JP2014201541A - 日焼け防止化粧料 - Google Patents

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聡子 菅澤
Satoko Sugasawa
聡子 菅澤
松井 和弘
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Abstract

【課題】紫外線防御効果や紫外線散乱効果に優れた粉体を高濃度に含有させても容器を振って撹拌すると均一に分散しやすく、さらに沈降しにくく、また使用前に容器を振って撹拌すると粉体が容易に分散し、分散状態をしばらく維持することができ、均一な組成で噴射することができ、さらに繰り返し使用しても詰まりにくいエアゾール噴霧型の日焼け防止化粧料を提供する。【解決手段】エステル油を含む親油性溶媒、アルコール、紫外線吸収剤を含有する油性液体に無機酸化物粉体が分散している非水原液と、液化ガスとからなり、前記無機酸化物粉体の含有量が、非水原液中に20〜50質量%であるものとしている。【選択図】なし

Description

本発明は、エアゾール噴霧型の日焼け防止化粧料に関するものである。
従来、この種の日焼け防止化粧料として、(A)イソノナン酸エステル、(B)酸化亜鉛、(C)酸化チタン及び(D)シリコン系界面活性剤を含有することを特徴とする日焼け止め化粧料が存在する(特許文献1)。
また、この種の日焼け防止化粧料として、(A)金属酸化物粉体、(B)炭素数12〜18のモノ脂肪酸ソルビタン、(C)炭化水素系噴射剤、(D)ジメチルエーテルを含有し、(C)と(D)の含有量がC≧Dであり、25℃におけるエアゾール内圧が0.1〜0.35MPaであるエアゾール型日焼け止め化粧料が存在する(特許文献2)。
さらに、この種の日焼け防止化粧料として、(A)金属酸化物粉体、(B)シリコーン粉体、(C)ポリエーテル変性シリコーン、及び(D)炭素数2〜5の炭化水素及びジメチルエーテルから選ばれる1種又は2種以上の噴射剤を含有するエアゾール型日焼け止め化粧料が存在する(特許文献3)。
また、この種の日焼け防止化粧料として用いることができるエアゾール組成物として、親油性液化ガスと有効成分とを含有する油相と、水相とがエマルジョンを形成してなり、有効成分が、エアゾール組成物中1〜10重量%含有され、親油性液化ガスが、エアゾール組成物中35〜85重量%含有されてなるものが存在する(特許文献4)。
特許文献1に開示された日焼け止め化粧料は、イソノナン酸エステルおよびシリコン活性剤を併用することで凝集性の高い酸化チタンや酸化亜鉛を安定的に分散させることができるとしている。
特許文献2、3に開示された日焼け止め化粧料は、金属酸化物粉体としては、紫外線防御効果に優れた粉体が好ましく、例えば、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウム等が挙げられ、これらを1種又は2種以上組み合わせて用いることができるとしている。そして、金属酸化物粉体の好ましい配合量は、化粧料の総量を基準として0.1〜10.0質量%であり、さらに好ましくは、0.5〜5.0質量%であるとし、この範囲内であれば、良好な再分散性が得られるとしている。
さらに、特許文献2、3に開示された日焼け止め化粧料は、噴射剤としては、エタン、プロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン等が挙げられ、これらを1種又は2種以上組み合わせて用いることができるとしており、これらの中でも、イソペンタンを含有すると、快適な冷感が得られ、特に好ましいとしている。
また、特許文献2、3に開示された日焼け止め化粧料は、原料成分として、特許文献2に開示されたものでは、精製水を21. 5質量%(実施例1〜6)又は8. 4質量%(実施例7)を含有させたものとし、特許文献3に開示されたものでは、精製水を5. 5質量%(実施例1〜7)又は9. 3質量%(実施例8)を含有させたものとしている。
特許文献4に開示されたエアゾール組成物は、前記油相と水相以外にも、パウダーを配合することができるとし、前記パウダーはエアゾール組成物中では分散しており、エマルジョンの安定性を良くし、皮膚に塗布されると紫外線を散乱させる紫外線散乱剤として作用するとしている。前記パウダーとしては、たとえば、酸化亜鉛、酸化チタン、タルク、セリサイト、シリカ・・・などがあげられるとし、日焼け止め用として用いる場合は、紫
外線散乱効果が高い点から酸化亜鉛、酸化チタン、板状ポリマーを配合することが好ましいとしている。そして、パウダーの配合量は、エアゾール組成物中0.1〜10重量%、さらには0.5〜8重量%であることが好ましいとしている。
さらに、特許文献4に開示されたエアゾール組成物は、前記親油性液化ガスとしては、たとえば、プロパン、ノルマルブタン、イソブタンおよびこれらの混合物である液化石油ガスなど、水の溶解度が1重量%以下である液化ガスがあげられるとしている。
また、特許文献4に開示されたエアゾール組成物では、前記水相は、水に、親水性界面活性剤、水溶性高分子、水溶性有効成分、アルコール類などを配合することができるとしている。そして、前記水は水単独で用いてもよく、親水性界面活性剤などの水相の主溶媒として用いられ、たとえば、精製水、イオン交換水などがあげられるとしている。前記水の配合量は、エアゾール組成物中8〜60重量%であることが好ましく、さらには10〜55重量%であることが好ましいとしている。
特開2000−169353号公報 特開2010−90056号公報 特開2010−120871号公報 特開2010−270060号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示されたものは、紫外線を遮蔽する効果を高めるために酸化チタンや酸化亜鉛などの紫外線散乱剤などの含有量を高濃度にしているため、手に取り皮膚に塗りのばすとムラになり均一に塗りのばすことが困難であるという問題があり、さらに長期間(1ヶ月以上)静置すると粉体が強く凝集(ケーキング)し撹拌しても均一な組成にならない(再分散性が悪い)ため、皮膚に均一に塗りのばすことが困難であるという問題がある。
さらに、前記特許文献2〜4に開示されたものは、酸化亜鉛、酸化チタンなどの紫外線防御効果や紫外線散乱効果に優れた粉体の含有量を高濃度にすると、液化ガスとの比重差により噴射の途中で沈降して均一な組成で噴射しにくくなり、長時間静置(1ヶ月以上)すると粉体が強く凝集(ケーキング)し撹拌しても均一な組成にならず(再分散性が悪く)、エアゾールバルブの孔や通路で粉体が詰まり易くなるなどの問題がある。
また、前記特許文献2、3に開示されたものは、快適な冷却を得るために圧力の低いイソペンタンを使用しているが、イソペンタンは特殊引火物であって非常に燃焼性が高いため、皮膚上に残留すると引火する恐れがあるという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来の問題点を解決することを目的としており、紫外線防御効果や紫外線散乱効果に優れた粉体を高濃度に分散させた特定の非水原液に液化ガスを含有してエアゾール組成物にすることにより、短時間では沈降しにくく、使用前に容器を振って撹拌すると粉体が容易に分散し、分散状態をしばらく維持することができ、均一な組成で噴射することができ、さらに繰り返し使用しても詰まりにくいエアゾール噴霧型の日焼け防止化粧料を提供することを目的としてなされたものである。
そのため、本発明の日焼け防止化粧料は、エステル油を含む親油性溶媒、アルコール、
紫外線吸収剤を含有する油性液体に無機酸化物粉体が分散している非水原液と、液化ガスとからなり、前記無機酸化物粉体の含有量が、非水原液中に20〜50質量%であるものとしている。
そして、本発明の日焼け防止化粧料において、前記紫外線吸収剤の含有量が、非水原液中に25〜50質量%であるものとしている。
さらに、本発明の日焼け防止化粧料において、前記親油性溶媒とアルコールとを合わせた含有量が、非水原液中に10〜50質量%であるものとしている。
また、本発明の日焼け防止化粧料において、前記油性液体中の親油性溶媒および紫外線吸収剤の混合物とアルコールの含有量比が、50/50〜98/2であるものとしている。
また、本発明の日焼け防止化粧料において、前記非水原液と液化ガスの含有質量比が、50/50〜10/90であるものとしている。
本発明の日焼け防止化粧料は、以上に述べたように構成されており、紫外線防御効果や紫外線散乱効果に優れた粉体を高濃度に含有させても粉体が分散しやすいため、均一な組成で噴射できる。さらに、油性液体に溶解する液化ガスを使用しているため、液化ガスの気化による容積膨張を利用し、噴霧粒子が適度な大きさになり油性液体と共に紫外線防御効果や紫外線散乱効果に優れた粉体を塗布面に薄く均一に付着させることができるため、ISO規格の「SPF測定法基準」の「50」や「UVA防止効果測定法基準」の「PA++++」を達成できるものとなった。
また、本発明の日焼け防止化粧料は、紫外線防御効果や紫外線散乱効果に優れた粉体を高濃度に分散させた特定の非水原液に液化ガスを含有してエアゾール組成物にすることにより、使用前に容器を振って撹拌すると粉体が容易に分散し、分散状態をしばらく維持することができ、均一な組成で噴射することができる。また、粉体は適度な時間で沈降するため使用している間は均一に分散しており、ある程度時間が経過すると粉体が沈降するため、ケーキングが起こらず、繰り返し使用しても詰まりにくく、商品価値の非常に高いものとなった。さらに界面活性剤(分散剤)を含有していなくとも粉体を均一に分散させることができる。
以下、本発明の日焼け防止化粧料を実施するための形態を詳細に説明する。
本発明の日焼け防止化粧料は、エステル油を含む親油性溶媒、アルコール、紫外線吸収剤を含有する油性液体に無機酸化物粉体が分散している非水原液と、液化ガスとからなる。
前記親油性溶媒としては、エステル油、油脂、炭化水素、シリコンオイルなどがあげられ、この親油性溶媒は、紫外線吸収剤を溶解し、無機酸化物粉体を分散する溶媒であり、噴射されると、紫外線吸収剤と無機酸化物粉体を皮膚に吸着させる吸着剤の効果があり、皮膚に均等に塗布できる。
前記エステル油としては、たとえば、ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール、ジネオペンタン酸ジエチルペンタンジオール、ジ−2−エチルへキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジラウリン酸プロピレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコール、ジラウリン酸ジエチレングリコール、ジステアリン酸ジ
エチレングリコール、ジイソステアリン酸ジエチレングリコール、ジオレイン酸ジエチレングリコール、ジラウリン酸トリエチレングリコール、ジステアリン酸トリエチレングリコール、ジイソステアリン酸トリエチレングリコール、ジオレイン酸トリエチレングリコール、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチルヘキシル、イソオクタン酸セチル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシルキシル、モノステアリン酸プロピレングリコール、モノオレイン酸プロピレングリコール、モノステアリン酸エチレングリコール、トリ2−エチルへキサン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン、イソステアリン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、コハク酸ジエトキシエチル、リンゴ酸ジイソステアリルなどがあげられる。
前記油脂としては、ツバキ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ヒマシ油、サフラワー油、ホホバ油、ヤシ油などがあげられる。
前記炭化水素としては、たとえば、イソパラフィン、流動パラフィン、ノルマルペンタン、イソペンタン、スクワラン、スクワレン、水添ジデセンなどがあげられる。
前記シリコンオイルとしては、たとえば、メチルポリシロキサン、シクロペンタシロキサン、シクロヘキサシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどがあげられる。
前記親油性溶媒の含有量は、非水原液中2〜45質量%であることが好ましく、5〜40質量%であることがさらに好ましい。前記親油性溶媒の含有量が、2重量%よりも少ない場合は粉体の沈降が早くなり、45重量%よりも多い場合は皮膚に付着したときにべたつきやすくなり、使用感が低下する。
前記アルコールは、紫外線吸収剤を溶解しやすくしたり、無機酸化物粉体を分散しやすくしたり、長期保存した際にケーキングを起きにくくし再分散性を良くしたり、親油性溶媒のベタつきを抑制するなどの目的で用いられ、たとえば、エタノール、イソプロパノールなどの1価アルコールがあげられる。
前記アルコールの含有量は、非水原液中3〜35質量%であることが好ましく、5〜30質量%であることがさらに好ましい。前記アルコールの含有量が3重量%よりも少ない場合は、ケーキングしやすく、粉体どうしが凝集して大きくなり、詰まりやすくなり、35重量%よりも多い場合は無機酸化物粉体などの粉体の沈降が早くなり使用時に均一な組成で噴射できなくなる
さらに、前記親油性溶媒とアルコールとを合わせた含有量は、非水原液中10〜50質量%であることが好ましく、15〜47質量%であることがさらに好ましい。前記親油性溶媒とアルコールとを合わせた含有量が、10質量%よりも少ない場合は、無機酸化物粉体が分散しにくくなり、50質量%よりも多い場合は、紫外線防御効果や紫外線散乱効果のある成分を含有しにくくなる。
前記紫外線吸収剤は、皮膚に付着して紫外線を吸収し、皮膚が日焼けしないように防止するだけでなく、無機酸化物粉体を安定して分散させる目的で用いられ、たとえば、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、t 一ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸エチルヘキシル、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチルなどのUVA吸収剤
や、パラメトキシケイ皮酸エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、エチルヘキシルサリシレート、エチルヘキシルトリアゾン、オクトクリレン、オキシベンゾン、ヒドロキシベンゾフェノンスルホン酸、ジヒドロキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシベンゾフェノン、パラアミノ安息香酸などのUVB吸収剤や、ビスエチルへキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノールなどのUVAおよびUVB両方の領域を吸収できるUVA/UVB吸収剤、またはこれらの混合物などがあげられる。
前記紫外線吸収剤の含有量は、非水原液中25〜50質量%であることが好ましく、30〜45質量%であることがさらに好ましい。前記紫外線吸収剤の含有量が、25質量%よりも少ない場合は粉体の沈降が早くなり、紫外線を防御する効果が不充分になりやすく、50重量%よりも多い場合は均一に塗布しにくくなり、含有量に対する効果が不充分になる。
前記油性液体は、紫外線吸収剤を親油性溶媒に溶解させ、これにアルコールを添加して調製できる。なお、前記油性液体を調製する順番はこれに限定されるものではない。
前記油性液体中の親油性溶媒および紫外線吸収剤の混合物とアルコールの含有質量比は、50/50〜98/2であることが好ましく、55/45〜95/5であることがさらに好ましい。前記油性液体中の親油性溶媒および紫外線吸収剤の混合物とアルコールの含有質量比が、前記範囲内であれば無機酸化物粉体などの粉体を高濃度に含有しても分散しやすく、粉体が沈降してもケーキングを起こすことなく、容器を上下に振ることにより簡単に再分散させることができ、親油性溶媒および紫外線吸収剤の混合物の含有量が多く、アルコールの含有量が少ない場合、粉体が長期間かけてゆっくりと沈降しケーキングを起こしやすく、再分散性が悪くなり、親油性溶媒および紫外線吸収剤の混合物の含有量が少なく、アルコールの含有量が多い場合、粉体が直ぐに沈降してしまい、均一な組成で噴射することが困難になる。
前記無機酸化物粉体は、皮膚に付着して紫外線を散乱させ、皮膚が日焼けしないように防止する目的で用いられ、たとえば、酸化亜鉛、酸化チタン、シリカなどがあげられる。なお、この無機酸化物粉体は、表面をハイドロジェンジメチコンなどのシリコーン、水酸化アルミニウム、含水シリカ、ステアリン酸などで処理したものを用いることが好ましい。また、無機酸化物粉体は、エステル油、油脂、炭化水素などの親油性溶媒に分散させた分散液やスラリー状の液を用いることでエアゾール組成物中でも無機酸化物粉体を均一に分散させることができる。
前記無機酸化物粉体の含有量は、非水原液中20〜50質量%であることが好ましく、22〜45質量%であることがさらに好ましい。前記無機酸化物粉体の含有量が、20質量%よりも少ない場合は紫外線を散乱させる効果が弱く、日焼け防止効果が不充分であり、50質量%よりも多い場合は、粉体濃度が高くなりすぎてエアゾール容器のバルブで詰まりやすくなり、また使用時に噴射ボタンなどの吐出通路や噴射孔に付着した粉体が乾燥して、次回使用するときに塊となって吐出され、使用感が悪くなりやすい。なお、前記無機酸化物粉体の粒径は、無機酸化物の種類によっても異なるが、その平均粒径が1〜100nmの範囲内にあるものとしている。
前記非水原液は、紫外線吸収剤を親油性溶媒に溶解させ、これにアルコールを添加して油性液体を調製し、この油性液体に無機酸化物粉体を添加することにより分散液とすることができる。なお、前記非水原液は、無機酸化物粉体の含有量を調節してスラリー状にしてもよい。
また、前記非水原液には、前記無機酸化物粉体以外の他の粉体、前記紫外線吸収剤以外
の有効成分(以下、他の有効成分という)、界面活性剤などを含有することができる。
前記他の粉体は、紫外線吸収剤のベタつきを改善して使用感を向上させたり、無機酸化物粉体と同様に紫外線を散乱して日焼け防止効果を高くするなどの目的で用いられ、たとえば、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンアルミニウム、タルク、ナイロンパウダー、ベントナイトなどがあげられる。
前記他の粉体を含有する場合の含有量は、非水原液中0.1〜5質量%であることが好ましく、0.3〜3質量%であることがさらに好ましい。前記他の粉体の含有量が、0.1質量%よりも少ない場合は粉体の効果が不充分になりやすく、5質量%よりも多い場合は粉体濃度が高くなりすぎてエアゾール容器のバルブで詰まりやすくなる。
前記他の有効成分は、皮膚に潤いを付与したり、痒みや炎症を抑制したり、清涼感を付与したり、紫外線吸収剤の臭いをマスキングしたりするなどの効果を付与する目的で用いられ、たとえば、α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエンなどの酸化防止剤、塩酸ジブカイン、塩酸テトラカイン、塩酸リドカイン、リドカインなどの局所麻酔剤、アラントインヒドロキシアルミニウム、タンニン酸、クエン酸、乳酸などの収斂剤、レチノール、dl−α−トコフェロールなどのビタミン類、リドカイン、ジフェンヒドラミン、酢酸トコフェロール、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症剤、l−メントール、カンフルなどの清涼化剤、香料などがあげられる。
前記他の有効成分を含有する場合の含有量は、非水原液中0.1〜10質量%であることが好ましく、0.5〜8質量%であることがさらに好ましい。前記他の有効成分の含有量が、0.1質量%よりも少ない場合は皮膚に付着する量が少なく、有効成分の効果が不充分になりやすく、10質量%よりも多い場合は均一に塗布しにくくなり、含有量に対する効果が不充分になる。
前記界面活性剤は、紫外線散乱剤などの粉体の分散性を向上させるなどの目的で用いられ、たとえば、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・メチルポリシロキサン共重合体などのシリコーン系界面活性剤、モノグリセリン脂肪酸エステル、ポリ(ジ・トリ・テトラ・ヘキサ・ペンタ・デカなど)グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルなどの脂肪酸エステル系非イオン性界面活性剤など、HLBが1〜10、好ましくは2〜9である非イオン性界面活性剤があげられる。
前記界面活性剤を含有する場合の含有量は、非水原液中0.1〜10質量%であることが好ましく、0.5〜8質量%であることがさらに好ましい。前記界面活性剤の含有量が、0.1質量%よりも少ない場合は界面活性剤の効果が不充分になりやすく、10質量%よりも多い場合はべたつきやすくなり、使用感が低下する。
なお、前記他の有効成分は、親油性溶媒やアルコールに溶解させることで、また他の粉体は、無機酸化物粉体と混合することで添加することができる。
前記液化ガスは、エアゾール容器内では圧力を有する液体であり、油性液体を溶解して無機酸化物粉体を分散させる主溶媒として作用したり、噴射面の乾燥性を良くするなどの効果がある。前記液化ガスとしては、たとえば、液化石油ガス、ジメチルエーテル、ハイドロフルオロオレフィンおよびこれらの混合物があげられる。
また、紫外線吸収剤や無機酸化物粉体によって、非水原液の粘度が高くなっても前記液化ガスを油性原液に溶解させることにより、エアゾール組成物の粘度を低下させることができ、噴霧粒子径を適度な大きさで噴射することができ、噴射面に均一に付着しやすい。
前記噴霧粒子径の大きさは、平均粒子径が10〜30μmであることが好ましい。平均粒子径が10μmよりも小さい場合は、噴霧粒子が舞い散りやすく、吸引しやすくなり、平均粒子径が30μmよりも大きい場合は、均一に付着しにくい。
さらに、本発明のエアゾール組成物は、非水原液と液化ガスとからなるため、噴射直後に液化ガスの気化による冷却効果が得られ、さらに噴射後も非水原液中に液化ガスの一部が溶解しているため、噴射面でも冷却効果が持続して得られる。また、本発明のエアゾール組成物は、非水原液中の油性液体と液化ガスが溶解した均一系のため、高温時の圧力上昇が抑えられる。
前記非水原液と液化ガスの含有質量比は、50/50〜10/90であることが好ましく、40/60〜15/85であることがさらに好ましい。前記非水原液と液化ガスの含有質量比が、前記範囲内であれば無機酸化物粉体などの粉体が適度な時間で沈降し、容器を上下に振ることで容易に再分散させることができ、前記非水原液の含有量が多く、液化ガスの含有量が少ない場合は、ケーキングを起こしやすく、再分散性が悪くなり、噴霧粒子が大きくなり均一に付着しにくくなる。非水原液の含有量が少なく、液化ガスの含有量が多い場合は、粉体が沈降しやすくなり、低温時においては、紫外線吸収剤が析出しやすくなり、噴射時は噴霧粒子が細かくなりすぎ付着性が低下する。
本発明の日焼け防止化粧料は、耐圧容器に非水原液と液化ガスを充填し、バルブを取り付けて密封し、非水原液と液化ガスを混合することにより調製することができる。
本発明の日焼け防止化粧料は、無機酸化物粉体を非水原液中に20〜50質量%と多く配合しているものの、エステル油を含む親油性溶媒、アルコール、紫外線吸収剤を含有する油性液体に分散させた非水原液と液化ガスとからなるため、前記無機酸化物粉体の含有量が、非水原液中に20〜50質量%と多く配合しているものの、粉体の分散性に優れ、均一な組成で噴射でき、紫外線防御効果が高いため人体(皮膚や髪)に使用することが好ましい。
次に、本発明の日焼け防止化粧料を実施例によって詳細に説明するが、本発明の日焼け防止化粧料はこれらの実施例により限定されるものではない。なお、含有量については、特に断りのない限り質量%を示す。
実施例1〜11、比較例1〜4
ポリエチレンテレフタレート製耐圧容器に、表1〜3に示した処方の非水原液16g (40質量%)と液化ガスとして液化石油ガス(*17)24g(60質量%)を充填してバルブを取り付け、試験用エアゾール製品を調製した。
(*17):ノルマルブタンとイソブタンとの混合物(25℃での蒸気圧が0.2MPa)
実施例12
ポリエチレンテレフタレート製耐圧容器に、表2に示した処方の非水原液16g (40質量%)と液化ガスとしてノルマルブタン12g(30質量%)とハイドロフルオロオレ
フィン(*18)12g(30質量%)を充填してバルブを取り付け、試験用エアゾール製品を調製した。
(*18):トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン
実施例13
ガラス製耐圧容器に、表2に示した処方の非水原液16g (40%)とジメチルエーテル24g (60%)を充填してバルブを取り付け、試験用エアゾール製品を調製した。
実施例14
非水原液20g (50質量%)と液化ガスとして液化石油ガス(*17)20g (50質量
%)を充填したこと以外は実施例1と同様に試験用エアゾール製品を調製した。
実施例15
非水原液10g (25質量%)と液化ガスとして液化石油ガス(*17)30g (75質量
%)を充填したこと以外は実施例1と同様に試験用エアゾール製品を調製した。
実施例16
非水原液4g (10質量%)と液化ガスとして液化石油ガス(*17)36g (90質量%
)を充填したこと以外は実施例1と同様に試験用エアゾール製品を調製した。
前記試験用エアゾール製品を用いて、以下に示す試験を実施した。試験結果は表1〜3にあわせて示した。
1)分散性試験
粉体が沈降している状態の試験用エアゾール製品を上下に振とうし、容器内の粉体が均一に分散するまでの回数を測定し、分散性について、次の基準で評価した。
○:1〜10回振とうすることで均一に分散した。
△:11〜30回振とうすることで均一に分散した。
×:31回振とうしても均一に分散しなかった。
2)安定性
分散性試験に用いた試験用エアゾール製品を25℃の恒温室に静置し、粉体が沈降し始める時間について、次の基準で評価した。
○ :31秒〜30分の間に沈降し始めた。
△ :5秒〜30秒の間に沈降し始めた。
× :5秒未満に沈降した。
××:30分以上分散していた。
3)再分散性試験
試験用エアゾール製品を25℃の恒温室に、1ヶ月間静置し、その後試験用エアゾール製品を上下に振とうし、容器内の粉体が均一に分散するまでの回数を測定し、再分散性について、次の基準で評価した。
○:1〜10回振とうすることで均一に分散した。
△:11〜30回振とうすることで均一に分散した。
×:31回振とうしても均一に分散しなかった。
4)噴霧試験
試験用エアゾール製品の3gを腕に塗布した際の噴霧状態について、次の基準で評価した。
○:薄く均一に付着した。
△:噴霧パターンがみだれ、一部が不均一に付着した。
×:バルブまたは噴射ボタンで粉が詰り噴射できなくなった。
Figure 2014201541
Figure 2014201541
Figure 2014201541
*1:Uvinul A plus granular(商品名)、BAFS社製
*2:PARSOL MCX(商品名)、DSMニュートリションジャパン社製
*3:Eusolex OCR(商品名)、メルク社製
*4:Eusolex OS(商品名)、メルク社製
*5:Tinosorb M(商品名)、BAFS社製
*6:Neosolue MP(商品名)、日本精化社製
*7:NIKKOL ICIS(商品名)、日光ケミカルズ社製
*8:NIKKOL IOP(商品名)、日光ケミカルズ社製
*9:NIKKOL TL-10(商品名)、日光ケミカルズ社製
*10:DIS-OP-10A(商品名)、堺化学工業社製
*11:Solaveil CT-200(商品名)、クローダジャパン社製
*12:MT-100TV(商品名)、テイカ社製
*13:DIF-OP-3W(商品名)、堺化学工業社製
*14:Solaveil CZ-300(商品名)、クローダジャパン社製
*15:MZ-300(商品名)、テイカ社製
*16:DRY FRO PURE(商品名)、アクゾノーベル社製
表1に示した分散性試験、再分散性試験および噴霧試験によると、本発明の実施例1〜16の日焼け防止化粧料は、比較例1〜4と比べて、使用前に容器を振って撹拌すると粉体が容易に分散し、分散状態をしばらく維持することができるものとなり、均一な組成で噴射することができ、皮膚に薄く均一に付着させることができるものとなったといえる。

Claims (5)

  1. エステル油を含む親油性溶媒、アルコール、紫外線吸収剤を含有する油性液体に無機酸化物粉体が分散している非水原液と、液化ガスとからなり、前記無機酸化物粉体の含有量が、非水原液中に20〜50質量%であることを特徴とする日焼け防止化粧料。
  2. 前記紫外線吸収剤の含有量が、非水原液中に25〜50質量%であることを特徴とする請求項1に記載の日焼け防止化粧料。
  3. 前記親油性溶媒とアルコールとを合わせた含有量が、非水原液中に10〜50質量%であることを特徴とする請求項1または2に記載の日焼け防止化粧料。
  4. 前記油性液体中の親油性溶媒および紫外線吸収剤の混合物とアルコールの含有量比が、50/50〜98/2であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の日焼け防止化粧料。
  5. 前記非水原液と液化ガスの含有質量比が、50/50〜10/90であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の日焼け防止化粧料。
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