JP2014186599A - ストレージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストレージ装置において冗長性を確保しホストへの応答の高速化を図ること。
【解決手段】本発明のストレージ装置は、一方のコントローラが備えるコピー元マスタタスクは、ホストから書き込み要求データを受けてコピー元マスタキャッシュに格納し、当該書き込み要求データを他方のコントローラが備えるコピー元スレーブタスクに二重化する前にコピー先マスタタスクに対してコピーし、当該コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けるとホストに対して書き込み終了を通知する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ストレージ装置にかかり、特に、レプリケーション機能を有するストレージ装置に関する。
データの読み書きを実施するホスト100からのデータを保存するストレージ装置は、冗長性を確保するために、複数の論理ディスクにレプリケーションする機能を備えている。このようなストレージ装置では、コピー元ボリューム(以降MVと記載)からコピー先ボリューム(以降RVと記載)へのデータコピー処理を行う場合、MVからRVへのデータコピーに加え、MV又はRVによる受信データを複数のコントローラで多重化し、データの冗長性を確保した後、ホストへ正常終了を通知することになる(例えば、特許文献1を参照)。
具体的に、ストレージ装置は、図1に示すように、コピー元であるMVデータを保存する論理ディスクであるMV141及びコピー先であるRVデータを保存する論理ディスクであるRV142と、ストレージ装置の制御を行う2つのコントローラ120,130と、を備えている。そして、一方のコントローラ120は、MV141に対するMVデータの記憶制御を行うMVマスタタスク121と、MVキャッシュデータ領域122と、RVスレーブタスク123と、RVキャッシュデータ領域124と、を備えている。また、他方のコントローラ130は、RV142に対するRVデータの記憶制御を行うRVマスタタスク133と、RVキャッシュデータ領域134と、MVスレーブタスク131と、MVキャッシュデータ領域132と、を備えている。
上記各コントローラ120,130では、論理ディスク(MV,RV)単位でマスタタスクとスレーブタスク(121と131、133と123)が動作し、論理ディスクの情報は、各マスタタスク121,133で管理される。そして、2つのコントローラでデータを冗長管理することで、障害発生時にもデータ保持可能な構成となっている。
上述したストレージ装置におけるレプリケーション動作を、図2乃至図4を参照して説明する。なお、レプリケーション機能とは、論理ディスクの複製を作成する機能である。同期転送機能利用時には、ホストに正常終了を通知した時点で、MVとRVのデータが同期していることを保障する。
まず、ホスト100からストレージ装置110に対して、MV141へのデータライトが実施されると(図2のY101)、ホストからの書き込み要求データは、MVマスタタスク121のMVキャッシュ122に保存される。その後、データの冗長性を確保するために、MVマスタタスク121はMVスレーブタスク131に対してデータ二重化を実施する(図2のY102)。そして、MVキャッシュ132にデータがコピーされた後、MVスレーブタスク131は、MVマスタタスク121へデータ二重化完了を通知する(図2のY103)。
続いて、MVマスタタスク121は、データ二重化完了通知(図2のY103)を受けた後、RVマスタタスク133に対して書き込み要求データコピーを実施する(図3のY104)。これにより、書き込み要求データはRVキャッシュ134に保存され、その後、RVスレーブタスク123へデータの二重化を実施する(図3のY105)。RVスレーブタスク123は、書き込み要求データをRVキャッシュ124に格納し、RVマスタタスク133へデータ二重化完了を通知する(図3のY106)。
続いて、RVマスタタスク133は、上記データ二重化完了通知(図3のY106)を受けた後、MVマスタタスク121へコピー完了を通知する(図4のY107)。MVマスタタスク121は、コピー完了通知(図4のY107)を受けた後、ホスト100にデータライトの正常終了を通知する(図4のY108)。
特開2008−47029号公報
上述したように、複数のコントローラを実装し、冗長性を確保するストレージ装置では、レプリケーション同期転送機能を利用する際には、複数のコントローラ間でMVとRVのデータ多重化を行いながら、MV−RV間のコピーを実行している。ところが、このようなストレージ装置では、MV−RV間のコピー処理完了後に、ホストへ正常終了を通知する必要があるため、ホストへの応答が遅くなってしまう、という課題があった。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、複数のコントローラ間で多重化を行うレプリケーション機能を備えたストレージ装置において、ホストへの応答が遅くなる、ことを解決することにある。
本発明の一形態であるストレージ装置は、
コピー元データが記憶されるコピー元ディスクと、コピー先データが記憶されるコピー先ディスクと、各ディスクに対してデータを二重化して記憶する制御を行う各コントローラと、を備え、
一方の前記コントローラは、前記コピー元ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー元マスタタスクと、当該コピー元マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー元マスタキャッシュと、を備えると共に、
他方の前記コントローラは、前記コピー先ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー先マスタタスクと、当該コピー先マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー先マスタキャッシュと、を備え、
さらに、前記一方のコントローラは、前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスク及び前記コピー先マスタキャッシュの従系となるコピー先スレーブタスク及びコピー先スレーブキャッシュを備え、
前記他方のコントローラは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスク及び前記コピー元マスタキャッシュの従系となるコピー元スレーブタスク及びコピー元スレーブキャッシュを備え、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクは、ホストから書き込み要求データを受けて前記コピー元マスタキャッシュに格納し、当該書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化する前に前記コピー先マスタタスクに対してコピーし、当該コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けると前記ホストに対して書き込み終了を通知し、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクから書き込み要求データを受けて前記コピー先マスタキャッシュに格納して、前記コピー元マスタタスクに対してコピー完了を通知する、
という構成を取る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
コピー元データが記憶されるコピー元ディスクと、コピー先データが記憶されるコピー先ディスクと、各ディスクに対してデータを二重化して記憶する制御を行う各コントローラと、を備え、
一方の前記コントローラは、前記コピー元ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー元マスタタスクと、当該コピー元マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー元マスタキャッシュと、を備えると共に、
他方の前記コントローラは、前記コピー先ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー先マスタタスクと、当該コピー先マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー先マスタキャッシュと、を備え、
さらに、前記一方のコントローラは、前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスク及び前記コピー先マスタキャッシュの従系となるコピー先スレーブタスク及びコピー先スレーブキャッシュを備え、
前記他方のコントローラは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスク及び前記コピー元マスタキャッシュの従系となるコピー元スレーブタスク及びコピー元スレーブキャッシュを備えた、ストレージ装置の前記各コントローラに、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、ホストから書き込み要求データを受けて前記コピー元マスタキャッシュに格納し、当該書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化する前に前記コピー先マスタタスクに対してコピーし、当該コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けると前記ホストに対して書き込み終了を通知し、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクから書き込み要求データを受けて前記コピー先マスタキャッシュに格納して、前記コピー元マスタタスクに対してコピー完了を通知する、
処理を実行させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態であるデータ書き込み方法は、
コピー元データが記憶されるコピー元ディスクと、コピー先データが記憶されるコピー先ディスクと、各ディスクに対してデータを二重化して記憶する制御を行う各コントローラと、を備え、
一方の前記コントローラは、前記コピー元ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー元マスタタスクと、当該コピー元マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー元マスタキャッシュと、を備えると共に、
他方の前記コントローラは、前記コピー先ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー先マスタタスクと、当該コピー先マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー先マスタキャッシュと、を備え、
さらに、前記一方のコントローラは、前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスク及び前記コピー先マスタキャッシュの従系となるコピー先スレーブタスク及びコピー先スレーブキャッシュを備え、
前記他方のコントローラは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスク及び前記コピー元マスタキャッシュの従系となるコピー元スレーブタスク及びコピー元スレーブキャッシュを備えた、ストレージ装置によるデータ書き込み方法であって、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、ホストから書き込み要求データを受けて前記コピー元マスタキャッシュに格納し、当該書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化する前に前記コピー先マスタタスクに対してコピーし、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクから書き込み要求データを受けて前記コピー先マスタキャッシュに格納して、前記コピー元マスタタスクに対してコピー完了を通知し、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、前記コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けると前記ホストに対して書き込み終了を通知する、
という構成を取る。
本発明は、以上のように構成されることにより、複数のコントローラ間で多重化を行うレプリケーション機能を備えたストレージ装置において、データの冗長性を確保しながら、ホストへの応答時間の短縮化を図ることができる。
本発明に関連する別の技術によるストレージ装置の構成を示すブロック図である。 本発明に関連する別の技術によるストレージ装置の動作を説明する図である。 本発明に関連する別の技術によるストレージ装置の動作を説明する図である。 本発明に関連する別の技術によるストレージ装置の動作を説明する図である。 本発明におけるストレージ装置の構成を示すブロックである。 図5に開示したストレージ装置の動作を説明する図である。 図5に開示したストレージ装置の動作を説明する図である。 図5に開示したストレージ装置の動作を説明する図である。 図5に開示したストレージ装置の動作を説明する図である。 図5に開示したストレージ装置の動作を説明する図である。 図5に開示したストレージ装置の動作を説明する図である。 図5に開示したストレージ装置の動作を説明する図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図5乃至図12を参照して説明する。図5は、ストレージ装置の構成を示すブロックである。図6乃至図8は、ストレージ装置によるレプリケーションの動作を示す図であり、図9乃至図12は、コントローラに障害が生じたときの動作を示す図である。
図5に示すように、ストレージ装置10は、ホスト1に接続されており、当該ホスト1からの書き込み要求データを受け付けて、冗長性を確保するために、複数の論理ディスクにレプリケーションする機能を備えている。例えば、ストレージ装置10は、複数の論理ディスクとして、コピー元ボリューム(以降「MV」と記載)(コピー元ディスク)41とコピー先ボリューム(以降「RV」と記載)(コピー先ディスク)42とを備えており、MV41にデータを書き込む際に、MV41からRV42へデータコピーを行ってレプリケーションする制御装置として、2つのコントローラ20,30を備えている。
そして、一方のコントローラ20は、MV41に対するMVデータの記憶制御を行うMVマスタタスク21と、MVキャッシュ22と、RVスレーブタスク23と、RVキャッシュ24と、を備えている。また、他方のコントローラ30は、RV42に対するRVデータの記憶制御を行うRVマスタタスク33と、RVキャッシュ34と、MVスレーブタスク31と、MVキャッシュ32と、を備えている。
ここで、上記各コントローラ20,30は、論理ディスク(MV,RV)単位でマスタタスクとスレーブタスク(21と31、33と23)が動作し、論理ディスクの情報は、各マスタタスク21,33で管理される。このとき、各マスタタスク21,33は、それぞれ異なるコントローラ20,30で動作している。つまり、本実施形態では、MV41に対する記憶制御を行う主系となるMVマスタタスク21(コピー元マスタタスク)及びMVキャッシュ22(コピー元マスタキャッシュ)が一方のコントローラ20に設けられており、その従系となるMVスレーブタスク31(コピー元スレーブタスク)及びMVキャッシュ32(コピー元スレーブキャッシュ)が他方のコントローラ30に設けられている。また、RV42に対する記憶制御を行う主系となるRVマスタタスク33(コピー先マスタタスク)及びRVキャッシュ34(コピー先マスタキャッシュ)が他方のコントローラ30に設けられており、その従系となるRVスレーブタスク23(コピー先スレーブタスク)及びRVキャッシュ24(コピー先スレーブキャッシュ)が一方のコントローラ20に設けられている。
次に、上述したストレージ装置におけるレプリケーション動作を、図6乃至図8を参照して説明する。まず、ホスト1からストレージ装置10に対して、MV41へのデータライトが実施される(図6のY1)。すると、ホスト1からの書き込み要求データは、一方のコントローラ20に設けられたMVマスタタスク21のMVキャッシュ22に保存される。その後、MVマスタタスク21は、他方のコントローラ30に設けられたRVマスタタスク33に対して、MVキャッシュ22に格納されている書き込み要求データのコピーを実施する(図6のY2)。
続いて、コントローラ30のRVマスタタスク33は、書き込み要求データをRVキャッシュ34に格納した後、コントローラ20のMVマスタタスク21へコピー完了を通知する(図6のY3)。MVマスタタスク20は、他方のコントローラ30から送信されたコピー完了通知(図6のY3)を受けた後、ホスト1にデータライトの正常終了を通知する(図6のY4)。
続いて、MVマスタタスク21は、ホスト1へデータライトの正常終了を通知した後(図6のY4)、他方のコントローラ30に設けられたMVスレーブタスク31に対して書き込みデータの二重化を実施する(図7のY5)。つまり、MVマスタタスク21は、MVキャッシュ22に格納された書き込み要求データを、他方のコントローラ30に設けられたMVスレーブタスク31に送信する。これを受けたMVスレーブタスク31は、書き込み要求データをMVキャッシュ32に格納し、その後、MVマスタタスク21へデータ二重化完了を通知する(図7のY6)。
また、他方のコントローラ30に設けられたRVマスタタスク33は、上述したようにMVマスタタスク21にコピー完了を通知した後(図6のY3)、一方のコントローラ20に設けられたRVスレーブタスク23に対して書き込み要求データの二重化を実施する(図7のY7)。RVスレーブタスク23は、書き込み要求データをRVキャッシュ24へ格納した後、他方のコントローラ30に設けられたRVマスタタスク33にデータ二重化完了を通知する(図7のY8)。
続いて、一方のコントローラ20のMVマスタタスク20は、データ二重化が完了した後(図7のY6)、他方のコントローラ30のRVマスタタスク33へMVデータ二重化完了を通知する(図8のY9)。同様に、他方のコントローラ30のRVマスタタスク33は、データ二重化が完了した後(図7のY8)、一方のコントローラ20のMVマスタタスク21へRVデータ二重化完了を通知する(図8のY10)。
このように、本実施形態におけるストレージ装置10は、上記背景技術で説明した技術とは異なり、MV及びRVのデータをコントローラ間(20,30)で二重化する前に、異なるコントローラ20,30にそれぞれ設けられたMVマスタタスク21からRVマスタタスク33に書き込み要求データをコピーし、ホスト1への応答を返却している。これにより、ホストへの応答時間を短縮化することができる。
一方で、本実施形態におけるストレージ装置10では、データ二重化を行なわずにホストへ正常終了を応答しているため、データ二重化完了前にいずれかのコントローラが縮退してしまった場合には、MVキャッシュ、もしくは、RVキャッシュ上の書き込み要求データが失われてしまう。このため、以下に説明するように、書き込み要求データを保持しているMV/RVキャッシュから、データを保持していないRV/MVキャッシュへのデータコピーが必要になる。これにより、データの冗長性も確保している。
具体的に、データ二重化完了前に、他方のコントローラ30が縮退した場合の動作を、図9乃至図10を参照して説明する。まず、図6を参照して説明したように、ホスト1からの書き込み要求データをMVマスタタスク21のMVキャッシュ22に格納すると共に、RVマスタタスク33のRVキャッシュ34に格納し、MVマスタタスク21からホスト1にデータライトの正常終了を通知したこととする(図9のY11〜Y14)。
その後、一方のコントローラ20が他方のコントローラ30の縮退を検出すると(図9のY15)、一方のコントローラ20に設けられたMVマスタタスク21は、他方のコントローラ30が備えるRVマスタタスク33からRVデータ二重化完了通知(図8のY10)を受信していないことから、自コントローラ20内のRVキャッシュ24に書き込み要求データが格納されていないと判断する。
すると、MVマスタタスク21は、自コントローラ20が備えるRVスレーブタスク23に対して、MVキャッシュ22に保持している書き込み要求データのコピーを実施する(図10のY16)。そして、コントローラ20が備えるRVスレーブタスク23は、RVキャッシュ24へ書き込み要求データを格納した後、MVマスタタスク21へコピー完了を通知する(図10のY17)。
以上により、MV41に対してはMVマスタタスク21から書き込み要求データを記憶することができると共に、RV42に対してはRVスレーブタスク23から書き込み要求データを記憶することができる。従って、冗長性を確保しつつ、上述したようにホスト1への応答時間を短縮化することができる。
次に、データ二重化完了前に、一方のコントローラ20が縮退した場合の動作を、図11乃至図12を参照して説明する。まず、上述同様に、MVマスタタスク21からホスト1にデータライトの正常終了を通知したこととする(図11のY21〜Y24)。
その後、他方のコントローラ30が一方のコントローラ20の縮退を検出すると(図11のY25)、他方のコントローラ30が備えるRVマスタタスク33は、一方のコントローラ20が備えるMVマスタタスク21からMVデータ二重化完了通知(図8のY9)を受信していないことから、自コントローラ30内のMVキャッシュ32に書き込み要求データが格納されていないと判断する。
すると、RVマスタタスク33は、自コントローラ30が備えるMVスレーブタスク31に対して、RVキャッシュ34に保持している書き込み要求データのコピーを実施する(図12のY26)。そして、コントローラ30が備えるMVスレーブタスク31は、MVキャッシュ32へ書き込み要求データを格納した後、RVマスタタスク33へコピー完了を通知する(図12のY27)。
以上により、MV41に対しては従系であるMVスレーブタスク31から書き込み要求データを記憶することができると共に、RV42に対してはRVマスタタスク33から書き込み要求データを記憶することができる。従って、冗長性を確保しつつ、上述したようにホストへの応答時間を短縮化することができる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明におけるストレージ装置、プログラム、データ書き込み方法の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
コピー元データが記憶されるコピー元ディスクと、コピー先データが記憶されるコピー先ディスクと、各ディスクに対してデータを二重化して記憶する制御を行う各コントローラと、を備え、
一方の前記コントローラは、前記コピー元ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー元マスタタスクと、当該コピー元マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー元マスタキャッシュと、を備えると共に、
他方の前記コントローラは、前記コピー先ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー先マスタタスクと、当該コピー先マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー先マスタキャッシュと、を備え、
さらに、前記一方のコントローラは、前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスク及び前記コピー先マスタキャッシュの従系となるコピー先スレーブタスク及びコピー先スレーブキャッシュを備え、
前記他方のコントローラは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスク及び前記コピー元マスタキャッシュの従系となるコピー元スレーブタスク及びコピー元スレーブキャッシュを備え、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクは、ホストから書き込み要求データを受けて前記コピー元マスタキャッシュに格納し、当該書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化する前に前記コピー先マスタタスクに対してコピーし、当該コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けると前記ホストに対して書き込み終了を通知し、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクから書き込み要求データを受けて前記コピー先マスタキャッシュに格納して、前記コピー元マスタタスクに対してコピー完了を通知する、
ストレージ装置。
(付記2)
付記1に記載のストレージ装置であって、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクは、前記コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けて前記ホストに対して書き込み終了を通知してから、前記コピー元マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化し、
前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクは、前記コピー元スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクに二重化完了を通知し、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクは、前記コピー元スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー先マスタタスクに対してコピー元側における書き込み要求データの二重化完了を通知する、
ストレージ装置。
(付記3)
付記1又は2に記載のストレージシステムであって、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクは、前記コピー元マスタタスクにコピー完了を通知してから、前記コピー先マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクに二重化し、
前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクは、前記コピー先スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクに二重化完了を通知し、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクは、前記コピー先スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー元マスタタスクに対してコピー先側における書き込み要求データの二重化完了を通知する、
ストレージ装置。
(付記4)
付記3に記載のストレージ装置であって、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクは、前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクからコピー先側における書き込み要求データの二重化完了の通知を受ける前に前記他方のコントローラが縮退した場合に、前記コピー元マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記コピー先スレーブタスクにコピーし、当該コピー先スレーブタスクは書き込み要求データを前記コピー先スレーブキャッシュに格納する、
ストレージ装置。
(付記5)
付記3又は4に記載のストレージ装置であって、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクからコピー元側における書き込み要求データの二重化完了の通知を受ける前に前記一方のコントローラが縮退した場合に、前記コピー先マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記コピー元スレーブタスクにコピーし、当該コピー元スレーブタスクは書き込み要求データを前記コピー元スレーブキャッシュに格納する、
ストレージ装置。
(付記6)
コピー元データが記憶されるコピー元ディスクと、コピー先データが記憶されるコピー先ディスクと、各ディスクに対してデータを二重化して記憶する制御を行う各コントローラと、を備え、
一方の前記コントローラは、前記コピー元ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー元マスタタスクと、当該コピー元マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー元マスタキャッシュと、を備えると共に、
他方の前記コントローラは、前記コピー先ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー先マスタタスクと、当該コピー先マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー先マスタキャッシュと、を備え、
さらに、前記一方のコントローラは、前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスク及び前記コピー先マスタキャッシュの従系となるコピー先スレーブタスク及びコピー先スレーブキャッシュを備え、
前記他方のコントローラは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスク及び前記コピー元マスタキャッシュの従系となるコピー元スレーブタスク及びコピー元スレーブキャッシュを備えた、ストレージ装置の前記各コントローラに、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、ホストから書き込み要求データを受けて前記コピー元マスタキャッシュに格納し、当該書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化する前に前記コピー先マスタタスクに対してコピーし、当該コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けると前記ホストに対して書き込み終了を通知し、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクから書き込み要求データを受けて前記コピー先マスタキャッシュに格納して、前記コピー元マスタタスクに対してコピー完了を通知する、
処理を実行させるためのプログラム。
(付記7)
付記6に記載のプログラムであって、
前記各コントローラに、さらに、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、前記コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けて前記ホストに対して書き込み終了を通知してから、前記コピー元マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化し、
前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクが、前記コピー元スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクに二重化完了を通知し、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、前記コピー元スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー先マスタタスクに対してコピー元側における書き込み要求データの二重化完了を通知すると共に、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記コピー元マスタタスクにコピー完了を通知してから、前記コピー先マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクに二重化し、
前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクが、前記コピー先スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクに二重化完了を通知し、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記コピー先スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー元マスタタスクに対してコピー先側における書き込み要求データの二重化完了を通知する、
処理を実行させるためのプログラム。
(付記8)
コピー元データが記憶されるコピー元ディスクと、コピー先データが記憶されるコピー先ディスクと、各ディスクに対してデータを二重化して記憶する制御を行う各コントローラと、を備え、
一方の前記コントローラは、前記コピー元ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー元マスタタスクと、当該コピー元マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー元マスタキャッシュと、を備えると共に、
他方の前記コントローラは、前記コピー先ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー先マスタタスクと、当該コピー先マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー先マスタキャッシュと、を備え、
さらに、前記一方のコントローラは、前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスク及び前記コピー先マスタキャッシュの従系となるコピー先スレーブタスク及びコピー先スレーブキャッシュを備え、
前記他方のコントローラは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスク及び前記コピー元マスタキャッシュの従系となるコピー元スレーブタスク及びコピー元スレーブキャッシュを備えた、ストレージ装置によるデータ書き込み方法であって、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、ホストから書き込み要求データを受けて前記コピー元マスタキャッシュに格納し、当該書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化する前に前記コピー先マスタタスクに対してコピーし、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクから書き込み要求データを受けて前記コピー先マスタキャッシュに格納して、前記コピー元マスタタスクに対してコピー完了を通知し、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、前記コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けると前記ホストに対して書き込み終了を通知する、
データ書き込み方法。
(付記9)
付記8に記載のデータ書き込み方法であって、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、前記コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けて前記ホストに対して書き込み終了を通知してから、前記コピー元マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化し、
前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクが、前記コピー元スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクに二重化完了を通知し、
前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、前記コピー元スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー先マスタタスクに対してコピー元側における書き込み要求データの二重化完了を通知すると共に、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記コピー元マスタタスクにコピー完了を通知してから、前記コピー先マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクに二重化し、
前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクが、前記コピー先スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクに二重化完了を通知し、
前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記コピー先スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー元マスタタスクに対してコピー先側の書き込み要求データの二重化完了を通知する、
書き込み方法。
なお、上述したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1 ホスト
10 ストレージ装置
20 コントローラ
21 MVマスタタスク
22 MVキャッシュ
23 RVスレーブタスク
24 RVキャッシュ
30 コントローラ
31 MVスレーブタスク
32 MVキャッシュ
33 RVマスタタスク
34 RVキャッシュ
41 MV
42 RV
100 ホスト
110 ストレージ装置
120 コントローラ
121 MVマスタタスク
122 MVキャッシュ
123 RVスレーブタスク
124 RVキャッシュ
130 コントローラ
131 MVスレーブタスク
132 MVキャッシュ
133 RVマスタタスク
134 RVキャッシュ
141 MV
142 RV

Claims (9)

  1. コピー元データが記憶されるコピー元ディスクと、コピー先データが記憶されるコピー先ディスクと、各ディスクに対してデータを二重化して記憶する制御を行う各コントローラと、を備え、
    一方の前記コントローラは、前記コピー元ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー元マスタタスクと、当該コピー元マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー元マスタキャッシュと、を備えると共に、
    他方の前記コントローラは、前記コピー先ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー先マスタタスクと、当該コピー先マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー先マスタキャッシュと、を備え、
    さらに、前記一方のコントローラは、前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスク及び前記コピー先マスタキャッシュの従系となるコピー先スレーブタスク及びコピー先スレーブキャッシュを備え、
    前記他方のコントローラは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスク及び前記コピー元マスタキャッシュの従系となるコピー元スレーブタスク及びコピー元スレーブキャッシュを備え、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクは、ホストから書き込み要求データを受けて前記コピー元マスタキャッシュに格納し、当該書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化する前に前記コピー先マスタタスクに対してコピーし、当該コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けると前記ホストに対して書き込み終了を通知し、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクから書き込み要求データを受けて前記コピー先マスタキャッシュに格納して、前記コピー元マスタタスクに対してコピー完了を通知する、
    ストレージ装置。
  2. 請求項1に記載のストレージ装置であって、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクは、前記コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けて前記ホストに対して書き込み終了を通知してから、前記コピー元マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化し、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクは、前記コピー元スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクに二重化完了を通知し、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクは、前記コピー元スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー先マスタタスクに対してコピー元側における書き込み要求データの二重化完了を通知する、
    ストレージ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のストレージシステムであって、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクは、前記コピー元マスタタスクにコピー完了を通知してから、前記コピー先マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクに二重化し、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクは、前記コピー先スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクに二重化完了を通知し、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクは、前記コピー先スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー元マスタタスクに対してコピー先側における書き込み要求データの二重化完了を通知する、
    ストレージ装置。
  4. 請求項3に記載のストレージ装置であって、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクは、前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクからコピー先側における書き込み要求データの二重化完了の通知を受ける前に前記他方のコントローラが縮退した場合に、前記コピー元マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記コピー先スレーブタスクにコピーし、当該コピー先スレーブタスクは書き込み要求データを前記コピー先スレーブキャッシュに格納する、
    ストレージ装置。
  5. 請求項3又は4に記載のストレージ装置であって、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクからコピー元側における書き込み要求データの二重化完了の通知を受ける前に前記一方のコントローラが縮退した場合に、前記コピー先マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記コピー元スレーブタスクにコピーし、当該コピー元スレーブタスクは書き込み要求データを前記コピー元スレーブキャッシュに格納する、
    ストレージ装置。
  6. コピー元データが記憶されるコピー元ディスクと、コピー先データが記憶されるコピー先ディスクと、各ディスクに対してデータを二重化して記憶する制御を行う各コントローラと、を備え、
    一方の前記コントローラは、前記コピー元ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー元マスタタスクと、当該コピー元マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー元マスタキャッシュと、を備えると共に、
    他方の前記コントローラは、前記コピー先ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー先マスタタスクと、当該コピー先マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー先マスタキャッシュと、を備え、
    さらに、前記一方のコントローラは、前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスク及び前記コピー先マスタキャッシュの従系となるコピー先スレーブタスク及びコピー先スレーブキャッシュを備え、
    前記他方のコントローラは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスク及び前記コピー元マスタキャッシュの従系となるコピー元スレーブタスク及びコピー元スレーブキャッシュを備えた、ストレージ装置の前記各コントローラに、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、ホストから書き込み要求データを受けて前記コピー元マスタキャッシュに格納し、当該書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化する前に前記コピー先マスタタスクに対してコピーし、当該コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けると前記ホストに対して書き込み終了を通知し、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクから書き込み要求データを受けて前記コピー先マスタキャッシュに格納して、前記コピー元マスタタスクに対してコピー完了を通知する、
    処理を実行させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムであって、
    前記各コントローラに、さらに、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、前記コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けて前記ホストに対して書き込み終了を通知してから、前記コピー元マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化し、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクが、前記コピー元スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクに二重化完了を通知し、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、前記コピー元スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー先マスタタスクに対してコピー元側における書き込み要求データの二重化完了を通知すると共に、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記コピー元マスタタスクにコピー完了を通知してから、前記コピー先マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクに二重化し、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクが、前記コピー先スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクに二重化完了を通知し、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記コピー先スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー元マスタタスクに対してコピー先側における書き込み要求データの二重化完了を通知する、
    処理を実行させるためのプログラム。
  8. コピー元データが記憶されるコピー元ディスクと、コピー先データが記憶されるコピー先ディスクと、各ディスクに対してデータを二重化して記憶する制御を行う各コントローラと、を備え、
    一方の前記コントローラは、前記コピー元ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー元マスタタスクと、当該コピー元マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー元マスタキャッシュと、を備えると共に、
    他方の前記コントローラは、前記コピー先ディスクに対する記憶制御を行う主系となるコピー先マスタタスクと、当該コピー先マスタタスクにて記憶制御するデータを一時的に格納するコピー先マスタキャッシュと、を備え、
    さらに、前記一方のコントローラは、前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスク及び前記コピー先マスタキャッシュの従系となるコピー先スレーブタスク及びコピー先スレーブキャッシュを備え、
    前記他方のコントローラは、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスク及び前記コピー元マスタキャッシュの従系となるコピー元スレーブタスク及びコピー元スレーブキャッシュを備えた、ストレージ装置によるデータ書き込み方法であって、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、ホストから書き込み要求データを受けて前記コピー元マスタキャッシュに格納し、当該書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化する前に前記コピー先マスタタスクに対してコピーし、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクから書き込み要求データを受けて前記コピー先マスタキャッシュに格納して、前記コピー元マスタタスクに対してコピー完了を通知し、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、前記コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けると前記ホストに対して書き込み終了を通知する、
    データ書き込み方法。
  9. 請求項8に記載のデータ書き込み方法であって、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、前記コピー先マスタタスクからコピー完了の通知を受けて前記ホストに対して書き込み終了を通知してから、前記コピー元マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクに二重化し、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー元スレーブタスクが、前記コピー元スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクに二重化完了を通知し、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー元マスタタスクが、前記コピー元スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー先マスタタスクに対してコピー元側における書き込み要求データの二重化完了を通知すると共に、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記コピー元マスタタスクにコピー完了を通知してから、前記コピー先マスタキャッシュに格納されている書き込み要求データを前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクに二重化し、
    前記一方のコントローラが備える前記コピー先スレーブタスクが、前記コピー先スレーブキャッシュに書き込み要求データを格納してから前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクに二重化完了を通知し、
    前記他方のコントローラが備える前記コピー先マスタタスクが、前記コピー先スレーブタスクから二重化完了の通知を受けると、前記コピー元マスタタスクに対してコピー先側の書き込み要求データの二重化完了を通知する、
    書き込み方法。
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