JP2014171025A - ケーブル診断装置及びケーブル診断方法 - Google Patents

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崇 桑原
Hidemasa Ohashi
英征 大橋
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Abstract

【課題】記憶領域を多く必要とせず、ケーブル故障を自動で複数箇所検知する。
【解決手段】ネットワーク部分の抵抗を表す仮想抵抗素子305、信号線301とグラウンド線303との接続を表す仮想抵抗素子306、信号線302とグラウンド線303との接続を表す仮想抵抗素子307の各直流抵抗値を測定する抵抗値測定手段(電源部102、信号間観測部103及び仮想抵抗素子換算部104)と、ケーブル3及び終端抵抗304に関するパラメータを基に、仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値の最小値及び最大値を算出する抵抗最小・最大値算出手段(診断パラメータ入力部105及び最小・最大値計算部106)と、仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値と、各直流抵抗値の最小値及び最大値とを比較して、ケーブル3の状態を診断するケーブル状態診断部108とを備えた。
【選択図】図3

Description

この発明は、有線のケーブルを用いたネットワークに対し、当該ケーブルの故障診断を行うケーブル診断装置及びケーブル診断方法に関するものである。
有線のケーブルを用いて構成されたネットワークにおいては、ケーブルの状態が伝送品質に影響する。ケーブルの簡単な故障例としては、例えばショート(短絡)や断線(開放)がある。
ケーブル診断方法の一つとして、TDR(Time Domain Reflectometry)法と呼ばれる方法があり、例えば特許文献1には最も基本的なTDR法を用いた手法が開示されている。すなわち、特許文献1の手法では、測定対象物に所定の信号を送出することでその反射信号を得て、正常時との信号反射時間の差を見ることで、ケーブルの断線状態を判断している。
また、反射信号が予め用意された正常範囲を示す上限値や下限値を超えた場合に、信号線が故障していると知らせる手法も開示されている(例えば特許文献2参照)。
また、TDR法を用いて、故障モードと仮想の故障位置を自動的に変更しながら、演算された反射波形と実測された反射波形とを自動的に比較し、一定条件での一致がとれたときにその故障モードおよび仮想の故障位置を表示する手法が開示されている(例えば特許文献3参照)。これらの手法では、人手を介入することなく、かつ人為的な誤差を招くことなく、故障位置を推定することができる。
以上の3つの文献では、ケーブル診断を行う際に、正常時の場合と比較することを特徴としている。それに対し、例えば非特許文献1には、差動信号線路と終端抵抗とから構成されるネットワークをπ型終端等価回路で表すことにより、断線と短絡の複合故障を見つける手法が開示されている。
特開平1−176959号公報 特開2011−185655号公報 特開平2−234521号公報
電子情報通信学会総合大会2011年予稿集A−9−3
しかしながら、特許文献1に開示された手法では、ケーブルの断線箇所しか特定できないという課題があった。また、人手による介在が必要であり、人為的な測定誤差を生じる可能性があるという課題もあった。
また、特許文献2,3に開示された手法では、故障判定は自動化されているものの、測定対象が初めから故障を抱えている場合を想定しておらず、正常時の測定データが必要であるという課題があった。
さらに、特許文献1〜3に開示された手法では、複数箇所で起きている故障を検知できず、単一故障しか検知できないという課題があった。
また、非特許文献1に開示された手法では、複数個所で起きている故障は検知できるが、想定されうる仮想抵抗素子の組み合わせパターンに冗長性が多いために仮想抵抗素子組み合わせパターンを保存するデータ格納部(メモリ等の記憶領域)を多く必要とするという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、記憶領域を多く必要とせず、ネットワークにおけるケーブルの故障を自動で複数箇所検知できるケーブル診断装置及びケーブル診断方法を提供することを目的としている。
この発明に係るケーブル診断装置は、第1,2信号線である差動信号線、及びグラウンド線からなるケーブルと、当該差動信号線の終端に接続された終端抵抗とを用いて構成されたネットワークに対し、当該ケーブルの故障診断を行うケーブル診断装置であって、ネットワーク部分の抵抗を表す第1仮想抵抗素子、第1信号線とグラウンド線との接続を表す第2仮想抵抗素子、及び第2信号線とグラウンド線との接続を表す第3仮想抵抗素子の、各直流抵抗値を測定する抵抗値測定手段と、ケーブル及び終端抵抗に関するパラメータに基づいて、第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値の最小値及び最大値を算出する抵抗最小・最大値算出手段と、抵抗値測定手段により測定された第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値と、抵抗最小・最大値算出手段により算出された第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値の最小値及び最大値とを比較することで、ケーブルの状態を診断するケーブル状態診断部とを備えたものである。
また、この発明に係るケーブル診断方法は、ネットワーク部分の抵抗を表す第1仮想抵抗素子、第1信号線とグラウンド線との接続を表す第2仮想抵抗素子、及び第2信号線とグラウンド線との接続を表す第3仮想抵抗素子の、各直流抵抗値を測定する抵抗値測定ステップと、ケーブル及び終端抵抗に関するパラメータに基づいて、第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値の最小値及び最大値を算出する抵抗最小・最大値算出ステップと、抵抗値測定ステップにおいて測定した第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値と、抵抗最小・最大値算出ステップにおいて算出した第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値の最小値及び最大値とを比較することで、ケーブルの状態を診断するケーブル状態診断ステップとを有するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、予め正常時の観測データや仮想抵抗素子の組み合わせパターンを必要とせず、ネットワークに初めから故障がある場合でも、人手を介入すること無く、正常時も含めた短絡と開放の複合故障など複数箇所にて起きている故障を自動で判断できる。また、直流抵抗値を測定する手法のため、TDR測定法のような高価な波源やオシロスコープやサンプラなどの高価な機械を必要とせず、装置のコストダウンにも貢献する。
この発明の実施の形態1に係るネットワークの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るネットワークを等価回路化した図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブル診断装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブル診断装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るケーブル状態と仮想抵抗素子状態との対応を示す表である。 この発明の実施の形態2に係るケーブル診断装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るケーブル診断装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係るケーブル診断装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態5に係るケーブル診断装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態6に係るネットワークの構成を示す図である。 この発明の実施の形態7に係るケーブル診断装置が組み込まれた通信端末の構成を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の各実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るケーブル診断装置1が適用されるネットワークの構成を示す図である。
ネットワークには、図1に示すように、複数の通信端末2がケーブル(シリアルケーブル)3を介して接続されている。このケーブル3は、2本1組の差動信号線(第1,2信号線)301,302と、1本のシールド線(グラウンド線)303とから構成されている。また、差動信号線301,302の終端には終端抵抗304が接続されている。
差動信号線301,302の特性インピーダンスは、例えば通常単線ではR[Ω]とする。また、差動モードでは例えば2R[Ω]とし、終端抵抗304の抵抗値も2R[Ω]とすることにより終端における差動信号の反射を無くす。
そして、本発明のケーブル診断装置1では、図1に示すネットワークにおけるケーブル3の状態(故障箇所及び故障種別)を診断するため、ネットワークを図2に示すような3つの仮想抵抗素子(第1〜第3仮想抵抗素子)305〜307で表した等価回路を用いる。そして、この仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値を測定し、当該各直流抵抗値をケーブル状態との対応表(図5参照)と照らし合わせることにより、ケーブル3にどのような故障(短絡、断線)が発生しているか診断する。
なお、等価回路では、線301〜303及び仮想抵抗素子305〜307自体に対し、長さの概念は特に考慮しない。
なお、仮想抵抗素子305は、ケーブル3と終端抵抗304とから構成されるネットワーク部分の抵抗を表している。
また、仮想抵抗素子306は、信号線301とシールド線303との接続を表している。ここで、仮想抵抗素子306の測定抵抗値が数キロΩを超えるような非常に大きな値であれば、信号線301はシールド線303と繋がってないため、信号線301がグラウンド短絡を起こしてないことが分かる。一方、抵抗値が0もしくは数Ω程度の低い値であれば、信号線301はシールド線303と繋がっていることになり、信号線301がグラウンド短絡を引き起こしていることが分かる。
また、仮想抵抗素子307は、仮想抵抗素子306と同じ役割を担っており、信号線301とシールド線303の関係が、信号線302とシールド線303の関係に変わったものである。
次に、本発明のケーブル診断装置1の構成について説明する。
図3はこの発明の実施の形態1に係るケーブル診断装置1の構成を示す図である。
ケーブル診断装置1は、図3に示すように、端子台101、電源部102、信号間観測部103、仮想抵抗素子換算部104、診断パラメータ入力部105、最小・最大値計算部106、最小・最大値記憶部107及びケーブル状態診断部108から構成されている。
端子台101は、ケーブル3の線301〜303と接続される端子1011〜1013を有するものである。ここで、ケーブル3の信号線301はPos端子1011と接続され、信号線302はNeg端子1012と接続され、シールド線303はGND端子1013と接続される。
なお、ケーブル診断装置1は、ケーブル3及び終端抵抗304による直流抵抗値を測定する方式のため、設置箇所はネットワークの端のみに制限されず、ネットワークの中間に設置しても構わない。
電源部102は、ケーブル3及び終端抵抗304による直流抵抗値を測るため、差動信号線301,302に電圧を供給するものである。この電源部102は、Pos端子1011と接続して信号線301に対して電圧を供給する波源1021と、Neg端子1012と接続して信号線302に対して電圧を供給する波源1022とを有している。
信号間観測部103は、端子台101の各端子1011〜1013と接続され、電源部102により電圧が供給された状態において、信号線301と信号線302との間(Pos/Neg間)、信号線301とシールド線303との間(Pos/GND間)及び信号線302とシールド線303との間(Neg/GND間)の、各電圧値及び電流値を観測するものである。
仮想抵抗素子換算部104は、電源部102により供給された電圧の値及び信号間観測部103により観測された各電圧値及び電流値に基づいて、仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値に換算するものである。
なお、電源部102、信号間観測部103及び仮想抵抗素子換算部104は、本発明の抵抗値測定手段に相当する。
診断パラメータ入力部105は、ケーブル診断を行う際に必要なケーブル3及び終端抵抗304に関する所定のパラメータを入力するものである。この診断パラメータ入力部105は、ケーブル3の最大長を入力するケーブル最大長入力部1051と、ケーブル3の単位長さあたりの電気抵抗値を入力するケーブル電気抵抗値入力部1052と、終端抵抗値を入力する終端抵抗値入力部1053とを有している。
最小・最大値計算部106は、診断パラメータ入力部105により入力された各パラメータに基づいて、仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値の最小値及び最大値を計算するものである。
なお、診断パラメータ入力部105及び最小・最大値計算部106は、本発明の抵抗最小・最大値算出手段に相当する。
最小・最大値記憶部107は、最小・最大値計算部106により計算された仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値の最小値及び最大値を記憶するものである。
ケーブル状態診断部108は、仮想抵抗素子換算部104により換算された仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値と、最小・最大値記憶部107に記憶された仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値の最小値及び最大値とを比較することで、ケーブル3の状態を診断するものである。
次に、上記のように構成されたケーブル診断装置1の動作について、図4を参照しながら説明する。
ケーブル診断装置1の動作では、図4に示すように、まず、抵抗値測定手段は、仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値を測定する(ステップST1、抵抗値測定ステップ)。すなわち、電源部102が差動信号線301,302に電圧を供給し、信号間観測部103がPos/Neg間、Pos/GND間及びNeg/GND間の各電圧値及び電流値を観測することで、仮想抵抗素子換算部104が仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値に換算する。
ここで、仮想抵抗素子305の直流抵抗値を求める場合には、波源1021が電圧を印加する。この際、印加した電圧値V1を電圧情報として信号間観測部103に伝える。そして、印加された電圧はPos端子1011まで伝わり、ここからケーブル3を伝ってネットワークを(信号線301、他の通信端末2、信号線302、Neg端子1012の順に)一周して、Neg端子1012から信号間観測部103に入る。このときの電圧値をV2とし、電流値をI2とする。ここで、電圧がネットワークを一周する間には種々の抵抗成分(これを一つのブラックボックスと考え、一周してくる間の全部の電気抵抗値をR[Ω]とする)があり、電圧降下が起きるため、V1>V2となる。そのため、電流が正常にネットワークを流れている場合には、V1=V2+R・I2となり、Rを求めることができる。一方、波源1022から電圧を印加した場合についても、上記と同様の動作を逆ループで行うだけであるため、電流が正常にネットワークを流れている場合には、V2=V1+R・I1となり、同じ値のRを求めることができる。
また、仮想抵抗素子306の直流抵抗値を求める場合には、印加電圧が波源1021からPos端子1011を介してケーブル3に流れ、GND端子1013から戻ってくるのを観測することで求めることができる。
また、仮想抵抗素子307の直流抵抗値を求める場合には、印加電圧が波源1022からNeg端子1012を介してケーブル3に流れ、GND端子1013から戻ってくるのを観測することで求めることができる。
次いで、抵抗最小・最大値算出手段は、ケーブル3及び終端抵抗304に関するパラメータに基づいて、仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値の最小値及び最大値を算出する(ステップST2、抵抗最小・最大値算出ステップ)。すなわち、診断パラメータ入力部105はケーブル3及び終端抵抗304に関する各パラメータ(ケーブル3の最大長、ケーブル3の単位長さあたりの電気抵抗値、及び終端抵抗値)を入力し、最小・最大値計算部106はこれらのパラメータから仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値の最小値及び最大値を計算する。
その後、各直流抵抗値の最小値及び最大値を最小・最大値記憶部107に記憶する。この際、最小・最大値記憶部107は、例えば図5に示すようなケーブル3の状態と仮想抵抗素子305〜307の状態との対応表を作成して、記憶する。
なお、最小・最大値計算部106による正常時での仮想抵抗素子305〜307(R1〜R3)の最大値の計算式(1)〜(3)は、以下の通りである。
ただし、ケーブル最大長をL[m]、ケーブルの電気抵抗値をr[Ω/m]、終端抵抗値を2R[Ω]で±5%の製造誤差とする。また、R1が最大値となる終端抵抗値の条件は誤差+5%の2R×1.05=2.1R[Ω]であり、R1が最小となる終端抵抗値の条件は誤差−5%の2R×0.95=1.9R[Ω]である。
R1max=(2×L÷2×r+2R×1.05)÷2[Ω] (1)
R2max=∞[Ω] (2)
R3max=∞[Ω] (3)
また、最小・最大値計算部106による正常時でのR1〜R3の最小値の計算式(4)〜(6)は、L=0[m]の場合であり、以下の通りである。
R1min=2R×0.95÷2=0.95R[Ω] (4)
R2min=∞[Ω] (5)
R3min=∞[Ω] (6)
次いで、ケーブル状態診断部108は、仮想抵抗素子換算部104により換算された仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値と、最小・最大値記憶部107に記憶された仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値の最小値及び最大値(図5に示す対応表)とを比較することで、ケーブル2の状態を診断する(ステップST3、ケーブル状態診断ステップ)。
ここで、図5に示す対応表には、ケーブル3の状態と、それに対応して各仮想抵抗素子305〜307(R1〜R3)が取りうる最小値(MIN)と最大値(MAX)とが記されており、測定値と最小値及び最大値との大小比較を行い、この最小値と最大値の間に収まる条件でのケーブル3の状態を確認する。
なお、図5では、一例として、終端抵抗値2R=100[Ω]、ケーブルの電気抵抗値r=34.5[Ω/km]、ケーブル最大長L=1200[m]とした。図5のように、本発明では、正常時とは別に10種類の故障を判別することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、ネットワークを3つの仮想抵抗素子305〜307で表した等価回路を用い、この仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値を測定し、当該各直流抵抗値をケーブル状態との対応表と照らし合わせることにより、ケーブル3の故障診断を行うように構成したので、予め正常時の観測データや仮想抵抗素子の組み合わせパターンを必要とせず、ネットワークに初めから故障がある場合でも、人手を介入すること無く、正常時も含めた短絡と開放の複合故障など複数箇所にて起きている故障を自動で判断できる。また、直流抵抗値を測定する手法のため、TDR測定法のような高価な波源やオシロスコープやサンプラなどの高価な機械を必要とせず、装置のコストダウンにも貢献する。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2に係るケーブル診断装置1の構成を示す図である。図6に示す実施の形態5に係るケーブル診断装置1は、図3に示す実施の形態1に係るケーブル診断装置1の電源部102、信号間観測部103及び仮想抵抗素子換算部104を電源部102b、信号間電流観測部103b及び仮想抵抗素子換算部104bに変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
電源部102bは、ケーブル3及び終端抵抗304による直流抵抗値を測るため、差動信号線301,302に定電圧を供給するものである。この電源部102bは、定電圧源1023及び電源内部抵抗1024から構成されている。
信号間電流観測部103bは、端子台101の各端子1011〜1013と接続され、電源部102bにより定電圧が供給された状態において、信号線301と信号線302との間(Pos/Neg間)、信号線301とシールド線303との間(Pos/GND間)、信号線302とシールド線303との間(Neg/GND間)の、各電流値を観測するものである。
仮想抵抗素子換算部104bは、電源部102bにより供給された定電圧の値及び信号間電流観測部103bにより観測された各電流値に基づいて、仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値に換算するものである。
このように、定電圧源1023を用いることにより、電源部102bから出力される定電圧源1023の電圧値、及び信号間電流観測部103bに流れる各電流値に基づいて、仮想抵抗素子換算部104bにて、オームの法則により仮想抵抗素子305〜307の各抵抗値を求めることができる。すなわち、実施の形態2では、実施の形態1の構成に対して、電源部102bに定電圧源1023を用いており、必ずある値の電圧を出力するため、信号間電流観測部103bでは、電流を見るだけでネットワークを一周してきたR[Ω]が分かる。ただし、電源部102b内の回路のグラウンドは、シールド線303とは独立である。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3に係るケーブル診断装置1の構成を示す図である。図7に示す実施の形態3に係るケーブル診断装置1は、図3に示す実施の形態1に係るケーブル診断装置1の電源部102、信号間観測部103及び仮想抵抗素子換算部104を電源部102c、信号間電圧観測部103c及び仮想抵抗素子換算部104cに変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
電源部102cは、ケーブル3及び終端抵抗304による直流抵抗値を測るため、差動信号線301,302に定電流を供給するものである。この電源部102cは、定電流源1025及び電源内部抵抗1024から構成されている。
信号間電圧観測部103cは、端子台101の各端子1011〜1013と接続され、電源部102cにより定電流が供給された状態において、信号線301と信号線302との間(Pos/Neg間)、信号線301とシールド線303との間(Pos/GND間)、信号線302とシールド線303との間(Neg/GND間)の、各電圧値を観測するものである。
仮想抵抗素子換算部104cは、電源部102cにより供給された定電流の値及び信号間電圧観測部103cにより観測された各電圧値に基づいて、仮想抵抗素子305〜307の各直流抵抗値に換算するものである。
このように、定電流源1025を用いることにより、電源部102cから出力される定電流源1025の電流値、及び信号間電圧観測部103cにかかる各電圧値に基づいて、仮想抵抗素子換算部104cにて、オームの法則により仮想抵抗素子305〜307の各抵抗値を求めることができる。すなわち、実施の形態3では、実施の形態1の構成に対して、電源部102cに定電流源1025を用いており、必ずある値の電流を出力するため、信号間電圧観測部103cでは、電圧を見るだけでネットワークを一周してきたR[Ω]が分かる。ただし、電源部102c内の回路のグラウンドは、シールド線303とは独立である。
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4に係るケーブル診断装置1の構成を示す図である。図8に示す実施の形態4に係るケーブル診断装置1は、図3に示す実施の形態1に係るケーブル診断装置1に記憶部109を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
記憶部109は、ケーブル状態診断部108により診断されたケーブル3の故障に関する情報(故障情報)を記憶するものである。
このように、故障情報を記憶することで、実施の形態1における効果に加え、故障が複数回起きた場合にその発生する頻度を知ることができる。
実施の形態5.
図9はこの発明の実施の形態5に係るケーブル診断装置1の構成を示す図である。図9に示す実施の形態5に係るケーブル診断装置1は、図8に示す実施の形態4に係るケーブル診断装置1に故障報知部110を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
故障報知部110は、ケーブル状態診断部108により診断されたケーブル3の故障に関する情報を外部に報知する(例えばアラームを鳴らしたり、照明を光らせたりする等)ものである。また、図8では、ケーブル状態診断部108及び記憶部109の両方から故障情報を取得する場合を示しているが、いずれか一方のみから取得するように構成してもよい。
このように、故障情報を外部報知することで、実施の形態1における効果に加え、観測者は故障の発生を知ることができる。
実施の形態6.
図10はこの発明の実施の形態6に係るネットワークの構成を示す図である。図10に示す実施の形態6に係るネットワークは、図1に示す実施の形態1に係るネットワークに、ケーブル診断装置1が内蔵された通信端末4が追加されたものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
このように、通信端末4内にケーブル診断装置1の機能を搭載することで、通信端末4自身がケーブル3の診断機能をもつことが可能となる。
実施の形態7.
図11はこの発明の実施の形態7に係るケーブル診断装置1が内蔵された通信端末4の構成を示す図である。
通信端末4は、端子台401、通信用コンピュータ402及びケーブル診断装置1から構成されている。
端子台401は、端子台101と同一構成であり、ケーブル3の線301〜303と接続される3つの端子(不図示)を有するものである。ここで、ケーブル3の信号線301はPos端子と接続され、信号線302はNeg端子と接続され、シールド線303はGND端子と接続されている。また、これらの各端子は、ケーブル診断装置1の対応する各端子1011〜1013と接続されている。
通信用コンピュータ402は、ネットワークに接続された他の通信端末2との間でケーブル3を介して通信を行うものである。
ケーブル診断装置1は、図3に示す実施の形態1に係るケーブル診断装置1に通信制御部111を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
通信制御部111は、ケーブル状態診断部108によりケーブル3が故障している診断された場合に、その故障に応じて通信端末4の通信用コンピュータ402を制御することで、故障時における通信制御を行うものである。
これにより、実施の形態1における効果に加えて、ケーブル診断により故障であると診断された場合に、当該故障に応じた通信制御を行うことができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 ケーブル診断装置、2,4 通信端末、3 ケーブル、101 端子台、102,102b,102c 電源部、103 信号間観測部、103b 信号間電流観測部、103c 信号間電圧観測部、104,104b,104c 仮想抵抗素子換算部、105 診断パラメータ入力部、106 最小・最大値計算部、107 最小・最大値記憶部、108 ケーブル状態診断部、109 記憶部、110 故障報知部、111 通信制御部、201 端子台、301,302 差動信号線(第1,2信号線)、303 シールド線(グラウンド線)、304 終端抵抗、305〜307 仮想抵抗素子、401 端子台、402 通信用コンピュータ、1011 Pos端子、1012 Neg端子、1013 GND端子、1021,1022 波源、1023 定電圧源、1024 電源内部抵抗、1025 定電流源、1051 ケーブル最大長入力部、1052 ケーブル電気抵抗値入力部、1053 終端抵抗値入力部。

Claims (10)

  1. 第1,2信号線である差動信号線、及びグラウンド線からなるケーブルと、当該差動信号線の終端に接続された終端抵抗とを用いて構成されたネットワークに対し、当該ケーブルの故障診断を行うケーブル診断装置であって、
    前記ネットワーク部分の抵抗を表す第1仮想抵抗素子、前記第1信号線と前記グラウンド線との接続を表す第2仮想抵抗素子、及び前記第2信号線と前記グラウンド線との接続を表す第3仮想抵抗素子の、各直流抵抗値を測定する抵抗値測定手段と、
    前記ケーブル及び前記終端抵抗に関するパラメータに基づいて、前記第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値の最小値及び最大値を算出する抵抗最小・最大値算出手段と、
    前記抵抗値測定手段により測定された第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値と、前記抵抗最小・最大値算出手段により算出された第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値の最小値及び最大値とを比較することで、前記ケーブルの状態を診断するケーブル状態診断部と
    を備えたことを特徴とするケーブル診断装置。
  2. 前記ケーブル状態診断部は、前記ケーブルの故障発生箇所及び故障種別を診断する
    ことを特徴とする請求項1記載のケーブル診断装置。
  3. 前記抵抗値測定手段は、
    前記第1,2信号線に対し電圧を供給する電源部と、
    前記電源部により電圧が供給された状態において、前記第1信号線と前記第2信号線との間、前記第1信号線と前記グラウンド線との間、及び前記第2信号線と前記グラウンド線との間の、各電圧値及び電流値を観測する信号間観測部と、
    前記電源部により供給された電圧の値及び前記信号間電流観測部により観測された各電圧値及び電流値に基づいて、前記第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値に換算する仮想抵抗素子換算部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のケーブル診断装置。
  4. 前記抵抗値測定手段は、
    前記第1,2信号線に対し定電圧を供給する電源部と、
    前記電源部により定電圧が供給された状態において、前記第1信号線と前記第2信号線との間、前記第1信号線と前記グラウンド線との間、及び前記第2信号線と前記グラウンド線との間の、各電流値を観測する信号間電流観測部と、
    前記電源部により供給された定電圧の値及び前記信号間電流観測部により観測された各電流値に基づいて、前記第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値に換算する仮想抵抗素子換算部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のケーブル診断装置。
  5. 前記抵抗値測定手段は、
    前記第1,2信号線に対し定電流を供給する電源部と、
    前記電源部により定電流が供給された状態において、前記第1信号線と前記第2信号線との間、前記第1信号線と前記グラウンド線との間、及び前記第2信号線と前記グラウンド線との間の、各電圧値を観測する信号間電圧観測部と、
    前記電源部により供給された定電流の値及び前記信号間電圧観測部により観測された各電圧値に基づいて、前記第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値に換算する仮想抵抗素子換算部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のケーブル診断装置。
  6. 前記ケーブル状態診断部により診断された前記ケーブルの故障に関する情報を記憶する記憶部を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のケーブル診断装置。
  7. 前記ケーブル状態診断部により診断された前記ケーブルの故障に関する情報を外部に報知する故障報知部を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のケーブル診断装置。
  8. 前記機能は、前記ネットワークに接続された他の通信端末との間で通信を行う通信端末に組み込まれた
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のケーブル診断装置。
  9. 前記ケーブル状態診断部により前記ケーブルが故障していると診断された場合に、当該故障に応じて前記通信端末による通信を制御する通信制御部を備えた
    ことを特徴とする請求項8記載のケーブル診断装置。
  10. 第1,2信号線である差動信号線、及びグラウンド線からなるケーブルと、当該差動信号線の終端に接続された終端抵抗とを用いて構成されたネットワークに対し、当該ケーブルの故障診断を行うケーブル診断方法であって、
    前記ネットワーク部分の抵抗を表す第1仮想抵抗素子、前記第1信号線と前記グラウンド線との接続を表す第2仮想抵抗素子、及び前記第2信号線と前記グラウンド線との接続を表す第3仮想抵抗素子の、各直流抵抗値を測定する抵抗値測定ステップと、
    前記ケーブル及び前記終端抵抗に関するパラメータに基づいて、前記第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値の最小値及び最大値を算出する抵抗最小・最大値算出ステップと、
    前記抵抗値測定ステップにおいて測定した第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値と、前記抵抗最小・最大値算出ステップにおいて算出した第1〜第3仮想抵抗素子の各直流抵抗値の最小値及び最大値とを比較することで、前記ケーブルの状態を診断するケーブル状態診断ステップと
    を有することを特徴とするケーブル診断方法。
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