JP2014195943A - 丸み出し装置、及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産能力の向上が図れる丸み出し方法等を提供する。
【解決手段】本文3の背を押し当てるレベラー16を加熱しつつ、固化した糊が貼着されている本文3の背に当該レベラー16を押し当てて初期の丸みを形成した後、ニップローラ17により当該本文3を絞り上げて正規の丸みを形成して前記本文3の背の丸み出しを行う。
【選択図】図4

Description

本発明は上製本の製本過程において、背に丸みをつける丸み出し装置等に関する。
背が丸みをおびた丸製上製本は、複数の枚葉紙からなる本文が下固め工程、丸み出し工程、耳出し工程、背固め工程、表紙くるみ工程の順に処理され製本されることが知られている。また、この丸み出し工程において、機械作業により背に丸みをつけることが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に示す丸み出し装置は、下固め工程において本文の背に塗布されて固化した糊をヒータで軟化させた上で、本文の小口側に受けレールを配置するとともに背側にレベラーを配置して、レベラーにより本文の背の中心部分に圧力をかけて初期の丸みをつけ、一対のローラによって本文の両側を挟み込みつつ絞り上げて本文を背側に押し上げることで規定された丸みを形成するものである。
特開2000−185479号公報
しかしながら、従来の製本工程では、丸み出しを行う前に、本文の背に塗布されて固化した糊をヒータで温めて軟化させる時間が必要であり、生産性の低下を引き起こす要因となっている。
そこで、本発明は、このような問題の解消を一つの課題とし、その目的の一例は、生産能力の向上が図れる丸み出し方法等を提供するものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の丸み出し装置(10)は、本文(3)の背を押し当てるレベラー(16)と、前記レベラーとの間で本文を挟持させる受けレール(15)と、本文の両側を挟持しつつ回転させて当該本文を絞り上げてその背を前記レベラーに押し当て続けるニップローラ(17)と、前記レベラーを加熱する加熱手段(50)と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の丸み出し装置は、本文の背を押し当て、その背に丸みを形成するレベラーを備えた丸み出し装置において、前記レベラーを加熱する加熱手段を備えたことを特徴する。
また、請求項3に記載の丸み出し装置は、請求項1、又は請求項2に記載の丸み出し装置において、前記加熱手段は、前記レベラーの内部に配置される熱線(30)と、前記熱線に電流を印加する電流印加手段(20)と、を備えていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の丸み出し方法は、本文の背を押し当てるレベラーを加熱しつつ、固化した糊が貼着されている本文の背に当該レベラーを押し当てて初期の丸みを形成した後、ニップローラにより当該本文を絞り上げて正規の丸みを形成して前記本文の背の丸み出しを行うことを特徴とする。
製本にかかる時間を簡易な改良にて短縮でき、生産性の向上が図れる。
本実施形態の冊子の一例を示す外観斜視図である。 丸み出し装置の構成を示す模式図である。 押当体の形状例を示し、図3(a)は外観図、図3(b)はヒータの配置例示す模式図である。 丸み出し装置の動作例を示す模式図であり、図4(a)は本文を開放した状態を示し、図4(b)は初期の丸みを形成する状態を示し、図4(c)は丸みを整えた状態を示す。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(上製本の丸み出し方法等)
まず、製本される上製本(以下、「冊子1」と称する。)について簡単に説明する。なお、図1において、便宜上、冊子1の上下方向を天地方向とし、正面側を小口側、奥行側を背側として説明する。
冊子1は、本紙となる複数の枚葉紙2を重ね合わせて構成される積層体で構成される本文3を備え、当該本文3の背、及び表裏面の両側が表紙4によってくるまれる。
本文3は、丁合工程によって丁合された複数の枚葉紙2からなる本文3の背側に、下固め工程においてホットメルト等の熱によって溶融する糊が塗布されて各枚葉紙2が互いに接着され、丸みだし工程においてその背に丸みがつけられる。
丸み出し工程では、前工程から本文3の背を上側にしてクランパ18により搬送される本文3の小口側に湾曲状に形成された受けレール15を配置し、本文3の背側に略逆V字状に形成されたレベラー16を配置して、クランパ18から解放されることにより受けレール15に支持された本文3の背に対して当該レベラー16を移動して押し当てて、本文3の背の中心部分に圧力をかけて初期の丸みをつけ、その後、本文3の両側に配置される一対のローラ17、17によって本文3の表裏両側を挟持しつつ絞りあげることによって背の形状が正規の丸み形状に仕上げられる。
本実施形態の丸み出し方法は、初期の丸みを形成する際に、少なくともレベラー16の下端面(本文3との接触面)を加熱し、その加熱したレベラー16を本文3の背に押し当てて、本文3の背に塗布され固化されている糊を溶融しつつ、本文3の背に圧力をかけるものである。
このような丸み出し方法によれば、下固め工程から丸み出し工程に移る際に予め本文の背に固定された糊を溶融する必要がなくなり、製本にかかる時間を短縮できるので、生産能力を容易に向上させることが可能である。また、レベラーに加熱装置を設けるのみの改良で良いため、大幅な製造コストをかけないで生産能力を向上させることが可能である。
なお、冊子1は、本文3の背が丸み出しされた後、表紙4によってくるまれて製本される。
本実施形態の丸み出し方法は、図2に示す丸み出し装置10を用いて処理される。なお、正規の丸み形状とは、冊子1(又は本文3)の厚みに応じて異なるものであって、予め規定された曲率を有した湾曲形状をいう。
(丸み出し装置の構成等)
図2に示すように、丸み出し装置10は、クランパ18によって搬送される本文3の小口側に配置される受けレール15と、本文3の背側に配置されるレベラー16と、本文3の表裏面の両側に配置される一対のニップローラ17、17と、を備える。
受けレール15は、本文3の小口側に盛り上がるようにして湾曲状に形成された部材であり、クランパ18により本文3が解放された後、当該本文3の小口側端部を支持する。
レベラー16は、下端部が略逆V字状に形成されたテーパ部16aを有する金属製(熱伝導性を有する)の部材であり、本文3の背に丸みを形成する際に当該テーパ部16aが本文3の背に押し当てられる。
図3(b)に示すように、このレベラー16には加熱装置50が設けられている。この加熱装置50は、熱線30を備え、この熱線30はレベラー16の内部に配置される。この熱線30は、例えば、ニクロム線であり、後述する制御部20によって電源から電流が印加されることにより加熱され、少なくともテーパ部16aの表面が加熱される。
なお、V字状に形成されたテーパ部の開き角度は適宜設定される。
このレベラー16には、上下に移動させるための駆動部Mが設けられており、後述する制御部20によって上下に駆動制御される。具体的には、レベラー16は、制御部20によって、初期の丸みを形成する際には下降させ、最終的に丸みを整える際には、上昇させて初期位置に戻される。
そして、本実施形態の丸み出し装置10では、レベラー16を下降させることで、本文3の背に圧力をかけ、本文3の背に初期の丸みを形成する。
ニップローラ17には、互いに近接、又は離れる方向に移動させるための駆動部Mが設けられており、後述する制御部20によって左右に駆動制御される。また、ニップローラ17は、本文3をレベラー16側に押し上げる方向に回転駆動させるための駆動部Mが設けられており、後述する制御部20によって駆動制御される。
そして、本実施形態の丸み出し装置10では、ニップローラ17によって本文3を協働して挟持しつつ回転させ、本文2を絞り上げることで本文3の背を正規の丸みに整える。
制御部20は、丸み出し装置10の全体を統括制御するものであって、本実施形態では、特に、本文3の丸みを形成する際に、クランパ18、レベラー16、ニップローラ17、17を駆動制御するとともに、熱線30に電流を印加する。
本実施形態の丸み出し装置10の一連の動作について、制御部を主体として図4を用いて説明する。
まず、図4(a)に示すように、クランパ18によって本文3が下固め工程から丸み出し工程に搬送されると、制御部20は、本文3の背に丸みを形成する際に、まず、クランパ18を本文から離反制御するとともに熱線30に電流を印加する。本文3は、クランパ18から解放されると、図4(b)に示すように、左右両側はクランパ18によって支持されつつ、自重により下方へと落下してその下端部が受けレール15によって受け止められる。一方で、レベラー16は熱線30が加熱されることで少なくともテーパ部16aが加熱される。
次に、制御部20は、図4(b)に示すように、レベラー16を下降制御する。本文3の背にレベラーが接触すると、本文3の背に塗布された糊が溶融される。また、本文3は、レベラー16と受けレール15との間で挟持され、本文3の背がレベラー16により下方へと押圧されて、本文3の背には初期の丸みが形成される。
最後に、制御部20は、図4(c)に示すように、レベラー16を上昇制御して初期の位置に戻すとともに、ニップローラ17、17を回転制御する。本文3の背は、ニップローラ17、17により押し上げられて、本文3の背には、正規の丸みが形成される。
このように構成された本実施形態の丸み出し装置10によれば、加熱されたレベラーを本文の背に押し当てることで本文の背に塗布された糊を溶融しつつ初期の丸みがつけられることで、従来よりも生産性の向上が図れる。
なお、本文は、丸み出し工程により正規の丸みが形成された後、耳出し工程に搬送される間に、冷風が本文の背に吹き付けられることで糊が固化する。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々変更可能である。例えば、本実施形態のレベラー16は、金属製の部材を用いて、その内部に加熱装置50としての熱線30を設けるようにしたが、金属製以外の熱伝導性を有しない部材を用いてもかまわない。その場合には、レベラーの下端面(本体の背と接触する側)に加熱装置を設け、直接本文の背が加熱される。
3 本文
10 丸み出し装置
15 受けレール
16 レベラー
17 ニップローラ
20 制御部
50 加熱装置

Claims (4)

  1. 本文の背を押し当てるレベラーと、
    前記レベラーとの間で本文を挟持させる受けレールと、
    本文の両側を挟持しつつ回転させて当該本文を絞り上げるニップローラと、
    前記レベラーを加熱する加熱手段と、
    を備えたことを特徴とする丸み出し装置。
  2. 本文の背を押し当て、その背に丸みを形成するレベラーを備えた丸み出し装置において、
    前記レベラーを加熱する加熱手段を備えたことを特徴する丸み出し装置。
  3. 前記加熱手段は、
    前記レベラーの内部に配置される熱線と、
    前記熱線に電流を印加する電流印加手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の丸み出し装置。
  4. 本文の背を押し当てるレベラーを加熱しつつ、固化した糊が貼着されている本文の背に当該レベラーを押し当てて初期の丸みを形成した後、ニップローラにより当該本文を絞り上げて正規の丸みを形成して前記本文の背の丸み出しを行うことを特徴とする丸み出し方法。
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