JP2014211263A - 蒸気圧縮式冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数の増加を抑制し、かつ、吐出温度の上昇を抑制可能な蒸気圧縮式冷凍機を提供する。【解決手段】 第2減圧装置13にて減圧された気液二相状態の冷媒を圧縮過程の圧縮装置9に注入する。これにより、第1圧縮装置9Aによる第1圧縮過程で圧縮されて温度が上昇した冷媒は、注入された液相冷媒が蒸発することにより冷却される。そして、第1圧縮装置9Aから吐出した気相冷媒、並びに注入された気相冷媒及び注入により蒸発して気化した冷媒は、第2圧縮装置9Bに吸引されて高圧熱交換器3側に吐出される。このため、第2圧縮装置9Bに吸引される気相冷媒の加熱度が小さくなるので、第2圧縮過程を経て圧縮装置9から吐出される冷媒の温度が大きく上昇してしまうことを抑制できる。【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータ等の電気発熱体を冷却するための蒸気圧縮式冷凍装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の発明では、気相冷媒を圧縮過程に注入する場合と、液相冷媒を圧縮過程に注入する場合とを、圧縮機から吐出された冷媒温度に基づいて切替制御している。なお、圧縮過程に冷媒を「注入する」ことを「インジェクション」ともいう。
特開平5−302760号公報
特許文献1では、液相冷媒を圧縮過程に注入することにより、圧縮装置の吐出温度が上昇することを抑制している。しかし、注入対象となる冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する必要がある。したがって、気液分離器を必要とするため、蒸気圧縮式冷凍機の部品点数の増加を招いてしまう。
本発明は、上記点に鑑み、部品点数の増加を抑制し、かつ、吐出温度の上昇を抑制可能な蒸気圧縮式冷凍機を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍装置において、高圧の冷媒を冷却する高圧熱交換器(3)と、高圧熱交換器(3)にて冷却された高圧の冷媒を減圧する第1減圧装置(5)と、第1減圧装置(5)にて減圧された低圧の冷媒を蒸発させる低圧熱交換器(7)と、低圧の冷媒を圧縮して高圧熱交換器(3)側に吐出する圧縮装置であって、気液二相状態の冷媒が圧縮過程で注入される圧縮装置(9)とを備えることを特徴とする。
なお、以下、圧縮過程で注入される気液二相状態の冷媒を注入冷媒という。注入冷媒が注入される前の圧縮過程を第1圧縮過程と呼ぶ。注入冷媒が注入された後の圧縮過程を第2圧縮過程と呼ぶ。
そして、本発明では、気液分離器等を設けることなく、圧縮過程に液相冷媒を注入できる。第1圧縮過程で圧縮されて温度が上昇した冷媒は、注入された液相冷媒により冷却される。
このため、第2圧縮過程を経て圧縮装置(9)から吐出される冷媒の温度が上昇してしまうことを抑制できる。したがって、外気温度が高い夏場等、大きな冷凍能力が必要とする場合に、圧縮装置(9)の吐出圧力が上昇した場合であっても、吐出温度が大きく上昇することを抑制できる。
また、液相冷媒と共に気相冷媒も圧縮過程に注入されるので、いわゆる「ガスインジェクション冷凍機」と同様に、蒸気圧縮式冷凍機の効率を向上させることができる。つまり、本発明では、部品点数の増加、及び吐出温度の上昇を抑制しつつ、大きな冷凍能力が必要とする場合であっても、効率的に蒸気圧縮式冷凍機を運転させることができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍機の模式図である。 本発明に係る蒸気圧縮式冷凍機の作動を示すp−h線図である。 本発明の第2実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍機の模式図である。 本発明の第3実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍機の模式図である。 本発明の第3実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍機の制御系ブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍機の制御フローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍機の模式図である。 本発明の第4実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍機の制御フローチャートである。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
本実施形態は、高圧側圧力が冷媒の臨界圧力より低い圧力にて運転される蒸気圧縮式冷凍機に本発明を適用したものである。当該蒸気圧縮式冷凍機は、室内空気を冷却することにより、コンピュータ等の電気発熱体を間接的に冷却する。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「複数」や「2つ以上」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。
(第1実施形態)
1.蒸気圧縮式冷凍機の構成等
本実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍機1は、図1に示すように、高圧熱交換器3、第1減圧装置5、低圧熱交換器7及び圧縮装置9等を備えている。高圧熱交換器3は、圧縮装置9から吐出された高圧の冷媒(以下、吐出冷媒ともいう。)を冷却する。
つまり、高圧熱交換器3は、室外空気と吐出冷媒とを熱交換して、吐出冷媒を冷却する。なお、本実施形態では、図2に示すp−h線図(モリエル線図ともいう。)に示されるように、吐出冷媒の圧力は、冷媒の臨界圧力より小さい。このため、気相状態の吐出冷媒は、高圧熱交換器3にて冷却されて凝縮(液化)する。
第1減圧装置5は、図1に示すように、高圧熱交換器3にて冷却された高圧の冷媒を減圧する。通常、高圧熱交換器3から流出する冷媒の過冷却度は、図2に示すように、0(ゼロ)又は小さい。このため、第1減圧装置5にて減圧された冷媒は、通常、気液二相状態となっている。
低圧熱交換器7では、第1減圧装置5にて減圧された低圧の液相冷媒を蒸発させる。つまり、低圧熱交換器7では、室内に供給される空気と第1減圧装置5にて減圧された冷媒とを熱交換することにより、主に液相冷媒を蒸発(気化)させて当該空気を冷却する。
圧縮装置9は、低圧の冷媒を圧縮して高圧熱交換器3側に吐出する。当該圧縮装置9は、図1に示すように、第1圧縮装置9A及び第2圧縮装置9Bを有する。第1圧縮装置9Aは、低圧熱交換器7から流出する冷媒のうち気相冷媒を吸引して圧縮する。このため、第1圧縮装置9Aの吸入側には、気液分離器11が設けられている。
気液分離器11は、低圧熱交換器7から流出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離するとともに、分離された液相冷媒を蓄える。このため、必要とされる冷凍能力(冷媒負荷ともいう。)が小さいときには、余剰冷媒が液相冷媒として気液分離器11に蓄えられる。そして、冷房負荷が大きくなると、気液分離器11に貯留している液相冷媒が蒸発し、蒸気圧縮式冷凍機1内を循環する冷媒量が増大して冷凍能力が大きくなる。
第2圧縮装置9Bは、第1圧縮装置9Aから吐出された冷媒、及び第2減圧装置13にて減圧された冷媒を吸入して圧縮する。そして、第2圧縮装置9Bから吐出する冷媒が、上記の吐出冷媒として高圧熱交換器3に流入する。
第2圧縮装置9Bは、電動モータ(図示せず。)により駆動される固定容量方式の圧縮機により構成されている。なお、固定容量方式とは、圧縮機が1回転する際に吐出される理論吐出量が一定の圧縮機をいう。このため、単位時間当たりに吐出される理論吐出量は、電動モータ、つまり第2圧縮装置9Bの回転数に比例する。
第2圧縮装置用制御部15は、第2圧縮装置9B、つまり上記電動モータの回転数を制御する。なお、第2圧縮装置用制御部15は、CPU、ROM及びROM等を有するマイクロコンピュータにて構成されている。そして、第2圧縮装置用制御部15、つまりCPUは、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されたプログラムに従って制御を実行する。
圧力検出器15Aは、高圧熱交換器3に流入する冷媒、つまり吐出冷媒の圧力を検出する。そして、第2圧縮装置用制御部15は、圧力検出器15Aにより検出された圧力に基づいて第2圧縮装置9Bの作動を制御する。
すなわち、第2圧縮装置用制御部15は、第2圧縮装置9Bの吐出圧、つまり圧力検出器15Aに検出された圧力が予め設定された所定圧力以下となるように、単位時間当たりに第2圧縮装置9Bから吐出される理論吐出量を可変制御する。
なお、「第2圧縮装置9Bの吐出圧が所定圧力以下となるように、単位時間当たりに第2圧縮装置9Bから吐出される理論吐出量を可変制御する」とは、具体的には、例えば、以下の通りである。
第2圧縮装置9Bの吐出圧が所定圧力を超えている場合に、第2圧縮装置用制御部15は、現在の第2圧縮装置9Bの回転数を予め設定された回転数ΔNだけ低下させた後、第2圧縮装置9Bの吐出圧を再び検出する。
このとき、第2圧縮装置9Bの吐出圧が所定圧力以下となった場合には、第2圧縮装置用制御部15は、変更後の回転数を維持する。第2圧縮装置9Bの吐出圧が所定圧力を超えている場合には、第2圧縮装置用制御部15は、再び、現在の第2圧縮装置9Bの回転数を回転数ΔNだけ低下させた後、第2圧縮装置9Bの吐出圧を再び検出する。
そして、第2圧縮装置9Bの吐出圧が所定圧力以下となった場合には、第2圧縮装置用制御部15は、変更後の回転数を維持する。第2圧縮装置9Bの吐出圧が所定圧力を超えている場合には、第2圧縮装置用制御部15は、更に、現在の第2圧縮装置9Bの回転数を回転数ΔNだけ低下させた後、第2圧縮装置9Bの吐出圧を再び検出する。
このように、第2圧縮装置用制御部15は、第2圧縮装置9Bの吐出圧が所定圧力以下となるまで第2圧縮装置9Bの回転数を回転数ΔNだけ低下させ続ける。
第2減圧装置13は、高圧熱交換器3にて冷却された高圧の冷媒を、第1減圧装置5にて減圧された冷媒の圧力より高い圧力まで減圧する。上述したように、高圧熱交換器3から流出する冷媒の過冷却度は、0(ゼロ)又は小さい。
このため、第2減圧装置13にて減圧された冷媒も、第1減圧装置5にて減圧された冷媒と同様に気液二相状態となっている。つまり、圧縮装置9には、気液二相状態の冷媒が圧縮過程で注入される。
第2減圧装置13は、可変絞り装置(図示せず。)、吐出冷媒温度検出器13A、及び第2減圧装置用制御部13B等を有している。可変絞り装置は、絞り開度を変更調節する電気式のアクチュエータ(図示せず。)を有する。吐出冷媒温度検出器13Aは、高圧熱交換器3に流入する冷媒、つまり吐出冷媒の温度を検出する。
第2減圧装置用制御部13Bは、吐出冷媒温度検出器13Aにより検出された温度に基づいて、可変絞り装置、つまり上記アクチュエータの作動を制御して第2減圧装置13の絞り開度を変更する。
すなわち、第2減圧装置用制御部13Bは、高圧熱交換器3に流入する冷媒の温度、つまり吐出冷媒温度検出器13Aの検出温度が、予め設定された所定温度以下となる圧力まで冷媒を減圧する。なお、上記「所定温度」は、蒸気圧縮式冷凍機1の高圧側における耐熱温度等に基づいて適宜決定される温度である。
なお、第1減圧装置5も第2減圧装置13と同様な構成である。すなわち、第2減圧装置13は、可変絞り装置(図示せず。)、加熱度検出器5A、及び第1減圧装置用制御部5B等を有している。
可変絞り装置は、絞り開度を変更調節する電気式のアクチュエータ(図示せず。)を有する。加熱度検出器5Aは、低圧熱交換器7から流出する冷媒の温度を検出する。第1減圧装置用制御部5Bは、加熱度検出器5Aにより検出された温度に基づいて、低圧熱交換器7から流出する冷媒の加熱度が、0以上の値であって予め設定された所定の値となるように第1減圧装置5の絞り開度を制御する。
第1減圧装置用制御部5B及び第2減圧装置用制御部13Bは、共に、CPU、ROM及びROM等を有するマイクロコンピュータにて構成されている。そして、両制御部5B、13Bは、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されたプログラムに従って制御を実行する。
2.本実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍機の特徴
本実施形態では、図1に示すように、第2減圧装置13にて減圧された気液二相状態の冷媒が、気液分離器等を経由することなく、圧縮過程の圧縮装置9に注入される。このため、第1圧縮装置9Aによる第1圧縮過程で圧縮されて温度が上昇した冷媒は、注入された液相冷媒が蒸発することにより冷却される。
そして、第1圧縮装置9Aから吐出した気相冷媒、並びに注入された気相冷媒及び注入により蒸発して気化した冷媒は、第2圧縮装置9Bに吸引されて高圧熱交換器3側に吐出される。
このため、図2のA部に示されるように、第2圧縮装置9Bに吸引される気相冷媒の加熱度が小さくなるので、第2圧縮過程を経て圧縮装置9から吐出される冷媒の温度が大きく上昇してしまうことを抑制できる。したがって、外気温度が高い夏場等、大きな冷凍能力が必要とする場合に、圧縮装置9の吐出圧力が上昇した場合であっても、吐出温度が大きく上昇することを抑制できる。
また、液相冷媒と共に気相冷媒も圧縮過程に注入されるので、いわゆる「ガスインジェクション冷凍機」と同様に、蒸気圧縮式冷凍機の効率を向上させることができる。つまり、本発明では、部品点数の増加、及び吐出温度の上昇を抑制しつつ、大きな冷凍能力が必要とする場合であっても、効率的に蒸気圧縮式冷凍機1を運転させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、第2圧縮装置9Bの吸入圧も考慮して第2減圧装置13の絞り開度及び第2圧縮装置9Bの回転数を制御するものである。具体的には、図3に示すように、第2圧縮装置9Bに吸入される冷媒の圧力を検出する第2圧力検出器15Bが設けられている。なお、以下、圧力検出器15Aを第1圧力検出器15Aという。
本実施形態に係る第2圧縮装置用制御部15は、第1圧力検出器15Aにより検出された吐出圧と第2圧力検出器15Bにより検出された吸入圧との圧力比又は圧力差を利用して吐出圧を予め設定された所定圧力以下となるように第2圧縮装置9Bの回転数を制御する。なお、「圧力比」とは、圧縮機の吐出圧と吸入圧との比をいう。
すなわち、本実施形態では、吐出圧及び圧力比と第2圧縮装置9Bの回転数と関係がマップ又は関数値等の形式でROMに記憶されている。第2圧縮装置用制御部15は、第1圧力検出器15A及び第2圧力検出器15Bにより検出された圧力から算出された圧力比及び上記マップ等に基づいて回転数を決定し、第2圧縮装置9Bを制御する。
本実施形態では、第2減圧装置用制御部13Bにも第2圧力検出器15Bの検出信号が入力されている。第2減圧装置用制御部13Bは、圧力比が予め設定された許容最低圧力比以上となる範囲において、高圧熱交換器3に流入する冷媒、つまり第2圧縮装置9Bから吐出する吐出冷媒の温度が、予め設定された所定温度以下となる圧力まで冷媒を減圧する。
許容最低圧力比とは、各圧縮装置等の仕様により決まる圧力比であって、当該圧力比より小さい圧力比にて圧縮装置を運転することができない圧力比をいう。本実施形態に係る第2圧縮装置9Bの許容最低圧力比は約1.2である。
そして、本実施形態に係る第2減圧装置用制御部13Bは、吐出冷媒の温度が上記所定温度以下となる圧力まで冷媒を減圧すると、圧力比が許容最低圧力比より小さくなると判断したときは(以下、この判断をしたときを限界判断という。)、圧力比が許容最低圧力比となるまで冷媒を減圧する。
したがって、第2減圧装置用制御部13Bは、限界判断をしたときには、吐出冷媒温度の制御より第2圧縮装置9Bの稼働を優先する。これは、圧力比が許容最低圧力比より小さくなると、事実上、第2圧縮装置9Bが停止して冷媒に循環が滞るため、蒸気圧縮式冷凍機1が停止するからである。
第2減圧装置用制御部13Bは、限界判断していないとき、つまり、圧力比が許容最低圧力比以上となると判断したときには、吐出冷媒の温度が上記所定温度以下となる圧力まで冷媒を減圧する。
なお、図3では、第2圧縮装置用制御部15、第2減圧装置用制御部13B及び第1減圧装置用制御部5Bが別々に記載されているが、後述する第3実施形態と同様に、第2圧縮装置用制御部15、第2減圧装置用制御部13B及び第1減圧装置用制御部5Bを統合して1つの制御部としてもよい。
(第3実施形態)
1.蒸気圧縮式冷凍機の概要
第1実施形態では、第2圧縮装置9Bの回転数を制御することにより、第2圧縮装置9Bの吐出圧を予め設定された所定圧力以下とした。
これに対して、本実施形態は、図4に示すように、直列に繋がれた複数の圧縮機9C〜9Eにより第2圧縮装置9B構成し、かつ、冷媒を注入する圧縮過程の位置(以下、当該位置を「注入圧力」という。)及びタイミングを制御することにより、第2圧縮装置9Bの吐出圧を予め設定された所定圧力以下とするものである。
すなわち、本実施形態に係る第2圧縮装置9Bは、複数の圧縮機9C〜9E、分配器9J、及び複数のバルブ9F〜9Hを有している。分配器9Jは、圧縮装置9に注入される冷媒を複数の圧縮機9C〜9Eに分配する。
複数のバルブ9F〜9Hは、分配器9Jから複数の圧縮機9C〜9Eに至る各冷媒通路L1〜L3を開閉する。つまり、複数のバルブ9F〜9Hのうち開かれたバルブに対応する注入圧力にて冷媒が圧縮過程の圧縮装置9に注入される。
そして、第2圧縮装置用制御部15及び第2減圧装置用制御部13Bが互いに協働して、第2圧縮装置9Bの吐出圧、つまり、圧縮機9Eの吐出圧を予め設定された所定圧力以下となるように、第2減圧装置13の絞り開度、複数の圧縮機9C〜9Eの回転数、及び複数のバルブ9F〜9Hそれぞれの開閉を制御する。
2.第2圧縮装置用制御部及び第2減圧装置用制御部の制御例
本実施形態では、少なくとも第2圧縮装置用制御部15及び第2減圧装置用制御部13Bは、1つの制御装置(以下、制御装置15と記す。)となっている。つまり、制御装置15をなすコンピュータは、図5に示すように、CPU、RAM及びROM等を有している。そして、複数のバルブ9F〜9Hの開閉等を制御するプログラムは、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されている。
制御装置15には、圧力検出器15A、外気温検出器17A、吹出空気温検出器17B、及び吐出冷媒温度検出器13Aの検出信号が入力されている。制御装置15は、これら検出器15A、17A〜17Cの信号を利用して予め設定された制御手順(プログラム)に従って第2減圧装置13の絞り開度、複数の圧縮機9C〜9Eの回転数、及び複数のバルブ9F〜9Hそれぞれの開閉を制御する。
圧力検出器15Aは高圧熱交換器3に流入する冷媒の圧力を検出する。外気温検出器17Aは、室外空気、つまり吐出冷媒を冷却する空気の温度を検出する。吹出空気温検出器17Bは、低圧熱交換器7にて冷却された室内空気の温度を検出する。吐出冷媒温度検出器13Aは、圧縮装置9、つまり圧縮機9Eから吐出する冷媒の温度を検出する。
図6は、制御装置15で実行される制御の一例を示すフローチャートである。この制御は、不揮発性記憶部に記憶されているプログラムが読み込まれてCPUで実行される。そして、当該プログラムが読み込まれると、先ず、吹出空気温検出器17Bにより検出された吹き出し温度T1と予め設定された目標とする室内空気温度Toとの温度差ΔTが演算される(S10)。
次に、上記温度差ΔTに基づいて第1圧縮装置9Aの回転数(以下、目標回転数Neという。)が決定されるとともに、第1圧縮装置9Aの回転数が当該目標回転数Neに制御される(S20)。なお、目標回転数Neは、温度差ΔTの関数値として予めROMに記憶されている。
その後、目標回転数Ne及び外気温検出器17Aにより検出された外気温度T2をパラメータとして、目標とする吐出冷媒圧力(以下、目標圧力HPoという。)、及び目標とする吐出冷媒温度(以下、目標温度HToという。)が決定される(S30)。なお、目標圧力HPo及び目標温度HToは、目標回転数Ne及び外気温度T2の関数値としてROMに予め記憶されている。
次に、目標温度HToに基づいて複数のバルブ9F〜9Hのうちいずれのバルブを開き、他のバルブを閉じるか、又は全てのバルブ9F〜9Hを閉じるかが決定された後、その決定内容に従って複数のバルブ9F〜9Hの開閉が制御される(S40)。なお、本実施形態では、複数のバルブ9F〜9Hの1つのバルブのみが開き、他のバルブは閉じるように制御される。
具体的には、各バルブ9F〜9Hは、以下のように開閉制御される。すなわち、目標温度HToと吐出冷媒温度検出器13Aに検出された吐出冷媒温度との温度差が、予め決められた第1所定温度差より大きい場合には、バルブ9Fが開かれ、バルブ9G、9Hが閉じられる。
上記の温度差が予め決められた第2所定温度差より小さい場合には、バルブ9Hが開かれ、バルブ9F、9Gが閉じられる。上記の温度差が第1所定温度差以下であって、第2所定温度差以上の場合には、バルブ9Gが開かれ、バルブ9F、9Hが閉じられる。なお、第2所定温度は第1所定温度差より小さい値である。
複数のバルブ9F〜9Hのうちいずれのバルブを開くかが決定されると(S40)、第2減圧装置13の絞り開度は、高圧熱交換器3から流出した冷媒を、その開かれるバルブに対応した注入圧力まで減圧可能な開度に制御される(S50)。なお、全てのバルブ9F〜9Hを閉じると決定されたときには、第2減圧装置13は全閉又は最小絞り開度となる。
そして、全てのバルブ9F〜9Hを閉じると決定されたときには、第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eは、(a)第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eでの回転数が同一となり、かつ、(b)圧縮装置9、つまり圧縮機9Eから吐出される冷媒圧力が目標圧力HPoとなるように回転数が制御される(S60)。
したがって、第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eの理論吐出量が全て同一の場合には、S60においては、第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eは全て同一回転数となる。
バルブ9Fのみ開き、他のバルブ9G、9Hを閉じると決定されたときには、(a)圧縮機9C〜9Eでの回転数が同一となり、かつ、(b)圧縮機9Eから吐出される冷媒圧力が目標圧力HPoとなるように回転数が制御される(S70)。
つまり、第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eの理論吐出量が全て同一の場合には、S70においては、少なくとも圧縮機9C〜9Eは同一回転数となる。
バルブ9Gのみ開き、他のバルブ9F、9Hを閉じると決定されたときには、(a)第1圧縮装置9A及び圧縮機9Cの回転数が同一となり、(b)圧縮機9D、9Eでの回転数が同一となり、かつ、(c)圧縮機9Eから吐出される冷媒圧力が目標圧力HPoとなるように回転数が制御される(S80)。
つまり、第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eの理論吐出量が全て同一の場合には、S80においては、第1圧縮装置9Aと圧縮機9Cと回転数は同一であり、圧縮機9D、9Eの回転数は同一となる。
バルブ9Hのみ開き、他のバルブ9F、9Gを閉じると決定されたときには、(a)第1圧縮装置9A、圧縮機9C、9Dでの回転数が同一となり、かつ、(b)圧縮機9Eから吐出される冷媒圧力が目標圧力HPoとなるように回転数が制御される(S90)。
つまり、第1圧縮装置9A及び圧縮機9C、9Dの理論吐出量が全て同一の場合には、S90においては、第1圧縮装置9A及び圧縮機9C、9Dは同一回転数となる。
S60〜S90の処理が終了すると、圧力検出器15Aにより検出された圧力(以下、吐出圧という。)が目標圧力HPoより小さいか否かが判定される(S100)。吐出圧が目標圧力HPo以上であると判定された場合には(S100:NO)、S50が実行される。吐出圧が目標圧力HPoより小さいと判定された場合には(S100:YES)、S10が実行される。
(第4実施形態)
本実施形態は、第3実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍機1において、第2実施形態と同様に、第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eの吸入圧も考慮して第2減圧装置13の絞り開度、並びに第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eの回転数を制御するものである。
すなわち、本実施形態では、図7に示すように、第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eの各吸入側に吸入圧を検出する圧力検出器15C〜15Fが設けられている。圧縮機9C、9Dの吐出側に吐出圧を検出する圧力検出器15G、15Hが設けられている。
なお、圧力検出器15D〜15Fは第2実施形態に係る第2圧力検出器15Bに相当する。圧力検出器15D〜15Hの検出信号は、第2圧縮装置用制御部15及び第2減圧装置用制御部13Bに入力されている。
なお、図8は、本実施形態に係る制御装置15で実行される制御の一例を示すフローチャートである。図8では、第3実施形態、つまり図6と同じ制御ステップは同じステップ番号が付されている。以下、図8において、第3実施形態と異なる箇所のみ説明する。
制御装置15、つまり第2減圧装置用制御部13Bは、図8のS50においては、第2実施形態と同様に、圧縮機9C〜9E圧力比が許容最低圧力比以上となる範囲において、吐出冷媒の温度が所定温度以下となる圧力まで冷媒を減圧する。
第2圧縮装置用制御部15及び第1圧縮装置9Aを制御する制御部(図示せず。)は、図8のS60、S70、S90及びS90においては、第2実施形態と同様に、ROM等に予め記憶されている吐出圧及び圧力比と回転数と関係を示すマップ等、並びに検出された圧力比に基づいて回転数を決定し、第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eを制御する。
具体的には、S60では、第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eでの圧力比が同一となり、かつ、圧縮機9Eから吐出される冷媒圧力が目標圧力HPoとなるように回転数が制御される。S70では、圧縮機9C〜9Eでの圧力比が同一となり、かつ、圧縮機9Eから吐出される冷媒圧力が目標圧力HPoとなるように回転数が制御される。
S80では、第1圧縮装置9A及び圧縮機9Cの圧力比が同一となり、圧縮機9D、9Eでの圧力比が同一となり、かつ、圧縮機9Eから吐出される冷媒圧力が目標圧力HPoとなるように回転数が制御される。S90では、第1圧縮装置9A、圧縮機9C、9Dでの圧力比が同一となり、かつ、圧縮機9Eから吐出される冷媒圧力が目標圧力HPoとなるように回転数が制御される。
なお、S60〜S90の処理において決定された第1圧縮装置9A及び圧縮機9C〜9Eの圧力比が許容最低圧力比より小さい場合には、第1圧縮装置9A等は、許容最低圧力比に相当する回転数に制御される。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、固定容量式の圧縮機に第2圧縮装置9Bを構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変容量式の圧縮機にて第2圧縮装置9Bを構成してもよい。
上述の実施形態では、複数の圧縮装置9A、9Bにて圧縮装置9を構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、インジェクションポートを備える1台の圧縮機にて圧縮装置9を構成してもよい。なお、圧縮装置9の形式は、不問である。つまり、レシプロ方式、ロータリ方式、ベーン方式及びスクロール方式等のいずれの方式であってもよい。
上述の実施形態では、第1減圧装置5及び第2減圧装置13は、絞り開度を変更可能な可変絞りであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばキャピラリーチューブ等の固定絞りやポンプ作用を兼ね備えるエジェクタを減圧装置として用いてもよい。
上述の実施形態では、本発明に係る蒸気圧縮式冷凍機を空調装置に適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、コンピュータ等の電気発熱体を冷媒や冷却水等の流体を電器発熱体に循環させて冷却する方式にも適用できる。
上述の実施形態では、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力より低くかったが、本発明はこれに限定されるものではなく、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以上となる超臨界冷凍機にも適用できる。なお、超臨界冷凍機においては、高圧熱交換器3にて冷媒は凝縮しない。
第2及び第4実施形態では、圧力比を利用して第2圧縮装置9B及び第2減圧装置13を制御したが、本発明はこれに限定されるものではなく、吐出圧と吸入圧との圧力差を利用して第2圧縮装置9B及び第2減圧装置13を制御してもよい。
すなわち、吐出圧、吐出冷媒温度及び圧力差と第2圧縮装置9Bの回転数と関係がマップ又は関数値等の形式でROMに記憶されている。そして、第2減圧装置用制御部13B及び第2圧縮装置用制御部15は、上記マップ等に基づいて絞り開度及び回転数を決定した後、第2圧縮装置9B及び第2減圧装置13を制御する。
本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 蒸気圧縮式冷凍機 3… 高圧熱交換器 5… 第1減圧装置
7… 低圧熱交換器 9… 圧縮装置 9A… 第1圧縮装置
9B… 第2圧縮装置 11… 気液分離器 13… 第2減圧装置

Claims (10)

  1. 低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍装置において、
    高圧の冷媒を冷却する高圧熱交換器と、
    前記高圧熱交換器にて冷却された高圧の冷媒を減圧する第1減圧装置と、
    前記第1減圧装置にて減圧された低圧の冷媒を蒸発させる低圧熱交換器と、
    低圧の冷媒を圧縮して前記高圧熱交換器側に吐出する圧縮装置であって、気液二相状態の冷媒が圧縮過程で注入される圧縮装置と
    を備えることを特徴とする蒸気圧縮式冷凍装置。
  2. 前記高圧熱交換器にて冷却された高圧の冷媒を、前記第1減圧装置にて減圧された冷媒の圧力より高い圧力まで減圧する第2減圧装置を備え、
    前記第2減圧装置にて減圧された気液二相状態の冷媒が前記圧縮装置に注入されることを特徴とする請求項1に記載の蒸気圧縮式冷凍装置。
  3. 前記第2減圧装置は、前記高圧熱交換器に流入する冷媒の温度が、予め設定された所定温度以下となる圧力まで冷媒を減圧する機能を有することを特徴とすることを特徴とする請求項2に記載の蒸気圧縮式冷凍装置。
  4. 前記第2減圧装置は、
    前記高圧熱交換器に流入する冷媒の温度を検出する温度検出器、及び
    前記温度検出器により検出された温度に基づいて、絞り開度を変更する第2減圧装置用制御部
    を有することを特徴とする請求項3に記載の蒸気圧縮式冷凍装置。
  5. 前記圧縮装置は、
    第1圧縮装置、並び
    前記第1圧縮装置から吐出された冷媒、及び前記注入される冷媒を吸入して圧縮する第2圧縮装置
    を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の蒸気圧縮式冷凍装置。
  6. 前記高圧熱交換器に流入する冷媒の圧力を検出する圧力検出器と、
    前記圧力検出器により検出された圧力に基づいて前記第2圧縮装置の作動を制御することにより、前記第2圧縮装置の吐出圧を予め設定された所定圧力以下とする第2圧縮装置用制御部と
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の蒸気圧縮式冷凍装置。
  7. 前記第2圧縮装置から吐出される冷媒の圧力を検出する第1圧力検出器と、
    前記第2圧縮装置に吸入される冷媒の圧力を検出する第2圧力検出器と、
    前記第2圧縮装置の作動を制御する第2圧縮装置用制御部であって、前記第1圧力検出器により検出された圧力と前記第2圧力検出器により検出された圧力との圧力差又は圧力比を利用して前記第1圧力検出器により検出された圧力を予め設定された所定圧力以下とする第2圧縮装置用制御部と
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の蒸気圧縮式冷凍装置。
  8. 前記第2減圧装置は、前記圧力比が予め設定された許容最低圧力比以上となる範囲において、前記高圧熱交換器に流入する冷媒の温度が、予め設定された所定温度以下となる圧力まで冷媒を減圧する機能を有することを特徴とすることを特徴とする請求項7に記載の蒸気圧縮式冷凍装置。
  9. 前記第2圧縮装置用制御部は、単位時間当たりに前記第2圧縮装置から吐出される理論吐出量を可変制御することを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の蒸気圧縮式冷凍装置。
  10. 前記第2圧縮装置は、
    複数の圧縮機、
    前記注入される冷媒を前記複数の圧縮機に分配する分配器、及び
    前記分配器から前記複数の圧縮機に至る各冷媒通路を開閉する複数のバルブを有し、
    前記第2圧縮装置用制御部は、前記複数のバルブそれぞれの開閉を制御することを請求項6ないし8のいずれか1項に記載の蒸気圧縮式冷凍装置。
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