JP2014204582A - ハーネスプロテクタ - Google Patents

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Yasuaki Kuwabara
康彰 桑原
佐藤 秀俊
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秀俊 佐藤
良夫 松井
Yoshio Matsui
良夫 松井
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【課題】低コストにハーネスプロテクタの汎用性を向上させること。【解決手段】ワイヤーハーネスを収納して保護するハーネスプロテクタ1であって、ワイヤーハーネスの収納空間が蓋体3R,3Lによって覆われるプロテクタ本体2を備える。このプロテクタ本体2は、直胴収納部4a,4bと一体的に形成され蓋体3R,3Lの屈曲部30R,30Lに対応して伸縮自在な伸縮収納部5を有する。【選択図】図1

Description

本発明は車体や電気機器等に配設されるワイヤーハーネスを収納して保護するプロテクタに関する。
車体や電気機器等にワイヤーハーネスを配設させる際にこのハーネスの配線規定と保護のために当該ハーネスを図6に例示したプロネクタ本体9内に収容させている。
ワイヤーハーネスは車両や電気機器等のパネル形状や周辺機器のレイアウト等の設置環境に応じて屈曲配線されるのでそのプロテクタの形態もこれに対応しなければならない。例えば、ワイヤーハーネスの配線経路を右方向に規定する場合、図6に示した前記ハーネスを右方向に屈曲収納するプロテクタ本体9Rとその収容空間を覆うカバー10Rが必要となる。同様に、前記配線経路を左方向に規定する場合、前記ハーネスを左方向に屈曲収納するプロテクタ本体9Lとその収納空間を覆うカバー10Lが必要となる。
そこで、ワイヤーハーネスのプロテクタの汎用的なものとして以下に例示するプロテクタが適宜に用いられている(特許文献1〜5)。
特許文献1,2に開示のプロテクタは、ワイヤーハーネスの収容部を板状の連結部材を介して連結させている。このプロテクタは前記連結部材を介して上下方向に屈曲自在となっている。特に、特許文献2の連結部材は蛇腹構造となっている。
特許文献3に開示のプロテクタは、ワイヤーハーネスを収納させるプロテクタ本体の底部において幅方向に形成されたスリットが等間隔に配置されたことにより、プロテクタ本体を主に反スリット側つまり上下方向に屈曲可能となっている。
特許文献4に開示のプロテクタは、蛇腹構造の側板の凸部に設けられたベルト挿通部にベルト部材を挿通、係止させることにより、プロテクタ本体の屈曲方向を左右のいずれかに規定できるようになっている。
特許文献5に開示のプロテクタは、プロテクタ本体が蛇腹構造の筒体から成り、上下左右全方向に屈曲自在となっている。また、このプロテクタ本体にはワイヤーハーネスを導入するためのスリットが当該本体の全長方向に沿って形成されている。
特開平9−98523号公報 特開2003−87928号公報 特開2005−110419号公報 特開2000−224729号公報 特開平9−277885号公報
特許文献1〜3のプロテクタは上下方向にしか屈曲できないので左右方向への配線の汎用性に劣る。また、特許文献4のプロテクタは、側板にベルト部材が装着されているのでプロテクタ本体を左右方向にしか屈曲できないので上下方向への配線の汎用性に劣る。
特に、特許文献4に開示のベルト挿通部は前記ベルト部材を挿通させるタイプと当該ベルト部材を係止させるタイプの二種類の挿通部が必要となるので、部品点数が多くなる。また、前記プロテクタ本体の収容空間を覆うためのカバーを取り付けるとなると、本プロテクタはプロテクタ本体、カバー、ベルト部材の3部品構造となる。さらに、前記プロテクタ本体の曲げる方向はベルト部材で調整するため、曲げ角度の調整が難しい。また、ベルト部材及びベルト挿通部はプロテクタ本体の両側面の外側に付帯されているのでプロテクタの外形が大きくなり、車体内にて設置スペースを広く確保できない場合には、ベルト部材が車体に干渉することがある。さらに、ワイヤーハーネスが太くて剛性がある場合、ベルト部材が外れる可能性がある。特に、ベルト部材に電線等が引っ掛かりベルト部材が外れ易くなる。以上のように、特許文献4のプロテクタは汎用性が劣るに加えて製造コストが高くなる。
また、特許文献5のプロテクタは、上下左右いずれの方向にも屈曲自在であるが、車両への取り付け状況に因り、プロテクタ本体におけるスリットが開口して、ワイヤーハーネスの一部が露出し、ハーネスプロテクタの機能を果たせなくなることがある。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、低コストにハーネスプロテクタの汎用性を向上させることを課題とする。
そこで、本発明のハーネスプロテクタは、ワイヤーハーネスを収納して保護するハーネスプロテクタであって、ワイヤーハーネスの収納空間が蓋体によって覆われるプロテクタ本体を備え、このプロテクタ本体は、直胴収納部と一体的に形成され前記蓋体の屈曲部に対応して伸縮自在な伸縮収納部を有する。
前記伸縮収納部としては例えば蛇腹状部材または弾性材料から成るものが挙げられる。
以上の発明によれば、プロテクタ本体が前記伸縮収納部により伸縮自在であり、蓋体の形状に応じてプロテクタ本体の屈曲方向及び屈曲角度を任意に変更できるので、プロテクタ本体を共用化できる。また、前記伸縮収納部の伸縮性により、プロテクタ本体の全長を自在に調節できるので、ワイヤーハーネスの収納空間を任意に変更できる。
前記直胴収納部の上端縁の外面には、前記蓋体の係止片が係止する係止枠を備えるとよい。本態様によれば、前記蓋体が前記プロテクタ本体にて係止するので、プロテクタ本体の収納空間を蓋体の形状に対応させた状態で保持できる。
また、前記伸縮収納部を複数備えると、多様な蓋体の形状に応じてプロテクタ本体の形態を自由に変更できることに加え、プロテクタ本体の収納空間の容積を任意に変更できる。
さらに、前記蓋体の蓋本体を蛇腹状部材または弾性材料で構成すると、蓋本体が伸縮自在となり、蓋体の共用化が実現する。
したがって、以上の本発明によれば低コストにハーネスプロテクタの汎用性を向上させることができる。
本発明の第一の実施形態におけるハーネスプロテクタの組立説明図。 本発明の第二の実施形態におけるハーネスプロテクタの組立説明図。 本発明の第三の実施形態におけるハーネスプロテクタの斜視図。 前記第三の実施形態のプロテクタ本体の使用形態を示した斜視図。 前記第三の実施形態のプロテクタ本体の使用形態を示した斜視図。 従来のプロテクタの組立説明図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[実施形態1]
図1に示した本実施形態のハーネスプロテクタ1は、図示省略のワイヤーハーネスを収納して保護するハーネスプロテクタであって、ワイヤーハーネスを収納するプロテクタ本体2を備える。プロテクタ本体2は、後述の伸縮収納部5を有することにより、形状の異なる蓋体3R、蓋体3Lのいずれもが装着できるようになっている。プロテクタ本体2、蓋体3R,3Lは共に周知の絶縁性の合成樹脂によって成形されている。
プロテクタ本体2は、縦断面U字型の直胴収納部4aと、この収納部4aよりも短小な縦断面U字型の直胴部4bと、この収納部4a,4bを連結させる伸縮自在な伸縮収納部5とから成る。
また、直胴収納部4a,4bの底部40の両縁から立ちかがった側壁部41の上端縁の外面には、蓋体3R,3Lの係止片32が係止する係止枠42が当該側壁部41との一体成形により設けられている。
伸縮収納部5は、その底部とこの底部の両縁から立ち上がった側壁部が蛇腹形状部材の態様を成している。伸縮収納部5は、直胴収納部4a,4bと同種の材料により当該収納部4a,4bと一体的に成形することにより、直胴収納部4a,4bの長手方向の一端に連結された状態となっている。
蓋体3Rは、プロテクタ本体2の収納空間を覆う右折型の板状の蓋本体31Rを有し、この本体31Rの長手縁部には、直胴収納部4a,4bの係止枠42に係止する係止片32が当該本体31Rとの一体成形により備えられている。
蓋体3Lは、蓋本体31Rの代わりに、前記収納空間を覆う左折型の板状の蓋本体31Lを有していること以外は、蓋体3Rと同一の形態となっている。
図1を参照しながらハーネスプロテクタ1の取扱例について説明する。
ワイヤーハーネスが収納されたプロテクタ本体2の収納空間を例えば蓋体3Rによって覆う場合、プロテクタ本体2の各係止枠42に対して蓋体3Rの各係止片32が挿入される。このとき、プロテクタ本体2の伸縮収納部5が蓋体3Rの右屈曲部30Rに応じて伸縮変形する。これにより、前記収納空間が蓋体3Rによって密閉される。蓋体3Rの各係止片32はプロテクタ本体2の各係止枠42に係止されているのでプロテクタ本体2は右方向に湾曲された状態で保持される。また、伸縮収納部5の収縮部分の弾性回復力に起因する応力により個々の係止片32と係止枠42は互いに当接し合っているので、プロテクタ本体2から蓋体3Rが外れ難い状態となっている。
一方、前記収納空間を蓋体3Lによって覆う場合、プロテクタ本体2の各係止枠42に対して蓋体3Lの各係止片32が挿入される。このとき、プロテクタ本体2の伸縮収納部5が蓋体3Lの左屈曲部30Lに応じて伸縮変形する。これにより、前記収納空間が蓋体3Lによって密閉される。蓋体3Lの各係止片32はプロテクタ本体2の各係止枠42に係止されているのでプロテクタ本体2は左方向に湾曲された状態で保持される。そして、伸縮収納部5の収縮部分の弾性回復力に起因する応力により個々の係止片32と係止枠42は互いに当接し合っているので、プロテクタ本体2から蓋体3Lが外れ難い状態となっている。
以上の説明から明らかなようにハーネスプロテクタ1によれば、プロテクタ本体2の伸縮収納部5が伸縮自在であり、蓋体の形状に応じてプロテクタ本体2の形態を自由に変更できるので、プロテクタ本体2を共用化できる。したがって、ハーネスプロテクタのコストの削減が実現する。
また、蓋体の屈曲状態に応じてプロテクタ本体2の屈曲方向及び屈曲角度を任意に変更であるので、ハーネスプロテクタとしての汎用性が向上する。
さらに、プロテクタ本体2の共用化により、部品点数が減少し、プロテクタ本体2の使いわけが不要となるので、製造コストを削減でき、誤組み付け、誤発注もなくなる。
そして、伸縮収納部5の伸縮性により、プロテクタ本体2の全長を自在に調節できるので、ワイヤーハーネス1の収納空間を任意に変更できる。
また、蓋体3R,3Lの係止片32が直胴収納部4a,4bの係止枠42に挿入されることで、伸縮収納部5の収納空間を蓋体3R,3Lの屈曲部3の方向に変形維持できる。
そして、この変形維持された伸縮収納部5からの応力によって係止片32と係止枠42が互いに当接し合うので、外部から応力を受けても、輸送時でも、プロテクタ本体2から蓋体3R,3Lが外れ難くなる。したがって、補助的な係合部材を要することなく、係止片32、係止枠42のような簡素な係合構造のみで、プロテクタ本体2からの蓋体3R,3Lの脱離を低コストに防止できる。
[実施形態2]
図2に示した実施形態2のハーネスプロテクタ6は、プロテクタ本体2において、伸縮収納部5の代わりに、ゴム、熱可塑性エラストマー等の弾性材料から成る伸縮収納部7を適用している。前記弾性材料は伸縮収納部7を直胴収納部4a,4bと一体的に成形させる観点から当該収納部4a,4bの構成材料と親和性のある弾性材料が適宜に選択される。
図2を参照しながらハーネスプロテクタ6の取扱例について説明する。
プロテクタ本体2における収納空間を例えば蓋体3Rによって覆う場合、プロテクタ本体2の各係止枠42に対して蓋体3Rの各係止片32が挿入される。このとき、プロテクタ本体2の伸縮収納部7が蓋体3Rの右屈曲部30Rに応じて弾性変形する。これにより、前記収納空間が蓋体3Rによって密閉される。蓋体3Rの各係止片32はプロテクタ本体2の各係止枠42に係止されているのでプロテクタ本体2は右方向に湾曲された状態で保持される。また、伸縮収納部7の伸長部分の弾性回復力に起因する応力により個々の係止片32と係止枠42は互いに強く当接し合っているので、プロテクタ本体2から蓋体3Rが外れ難い状態となっている。
一方、前記収納空間を蓋体3Lによって覆う場合、プロテクタ本体2の各係止枠42に対して蓋体3Lの各係止片32が挿入される。このとき、プロテクタ本体2の伸縮収納部5が蓋体3Lの左屈曲部30Lに応じて弾性変形する。これにより、前記収納空間が蓋体3Rによって密閉される。蓋体3Rの各係止片32はプロテクタ本体2の各係止枠42に係止されているのでプロテクタ本体2は左方向に湾曲された状態で保持される。そして、伸縮収納部5の伸長部分の弾性回復力に起因する応力により個々の係止片32と係止枠42は互いに強く当接し合っているので、プロテクタ本体2から蓋体3Lが外れ難い状態となっている。
以上の説明から明らかなように本実施形態のハーネスプロテクタ6によればプロテクタ本体2の伸縮収納部7が弾性変形可能であるので、実施形態1のハーネスプロテクタ1と同様の効果の効果に加えて、以下の効果を奏する。
プロテクタ本体2の各係止枠42に挿入された蓋体3Lの各係止片32は伸長された伸縮収納部7の弾性回復力により各係止枠42と互いに強く当接し合うので、プロテクタ本体2と蓋体3R,3Lとの係合状態がより一層強固なものとなる。
[実施形態3]
図3〜5に示された実施形態3のハーネスプロテクタ8は、プロテクタ本体2が実施形態1の伸縮収納部5を複数有することにより、形状の異なる蓋体3A〜3Eのいずれもが装着できるようになっている。尚、プロテクタ本体2の直胴収納部4の両縁の外面には、蓋体3A〜3Eの係止片32が係止する係止枠42が当該収納部4と一体的に形成されている。
蓋体3Aは蓋本体がS字型の板材から成り、蓋体3Bは蓋本体が上下左右方向に湾曲した形状の板材から成り、蓋体3C〜3Eは蓋本体30がそれぞれ長さの異なる長方形の板材からなる。蓋体3A〜3Eは蓋体3R,3Lと同様に絶縁性の合成樹脂によって成形されている。また、蓋体3A〜3Eの両長手縁部には、プロテクタ本体2の直胴収納部4の係止枠42に係止する係止片32が蓋本体と一体的に形成配置されている。
本実施形態のハーネスプロテクタ8によれば、プロテクタ本体2が複数の伸縮収納部5を有しているので、実施形態1のハーネスプロテクタ1と同様の効果の効果に加えて、多様な蓋体の形状に応じてプロテクタ本体2の形態を一層自由に変更できる。したがって、ワイヤーハーネスの経路規制の自由度が高まる。
また、プロテクタ本体2の収納空間の容積を任意に変更でき、ハーネスプロテクタの汎用性がさらに向上する。
例えば、図3に示したように、プロテクタ本体2における収納空間を例えば蓋体3Aによって覆う場合、プロテクタ本体2の各係止枠42に対して蓋体3Aの各係止片32が挿入される。このとき、プロテクタ本体2の各々の伸縮収納部5が蓋体3Aの各々の屈曲部に応じて伸縮変形する。これにより、前記収納空間が蓋体3Aによって密閉される。蓋体3Aの各係止片32はプロテクタ本体2の各係止枠42に係止されているのでプロテクタ本体2はS字型に湾曲された状態で保持される。また、伸縮収納部5の収縮部分の弾性回復力に起因する応力により個々の係止片32と係止枠42は互いに当接し合っているので、プロテクタ本体2から蓋体3Aが外れ難い状態となっている。
図4の事例においては、プロテクタ本体2における収納空間を例えば蓋体3Bによって覆う場合、プロテクタ本体2の各係止枠42に対して蓋体3Bの各係止片32が挿入される。このとき、プロテクタ本体2の各々の伸縮収納部5が蓋体3Bの各々の屈曲部に応じて伸縮変形する。これにより、前記収納空間が蓋体3Bによって密閉される。蓋体3Bの各係止片32はプロテクタ本体2の各係止枠42に係止されているのでプロテクタ本体2は上下左右方向に湾曲された状態で保持される。個々の係止片32と係止枠42は伸縮収納部5の収縮部分の弾性回復力に起因する応力により互いに当接し合っているので、プロテクタ本体2から蓋体3Bが外れ難い状態となっている。
図5の事例においては、プロテクタ本体2の各係止枠42に対して蓋体3Cの各係止片32が挿入され、プロテクタ本体2の収納空間が蓋体3Cによって密閉されると、個々の伸縮収納部5が伸長変形して当該収納空間が蓋体3Cの全長に応じて拡張する。個々の係止片32と係止枠42は伸縮収納部5の伸長部分の弾性回復力に起因する応力により互いに当接し合っているので、プロテクタ本体2から蓋体3Cが外れ難い状態となっている。
また、蓋体3Cの代わりに、プロテクタ本体2の各係止枠42に対して蓋体3Dの各係止片32が挿入され、プロテクタ本体2の収納空間が蓋体3Dによって密閉されると、個々の伸縮収納部5が縮小変形して当該収納空間が蓋体Cよりも短小な蓋体3Dの全長に応じて縮小する。個々の係止片32と係止枠42は伸縮収納部5の縮小部分の弾性回復力に起因する応力により互いに当接し合っているので、プロテクタ本体2から蓋体3Dが外れ難い状態となっている。
さらに、蓋体3Dの代わりに、プロテクタ本体2の各係止枠42に対して蓋体3Eの各係止片32が挿入され、プロテクタ本体2の収納空間が蓋体3Eによって密閉されると、個々の伸縮収納部5が縮小変形して当該収納空間が蓋体3Dよりも短小な蓋体3Eの全長に応じて縮小する。個々の係止片32と係止枠42は縮小変形された伸縮収納部5の弾性回復力に起因する応力により互いに当接し合っているので、プロテクタ本体2から蓋体3Eが外れ難い状態となっている。
また、本実施形態のプロテクタ本体2において、伸縮収納部5の代わりに、実施形態2の伸縮収納部7を適用しても、上記と同様の効果を奏する。
[他の実施形態]
図5の蓋体3C〜3Eは蓋本体30を上述の蛇腹形状部材または弾性材料によって構成すると、蓋本体30が伸縮自在となり、当該蓋体の共用化が実現し、ハーネスプロテクタ8の汎用性がさらに向上する。したがって、プロテクタ本体2の形態を車両に合わせた成形体としても、蓋体3C〜3Eを適用できる。
1,6,8…ハーネスプロテクタ
3A〜3E,3R,3L…蓋体、32…係止片、30R…右屈曲部,30L…左屈曲部
2…プロテクタ本体
4,4a,4b…直胴収納部、42…係止枠
5,7…伸縮収納部

Claims (3)

  1. ワイヤーハーネスを収納して保護するハーネスプロテクタであって、
    ワイヤーハーネスの収納空間が蓋体によって覆われるプロテクタ本体を備え、
    このプロテクタ本体は、直胴収納部と一体的に形成され前記蓋体の屈曲部に対応して伸縮自在な伸縮収納部を有すること
    を特徴とするハーネスプロテクタ。
  2. 前記伸縮収納部は蛇腹状部材または弾性材料から成ること
    を特徴とする請求項1に記載のハーネスプロテクタ。
  3. 前記直胴収納部の長手縁の外面には、前記蓋体の係止片が係止する係止枠が備えられたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のハーネスプロテクタ。
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