JP2014209425A - 携帯端末装置 - Google Patents

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遼 福田
長谷川 昭
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昭 長谷川
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Eiji Nishimura
英士 西村
大平明典
Akinori Ohira
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Abstract

【課題】筐体の側面または端面から電池パックを挿脱できる構造を有し、且つ、筐体にデザイン上の制約を課さずに、電池パックを強固に保持することのできる携帯端末装置を提供すること。【解決手段】この携帯端末装置は、電池収容部を有する筐体と、前記筐体に設けられ、電池パックを厚み方向に垂直な向きで挿入可能な差込口と、前記差込口に差し込み可能なストッパー部品と、を具備し、前記ストッパー部品は、前記電池パックが前記電池収容部の奥まで挿入された状態で、前記差込口の内壁に係止されて前記電池パックの位置を規制する構成を採る。【選択図】図1

Description

本発明は、電池パックが内蔵される携帯端末装置に関する。
従来、所謂スマートフォンなど、前面に表示パネルを有する携帯端末装置がある。また、このような携帯端末装置において、装飾上または強度確保上の観点から、背面にもパネルが設けられることがある。このような構成では、筐体背面から電池パックを挿脱することが困難になるため、筐体の側面または端面から電池パックを挿脱(挿入および引き出し)する構成が採用される。
従来、筐体の側面または端面から電池パックを挿脱する構造を有する電子機器について、幾つか提案されている(例えば、特許文献1〜4を参照)。
特開2000−294208号公報 特開2004−296957号公報 特許第3451248号公報 特許第4366174号公報
筐体の側面または端面から電池パックを挿脱する構造では、電池パックの取り出し口の強度確保が難しいという課題がある。例えば、特許文献1の構造のように、電池パックが筐体の中で可動する構造を有していると、筐体に縦方向の衝撃が加わったときに、電池パックが動いて、電池パックが容易に装置から外れてしまう恐れがある。また、特許文献3、4には、電池パックの固定構造についての開示がなく、電池パックの固定構造は衝撃に弱いと考えられる。
また、特許文献2に開示のように、電池パックの取り出し口の周辺に、堅牢な固定具を設けた場合、取り出し口の周辺に厚み又はでっぱりが必要となるなど、装置が大型化し、デザイン上の制約が生じるという課題がある。
本発明の目的は、筐体の側面または端面から電池パックを挿脱できる構造を有し、且つ、筐体にデザイン上の制約を課さずに、電池パックを強固に保持することのできる携帯端末装置を提供することである。
本発明の一態様に係る携帯端末装置は、電池収容部を有する筐体と、前記筐体に設けられ、電池パックを厚み方向に垂直な向きで挿入可能な差込口と、前記差込口に差し込み可能なストッパー部品と、を具備し、前記ストッパー部品は、前記電池パックが前記電池収容部の奥まで挿入された状態で、前記差込口の内壁に係止されて前記電池パックの位置を規制する、構成を採る。
本発明によれば、電池パックを厚み方向に垂直な向きで挿脱可能とする構成を備え、且つ、筐体にデザイン上の制約を課すことなく、電池パックを強固に保持することが可能となる。
本発明の実施の形態1の携帯端末装置を示す分解斜視図 実施の形態1のストッパー部品を、背面側を上にして見た斜視図 実施の形態1のストッパー部品を、正面側を上にして見た斜視図 実施の形態1のストッパー部品の電池パックに対向する側を示す斜視図 電池パックの連結側を手前にして見た斜視図 実施の形態1のストッパー部品と電池パックとの連結部分を示す横断面図 実施の形態1のストッパー部品の接点周辺を示す縦断面図 実施の形態1のストッパー部品の係止爪の周辺を示す縦断面図 実施の形態1のストッパー部品の係止が解かれた状態を示す縦断面図 実施の形態1のストッパー部品と筐体枠部との連結構造を示す横断面図 変形例におけるキャップ部品とストッパー部品との分解斜視図 変形例におけるキャップ部品の固定構造を示す斜視図 変形例におけるキャップ部品の連結ピンの収容状態を示す横断面図 実施の形態2のストッパー部品の周辺を示す横断面図 実施の形態2のストッパー部品と電池パックとの係合部分を示す横断面図 実施の形態2のストッパー部品の係止爪の周辺を示す縦断面図 実施の形態2のストッパー部品の係止が解かれた状態を示す縦断面図 実施の形態3のストッパー部品を、正面側を上にして見た斜視図 実施の形態3の電池引き出しフックを、正面側を上にして見た斜視図 実施の形態3のストッパー部品の接点周辺を示す縦断面図 実施の形態3のストッパー部品の電池引き出しフック周辺を示す横断面図
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
<全体構成>
図1は、本発明の実施の形態1の携帯端末装置を示す分解斜視図である。以下では、表示パネル80が配置される側を装置正面、差込口21が配置される側を装置底面として、説明を行う。図1は、装置正面を下方、装置背面を上方に向けて分解した状態を示している。
実施の形態1の携帯端末装置1は、筐体背面となる背面パネル10と、筐体枠部20と、回路等が搭載される基板50と、電池パック60と、補強板70と、表示パネル80と、ストッパー部品30と、キャップ部品40とを備えている。
筐体枠部20は、装置の上下左右を囲う枠状の部材であり、例えば樹脂から構成されている。筐体枠部20は、背面(図1の上方)および正面(図1の下方)が開口され、底面側(図1の斜め前方)に電池パックを挿入する差込口21が設けられている。
背面パネル10は、強度が高く、装飾が施されたパネルであり、筐体枠部20の背面開口周縁の台座20aに固着される。
表示パネル80は、透明なパネル81の裏面に表示層82(例えば、液晶表示層、バックライト層など)が設けられたパネルである。パネル81は、筐体枠部20の正面開口周縁の台座に固着される。
特に制限されないが、この実施の形態では、筐体枠部20に背面パネル10と表示パネル80とが固定された構成が、内部に部品が収容される筐体となる。
基板50は、無線通信回路、演算処理回路、レシーバ&マイク、各種センサ、各種インターフェース、および、各種の機能モジュール等を搭載している。基板50は、電池パック60と一部が重なる寸法を有し、背面パネル10の近傍に配置されて、筐体枠部20に固定される。
補強板70は、表示パネル80の背面を保護し、且つ、装置の剛性を高くする部材であり、例えば板金から構成されている。補強板70は、表示パネル80の近傍に配置されて、筐体枠部20に固定される。特に制限されないが、補強板70には、電池パック60の片側を保持する保持枠71が形成されている。保持枠71は、その形状により、電池パック60を挿脱方向にスライド自在とし、それ以外の方向に対して電池パック60を拘束する。補強板70は、シャーシーとも呼ばれる。
電池パック60は、筐体枠部20の差込口21から挿脱可能な、一定の厚みを有する板形状(薄いブロック形状)をしている。すなわち、電池パック60は厚み方向に垂直な向きで、差込口21から筐体内の電池収容部へ挿入することができる。電池パック60は、筐体の電池収容部において、前面および背面のほぼ全域が基板50と補強板70とに挟まれて保持される。この構成により、携帯端末装置1の厚み方向の衝撃に対して、電池パック60を十分な強度で保護することができる。この構造により、厚み方向に新たな衝撃吸収構造を付加する必要がないので、携帯端末装置1の厚みが増すことを回避できる。
ストッパー部品30は、差込口21に差し込まれて、電池パック60の位置を規制する部材である。ストッパー部品30の詳細は後述する。
キャップ部品40は、ストッパー部品30の外側を覆って、外装および差込口21の防水を行う。キャップ部品40の詳細は後述する。
<ストッパー部品の全体構成>
図2は、ストッパー部品の背面側を上にして見た斜視図である。図3は、ストッパー部品の正面側を上にして見た斜視図である。図4は、ストッパー部品の電池パックと対向する側を示す斜視図である。
ストッパー部品30は、差込口21に差し込まれて差込口21を埋めるベース部31に、アンテナ32、係止爪33、レバー34、電極35、連結ピン36(筐体連結部に相当)、電池押え37、および、銘柄シール(情報標記部に相当)38等が設けられて構成される。
ベース部31は、樹脂から構成され、差込口21に僅かなクリアランスで挿入可能な形状および寸法に加工されている。
アンテナ32は、例えば、金属印刷によりベース部31の外面に形成されている。なお、アンテナ32としては、ベース部31の中に配置されるアンテナ片が採用されてもよい。また、アンテナ32はベース部31に貼り付けられる構成としてもよい。
電池押え37は、電池パック60が収容された際に、電池パック60に対向して電池パック60の位置を規制する部材であり、ベース部31に固定されている。電池押え37は、係止爪33およびレバー34を、ベース部31の内部へ組み付けるために、ベース部31と別部品とされている。よって、別の方法で、係止爪33およびレバー34が組み付けられれば、電池押え37とベース部31とは一体的な構成としてもよい。
<ストッパー部品と電池パックとの連結構造>
電池押え37の電池パック60に対向する側には、電池パック60と位置を合わるための突起37aと、電池パック60と連結するための連結片37b(連結部に相当)とが設けられている。
図5は、電池パックの連結側を手前に向けて見た斜視図である。図6は、ストッパー部品と電池パックの連結部分を示す横断面図である。
電池パック60のストッパー部品30に対向する側には、図5に示すように、位置決め用溝60aと、連結溝60bとが設けられている。位置決め用溝60aおよび連結溝60bは、電池パック60の厚み方向に沿って窪みが形成されている。
図6に示すように、連結溝60bと連結片37bとには、それぞれ返しが設けられている。そして、これらの返しが互いに引っ掛かって、電池パック60の挿脱方向に引っ張っても、ストッパー部品30と電池パック60との連結が外れないようになっている。一方、電池パック60とストッパー部品30とを、電池パック60の厚み方向にずらすことで、ストッパー部品30と電池パック60との連結が解かれるようになっている。
また、特に制限されないが、図5に示すように、電池パック60の連結溝60bは、電池パック60の厚み方向の一部(中央、図6の断面の位置)で返しが大きく形成されており、その他の範囲で返しが小さく形成されている。また、特に制限されないが、ストッパー部品の連結片37bは、図4に示すように、厚み方向の一部の範囲にのみ形成されている。さらに、連結片37bと連結溝60bとは、互いに係合させた際に生じるクリアランスが大きめに形成されている。
これらの構成により、ストッパー部品30が差込口21から外れて、厚み方向に移動可能となったとき、連結片37bと連結溝60bとの連結が簡単に外れるようになっている。また、図6に示すように、位置決め用の突起37aが位置決め用溝60aに嵌入することで、ストッパー部品30を差込口21から抜く途中で、ストッパー部品30がぐらついて連結片37bと連結溝60bとの連結が解かれてしまうことが回避されるようになっている。
<ストッパー部品のアンテナ接点構造>
図7は、ストッパー部品の接点周辺を示す縦断面図である。
電極35は、導電性クッション35bと、皿状の板金35aとを有している。板金35aは、図2および図7に示すように、中央に基板50の端子に接続する突起が設けられている。板金35aは、導電性クッション35bの一面を覆うように導電性の接着剤により接着されている。
電極35は、図2に示すように、アンテナ32の一部と接触する位置に設けられている。また、電極35は、図7に示すように、ストッパー部品30が固定された状態で、板金35aの突起が基板50の電極に接触するように配置されている。
これらの構成により、ストッパー部品30が差込口21に固定された際に、電極35を介してアンテナ32と基板50の回路とが電気的に接続される。
このような電極35の構成により、ストッパー部品30を差込口21へ繰り返し挿脱しても、電極35の剥離、破損、および、接点不良が生じ難い、確実な接点構造を実現できる。
<ストッパー部品と差込口との係止構造>
図8は、ストッパー部品の係止爪の周辺を示す縦断面図である。図9は、ストッパー部品の係止が解かれた状態を示す縦断面図である。
係止爪33は、図2に示すように、ストッパー部品30の左右方向の中央で、ストッパー部品30の背面パネル10に対向する側に突出するように設けられている。
一方、筐体枠部20には、係止爪33が挿入される係止溝22が設けられている。差込口21は、縦横の内寸がほぼ一定の奥行きを有し、この奥行部分の途中、すなわち、差込口21の内壁に、上記の係止溝22が設けられている。係止溝22は、特に制限されないが、差込口21の内壁面から背面パネル10の裏まで貫通して形成されている。
係止爪33は、図8に示すように、ストッパー部品30が電池パック60を奥まで押し込んだ位置で、係止溝22に入り込んで、ストッパー部品30が差込口21から抜けないように固定される。
係止爪33は、レバー34と一体的な構成であり、ベース部31にバネ(例えばコイルバネ)Bを介して組み付けられている。係止爪33とレバー34とは、図8に示すように、バネBによって筐体枠部20の係止溝22のある側へ付勢されている。
レバー34は、ストッパー部品30の一方の側(装置外方の側)に露出して設けられている。レバー34の先端には、返し34a(指掛部に相当)が設けられ、この部位に指を掛けてストッパー部品30を引き出すことが可能になっている。
図9に示すように、レバー34を指で押し下げることで、係止爪33がベース部31の内側へ引き下げられて、係止爪33と係止溝22との係止が解かれるようになっている。
<キャップ部品の詳細>
図8に示すように、キャップ部品40は、筐体枠部20の差込口21の開口端に嵌合して差込口21を覆う蓋となる。キャップ部品40と筐体枠部20とはリング状のパッキン41を介して嵌合して、差込口21の内部を防水する。この構成により、アンテナ接点(電極35と基板50の回路との接点等)が防水エリア内に配置され、アンテナ接点が濡れなくなる。
キャップ部品40の内方(ストッパー部品30の対向する側)には、図8に示すように、リブ42が設けられている。このリブ42は、ストッパー部品30のレバー34が下げられたときに干渉する位置に設けられている。
このリブ42により、ユーザは、キャップ部品40を嵌める際に、ストッパー部品30が正常に固定されているか否かを確認することできる。すなわち、係止爪33が係止溝22に入ってレバー34が上昇していない状態で、キャップ部品40を嵌めようとすると、リブ42がレバー34に当たってキャップ部品40が嵌らない。これにより、ユーザはストッパー部品30が正常に嵌っていないことを確認できる。
さらに、リブ42によれば、キャップ部品40が筐体に嵌っていることで、ストッパー部品30が筐体の差込口21から外れやすい状態になることを防止できる。例えば、衝撃等で係止爪33が押し下げられるような力が加わった場合でも、レバー34がリブ42に当たることで、レバー34および係止爪33が押し下げられて、係止爪33と係止溝22との係合が解かれてしまうことが防止される。
<ストッパー部品と筐体との連結構造>
図10は、実施の形態1のストッパー部品と筐体枠部との連結構造を示す横断面図である。
図2〜図4に示したように、ストッパー部品30には連結ピン36が設けられている。連結ピン36は、ストッパー部品30の挿脱方向を向いた状態で、ストッパー部品30の片側に固定されている。連結ピン36は、図10に示すように、筐体枠部20の軸受け23に通され、且つ、補強板70の軸保持部72に一方を囲われることで、筐体枠部20に保持される。
軸受け23は、装置の組み立て時に連結ピン36を通せるように、一方が開放されており、他の部品(実施の形態1では軸保持部72)が開放された側を囲うことで、連結ピン36が軸受け23に軸支されている。図10に示すように、筐体の軸受け23の奥方には、連結ピン36を抜き差し可能な空間24が確保されている。
連結ピン36は、軸受け23に保持された状態で長手方向にスライド自在および軸を中心に回転自在にされる一方、先端に大径部36aが設けられて、軸受け23から抜けない構造を有している。この連結ピン36の一定範囲のスライドにより、ストッパー部品30が筐体の差込口21から挿脱可能となり、且つ、ストッパー部品30が筐体から完全に切り離されることが防止される。
連結ピン36は、例えば、金属から構成され、軸受け23に沿ってスムーズな回転および抜き差しが可能である。また、連結ピン36は、金属から構成されることで、剛性が高く、経年劣化しにくく、長期間使用しても軸受け23から抜け難い構造を維持することができる。
<銘柄シール>
銘柄シール38(図3)は、型番などの装置の情報が記され、例えば、メンテナンスの際などにメーカーのデータベースから装置の仕様を呼び出す際に使用される。このため、銘柄シール38を有する部品は、装置本体から切り離される構成にはできない。
上記の連結ピン36を介したストッパー部品30の連結構造によれば、銘柄シール38が貼られたストッパー部品30を筐体から分離できない構成とすることができる。
さらに、本実施の形態の携帯端末装置1のように、銘柄シール38を貼るのに適した部位、すなわち、通常使用時に筐体外面から隠れるような部位が少ない構成では、銘柄シール38を貼る部位がストッパー部品30に限られる。よって、上記の連結ピン36の構成は非常に有用である。
<実施の形態1の効果>
以上のように、実施の形態1の携帯端末装置1によれば、装置の下端に電池パック60を挿脱可能な差込口21が設けられている。よって、装置正面および背面に電池パック60を取り出し可能とする構成が不要となり、装置正面および背面のデザイン上の制約がなくなる。
また、実施の形態1の携帯端末装置1によれば、ストッパー部品30が差込口21に差し込まれることで、電池パック60が電池収容部の奥まで挿入された状態で、電池パック60の位置を規制する。すなわち、電池パック60は、上端が、補強板70の保持枠71の端に当接し、下端が、ストッパー部品30に当接して位置決めされる。さらに、ストッパー部品30は、電池パック60を位置決めした状態で、差込口21に固定される。このような構成により、装置の上下方向の衝撃に耐えて、電池パック60を強固に保持することができる。
さらに、ストッパー部品30は、差込口21の内壁に係止されて固定されるので、筐体の厚みを増すことなく、ストッパー部品30を強固に固定することができる。すなわち、電池パック60を装置下端から挿入する構造を設けた場合には、電池パック60の差込口21に電池パック60が通る空洞が発生する。よって、この空洞部分を利用してストッパー部品30を固定することで、装置の厚みを増すことなく、ストッパー部品30の強固な固定構造を実現できる。
ここで、例えば、差込口21の内壁でなく、差込口21の手前の端面に電池パック60又はストッパー部品30の位置を規制する係止部品を設ける構造について検討してみる。この構造では、差込口21を囲って差込口21を形成する部材の肉厚を厚くして、肉厚の厚い部分に係止部品を高強度に留める必要がある。その結果、装置の厚みが増すことになる。本実施の形態では、差込口21を形成する部材の肉厚が薄くても、係止爪33の横幅を広くすれば、非常に高い強度でストッパー部品30を係止することができる。よって、本実施の形態1では、装置の厚みを増すことなく、高強度に電池パック60を保持できる。
また、実施の形態1の携帯端末装置1によれば、ストッパー部品30にアンテナが設けられている。よって、電池パック60が通る差込口21の空間を有効に活用して、装置の高密度化を図ることができる。
また、実施の形態1の携帯端末装置1によれば、ストッパー部品30が電池パック60と連結しているので、ストッパー部品30を引き出すことで、電池パック60を電池収容部から引き出すことができる。よって、電池パック60の取り出しが容易となる。また、この連結は、上述したように容易に外すことができるため、電池パック60の取り出しが更に容易となる。
また、実施の形態1の携帯端末装置1によれば、ストッパー部品30のレバー34を押し下げて、ストッパー部品30と筐体との係止を解くことができ、更に、レバー34に指を掛けて、ストッパー部品30を差込口から引き出すことができる。よって、電池パック60の取り出しが更に容易となる。
(キャップ部品の変形例)
図11は、変形例におけるキャップ部品とストッパー部品との分解斜視図である。図12は、変形例におけるキャップ部品の固定構造を示す斜視図である。図13は、変形例におけるキャップ部品の連結ピンの収容状態を示す横断面図である。
この変形例は、キャップ部品40に連結ピン43を設けて、キャップ部品40とストッパー部品30とが互いに可動性を有して連結される構造としたものである。
図11に示すように、変形例のキャップ部品40には、片側に連結ピン43が設けられている。連結ピン43は、例えばエラストマーにより構成され、先端が抜け防止用に膨んだ形状を有している。
図12に示すように、変形例のストッパー部品30には、片側(連結ピン36が設けられている側)に、連結ピン43を通す軸受け39が設けられている。
軸受け39には、連結ピン43を通す穴が設けられており、連結ピン43の先端を押し入れることで、連結ピン43を通すことができる。
図13に示すように、変形例の筐体では、ストッパー部品30の連結ピン36が通される空間24に、キャップ部品40の連結ピン43も抜き差し可能に通される。
この変形例によれば、キャップ部品40がストッパー部品30から切り離されない構造なので、キャップ部品40の紛失を防ぐことができる。
また、キャップ部品40は、ストッパー部品30に連結される構造なので、電池パック60の挿脱の際に、キャップ部品40が邪魔になることがない。
(実施の形態2)
図14は、実施の形態2のストッパー部品の周辺を示す横断面図である。図15は、実施の形態2のストッパー部品と電池パックとの係合部分を示す横断面図である。図16は、実施の形態2のストッパー部品の係止爪の周辺を示す縦断面図である。図17は、実施の形態2のストッパー部品の係止が解かれた状態を示す縦断面図である。
実施の形態2の携帯端末装置は、実施の形態1のキャップ部品40を省いて、ストッパー部品30Aが装置外部に露出する構成としたものである。実施の形態1と同様の構成要素については、同一符号を付して説明を省略する。
図14、図16、図17に示すように、ストッパー部品30Aは、筐体に固定された際に、筐体枠部20の外周面に沿った位置で固定される。ストッパー部材30Aのベース部31Aには、筐体枠部20の差込口21の入口で、筐体枠部20に当たって、それより奥方に入り込むのを防ぐフランジ部が設けられている。
また、実施の形態2のストッパー部品30Aには、差込口21の内壁面に押し当てられて筐体内部を止水するリング状のパッキン37c(図16,図17を参照)が設けられている。この配置にパッキン37cを設けていることで、携帯端末装置の装置底面部の両サイドに大きなR形状を付けても、防水用のパッキン37cを一つの平面内に収まる構成とすることができる。すなわち、装置にデザイン的な制約を課すことなく容易に防水性を保つことができる。
実施の形態2のストッパー部品30Aにおいては、レバー34Aが装置の外部へ露出する構成になっている。但し、レバー34Aの先端は、装置下端からはみ出さない長さに形成するとよい。また、ストッパー部品30Aには、レバー34Aの部分のみ外部から隠すシャッターが設けられてもよい。
実施の形態2の携帯端末装置によれば、キャップ部品を省いて、部品点数を減らすことができる。
(実施の形態3)
図18は、実施の形態3のストッパー部品を、正面側を上にして見た斜視図である。図19は、実施の形態3の電池引き出しフックを、正面側を上にして見た斜視図である。図20は、実施の形態3のストッパー部品の接点周辺を示す縦断面図である。図21は、実施の形態3のストッパー部品の電池引き出しフック周辺を示す横断面図である。
実施の形態3の携帯端末装置は、実施の形態1の連結溝60bと連結片37b、連結ピン36を省いて、電池引き出しフック300を設ける構造としたものである。実施の形態1と同様の構成要素については、同一符号を付して説明を省略する。
図18、図19、図20に示すように、小径軸301は大径軸302に保持され長手方向にスライド自在および軸を中心に回転自在にされる一方、大径軸302に小口部302aが設けられて、軸接点部301aが当り、抜けないようになっている。大径軸302の先端には電池引掛け部303が設けられている。小径軸301は、ベース部31Bに保持されている連結部304によって保持されている。小径軸301、軸接点部301a、大径軸302、連結部304は導電性の部材、例えば金属で構成されている。
図18、図20に示すように、連結部304、小径軸301、大径軸302、電極501を介してアンテナ32Bと基板50Bの回路とが電気的に接続されている。大径軸302は長手方向のみスライド可能に軸受け201に保持されているので、ベース部31Bの挿脱時でも電極501の接触圧を一定に保つことができる。
図21に示すように、大径軸302および電池引掛け部303は、軸受け201に保持された状態で長手方向にスライド自在な一方、電池引掛け部303が抜け止部202に当たり、ストッパー部品30Bが筐体から完全に切り離されることが防止される。
ベース部31Bを差込口21Bから引き出すことで、電池引掛け部303が電池パック60を引き出し、ベース部31Bを連結部304を中心に回転させることで電池パック60を携帯端末装置1Bから取り外せる。
<実施の形態3の効果>
また、実施の形態3の携帯端末装置によれば、電極501の接触圧を一定に保つことができ、アンテナ32Bと基板50Bの回路との導通が確実に得られる。
実施の形態3の携帯端末装置によれば、電池パック60に特別な形状が不要となり、電池パック60の形状によらず、電池パックを携帯端末装置から挿脱することができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
なお、上記実施の形態において具体的に示した細部構造は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更可能である。例えば、上記実施の形態においては、ストッパー部品30,30Aと電池パック60との連結を、鍵状に係合する連結片37bおよび連結溝60bにより実現する構成を例にとって説明した。しかしながら、これら連結手段としては、例えば、電池パック60に溝もしくは窪み穴を設ける一方、ストッパー部品に柔軟性を有する圧入リブを設け、圧入リブが溝もしくは窪み穴に圧入されることで、両者が連結される構造を適用してもよい。
また、上記実施の形態では、装置前面に表示パネル80が設けられ、装置背面に背面パネル10が設けられる構成を例とって説明したが、本発明は、この構成に制限されるものではない。
本発明は、携帯電話機、タブレット端末などの携帯端末装置に利用できる。
1 携帯端末装置
10 背面パネル
20 筐体枠部
21 差込口
22 係止溝
23 軸受け
30 ストッパー部品
31 ベース部
32 アンテナ
33 係止爪
34 レバー
35 電極
36 連結ピン
37 電池押え
37b 連結片
38 銘板シール(情報標記部)
39 軸受け
40 キャップ部品
42 リブ
43 連結ピン
50 基板
60 電池パック
70 補強板
80 表示パネル
201 軸受け
202 抜け止部
300 電池引き出しフック
301 小径軸
302 大径軸
303 電池引掛け部
304 連結部
501 電極

Claims (11)

  1. 電池収容部を有する筐体と、
    前記筐体に設けられ、電池パックを厚み方向に垂直な向きで挿入可能な差込口と、
    前記差込口に差し込み可能なストッパー部品と、
    を具備し、
    前記ストッパー部品は、前記電池パックが前記電池収容部の奥まで挿入された状態で、前記差込口の内壁に係止されて前記電池パックの位置を規制する、
    携帯端末装置。
  2. 前記ストッパー部品にはアンテナが設けられ、
    前記筐体の内部には電気回路が搭載され、
    前記ストッパー部品が前記差込口に差し込まれたときに、前記アンテナと前記電気回路の接点とが電気的に接続される、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記ストッパー部品は、前記電池パックと連結する連結部を有し、
    前記ストッパー部品は、前記連結部の連結により前記電池パックを伴って前記差込口から引き出し可能である、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記連結部は、
    前記差込口からの引出方向に対して前記電池パックと係合し、前記引出方向と異なる方向の変位により前記電池パックと分離する構造を有する、
    請求項3記載の携帯端末装置。
  5. 前記ストッパー部品は、前記差込口から引き出す際に指を掛けることが可能な指掛部を有する、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  6. 前記ストッパー部品は、前記差込口の内壁との係止を解除できるレバーを有し、
    前記レバーに前記指掛部が設けられている、
    請求項5記載の携帯端末装置。
  7. 前記ストッパー部品には、装置の情報が記された情報標記部が付加され、
    前記携帯端末装置は、
    前記ストッパー部品と前記筐体とを可動状態に且つ切り離し不可に連結する筐体連結部
    を更に具備する、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  8. 前記筐体の端部で前記ストッパー部品を覆うキャップ部品と、
    前記ストッパー部品と前記キャップ部品とを連結する連結ピンと、
    を更に具備する、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  9. 前記筐体の端部で前記ストッパー部品を覆うキャップ部品と、
    前記差込口の内壁に設けられた係止溝と、
    前記ストッパー部品に設けられて前記係止溝に係止される係止爪と、
    前記ストッパー部品に設けられて前記係止爪を出し入れするレバーと、
    を有し、
    前記キャップ部品は、
    前記レバーの移動を制限するリブを有する、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  10. 前記ストッパー部品は、電池引き出しフックを有し、
    前記ストッパー部品は、前記電池引き出しフックを前記電池パックに引掛けることにより前記電池パックを伴って前記差込口から引き出し可能である、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  11. 前記電池引き出しフックは、電池挿脱方向と平行な方向にのみ移動可能な軸と、
    前記軸に導通する電極を具備し、
    前記アンテナと前記電気回路とが電気的に接続される、
    請求項1記載の携帯端末装置。
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