JP2014200863A - なめたネジ取り外し用ビット - Google Patents

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兼古 耕一
Koichi Kaneko
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Abstract

【課題】 ネジ溝の摩滅や破損している「なめたネジ」等とネジ込み体側から取り外すためのビットに関するなめたネジ取り外し用ビットを提供する。
【解決手段】 ビット1の先端側には削り面5や曲面6を形成した凹部2と逃げ面3が形成され叩いた力が回転力に変わる構造のインパクトドライバによるネジ溝側への押圧力によりエッジ16が「なめたネジ」100のネジ溝300に喰い込み凹部2がネジ溝300に押し込まれてカベ12が形成される。このカベに取り外し用工具を係着することにより「なめたネジ」は容易に取り外し出来る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネジ込み体側にねじ込みされ、その頭部のネジ廻し用溝が摩滅や形崩れや錆や固着しているネジ(以下、「なめたネジ」と称呼する)を前記ネジ込み体側から円滑に、かつ容易に取り外しするに好適ななめたネジ取り外し用ビットに関する。
ネジ込み体側にねじ込まれたネジは通常はそのままになっている場合もあるが、取り付けや取り外しを数回行うことによりネジ溝が摩滅したり形崩れすることが生ずる。また、ネジ溝の内部に異物が入り錆てしまったり、取付けたネジを長期間放置すると錆等が発生し固着してしまう場合がある。そのために、通常のドライバで円滑に取り外しが出来なくなる問題点が生ずる。この問題点を解決する手段としては図3に示すようにインパクトドライバ200に装着したビットを用いて「なめたネジ」100のネジ溝300をハンマ400で叩き、打撃を加えてビットに新しいミゾ等を形成し、その后にインパクトドライバ200により前記ミゾ等を使用して「なめたネジ」100の取り外しを行う。なお、前記のインパクトドライバ200は叩いた力が回転力に変わる構造のものからなる。
なお、従来以上の作業に使用されているビットとしては、例えば「特許文献1」に示すものが挙げられる。
「特表2003−525762号」(図4)
「特許文献1」の「特表2003−525762号」の「破損したねじを除去するためのビット」はその(図1乃至図4等)に示されているが概略図4に示すような構造のものからなる。
このビット1Aは六角形の軸9の横断面の60度の頂点から延びる縁線10の側から見た頂角が鋭角であり、この縁線10と直交する平面側11から見た頂角か鈍角(約140度)の先端部を有するものからなり、図4(a)に示すように縁線10の側から見た先端側には縁線10を境にして凹部の削り面13と逃げ面14が形成され頂点には鋭くとがったエッジ15が形成されている。この削り面13は図示のように平面側11に向かって下り傾斜する凹部からなり、逃げ面14はエッジ15から平面側11に向かって下り傾斜するフラット面からなる。
一方、図4(b)に示すように削り面13は2段の削り面13a,13bからなり、平面側11の中心側に向かって下り傾斜する曲面を形成し、逃げ面14も中心側に向かって下り傾斜するものからなる。
また、図4(c)に示すように削り面13及び逃げ面14は夫々2箇所対象位置に夫々形成されている。
この形状のビット1Aを前記のインパクトドライバ200に装着して「なめたネジ」100にその先端部を押圧すると図5に示すように「なめたネジ」100のネジ溝300にエッジ15が進入すると共に削り面13や逃げ面14が作用し結果として図5に示すようにネジ溝300にミゾ17が形成される。このミゾ17に取り外し用工具(図略)を入れることにより「なめたネジ」100をネジ込み本体(図略)から取り外すことが出来る。
以上の形状ビット1Aによって「なめたネジ」100の取り外しは可能であるが、この場合は押圧力が大きく先端部特にエッジ15の部分を痛める恐れもあり、ミゾ17の形成や形状が安定しない問題点が生ずる。また、打撃を与えて溝を形成するためネジ込まれている対象物に損傷を与える可能性がある。
本発明は、以上の問題点を解決すべく発明されたものであり、ネジ溝へのカベが比較的容易に、かつ確実に形成され鋭いカベの形成が可能となり、取り外しの容易化が図られるなめたネジ取り外し用ビットを提供することを目的とする。
本発明は、以上の目的を達成するために請求項1の発明は、頭部のネジ廻し用溝が摩滅や形崩している「なめたネジ」や錆や固着したネジ等をネジ込み体側から取り外すべく叩いた力が回転力に変わる構造のインパクトドライバに装着されるネジ外し用ビットであって、該ビットは、横断面が六角形の軸の頂部に形成され横断面の角度60度の頂点位置から延びる縁線の側から角度が鋭角で前記縁線の側と直交する平面側から見た角度が鈍角に形成されている先端部に夫々対象に形成されている凹部とこれに連設する逃げ面とを形成するものからなり、前記凹部は、前記縁線に沿って形成される削り面と該削り面の基端から前記平面側に向かって形成される曲面からなり、該曲面の下面側は前記縁線の側に向かって下り傾斜する曲線面を形成するものからなり、前記逃げ面は、先端部に幅狭のフラット面を形成し該フラット面から前記軸の前記平面側に向かって下り傾斜する面を形成するものからなり、前記面の傾斜角は前記鋭角に等しいものからなることを特徴とする。
本発明の請求項1のなめたネジ取り外し用ビットによれば、本発明のなめたネジ取り外し用ビットは先端にフラット面があるためインパクトドライバによる大きな押圧力に対して先端に損傷が生ずることなく確実にネジ溝に喰い込むことが出来る。また、先端部の凹部には縁線に沿った鋭利な削り面があり、更にこの削り面の基端に縁線の側に向かって下り傾斜する曲線面を有する曲面が形成されているためネジ溝側には図2に示すようなカベ12が形成され、このカベ12は図5に示したミゾ17に較べて取り外し用工具の係着が確実に出来、従来のものに較べて確実に、かつ容易に「なめたネジ」ネジ込み本体側から取り外すことが出来る。
また、逃げ面は鋭角に形成される面からなり押圧時によるカベ12の形成における切り削り等を円滑に排出することが出来る。以上により、従来のものに較べて確実なネジの取り外しを行うことが出来る効果が上げられる。
本発明のなめたネジ取り外し用ビットの先端部の構造を示す正面図(a),側面図(b),上面図(c)。 本発明のなめたネジ取り外し用ビットによるネジ溝へのカベ形成の状態を示す模式図。 インパクトドライバにビットを装置して「なめたネジ」を押圧する状態を示す模式的正面図。 従来のビットの先端部の構造を示す正面図(a),側面図(b),上面図(c)。 従来のビットによるネジ溝へのミゾ形成の状態を示す模式図。
以下、本発明のなめたネジ取り外し用ビットの実施の形態を図面を参照して詳述する。
このビット1は六角形の軸9の頂部に形成され横断面の角度60度の頂点位置から延びる縁線10の側から見た頂角が鋭角でこれと直交する平面側11から見た頂角が鈍角(約130度)のものからなり、頂部に凹部2と逃げ面3とを形成するものからなり、凹部2と逃げ面3とは2箇所対象位置に夫々形成されている。また、先端部には幅狭のフラット面4が形成されている。
凹部2は先端部から縁線10に沿って適宜の長さだけ形成されている削り面5とこの基端から平面側11に向かって形成される曲面6からなり、削り面5は鋭いエッジ16を形成するものからなり、曲面6のその下面側に縁線10の側に向かって下り傾斜する曲線面7が形成される。
一方、逃げ面3はフラット面4から平面側11に向かって下り傾斜する面8からなり、この面8の傾斜面は前記鋭角に形成されている。
図1(c)に示すように、以上の構造の凹部2や逃げ面3は夫々対象の位置に2箇所形成されこれ等は互いに連設して形成されている。
以上の構造のビット1をインパクトドライバ200に装着して「なめたネジ」100のネジ溝300に押圧すると凹部2の削り面5やエッジ16等によりネジ溝300には図2に示すようなカベ12が形成される。この際逃げ面3はネジ溝300に押圧され、カベ12の形成を助長させる。また、先端部にはフラット面4があるため押圧力が大きくてもビット1の破損は生じ難い。
以上により、従来のビット1A等と異なり、取り外し工具の係着し易いカベ12が形成され、「なめたネジ」100の取り外しが容易に出来ることになる。
本発明は、以上の説明の内容からなるが、ビットの形状としては以上の説明の範囲に限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本発明のビットは各種の「なめたネジ」の取り外しに適用されると共に溝の形態の崩れた取り付け具にも適用され、その利用範囲は広い。
1 ビット
2 凹部
3 逃げ面
4 フラット面
5 削り面
6 曲面
7 曲線面
8 面
9 軸
10 縁線
11 平面側
12 カベ
16 エッジ
100 なめたネジ
200 インパクトドライバ
300 ネジ溝

Claims (1)

  1. 頭部のネジ廻し用溝が摩滅や形崩している「なめたネジ」や錆や固着したネジ等をネジ込み体側から取り外すべく叩いた力が回転力に変わる構造のインパクトドライバに装着されるネジ外し用ビットであって、該ビットは、横断面が六角形の軸の頂部に形成され横断面の角度60度の頂点位置から延びる縁線の側から見た角度が鋭角で前記縁線の側と直交する平面側から見た角度が鈍角に形成されている先端部に夫々対象に形成されている凹部とこれに連設する逃げ面とを形成するものからなり、前記凹部は、前記縁線に沿って形成される削り面と該削り面の基端から前記平面側に向かって形成される曲面からなり、該曲面の下面側は前記縁線の側に向かって下り傾斜する曲線面を形成するものからなり、前記逃げ面は、先端部に幅狭のフラット面を形成し該フラット面から前記軸の前記平面側に向かって下り傾斜する面を形成するものからなり、前記面の傾斜角は前記鋭角に等しいものからなることを特徴とするなめたネジ取り外し用ビット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104802132A (zh) * 2015-04-10 2015-07-29 力帆实业(集团)股份有限公司 一种取出嵌入式空心连接件的工具

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