JP2014178971A - 車両用衝突警報装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】他車両の運転者の状態に適した衝突警報を行う車両用衝突警報装置を提供する。
【解決手段】車両用衝突警報装置1は、他車両の運転者の状態を判定し運転者が不注意状態の場合には、衝突警報のタイミングが早くなるように自車両と他車両との衝突危険度を判定する基準となる所定の危険度判定閾値を変更する。これにより、運転者が不注意状態の場合には運転者が通常状態の場合に比べて早いタイミングで衝突警報が行われるため、運転者が警報に気付くまでの時間に余裕ができ、警報の気付き遅れ等による衝突事故の発生を抑制することができる。また、運転者が前方不注意の場合はクラクション装置のような音による聴覚的な警報を行うが、前方を見ている場合は車両ライト装置のような光による視覚的な警報を行うことで、周囲に存在する車両の運転者の衝突警報を受けているという誤認識をより抑止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】車両用衝突警報装置1は、他車両の運転者の状態を判定し運転者が不注意状態の場合には、衝突警報のタイミングが早くなるように自車両と他車両との衝突危険度を判定する基準となる所定の危険度判定閾値を変更する。これにより、運転者が不注意状態の場合には運転者が通常状態の場合に比べて早いタイミングで衝突警報が行われるため、運転者が警報に気付くまでの時間に余裕ができ、警報の気付き遅れ等による衝突事故の発生を抑制することができる。また、運転者が前方不注意の場合はクラクション装置のような音による聴覚的な警報を行うが、前方を見ている場合は車両ライト装置のような光による視覚的な警報を行うことで、周囲に存在する車両の運転者の衝突警報を受けているという誤認識をより抑止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、自車両の周囲を走行する他車両の運転者に対して衝突警報を行う車両用衝突警報装置に関するものである。
従来、自車両の後方から接近してくる他車両を検出し、当該他車両が自車両と衝突する危険性がある場合に他車両の運転者に対して報知する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、自車両後方の他車両が減速加速度の小さい大型車の場合には警報を早めに行い、自車両後方の他車両が減速加速度の大きい小型車の場合には警報を遅めに行うことで、他車両の運転者に対して適切なタイミングで危険性を報知する後方車両衝突警報装置が開示されている。
特開2012−168811号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術においては、自車両のテールランプやウィンカ等の車外表示装置を用いて他車両の運転者に危険性を報知している。そのため、自車両後方の他車両の運転者が自車両方向を見ている場合には、警報に気付きやすいため適切なタイミングで衝突の危険性を報知することができるが、運転者が脇見などにより不注意となる状態であった場合には、警報に気付くのが遅れ、運転者の衝突回避操作が間に合わずに自車両と衝突する虞がある。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、他車両の運転者の状態に適した衝突警報を行う車両用衝突警報装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、自車両の周辺に存在する他車両を検出する車両検出手段と、車両検出手段の検出情報に基づいて算出される演算値を、所定の危険度判定閾値と比較することによって自車両と他車両との衝突危険度を判定する衝突危険度判定手段と、衝突危険度判定手段において自車両と他車両との衝突危険度が高いと判定された場合に他車両の運転者に対して警報を出力する警報手段と、を備えた車両用衝突警報装置において、他車両の運転者の状態を検出する運転者状態検出手段を備え、運転者状態検出手段の検出結果に基づいて警報の態様を変更することを特徴とする。
この構成によれば、他車両の運転者の状態を検出し、検出結果に基づいて警報の態様、例えばタイミングや警報手段を変更するため、他車両の運転者の状態に適した衝突警報を行うことが出来る。
以下、本発明の車両用衝突警報装置を具体化した実施例について図面を参照しつつ説明する。また、以下実施例における他車両とは、自車両の後方を走行する後方車両のことを指し、運転者とは、他車両の運転者のことを指す。
(実施例1)
まず、図1を参照して実施例1における車両用衝突警報装置1の構成について説明する。ここで図1は、本実施例における車両用衝突警報装置1のブロック図である。
まず、図1を参照して実施例1における車両用衝突警報装置1の構成について説明する。ここで図1は、本実施例における車両用衝突警報装置1のブロック図である。
図1に示すように、車両用衝突警報装置1は、撮像装置10(撮像手段)と、車両検出装置11(車両検出手段)と、警報制御ECU12と、警報装置13(警報手段)と、から構成されている。
撮像装置10は、自車両後部に設置され、一定時間毎(例えば、100ms周期)に自車両の後方を撮像する。撮像装置10は、警報制御ECU12に接続されており、撮像装置10における撮像画像データを警報制御ECU12に出力する。撮像装置10としては、単眼またはステレオのカメラが使用され、そのセンサ方式は例えばCCDやCMOS等がある。本実施例においては単願のCCDカメラを用いて自車両の後方の撮像を行う。
車両検出装置11は、自車両後部に設置され、自車両の後方を監視し、自車両後方に存在する他車両を検出する。車両検出装置11は、警報制御ECU12に接続されており、車両検出装置11における他車両を検出した検出情報を警報制御ECU12に出力する。車両検出装置11としては、ミリ波レーダ、レーザレーダ、超音波などのセンサを用いて、一定時間毎(例えば、100ms周期)に自車両の後方にレーダ波を送信し、前方車両を検知して当該前方物体から反射して返ってくる反射波に基づいて他車両の検出を行ってもよい。また、前述した撮像装置10を、車両検出装置11としても利用し、撮像装置10の撮像画像データにより他車両の検出を行ってもよい。尚、本実施例においてはミリ波レーダを用いて他車両の検出を行う。
警報制御ECU12は、運転者の状態に適した衝突警報を行うための電子制御装置である。警報制御ECU12は、機能的にはソフトウェア及びマイクロプロセッサ(図示省略)によって構成される画像認識部120(運転者状態検出手段)と、データ演算部121と、衝突危険度判定部122(衝突危険度判定手段)とから構成されている。
画像認識部120は、撮像装置10から出力される撮像画像データが入力され、撮像装置10における撮像画像データに基づいて、パターンマッチングなどの周知の認識手法を用いて、運転者の顔の位置や向き、目の位置や状態などを検出する。そして、運転者が不注意な状態(脇見運転、携帯電話等の使用中などの所謂ながら運転)であるか否かを判定する。画像認識部120は、衝突危険度判定部122に接続されており、画像認識部120による状態判定結果を衝突危険度判定部122に出力する。
データ演算部121には、車両検出装置11から出力される検出情報が入力され、車両検出装置11における検出情報に基づいて、他車両に関する情報を算出する。ここにおける、他車両に関する情報とは、自車両に対する他車両の相対速度、車間距離、衝突余裕時間TTC(Time To Collision)などを指す。本実施例においては、車間距離を相対速度で除算することで求められる衝突余裕時間TTCを算出する。データ演算部121は、衝突危険度判定部122に接続されており、データ演算部121による演算値を衝突危険度判定部122に出力する。
衝突危険度判定部122は、画像認識部120から出力される状態判定結果が入力され、画像認識部120における状態判定結果を受けて危険度判定閾値を変更する。また、データ演算部121から出力される演算値が入力され、データ演算部121における演算値と所定の危険度判定閾値との比較により、自車両と他車両との衝突危険度を判定する。本実施例においては衝突余裕時間TTCに基づく衝突危険度判定を行う。衝突危険度判定部122は、警報装置13に接続されており、衝突危険度判定部122による衝突危険度判定結果を警報装置13に出力する。
警報装置13は、警報の出力を行う装置であり、衝突危険度判定部122から出力される衝突危険度判定結果が入力されるように構成されている。警報装置13は、衝突危険度判定部122における衝突危険度判定結果に基づいて、車両の運転者に対し警報を出力する。警報装置13は、音による聴覚的な警報を行うクラクション装置(スピーカ装置)130(音出力手段)、又は光による視覚的な警報を行う車両ライト装置131(照射手段)のうち少なくとも一つであり、これらを併用して警報を出力してもよい。尚、車両ライト装置131としては、自車両のテールランプ、後方ウィンカ等を使用でき、他には強い光を短周期で照射することで注意を喚起するフラッシュであってもよい。
このような構成の車両用衝突警報装置1における、本実施例について図2乃至図6を用いて説明する。ここで、図2は車両用衝突警報装置1による衝突警報処理の概要を示すフローチャート、図3は図2の衝突警報処理に示す運転者状態判定処理の内容を示すフローチャート、図4は図3の運転者状態判定処理の説明図、図5は図3の運転者状態判定処理において運転者が前方不注意状態であると判定される例を示す図、図6は図3の運転者状態判定処理において運転者が携帯電話使用状態であると判定される例を示す図である。
まず、図2に基づいて衝突警報処理について説明する。
S100において、警報制御ECU12が、運転者の状態を示す運転者状態フラグを初期化する(Flag=0)。運転者状態フラグが0であるということは、運転者が脇見や居眠り等の不注意のない通常状態であることを示す。
次に、S101では、警報制御ECU12が、危険度判定閾値TTCthを初期化する。危険度判定閾値TTCthの初期化とは、危険度判定閾値TTCthに、運転者の通常状態において他車両が自車両と接近した場合に、急ブレーキや急操舵を行わなくても通常制動にて十分に衝突回避可能な時間相当の衝突余裕時間TTCth_0を代入する。
S102では、警報制御ECU12が、車両検出装置11から入力された検出情報に基づいて、自車両の後方で車両を検出したか否か、即ち他車両を検出したか否かを判定する。S102において、他車両が存在しないと判定された場合(S102:No)、S102の処理へ戻る。
一方、S102において、他車両を検出したと判定された場合(S102:Yes)、運転者状態判定処理(S103)に進む。
次に、図3に基づいてS103の運転者状態判定処理について説明する。運転者状態判定処理では、運転者が不注意な状態であるか否かの判定処理が行われる。
これに進むと、まず画像認識部120が、撮像装置10から入力された撮像画像データに基づいて、パターンマッチングなどの周知の画像認識手法を用いて他車両のステアリング20の位置を検出する(S200)。最初にステアリング20の位置を検出することで、他車両に運転者のみでなく助手席にも乗員がいる場合に、ステアリング20の位置する側に存在する乗員が運転者であると特定することができる。
次に、S201では、画像認識部120がステアリング20の位置に基づいて、運転者の顔が位置すると推定される範囲を検出し、この範囲を運転者の状態を判定するための探索範囲21として設定する。運転者の顔が位置すると推定される範囲というのは、図4に示すように通常はステアリング20の位置の上方付近に運転者の顔が位置すると推定されるため、探索範囲21としてステアリング20の位置の上方部分が設定される。また、探索範囲21は少なくとも運転者の顔の大きさ以上とする。
S202では、画像認識部120が、運転者がウィンカ操作状態であるか否かを判定する。具体的には、画像認識部120が撮像装置10から入力された撮像画像データに基づいて、パターンマッチングなどの周知の画像認識手法を用いて他車両のウィンカが点灯しているか否かを判定する。ここで、他車両のウィンカが点灯しているということは、運転者がウィンカ操作状態であることを示す。また、他車両のウィンカが点灯していないということは、運転者がウィンカ操作状態でないことを示す。
S202において、運転者がウィンカ操作状態であると判定された場合(S202:Yes)、図2の衝突警報処理に戻り、S104へ進む。
一方、S202において、運転者がウィンカ操作状態でないと判定された場合(S202:No)、画像認識部120が、運転者が前方不注意状態であるか否かを判定する(S203)。具体的には、パターンマッチングなどの周知の認識手法を用いて、予め記憶された運転者の正面を向いているときの顔の位置や向き、目の位置や状態などの基準データと類似性の高い形状が探索範囲21内に存在するか、あるいはどこにあるかを画像認識部120が探索し、運転者の顔が探索範囲21外へはみ出している場合には、はみ出し量の検出を行う。
ここで、画像認識部120が、図5(a)に示すように探索範囲21内の運転者の顔が正面を向いていない、目を閉じている、目が正面に位置しないといった脇見や居眠り等の状態、又は図5(b)に示すように探索範囲21外に運転者の顔がはみ出しているといった物を拾う状態やグローブボックスを開ける等の前方を見ていない状態を検出した場合には、運転者が前方不注意の不注意状態であると判定される。
S203において、運転者が前方不注意状態であると判定された場合(S203:Yes)、運転者状態フラグに1を立てる(S204)。そして、図2の衝突警報処理に戻り、S104へ進む。
一方、S203おいて、運転者が前方不注意状態でないと判定された場合(S203:No)、画像認識部120が、運転者が携帯電話使用状態であるか否かを判定する(S205)。具体的には、パターンマッチングなどの周知の認識手法を用いて、予め記憶された携帯電話を左耳又は右耳に当てた人の基準データと類似性の高い形状が探索範囲21内に存在するか、あるいはどこにあるかを画像認識部120が探索する。
ここで、画像認識部120が、図6に示すように探索範囲21内の運転者の顔が正面を向いている等の前方不注意状態に該当しない場合でも、運転者が携帯電話を使用している状態を検出した場合には、運転者が携帯電話使用の不注意状態であると判定される。また、運転者の顔が正面を向いていない等の前方不注意状態且つ携帯電話使用状態の場合には、前述した前方不注意状態に該当する。
S205において、運転者が携帯電話使用状態であると判定された場合(S205:Yes)、運転者状態フラグに2を立てる(S206)。そして、図2の衝突警報処理に戻り、S104へ進む。
一方、S205において、運転者が携帯電話使用状態でないと判定された場合(S205:No)、図2の衝突警報処理に戻り、S104へ進む。
図2の衝突警報処理のS104では、警報制御ECU12が、運転者状態フラグが0以外であるか否か(Flag≠0か否か)、即ち運転者状態フラグが1又は2であるか否かを判定する(S104)。ここで、運転者状態フラグが0以外である、即ち運転者状態フラグが1又は2であるということは、運転者状態判定処理において運転者の不注意状態(前方不注意状態又は携帯電話使用状態)を検出したことを示す。S104において、運転者状態フラグが0であると判定された場合(S104:No)、S106へ進む。
一方、S104において、運転者状態フラグが0以外であると判定された場合(S104:Yes)、衝突危険度判定部122が危険度判定閾値TTCthの値を変更する(S105)。
具体的には、危険度判定閾値TTCthに、運転者の不注意状態において他車両が自車両と接近した場合に、急ブレーキや急操舵を行わなくても通常制動にて十分に衝突回避可能な時間相当の衝突余裕時間TTCth_1を代入する。この衝突余裕時間TTCth_1は、S101で危険度判定閾値TTCthの初期化として代入した衝突余裕時間TTCth_0よりも、衝突警報により運転者が不注意状態から通常状態に戻るまでの時間を考慮した大きな値とする。
また、衝突危険度判定部122は、運転者の顔が探索範囲21外へはみ出している前方不注意状態の場合に検出する探索範囲21外への顔のはみ出し量に基づいて、衝突余裕時間TTCを変更してもよい。例えば、運転者の顔のはみ出し量が多い場合にはより大きい値の衝突余裕時間TTCth_1を危険度判定閾値TTCthに代入し、危険度判定閾値TTCthを更に大きい値に変更する。そして、次のS106へ進む。
S106では、データ演算部121が車両検出装置11から入力された検出情報に基づいて、他車両に関する情報を算出する。具体的には、車両検出装置11であるミリ波センサが他車両に対して照射した電磁波と、他車両に反射して返ってくる反射波との受信時間や受信強度等を用いて得られた車間距離および相対速度から、自車両と他車両との衝突余裕時間TTCを算出する。
次にS107では、衝突危険度判定部122が、データ演算部121から入力された演算値に基づいて、自車両と他車両との衝突危険度を判定する。具体的には、算出衝突余裕時間TTCが危険度判定閾値TTCth未満であるか否かを判定する。
ここで、算出衝突余裕時間TTCが危険度判定閾値TTCth以上であるということは、自車両と他車両はさほど接近しておらず衝突危険度が低く警報が必要ではないことを示す。また、算出衝突余裕時間TTCが危険度判定閾値TTCth未満であるということは、自車両と他車両が接近しており衝突危険度が高いことを示す。
S107において、算出衝突余裕時間TTCが危険度判定閾値TTCth以上であると判定された場合(S107:No)、警報を出力せずに最初のS100の処理へ戻る。
一方、S107において、算出衝突余裕時間TTCが危険度判定閾値TTCth未満であると判定された場合(S107:Yes)、警報制御ECU12が運転者状態フラグに1が立っているか否か(Flag=1か否か)を判定する(S108)。
ここで、運転者状態フラグに1が立っているということは、運転者が前方不注意状態であることを示す。また、運転者状態フラグに1が立っていないということは、運転者が携帯電話使用状態、即ち前方不注意以外の不注意状態である、又は通常状態であることを示す。
S108において、運転者状態フラグに1が立っていると判定された場合(S108:Yes)、クラクション装置130が運転者に対して警報音を出力し衝突警報を行う(S109)。このとき、クラクション装置130は、運転者の顔が探索範囲21外へはみ出している前方不注意状態の場合に検出する探索範囲21外への顔のはみ出し量に基づいて警報音の音量や高さ、又は種類を変更してもよい。例えば、運転者の顔のはみ出し量が少ない場合には警報音の音量を小さくし、はみ出し量が多い場合には警報音の音量を大きくする。そして、最初のS100の処理へ戻る。
一方、S108において、運転者状態フラグに1が立っていないと判定された場合(S108:No)、車両ライト装置131が運転者に対して照射し衝突警報を行う(S110)。このとき、車両ライト装置131は運転者に過度に眩惑を与えないよう照射する。そして、最初のS100の処理へ戻る。
続いて、図7を用いてS109及びS110における衝突警報のタイミングについて説明する。図7は、危険度判定閾値TTCthの変更による衝突警報のタイミングを示すグラフである。
ここで、衝突余裕時間TTCth_1は衝突余裕時間TTCth_0よりも大きい値であるとして、危険度判定閾値TTCthが衝突余裕時間TTCth_0の場合、即ち運転者が通常状態の場合には、タイミングBで自車両と他車両との衝突危険度が高いと判定され衝突警報が行われる。これに対し、危険度判定閾値TTCthが衝突余裕時間TTCth_1の場合、即ち運転者が不注意状態の場合には、前述したタイミングBよりも早いタイミングAで自車両と他車両との衝突危険度が高いと判定され衝突警報が行われる。
最後に、効果について説明する。本実施例に係る車両用衝突警報装置1によれば、他車両の運転者の状態を検出し運転者が不注意状態の場合には、危険度判定閾値TTCthを衝突余裕時間TTCth_0から、より大きい値である衝突余裕時間TTCth_1へと変更する。そして、自車両と他車両との衝突危険度判定として、算出衝突余裕時間TTCが危険度判定閾値TTCth未満であるか否かを判定し、算出衝突余裕時間TTCが危険度判定閾値TTCth未満であると判定された場合に、他車両との衝突危険度が高いと判定し、衝突警報を行う。
衝突余裕時間TTCは、値が小さいほど衝突危険度が高く、値が大きいほど衝突危険度が低いため、運転者が不注意状態の場合には、危険度判定閾値TTCthをより大きい値へ変更することで、運転者が通常状態の場合に比べて衝突危険度が低いとされる早いタイミングで衝突警報を行うことができる。この早期警報により、運転者が警報に気付くまでの時間に余裕ができ、他車両の運転者の警報の気付き遅れ等による衝突事故の発生を抑制することが可能となる。
また、他車両の運転者の状態を検出し運転者の顔が探索範囲21外へはみ出している前方不注意状態の場合、探索範囲21外への顔のはみ出し量に基づいて、危険度判定閾値TTCthや警報音の音量、高さ、又は種類を変更する。
運転者の顔のはみ出し量が少ない場合と多い場合とでは、衝突警報を行い運転者が不注意状態から通常状態に戻るまでの時間や衝突警報の気付き易さが異なると考えられる。そのため、はみ出し量を考慮した危険度判定閾値TTCthや警報音の音量等の変更を行うことで、運転者の不注意状態の度合いによる衝突警報の気付き後れを抑止することが可能となる。
尚、他車両の運転者の状態を検出し運転者がウィンカ操作をしている場合に、危険度判定閾値TTCthの変更を行わないのは、脇見等の不注意状態とは異なり、運転者は車線変更のために意識的に隣接車線を確認しているため、危険度判定閾値TTCthを変更し早期警報を行う必要がないと判断できるためである。
また、車両用衝突警報装置1において警報装置13は、運転者が前方不注意状態である場合にはクラクション装置130を用い、運転者が携帯電話使用状態、即ち前方不注意以外の不注意状態である、又は通常状態である場合には車両ライト装置131を用いて衝突警報を行う。
これによると、運転者が前方不注意、即ち自車両方向を見ていない場合に、クラクション装置130のような音による聴覚的な警報を行う方法は有効であるが、音による警報は、衝突警報対象以外の周囲に存在する車両の運転者も衝突警報を受けていると誤認識する虞がある。そのため、運転者が前方不注意でない限りは、車両ライト装置131のような光による視覚的な警報を行う方法を用いることで、周囲に存在する車両の運転者の衝突警報を受けているという誤認識をより抑止することができる。
尚、本発明は上述した各実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更を施すことが可能である。
(変形例1)
実施例1では、自車両と他車両との衝突危険度の判定として、衝突余裕時間TTCに基づく衝突危険度判定を例に示したが、これに限られるものではない。例えば、自車両と他車両との車間距離X、又は自車両と他車両との相対速度Vに基づく衝突危険度判定を行ってもよい。
実施例1では、自車両と他車両との衝突危険度の判定として、衝突余裕時間TTCに基づく衝突危険度判定を例に示したが、これに限られるものではない。例えば、自車両と他車両との車間距離X、又は自車両と他車両との相対速度Vに基づく衝突危険度判定を行ってもよい。
車間距離Xに基づく衝突危険度判定を行う場合、画像認識部120において他車両の運転者が不注意状態であると判定されると、衝突危険度判定部122は危険度判定閾値Xthをより大きい値へと変更する。そして、自車両と他車両との衝突危険度判定として、算出車間距離Xが危険度判定閾値Xth未満であるか否かを判定し、算出車間距離Xが危険度判定閾値Xth未満であると判定された場合に、他車両との衝突危険度が高いと判定し、衝突警報を行う。
ここで、危険度判定閾値Xthをより大きい値へと変更するのは、車間距離Xは衝突余裕時間TTCと同様に値が小さいほど衝突危険度が高く、値が大きいほど衝突危険度が低いため、危険度判定閾値Xthをより大きい値へ変更して、衝突危険度が低いとされる早いタイミングで不注意状態である運転者に対して衝突警報を行うためである。
また、相対速度Vに基づく衝突危険度判定を行う場合、画像認識部120において他車両の運転者が不注意状態であると判定されると、衝突危険度判定部122は危険度判定閾値Vthをより小さい値へと変更する。そして、自車両と他車両との衝突危険度判定として、算出相対速度Vが危険度判定閾値Vth以上であるか否かを判定し、算出相対速度Vが危険度判定閾値Vth以上であると判定された場合に、他車両との衝突危険度が高いと判定し、衝突警報を行う。
ここで、危険度判定閾値Vthをより小さい値へと変更するのは、相対速度Vは値が小さいほど衝突危険度が低く、値が大きいほど衝突危険度が高いため、危険度判定閾値Vthをより小さい値へ変更して、衝突危険度が低いとされる早いタイミングで不注意状態である運転者に対して衝突警報を行うためである。
(変形例2)
また、実施例1では、運転者が前方不注意状態である場合にクラクション装置130を用いて衝突警報を行う例を示したが、車両ライト装置131を用いて衝突警報を行ってもよい。
また、実施例1では、運転者が前方不注意状態である場合にクラクション装置130を用いて衝突警報を行う例を示したが、車両ライト装置131を用いて衝突警報を行ってもよい。
前方不注意状態である運転者に対して行う車両ライト装置131の衝突警報は、前運転者が携帯電話使用状態である、又は通常状態である場合の照射よりも強い照射を行う。例えば、強い光を短周期で照射するフラッシュを用いて衝突警報を行うことで、運転者は前方不注意状態であるため、強く照射しても眩惑を受けにくく、更には強く照射することで運転者の気付きやすさを向上させることができる。これにより、全ての衝突警報において光による視覚的な警報を行うため、衝突警報対象以外の周囲に存在する車両の運転者の衝突警報を受けているという誤認識をより抑止することが可能となる。
(変形例3)
また、実施例1では、画像認識部120が撮像装置10から入力された撮像画像データに基づいて、他車両のステアリング20の位置を検出し、運転者を特定する例を示したが、他車両が右ハンドルの車両である場合には、他車両の右側(撮像装置10から入力された撮像画像データにおいて左側)に位置する乗員が運転者であると特定してもよい。
また、実施例1では、画像認識部120が撮像装置10から入力された撮像画像データに基づいて、他車両のステアリング20の位置を検出し、運転者を特定する例を示したが、他車両が右ハンドルの車両である場合には、他車両の右側(撮像装置10から入力された撮像画像データにおいて左側)に位置する乗員が運転者であると特定してもよい。
(変形例4)
また、実施例1では、自車両の後方を走行する後方車両の運転者に対して衝突警報を行う例を示したが、自車両方向に走行する対向車両の運転者に対して衝突警報を行うとしてもよい。
また、実施例1では、自車両の後方を走行する後方車両の運転者に対して衝突警報を行う例を示したが、自車両方向に走行する対向車両の運転者に対して衝突警報を行うとしてもよい。
具体的には、撮像装置10及び車両検出装置11を自車両前部に設置し、自車両と同一車線を走行する対向車両を検出し、自車両と対向車両との衝突危険度が高い場合に、クラクション装置130又は車両ライト装置131を用いて対向車両の運転者に対して衝突警報を行う。このとき、車両ライト装置131として、自車両のヘッドランプや前方ウィンカを使用する。
尚、以上の何れの変形例においても、本実施例と同様の効果を得ることができる。
1 :車両用衝突警報装置
10 :撮像装置
11 :車両検出装置
12 :警報制御ECU
120:画像認識部
121:データ演算部
122:衝突危険度判定部
13 :警報装置
130:クラクション装置(スピーカ装置)
131:車両ライト装置
20 :ステアリング
21 :探索範囲
10 :撮像装置
11 :車両検出装置
12 :警報制御ECU
120:画像認識部
121:データ演算部
122:衝突危険度判定部
13 :警報装置
130:クラクション装置(スピーカ装置)
131:車両ライト装置
20 :ステアリング
21 :探索範囲
Claims (16)
- 自車両の周辺に存在する他車両を検出する車両検出手段と、
前記車両検出手段の検出情報に基づいて算出される演算値を、所定の危険度判定閾値と比較することによって前記自車両と前記他車両との衝突危険度を判定する衝突危険度判定手段と、
前記衝突危険度判定手段において前記自車両と前記他車両との衝突危険度が高いと判定された場合に前記他車両の運転者に対して警報を出力する警報手段と、
を備えた車両用衝突警報装置において、
前記他車両の運転者の状態を検出する運転者状態検出手段を備え、前記運転者状態検出手段の検出結果に基づいて前記警報の態様を変更することを特徴とする車両用衝突警報装置。 - 前記衝突危険度判定手段は、前記運転者状態検出手段が前記他車両の運転者の不注意状態を検出した場合に、前記警報のタイミングを変更することを特徴とする請求項1に記載の車両用衝突警報装置。
- 前記衝突危険度判定手段は、前記運転者状態検出手段が前記他車両の運転者の不注意状態を検出した場合に、前記警報のタイミングが早くなるように前記危険度判定閾値を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用衝突警報装置。
- 前記不注意状態とは、前記他車両の運転者の前方不注意状態と携帯電話使用状態とのうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用衝突警報装置。
- 前記運転者状態検出手段は、前記他車両のステアリングの位置に基づいて設定される探索範囲内を探索することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両用衝突警報装置。
- 前記探索範囲は、前記他車両を撮像する撮像手段によって撮像された画像の中から検出する前記ステアリングの位置に基づいて設定される所定範囲であることを特徴とする請求項5に記載の車両用衝突警報装置。
- 前記運転者状態検出手段が、前記他車両の運転者の顔が前記探索範囲外へはみ出している状態を検出した場合に,前記警報の態様を変更することを特徴とする請求項5又は6に記載の車両用衝突警報装置。
- 前記衝突危険度判定手段は、前記探索範囲外への前記他車両の運転者の顔のはみ出し量に基づいて前記警報のタイミングが更に早くなるように前記危険度判定閾値を変更することを特徴とする請求項7に記載の車両用衝突警報装置。
- 前記演算値が前記自車両と前記他車両との車間距離である場合、
前記衝突危険度判定手段は、前記所定の危険度判定閾値をより大きい値に変更することを特徴とする請求項3乃至8のいずれか一項に記載の車両用衝突警報装置。 - 前記演算値が前記自車両と前記他車両との相対速度である場合、
前記衝突危険度判定手段は、前記所定の危険度判定閾値をより小さい値に変更することを特徴とする請求項3乃至8のいずれか一項に記載の車両用衝突警報装置。 - 前記演算値が前記自車両と前記他車両との衝突余裕時間である場合、
前記衝突危険度判定手段は、前記所定の危険度判定閾値をより大きい値に変更することを特徴とする請求項3乃至8のいずれか一項に記載の車両用衝突警報装置。 - 前記警報手段は前記自車両から外部に対して音を出力する音出力手段、又は光を照射する照射手段のうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の車両用衝突警報装置。
- 前記他車両の運転者が前方不注意状態である場合に前記音出力手段によって警報を出力し、該他車両の運転者が携帯電話使用状態である場合に前記照射手段によって警報を出力することを特徴とする請求項12に記載の車両用衝突警報装置。
- 前記警報手段は、前記自車両から外部に対して音を出力する音出力手段、又は光を照射する照射手段のうち少なくとも一方であり、該音出力手段は、前記探索範囲外への前記他車両の運転者の顔のはみ出し量に基づいて警報音の音量、音の高さ、又は音の種類のうち少なくとも一つを変更することを特徴とする請求項7に記載の車両用衝突警報装置。
- 前記他車両の運転者が前方不注意状態である場合に前記音出力手段によって警報を出力し、該他車両の運転者が携帯電話使用状態である場合に前記照射手段によって警報を出力することを特徴とする請求項14に記載の車両用衝突警報装置。
- 前記衝突危険度判定手段は、前記運転者状態検出手段が前記他車両の運転者のウィンカ操作状態を検出した場合に、前記危険度判定閾値を変更しないことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の車両用衝突警報装置。
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