JP2014175035A - ディスク装置、設定方法 - Google Patents

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【課題】1度行ったディスク種別の設定を再度行う場合に、設定に要する時間を短縮することができるディスク装置を提供する。
【解決手段】信号再生部に設定される第1のディスク種別を設定する第1設定部と、前記第1のディスク種別に応じた設定情報を用いて再生された前記再生信号のエラーを検出するエラー検出部と、前記エラーが検出された場合に、前記第1のディスク種別を、前記ディスク種別に応じて再生される再生信号の評価値に応じて、第2のディスク種別に変更する第2設定部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、種類の異なる種別のディスクに対応するディスク装置に関する。
従来、レーザー光をディスクに照射し、ディスクからの反射光に基づいて該ディスクに記録された情報を読み取るディスク装置が知られている。また、近年、ディスク装置が再生可能なディスクの種類は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc、ブルーレイ・ディスク(登録商標))といったように増加している。そのため、これら複数のディスクに対応できるディスク装置も知られている。
ディスク装置が、複数のディスク種別に対応するために、ディスクに対して再生又は記録を行う前に、今から再生等を行うディスク種別を認識しておく必要がある。即ち、CD、DVD、BDは、データーの記録密度や、記録層までの厚みが異なるため、再生等するディスクに合わせてレーザー光の波長や、焦点距離等を事前に設定しておく必要がある。そのため、ディスクに対する再生処理の前段階に、レーザー光をディスクに照射し、該ディスクからの反射光をもとに再生された信号に基づいて、ディスク種別の設定を行う装置が知られている(例えば、特許文献1−3参照)。
特開2011−40114号公報 特開2008−257796号公報 特開2007−265590号公報
上記のように、複数のディスク種別に対応できるディスク装置では、ディスク種別を設定した場合でも、設定したディスク種別が正しくなく、エラーが生じる場合がある。即ち、ディスク装置が自動でディスク種別を設定する場合では、ディスクに生じた傷や、ホコリの付着等により、ディスク装置が誤まって設定を行うこともある。また、利用者がディスク種別を指定する場合では、利用者が指定したディスク種別が間違っている場合もある。そのため、ディスクの再生時等においてエラーが生じた場合、ディスク装置は、再度ディスク種別を設定し、レーザー光の波長や焦点距離を変更する必要がある。
しかし、2回目の設定では、1回目の設定を繰返すこととなるため、ディスクの再生等を開始するまでに要する時間が長くなるという問題がある。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、その目的の1つとして、1回目以降のディスク種別の設定において、設定に要する時間を短縮することができるディスク装置、設定方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、複数のディスク種別に対応するディスク装置において、設定された前記ディスク種別に応じて、レーザー光の波長を含めたディスクを再生するための設定情報を設定し、前記ディスクに前記レーザー光を照射して再生信号を再生する信号再生部と、前記信号再生部に設定される第1のディスク種別を設定する第1設定部と、前記第1のディスク種別に応じた設定情報を用いて再生された前記再生信号のエラーを検出するエラー検出部と、前記エラーが検出された場合に、前記第1のディスク種別を、前記ディスク種別に応じて再生される再生信号の評価値に応じて、第2のディスク種別に変更する第2設定部と、を有する。
上記のように構成された発明では、ディスク装置は、複数のディスク種別を再生することができる。このような再生に先立って、まず、第1設定部は、対象となるディスク種別を設定する。第1設定部によるディスク種別の設定は、第1設定部が自動で行うもの以外にも、利用者がディスク種別をディスク装置に指定してやり、この指定に基づいて第1設定部が設定するものであってもよい。
次に、エラー検出部は、第1のディスク種別に応じて再生された再生信号のエラーを検出する。再生信号のエラーが検出された場合、第1設定部が設定したディスク種別が対象のディスク種別と一致していない場合であるため、第2設定部は、ディスク種別の設定を再度実行する。このとき、第2設定部は、ディスク種別に応じて再生される再生信号の評価値に基づいて第2のディスク種別に変更する。
そのため、次に行われるディスク種別の設定では、初めに設定された第1のディスク種別の結果を反映させて設定行うため、設定に要する時間を短くすることができる。
また、本発明は、複数のディスク種別に対応するディスク装置において、設定された前記ディスク種別に応じて、レーザー光の波長を含めた前記ディスクを再生するための設定情報を設定し、前記ディスクに前記レーザー光を照射して再生信号を再生する信号再生部と、前記信号再生部に設定される第1のディスク種別を設定する第1設定部と、前記第1のディスク種別に応じた設定情報を用いて再生された前記再生信号のエラーを検出するエラー検出部と、前記エラーが検出された場合に、前記第1のディスク種別以外の他の全てのディスク種別に応じて再生される再生信号に基づいて得られる評価値の評価を行い、前記第1のディスク種別を、前記評価値が所定値となる第2のディスク種別に変更する第2設定部と、を有する構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、1回目以降に行われるディスク種別の設定では、初めに設定された第1のディスク種別以外のディスク種別を用いて設定行うため、設定に要する時間を短くすることができる。
さらに、前記再生信号には、前記レーザー光の焦点度合いを示すフォーカスエラー信号が含まれ、前記第2設定部は、前記フォーカスエラー信号に基づいて、前記評価値を取得する、構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、対象となるディスク種別と、設定されたディスク種別とが異なると、レーザー光の焦点が定まらなくなる傾向がある。そのため、フォーカスエラー信号を用いて評価値を設定する構成とすれば、ディスク種別のミスにより生じる焦点誤差を抑制することができる。
そして、前記エラー検出手段は、前記再生信号に基づいてフォーカスエラーを検出する、構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、ディスク種別の設定ミスにより生じるフォーカスエラーを抑制することができる。
さらに、前記複数のディスクタイプには、少なくとも、DVDとブルーレイ・ディスク(登録商標)とを含む構成としてもよい。
DVDとブルーレイ・ディスクとは、使用されるレーザー光の波長が大きく異なる。そのため、上記のように構成された発明では、レーザー光の波長が不適切である場合に生じる再生不良を抑制することができる。
また、前記第1の設定部は、前記再生対象のディスクの再生を開始する際に、前記識別処理を行なう構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、ディスク種別の設定を間違えた場合でも、再生や書き込みに要するトータル時間を短くすることができる。
そして、本発明は、物の発明以外にも、ディスク種別を設定するための設定方法といった方法の発明に対しても適用することができる。
ディスク装置100の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る光ピックアップ1の光学系を示す概略図である。 ディスク装置100により実行される処理を示すフローチャートである。 ディスク装置100が使用する設定情報を説明する図である。 第2の設定処理を示すフローチャートである。 第2の設定処理による評価情報の評価順序を説明する図である。 ディスク装置の第2の設定処理を示すフローチャートである。 ディスク装置の第2の設定処理を示すフローチャートである。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
1.第1の実施形態:
2.第2の実施形態:
3.その他の実施形態:
1.第1の実施形態:
1.1.ディスク装置100の構成:
図1は、ディスク装置100の構成を示すブロック図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係る光ピックアップ1の光学系を示す概略図である。図3は、ディスク装置100により実行される処理を示すフローチャートである。また、図4は、ディスク装置100が使用する設定情報を説明する図である。
ディスク装置100は、BD−SL、BD−XL、DVD、CDの4つのディスクタイプ(ディスク種別)に対応している。このディスク装置100では、例えば、BD−SLのディスクを再生する場合、このディスクに対してレーザー光を照射する。そして、ディスク装置100は、レーザー光が照射されたディスクからの反射光をもとに再生信号(後述する、RF、FE、TE)を再生し、この再生信号をもとに、音声情報又は画像情報を生成し、図示しない表示装置等の外部機器に出力する。
また、図1に示すように、ディスク装置100は、信号再生部10と、DSP(Digital Signal Processor)31、D/A回路32、出力回路33、メモリ40、システムコントローラ41、表示部43、操作部44、を備えている。
また、信号再生部10は、光ピックアップ1、信号生成回路21、ドライバ42、送りモーター22、及びスピンドルモーター23を備えている。
信号再生部10に備えられる光ピックアップ1は、ディスク2にレーザー光を照射して、ディスク2に記録された再生信号の読み取りを行う。図2に示すように、光ピックアップ1は、第1光源11aと、第2光源11bと、ダイクロプリズム12と、コリメートレンズ13と、ビームスプリッタ14と、立ち上げミラー15と、液晶素子16と、対物レンズ17と、検出レンズ18と、光検出器19と、アクチュエータ20とを備えている。
第1光源11aは、DVDに対応する650nm帯のレーザー光と、CDに対応する780nm帯のレーザー光とを出射できるレーザダイオードである。第2光源11bは、BD−SL及びBD−XLに対応する405nm帯のレーザー光を出射できるレーザダイオードである。
なお、本実施形態では、第1光源11aは、2種類の波長のレーザー光を出射できる二つの発光点を有する2波長一体型のレーザダイオードを用いているが、これに限られる趣旨ではなく、例えば単一の波長のレーザー光のみを出射するレーザダイオードをディスク毎に用いても構わない。
ダイクロプリズム12は、第1光源11aから出射されるレーザー光を透過し、第2光源11bから出射されるレーザー光を反射する。そして、第1光源11a及び第2光源11bから出射されるレーザー光の光軸を一致させる。ダイクロプリズム12において、透過又は反射されたレーザー光は、コリメートレンズ13に送られる。
コリメートレンズ13は、ダイクロプリズム12を透過したレーザー光を平行光に変換する。ここで、平行光とは、第1光源11a及び第2光源11bから出射されたレーザー光の全ての光路が光軸とほぼ平行である光をいう。コリメートレンズ13で平行光とされたレーザー光は、ビームスプリッタ14に送られる。
ビームスプリッタ14は、入射するレーザー光を分離する光分離素子として機能し、コリメートレンズ13から送られてきたレーザー光を透過して、ディスク2側へと導くとともに、ディスク2で反射された反射光を反射して光検出器19側へと導く。ビームスプリッタ14を透過したレーザー光は、立ち上げミラー15に送られる。
立ち上げミラー15は、ビームスプリッタ14を透過してきたレーザー光を反射してディスク2へと導く。立ち上げミラー15は、ビームスプリッタ14からのレーザー光の光軸に対して45°傾いた状態となっており、立ち上げミラー15で反射されたレーザー光の光軸は、ディスク2の記録面と略直交する。立ち上げミラー15で反射されたレーザー光は、液晶素子16に送られる。
液晶素子16は、透明電極に挟まれた液晶(いずれも図示せず)に電圧を印加することで、液晶分子がその配向方向を変える性質を利用して、屈折率の変化を制御し、液晶素子16を透過するレーザー光の位相の制御を可能とする素子である。この液晶素子16を配置することによって、ディスク2の記録層を保護するカバー層の厚みの違い等によって生じる球面収差の補正が可能となる。液晶素子16を通過したレーザー光は対物レンズ17へと送られる。
対物レンズ17は、液晶素子16を透過したレーザー光をディスク2の記録面上に集光させる。また、対物レンズ17は後述するアクチュエータ20によって、例えば、図2の上下方向及び左右方向に移動可能とされており、フォーカスサーボ信号及びトラッキングサーボ信号に基づいてその位置が制御される。
ディスク2で反射された反射光は、対物レンズ17、液晶素子16の順に通過し、立ち上げミラー15で反射された後、さらにビームスプリッタ14で反射されて、検出レンズ18によって光検出器19へと集光される。
光検出器19は、フォトダイオード等の受光素子を用いて受光した光を、電気信号に変換して信号生成回路21へ出力する。光検出器19は例えば受光部を四分割された受光領域を備えており(図2(b)のA、B、C、Dの各領域)、所定の対となる区画の光量の差に基づいて電気信号を出力する。図2(b)に示すように、受光した光の焦点が合う場合、受光部に受光される光は中心を基準として深円を描き、AD間の電圧とBC間の電圧との差は最も小さい値となる。一方、受光した光の焦点が合わない場合、受光部に受光される光は深円を描かず、AD間の電圧とBC間の電圧との差に応じた電圧が発生する。そのため、光検出器19から出力される信号間の差をFE信号(フォーカスエラー信号)として検出することで、レーザー光の焦点度合いを検出することができる。また、光検出器19の各受光領域から出力される電気信号の和(即ち、A、B、C、Dに発生する電圧の総和)をFS信号(フォーカスサム信号)とも記載する。
アクチュエータ20は、ドライバ42で生成され出力された対物レンズ駆動信号に従って、対物レンズ17をディスク2の径方向に移動させる。アクチュエータ20はそれには限定されないが、ここでは、永久磁石(不図示)によって形成される磁界内にコイル(不図示)に駆動電流を流し、ローレンツ力にて対物レンズ17を駆動することができるものであってもよい。
またアクチュエータ20は、対物レンズ17をディスク2の記録面に沿う方向に移動させるトラッキング動作の他に、対物レンズ17より照射されるレーザー光の光軸が揺動するように対物レンズ17を傾動させるチルト動作や、対物レンズ17をディスク2に対して接近離反するように移動させるフォーカス動作も行うことができる。
図1に戻り、信号生成回路21は、光ピックアップ1により得られた信号をもとに演算処理を行い、RF信号、FE信号、及びTF信号(トラッキングエラー信号)等の各再生信号を生成する。そして生成した再生信号を、DPS31へ出力する。ここで、再生信号を得るディスクの記録領域は、どのような場所であってもよいが、望ましくはディスク2のテスト記録領域に記録された情報を再生することが望ましい。
ドライバ42は、DSP31から与えられるサーボ信号(後述)等に基づいて、光ピックアップ1、送りモーター22、及びスピンドルモーター23の駆動を制御する。送りモーター22は、光ピックアップ1をディスク2の径方向に駆動する。
更に、ドライバ42は、システムコントローラ41により設定されるディスクタイプに応じて、ディスク2を再生するための設定情報を変更する。この設定情報は、第1光源11aと第2光源11bとの切換えや、液晶素子16の屈折率の変化を設定する。なお、ディスクタイプ毎の設定情報については後述する。
スピンドルモーター23は、ディスク2を回転方向に駆動する。以上により、光ピックアップ1、信号生成回路21、送りモーター22、スピンドルモーター23、ドライバ42により、本発明の信号再生部が実現される。
DSP31は、信号生成回路21より入力したRF信号をもとに画像処理を行う施すことにより画像信号を生成し、D/A回路32へ与える。D/A回路32は、画像信号を不図示のモニタへ出力するためにD/A変換処理を行う。変換処理により得られた信号は、出力回路33により外部装置へ出力される。
またDSP31は、信号生成回路21より入力したFE信号やTE信号に基づいてサーボ信号を生成する。例えばトラッキングサーボを行うためのトラッキングサーボ信号や、フォーカスサーボを行うためのフォーカスサーボ信号を生成する。生成されたサーボ信号はドライバ42へ与えられる。これにより例えば、光ピックアップ1が含む対物レンズ17(図2)のトラッキング制御やフォーカス制御等が実施される。
システムコントローラ41は、DSP31を介して、光ピックアップ1、送りモーター22、及びスピンドルモーター23等の動作を制御する。なおシステムコントローラ41は、例えば複数のマイクロプロセッサ等の演算処理装置上で所定のプログラムを実行することにより実現される。システムコントローラ41は、操作部44からの情報を受け付けてDSP31に伝送すると共に、DSP31から受けた情報を表示部43に伝送する。
また、システムコントローラ41は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成される。そして、システムコントローラ41は、第1設定部51、エラー検出部52、第2設定部53を、機能的に備える。
第1設定部51は、操作部44を通じてディスクの再生を示す入力が行われた場合に、ターンテーブルに載置されたディスク2のディスクタイプを設定する。以下、この処理を第1の設定処理とも記載する。この第1設定部51によるディスクタイプの設定は、ディスク2に対してディスクタイプを識別するための評価情報(後述)を取得し、この評価情報を評価するものの他、ユーザーがディスクに対して予め再生を行うディスクタイプを指定するものであってもよい。
エラー検出部52は、設定されたディスクタイプに応じて再生された再生信号のエラーを検出する。再生信号のエラー検出方法は様々なものを想定できる。本実施形態では、FE信号をもとに再生信号のエラーを検出する。例えば、ディスク2のディスクタイプと、設定されたディスクタイプとが一致している場合、光検出器19が受光した反射光の焦点が合うため、FE信号の値は低い値に収まる。逆に、ディスク2のディスクタイプと、設定されたディスクタイプとが一致しない場合、光検出器19が受光した反射光の焦点は合わないため、FE信号の値は高い値となる。そのため、エラー検出部52は、再生信号に含まれるFE信号が所定範囲に収まらない場合を再生信号のエラーとして検出する。また、エラー検出部52が再生信号のエラーを検出する手法としては、TE信号を用いるものであってもよい。
また、第1の設定処理に基づいて選択された設定情報を用いて再生された再生信号にエラーが生じた場合、第2設定部53は、再度、ディスクタイプを設定する。再生信号にエラーが生じる場合、第1の設定処理により設定されたディスクタイプとディスク2のディスクタイプと一致していないため、第2設定部53は、再度、設定処理を実施する。以下、第2設定部53に実行される処理を第2の設定処理とも記載する。
また、メモリ40には、BD−SL、BD−XL、DVD、CDの4つのディスクタイプのディスクを再生する際に用いられる設定情報が参照情報45として記録されている。この参照情報45は、ディスクタイプ毎に、使用される光源(第1光源11a、第2光源11b)や、この光源から出力されるレーザー光の波長、更には、液晶素子16の屈折率を設定するのに用いられるディスク表面から記録層までのカバー層厚みが、記録されている。
図4に示すように、例えば、参照情報45には、BD−SLの設定情報として、光源は第2光源11bを使用し、レーザー光の波長が405nm帯、カバー層厚みは0.6mmであることが記録されている。また、参照情報45には、BD−XLの設定情報として、光源は第2光源11bを使用し、レーザー光の波長が405nm帯、カバー層厚みは0.1mmであることが記録されている。そして、参照情報45には、DVDの設定情報として、光源は第1光源11aを使用し、レーザー光の波長が650nm帯、カバー層厚みは0.6mmであることが記録されている。さらに、参照情報45には、CDの設定情報として、光源は第1光源11aを使用し、レーザー光の波長が780nm帯、カバー層厚みが1.2mmであることが記載されている。無論、参照情報45に記録される情報は一例であり、これに限定されるものではない。例えば、上記したレーザー光の波長や、カバー層の厚みに応じた屈折率を再現するための電圧値が記録されていてもよい。
以下、このようにディスクの再生に先だって、ディスク装置100が実行する処理を、図3に示すフローチャートをもとに、詳細に説明する。
利用者が操作部44を操作して、ディスク2の再生を入力した場合、ステップS1では、第1設定部51は、このディスクに対して、第1の設定処理を行なう。第1設定部51は、設定されたディスクタイプを信号再生部10のドライバ42に出力する。そして、ドライバ42は、設定されたディスクタイプに応じて設定情報を変更する。
本実施形態では、第1の設定処理において、ディスクタイプ毎の評価情報が取得され、この評価情報の評価によりディスクタイプが設定される。評価情報の一例としては、FE信号とFS信号の振幅比を示すFE/FS値である。
FE/FS値は、ディスク2に対して設定されたディスクタイプが正しければ、その値は大きな振幅がえられ、そうでない場合は小さな振幅が得られる。そのため、第1設定部51は、FE/FS値の値(振幅)が所定範囲に収まる場合に、ディスク2に対するディスクタイプが適切であったと判断できる。
また、これ以外にも、FE信号の値を用いるものや、利用者がディスクタイプを第1設定部51に指定するものであってもよい。
なお、後述する第2設定部53が実施するFE/FS値を用いた評価においても上記と同様である。
ステップS2では、ディスク2にレーザー光を照射して再生信号が再生される。例えば、第1の設定処理においてディスクタイプがBD−SLとして設定された場合、ドライバ42は、第2光源11bを使用して波長が405nm帯となるレーザー光をディスクに照射させるよう設定し、また、液晶素子16の屈折率をカバー厚0.6に対応できるよう変化させる。
ステップS3では、エラー検出部52は、信号生成回路21からDSP20を介して出力される再生信号のエラー検出を行う。例えば、エラー検出部52は、所定時間に再生されるFE信号の内、範囲内に収まらないFE信号又はTE信号の数をもとに、エラー検出を行う。
エラー検出部52により、再生信号のエラーが検出されない場合(ステップS3:NO)、第1の設定処理は適切であったため、処理を終了する。
一方、エラー検出部52が再生信号のエラーを検出した場合(ステップS3:YES)、ステップS4では、第2設定部53による第2の設定処理が行われる。この第2の設定処理では、ステップS1により設定されたディスクタイプにより選択されるレーザー光の波長を基準として、このレーザー光の波長に近いディスクタイプから順に、評価情報の評価が行われる。
即ち、図4に示すように、第1の設定処理によりディスクタイプがBD−SLとして設定されている場合、このBD−SLの設定情報に含まれるレーザー光の波長(405nm)は、BD−XLの設定情報に含まれるレーザー波長(405nm)が最も近く、ついでDVD(650nm)、CD(780nm)の順となる。そのため、上記例では、第2の設定処理では、BD−XLの評価情報を取得し、この評価情報を評価する。そして、第2設定部53は、BD−XLの評価情報の評価が高い場合、ディスクタイプをBD−XLに変更する。一方、BD−XLの評価情報の評価が低い場合、即ち、ディスク2のディスクタイプがBD−XLと一致しない場合、次に、DVDの評価情報の評価を行う。そして、DVDの評価情報の評価が低い場合、CDの評価情報を評価する。
そして、ステップS5では、変更後のディスクタイプにより信号再生部10に再生信号を再生させる。
その後、変更後のディスクタイプにおいても、エラー検出部52により再生信号のエラーが検出される場合(ステップS6:YES)、ステップS7では、エラー検出部52は、表示部43に該当ディスクが存在しない旨のエラー情報を表示させる。
1.2.ディスクタイプの設定:
図5は、第2の設定処理を示すフローチャートである。このフローチャートにより示される各処理は、図3のステップS4で実行される第2の設定処理を詳細に示すものである。また、図6は、第2の設定処理による評価情報の評価順序を説明する図である。
まず、図5のステップS41では、第2設定部53は、現在設定されているディスクタイプに対応するレーザー光の波長を参照する。例えば、第1の設定処理により、ディスクタイプがBD−SLとして設定されている場合、第2設定部53は、参照情報45のBD−SLに該当する設定情報の中から、レーザー光の波長に関するパラメーターを参照する。
ステップS42では、第2設定部53は、現在選択されているディスクタイプ以外の全てのディスクタイプにおける設定情報を参照する。例えば、第1の設定処理により、ディスクタイプがBD−SLとして設定されている場合、第2設定部53は、BD−SL以外のディスクタイプ(BD−XL、DVD、CD)に対応する設定情報を、参照情報45から読み出す。
ステップS43では、第2設定部53は、ステップS41、S42で読みだされた設定情報を用いて取得される評価情報の評価順序を設定する。このとき、第2設定部53は、各設定情報に含まれるレーザー光の波長と、ステップS41で読みだされたレーザー光の波長との差分を基に評価を行う順序を設定する。上記例において第1の設定処理によりBD−SLが設定されている場合、図6(a)において、評価を行う順序は、BD−XL、DVD、CDの順序で設定される。なお、説明は省略するが、ディスク装置100が4つのディスクタイプに対応する場合、図6(a)〜(d)に示すように、評価情報の評価順序は4通りとなる。
ステップS44では、ステップS43で設定された順序に従って評価情報が取得される。本実施形態では、評価情報は所定のディスクタイプを設定して信号再生部10がディスク2を再生した場合の、FE/FS値から取得される。評価情報をFE/FS値とすることは一例であり、これ以外にもFE信号の値のみを用いるものであってもよい。上記例においては、まず、第2設定部53は、BD−SLのレーザー光の波長に最も近い波長に設定されるBD−XLに対応する設定情報を用いて、信号再生部10に再生信号を再生させる。そして、第2設定部53は、得られた再生信号に含まれるFE信号、及びFS信号をもとに、評価情報(FE/FS値)を取得する。
ステップS44で取得したFE/FS値が所定の範囲内である場合(ステップS45:YES)、ステップS48に進み、第2設定部53は、ディスクタイプをBD−XLに設定する。即ち、ディスクタイプがBD−SLからBD−XLに変更される。
一方、ステップS44において取得されたFE/FS値が所定値に収まらない場合(ステップS45:NO)、ステップS46では、第2設定部53は、対象となる全てのディスクタイプに対して評価情報を取得したか否かを判断する。本実施例では、4つのディスクタイプの内、BD−SL以外の3つのディスクタイプが対象となるため、この3つのディスクタイプを用いて評価情報を評価したか否かが判断される。
対象となる全てのディスクタイプに対して評価情報を評価していなければ(ステップS46:NO)、第2設定部53は、評価情報(FE/FS値)を取得するディスクタイプを変更する(ステップS47)。上記例では、BD−XLのレーザー波長の次にBD−SLのレーザー波長と波長が近いディスクタイプはDVDであるため、第2設定部53はDVDの設定情報を用いて再生された再生信号から評価情報を取得する(ステップS44)。
DVDの設定情報を用いた評価情報が所定の範囲に収まらない場合(ステップS45:NO)、ステップS46を経由して、ステップS47において、第2設定部53は、ディスクタイプをCDに変更する。そして、CDの設定情報を用いて再生された再生信号から評価情報を取得する。さらに、この評価情報が所定範囲に収まれば(ステップS45:YES)、ステップS48に進み、第2設定部53は、ディスクタイプをCDとする。
一方、この場合においても評価情報が設定範囲に収まらない場合、全てのディスクタイプ(DVD−XL、DVD、CD)に対して評価情報の評価を行ったため(ステップS46:YES)、図3のステップS7に進み、第2設定部53は、表示部43にディスク2は、ディスク装置100が再生可能なディスクタイプでないことを表示させる。
以上説明したように、この第1の実施形態では、1回目以降のディスクタイプの設定においても、前回の設定処理の結果を反映させることで、処理に要する時間を短くすることができる。
更に、ディスクタイプの設定を間違えた場合でも、再生や書き込みに要するトータル時間を短くすることができる。
また、フォーカスエラー信号を用いて評価値を設定する構成とすれば、ディスクタイプのミスにより生じる焦点誤差を抑制することができる。
そして、ブルーレイ・ディスクとDVD又はCDは、使用されるレーザー光の波長が大きく異なる。そのため、このような複数のディスクタイプに対応するディスク装置100において、レーザー光の波長が不適切である場合に生じる再生不良を抑制することができる。
2.第2の実施形態:
この第2の実施形態では、第2の設定処理において、第1の設定処理で設定されたディスクタイプ以外の全てのディスクタイプに対して評価情報を取得する構成において、第1の実施形態と異なる。一方、ディスク装置100の構成、及び第1の設定処理と第2の設定処理との順序等については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図7、図8は、ディスク装置の第2の設定処理を示すフローチャートである。
図3のステップS4において、エラー検出部52が検出したTE信号の値によりトラッキングエラーである場合、図7のステップS111では、エラーがフォーカスエラーでないため(ステップS111:NO)、ステップS112では、第2設定部53は、読込み専用(ROM)の設定を書き込み対応用対応の設定に変換したか否かを判断する。そして、設定を書き込み対応用のものに変更している場合(ステップS112:YES)、ステップS113では、第2設定部53は、設定を書き込み対応用のものから読込み用のものに変更する。
一方、エラー検出部52が検出したエラーがフォーカスエラーである場合(ステップS111:YES)、第2設定部53は、ステップS121に進み、第1の設定処理で設定されたディスクタイプを判断する。そして、第1の設定処理で設定されたディスクタイプがBD−SLである場合(ステップS121:YES)、第2設定部53は、ステップS122において、BD−SL以外の全てのディスクタイプに対して評価情報(FE/FS値)を取得する。即ち、この実施形態では、第1の設定処理で設定されたディスクタイプ以外の全てのディスクタイプに対応する設定情報を用いて、それぞれの評価情報を取得する。
ステップS123において、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−XLである場合(ステップS123:YES)、ステップS124において、第2設定部53はディスクタイプをBD−XLに設定する。そのため、以後、ドライバ42は、設定されたディスクタイプ(BD−XL)に応じた設定情報に対応するよう、光源11a、11bや液晶素子16を駆動させる。
ステップS123において、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−XLでなく(ステップS123:NO)、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがDVDである場合(ステップS125:YES)、ステップS126において、第2設定部53はディスクタイプをDVDとして設定する。以後、ドライバ42は、設定されたディスクタイプ(DVD)に応じた設定情報に対応するよう、光源11a、11bや液晶素子16を駆動させる。
ステップS125において、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがDVDでない場合(ステップS125:NO)、ステップS127において、第2設定部53はディスクタイプをCDとして設定する。以後、ドライバ42は、設定されたディスクタイプ(CD)に応じた設定情報に対応するよう、光源11a、11bや液晶素子16を駆動させる。
また、第1の設定処理で設定されたディスクタイプがBD−SLでなく(ステップS121:NO)、BD−XLである場合(ステップS131:YES)、ステップS132において、第2設定部53はBD−XL以外の全てのディスクタイプに対して評価情報を取得する。
そのため、ステップS133において、評価情報(FE/FS値)が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−SLである場合(ステップS133:YES)、ステップS134において、第2設定部53はディスクタイプをBD−SLとして設定する。
また、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−SLでなく(ステップS133:NO)、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがDVDである場合(ステップS135:YES)、ステップS136において、第2設定部53はディスクタイプをDVDに設定する。
そして、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがDVDでない場合(ステップS135:NO)、ステップS137において、第2設定部53はディスクタイプをCDに設定する。
一方、第1の設定処理で設定されたディスクタイプがBD−XLでなく(ステップS131:NO)、DVDである場合(ステップS141:YES)、ステップS142において、第2設定部53は、DVD以外の全てのディスクタイプに対して評価情報を取得する。
そのため、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−SLである場合(ステップS143:YES)、ステップS144において、第2設定部53はディスクタイプをBD−SLに設定する。
また、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−SLでなく(ステップS143:NO)、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−XLである場合(ステップS145:YES)、ステップS146において、第2設定部53はディスクタイプをBD−XLに設定する。
そして、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−XLでない場合(ステップS145:NO)、ステップS147において、ディスクタイプをCDとして設定する。
さらに、第1の設定処理で識別されたディスクタイプがDVDでない場合(ステップS141:NO)、ディスクタイプはCDとなる。そのため、第2設定部53は、ステップS151において、CD以外の全てのディスクタイプに対して評価情報を取得する。
以下同様に、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−SLである場合(ステップS152:YES)、ステップS153において、第2設定部53は、ディスクタイプをBD−SLに設定する。
また、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−SLでなく(ステップS152:NO)、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−XLである場合(ステップS154:YES)、ステップS155において、第2設定部53は、ディスクタイプをBD−XLに設定する。
そして、評価情報が所定範囲に収まるディスクタイプがBD−XLでない場合(ステップS154:NO)、ステップS156において、第2設定部53は、ディスクタイプをDVDに設定する。
以上説明したように、この第2の実施形態では、ディスクタイプを設定するために再度の処理を行なう場合、前回設定されたディスクタイプ以外のディスクタイプの中から識別信号の評価が高いものをディスクタイプとして設定するため、再度の処理に要する時間を短くすることができる。
3.その他の実施形態:
本発明は様々な実施形態が存在する。
例えば、設定情報は、ドライバ42が保持するのではなく、システムコントローラ41が保持するものであってもよい。この場合、ディスクタイプの設定が行なわれると、システムコントローラ41は、ドライバ42に対して設定情報を送信する。
また、設定情報により設定される項目は、レーザー光の波長や、液晶素子16の屈折率の変化に限定されない。例えば、ディスクタイプ毎の記録層の数の違いに起因する読み取り又は書き込み方法を指定するプログラムや、データーであってもよい。
また、ディスク装置100がディスクタイプを設定する場面は、ディスク2を再生する場合のみならず、ディスク2に情報を書き込む場合にも適用される。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。
即ち、上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用してもよい。
公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用してもよい。
公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用してもよい。
1…光ピックアップ、2…ディスク、10…信号再生部、11a…第1光源、11b…第2光源、12…ダイクロプリズム、13…コリメートレンズ、14…ビームスプリッタ、15…立ち上げミラー、16…液晶素子、17…対物レンズ、18…検出レンズ、19…光検出器、20…アクチュエータ、21…信号生成回路、22…送りモーター、23…スピンドルモーター、31…DSP、32…D/A回路、33…出力回路、40…メモリ、41…システムコントローラ、42…ドライバ、43…表示部、44…操作部、45…参照情報、51…第1設定部、52…エラー検出部、53…第2設定部、100…ディスク装置

Claims (10)

  1. 複数のディスク種別に対応するディスク装置において、
    設定された前記ディスク種別に応じて、レーザー光の波長を含めたディスクを再生するための設定情報を設定し、前記ディスクに前記レーザー光を照射して再生信号を再生する信号再生部と、
    前記信号再生部に設定される第1のディスク種別を設定する第1設定部と、
    前記第1のディスク種別に応じた設定情報を用いて再生された前記再生信号のエラーを検出するエラー検出部と、
    前記エラーが検出された場合に、前記第1のディスク種別を、前記ディスク種別に応じて再生される再生信号の評価値に基づいて、第2のディスク種別に変更する第2設定部と、を有するディスク装置。
  2. 前記第2設定部は、前記第1のディスク種別に応じて選択される前記レーザー光の波長に近いレーザー光の波長が選択されるディスク種別から順に設定して、前記評価値の評価を行う、ことを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記第2設定部は、前記評価値が所定値となった場合に、前記第1のディスク種別を、前記所定値となった評価値に対応する第2のディスク種別に変更する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のディスク装置。
  4. 複数のディスク種別に対応するディスク装置において、
    設定された前記ディスク種別に応じて、レーザー光の波長を含めたディスクを再生するための設定情報を設定し、前記ディスクに前記レーザー光を照射して再生信号を再生する信号再生部と、
    前記信号再生部に設定される第1のディスク種別を設定する第1設定部と、
    前記第1のディスク種別に応じた設定情報を用いて再生された前記再生信号のエラーを検出するエラー検出部と、
    前記エラーが検出された場合に、前記第1のディスク種別以外の他の全てのディスク種別に応じて再生される再生信号に基づいて得られる評価値の評価を行い、前記第1のディスク種別を、前記評価値が所定値となる第2のディスク種別に変更する第2設定部と、を有するディスク装置。
  5. 前記再生信号には、前記レーザー光の焦点度合いを示すフォーカスエラー信号が含まれ、
    前記第2設定部は、前記フォーカスエラー信号に基づいて、前記評価値を取得する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のディスク装置。
  6. 前記エラー検出部は、前記再生信号に基づいてフォーカスエラーを検出する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のディスク装置。
  7. 前記複数のディスク種別には、少なくとも、DVDとブルーレイ・ディスクとを含む、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のディスク装置。
  8. 前記第1設定部と前記第2設定部によるディスク種別の設定は、前記ディスクの再生を開始する際に行われる、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のディスク装置。
  9. ディスクに対してディスク種別を設定する設定方法において、
    信号再生部に第1のディスク種別を設定する第1設定工程と、
    設定された前記第1のディスク種別に応じて、レーザー光の波長を含めた前記ディスクを再生するための設定情報を設定し、前記信号再生部に前記ディスクに前記レーザー光を照射して再生信号を再生させ、前記再生された前記再生信号のエラーを検出するエラー検出工程と、
    前記エラーが検出された場合に、前記第1のディスク種別を、前記ディスク種別に応じて再生される再生信号の評価値に基づいて、第2のディスク種別に変更する第2設定工程と、を有するディスク種別の設定方法。
  10. ディスクに対してディスク種別を設定する設定方法において、
    信号再生部に第1のディスク種別を設定する第1設定工程と、
    設定された前記第1のディスク種別に応じて、レーザー光の波長を含めた前記ディスクを再生するための設定情報を設定し、前記信号再生部に前記ディスクに前記レーザー光を照射して再生信号を再生させ、前記再生された前記再生信号のエラーを検出するエラー検出工程と、
    前記エラーが検出された場合に、前記第1のディスク種別以外の他の全てのディスク種別に応じて再生される再生信号に基づいて得られる評価値の評価を行い、前記第1のディスク種別を、前記評価値が所定値となる第2のディスク種別に変更する第2設定工程と、を有する設定方法。
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