JP2014192554A - アラーム管理システムおよびアラーム表示方法 - Google Patents

アラーム管理システムおよびアラーム表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アラームの発生した機器を容易に見つけ出すことができ、監視室からもアラーム発生機器のメンテナンスの開始を容易に把握できるアラーム管理システムを提供する。
【解決手段】アラームの発生を検知された機器2に近接して設けられた表示灯6をアラーム監視装置5からの信号によりアラーム表示態様で作動させる一方、表示灯6に設けられた手動操作スイッチ7からの信号をアラーム監視装置5が検知すると、この表示灯6に対応する機器2の表示装置4上におけるアラーム表示をアラーム監視装置5からの信号によって停止させる。表示装置4を参照することで、監視室にいる管理者もアラームの発生した機器のメンテナンスが開始されたことを容易に把握することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、離間して設置された複数の機器からのアラーム信号を受けてアラームの発生した機器とアラームとの対応関係を表示装置に可視表示するアラーム監視装置を利用したアラーム管理システムおよびアラーム表示方法の改良に関する。
離間して設置された複数の機器からのアラーム信号を受けてアラームの発生した機器とアラームとの対応関係を表示装置に可視表示するアラーム監視装置としては、例えば、特許文献1に開示されるアラーム監視システムが公知である。
このアラーム監視システムは、ネットワーク機器からのアラームを受けるアラーム受付部やアラーム監視データを蓄積するアラーム監視データベースおよびアラーム受付部で受け付けたアラームに応じた表示情報を生成するアラーム出力制御部等を備えたネットワーク管理システム(NMS)によってネットワーク機器の状態を集中管理し、アラーム出力制御部からの出力によってワークステーションのディスプレイに各ネットワーク機器におけるアラームの発生を表示するものである。
特許文献1に開示されるアラーム監視システムは、ディスプレイを見るだけの作業でアラームの発生した機器それ自体を特定することができるが、多数の機器、特に、寸法や形状が類似する機器が同じ部屋に多数密集して配備されているような状況下では、アラームの発生した機器それ自体の名称や機械番号等がディスプレイの表示から容易に分かっても、その機器を配備した部屋に機器のメンテナンスに向かった人がアラームの発生した機器を見つけ出すのが困難になる場合がある。
例えば、放送局等のラック室では、数多くの機器が設置されており、その機器が故障すると放送事故に直結するため、各機器の状態、例えば、CPUの故障,電源の異常,ファンの機能停止等の状態を確認できるアラーム監視システムを設置して機器の異常をいち早く管理者に知らせるようにしているが、実際に機器のメンテナンスに派遣された人がラック室の状況に慣れていないと、アラームの発生した機器を見つけ出すことに手間取り、メンテナンスの開始が遅れるといった不都合が生じる。
これに対し、特許文献2に開示される故障警報表示装置では機器自体の表示灯をフリッカ表示すると共にオペーリレーションセンターにアラームの発生を通知するようになっているので、メンテナンスに派遣された人はアラームの発生した機器を容易に見つけ出すことができるが、アラームの発生した機器の側から監視室のディスプレイの表示状態を操作することはできないので、メンテナンスが完全に終了して機器の障害が復旧するまでの間はディスプレイ上のアラーム表示が変更されないという不都合がある。
この結果、メンテナンスに派遣された人が機器のメンテナンス作業を開始しても監視室にいる管理者はアラームの発生した機器のメンテナンスが開始されたのかどうか分からないといった不都合、たとえば、アラーム解消のために重複して作業者が派遣されるといった弊害が生じる場合がある。
特許文献3に開示される故障表示装置も、特許文献2の故障警報表示装置と同様、機器側の故障発生表示部にアラームの発生が表示されるので、メンテナンスに派遣された人はアラームの発生した機器を容易に見つけ出すことができるが、やはり、アラームの発生した機器の側からは監視室のディスプレイの表示状態を操作することはできないので、メンテナンスが完全に終了して機器の障害が復旧するまでの間、ディスプレイ上のアラーム表示が変更されないという不都合がある。
特に、特許文献3に開示される故障表示装置にあっては機器側の故障発生表示部がシステムの一部として機器に完全に組み込まれているので、このシステムに対応した機器でなければ機器側でアラームの発生を表示することはできず、故障発生表示部の後付けも容易でないという問題がある。
特開2002−57666号公報 特開2002−32877号公報(段落0004,0007) 特開平9−274574号公報 特開2005−101735号公報
本発明の目的は、メンテナンスに派遣された人がアラームの発生した機器を容易に見つけ出すことができ、また、監視室にいる管理者もアラームの発生した機器のメンテナンスが開始されたか否かを容易に把握することのできるアラーム管理システムおよびアラーム表示方法を提供することにある。
本発明のアラーム管理システムは、離間して設置された複数の機器にネットワークを経由して接続され、前記機器からのアラーム信号を受けてアラームの発生した機器とアラームとの対応関係を表示装置に可視表示するアラーム監視装置と、前記各機器の各々に近接して設置された各機器毎の表示灯とを備えたアラーム管理システムであり、前記目的を達成するため、特に、
前記アラーム監視装置と前記表示灯の各々を双方向の信号線で接続すると共に、各表示灯毎に手動操作スイッチを配備し、
前記アラーム監視装置には、アラームの発生した機器に近接して設けられた表示灯をアラーム表示態様で作動させる一方、該表示灯に配備された手動操作スイッチからの信号を検知すると、この表示灯のアラーム表示態様での作動および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上におけるアラーム表示を停止させる表示態様管理手段を設けたことを特徴とする構成を有する。
また、本発明のアラーム表示方法は、離間して設置された複数の機器にネットワークを経由して接続され、前記機器からのアラーム信号を受けてアラームの発生した機器とアラームとの対応関係を表示装置に可視表示するアラーム監視装置と、前記各機器の各々に近接して設置され前記アラーム監視装置に双方向の信号線で接続された各機器毎の手動操作スイッチ付表示灯とを備えたアラーム管理システムのアラーム表示方法であり、前記と同様の目的を達成するため、特に、
アラームの発生を検知された機器に近接して設けられた表示灯を前記アラーム監視装置からの信号によりアラーム表示態様で作動させる一方、
前記表示灯に設けられた手動操作スイッチからの信号を前記アラーム監視装置が検知すると、この表示灯のアラーム表示態様での作動および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上におけるアラーム表示を前記アラーム監視装置からの信号によって停止させることを特徴とした構成を有する。
本発明のアラーム管理システムおよびアラーム表示方法は、アラームの発生を検知された機器に近接して設けられた表示灯をアラーム監視装置からの信号によりアラーム表示態様で作動させる一方、表示灯に設けられた手動操作スイッチからの信号をアラーム監視装置が検知すると、この表示灯のアラーム表示態様での作動および該表示灯に対応する機器の表示装置上におけるアラーム表示をアラーム監視装置からの信号によって停止させるようにしたので、機器のメンテナンスに派遣された人はアラーム表示態様で作動する表示灯を参照してアラームの発生した機器を容易に見つけ出すことができ、また、機器のメンテナンスに派遣された人がメンテナンスの開始に際して表示灯の手動操作スイッチを操作することにより、監視室にいる管理者もアラームの発生した機器のメンテナンスが開始されたことを容易に把握することができる。
また、各機器の各々に近接して設置される各機器毎の表示灯の表示態様をアラーム監視装置の側で制御する構成であるため、アラーム表示機能のない機器にも表示灯を容易に後付けしてアラームの発生した機器の確認作業やアラームの発生した機器のメンテナンス作業の開始の有無をアラーム監視装置の表示装置で容易に確認することができる。
本発明を適用した一実施形態のアラーム管理システムの構成について示したブロック図である。 同実施形態におけるアラーム監視装置の構成を簡略化して示した機能ブロック図である。 複数の機器を密接状態で取り付けた機器収容棚における表示灯および手動操作スイッチの取付位置について簡略化して示した図である。 同実施形態におけるアラーム監視装置の構成の概略を示したブロック図である。 機器と表示灯と手動操作スイッチとの対応関係を記憶する対応関係記憶テーブルの構成例を示した概念図である。 同実施形態におけるアラーム監視装置のマイクロプロセッサが実行するアラーム管理制御プログラムの構成の概略を示したフローチャートである。 アラーム発生時における表示灯の点灯状態の変化を示したタイミングチャートである。 メンテナンス移行時における表示灯の点灯状態の変化を示したタイミングチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について一例を挙げ、図面を参照して説明する。
図1は本発明を適用した一実施形態のアラーム管理システムの構成について示したブロック図である。
この実施形態のアラーム管理システム1は、図1に示す通り、コンピュータ等を始めとする複数の機器2−1,2−2,・・・にLocal Area Network等のネットワーク3を経由して接続され、機器2−1,2−2,・・・からのアラーム信号を受けてアラームの発生した機器2−1,2−2,・・・とアラームとの対応関係を表示装置4に可視表示するアラーム監視装置5と、各機器2−1,2−2,・・・の各々に近接して設置された各機器2−1,2−2,・・・毎の表示灯6−1,6−2,・・・を備えたアラーム管理システムである。
図1においては2台の機器2−1,2−2のみを記載しているが、機器の数は任意である。
表示灯6−1,6−2,・・・には夫々に固有の手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・が配備され、アラーム監視装置5と各表示灯6−1,6−2,・・・との間は、双方向の信号線8によって、アラーム監視装置5から各表示灯6−1,6−2,・・・への信号の伝達および手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・からアラーム監視装置5への操作信号の伝達が可能なように接続されている。
複数の機器2−1,2−2,・・・は、アラーム監視装置5を設置した監視室から離間したラック室等に配置された機器収容棚9、例えば、図3に示されるような19インチラック等からなる機器収容棚9に、相互に密接した状態で幾つも取り付けられている。
また、手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・を備えた表示灯6−1,6−2,・・・は、機器2−1,2−2,・・・の左側に直近する機器収容棚9上の位置に、ボルトやタッピングビス等を利用した後付けの方式で取り付けられている。
図2はアラーム監視装置5の構成を簡略化して示した機能ブロック図である。
この実施形態のアラーム監視装置5は、各種の接点やEthernet(登録商標)等によって構成されるアラーム監視装置5のインターフェイスとネットワーク3を介して各機器2−1,2−2,・・・から入力されるアラーム信号を受け付けるアラーム収集手段10と、アラーム収集手段10で受け付けられたアラームを解析してアラームの種別やアラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・とアラームとの対応関係を特定するアラーム解析手段11と、アラーム解析手段11で求められたアラームの種別と機器2−1,2−2,・・・との対応関係を始めとする各種のデータを異常発生履歴のログとしてアラーム蓄積手段13に保存するアラーム管理手段12を備える。
アラーム解析手段11によって新たに求められたアラームと機器2−1,2−2,・・・との対応関係は、アラーム管理手段12を介して表示画像作成手段14にも通知され、この通知を受けた表示画像作成手段14が、新たに発生したアラームと機器2−1,2−2,・・・との対応関係を表示するための画像データを生成し、この画像データを表示装置4に送信することによって、アラームの発生した機器2−1,2−2,・・・とアラームとの対応関係の最新情報を表示装置4に可視表示するようになっている。
アラーム解析手段11によって新たに求められたアラームと機器2−1,2−2,・・・との対応関係は、更に、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15にも通知され、この通知を受けた表示灯管理手段15が、新たにアラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・に近接して設けられた表示灯6−1,6−2,・・・に対し、信号線8を介して、表示灯6−1,6−2,・・・をアラーム表示態様で作動させるためのアラーム作動信号を送信することにより、表示灯6−1,6−2,・・・をアラーム表示態様で作動させる。
なお、機器2−1,2−2,・・・と機器2−1,2−2,・・・に近接して設けられた表示灯6−1,6−2,・・・との対応関係は予めアラーム監視装置5に登録されている。
また、各表示灯6−1,6−2,・・・に配備された手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・から信号線8を介して送信される操作信号は、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15によって検知され、これを検知した表示灯管理手段15が、操作信号を送信した手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する表示灯6−1,6−2,・・・のアラーム表示態様での作動を停止させてメンテナンスの実行中を表すメンテナンス表示態様での作動を開始させるためのメンテナンス作動信号を、信号線8を介して、対応する表示灯6−1,6−2,・・・に送信することにより、表示灯6−1,6−2,・・・のメンテナンス表示態様での作動を開始させると共に、メンテナンス表示態様での作動を開始した表示灯6−1,6−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・を特定する信号を表示態様管理手段16の他部を構成するアラーム管理手段12に通知する。
そして、これを受けたアラーム管理手段12が、メンテナンス表示態様での作動を開始した表示灯6−1,6−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・がアラーム発生状態からメンテナンス状態に移行したことを検知し、メンテナンス状態に移行した機器2−1,2−2,・・・を表示画像作成手段14に通知し、この通知を受けた表示画像作成手段14が、新たにメンテナンス状態に移行した機器2−1,2−2,・・・のステイタスをアラーム状態からメンテナンス状態に書き換え表示するための画像データを生成し、この画像データを表示装置4に送信することによって、アラーム発生状態からメンテナンス状態に移行した機器2−1,2−2,・・・の最新情報を表示装置4に可視表示する。
なお、手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・と表示灯6−1,6−2,・・・との対応関係は予めアラーム監視装置5に登録されている。
また、各表示灯6−1,6−2,・・・に配備された手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・から信号線8を介して送信される操作信号が、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15によって再び検知されると、これを検知した表示灯管理手段15が、操作信号を送信した手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する表示灯6−1,6−2,・・・のメンテナンス表示態様での作動を停止させてメンテナンスの終了を表す障害復旧表示態様の表示とするための障害復旧信号を、信号線8を介して、対応する表示灯6−1,6−2,・・・に送信することにより、表示灯6−1,6−2,・・・の作動を完全に停止させて消灯状態の初期状態に復帰させると共に、障害の復旧によりメンテナンス表示態様での作動を終了した表示灯6−1,6−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・を特定する信号を表示態様管理手段16の他部を構成するアラーム管理手段12に通知する。
そして、これを受けたアラーム管理手段12は、メンテナンス表示態様での作動を終了した表示灯6−1,6−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・がメンテナンス状態から障害復旧状態に移行したことを検知し、障害が復旧した機器2−1,2−2,・・・を表示画像作成手段14に通知し、これを受けた表示画像作成手段14が、障害の復旧した機器2−1,2−2,・・・のステイタスをメンテナンス状態から障害復旧に書き換え表示するための画像データを生成し、この画像データを表示装置4に送信することによって、メンテナンス状態から障害復旧状態に移行した機器2−1,2−2,・・・の表示を表示装置4上から抹消する。
つまり、この実施形態における表示態様管理手段16は、表示灯管理手段15とアラーム管理手段12によって構成されていることになる。
図4はアラーム監視装置5の構成の概略を示したブロック図である。
この実施形態のアラーム監視装置5は、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等を始めとする通常のコンピュータによって構成されるもので、図4に示されるように、演算処理用のマイクロプロセッサ17と、マイクロプロセッサ17の駆動制御に必要とされる基本的な制御プログラムを格納したROM18と、演算データの一時記憶に利用されるRAM19と、各種のパラメータ等を記憶する不揮発性メモリ20と、大容量記憶装置として機能するハードディスクドライブ21等を備え、マイクロプロセッサ17の入出力回路22には、マン・マシン・インターフェイスとして機能するキーボード23およびマウス24とグラフィックディスプレイからなる表示装置4が接続されている。
インターフェイス25はネットワーク3に接続するためのインターフェイス、また、インターフェイス26は信号線8に接続するためのインターフェイスである。
なお、機器2−1,2−2,・・・に後付けされた異常検出装置やセンサ等に固有のプロトコルがネットワーク3のプロトコルたとえばSNMP(Simple Network Management Protocol)に適合しないような場合には、機器2−1,2−2,・・・に後付けされた異常検出装置やセンサ等からのアラームを更に別の信号線を介してアラーム監視装置5に入力するための専用端子がインターフェイス26に設けられる。
マイクロプロセッサ17をアラーム収集手段10,アラーム解析手段11,アラーム管理手段12,表示画像作成手段14,表示灯管理手段15および表示態様管理手段16として機能させるためのアラーム管理制御プログラムは予めハードディスクドライブ21に格納されており、アラーム監視装置5の起動時に此のアラーム管理制御プログラムがRAM19に実行対象プログラムとして読み込まれる。
また、ハードディスクドライブ21には、機器2−1,2−2,・・・と表示灯6−1,6−2,・・・と手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・との対応関係を記憶した対応関係記憶テーブル27が予め保存されており、この対応関係記憶テーブル27が、アラーム監視装置5の起動時にアラーム管理制御プログラムと共にRAM19に読み込まれるようになっている。対応関係記憶テーブル27の論理構成の一例を図5に示す。
ハードディスクドライブ21は発生したアラームの種別と機器2−1,2−2,・・・との対応関係を始めとする各種のデータを異常発生履歴のログとして記憶するアラーム蓄積手段13としても機能する。
次に、アラーム管理制御プログラムの構成の概略を示した図6のフローチャートと表示灯6−1,6−2,・・・の点灯状態の変化を示す図7および図8のタイミングチャートを参照して、本実施形態におけるアラーム管理システム1の全体的な処理動作について具体的に説明する。
なお、図6の処理はマイクロプロセッサ17が所定周期毎に繰り返し実行するマルチタスク処理の1つに過ぎず、マイクロプロセッサ17が実行すべき処理の全てを表したものではない。
アラーム監視装置5が起動され、アラーム管理制御プログラムに従ったマイクロプロセッサ17の処理が開始されると、まず、アラーム収集手段10として機能するマイクロプロセッサ17が、ネットワーク3およびインターフェイス25を介して各機器2−1,2−2,・・・からのアラーム信号が入力されているか否かを判定し(ステップS1)、アラーム信号の入力が検出されなければ、更に、表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17が、信号線8およびインターフェイス26を介して各表示灯6−1,6−2,・・・に配備された手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・からの操作信号が入力されているか否かを判定する(ステップS8)。
アラーム信号の入力も操作信号の入力も検出されなければ、マイクロプロセッサ17は、所定周期毎の処理でステップS1,ステップS8の判定処理のみを繰り返し実行し、アラーム収集手段10によってアラーム信号の入力が検知されるか表示灯管理手段15によって操作信号の入力が検知されるのを待つ待機状態に入る。
そして、アラーム収集手段10によってアラーム信号の入力が検知されてステップA1の判定結果が真となると、まず、アラーム解析手段11として機能するマイクロプロセッサ17が、アラーム収集手段10で受け付けられたアラームを解析し(ステップS2)、アラームの種別と此のアラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・を特定する(ステップS3)。
次いで、アラーム管理手段12として機能するマイクロプロセッサ17が、アラームの種別とアラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・との対応関係を異常発生履歴の1つとしてアラーム蓄積手段13として機能するハードディスクドライブ21のデータ記憶領域に記憶させる(ステップS4)。
そして、更に、表示画像作成手段14として機能するマイクロプロセッサ17が、当該処理周期におけるステップS3の処理で新たに求められたアラームの種別とアラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・との対応関係を表示するための画像データを生成し(ステップS5)、この画像データを表示装置4に送信することによって、アラームの発生した機器2−1,2−2,・・・とアラームの種別との対応関係の最新情報を表示装置4に可視表示する(ステップS6)。
ここで、仮に、アラームの発生した機器が「機器2−1」であってアラームの内容が「ファンの機能停止」であったとするなら、表示装置4の表示画面上には、例えば、「機器2−1:ファンの機能停止」といった情報が可視表示され、また、仮に、アラームの発生した機器が「機器2−2」であってアラームの内容が「電源の異常」であったとするなら、表示装置4の表示画面上には、例えば、「機器2−2:電源の異常」といった情報が可視表示されることになる。
次いで、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17が、当該処理周期におけるステップS3の処理で得たアラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・の情報に基いて図5に示すような対応関係記憶テーブル27を参照し、アラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・に近接して設けられた表示灯6−1,6−2,・・・を特定し、この表示灯6−1,6−2,・・・に対し、信号線8を介して、表示灯6−1,6−2,・・・をアラーム表示態様で作動させるためのアラーム作動信号を送信することにより、表示灯6−1,6−2,・・・をアラーム表示態様で作動させて此の処理周期におけるアラーム管理制御プログラムの処理を終了する(ステップS7)。そして、マイクロプロセッサ17は、次周期の処理で、改めて、アラーム収集手段10によってアラーム信号の入力が検知されるか表示灯管理手段15によって操作信号の入力が検知されるのを待つ待機状態に入る(ステップS1,ステップS8参照)。
ここで、例えば、アラームの発生した機器が「機器2−1」であったとするなら、「機器2−1」に対応する「表示灯6−1」が図5の対応関係記憶テーブル27から求められ、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17が、「表示灯6−1」に対してアラーム作動信号を送信し、「表示灯6−1」がアラーム表示態様で作動を開始することになる(図7参照)。
この実施形態にあってはアラーム表示態様における表示灯6−1,6−2,・・・の作動態様を赤色灯の点灯としている。
監視室に詰める管理者は新たに発生したアラームの種別とアラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・との対応関係を表示装置4上で容易に確認することができるので、アラームの種別に応じた適切な作業者をアラームの発生した機器2−1,2−2,・・・のもとに派遣することができる。
また、アラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・に直近する表示灯6−1,6−2,・・・がアラーム表示態様たとえば赤色灯の点灯状態で作動するので、現場に赴いた作業者は、多数の機器2−1,2−2,・・・、特に、寸法や形状が類似する機器2−1,2−2,・・・が同じ機器収容棚9に多数密集して配備されているような状況下であっても、メンテナンスの対象とすべき機器2−1,2−2,・・・を容易に見つけ出してメンテナンス作業を開始することができる。
そして、メンテナンス対象とすべき機器2−1,2−2,・・・を特定した作業者が、メンテナンス作業の開始に際し、メンテナンスの対象とすべき機器2−1,2−2,・・・に直近した表示灯6−1,6−2,・・・に配備された手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・を操作すると、ステップS1,ステップS8からなる待機処理において表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17が、信号線8を介して表示灯6−1,6−2,・・・に配備された手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・からの操作信号の入力を検知する(ステップS8)。
次いで、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17は、操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・を特定し、図5に示すような対応関係記憶テーブル27を参照して、操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・を特定し、更に、特定した機器2−1,2−2,・・・に基いてアラーム蓄積手段13として機能するハードディスクドライブ21のデータ記憶領域から当該機器2−1,2−2,・・・に対応する最新のログを読み出し、この機器2−1,2−2,・・・のステイタスがアラーム表示態様となっているか否か、つまり、この処理周期のステップS8の処理で検出された手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・の操作が、メンテナンス作業を開始しようとする作業者によって行なわれたものであるか否かを判定する(ステップS9)。
ステップS9の判定結果が真となって、操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・のステイタスがアラーム表示態様となっていることが明らかとなった場合には、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17は、この操作信号が、この機器2−1,2−2,・・・に対応する表示灯6−1,6−2,・・・がアラーム表示態様での作動を開始してから最初に入力された操作信号、すなわち、メンテナンス作業を開始しようとする作業者によって送信された操作信号であると見做し、図5に示すような対応関係記憶テーブル27を参照して、操作信号を送信した手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する表示灯6−1,6−2,・・・を特定し、この表示灯6−1,6−2,・・・のアラーム表示態様での作動を停止させてメンテナンスの実行中を表すメンテナンス表示態様での作動を開始させるためのメンテナンス作動信号を、信号線8を介して、対応する表示灯6−1,6−2,・・・に送信することにより、表示灯6−1,6−2,・・・のメンテナンス表示態様での作動を開始させる(ステップS10)。
次いで、表示態様管理手段16の他部を構成するアラーム管理手段12として機能するマイクロプロセッサ17は、ステップS10の処理で特定された機器2−1,2−2,・・・、つまり、メンテナンス表示態様での作動を開始した表示灯6−1,6−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・がアラーム発生状態からメンテナンス状態に移行したものと認識し、表示画像作成手段14として機能するマイクロプロセッサ17が、新たにメンテナンス状態に移行した機器2−1,2−2,・・・のステイタスをアラーム状態からメンテナンス状態に書き換え表示するための画像データを生成し(ステップS11)、この画像データを表示装置4に送信することによって、アラーム発生状態からメンテナンス状態に移行した機器2−1,2−2,・・・の最新情報を表示装置4に可視表示し(ステップS12)、アラーム管理手段12として機能するマイクロプロセッサ17が、当該機器2−1,2−2,・・・がアラーム発生状態からメンテナンス状態に移行したことを異常発生履歴の1つとしてアラーム蓄積手段13として機能するハードディスクドライブ21のデータ記憶領域に記憶させる(ステップS13)。
ここで、例えば、アラームの発生している機器が機器2−1であったときに、機器2−1に直近する表示灯6−1に配備された手動操作スイッチ7−1が作業者の手によって操作されたとすると、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17は、信号線8を介して表示灯6−1に配備された手動操作スイッチ7−1からの操作信号の入力を検知する(ステップS8参照)。
そして、マイクロプロセッサ17は、図5に示すような対応関係記憶テーブル27を参照して、操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1に対応する機器2−1を特定し、更に、特定した機器2−1に基いてアラーム蓄積手段13として機能するハードディスクドライブ21のデータ記憶領域から当該機器2−1に対応する最新のログを読み出すことになるが、この場合、この機器2−1の最新のステイタスはアラーム表示態様となっているので、ステップS9の判定結果は真となる。
この結果、この処理周期のステップS8の処理で検知された手動操作スイッチ7−1からの操作信号が、機器2−1に対応する表示灯6−1がアラーム表示態様での作動を開始してから最初に入力された操作信号、つまり、メンテナンス作業を開始しようとする作業者によって送信された操作信号であることが明らかとなる。
よって、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17は、図5に示すような対応関係記憶テーブル27を参照して、操作信号を送信した手動操作スイッチ7−1に対応する表示灯6−1を特定し、この表示灯6−1のアラーム表示態様での作動を停止させてメンテナンスの実行中を表すメンテナンス表示態様での作動を開始させるためのメンテナンス作動信号を、信号線8を介して、対応する表示灯6−1に送信することにより、表示灯6−1のメンテナンス表示態様での作動を開始させることになる(ステップS10,図8参照)。
この実施形態にあってはメンテナンス表示態様における表示灯6−1,6−2,・・・の作動態様を黄色灯の点滅としている。
また、表示態様管理手段16の他部を構成するアラーム管理手段12として機能するマイクロプロセッサ17は、ステップS10の処理で特定された機器2−1、つまり、メンテナンス表示態様での作動を開始した表示灯6−1に対応する機器2−1がアラーム発生状態からメンテナンス状態に移行したものと認識し、表示画像作成手段14として機能するマイクロプロセッサ17が、新たにメンテナンス状態に移行した機器2−1のステイタスをアラーム状態からメンテナンス状態に書き換え表示するための画像データを生成し(ステップS11参照)、この画像データを表示装置4に送信することによって、アラーム発生状態からメンテナンス状態に移行した機器2−1の最新情報を表示装置4に可視表示し(ステップS12参照)、アラーム管理手段12として機能するマイクロプロセッサ17が、アラーム発生状態からメンテナンス状態に移行した機器2−1の履歴を異常発生履歴の1つとしてアラーム蓄積手段13として機能するハードディスクドライブ21のデータ記憶領域に記憶させることになる(ステップS13参照)。
従って、このような状況下では、表示装置4の表示画面上での可視表示は「機器2−1:ファンの機能停止」といった情報から「機器2−1:メンテナンス中」といった情報に書き換えられ(ステップS12参照)、機器2−1の最新の履歴としてメンテナンス中の履歴がアラーム蓄積手段13として機能するハードディスクドライブ21のデータ記憶領域に記憶されることになる(ステップS13参照)。
監視室に詰める管理者は派遣した作業者がアラームの発生している機器2−1,2−2,・・・のメンテナンスに取り掛かったことを表示装置4上で容易に確認することができるので、アラーム解消のための作業者を重複して派遣するといったミスを防止することができる。
一方、ステップS9の判定結果が偽となり、操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・のステイタスがアラーム表示となっていないことが明らかとなった場合にあっては、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17は、ステップS9の処理で特定された操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応するステイタスがメンテナンス表示態様となっているか否か、つまり、この処理周期のステップS8の処理で検出された手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・の操作が、メンテナンス作業を終えた作業者によって行なわれたものであるか否かを判定する(ステップS14)。
ステップS14の判定結果が真となり、操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・のステイタスがメンテナンス表示態様となっていることが明らかとなった場合には、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17は、この操作信号が、この機器2−1,2−2,・・・に対応する表示灯6−1,6−2,・・・がメンテナンス表示態様での作動を開始してから最初に入力された操作信号、すなわち、メンテナンス作業を終えた作業者によって送信された操作信号であると見做し、図5に示すような対応関係記憶テーブル27を参照して、操作信号を送信した手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する表示灯6−1,6−2,・・・を特定し、この表示灯6−1,6−2,・・・のメンテナンス表示態様での作動を停止させてメンテナンスの終了を表す障害復旧表示態様とするための障害復旧信号を、信号線8を介して、対応する表示灯6−1,6−2,・・・に送信することにより、表示灯6−1,6−2,・・・の作動を完全に停止させて初期状態つまり消灯状態とする(ステップS15)。
次いで、表示態様管理手段16の他部を構成するアラーム管理手段12として機能するマイクロプロセッサ17は、ステップS15の処理で特定された機器2−1,2−2,・・・、つまり、メンテナンス表示態様での作動を終了した表示灯6−1,6−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・がメンテナンス状態から障害復旧状態に移行したものと認識し、表示画像作成手段14として機能するマイクロプロセッサ17が、新たに障害復旧状態に移行した機器2−1,2−2,・・・のステイタスをメンテナンス状態から障害復旧状態に書き換え表示するための画像データを生成し(ステップS11)、この画像データを表示装置4に送信することによって、メンテナンス状態から障害復旧状態に移行した機器2−1,2−2,・・・の最新情報を表示装置4に可視表示し(ステップS12)、アラーム管理手段12として機能するマイクロプロセッサ17が、当該機器2−1,2−2,・・・がメンテナンス状態から障害復旧状態に移行したことを異常発生履歴の1つとしてアラーム蓄積手段13として機能するハードディスクドライブ21のデータ記憶領域に記憶させる(ステップS13)。
ここで、例えば、メンテナンス中となっている機器が機器2−1であったときに、機器2−1に直近する表示灯6−1に配備された手動操作スイッチ7−1が作業者の手によって操作されたとすると、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17は、信号線8を介して表示灯6−1に配備された手動操作スイッチ7−1からの操作信号の入力を検知する(ステップS8参照)。
そして、マイクロプロセッサ17は、図5に示すような対応関係記憶テーブル27を参照して、操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1に対応する機器2−1を特定し、更に、特定した機器2−1に基いてアラーム蓄積手段13として機能するハードディスクドライブ21のデータ記憶領域から当該機器2−1に対応する最新のログを読み出すことになるが、この場合、この機器2−1の最新のステイタスはメンテナンス表示態様となっているので、ステップS9の判定結果は偽となりステップS14の判定結果が真となる。
この結果、この処理周期のステップS8の処理で検知された手動操作スイッチ7−1からの操作信号が、機器2−1に対応する表示灯6−1がメンテナンス表示態様での作動を開始してから最初に入力された操作信号、つまり、メンテナンス作業を終えた作業者によって送信された操作信号であることが明らかとなる。
よって、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17は、図5に示すような対応関係記憶テーブル27を参照して、操作信号を送信した手動操作スイッチ7−1に対応する表示灯6−1を特定し、この表示灯6−1のメンテナンス表示態様での作動を停止させてメンテナンスの終了を表す障害復旧表示態様の表示とするための障害復旧信号を、信号線8を介して、対応する表示灯6−1に送信することにより、表示灯6−1の作動を完全に停止させて消灯状態の初期状態に復帰させることになる(ステップS15)。
この実施形態にあっては障害復旧状態における表示灯6−1,6−2,・・・の作動態様を消灯状態としている。
また、表示態様管理手段16の他部を構成するアラーム管理手段12として機能するマイクロプロセッサ17は、ステップS15の処理で特定された機器2−1、つまり、メンテナンス表示態様での作動を終了した表示灯6−1に対応する機器2−1がメンテナンス状態から障害復旧状態に移行したものと認識し、表示画像作成手段14として機能するマイクロプロセッサ17が、新たに障害復旧状態に移行した機器2−1のステイタスをメンテナンス状態から障害復旧状態に書き換え表示するための画像データを生成し(ステップS11参照)、この画像データを表示装置4に送信することによって、メンテナンス状態から障害復旧状態に移行した機器2−1の最新情報を表示装置4に可視表示し(ステップS12参照)、アラーム管理手段12として機能するマイクロプロセッサ17が、メンテナンス状態から障害復旧状態に移行した機器2−1の履歴を異常発生履歴の1つとしてアラーム蓄積手段13として機能するハードディスクドライブ21のデータ記憶領域に記憶させることになる(ステップS13参照)。
従って、このような状況下では、表示装置4の表示画面上での可視表示は「機器2−1:メンテナンス中」といった情報から「機器2−1:障害復旧」といった情報に書き換えられ(ステップS12参照)、機器2−1の最新の履歴として障害復旧の履歴がアラーム蓄積手段13として機能するハードディスクドライブ21のデータ記憶領域に記憶されることになる(ステップS13参照)。
監視室に詰める管理者は派遣した作業者がアラームの発生している機器2−1,2−2,・・・のメンテナンスを終えたことを表示装置4上で容易に確認することができる。
また、ステップS14の判定結果が偽となり、操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・のステイタスがアラーム表示にもメンテナンス表示にもなっていないことが明らかとなった場合にあっては、表示態様管理手段16の一部を構成する表示灯管理手段15として機能するマイクロプロセッサ17は、ステップS9の処理で特定された操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・の操作が誤操作であるものと見做し、此の処理周期におけるアラーム管理制御プログラムの処理を終了し、次周期の処理で、改めて、アラーム収集手段10によってアラーム信号の入力が検知されるか表示灯管理手段15によって操作信号の入力が検知されるのを待つ待機状態に入る(ステップS1,ステップS8参照)。
このように、操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・の最新のログを参照して手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・からの操作信号の意味合い、つまり、操作信号の送信がメンテナンス作業を開始しようとする作業者によって行なわれたものであるのか(最新のログがアラーム発生である場合)、メンテナンス作業を終えた作業者によって行なわれたものであるのか(最新のログがメンテナンス中である場合)を判定するようにしているので、手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・の誤操作や手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対する悪戯によって表示装置4に誤った情報が表示されるといった不都合を未然に防止することができ、表示装置4を監視する管理者の混乱を防止することができる。
以上に述べたように、この実施形態におけるアラーム管理システム1は、アラームの発生を検知された機器2−1,2−2,・・・に近接して設けられた表示灯6−1,6−2,・・・をアラーム監視装置5からのアラーム作動信号によりアラーム表示態様を表す赤色灯の点灯で作動させるようにしているので、機器2−1,2−2,・・・のメンテナンスに派遣された作業者は、アラーム表示態様を表す赤色灯の点灯で作動する表示灯6−1,6−2,・・・を参照することでアラームの発生した機器2−1,2−2,・・・を容易に見つけ出すことができる。
特に、この実施形態にあっては、新たに発生したアラームの種別とアラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・との対応関係が表示装置4上に表示され、監視室に詰めた管理者は発生したアラームの種別を容易に確認することができるので、アラームの種別に応じた適切な作業者をアラームの発生した機器2−1,2−2,・・・のもとに派遣することが可能となる。
更に、手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・からの操作信号の送信がアラーム監視装置5によって検知された場合には、操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・の最新のログを参照することによって、操作信号の送信がメンテナンス作業を開始しようとする作業者によって行なわれたものであるのか(最新のログがアラーム発生である場合)、メンテナンス作業を終えた作業者によって行なわれたものであるのか(最新のログがメンテナンス中である場合)を判定し、操作信号の送信がメンテナンス作業を開始しようとする作業者によって行なわれた場合に限って、アラーム監視装置5から表示灯6−1,6−2,・・・にメンテナンス作動信号を送信して表示灯6−1,6−2,・・・をメンテナンス表示態様を表す黄色灯の点灯で作動させると共に、アラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・がアラーム状態からメンテナンス状態に移行したことを表示装置4上に表示して監視室に詰める管理者に知らせるようにしているので、管理者は、派遣した作業者がアラームの発生している機器2−1,2−2,・・・のメンテナンスに取り掛かったことを表示装置4上で容易に確認することができ、アラーム解消のための作業者を重複して派遣するといったミスを未然に防止することができる。
また、手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・からの操作信号の送信がアラーム監視装置5によって検知された場合であっても、操作信号の送信元となっている手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対応する機器2−1,2−2,・・・の最新のログがアラームの発生やメンテナンス中を示すものでなければ此の操作信号を無視するようにしているので、手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・の誤操作や手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・に対する悪戯によって表示装置4に誤った情報が表示されるといった不都合を未然に防止することができ、表示装置4を監視する管理者の混乱を防止することができる。
そして、各機器2−1,2−2,・・・の各々に近接して設置される表示灯6−1,6−2,・・・の表示態様の全てをアラーム監視装置5の側で制御する構成であるため、アラーム表示機能のない機器にも表示灯を容易に後付けしてアラームの発生した機器の確認作業を行なうようにすることができ、また、アラームの発生した機器に対するメンテナンス作業の仕掛かりの有無をアラーム監視装置5の表示装置4から容易に確認することができる。
つまり、各機器2−1,2−2,・・・の各々に近接して設置された表示灯6−1,6−2,・・・や手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・は各機器2−1,2−2,・・・のハードウェアとは完全に独立した状態にあるので、仮に、機器2−1,2−2,・・・に著しい損傷が発生した場合であっても、メンテナンス作業を開始する作業者が機器2−1,2−2,・・・に対応する表示灯6−1,6−2,・・・の手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・さえ操作すれば、アラームを発生させた機器2−1,2−2,・・・がアラーム状態からメンテナンス状態に移行したこと、つまり、作業者がメンテナンス作業に仕掛かったことを表示装置4上に表示して監視室に詰める管理者に確実に知らせることができる。
また、機器によっては、アラーム発生時に表示灯が点灯するものも知られているが、メーカーや型番の違いにより表示灯の形状や取り付け位置が様々であって一貫性がなく、表示灯と他のランプ類とを識別すること自体も困難な場合がある。一方、この実施形態にあっては機器のメーカーや型番の違いに関わりなく表示灯6−1,6−2,・・・や手動操作スイッチ7−1,7−2,・・・の規格や設置位置を統一することができるので、ラック室などにメンテナンスに出かけた作業員は、アラームの発生した機器を容易に特定することができる。無論、アラームを出力する機能のない機器に対しても表示灯を設置してメンテナンス状態の表示態様を実現することが可能である。
以上に開示した実施形態の一部または全部は、以下の付記に示す記載によって適切に表現され得るが、発明を実施するための形態や発明の技術思想は、これらのものに制限されるものではない。
例えば、前述の実施形態にあっては表示灯6−1,6−2,・・・の点灯色によって機器2−1,2−2,・・・がアラーム発生状態にあるのかメンテナンス状態にあるのか障害復旧状態にあるのかを識別するようにしているが、識別に利用する表示灯6−1,6−2,・・・の表示態様は表示灯6−1,6−2,・・・の点灯と点滅、更には、点灯と点滅と色の組み合わせとしてもよい。
また、点灯と点滅と色の組み合わせを利用するような場合にあっては、例えば、点灯と点滅によって機器2−1,2−2,・・・がアラーム発生状態にあるのかメンテナンス状態にあるのか障害復旧状態にあるのかを識別し、更に、点灯色や点滅色によってアラームの種別を表すようにすることもできる。
また、アラーム管理制御プログラムは非一時的な記録媒体に記憶されてもよい。非一時的な記録媒体としては、例えば、DVD,CD,フラッシュメモリ等のものを利用することができる。アラーム管理制御プログラムを非一時的な記録媒体に記憶した場合、アラーム管理制御プログラムは非一時的な記録媒体からアラーム監視装置5を構成するコンピュータによって読み出され、そのマイクロプロセッサ17によって実行されることになる。
〔付記1〕
離間して設置された複数の機器にネットワークを経由して接続され、前記機器からのアラーム信号を受けてアラームの発生した機器とアラームとの対応関係を表示装置に可視表示するアラーム監視装置と、前記各機器の各々に近接して設置された各機器毎の表示灯とを備えたアラーム管理システムであって、
前記アラーム監視装置と前記表示灯の各々を双方向の信号線で接続すると共に、各表示灯毎に手動操作スイッチを配備し、
前記アラーム監視装置には、アラームの発生した機器に近接して設けられた表示灯をアラーム表示態様で作動させる一方、該表示灯に配備された手動操作スイッチからの信号を検知すると、この表示灯のアラーム表示態様での作動および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上におけるアラーム表示を停止させる表示態様管理手段を設けたことを特徴とするアラーム管理システム。
〔付記2〕
前記表示態様管理手段は、前記表示灯をアラーム表示態様で作動させてから前記手動操作スイッチから送出される最初の信号を受けると、この手動操作スイッチに対応する表示灯の作動態様および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上における表示態様を、アラーム表示態様からメンテナンスの実行中を表すメンテナンス表示態様に切り替えることを特徴とした付記1記載のアラーム管理システム。
〔付記3〕
前記表示態様管理手段は、前記表示灯をメンテナンス表示態様で作動させてから前記手動操作スイッチから送出される最初の信号を受けると、この手動操作スイッチに対応する表示灯の作動態様および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上における表示態様を、メンテナンス表示態様からメンテナンスの終了を表す障害復旧表示態様に切り替えることを特徴とした付記2記載のアラーム管理システム。
〔付記4〕
前記表示灯の表示態様を表示灯の点灯と点滅で識別することを特徴とした付記1,付記2または付記3のうち何れか一項に記載のアラーム管理システム。
〔付記5〕
前記表示灯の表示態様を表示灯の点灯色で識別することを特徴とした付記1,付記2または付記3のうち何れか一項に記載のアラーム管理システム。
〔付記6〕
離間して設置された複数の機器にネットワークを経由して接続され、前記機器からのアラーム信号を受けてアラームの発生した機器とアラームとの対応関係を表示装置に可視表示するアラーム監視装置と、前記各機器の各々に近接して設置され前記アラーム監視装置に双方向の信号線で接続された各機器毎の手動操作スイッチ付表示灯とを備えたアラーム管理システムのアラーム表示方法であって、
アラームの発生を検知された機器に近接して設けられた表示灯を前記アラーム監視装置からの信号によりアラーム表示態様で作動させる一方、
前記表示灯に設けられた手動操作スイッチからの信号を前記アラーム監視装置が検知すると、この表示灯のアラーム表示態様での作動および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上におけるアラーム表示を前記アラーム監視装置からの信号によって停止させることを特徴としたアラーム表示方法。
〔付記7〕
前記表示灯がアラーム表示態様で作動した後、前記アラーム監視装置が、前記手動操作スイッチから送出される最初の信号を検知すると、前記アラーム監視装置が、この手動操作スイッチに対応する表示灯の作動態様および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上における表示態様を、アラーム表示態様からメンテナンスの実行中を表すメンテナンス表示態様に切り替えることを特徴とした付記6記載のアラーム表示方法。
〔付記8〕
前記表示灯がメンテナンス表示態様で作動した後、前記アラーム監視装置が、前記手動操作スイッチから送出される最初の信号を検知すると、前記アラーム監視装置が、この手動操作スイッチに対応する表示灯の作動態様および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上における表示態様を、メンテナンス表示態様からメンテナンスの終了を表す障害復旧表示態様に切り替えることを特徴とした付記7記載のアラーム表示方法。
〔付記9〕
前記表示灯の表示態様を表示灯の点灯と点滅で識別することを特徴とした付記6,付記7または付記8のうち何れか一項に記載のアラーム表示方法。
〔付記10〕
前記表示灯の表示態様を表示灯の点灯色で識別することを特徴とした付記6,付記7または付記8のうち何れか一項に記載のアラーム表示方法。
〔付記11〕
離間して設置された複数の機器にネットワークを経由して接続され、前記機器からのアラーム信号を受けてアラームの発生した機器とアラームとの対応関係を表示装置に可視表示するアラーム監視装置と、前記各機器の各々に近接して設置され前記アラーム監視装置に双方向の信号線で接続された各機器毎の手動操作スイッチ付表示灯とを備えたアラーム管理システムのアラーム管理制御プログラムであって、
前記アラーム監視装置が備えるマイクロプロセッサを、
新たにアラームを発生させた機器に近接して設けられた表示灯をアラーム表示態様で作動させる一方、前記手動操作スイッチから送信される信号を受けると当該手動操作スイッチを備えた表示灯のアラーム表示態様での作動を停止させる表示灯管理手段、および、
前記表示灯管理手段からの通知を受け、アラーム表示態様での作動を停止させる表示灯に対応した機器の前記表示装置上におけるアラーム表示を停止させるアラーム管理手段として機能させることを特徴としたアラーム管理制御プログラム。
〔付記12〕
前記表示灯管理手段は、前記表示灯をアラーム表示態様で作動させてから前記手動操作スイッチから送出される最初の信号を受けると当該手動操作スイッチを備えた表示灯の作動態様をアラーム表示態様からメンテナンス表示態様に切り替え、
前記アラーム管理手段は、前記表示灯管理手段からの通知を受け、メンテナンス表示態様に切り替える表示灯に対応した機器の前記表示装置上における表示態様をアラーム表示態様からメンテナンス表示態様に切り替えることを特徴とした付記11記載のアラーム管理制御プログラム。
〔付記13〕
前記表示灯管理手段は、前記表示灯をメンテナンス表示態様で作動させてから前記手動操作スイッチから送出される最初の信号を受けると当該手動操作スイッチを備えた表示灯の作動態様をメンテナンス表示態様から障害復旧表示態様に切り替え、
前記アラーム管理手段は、前記表示灯管理手段からの通知を受け、障害復旧表示態様に切り替える表示灯に対応した機器の前記表示装置上における表示態様をメンテナンス表示態様から障害復旧表示態様に切り替えることを特徴とした付記12記載のアラーム管理制御プログラム。
本発明は、離間して設置された複数の機器からのアラーム信号を受けてアラームの発生した機器とアラームとの対応関係を表示装置に可視表示するアラーム監視装置を利用したアラーム管理システム一般に適用できる。
1 アラーム管理システム
2−1,2−2 機器
3 ネットワーク
4 表示装置
5 アラーム監視装置
6−1,6−2 表示灯
7−1,7−2 手動操作スイッチ
8 信号線
9 機器収容棚
10 アラーム収集手段
11 アラーム解析手段
12 アラーム管理手段(表示灯管理手段の他部)
13 アラーム蓄積手段
14 表示画像作成手段
15 表示灯管理手段(表示灯管理手段の一部)
16 表示態様管理手段
17 マイクロプロセッサ(アラーム収集手段,アラーム解析手段,アラーム管理手段,表示画像作成手段,表示灯管理手段,表示態様管理手段)
18 ROM
19 RAM
20 不揮発性メモリ
21 ハードディスクドライブ(アラーム蓄積手段)
22 入出力回路
23 キーボード
24 マウス
25 インターフェイス
26 インターフェイス
27 対応関係記憶テーブル

Claims (10)

  1. 離間して設置された複数の機器にネットワークを経由して接続され、前記機器からのアラーム信号を受けてアラームの発生した機器とアラームとの対応関係を表示装置に可視表示するアラーム監視装置と、前記各機器の各々に近接して設置された各機器毎の表示灯とを備えたアラーム管理システムであって、
    前記アラーム監視装置と前記表示灯の各々を双方向の信号線で接続すると共に、各表示灯毎に手動操作スイッチを配備し、
    前記アラーム監視装置には、アラームの発生した機器に近接して設けられた表示灯をアラーム表示態様で作動させる一方、該表示灯に配備された手動操作スイッチからの信号を検知すると、この表示灯のアラーム表示態様での作動および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上におけるアラーム表示を停止させる表示態様管理手段を設けたことを特徴とするアラーム管理システム。
  2. 前記表示態様管理手段は、前記表示灯をアラーム表示態様で作動させてから前記手動操作スイッチから送出される最初の信号を受けると、この手動操作スイッチに対応する表示灯の作動態様および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上における表示態様を、アラーム表示態様からメンテナンスの実行中を表すメンテナンス表示態様に切り替えることを特徴とした請求項1記載のアラーム管理システム。
  3. 前記表示態様管理手段は、前記表示灯をメンテナンス表示態様で作動させてから前記手動操作スイッチから送出される最初の信号を受けると、この手動操作スイッチに対応する表示灯の作動態様および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上における表示態様を、メンテナンス表示態様からメンテナンスの終了を表す障害復旧表示態様に切り替えることを特徴とした請求項2記載のアラーム管理システム。
  4. 前記表示灯の表示態様を表示灯の点灯と点滅で識別することを特徴とした請求項1,請求項2または請求項3のうち何れか一項に記載のアラーム管理システム。
  5. 前記表示灯の表示態様を表示灯の点灯色で識別することを特徴とした請求項1,請求項2または請求項3のうち何れか一項に記載のアラーム管理システム。
  6. 離間して設置された複数の機器にネットワークを経由して接続され、前記機器からのアラーム信号を受けてアラームの発生した機器とアラームとの対応関係を表示装置に可視表示するアラーム監視装置と、前記各機器の各々に近接して設置され前記アラーム監視装置に双方向の信号線で接続された各機器毎の手動操作スイッチ付表示灯とを備えたアラーム管理システムのアラーム表示方法であって、
    アラームの発生を検知された機器に近接して設けられた表示灯を前記アラーム監視装置からの信号によりアラーム表示態様で作動させる一方、
    前記表示灯に設けられた手動操作スイッチからの信号を前記アラーム監視装置が検知すると、この表示灯のアラーム表示態様での作動および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上におけるアラーム表示を前記アラーム監視装置からの信号によって停止させることを特徴としたアラーム表示方法。
  7. 前記表示灯がアラーム表示態様で作動した後、前記アラーム監視装置が、前記手動操作スイッチから送出される最初の信号を検知すると、前記アラーム監視装置が、この手動操作スイッチに対応する表示灯の作動態様および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上における表示態様を、アラーム表示態様からメンテナンスの実行中を表すメンテナンス表示態様に切り替えることを特徴とした請求項6記載のアラーム表示方法。
  8. 前記表示灯がメンテナンス表示態様で作動した後、前記アラーム監視装置が、前記手動操作スイッチから送出される最初の信号を検知すると、前記アラーム監視装置が、この手動操作スイッチに対応する表示灯の作動態様および該表示灯に対応する機器の前記表示装置上における表示態様を、メンテナンス表示態様からメンテナンスの終了を表す障害復旧表示態様に切り替えることを特徴とした請求項7記載のアラーム表示方法。
  9. 前記表示灯の表示態様を表示灯の点灯と点滅で識別することを特徴とした請求項6,請求項7または請求項8のうち何れか一項に記載のアラーム表示方法。
  10. 前記表示灯の表示態様を表示灯の点灯色で識別することを特徴とした請求項6,請求項7または請求項8のうち何れか一項に記載のアラーム表示方法。
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