JP2014171073A - 情報端末装置、補正方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】精度の高い方位計測が可能な情報端末装置を提供する。
【解決手段】情報端末装置1は、磁気センサが取得した方位情報を入力するとともに、当該方位情報に、自装置の筐体における開状態、閉状態及び中間状態に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力する方位算出部120を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】情報端末装置1は、磁気センサが取得した方位情報を入力するとともに、当該方位情報に、自装置の筐体における開状態、閉状態及び中間状態に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力する方位算出部120を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、磁気センサを備えた情報端末装置、当該磁気センサによる方位情報の補正方法及びプログラムに関する。
近年、携帯電話などの情報端末装置の高性能化・多機能化が進み、GPS(Global Positioning System)を利用したナビゲーションシステムを搭載したものも市販されている。このようなナビゲーションシステムでは、利用者が現在どの方位を向いているかを、地磁気を検知する地磁気センサを利用して特定する方法が用いられている。
この地磁気は微弱であるため、情報端末装置に搭載されている磁性体部品やCPU(Central Proccess Unit:中央演算装置)の動作状況などによって影響を受けやすく、実装において磁気センサを可能な限りこのような部品から遠ざけるといった配慮が必要となっている。しかしながら、携帯電話等の小型化が望まれる情報端末装置では搭載可能な箇所は限られているため、磁気センサを用いた方位計測において所定の補正処理を必要とするケースが多く発生している。また、その筐体を構成する二つの本体部をその端部で連結するとともに、当該本体部の端部を軸として回転方向に移動可能とするヒンジを有することで開閉可能な情報端末装置が一般的に市販されている。しかしこのような折り畳み式の情報端末装置では、一方の本体部に配置された磁気センサの、他方の本体部に配置された磁性体部品等に対する距離が開閉の度に変化することから、その補正処理において開閉状態による影響の変化を考慮する必要性が生じる。
このような問題に対し、情報端末装置の開閉状態に応じて、磁気センサが取得する方位情報に適切なオフセット値(補正値)与えることで、方位計測の精度を向上させる技術が公開されている(特許文献1参照)。
しかしながら、近年の情報端末装置は多機能化に応じて方位計測に誤差を生じさせる要因となる電子部品が増大しているとともに、単に開閉状態のみならず様々な状態で利用されるケースが想定されている。したがって、磁気センサが取得する方位情報に対する補正処理の内容を、筐体の「開状態」、「閉状態」の二つのみで判断するのは不十分である。
また、多数の電子部品が過密となって実装された結果、自装置における処理負荷、すなわち回路基板上を流れる電流により生じる磁界がノイズとなり、計測方位が不規則に増減する場合が想定される。このようなノイズは、情報端末装置内における処理負荷に応じて経時的に不規則に増減する。ここで特許文献1に記載の発明は、オフセットとしての補正値を自装置の状態に応じて変化させるものであるから、上述したような経時的に不規則に変化する誤差の問題を解決できる技術とはなっていない。
そこでこの発明は、上述の問題を解決することのできる情報端末装置、補正方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、磁気センサが取得した方位情報を入力するとともに、当該方位情報に、自装置の筐体における開状態、閉状態及び中間状態に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力する方位算出部と、を備えることを特徴とする情報端末装置である。
また本発明は、磁気センサが取得した方位情報を入力するとともに、当該方位情報に、自装置における処理の負荷状態が高負荷状態であるか否かに応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力する方位算出部と、を備えることを特徴とする情報端末装置である。
また本発明は、情報端末装置の磁気センサから入力した方位情報についての補正方法であって、前記方位情報に、自装置の筐体における開状態、閉状態及び中間状態に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力することを特徴とする補正方法である。
また本発明は、情報端末装置のコンピュータを、磁気センサが取得した前記方位情報を入力するとともに、当該方位情報に、自装置の筐体における開状態、閉状態及び中間状態に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力する方位算出手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、精度の高い方位計測が可能な情報端末装置を提供できる、効果が得られる。
以下、本発明の一実施形態による情報端末装置を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態による情報端末装置の最小構成を示す図である。この図において、符号1は情報端末装置である。図1に示すように、情報端末装置1は、磁気センサが取得した方位情報を入力する方位算出部120を備えている。そして、方位算出部120は、当該磁気センサから入力した方位情報に、自装置の筐体における開状態、閉状態及び中間状態に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力することを特徴とする。
図1は本発明の一実施形態による情報端末装置の最小構成を示す図である。この図において、符号1は情報端末装置である。図1に示すように、情報端末装置1は、磁気センサが取得した方位情報を入力する方位算出部120を備えている。そして、方位算出部120は、当該磁気センサから入力した方位情報に、自装置の筐体における開状態、閉状態及び中間状態に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力することを特徴とする。
<第一の実施形態>
以下、本発明の第一の実施形態による情報端末装置を、図面を参照して説明する。
図2は、本発明の第一の実施形態による情報端末装置の機能構成を示す図である。
図2に示すように、本実施形態による情報端末装置1は、磁気センサ10、可動状態検知部110、方位算出部120、記憶部13及び表示部14を備えている。
以下、本発明の第一の実施形態による情報端末装置を、図面を参照して説明する。
図2は、本発明の第一の実施形態による情報端末装置の機能構成を示す図である。
図2に示すように、本実施形態による情報端末装置1は、磁気センサ10、可動状態検知部110、方位算出部120、記憶部13及び表示部14を備えている。
本実施形態による情報端末装置1は、スマートフォン等、小型で持ち運び容易な高機能携帯端末装置である。また図2には図示しないが、情報端末装置1は、自装置の筐体を構成する二つの本体部16(図2には不図示)をその端部で連結するとともに、当該本体部16の端部を軸として回転方向に移動可能とするような筐体可動部15を備えており、自装置の筐体を開状態、閉状態及びその中間状態に設定することが可能となっている。
磁気センサ10は、上述したように、外界における磁気を検知して所定の方位情報を取得するセンサデバイスである。磁気センサ10は特に地磁気を検知することで、情報端末装置1による方位計測に用いられる。本実施形態による磁気センサ10は、地表平面(XY平面)の方位だけでなく高さ方向(Z方向)の方位を検出することが可能な三軸磁気センサである。
本実施形態による磁気センサ10は、一般的に磁気インピーダンス効果を有する素子を利用して実現されるものであるが、本実施形態においてはこの態様に限定されず、例えば、ホール素子、磁気抵抗素子、超伝導量子干渉(SQUID)素子を用いたもの等、種々のセンサデバイスであってもよい。
可動状態検知部110は、筐体可動部15における可動状態を検知する機能部である。詳細は後述するが、本実施形態による可動状態検知部110は、筐体可動部15における状態を、「開状態」、「閉状態」およびその「中間状態」を検知する機能部である。
方位算出部120は、磁気センサ10が取得した方位情報を入力し、当該入力した方位情報に、上記可動状態に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力する機能部である。詳細は後述するが、本実施形態による方位算出部120は「所定の補正処理」として、入力した方位情報に、上記可動状態に応じた補正値を加算して得た補正方位情報を出力する処理を行う。
なお本実施形態による方位算出部120は、制御部12によって実現されるものであってもよい。制御部12は、汎用のCPU(Central Proccess Unit:中央演算装置)であって、所定のプログラムを当該CPU内部に有するレジスタに読み込ませて実行することで各種機能を発揮する機能部である。制御部12は、実行するプログラムに応じて、方位算出部120の機能の他、情報端末装置1の各種機能(通話、メール、Web閲覧等のアプリケーション機能)を実現するための様々な処理を行う。
記憶部13は、データベースを構築するための各種データが格納される記憶領域である。本実施形態による記憶部13は、後述する「補正値テーブル」が記憶されている。記憶部13は一般的な記憶手段、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の各種記憶デバイスで構築される。
表示部14は、情報端末装置1で実現される種々のアプリケーション機能に基づいて、利用者に対し視覚的に情報を表示する画像表示機能部である。表示部14は、例えばLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイである。
図3は、本発明の第一の実施形態による情報端末装置の可動状態を説明する図である。
図3に示すように、本実施形態による情報端末装置1は、自装置に備えられた筐体可動部15によって開閉可能な筐体を有している携帯端末装置である。筐体可動部15は、自装置の筐体を構成する二つの本体部16をその端部で連結するとともに、当該本体部16の端部を軸として回転方向に移動可能とするような、一般的な折り畳み式携帯電話等に用いられるヒンジであってよい。なお図3に示したように、情報端末装置1の筐体は、二つの本体部16をその端部においてヒンジ(筐体可動部15)で連結した態様としているが、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。例えば、情報端末装置1は本体部を三以上有し、二以上の筐体可動部15により連結される態様であってもよい。
図3に示すように、本実施形態による情報端末装置1は、自装置に備えられた筐体可動部15によって開閉可能な筐体を有している携帯端末装置である。筐体可動部15は、自装置の筐体を構成する二つの本体部16をその端部で連結するとともに、当該本体部16の端部を軸として回転方向に移動可能とするような、一般的な折り畳み式携帯電話等に用いられるヒンジであってよい。なお図3に示したように、情報端末装置1の筐体は、二つの本体部16をその端部においてヒンジ(筐体可動部15)で連結した態様としているが、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。例えば、情報端末装置1は本体部を三以上有し、二以上の筐体可動部15により連結される態様であってもよい。
本実施形態による情報端末装置1は、図3(A)に示すように、筐体可動部15を介して連結される二つの本体部16を開いた「開状態」で使用することで、利用者は二つの表示部14を介して大画面で画像や映像を閲覧することが可能となる。また図3(C)に示すように、情報端末装置1は、二つの本体部16を閉じた「閉状態」であっても表示部14が情報端末装置1の表面に露出するように構成されている。このようにすることで、利用者は「閉状態」で筐体全体を小型に維持したまま、表示部14を視認しつつ各種機能を利用することができる。
また本実施形態による情報端末装置1は、図3(B)に示すように、「開状態」と「閉状態」の中間状態で使用することもできる。このようにすることで、例えば、利用者は情報端末装置1をこの中間状態に設定して開側の端部を脚として面上に配置することで、利用者にとって見やすい角度で表示部14を介して動画などを視聴することが可能となる。また二人の利用者が互いに向かい合った状況で、それぞれに対向する表示部14を介して情報を閲覧することもできる。
図4は、本発明の第一の実施形態による情報端末装置の構造を説明する図である。
図3に示したように、本実施形態による情報端末装置1は、二つの本体部16を連結する筐体可動部15の機能により情報端末装置1自身を「開状態」、「閉状態」、「中間状態」とすることができ、様々なユーザシーンに対応できるものとなっている。この場合、本実施形態による情報端末装置1は、例えば図4に示すように、自装置の筐体を構成する本体部16それぞれの両端に可動状態検知部110を内蔵している。ここで本実施形態による可動状態検知部110は、三軸加速度センサである。そして、例えば本実施形態による制御部12がそれぞれの加速度センサ(可動状態検知部110)が検出する加速度の差分を演算することで、情報端末装置1の開閉状態(単に「開状態」、「閉状態」のみならず、その開閉の角度まで)を算出することが可能となる。なお、本実施形態による可動状態検知部110は、これと同等の目的を達成することができる機能を備えるものであればこの態様に限定されない。
図3に示したように、本実施形態による情報端末装置1は、二つの本体部16を連結する筐体可動部15の機能により情報端末装置1自身を「開状態」、「閉状態」、「中間状態」とすることができ、様々なユーザシーンに対応できるものとなっている。この場合、本実施形態による情報端末装置1は、例えば図4に示すように、自装置の筐体を構成する本体部16それぞれの両端に可動状態検知部110を内蔵している。ここで本実施形態による可動状態検知部110は、三軸加速度センサである。そして、例えば本実施形態による制御部12がそれぞれの加速度センサ(可動状態検知部110)が検出する加速度の差分を演算することで、情報端末装置1の開閉状態(単に「開状態」、「閉状態」のみならず、その開閉の角度まで)を算出することが可能となる。なお、本実施形態による可動状態検知部110は、これと同等の目的を達成することができる機能を備えるものであればこの態様に限定されない。
図5は、本発明の第一の実施形態による補正値テーブルの態様を説明する図である。
本実施形態による情報端末装置1は、例えば図4に示したような可動状態検知部110に基づいて検知した自装置の各可動状態と、磁気センサ10が出力する方位情報に加算する補正値を対応付けた補正値テーブルを記憶部13に登録している。ここで上述した「可動状態」とは、図5に示す補正値テーブルにおいては「開閉角度」として定義される。すなわち情報端末装置1は、「開状態」、「閉状態」及びその「中間状態」に対応する開閉角度の所定範囲ごとに、その補正値を対応付けて補正値テーブルに登録している。ここで情報端末装置1の筐体可動部15が0°から180°の範囲で開閉可能の場合、例えば、可動状態検知部110は「開状態」を開閉角度「150°〜180°」と、「閉状態」を開閉角度「0°〜30°」と対応させる。そして可動状態検知部110は「中間状態」を例えば「30°〜60°」、「60°〜90°」、・・・と段階的に対応させ、当該開閉角度ごとに異なる補正値を適用する。
本実施形態による情報端末装置1は、例えば図4に示したような可動状態検知部110に基づいて検知した自装置の各可動状態と、磁気センサ10が出力する方位情報に加算する補正値を対応付けた補正値テーブルを記憶部13に登録している。ここで上述した「可動状態」とは、図5に示す補正値テーブルにおいては「開閉角度」として定義される。すなわち情報端末装置1は、「開状態」、「閉状態」及びその「中間状態」に対応する開閉角度の所定範囲ごとに、その補正値を対応付けて補正値テーブルに登録している。ここで情報端末装置1の筐体可動部15が0°から180°の範囲で開閉可能の場合、例えば、可動状態検知部110は「開状態」を開閉角度「150°〜180°」と、「閉状態」を開閉角度「0°〜30°」と対応させる。そして可動状態検知部110は「中間状態」を例えば「30°〜60°」、「60°〜90°」、・・・と段階的に対応させ、当該開閉角度ごとに異なる補正値を適用する。
ここで本実施形態による磁気センサ10は、方位情報をX、Y、Z方向の三つのパラメータで検知するものであるから、本実施形態による補正値テーブルも、図5に示すように、各軸に対応する補正値が登録されている。なお以降の説明において、磁気センサ10が検知した方位情報の各軸に対応するパラメータをXd、Yd、Zdとする。
本実施形態による方位算出部120は、磁気センサ10から方位情報を入力した後、可動状態検知部110が検知した情報端末装置1の可動状態を取得し、さらに表示部14に記憶された補正値テーブルを参照する。次に方位算出部120は、補正値テーブルにおいて自装置における現在の可動状態(開閉角度)に対応する補正値を読み出して、磁気センサ10から入力した方位情報に加算する処理を行う。方位算出部120は、このようにして得た補正方位情報を出力する。
図6は、本発明の第一の実施形態による方位算出部における処理フローを説明するフローチャート図である。
上述した方位算出部120の具体的な処理フローを、図6を参照しながら順を追って説明する。まず、図6に示すフローチャートの最初の段階では、利用者が方位情報の取得を要する所定のアプリケーション機能(例えば、ナビゲーションシステム等)を立ち上げた状態にあるとする。
上述した方位算出部120の具体的な処理フローを、図6を参照しながら順を追って説明する。まず、図6に示すフローチャートの最初の段階では、利用者が方位情報の取得を要する所定のアプリケーション機能(例えば、ナビゲーションシステム等)を立ち上げた状態にあるとする。
この状態において、方位算出部120は磁気センサ10が検知する方位情報を入力する(ステップS11)。上述したように、本実施形態による磁気センサ10は、地磁気を三軸で検知できるセンサであるから、方位算出部120は、方位情報を各軸に対応する三つのパラメータ(Xd、Yd、Zd)として入力する。
次に方位算出部120は、可動状態検知部110を用いて自装置における筐体の可動状態を検知する(ステップS12)。ここで上述したように、本実施形態による可動状態検知部110は、例えば本体部16それぞれの両端に備えられた加速度センサである(図4)。そして制御部12が二つの加速度センサである可動状態検知部110が検知した加速度情報の差分を演算して可動状態を検知する。ここで制御部12が検知した「可動状態」とは、上述したように情報端末装置1自身の筐体の開閉角度である(図5)。
次に方位算出部120は、記憶部13に記憶された補正値テーブルを参照して、ステップS11で検知した可動状態すなわち開閉角度に対応する補正値を読み出す。そして、ステップS11で入力した方位情報に当該補正値を加算して算出した補正方位情報を出力する(ステップS13)。
例えば、利用者が情報端末装置1を利用している際の筐体の角度が45°であったとする。このとき、方位算出部120はステップS12において筐体の可動状態(開閉角度)が45°であることを検知する。そして、方位算出部120はステップS13において、補正値テーブルの開閉角度45°(30°〜60°)に対応する補正値(X2、Y2、Z2)を読み取る。そして、ステップS11にて磁気センサ10から入力した方位情報(Xd、Yd、Zd)に当該補正値(X2、Y2、Z2)を加算し、補正方位情報(Xd+X2、Yd+Y2、Zd+Z2)を出力する。ここで出力された補正方位情報は、利用者が利用中のアプリケーション機能に渡され、当該補正方位情報を用いた処理が実行されることとなる。
そして方位算出部120は、磁気センサ10が動作を継続するか否かを判定し(ステップS14)、さらに方位情報の検知を継続する場合には、ステップS11に戻って上述した処理フローを繰り返す(ステップS14→Y)。一方、方位情報の取得を要するアプリケーション機能が利用者の操作によって終了された場合等、磁気センサ10がその動作を継続しない状態となった場合には、方位算出部120はその処理を終了する(ステップS14→N)。
本実施形態による情報端末装置1は、上述したような処理フローを行うことで、筐体の開閉が連続的に変化する場合においてもその開閉角度ごとに最適化された補正値で補正された補正方位情報を得ることができる。ここで当該補正値の具体的な値は、予め実験等によって特定しておく。
以上、本発明の第一の実施形態による情報端末装置によれば、利用者による多彩な利用形態に適宜対応した方位情報の補正が行われるので、精度の高い方位計測が可能な情報端末装置を実現することができる。
以上、本発明の第一の実施形態による情報端末装置によれば、利用者による多彩な利用形態に適宜対応した方位情報の補正が行われるので、精度の高い方位計測が可能な情報端末装置を実現することができる。
<第二の実施形態>
以下、本発明の第二の実施形態による情報端末装置を、図面を参照して説明する。
図7は、本発明の第二の実施形態による情報端末装置の機能構成を示す図である。
なお本実施形態による情報端末装置1の説明においては、第一の実施形態による情報端末装置1と同一の機能構成については同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。
以下、本発明の第二の実施形態による情報端末装置を、図面を参照して説明する。
図7は、本発明の第二の実施形態による情報端末装置の機能構成を示す図である。
なお本実施形態による情報端末装置1の説明においては、第一の実施形態による情報端末装置1と同一の機能構成については同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。
図7に示すように、第二の実施形態による情報端末装置1は、負荷状態検知部121を備えている。負荷状態検知部121は、情報端末装置1の制御部12における処理の負荷を検知する機能部である。すなわち、負荷状態検知部121は、情報端末装置1の制御部12における処理の負荷状態が「高負荷状態」にあるか否かを検知する。より具体的に説明すると、本実施形態による負荷状態検知部121は、例えば、単位時間当たりにCPUが何らかの処理を実行している時間の割合から算出される「CPU使用率」を参照する。そして負荷状態検知部121は、当該CPU使用率が所定の閾値以上と判定した場合には、情報端末装置1の制御部12における負荷状態を「高負荷状態」と検知する。なお負荷状態検知部121は、図7に示すように、制御部12自身がその状態検知機能を有する態様であってもよい。
方位算出部120は、磁気センサ10が取得した方位情報を入力する。当該入力した方位情報に、ここで本実施形態による方位算出部120は、上記「負荷状態」に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力する。すなわち方位算出部120は「所定の補正処理」として、上記負荷状態に応じて、磁気センサ10から入力する方位情報に基づく補正方位情報の求め方を適切に変化させる機能を有する。
より具体的に説明すると、本実施形態による方位算出部120は、制御部12において多量の情報処理が実行され「高負荷状態」となっている場合には、磁気センサ10から方位情報を複数回入力し、当該複数の方位情報の平均値を算出する処理を行う。そして方位算出部120は、算出された方位情報の平均値を補正方位情報として出力する処理を行う。
ここで、自装置における処理負荷、すなわち回路基板上を流れる電流により生じる磁界がノイズとなり、計測方位が不規則に増減し得る。このようなノイズは、情報端末装置内における処理負荷に応じて経時的に不規則に増減するものである。そこで本実施形態による方位算出部120は、上述したような平均値算出処理を行うことにより、ノイズにより経時的に不規則に増減する方位情報の値を一定化することを実現している。
図8は、本発明の第二の実施形態による方位算出部における処理フローを説明するフローチャート図である。
上述した第二の実施形態による方位算出部120の具体的な処理フローを、図8を参照しながら順を追って説明する。まず、図8に示すフローチャートの最初の段階では、利用者が方位情報の取得を要する所定のアプリケーション機能(例えば、ナビゲーションシステム等)を立ち上げた状態にあるとする。
上述した第二の実施形態による方位算出部120の具体的な処理フローを、図8を参照しながら順を追って説明する。まず、図8に示すフローチャートの最初の段階では、利用者が方位情報の取得を要する所定のアプリケーション機能(例えば、ナビゲーションシステム等)を立ち上げた状態にあるとする。
この状態において、まず方位算出部120は負荷状態検知部121を介して自装置の制御部12における処理の負荷状態を検知する(ステップS21)。ここで、負荷状態検知部121は、上述したように、制御部12におけるCPU使用率を算出し、当該CPU使用率が所定の閾値以上である場合には、自装置における処理が「高負荷状態」であると検知する。
続いて方位算出部120は、負荷状態検知部121が検知した自装置の処理状態が「高負荷状態」であるか否かを判定する(ステップS22)。そして、自装置の処理状態が高負荷状態でなかった場合(ステップS22→N)には、方位算出部120は磁気センサ10が検知する方位情報を入力する(ステップS23)。ここで第一の実施形態の場合と同様に、本実施形態による磁気センサ10は、地磁気を三軸で検知できるセンサであり、方位算出部120は、方位情報を各軸に対応する三つのパラメータ(Xd、Yd、Zd)として入力する。
一方、自装置の処理状態が高負荷状態であった場合(ステップS22→Y)には、方位算出部120は磁気センサ10が検知する方位情報を複数回入力する(ステップS24)。例えば、方位算出部120はステップS24において連続して10回、磁気センサ10から方位情報を取得する。そして方位算出部120は、自身が有する所定の記憶領域(レジスタ等)に当該入力した複数(10個)の方位情報を記憶しておく。
次に方位算出部120は、ステップS24で磁気センサ10から入力した複数(10個)の方位情報の平均値を算出する演算処理を行う(ステップS25)。このようにすれば、方位算出部120は、ノイズによって経時的に不規則に増減する方位情報の平均値を出力することになるので方位情報が安定化され、ノイズの影響を実質的に除外することができる。
次に方位算出部120は、ステップS22にて自装置の処理が高負荷状態であった場合には、ステップS24〜ステップS25を介して算出した複数の方位情報の平均値を補正方位情報として出力する(ステップS26)。なおステップS22で自装置の処理が高負荷状態でなかった場合には、方位算出部120はステップS23で入力した方位情報をそのまま補正方位情報として出力する。すなわちこの場合、方位算出部120は実質的な演算処理を行わない。
そして方位算出部120は、磁気センサ10が動作を継続するか否かを判定し(ステップS27)、さらに方位情報の検知を継続する場合には、ステップS21に戻って上述した処理フローを繰り返す(ステップS27→Y)。一方、磁気センサ10がその動作を継続しない状態となった場合には、方位算出部120はその処理を終了する(ステップS27→N)。
本実施形態による情報端末装置1は、上述したような処理フローを行うことで、高負荷状態において発生し得るノイズの影響を低減し、当該高負荷時であっても適切な補正処理がなされた補正方位情報を得ることができる。また、上記処理フローによれば、方位算出部120による平均化処理が実施されるのは自装置が高負荷状態にある場合に限定されるので、情報端末装置1は方位検出の平均化処理に基づく処理の負担増を最小限に留めることができる。
以上、本発明の第二の実施形態による情報端末装置によれば、CPUの処理負荷が高負荷となっている場合において方位情報の平均化処理が行われるので、精度の高い方位計測が可能な情報端末装置を実現することができる。
以上、本発明の第二の実施形態による情報端末装置によれば、CPUの処理負荷が高負荷となっている場合において方位情報の平均化処理が行われるので、精度の高い方位計測が可能な情報端末装置を実現することができる。
なお、方位算出部120はステップS25において複数入力した方位情報から平均値を演算する処理を実施したが、第二の実施形態による方位算出部120の処理はこの態様に限定されない。例えば、方位算出部120は、平均値の代わりに中央値を算出してもよい。このようにすることで、方位算出部120は突発的な異常値の影響を受けにくくなり、よりノイズの影響を低減することができる。
また第一の実施形態による情報端末装置1は、その筐体が折り畳み式であることを特徴としていたが、第二の実施形態による情報端末装置1は、筐体が折り畳み式であるという態様に限定されることはない。
<第三の実施形態>
以下、本発明の第三の実施形態による情報端末装置を、図面を参照して説明する。
図9は、本発明の第三の実施形態による情報端末装置の機能構成を示す図である。
なお本実施形態による情報端末装置1の説明においては、第一の実施形態及び第二の実施形態による情報端末装置1と同一の機能構成については同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。
以下、本発明の第三の実施形態による情報端末装置を、図面を参照して説明する。
図9は、本発明の第三の実施形態による情報端末装置の機能構成を示す図である。
なお本実施形態による情報端末装置1の説明においては、第一の実施形態及び第二の実施形態による情報端末装置1と同一の機能構成については同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。
図9に示すように、本実施形態による情報端末装置1は、状態検知部11の一態様である可動状態検知部110と負荷状態検知部121の両方を備える構成となっている。すなわち、第一の実施形態による情報端末装置1と第二の実施形態による情報端末装置1の機能の両方を備えている。そして、本実施形態による方位算出部120は、第一の実施形態で説明した開閉状態に応じた補正値加算処理、及び、第二の実施形態で説明した方位情報の平均化処理の両方を実施する。このように二つの機能を併用することによって、本実施形態による情報端末装置1はより精度の高い方位検出を実現することが可能となっている。
図10は、本発明の第三の実施形態による方位算出部における処理フローを説明するフローチャート図である。
上述した第三の実施形態による方位算出部120の具体的な処理フローを、図10を参照しながら順を追って説明する。まず、図10に示すフローチャートの最初の段階では、利用者が方位情報の取得を要する所定のアプリケーション機能(例えば、ナビゲーションシステム等)を立ち上げた状態にあるとする。
上述した第三の実施形態による方位算出部120の具体的な処理フローを、図10を参照しながら順を追って説明する。まず、図10に示すフローチャートの最初の段階では、利用者が方位情報の取得を要する所定のアプリケーション機能(例えば、ナビゲーションシステム等)を立ち上げた状態にあるとする。
この状態において、まず方位算出部120は、第二の実施形態の方位算出部120によるステップS21〜S25の処理フローと同等の処理を行う。すなわち、負荷状態検知部121を介して自装置の制御部12における処理の負荷状態を検知し、高負荷時でなかった場合には、通常通り磁気センサ10から方位情報を入力し、一方、高負荷時であった場合には、磁気センサ10から入力する方位情報の平均値を算出する処理を実施する(ステップS31〜S35)。
続いて本実施形態による方位算出部120は、可動状態検知部110を用いて自装置における筐体の可動状態を検知する(ステップS36)。ここで上述したように、本実施形態による可動状態検知部110は、例えば本体部16それぞれの両端に備えられた加速度センサである(図4)。そして制御部12が二つの加速度センサである可動状態検知部110が検知した加速度情報の差分を演算して可動状態を検知する。ここで制御部12が検知した「可動状態」とは、上述したように、筐体の開閉角度である(図5)。
次に方位算出部120は、記憶部13に記憶された補正値テーブルを参照して、ステップS11で検知した可動状態すなわち開閉角度に対応する補正値を読み出す。そして、方位算出部120は、ステップS33で入力した方位情報、または、ステップS34〜S35を経て算出された方位情報の平均値のいずれかに当該補正値を加算して算出した補正方位情報を出力する(ステップS37)。このようにすることで、方位算出部120は、高負荷状態において発生するノイズの影響を低減するとともに、筐体の可動状態に応じた適切な補正処理を実行することができる。
そして方位算出部120は、磁気センサ10が動作を継続するか否かを判定し(ステップS38)、さらに方位情報の検知を継続する場合には、ステップS31に戻って上述した処理フローを繰り返す(ステップS38→Y)。一方、磁気センサ10がその動作を継続しない状態となった場合には、方位算出部120はその処理を終了する(ステップS38→N)。
本実施形態による情報端末装置1は、上述したような処理フローを行うことで、高負荷状態において発生し得るノイズの影響を低減し、当該高負荷時であっても適切な補正処理がなされた補正方位情報を得ることができる。さらに、情報端末装置1は、筐体の開閉が連続的に変化する場合においてもその開閉角度ごとに最適化された補正値で補正された補正方位情報を得ることができる。
以上、本発明の第一の実施形態による情報端末装置によれば、可動状態における補正値加算及びノイズの影響を低減させる平均化処理の両方を実行することができ、精度の高い方位計測が可能な情報端末装置を実現することができる。
以上、本発明の第一の実施形態による情報端末装置によれば、可動状態における補正値加算及びノイズの影響を低減させる平均化処理の両方を実行することができ、精度の高い方位計測が可能な情報端末装置を実現することができる。
なお、上述の情報端末装置1は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した情報端末装置1の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)または半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
1・・・情報端末装置
10・・・磁気センサ
110・・・可動状態検知部
12・・・制御部
120・・・方位算出部
121・・・負荷状態検知部
13・・・記憶部
14・・・表示部
15・・・筐体可動部
16・・・本体部
10・・・磁気センサ
110・・・可動状態検知部
12・・・制御部
120・・・方位算出部
121・・・負荷状態検知部
13・・・記憶部
14・・・表示部
15・・・筐体可動部
16・・・本体部
Claims (9)
- 磁気センサが取得した方位情報を入力するとともに、当該方位情報に、自装置の筐体における開状態、閉状態及び中間状態に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力する方位算出部と、
を備えることを特徴とする情報端末装置。 - 自装置の筐体を開状態、閉状態及びその中間状態に設定可能な筐体可動部と、
前記筐体可動部における可動状態を検知する可動状態検知部と、
を備え、
前記方位算出部は、
前記所定の補正処理として、前記方位情報に、前記可動状態に応じた補正値を加算して得た補正方位情報を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。 - 前記可動状態と、前記補正値と、を対応付けて登録した補正値テーブルが記憶された記憶部と、
を備え、
前記方位算出部は、
前記補正値テーブルにおいて前記可動状態検知部が検知した可動状態に対応付けられた補正値を加算して前記補正方位情報を出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報端末装置。 - 自装置における処理の負荷状態を検知する負荷状態検知部と、
を備え、
前記方位算出部は、さらに、
前記所定の補正処理として、前記負荷状態が高負荷状態であった場合において、前記磁気センサから前記方位情報を複数回入力し、当該入力した複数の方位情報に基づいて前記補正方位情報を出力する
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の情報端末装置。 - 前記筐体可動部は、
自装置の筐体を構成する二以上の本体部をその端部で連結するとともに、当該本体部の端部を軸として回転方向に移動可能とするヒンジであって、
前記可動状態検知部は、
前記二以上の本体部の各々に取り付けられた二以上の加速度センサである
ことを特徴とする請求項2から請求項4の何れか一項に記載の情報端末装置。 - 磁気センサが取得した方位情報を入力するとともに、当該方位情報に、自装置における処理の負荷状態が高負荷状態であるか否かに応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力する方位算出部と、
を備えることを特徴とする情報端末装置。 - 前記方位算出部は、
前記負荷状態が高負荷状態であった場合において、前記磁気センサから入力した複数の方位情報の平均値を算出し、当該平均値に基づいて前記補正方位情報を出力する
ことを特徴とする請求項4または請求項6に記載の情報端末装置。 - 情報端末装置の磁気センサから入力した方位情報についての補正方法であって、
前記方位情報に、自装置の筐体における開状態、閉状態及び中間状態に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力する
ことを特徴とする補正方法。 - 情報端末装置のコンピュータを、
磁気センサが取得した前記方位情報を入力するとともに、当該方位情報に、自装置の筐体における開状態、閉状態及び中間状態に応じた所定の補正処理を施して補正方位情報を出力する方位算出手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013041550A JP2014171073A (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | 情報端末装置、補正方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013041550A JP2014171073A (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | 情報端末装置、補正方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014171073A true JP2014171073A (ja) | 2014-09-18 |
Family
ID=51693162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013041550A Pending JP2014171073A (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | 情報端末装置、補正方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014171073A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109587317A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-04-05 | Oppo广东移动通信有限公司 | 一种校准方法、装置以及计算机存储介质 |
-
2013
- 2013-03-04 JP JP2013041550A patent/JP2014171073A/ja active Pending
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