメモリもしくは回路規模を抑えることができる。
本発明の第2の実施例に係る焦点検出装置を適用した撮像装置の構成を、図12乃至15を参照して説明する、なお、本実施例の焦点検出装置および撮像装置の構成は、第1の実施例における構成と同様であるため、ここでの説明を省略する。第2の実施例は、撮像装置の動作において第1の実施例と異なる。以下、図12に示すフローチャートを用いて、本発明の第2の実施例に係る撮像装置の撮影動作を説明する。本撮影動作も、動画撮影中に焦点調節を行って静止画を撮影できる動作である。
先ず、操作部104に含まれる動画撮影スイッチが押下されて動画撮影が開始される。動画撮影が開始されて、ステップ1200でのAFスイッチの押下の判定までの動画撮影動作は第1の実施例と同様なので、ここでの説明は省略する。
動画撮影の動作が開始されると、ステップS1200にて、CPU103は、操作部104に含まれるAFスイッチが押下されたかどうかを判断する。AFスイッチが押下されたと判断すると、ステップS1201へ進む。なお、ここでは撮像装置に対して予めAFモードが設定されているとする。本実施例では、通常モードに比べて画像の広範囲からピント位置を検知するサーチモードが設定されていたとする。これら焦点検出モードは、操作部104の操作に応じてCPU103が設定する。
ステップS1201では、CPU103は相関演算部120に対し、どの分割領域の相関データを加算したデータを出力するかを設定する。本実施例のサーチモードでは、画像全体が水平10分割、垂直7分割に分割されているとする。なお、分割数・分割方法についてはこの限りではない。分割された領域のうち、図13(a)〜(i)の斜線部として示される、同数の分割領域を含み、AF領域の異なる位置の9つの領域(第2の領域)について分割領域毎の相関データを加算し、出力する設定を行う。
次にステップS1202では、CPU103は相関演算部120に対し相関データ出力命令を出し、相関演算部120はそのフレームデータにて演算された相関データをAF演算部109に出力する。この時の相関データは9つの領域に対応するデータが順次出力されるものとする。これらを、図13(a)〜(i)に斜線部として示めされる全ての分割領域について加算した相関データをそれぞれ、相関データA〜相関データIとする。ここで、取得した相関データA〜相関データIを参照し、各領域における像ずれ量を算出する。図13(a)〜(i)に示す斜線部の領域の中から最も像ずれ量が小さい領域(第1の領域)を選択する。ここでは、例として図13(f)に示す斜線部領域を(相関データF)が選択されたものとする。
次にステップS1203では、相関データFから算出された像ずれ量を、予め設定した所定の閾値Aと比較して選択された領域のピント状態を判定する。像ずれ量が閾値Aより小さい場合には、ピントのずれが中程度以下と判断し、ステップS1204へ進む。像ずれ量が閾値Aより大きい場合には、ピントのずれが大きいと判断し、ステップS1213へ進む。
ステップS1213では、相関データFから算出したピントのずれ量を用いて、フォーカス駆動回路112を駆動する。即ち、CPU103はピントずれ量からフォーカス駆動距離を算出し、その情報をフォーカス駆動回路112に転送する。フォーカス駆動回路112は駆動距離情報に基づいてフォーカスアクチュエータ114の駆動を制御し、第3レンズ群119を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行う。その後ステップS1204へと進む。
ステップS1204では、CPU103は相関演算部120に対し、次にどの分割領域の相関データを加算したデータを出力するかを設定する。ここでは、前述したステップS1202にて選択された、図13(f)の斜線部の領域に含まれる、図14(a)〜(d)の斜線部に示す4通りの領域について領域ごとに相関データを加算し、出力する設定を行う。
次にステップS1205では、CPU103は相関演算部120に対し相関データ出力命令を出し、相関演算部120はそのフレームデータにて演算された相関データを出力する。この時の相関データは4つの領域に対応するデータが順次出力されるものとする。これらを、図14(a)〜(d)に示される各斜線部の領域において全て加算した相関データをそれぞれ、相関データJ〜相関データMとする。ここで、取得した相関データJ〜相関データMを参照し、各斜線部の領域における像ずれ量を算出する。図14(a)〜(d)に示す斜線部の領域の中から最も像ずれ量が小さい領域(相関データ)を選択する。ここでは、例として図14(a)の斜線部領域(相関データJ)が選択されたものとする。
次にステップS1206では、相関データJから算出された像ずれ量を予め設定した所定の閾値Bと比較する。像ずれ量が閾値Bより小さい場合には、ピントのずれが小さいと判断し、ステップS1207へ進む。像ずれ量が閾値Bより大きい場合には、ピントのずれが中程度と判断し、ステップS1214へ進む。
ステップS1214では、相関データFから算出したピントのずれ量を用いて、フォーカス駆動回路112を駆動する。即ち、CPU103はピントずれ量からフォーカス駆動距離を算出し、その情報をフォーカス駆動回路112に転送する。フォーカス駆動回路112は駆動距離情報に基づいてフォーカスアクチュエータ114の駆動を制御し、第3レンズ群119を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行う。その後ステップS1207へと進む。
ステップS1207では、CPU103は相関演算部120に対し、どの分割領域の相関データを出力するかを設定する。ここでは、前述したステップS1204にて選択された、図14(a)に示す斜線部の領域に含まれる、図15(a)〜(d)に示す4通りの斜線部の領域について相関データを出力する設定を行う。
次にステップS1208では、CPU103は相関演算部120に対し相関データ出力命令を行い、相関演算部120はそのフレームデータにて演算された相関データを出力する。この時の相関データは4つの領域に対応するデータが順次出力されるものとする。図15(a)〜(d)に示す分割領域の斜線部の相関データをそれぞれ、相関データN〜相関データQとする。ここで、取得した相関データN〜相関データQを参照し、各斜線部の領域における像ずれ量を算出する。図15(a)〜(d)に示す斜線部領域の中から最も像ずれ量が小さい領域を選択する。ここでは、例として図15(b)に示す斜線部の分割領域(相関データO)が選択されたものとする。
次にステップS1209では、相関データOから算出された像ずれ量を予め設定した所定の閾値Cと比較する。像ずれ量が閾値Cより小さい場合には、合焦と判断し、ステップS1210へ進む。像ずれ量が閾値Cより大きい場合には、ピントのずれが小さいと判断し、ステップS1215へ進む。
ステップS1215では、相関データOから算出したピントのずれ量を用いて、フォーカス駆動回路112を駆動する。即ち、CPU103はピントずれ量からフォーカス駆動距離を算出し、その情報をフォーカス駆動回路112に転送する。フォーカス駆動回路112は駆動距離情報に基づいてフォーカスアクチュエータ114の駆動を制御し、第3レンズ群119を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行う。その後ステップS1207へと進む。
ステップS1210では、CPU103は、操作部104に含まれる静止画撮影スイッチが押下されたか否かを判断する。静止画撮影スイッチが押下された場合にはステップS1211にて、動画撮影を中断し、静止画撮影を行う。その後、動画撮影を再開し、ステップS1212に進む。静止画スイッチが押下されない場合にはそのままステップS1212に進む。
ステップS1212では、CPU103は、前述した動画撮影スイッチが押下されたか否かを判断し、押下された場合には、動画撮影を終了する。動画撮影スイッチが押下されていない場合にはステップS1200へと戻り、AFスイッチの押下を判断する。
以上述べた本実施例によれば、画像の広い範囲において検出領域を指定し、相関データ取得毎に指定された領域について相関データを加算して出力する構成により、動作状況に応じたより多くの領域パターンの相関データを得ることが可能となる。これによりサーチモードのAF等では、少ないフレームでより多くの領域の焦点検出と、遠近競合等の対応が可能であり、合焦までの時間を短縮することができる。また、分割された領域毎の相関データのみメモリに格納するので、メモリの規模を抑えることができ、出力する領域のパターンを増やすことができる。
本実施例では、AFサーチモード時の動作について述べたがこの限りではない。AFモードを複数持ち、モードによって相関データ取得時の加算する領域を変更する構成でもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
上述した実施形態において図8および12に示した各処理は、各処理の機能を実現する為のプログラムをメモリから読み出してCPU103が実行することによりその機能を実現させるものである。
尚、上述した構成に限定されるものではなく、図8および12に示した各処理の全部または一部の機能を、専用のハードウェアにより実現してもよい。また、上述したメモリは、光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記憶媒体、RAM以外の揮発性のメモリであってもよい。また、それらの組合せによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記憶媒体より構成されてもよい。
また、図8および12に示した各処理の機能を実現する為のプログラムをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録して、この記憶媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各処理を行っても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。具体的には、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含む。
また、「コンピュータ読み取り可能な記憶媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記憶媒体」とは、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。例えば、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発メモリ(RAM)も含む。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現する為のものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。

Claims (16)

  1. 被写体の光学像を形成する撮影光学系の瞳分割手段を有する撮像手段により得られた前記被写体の画素データを取得する取得手段と、
    複数の分割領域に分割された焦点検出領域と、焦点検出領域においてピント状態を判定するための複数の異なる第1の領域を設定する設定手段と、
    前記画素データを用いて、各分割領域の被写体像について第1の相関データを演算する演算手段と、
    前記第1の相関データを分割領域ごとに保持するメモリと、
    各第1の領域に含まれる前記分割領域の第1の相関データを前記メモリから読み出して加算することで、各第1の領域の第2の相関データを生成する生成手段と、
    前記生成された各第1の領域の第2の相関データに基づいて、所定の順序で前記複数の第1の領域のピント状態を判定する判定手段、
    を備えることを特徴とする焦点検出装置。
  2. 前記設定手段は、異なる数の分割領域を含む複数の第1の領域を設定し、前記演算手段は、1フレームの画素データから各分割領域の第1の相関データを演算し、前記判定手段は、前記1フレームの画素データから演算された第1の相関データから生成された第2の相関データに基づいて、前記複数の第1の領域のピント状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  3. 前記複数の異なる第1の領域は、異なる数の分割領域を含む領域であり、前記設定手段は、同数の分割領域を含む複数の第2の領域を、前記焦点検出領域の異なる位置に設定し、前記生成手段は前記第2の相関データに基づいて、前記複数の第2の領域のいずれかを前記第1の領域の一つとして選択し、前記判定手段は、前記選択された第1の領域のピント状態を、対応する第2の相関データに基づいて判定することを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  4. 前記判定手段は、前記第2の相関データに基づいて前記被写体の画像の像ずれ量を検出し、前記像ずれ量と所定の値とを比較することでピント状態を判定し、前記焦点検出手段は、前記判定の結果に従って、前記像ずれ量に基づいた焦点調節を行う焦点調節手段をさらに備え、前記焦点調節手段が焦点調節を行ったときは、前記取得手段は新たなフレームの画素データを取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の焦点検出装置。
  5. 前記判定手段は、前記像ずれ量が前記所定の値より小さい時は、前記焦点調節手段による焦点調節を行わずに、次の第1の領域のピント状態の判定をすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の焦点検出装置。
  6. 前記焦点検出手段は、異なる焦点検出モードを有し、前記設定手段は、前記焦点検出モードに従って前記第1の領域の設定を変更することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の焦点検出装置。
  7. 被写体の光学像を形成する撮影光学系と、前記撮影光学系の瞳分割手段を有し、前記瞳分割手段で得られる前記撮影光学系の異なる射出瞳を通過した前記被写体の各光学像に対応する画素データを出力する撮像手段と、
    前記画素データを取得して焦点検出を行う、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の焦点検出装置と、
    前記焦点調節手段により制御され、前記撮影光学系を駆動する駆動手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  8. 前記瞳分割手段は、複数のマイクロレンズを二次元に配列したマイクロレンズアレイであり、前記撮像手段は、前記画素アレイ領域に二次元に配列された複数の画素を有し、各画素は、各マイクロレンズに対して分割された複数の光電変換手段を含み、前記複数の光電変換手段は、前記撮影光学系の射出瞳の第1の領域を通って瞳分割された光束を受光するための第1の光電変換部と、第1の領域からずれた第2の領域を通って瞳分割された光束を受光するための第2の光電変換部とを構成することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記瞳分割手段は、複数のマイクロレンズを二次元に配列したマイクロレンズアレイであり、前記撮像手段は、前記画素アレイ領域に二次元に配列された複数の画素を有し、前記複数の画素は、前記撮像光学系の射出瞳の第1の領域を通って瞳分割された光束のみを受光するための第1の光電変換手段を含む第1の画素と、前記射出瞳の第1の領域からずれた第2の領域を通って瞳分割された光束のみを受光するための第2の光電変換手段を含む第2の画素を含むことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  10. 前記第1の光電変換部を構成する光電変換手段の画素信号を加算した前記第1の画像データを生成し、前記第2の光電変換部を構成する光電変換手段の画素信号を加算して前記第2の画像データを生成する画像処理手段をさらに備え、前記取得手段は、前記画素データとして前記第1の画像データおよび第2の画像データを取得することを特徴とする請求項8又は9に記載の撮像装置。
  11. 前記焦点検出装置の有する前記焦点検出モードを設定する手段をさらに備えることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の撮像装置。
  12. 被写体の光学像を形成する撮影光学系の瞳分割手段を有する撮像手段により得られた前記被写体の画素データに基づいて焦点検出を行う焦点検出方法において、
    前記画素データを取得する取得ステップと、
    複数の分割領域に分割された焦点検出領域と、焦点検出領域においてピント状態を判定するための複数の異なる第1の領域を設定する設定ステップと、
    前記画素データを用いて各分割領域の被写体像について第1の相関データを演算し、前記第1の相関データを分割領域ごとにメモリに保持する演算ステップと、
    各第1の領域に含まれる前記分割領域の第1の相関データを前記メモリから読み出して加算して各第1の領域の第2の相関データを生成する生成ステップと、
    前記生成された各第1の領域の第2の相関データに基づいて、所定の順序で前記複数の第1の領域のピント状態を判定する判定ステップ、
    を備えることを特徴とする焦点検出方法。
  13. 被写体の光学像を形成する撮影光学系の瞳分割手段を有する撮像手段により得られた前記被写体の画素データに基づいて焦点検出を行う焦点検出装置を制御するためのプログラムであり、
    コンピュータを、
    前記画素データを取得する取得手段、
    複数の分割領域に分割された焦点検出領域と、焦点検出領域においてピント状態を判定するための複数の異なる第1の領域を設定する設定手段、
    前記画素データを用いて各分割領域の被写体像について第1の相関データを演算し、前記第1の相関データを分割領域ごとにメモリと保持する演算手段、
    各第1の領域に含まれる前記分割領域の第1の相関データを前記メモリから読み出して加算することで、各第1の領域の第2の相関データを生成する生成手段、
    前記生成された各第1の領域の第2の相関データに基づいて、所定の順序で前記複数の第1の領域のピント状態を判定する判定手段、
    として機能させるプログラム。
  14. 請求項13のプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  15. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか一項に記載された焦点検出装置の各手段として機能させるプログラム。
  16. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか一項に記載された焦点検出装置の各手段として機能させるプログラムを格納した記憶媒体。
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