JP2014180728A - Shot blast device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、棒状のワークに投射材を投射してブラスト処理を施すショットブラスト装置に関する。 The present invention relates to a shot blasting apparatus that performs a blasting process by projecting a projection material onto a rod-shaped workpiece.
ショットブラスト装置としては、例えば、コンベアによってキャビネット内にワークを搬入するとともに、投射部によってキャビネット内に搬入されたワークに投射材を投射してブラスト処理を施すものがある(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このようなショットブラスト装置は、コンベアがワークを搬送方向に搬送する機能しか有していないので、ワークの底面にブラスト処理を施すことができず、ワークの全面を均一にブラスト処理することができない。 As a shot blasting device, for example, there is a device that carries a blasting process by projecting a projection material onto a workpiece carried into the cabinet by a projection unit while carrying the workpiece into the cabinet by a conveyor (see, for example, Patent Document 1). ). However, since such a shot blasting device has only a function for the conveyor to convey the workpiece in the conveyance direction, the bottom surface of the workpiece cannot be blasted, and the entire surface of the workpiece can be blasted uniformly. I can't.
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、棒状のワークに投射材を投射して、棒状のワークの全面に均一にブラスト処理を施すことが可能なショットブラスト装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and is a shot blasting apparatus capable of projecting a projection material onto a rod-shaped workpiece and uniformly blasting the entire surface of the rod-shaped workpiece. The purpose is to provide.
本発明に係るショットブラスト装置は、棒状のワークを、ワークの軸線を中心に回転させながらワークの軸線方向に搬送する回転搬送部と、回転搬送部によってワークの軸線を中心に回転されながらワークの軸線方向に搬送されているワークに投射材を投射して、ワークに均一にブラスト処理を施す投射部とを備える。 The shot blasting apparatus according to the present invention includes a rotary conveyance unit that conveys a rod-shaped workpiece in the axial direction of the workpiece while rotating the workpiece around the axis of the workpiece, and a workpiece that is rotated around the axis of the workpiece by the rotary conveyance unit. A projection unit that projects a projection material onto the workpiece conveyed in the axial direction and uniformly blasts the workpiece.
更に、回転搬送部は、その軸線方向の両端側から中央側へ向けて徐々に小径となって軸線方向の中央部が括れたV型のコンベアローラであり、コンベアローラは、ワークの搬送方向に沿って所定の間隔をおいて複数個配置されるとともに、軸線方向がワークの搬送方向に対して傾斜して設けられているようにしても良い。 Furthermore, the rotary conveyance unit is a V-shaped conveyor roller that gradually decreases in diameter from both ends in the axial direction toward the center, and the central part in the axial direction is constricted. A plurality of them may be arranged at a predetermined interval along the axis, and the axial direction may be inclined with respect to the conveying direction of the workpiece.
更に、複数個のコンベアローラのうちの奇数番目に配置された第1のコンベアローラ群は、ワークの搬送方向と略直交する搬送幅方向の一端側に設置された第1の駆動機構によって駆動され、複数個のコンベアローラのうちの偶数番目に配置された第2のコンベアローラ群は、ワークの搬送方向と略直交する搬送幅方向の他端側に設置された第2の駆動機構によって駆動されるようにしても良い。 Further, the first conveyor roller group arranged in an odd number among the plurality of conveyor rollers is driven by a first drive mechanism installed on one end side in the conveyance width direction substantially orthogonal to the workpiece conveyance direction. The second conveyor roller group arranged in even numbers among the plurality of conveyor rollers is driven by a second drive mechanism installed on the other end side in the conveyance width direction substantially orthogonal to the workpiece conveyance direction. You may make it.
更に、回転搬送部にワークを間欠的に供給する間欠送り部を更に備えるようにしても良い。 Furthermore, you may make it further provide the intermittent feeding part which supplies a workpiece | work intermittently to a rotation conveyance part.
更に、投射部は、ワークの搬送方向の前後2方向から投射するようにしても良い。 Further, the projection unit may project from two directions in the front and rear direction of the workpiece conveyance direction.
本発明は、回転搬送部によって、棒状のワークが、ワークの軸線を中心に回転されながらワークの軸線方向に搬送されるので、投射部によって、ワークの軸線を中心に回転されながらワークの軸線方向に搬送されている棒状のワークに投射材を投射することで、棒状のワークの全面に均一にブラスト処理を施すことができる。 In the present invention, the rod-shaped workpiece is conveyed in the axial direction of the workpiece while being rotated about the axis of the workpiece by the rotary conveying unit, so that the axial direction of the workpiece is rotated by the projection unit about the axis of the workpiece. By projecting the projection material onto the rod-shaped workpiece being conveyed, the entire surface of the rod-shaped workpiece can be blasted uniformly.
以下、本発明を適用したショットブラスト装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能である。 Hereinafter, a shot blasting apparatus to which the present invention is applied will be described in detail with reference to the drawings. In addition, this invention is not limited to the following examples, In the range which does not deviate from the summary of this invention, it can change arbitrarily.
図1に示すように、本発明を適用したショットブラスト装置1は、ベース部材10上にキャビネット11を備えている。キャビネット11の内部には、丸棒状のワーク20に投射材を投射することでワーク20に表面加工(ブラスト処理)を施す投射室11aが形成されている。また、キャビネット11には、ワーク搬送方向(矢印X方向)の上流側(図中右側)に、ワーク20が外部から投射室11a内に搬入される搬入部12が形成され、下流側(図中左側)に、ワーク20が投射室11aから外部に搬出される搬出部13が形成されている。
As shown in FIG. 1, a
更に、図1に示すように、ベース部材10上には、ワーク20をワーク20の軸線を中心に回転させながらワーク20の軸線方向(ワーク搬送方向)に搬送する回転搬送部30が設けられている。この回転搬送部30は、図2に示すように、ワーク20が載せられる複数個のコンベアローラ31と、これらのコンベアローラ31を回転駆動する第1及び第2の駆動機構32,33とを有している。
Further, as shown in FIG. 1, on the
コンベアローラ31は、その軸線方向の両端側から中央側へ向けて徐々に小径となって軸線方向の中央部が括れた所謂、鼓型(V型)に形成されている。更に、コンベアローラ31の表面には、ワーク20の回転性と進行性の向上を図るために、軸線方向に沿って、軸線を中心に所定の間隔で凹溝状の係合部(不図示)が複数個形成されている。このようなコンベアローラ31は、出力軸34の外周に一体に設けられており、出力軸34を介してワーク搬送方向と略直交するワーク搬送幅方向の両側に設けられたコンベヤ基台35,35に回転可能に支持されている。更に、コンベアローラ31は、ワーク20のワーク搬送方向に沿って所定の間隔をおいて複数個配置されている。ここでは、コンベアローラ31は、30個配置されている。更に、コンベアローラ31は、軸線方向がワーク搬送方向に対して傾斜するように設けられ、且つ互いに平行に設けられている。更に、コンベアローラ31は、例えば一のコンベアローラ31の中央部の括れ部に他のコンベアローラ31の端部の拡大部が位置するように、近接して配置されている。
The
更に、ワーク搬送方向の上流側から下流側に向かって、1番目、3番目、5番目等の奇数番目に配置された奇数番目のコンベアローラ(以下、第1のコンベアローラ群とも言う)31aは、出力軸34の一端側が一端側のコンベヤ基台35よりも一端側に突出するように設けられている。そして、第1のコンベアローラ群31aは、この出力軸34の一端側の突出部に第1の駆動機構32が設けられ、この第1の駆動機構32によって同時に同速度で回転するように設けられている。
Further, odd-numbered conveyor rollers (hereinafter also referred to as a first conveyor roller group) 31a arranged at odd-numbered first, third, fifth, etc. from the upstream side to the downstream side in the workpiece conveying direction are: The one end side of the
第1の駆動機構32は、ワーク搬送幅方向の一端側の上流側に設置され、第1のコンベアローラ群31aを駆動する第1のモータ36と、第1のコンベアローラ群31aの出力軸34の突出部の中途部に設けられた第1のスプロケット37と、出力軸34の突出部の端部に設けられた第2のスプロケット38と、第1のモータ36と1番目のコンベアローラ31の第1のスプロケット37とを連結するとともに一のコンベアローラ31の第2のスプロケット38と他のコンベアローラ31の第1のスプロケット37とを連結するローラチェーン39とで構成されている。すなわち、第1のモータ36の出力軸は、ローラチェーン39を介して最も上流側の1番目のコンベアローラ31の第1のスプロケット37に連結され、1番目のコンベアローラ31の第2のスプロケット38は、ローラチェーン39を介して3番目のコンベアローラ31の第1のスプロケット37に連結され、3番目のコンベアローラ31の第2のスプロケット38は、ローラチェーン39を介して5番目のコンベアローラ31の第1のスプロケット37に連結され、以下同様にして、一のコンベアローラ31の第2のスプロケット38が、ローラチェーン39を介して他のコンベアローラ31の第1のスプロケット37に連結されている。
The
したがって、第1の駆動機構32は、第1のモータ36の出力軸の回転を、ローラチェーン39を介して1番目のコンベアローラ31に伝達し、1番目のコンベアローラ31の回転を、ローラチェーン39を介して3番目のコンベアローラ31に伝達し、3番目のコンベアローラ31の回転を、ローラチェーン39を介して5番目のコンベアローラ31に伝達し、以後同様にして、第1のコンベアローラ群31aのコンベアローラ31を駆動している。この際、第1の駆動機構32は、第1のコンベアローラ群31aを、同時に同速度で回転させる。
Accordingly, the
なお、第1の駆動機構32は、第1のスプロケット37と第2のスプロケット38とローラチェーン39とで構成されることに限定されるものではなく、プーリとベルト等の他の従来公知の動力伝達部材で構成されるようにしても良い。
The
更に、ワーク搬送方向の上流側から下流側に向かって、2番目、4番目、6番目等の偶数番目に配置された偶数番目のコンベアローラ(以下、第2のコンベアローラ群とも言う)31bは、出力軸34の他端側が他端側のコンベヤ基台35よりも他端側に突出するように設けられている。そして、第2のコンベアローラ群31bは、この出力軸34の他端側の突出部に第2の駆動機構33が設けられ、この第2の駆動機構33によって同時に同速度で回転するように設けられている。
Furthermore, even-numbered conveyor rollers (hereinafter also referred to as a second conveyor roller group) 31b arranged in even-numbered positions such as second, fourth, and sixth from the upstream side to the downstream side in the workpiece conveyance direction are: The other end side of the
第2の駆動機構33は、ワーク搬送幅方向の他端側の下流側に設置され、第2のコンベアローラ群31bを駆動する第2のモータ40と、第2のコンベアローラ群31bの出力軸34の突出部の中途部に設けられた第1のスプロケット41と、出力軸34の突出部の端部に設けられた第2のスプロケット42と、第2のモータ40と30番目のコンベアローラ31の第1のスプロケット41とを連結するとともに一のコンベアローラ31の第2のスプロケット42と他のコンベアローラ31の第1のスプロケット41とを連結するローラチェーン43とで構成されている。すなわち、第2のモータ40の出力軸は、ローラチェーン43を介して最も下流側の30番目のコンベアローラ31の第1のスプロケット41に連結され、30番目のコンベアローラ31の第2のスプロケット42は、ローラチェーン43を介して28番目のコンベアローラ31の第1のスプロケット41に連結され、28番目のコンベアローラ31の第2のスプロケット42は、ローラチェーン43を介して26番目のコンベアローラ31の第1のスプロケット41に連結され、以下同様にして、一のコンベアローラ31の第2のスプロケット42が、ローラチェーン43を介して他のコンベアローラ31の第1のスプロケット41に連結されている。
The
したがって、第2の駆動機構33は、第2のモータ40の出力軸の回転を、ローラチェーン43を介して30番目のコンベアローラ31に伝達し、30番目のコンベアローラ31の回転を、ローラチェーン43を介して28番目のコンベアローラ31に伝達し、28番目のコンベアローラ31の回転を、ローラチェーン43を介して26番目のコンベアローラ31に伝達し、以後同様にして、第2のコンベアローラ群31bのコンベアローラ31を駆動している。この際、第2の駆動機構33は、第2のコンベアローラ群31bを、同時に同速度で回転させる。
Therefore, the
なお、第2の駆動機構32は、第1のスプロケット41と第2のスプロケット42とローラチェーン43とで構成されることに限定されるものではなく、プーリとベルト等の他の動力伝達部材で構成されるようにしても良い。
The
以上のような構成を有する回転搬送部30は、例えば、重量が300g〜20000g、直径が20mm〜500mm、長さが50mm以上のワーク20を、ワーク20の軸線を中心に回転させながらワーク搬送方向に搬送させることができる。
The
更に、図1に示すように、キャビネット11内には、回転搬送部30の上方に、ワーク20に投射材を投射する投射部50が複数個配置されている。投射部50は、例えば、キャビネット11内でワーク搬送方向の上流側及び下流側にそれぞれ一台ずつ合計二台配置されている。投射部50は、例えばインペラの回転により投射材に遠心力を付与して投射材を投射する遠心式(機械式)の投射装置等の従来公知の投射装置であり、ここでは詳細な説明は省略する。なお、投射部50は、キャビネット11内に二台配置されることに限定されるものではなく、一台又は三台以上配置されるようにしても良く、配置する数は適宜変更可能である。更に、投射部50は、機械式の投射装置に限定されるものではなく、圧縮空気により投射材を投射する空気式や、水に投射材を混合噴射して加工を行う湿式の投射装置であっても良い。また、投射部50によって投射される投射材は、例えば粒径がφ0.3mm〜3.0mmのものが好ましい。更に、投射材は、例えば金属、セラミック、樹脂、植物、ガラス等の様々な材質で形成された従来公知の投射材であり、ここでは詳細な説明は省略する。
Furthermore, as shown in FIG. 1, a plurality of
更に、図1に示すように、ベース部材10上には、回転搬送部30の上流側に、ワークとワークとの間に隙間を空けて、回転搬送部30の上流側にワーク20を一定間隔で間欠的に供給する間欠送り部60が配置されている。間欠送り部60は、例えば、並べて配置されている複数個のワーク20のうちの一のワーク20をコンベアローラ31上に載せて所定時間経過した後に、他のワーク20を、アーム部で搬送することでコンベアローラ31上に載せたり、押圧部によって押圧することでコンベアローラ31上に載せたり、ストッパ部の係合を解除することでコンベアローラ31上に載せたりする間欠送り装置である。これにより、回転搬送部30上には、一のワーク20と他のワーク20との間に隙間が形成されるように、ワーク20が載せられるので、ワーク20の側面に加え、端面も均一にブラスト処理を施すことができる。
Further, as shown in FIG. 1, on the
以上のような構成を有するショットブラスト装置1は、間欠送り部60によって間欠的にコンベアローラ31上に載せられたワーク20を、コンベアローラ31によって軸線を中心に回転させながらワーク搬送方向に搬送させて、キャビネット11の搬入部12から投射室11aに搬入させる。次いで、ショットブラスト装置1は、投射部50によってワーク20に投射材を投射する。この際、コンベアローラ31が鼓型(V型)に形成されているとともに、コンベアローラ31の軸線方向がワーク搬送方向に対して傾斜するように設けられているので、ワーク20は、コンベアローラ31によって、軸線を中心に回転されながらワーク搬送方向に搬送されるので、ワーク20の表面加工(ブラスト処理)が全周に亘ってムラなく均一に施される。次いで、投射材が投射されたワーク20は、キャビネット11の搬出部13を通って外部に搬出される。
The
以上のように、ショットブラスト装置1は、コンベアローラ31によって、コンベアローラ31上に載せられたワーク20が、搬入部12から投射室11aに搬入され、投射室11a内において搬入部12から搬出部13に亘って搬送され、その後、搬出部13から外部に搬出される。したがって、ショットブラスト装置1は、ワーク20が投射室11a内に入る箇所と出る箇所とが別々のために、ブラスト処理をインライン化することができる。また、ショットブラスト装置1は、ワーク20を連続してセットできるので、ブラスト処理を連続して行うことができ、作業性が良い。
As described above, in the
更に、ショットブラスト装置1は、コンベアローラ31が鼓型(V型)に形成されているとともに、コンベアローラ31の軸線方向がワーク搬送方向に対して傾斜するように設けられている。したがって、ショットブラスト装置1は、コンベアローラ31によって、ワーク20を、ワーク20の軸線を中心に回転させながらワーク搬送方向に搬送させることができ、ワーク20に、全周に亘ってムラなく均一に表面加工(ブラスト処理)を施すことができる。
Further, the
更に、ショットブラスト装置1は、ワーク搬送方向の奇数番目に配置された第1のコンベアローラ群31aが、ワーク搬送幅方向の一端側に設けられた第1の駆動機構32により駆動され、ワーク搬送方向の偶数番目に配置された第2のコンベアローラ群31bが、ワーク搬送幅方向の他端側に設けられた第2の駆動機構33により駆動される。したがって、ショットブラスト装置1は、コンベアローラがワーク搬送幅方向の一端側又は他端側の何れかに設けられた駆動機構だけによって駆動される場合よりも、ワーク搬送方向のコンベアローラ31,31間の隙間(配置間隔)を小さくすることができ、より長さが短いワーク20にもブラスト処理を施すことができる。
Further, in the
具体的に、コンベアローラがワーク搬送幅方向の一端側又は他端側の何れかに設けられた駆動機構だけによって駆動される場合には、1番目のコンベアローラと2番目のコンベアローラとの最小配置間隔が第1のスプロケットの外径や第2のスプロケットの外径やローラチェーンを掛け渡すこと等を考慮した際に180mmは必要だとする。これを本発明のショットブラスト装置1に当てはめると、1番目のコンベアローラ31と3番目のコンベアローラ31等の奇数番目のコンベアローラ31,31間の最小配置間隔や、2番目のコンベアローラ31と4番目のコンベアローラ31等の偶数番目のコンベアローラ31,31間の最小配置間隔が180mmであることになる。しかしながら、本発明のショットブラスト装置1は、奇数番目のコンベアローラ31と偶数番目のコンベアローラ31との駆動機構を分けるとともに、ワーク搬送幅方向の一端側及び他端側に分けて設けたことにより、1番目のコンベアローラ31と3番目のコンベアローラ31との間に2番目のコンベアローラ31を配置する等、奇数番目のコンベアローラ31,31間に偶数番目のコンベアローラ31を配置することができるので、ワーク搬送方向のコンベアローラ31,31間の最小配置間隔は半分の90mmとすることができる。すなわち、ショットブラスト装置1は、コンベアローラがワーク搬送幅方向の一端側又は他端側の何れかに設けられた駆動機構だけによって駆動される場合よりも、ワーク搬送方向のコンベアローラ31,31間の配置間隔(隙間)を小さくすることができ、具体的には略半分の間隔でコンベアローラ31を配置することができる。したがって、ショットブラスト装置1は、コンベアローラがワーク搬送幅方向の一端側又は他端側の何れかに設けられた駆動機構だけによって駆動される場合よりも、より長さが短いワーク20にもブラスト処理を施すことができる。
Specifically, when the conveyor roller is driven only by a drive mechanism provided on one end side or the other end side in the workpiece conveyance width direction, the minimum of the first conveyor roller and the second conveyor roller is minimum. It is assumed that an arrangement interval of 180 mm is necessary in consideration of the outer diameter of the first sprocket, the outer diameter of the second sprocket, the transfer of the roller chain, and the like. When this is applied to the
更に、ショットブラスト装置1は、間欠送り部60がワークとワークとの間に隙間を空けて回転搬送部30の上流側にワーク20を一定間隔で間欠的に供給するので、ワーク20の側面に加え、端面も均一にブラスト処理を施すことができる。
Further, the
更に、ショットブラスト装置1は、投射部50がキャビネット11内のワーク搬送方向の上流側及び下流側にそれぞれ一台ずつ合計二台配置され、ワーク20に対してワーク搬送方向の上流側及び下流側から投射材を投射するので、ワーク20の側面に加え、端面も均一にブラスト処理を施すことができる。
Further, in the
更に、ショットブラスト装置1は、コンベアローラ31の表面に軸線方向に沿って軸線を中心に所定の間隔で凹溝状の係合部が複数個形成されているので、ワーク20の回転性と進行性の向上を図ることができる。
Further, since the
なお、ショットブラスト装置1は、コンベアローラ31の数は30個に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
In the
更に、ショットブラスト装置1は、第1のモータ36をワーク搬送幅方向の一端側の下流側に設置して、最も下流側の奇数番目のコンベアローラ31にローラチェーン39を介して連結されるようにしても良く、第2のモータ40をワーク搬送幅方向の他端側の上流側に設置して、最も上流側の偶数番目のコンベアローラ31にローラチェーン39を介して連結されるようにしても良い。更に、ショットブラスト装置1は、第1のモータ36をワーク搬送幅方向の他端側の上流側又は下流側に設置して、第2のモータ40をワーク搬送幅方向の一端側の上流側又は下流側に設置するようにしても良い。
Further, the
更に、ショットブラスト装置1は、コンベアローラ31の表面に設けられた係合部が凹溝状に形成されることに限定されるものではなく、凸状に形成されるようにしても良い。このような場合であっても、ショットブラスト装置1は、係合部によってワーク20の回転性と進行性の向上を図ることができる。
Furthermore, the
更に、ショットブラスト装置1は、ワーク20を鼓型(V型)に形成されたコンベアローラ31によってワーク20の軸線を中心に回転させながらワーク搬送方向に搬送させることに限定されるものではなく、U字型(樋状)に形成された長尺部材(トラフ)を振動可能に設けた振動コンベアによって、トラフ上に投入されたワーク20を振動遊動させることで、ワーク20の軸線を中心に回転させながらワーク搬送方向に搬送させるようにしても良い。このような場合であっても、ショットブラスト装置1は、ワーク20に、全周に亘ってムラなく均一に表面加工(ブラスト加工)を施すことができる。更に、ローラコンベアのようにコンベアローラ31,31間に隙間が無いので、より軸線方向の長さの短い小型のワーク20にもブラスト処理を施すことができる。
Furthermore, the
更に、ワーク20は、丸棒状の棒材であることに限定されるものではなく、回転搬送部30によってワーク20の軸線を中心に回転させながらワーク搬送方向に搬送させることができるようなものであれば、多角形状の棒材等、如何なる形状であっても良い。
Furthermore, the
1 ショットブラスト装置、10 ベース部材、11 キャビネット、11a 投射室、12 搬入部、13 搬出部、20 ワーク、30 回転搬送部、31 コンベアローラ、31a 第1のコンベアローラ群、31b 第2のコンベアローラ群、32 第1の駆動機構、33 第2の駆動機構、34 出力軸、35 コンベヤ基台、36 第1のモータ、37 第1のスプロケット、38 第2のスプロケット、39 ローラチェーン、40 第2のモータ、41 第1のスプロケット、42 第2のスプロケット、43 ローラチェーン、50 投射部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
上記回転搬送部によって該ワークの軸線を中心に回転されながら該ワークの軸線方向に搬送されている該ワークに投射材を投射して、該ワークに均一にブラスト処理を施す投射部とを備えることを特徴とするショットブラスト装置。 A rotary conveying unit that conveys the rod-shaped workpiece in the axial direction of the workpiece while rotating about the axis of the workpiece;
A projection unit that projects the projection material onto the workpiece that is being conveyed in the axial direction of the workpiece while being rotated about the axis of the workpiece by the rotary conveyance unit, and that performs a blasting process uniformly on the workpiece; A shot blasting device.
上記コンベアローラは、上記ワークの搬送方向に沿って所定の間隔をおいて複数個配置されるとともに、軸線方向が上記ワークの搬送方向に対して傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のショットブラスト装置。 The rotary conveying unit is a V-shaped conveyor roller that gradually decreases in diameter from the both end sides in the axial direction toward the central side and the central portion in the axial direction is constricted.
A plurality of the conveyor rollers are arranged at a predetermined interval along the conveying direction of the workpiece, and the axial direction is inclined with respect to the conveying direction of the workpiece. Item 4. The shot blasting apparatus according to item 1.
上記複数個のコンベアローラのうちの偶数番目に配置された第2のコンベアローラ群は、上記ワークの搬送方向と略直交する搬送幅方向の他端側に設置された第2の駆動機構によって駆動されることを特徴とする請求項2に記載のショットブラスト装置。 A first conveyor roller group arranged at an odd number among the plurality of conveyor rollers is driven by a first drive mechanism installed on one end side in the conveyance width direction substantially orthogonal to the workpiece conveyance direction. ,
A second conveyor roller group arranged at an even number among the plurality of conveyor rollers is driven by a second drive mechanism installed on the other end side in the conveyance width direction substantially orthogonal to the workpiece conveyance direction. The shot blasting apparatus according to claim 2, wherein:
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