JP2014179175A

JP2014179175A - 照明装置

Info

Publication number: JP2014179175A
Application number: JP2013050757A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Toda; 雅宏戸田
Original assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp
Current assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date: 2013-03-13
Filing date: 2013-03-13
Publication date: 2014-09-25

Abstract

【課題】複数の照明器具からの光照射および放熱に影響を及ぼすことのない、複数の照明器具を一体に連結して吊り下げる構成の照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置10は、複数の照明器具11および吊下げ手段12を有する。照明器具11は、器具本体15、器具本体15の一端側に設けられた発光部16、器具本体15の他端側に設けられた非発光部17、および器具本体15の上面に設けられた放熱部22を有する。吊下げ手段12は、複数の照明器具11の非発光部17を連結する連結部38、および連結部38に連結されていて複数の照明器具11間の上方に配置される吊下げ部39を有する。
【選択図】図１

Description

本発明の実施形態は、吊下げ形の照明装置に関する。

従来、吊下げ形の照明装置では、１つの照明器具を用い、この１つの照明器具をワイヤなどで吊り下げる構成となっているのが一般的であり、複数の照明器具を用い、これら複数の照明器具を一体に連結して吊り下げるような照明装置はなかった。

特開２０００−２６４５８５号公報

従来、複数の照明器具を一体に連結して吊り下げるような照明装置はなく、また、このような照明装置を構成するには、複数の照明器具からの光照射および放熱に影響を及ぼさないように考慮する必要がある。

本発明が解決しようとする課題は、複数の照明器具からの光照射および放熱に影響を及ぼすことのない、複数の照明器具を一体に連結して吊り下げる構成の照明装置を提供することである。

実施形態の照明装置は、複数の照明器具および吊下げ手段を有する。照明器具は、器具本体、器具本体の一端側に設けられた発光部、器具本体の他端側に設けられた非発光部、および器具本体の上面に設けられた放熱部を有する。吊下げ手段は、複数の照明器具の非発光部を連結する連結部、および連結部に連結されていて複数の照明器具間の上方に配置される吊下げ部を有する。

本発明によれば、複数の照明器具を一体に連結して吊り下げる構成の照明装置を提供できるとともに、吊下げ手段の連結部で複数の照明器具の非発光部を連結し、連結部に連結された吊下げ部を複数の照明器具間の上方に配置することで、照明器具の発光部からの光照射に影響することなく複数の照明器具を連結でき、複数の照明器具の放熱部からの放熱性も確保することが期待できる。

一実施形態を示す照明装置の側面図である。同上照明装置の端面図である。同上照明装置の底面図である。同上照明装置の平面図である。

以下、一実施形態を、図１ないし図４を参照して説明する。

照明装置10は、例えばワイヤによって吊り下げる吊下げ形照明装置であり、２つの照明器具11、およびこれら２つの照明器具11を一体に連結して１箇所で吊り下げる吊下げ手段12を備えている。

照明器具11は、上下方向の厚みに薄く水平方向に四角形状の器具本体15を備え、この器具本体15の一端側に発光部16が設けられているとともに他端側に非発光部17が設けられている。

器具本体15は、下面が開口されたケース20、およびケース20の下面を覆うカバー21を備えている。ケース20は、例えばアルミニウムなどの金属製で、発光部16および非発光部17の上方域を含むケース20の上面全体に放熱部22が設けられている。放熱部22は、ケース20の上面から立設された複数の放熱フィン23によって構成されている。非発光部17の位置に対応したケース20の両側面にはボルト止用のボス部24が突設されている。また、カバー21は、ケース20に取り付けられる四角形状の枠25、およびこの枠25の内側に取り付けられた例えばガラスなどの透光板26を備えている。透光板26には、発光部16に対向する領域に透明な透光領域27が形成され、非発光部17に対向する領域に例えば黒色の不透明領域28が形成されている。

発光部16は、例えばＬＥＤ素子などの複数の発光素子31、これら発光素子31を実装した基板32、および各発光素子31から出る光の配光を制御する複数のレンズ33などを備えている。なお、発光素子31には、ＥＬ素子などの他の発光素子を用いてもよい。基板32は、複数の発光素子31が実装された実装面を透光板26の透光領域27に対向する状態でケース20に取り付けられ、放熱部22に熱的に接続されている。

非発光部17には、点灯回路35が配置されている。点灯回路35は、商用交流電源から供給される交流電力を所定の直流電力に変換して複数の発光素子31に供給し、複数の発光素子31を点灯させる。

また、吊下げ手段12は、２つの照明器具11の非発光部17同士を連結する連結部38、および連結部38に連結されていて複数の照明器具11間の上方に配置される吊下げ部39を備えている。

連結部38は、照明器具11の両側面に配置される両側の連結板40を有し、これら両側の連結板40の両端部が各照明器具11の非発光部17の両側面であってケース20の両側面のボス部24にボルト41によってそれぞれ固定されている。連結板40の両端上側には方向規制用の孔42が形成されている。

吊下げ部39は、水平なアーム部43、およびこのアーム部43の両端から下方へ折曲されて両側の連結板40の外側中央に複数のボルト44によって固定される取付部45を有する断面略コ字形に形成されている。アーム部43の中央であって照明装置10の重心位置に垂直な位置には例えばワイヤを通して吊り下げるための吊下げ金具46が取り付けられている。

そして、吊下げ手段12では、連結部38によって２つの照明器具11がそれら照明器具11間に隙間をあけた状態で一体に連結されている。この場合、２つの照明器具11が互いに水平になるように連結してもよいし、照射方向に対応して２つの照明器具11の向きを変えて連結してもよい。また、吊下げ部39が２つの照明器具11の放熱部22間の上方に配置されている。

このように構成された照明装置10は、例えば天井から垂下された吊下げ用のワイヤに吊下げ金具46が連結され、２つの照明器具11が水平となる状態に吊下げ支持される。なお、天井からの方向規制用のワイヤを連結板40の孔42に連結することにより、照明装置10の水平方向の向きを所定の向きに規制することができる。

吊下げ用のワイヤとともに天井側から電源ケーブルが照明装置10に導かれ、この電源ケーブルが各照明器具11の点灯回路35に接続されている。

そして、各照明器具11の点灯回路35に交流電力を供給することにより、点灯回路35によって所定の直流電力に変換して発光素子31に供給し、複数の発光素子31が点灯する。発光素子31の光は、レンズ33および透光板26の透光領域27を通じて照明空間に出射される。このとき、２つの照明器具11を連結している連結部38は、照明器具11の非発光部17を連結しているため、発光部16からの光照射には影響がない。

複数の発光素子31が点灯時に発生する熱は、基板32からケース20に伝わり、ケース20の上面の放熱部22から空気中に放熱される。このとき、２つの照明器具11を吊り下げている吊下げ部39は、２つの照明器具11間の上方であって２つの照明器具11の放熱部22間の上方に配置されているため、放熱部22からの放熱には影響がない。

このように、２つの照明器具11を一体に連結して吊り下げる構成の照明装置10を提供できる。しかも、吊下げ手段12の連結部38で２つの照明器具11の非発光部17を連結し、連結部38に連結された吊下げ部39を２つの照明器具11間の上方に配置することで、照明器具11の発光部16からの光照射に影響することなく２つの照明器具11を連結でき、２つの照明器具11の放熱部22からの放熱性も確保することができる。

また、連結部38が２つの照明器具11の側面を連結していることにより、照明器具11の光照射および放熱への影響を防止できる。

さらに、吊下げ部39が２つの照明器具11の放熱部22間の上方に配置されていることにより、吊下げ部39が放熱部22の上方を覆うことがなく、放熱部22からの放熱への影響を防止できる。

なお、前記実施形態では２つの照明器具11を連結した照明装置10を示したが、例えば、４つの照明器具11を仮想四角形の四隅に配置し、これら４つの照明器具11を吊下げ手段で一体に連結して吊下げるようにしてもよい。この場合にも、吊下げ手段12の連結部38で４つの照明器具11の非発光部17を連結し、連結部38に連結された吊下げ部39を４つの照明器具11間の上方に配置するようにすればよい。また、２つの照明器具11、４つの照明器具11に限らず、３つの照明器具11あるいは５つ以上の照明器具11を、吊下げ手段12で一体に連結して吊り下げるようにしてもよい。

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

10 照明装置
11 照明器具
12 吊下げ手段
15 器具本体
16 発光部
17 非発光部
22 放熱部
38 連結部
39 吊下げ部

Claims

器具本体、器具本体の一端側に設けられた発光部、器具本体の他端側に設けられた非発光部、および器具本体の上面に設けられた放熱部を有する複数の照明器具と；
複数の照明器具の非発光部を連結する連結部、および連結部に連結されていて複数の照明器具間の上方に配置される吊下げ部を有する吊下げ手段と；
を具備していることを特徴とする照明装置。
連結部は、複数の照明器具の側面を連結している
ことを特徴とする請求項１記載の照明装置。
吊下げ部は、複数の照明器具の放熱部間の上方に配置されている
ことを特徴とする請求項１または２記載の照明装置。