JP2014170793A - 半導体装置、半導体装置の製造方法及び電子装置 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の製造方法及び電子装置 Download PDF

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Abstract

【課題】積層する半導体チップの接合時における半田の飛散、流出を抑制する。
【解決手段】半導体チップ1は、半導体素子を含む素子領域20が表面10aに設けられた半導体基板10と、半導体基板10の裏面10bに埋設され凹部64が設けられた端子61と、端子61に接続されたTSV60とを含む。積層される半導体チップ100の端子140は、半導体チップ1の凹部64に挿入され、接合材150で端子61に接合される。半導体チップ1の端子61に凹部64が設けられていることで、接合時に溶融する接合材150の飛散、流出が抑制される。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法、並びに、半導体装置を含む電子装置に関する。
複数の電子部品、例えば複数の半導体チップを積層して電気的に接続する3次元集積化技術が知られている。
半導体チップの3次元集積化技術に関し、半導体チップに用いられているシリコン基板等の半導体基板に貫通電極(TSV(Through Silicon Via)とも呼ばれる)を設ける技術が知られている。貫通電極としては、半導体基板に設けたビアホールに導電材料を充填したものや、ビアホールの内側にコンフォーマルに導電材料を設けたものがある。
貫通電極を設けた半導体チップに関しては、貫通電極に電気的に接続された端子を設ける技術が知られている。ここで端子とは、半導体チップと、他の半導体チップとを電気的に接続するために設ける導電体を意味する。端子に関し、半導体チップに、その上に積層される半導体チップ側に突出する端子を形成する技術や、半導体チップの、その上に積層される半導体チップ側の面に溝を設け、その溝に導電材料を充填して端子を形成する技術等が知られている。
特開2011−249563号公報 特開2010−157656号公報 特開2009−302453号公報 特開2007−142026号公報 特開2010−129749号公報 特開2010−263208号公報
半導体チップの3次元集積では、例えば、上側の半導体チップに設けた端子を下側の半導体チップに設けた端子に半田を用いて接合する。しかし、上側の半導体チップの端子を、上記のような下側の半導体チップに形成した突出する端子や、下側の半導体チップに設けた溝を導電材料で充填して形成した端子に半田で接合する際には、半田の飛散や流出により、端子接合部間の短絡が生じる恐れがある。
本発明の一観点によれば、第1面に半導体素子が設けられた半導体基板と、前記半導体基板の前記第1面と反対の第2面に埋設され、凹部が設けられた第1端子と、前記半導体基板に設けられ、前記第1端子に電気的に接続されたビアとを含む半導体装置が提供される。
また、本発明の一観点によれば、上記のような半導体装置の製造方法、半導体装置を含む電子装置が提供される。
開示の技術によれば、半導体チップ積層時の半田の飛散、流出を抑え、端子接合部間の短絡を抑えることが可能になる。これにより、信頼性の高い半導体装置、及びそのような半導体装置を用いた電子装置を実現することが可能になる。
半導体パッケージの一例を示す図である。 半導体チップの構成例を示す図(その1)である。 半導体チップの構成例を示す図(その2)である。 半導体チップに設けられる素子領域の一例を示す図である。 TSV及び端子の説明図である。 半導体チップの接続工程の説明図である。 半導体パッケージの構成例を示す図である。 電子装置の構成例を示す図である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その1)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その2)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その3)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その4)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その5)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その6)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その7)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その8)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その9)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その10)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その11)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その12)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その13)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その14)である。 半導体チップ形成方法の一例の説明図(その15)である。 半導体チップ実装方法の一例の説明図(その1)である。 半導体チップ実装方法の一例の説明図(その2)である。 半導体チップ実装方法の別例の説明図(その1)である。 半導体チップ実装方法の別例の説明図(その2)である。 半導体チップ実装方法の別例の説明図(その3)である。 半導体チップ実装方法の別例の説明図(その4)である。
まず、3次元集積化技術を用いた半導体装置(半導体パッケージ)の一例について説明する。
図1は半導体パッケージの一例を示す図である。尚、図1は半導体パッケージの一例の要部断面模式図である。
図1に示す半導体パッケージ600は、半導体チップ610、及びその上側に積層されて電気的に接続された半導体チップ620を含んでいる。半導体チップ620の上には、熱伝導性のシートやペースト等の熱界面材料(Thermal Interface Material;TIM)630を介して、金属等の放熱体640が設けられている。このような放熱体640を設けた半導体チップ620と半導体チップ610の積層体が、回路基板(パッケージ基板)650に実装されている。
下側の半導体チップ610は、シリコン(Si)基板等の半導体基板611を含んでいる。半導体基板611の一面(表面)611aには、トランジスタ等の素子を含む素子領域612が設けられている。半導体基板611の表面611a上には、素子領域612の素子に電気的に接続された配線及びビア等を含む導電部並びにその導電部を覆う絶縁部を含む配線層613が設けられている。
半導体基板611には、表面611aの配線層613から、その表面611aと反対の面(裏面)611bに達するビアホール611cが設けられている。ビアホール611cには、絶縁膜614及びバリアメタル膜615を介して導電材料が設けられ、TSV616が形成されている。絶縁膜614には、酸化シリコン(SiO)膜、窒化シリコン(SiN)膜等が用いられる。バリアメタル膜615には、タンタル(Ta)膜、窒化チタン(TiN)膜等が用いられる。TSV616には、銅(Cu)等の導電材料が用いられる。
半導体基板611の裏面611b上には、ビアホール611cの内面から連続する絶縁膜614を介して、再配線617が設けられている。再配線617には、Cu等の導電材料が用いられる。TSV616は、半導体基板611の表面611aに設けられた配線層613内の導電部と、裏面611bに絶縁膜614を介して設けられた再配線617とを電気的に接続する。
半導体基板611の裏面611b側には、再配線617の一部が露出するように絶縁性の保護膜618が設けられている。保護膜618には、ポリイミド膜等の有機絶縁膜、SiO膜、SiN膜等の無機絶縁膜が用いられる。保護膜618から露出する再配線617の部分は、半導体チップ610の裏面611b側に積層される半導体チップ620との接続端子617aとなる。
半導体基板611の表面611aの配線層613には、その導電部に電気的に接続された電極613aが設けられている。電極613aが半田等のバンプ660を用いてパッケージ基板650の電極650aに接続され、半導体チップ610とパッケージ基板650とが電気的に接続されている。
上側の半導体チップ620は、半導体基板621、その一面(表面)621aに設けられた、素子を含む素子領域622、並びにその素子領域622の素子に電気的に接続された導電部及びそれを覆う絶縁部を含む配線層623を有している。尚、ここでは上側の半導体チップ620の一例として、TSVを有しない半導体チップを例示している。
半導体基板621の表面621aの配線層623には、その導電部に電気的に接続された半田等のバンプ661が設けられている。バンプ661が下側の半導体チップ610の接続端子617aに接続され、上側の半導体チップ620と下側の半導体チップ610とが電気的に接続されている。
バンプ660で接合された下側の半導体チップ610とパッケージ基板650の間には、アンダーフィル材670が設けられている。バンプ661で接合された上側の半導体チップ620と下側の半導体チップ610の間にも同様に、アンダーフィル材671が設けられている。アンダーフィル材670及びアンダーフィル材671には、エポキシ樹脂等の絶縁性樹脂、或いはそのような絶縁性樹脂に絶縁性フィラーを含有したもの等が用いられる。
上記のような構成を有する半導体パッケージ600の製造において、バンプ661に半田を用いる場合、上側の半導体チップ620と下側の半導体チップ610との接合時には、その半田の溶融が行われる。溶融した半田が周囲に飛散したり流出したりすると、他の接合部との間で短絡が発生する可能性がある。再配線617を保護膜618で覆わないような場合には、溶融したバンプ661の流出がいっそう起こり易くなる。半田の飛散、流出は、上記のようなバンプ661による接合時に限らず、上側の半導体チップ620に端子として銅等のピラー電極を設け、そのピラー電極を下側の半導体チップ610の接続端子617aに半田で接合する際にも、同様に起こり得る。
また、上記のような構成を有する半導体パッケージ600の動作時には、半導体チップ610及び半導体チップ620が発熱し得る。この場合、上側の半導体チップ620で発生した熱は、例えば、熱界面材料630、更に放熱体640へと伝熱され、半導体パッケージ600の外部に放熱される。下側の半導体チップ610で発生した熱は、例えば、上側の半導体チップ620へと伝熱され、そこから熱界面材料630、放熱体640へと伝熱され、半導体パッケージ600の外部に放熱される。
尚、半導体パッケージ600の伝熱経路、放熱経路は、この例に限定されるものではなく、下側の半導体チップ610からパッケージ基板650への伝熱や、上側の半導体チップ620から下側の半導体チップ610への伝熱等も起こり得る。また、半導体チップ610、半導体チップ620、パッケージ基板650の各々から外部への放熱等も起こり得る。
ここでは、下側の半導体チップ610と上側の半導体チップ620との間の熱伝導に着目する。
まず、下側の半導体チップ610は、上記のように、半導体基板611の裏面611b上に再配線617が設けられた構造を有している。このように半導体基板611の裏面611b上に突出するように配置された再配線617が、その接続端子617aを露出させて、保護膜618で覆われている。
下側の半導体チップ610では、裏面611b上に再配線617が突出する分、それを覆う保護膜618も厚くなる。更に、このように裏面611b上に突出する再配線617の一部、即ち接続端子617a上に、バンプ661を介して上側の半導体チップ620が配置されるため、バンプ661の厚みに応じてアンダーフィル材671が厚くなる。
下側の半導体チップ610の半導体基板611と上側の半導体チップ620の配線層623との間(図1のX部)は、その大部分が、Cuのような材料に比べて熱伝導率の低い保護膜618及びアンダーフィル材671で占められている。そのため、下側の半導体チップ610と上側の半導体チップ620との間に介在する、このような保護膜618やアンダーフィル材671が厚くなると、下側の半導体チップ610と上側の半導体チップ620との間で熱伝導が効率的に行われなくなる。その結果、例えば下側の半導体チップ610の過熱が起こり、その誤動作や破損が発生する可能性がある。
そこで、上記のような点に鑑み、ここでは半導体装置(半導体チップ)に、以下に示すような構成を採用する。
図2及び図3は半導体チップの構成例を示す図である。尚、図2は半導体チップの要部平面模式図、図3は図2のL−L断面模式図である。
図2及び図3に示す半導体チップ1は、Si基板等の半導体基板10を含んでいる。半導体基板10の一面(表面)10aには、トランジスタ等の素子を含む素子領域20が設けられている。半導体基板10の表面10a上には、素子領域20の素子に電気的に接続された配線及びビア等を含む導電部並びにその導電部を覆う絶縁部を含む配線層30が設けられている。
ここで、半導体チップ1に設けられる素子領域20の一例を図4に示す。
図4に示す素子領域20は、nチャネル型MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ(nMOS)21、及びpチャネル型MOSトランジスタ(pMOS)22を含んでいる。nMOS21及びpMOS22はそれぞれ、半導体基板10の、素子分離領域23で画定された領域に設けられている。
nMOS21は、半導体基板10に形成されたp型ウェル領域21aに設けられている。nMOS21は、半導体基板10上にゲート絶縁膜21bを介して形成されたゲート電極21cと、ゲート電極21cの両側の半導体基板10内に形成されたn型拡散層21dとを有している。ゲート電極21cは、例えばn型ポリシリコンで形成される。n型拡散層21dは、nMOS21のソース、ドレインとして機能する。ゲート電極21cの側壁には、サイドウォールスペーサ21eが設けられている。ゲート電極21c及びn型拡散層21dの表層部にはそれぞれ、シリサイド層21fが設けられている。
pMOS22は、半導体基板10に形成されたn型ウェル領域22aに設けられ、半導体基板10上にゲート絶縁膜22bを介して形成されたゲート電極22cと、ゲート電極22cの両側の半導体基板10内に形成されたp型拡散層22dとを有している。ゲート電極22cは、例えばp型ポリシリコンで形成される。p型拡散層22dは、pMOS22のソース、ドレインとして機能する。ゲート電極22cの側壁には、サイドウォールスペーサ22eが設けられている。ゲート電極22c及びp型拡散層22dの表層部にはそれぞれ、シリサイド層22fが設けられている。
このようなnMOS21及びpMOS22が、絶縁膜31a及び絶縁膜31bで覆われ、絶縁膜31b上に形成された配線32と、コンタクトプラグ33を介して電気的に接続される。ここでは一例として、n型拡散層21d及びp型拡散層22dにそれぞれ接続されたコンタクトプラグ33を図示するが、ゲート電極21c及びゲート電極22cもそれぞれコンタクトプラグを介して配線に接続される。
配線32には、層間絶縁膜31c内に設けられたビア34及び配線35が電気的に接続されている。素子領域20のnMOS21及びpMOS22は、コンタクトプラグ33、配線32、ビア34及び配線35を介して、配線層30の表面に設けられる複数の電極36の一部に電気的に接続されている。
図2及び図3に戻って説明する。
半導体基板10の、配線層30が設けられた表面10aと反対の面(裏面)10bには、窪み11が設けられている。ここでは一例として、窪み11a、窪み11b、窪み11c、窪み11dと、これらのうち窪み11b及び窪み11cに連通する窪み11eとを図示している。尚、ここでは平面円形状の窪み11a、窪み11b、窪み11c及び窪み11dを図示しているが、これらの平面形状は、円形状のほか、楕円状、四角状等であってもよい。
半導体基板10には、窪み11に連通し、配線層30の導電部30aに達するビアホール12が設けられている。ここでは一例として、窪み11aに連通するビアホール12aと、窪み11bに連通するビアホール12bとを図示している。ビアホール12(この例ではビアホール12a及びビアホール12b)は、窪み11(この例では窪み11a及び窪み11b)の平面サイズ(径)よりも小さな平面サイズ(径)とされる。尚、この点についての詳細は後述する。
窪み11及びビアホール12の内面、並びに半導体基板10の裏面10bには、絶縁膜40が設けられている。絶縁膜40には、SiO膜、SiN膜等が用いられる。窪み11及びビアホール12には、絶縁膜40を介してバリアメタル膜50が設けられている。バリアメタル膜50には、Ta膜、TiN膜等が用いられる。
窪み11及びビアホール12には、絶縁膜40及びバリアメタル膜50を介して、Cu等の導電材料が設けられている。このようにビアホール12に導電材料が設けられて、半導体チップ1のTSV60(60a,60b)が形成されている。また、窪み11に導電材料が設けられて、半導体チップ1の端子61(61a,61b,61c)、再配線62、及び再配線62とTSV60(60b)との接続部63が形成されている。
再配線62上及び接続部63上には、絶縁性の保護膜80が設けられている。保護膜80には、ポリイミド膜等の有機絶縁膜、SiO膜、SiN膜等の無機絶縁膜が用いられる。
端子61には、凹部64が設けられている。ここで凹部とは、配線や端子を構成する導電体の一部を除去して形成した、凹形状の部分のことを言う。凹部64は、この半導体チップ1に積層される他の半導体チップの端子が挿入されて接合される部位(受容部)となる。尚、この点についての詳細は後述する。
半導体基板10の表面10aの配線層30には、ビア34及び配線35等を介して素子領域20及びTSV60に電気的に接続された複数の電極36が設けられている。各電極36には、半導体チップ1の外部接続端子となる、半田等のバンプ(端子)90が設けられている。
上記のような構成を有する半導体チップ1のTSV60及び端子61について更に説明する。
図5はTSV及び端子の説明図である。
半導体チップ1において、ビアホール12は、前述のように、窪み11よりも小さな径とされる。図5(A)に示すように、ビアホール12に設けられるTSV60は、窪み11に設けられる端子61よりも小さな径となる。
ここで、TSV60の径は、例えば、5μm〜20μm程度とされる。端子61の径は、例えば、隣接するTSV60間(ビアホール12間)のピッチの0.5倍〜0.6倍程度とされる。即ち、TSV60のピッチが50μmであれば、端子61の径は25μm〜30μmとされ、TSV60のピッチが30μmであれば、端子61の径は15μm〜18μmとされる。但し、端子61の径は、TSV60の径よりも大きな値とされる。また、端子61に設ける凹部64の深さは、例えば、端子61の径の3分の1程度とされる。即ち、端子61の径が30μmであれば、端子61の凹部64の深さは10μmとされ、端子61の径が15μmであれば、端子61の凹部64の深さは5μmとされる。
図5(A)に示すように、TSV60の径を端子61の径よりも小さくすると、半導体基板10及びそれを用いた半導体チップ1の機械的強度の低下を抑えながら、配置する端子61の狭ピッチ化、個数の増大を図ることが可能になる。
比較のため、図5(B)には、所謂コンフォーマルTSV800を有する半導体チップ1aを図示している。コンフォーマルTSV800は、半導体基板810のビアホール820に、絶縁膜830及びバリアメタル膜840を介して、Cu等の導電材料850がコンフォーマルに設けられた構造を有している。コンフォーマルTSV800の中央部800aは、例えば図5(B)に示すように中空とされる。その中空の中央部800aには、樹脂が充填される場合もある。
図5(B)に示すような、中央部800aが中空のコンフォーマルTSV800を、複数、狭ピッチで設けると、半導体基板810及びそれを用いた半導体チップ1aの機械的強度が低下する恐れがある。また、その中央部800aに樹脂を充填した場合には、機械的強度の一定の向上が図られ得るが、加熱を伴う工程で、樹脂と半導体基板810との熱膨張係数差に起因して、半導体基板810及び半導体チップ1aの反り等の変形、破損が生じる恐れがある。
コンフォーマルTSV800を端子として用い、複数のコンフォーマルTSV800に、他の半導体チップの複数の端子をそれぞれ接続しようとする場合、複数のコンフォーマルTSV800を狭ピッチで設けることは、上記のように、機械的強度の低下を招き得る。また、コンフォーマルTSV800に、他の半導体チップの端子を押圧或いは圧入する方法があるが、この方法の場合、コンフォーマルTSV800に端子が圧入等されることで、半導体基板810に応力が生じ、半導体チップ1aの変形、破損を招く恐れがある。
図5(B)に示すようなコンフォーマルTSV800では、半導体基板810及び半導体チップ1aについて一定の機械的強度が得られない可能性があり、配置する端子の狭ピッチ化、個数の増大を図ることができない可能性がある。
これに対し、図5(A)に示すTSV60は、Cu等の導電材料で充填することが可能であり、このようなTSV60を、端子61の直下に、端子61よりも小さな径で、設ける。このように端子61の直下に、導電材料で充填した径の小さいTSV60を設けるため、複数の端子61が狭ピッチで配置される場合にも、半導体基板10及び半導体チップ1の機械的強度の低下を抑えることができる。図5(A)に示すような端子61及びTSV60によれば、半導体基板10及び半導体チップ1の機械的強度の低下を抑えながら、配置する端子61の狭ピッチ化、個数の増大を図ることが可能になる。
更に、図5(A)に示すように、半導体チップ1の端子61には、後述のように積層される他の半導体チップの端子が挿入される凹部64を設けている。
例えば、図5(C)に示す半導体チップ1bのように、比較的大きな径のTSV900を、ビアホール922に絶縁膜930及びバリアメタル膜940を介して、Cu等の導電材料で充填して形成し、同様に端子960も導電材料で充填して形成する場合を考える。この場合、半導体基板910に設けた窪み921への導電材料の充填量が多くなり、加熱を伴う工程で、その導電材料と半導体基板910との熱膨張係数差に起因して、半導体基板910に応力が生じ、半導体チップ1bの反り等の変形、破損が生じる恐れがある。
これに対し、図5(A)に示すように、端子61に凹部64を設けると、半導体基板10の窪み11に設ける導電材料の量(体積)を減らすことが可能になり、半導体基板10に生じる応力を低減し、半導体チップ1の変形、破損を抑えることが可能になる。
続いて、上記のような構成を有する半導体チップ1と、他の半導体チップとの接続について説明する。
図6は半導体チップの接続工程の説明図である。尚、図6は半導体チップの接続工程の要部断面模式図であって、(A)は半導体チップ接合前の状態の一例を示す図、(B)は半導体チップ接合後の状態の一例を示す図、(C)はアンダーフィル材充填後の状態の一例を示す図である。
図6(A)〜図6(C)には、上記の図2及び図3に示したような半導体チップ1の上に、半導体チップ100を積層し、接続する工程(実装工程)を例示している。
積層される半導体チップ100は、図6(A)に示すように、Si基板等の半導体基板110を含み、その一面(表面)110aには、トランジスタ等の素子を含む素子領域120が設けられている。表面110a上には、素子領域120の素子に電気的に接続された配線及びビア等を含む導電部並びにその導電部を覆う絶縁部を含む配線層130が設けられている。配線層130には、その導電部に電気的に接続されたバンプ(端子)140が設けられている。
ここでは半導体チップ100の端子140の一例として、ピラー電極を図示している。ピラー電極には、Cu、ニッケル(Ni)等が用いられる。端子140は、下側の半導体チップ1の端子61に対応して設けられている。
半導体チップ100は、図6(B)に示すように、その端子140を下側の半導体チップ1の端子61に設けられた凹部64に挿入するようにして、半導体チップ1上に積層される。
ここで、下側の半導体チップ1の端子61は、予め、上側の半導体チップ100の端子140が挿入可能なサイズの凹部64を有するように、形成される。例えば、挿入される端子140の径よりも大きな径の凹部64を設けた端子61を形成する。このようなサイズの凹部64を設けると、端子61の内壁が、挿入時又は挿入後の端子140に押されることによって半導体基板10に応力が生じ、半導体基板10にダメージが加わるのを抑えることが可能になる。
半導体チップ100の端子140は、半導体チップ1の端子61の凹部64に挿入され、図6(B)に示すような接合材150を用いて接合される。この接合材150には、例えば半田が用いられる。半田としては、錫(Sn)、Sn−Ag、In等を用いることができる。尚、接合材150は、挿入前の端子140の先端部に予め設けておくことができる。また、接合材150は、端子140の挿入前に、端子61の凹部64に予め設けておくこともできる。
接合材150を用いた接合時には、端子140をそれに対応する端子61の凹部64に挿入し、接合材150が溶融する温度で加熱しながら半導体チップ100を半導体チップ1側に押圧する。
この時、加熱により溶融した接合材150は、端子140に押され、端子140の側面や凹部64の内面(底面、側面)に濡れ広がる。接合材150の量、凹部64の深さ等を調整しておくことで、端子140を端子61の凹部64に挿入して半導体チップ100を半導体チップ1側に押圧しても、接合材150の凹部64からの飛散、流出を抑えることができる。接合材150の凹部64からの飛散、流出を抑えることで、飛散、流出した接合材150による接合部間の短絡を抑えることができる。
更に、溶融した接合材150が端子140の側面や凹部64の内面に濡れ広がることで、接合材150と端子140及び端子61との接触面積を大きくすることができる。これにより、接合材150を介した端子140と端子61の間の接続強度を高めることができるほか、熱伝導性、電気特性の向上を図ることができる。
また、この半導体チップ100と半導体チップ1の接合時には、端子140をそれに対応する端子61の凹部64に挿入するため、半導体チップ100を半導体チップ1側に押圧しても、接合する端子140と端子61の位置ずれを抑えることができる。
上記のように、半導体チップ1は、その半導体基板10の裏面10b(半導体チップ100が積層される側の面)に窪み11を設け、窪み11に端子61、再配線62及び接続部63を設けている。これにより、半導体チップ1では、積層される半導体チップ100側に突出するような端子や配線が存在するのを回避している。
更に、半導体チップ1では、積層される半導体チップ100の端子140に対応する端子61に凹部64を設けている。これにより、凹部64を設けない場合に比べて、半導体基板10へのダメージを抑えるほか、半導体チップ1に半導体チップ100を、位置ずれを抑えて、近付けて、接合することが可能になっている。
このように端子61、再配線62及び接続部63を半導体基板10に埋設し、端子61に凹部64を設けた半導体チップ1によれば、積層される半導体チップ100との間のギャップを小さく抑えることができる。
積層された半導体チップ1と半導体チップ100の間には、図6(C)に示すように、アンダーフィル材160が充填される。半導体チップ1と半導体チップ100の間のギャップを小さく抑えることができるため、充填されるアンダーフィル材160も薄くすることができる。
また、半導体チップ1では、端子61、再配線62及び接続部63を、半導体基板10の裏面10bに埋設することで、端子や配線を突出させた場合に比べ、少なくとも突出する端子及び配線の厚さ分、裏面10b上に設ける保護膜80を薄くすることができる。
このようにアンダーフィル材160を薄くすることができ、且つ、半導体チップ1に設ける保護膜80を薄くすることができることで、半導体チップ1と半導体チップ100の間に存在する、比較的熱伝導率の低い材料を減らすことができる。これにより、半導体チップ1と半導体チップ100の間の熱伝導効率を向上させることが可能になる。
尚、上記のように上側の半導体チップ100の端子140をピラー電極とする場合には、そのピラー電極の高さを調整することで、半導体チップ1と半導体チップ100との間のギャップを調整することができる。端子140となるピラー電極の高さを低くするほど、半導体チップ1と半導体チップ100との間のギャップを狭めることが可能になる。半導体チップ100のピラー電極(端子140)は、例えば、配線層130上に、フォトリソグラフィ技術とめっき技術を用いて形成することができる。この方法では、配線層130上のピラー電極を形成する領域に開口部を有するレジストを形成し、これをマスクにして銅等のめっきを行い、配線層130上にピラー電極を形成する。ピラー電極の先端に半田を設ける場合には、銅等のめっき後、更に半田のめっきを行えばよい。ピラー電極をこのような方法で形成する場合には、銅等のめっき条件、例えばめっき時間を調整することで、ピラー電極の高さの調整が可能である。ピラー電極の高さを調整し、半導体チップ1と半導体チップ100との間のギャップを調整することで、充填されるアンダーフィル材160を薄くし、半導体チップ1と半導体チップ100の間の熱伝導効率を向上させることが可能になる。
また、ここでは半導体チップ100にピラー電極の端子140を設けるようにしたが、半導体チップ100には、ボール状バンプをはじめとする様々な形態の突起状端子を採用することができる。そのような突起状端子の先端部を端子61の凹部64に挿入することで、半導体チップ1と半導体チップ100との間のギャップを抑え、アンダーフィル材160を薄くし、半導体チップ1と半導体チップ100の間の熱伝導効率を向上させることが可能である。
続いて、積層された半導体チップ1及び半導体チップ100を含む半導体パッケージの一例について説明する。
図7は半導体パッケージの構成例を示す図である。尚、図7(A)は半導体パッケージの要部断面模式図、図7(B)は図7(A)のZ部拡大図である。
図7(A)に示す半導体パッケージ200は、上記の図6に例示したように積層、接続された半導体チップ1及び半導体チップ100を有している。即ち、図7(B)に示すように、下側の半導体チップ1の、半導体基板10に埋設された端子61の凹部64に、上側の半導体チップ100の端子140が挿入され、接合材150を介して接合されている。半導体チップ1と半導体チップ100の間には、アンダーフィル材160が充填されている。
下側の半導体チップ1は、配線層30の電極36に設けられたバンプ90が、回路基板(パッケージ基板)210の電極211に接合されている。半導体チップ1とパッケージ基板210の間には、アンダーフィル材230が充填されている。尚、パッケージ基板210には、バンプ90が接合される電極211の配設面側と反対の面に、その配設面の電極211に電気的に接続された電極212が設けられており、その電極212には、バンプ260が設けられている。
上側の半導体チップ100上には、熱伝導性ペースト等の熱界面材料240を介して、Cuリッド等の放熱体250が接合されている。放熱体250の側部は、熱界面材料240を介して、パッケージ基板210上にも接合されている。
上記のような構成を有する半導体パッケージ200の動作時には、半導体チップ1及び半導体チップ100が発熱し得る。上側の半導体チップ100で発生した熱は、例えば、熱界面材料240、更に放熱体250へと伝熱し、半導体パッケージ200の外部に放熱される。下側の半導体チップ1で発生した熱は、例えば、上側の半導体チップ100へと伝熱され、そこから熱界面材料240、放熱体250へと伝熱し、半導体パッケージ200の外部に放熱される。
半導体チップ1と半導体チップ100の間では、上記のように、それらのギャップを縮小し、且つ、そのギャップに存在する比較的熱伝導率の低い材料を低減することで、熱伝導効率の向上が図られている。これにより、半導体チップ1で発生した熱を、効率的に半導体チップ100に伝熱し、放熱することが可能になり、半導体チップ1の過熱、それによる誤動作や破損を抑えることができる。その結果、熱伝導性に優れた信頼性の高い半導体パッケージ200を実現することが可能になる。
尚、ここでは半導体チップ1と半導体チップ100の間の伝熱について述べたが、半導体パッケージ200の伝熱経路、放熱経路は、この例に限定されるものではない。下側の半導体チップ1からパッケージ基板210への伝熱や、上側の半導体チップ100から下側の半導体チップ1への伝熱等も起こり得る。また、半導体チップ1、半導体チップ100、パッケージ基板210の各々から外部への放熱等も起こり得る。
尚、上記の図7に示すような半導体パッケージ200は、更に別の回路基板(二次実装基板)に実装することができる。
図8は電子装置の構成例を示す図である。尚、図8は電子装置の要部断面模式図である。
図8に示す電子装置300は、上記の図7に示すような半導体パッケージ200を、二次実装基板310に実装した構造を有している。半導体パッケージ200のパッケージ基板210には、半導体チップ1等の実装面側と反対の面に、その実装面の電極211に電気的に接続された電極212が設けられている。電極212には、バンプ260が設けられている。二次実装基板310は、半導体パッケージ200のバンプ260に対応する電極311を備えている。半導体パッケージ200のバンプ260が二次実装基板310の電極311に接合され、半導体パッケージ200と二次実装基板310とが電気的に接続されている。
熱伝導性に優れた信頼性の高い半導体パッケージ200を用い、信頼性の高い電子装置300を実現することができる。
以下、半導体チップの形成方法、及び半導体チップの実装方法について説明する。
まず、半導体チップの形成方法について、図9〜図23を参照して説明する。
図9〜図23は半導体チップ形成方法の一例の説明図である。尚、図9〜図23は半導体チップの形成工程の要部断面模式図である。
半導体チップ1の形成では、まず図9(A)に示すような半導体基板10(例えばSi基板)に、図9(B)に示すように、トランジスタ等の素子を形成して素子領域20を形成する。素子領域20には、上記の図4に示したような素子のほか、抵抗等、他の素子を形成することもできる。素子領域20の形成後、図9(C)に示すように、半導体基板10の素子領域20の形成面側(表面10a側)に、素子領域20の素子に電気的に接続された配線やビア等を含む導電部並びにその導電部を覆う絶縁部を含む配線層30を形成する。配線層30は、後述のようにして形成されるTSV60と接続される導電部30aを含む。配線層30の表面には、電極36を形成する。
次いで、図10(A)に示すように、配線層30の電極36上にバンプ90を形成する。その後、図10(B)に示すように、そのバンプ90の形成面側に、接着剤400を用いて、Si基板やガラス基板等の支持基板410を貼付する。そして、図10(C)に示すように、支持基板410に貼付された半導体基板10を、その支持基板410の貼付面と反対側の面からバックグラインドし、薄型化する。
次いで、図11(A)に示すように、半導体基板10の、バックグラインド後の面(裏面10b)に、レジスト420を塗布する。そして、図11(B)に示すように、半導体基板10に形成する窪み11(端子61及び接続部63を形成するための窪み11)に対応した開口部430aを有するマスク430を用いてレジスト420の露光を行う。その後、図11(C)に示すように、現像を行い、レジスト420に開口部420aを形成する。
次いで、図12(A)に示すように、開口部420aを形成したレジスト420をマスクにして半導体基板10のエッチングを行い、その裏面10bに、端子61及び接続部63を形成するための窪み11(11a,11b,11c)を形成する。尚、半導体基板10のエッチングには、四フッ化炭素(CF4)、CF4と酸素(O2)、六フッ化硫黄(SF6)等を用いることができる。そして、図12(B)に示すように、レジスト420を除去した後、同様にレジストの塗布、露光、現像、エッチングを行い、図12(C)に示すように、半導体基板10の裏面10bに、再配線62を形成するための窪み11(11e)を形成する。
次いで、図13(A)に示すように、窪み11を形成した半導体基板10上に、絶縁膜40aを形成し、その上にレジスト421を塗布する。そして、図13(B)に示すように、半導体基板10に形成するビアホール12に対応した開口部431aを有するマスク431を用いてレジスト421の露光を行い、その後、図13(C)に示すように、現像を行い、レジスト421に開口部421aを形成する。
次いで、図14(A)に示すように、開口部421aを形成したレジスト421をマスクにして、絶縁膜40a及び半導体基板10並びに配線層30の一部(TSV60を接続する導電部30aまで)のエッチングを行う。このエッチングにより、端子61及び接続部63を形成するための窪み11(11a,11b)の位置に、所定の深さまでビアホール12(12a,12b)を形成する。
このビアホール12の形成には、Siの深堀エッチング技術、例えば、次の図15に示すようなボッシュプロセスを用いることができる。
ボッシュプロセスでは、まず図15(A)に示すように、開口部421aを形成したレジスト421をマスクにして、SF6ラジカルを用いた等方性エッチングを行い、半導体基板10に開口部12Aを形成する。次いで、図15(B)に示すように、八フッ化ブテン(C48)を用い、半導体基板10の開口部12Aの内壁(底面及び側面)にポリマー膜12Aaを形成する。その後、図15(C)に示すように、SF6イオンを用いた異方性エッチングを行い、開口部12Aの底面に形成されたポリマー膜12Aaを除去する。
このようにして開口部12Aの側面はポリマー膜12Aaで保護した状態で、再度、図15(A)に示したようなSF6ラジカルを用いた等方性エッチングを行う。以降、図15(B)に示したようなポリマー膜12Aaの形成、図15(C)に示したようなSF6イオンを用いた異方性エッチングを行う。図15(A)〜図15(C)に示したような工程を繰り返すことで、図15(D)に示すような所定深さのビアホール12を形成する。
ビアホール12の形成後は、図14(B)に示すように、レジスト421を除去し、図14(C)に示すように、ビアホール12の内壁(底面及び側面)に、絶縁膜40を形成する。尚、この図14(C)の工程で形成する絶縁膜40は、先に半導体基板10の裏面10bに形成した絶縁膜40a上にも形成されるが、ここでは便宜上、ビアホール12の内壁から半導体基板10の裏面10bに連続する単層の絶縁膜40として図示している。
絶縁膜40の形成後、図16(A)に示すように、その絶縁膜40の、ビアホール12底面(配線層30の導電部30a)に形成された部分を、異方性エッチングにより除去する。この絶縁膜40のエッチングには、例えば絶縁膜40としてSiO膜を形成した場合であれば、CF4、三フッ化メタン(CHF3)、六フッ化エタン(C26)等のフッ素系ガスを用いることができる。ビアホール12底面の絶縁膜40の除去後、図16(B)に示すように、スパッタ法等でバリアメタル膜50を形成する。そして、図16(C)に示すように、そのバリアメタル膜50の、ビアホール12底面に形成された部分を、異方性エッチングにより除去する。このバリアメタル膜50のエッチングには、例えばバリアメタル膜50としてTiN膜を形成した場合であれば、塩素(Cl2)、三塩化ホウ素(BCl3)等の塩素系ガスを用いることができる。
次いで、図17(A)に示すように、半導体基板10に形成した窪み11及びビアホール12を導電材料で埋め込む。例えば、まずスパッタ法等でシード層(図示せず)を形成した後、そのシード層を用いた電解めっき法により、Cu等のめっき層440を形成する。その後、図17(B)に示すように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)による平坦化を行い、不要なめっき層440、バリアメタル膜50を除去する。これにより、ビアホール12にTSV60が形成され、窪み11に端子61、再配線62及び接続部63が形成される。
次いで、図18(A)に示すように、TSV60及び端子61等を形成した後の表面に、レジスト422を塗布する。そして、図18(B)に示すように、端子61に形成する凹部64に対応した開口部432aを有するマスク432を用いてレジスト422の露光を行い、その後、図18(C)に示すように、現像を行い、レジスト422に開口部422aを形成する。
次いで、図19(A)に示すように、開口部422aを形成したレジスト422をマスクにして端子61のエッチングを行い、凹部64を形成する。凹部64の形成は、例えば、ウェットエッチングで行うことができる。ウェットエッチングには、例えば端子61をCuで形成している場合であれば、塩化銅(CuCl2)、塩化鉄(FeCl3)、テトラアンミン銅二塩化物(Cu(NH34Cl2)等を用いることができる。尚、凹部64の形成は、端子61に用いている導電材料の種類に応じたガスを用い、ドライエッチングで行うこともできる。凹部64の形成後は、図19(B)に示すように、レジスト422を除去し、図19(C)に示すように、絶縁膜80aを形成する。
次いで、図20(A)に示すように、レジスト423を塗布する。そして、図20(B)に示すように、再配線62以外の部分に対応した開口部433aを有するマスク433を用いてレジスト423の露光を行い、その後、図20(C)に示すように、現像を行い、レジスト423に開口部423aを形成する。
次いで、図21(A)に示すように、開口部423aを形成したレジスト423をマスクにして絶縁膜80aのエッチングを行い、再配線62上に保護膜80を形成する。保護膜80の形成後、図21(B)に示すように、レジスト423を除去する。
尚、図19(C)の工程で形成する絶縁膜80aとして、感光性の有機絶縁膜を形成する場合には、図20(A)に示したようなレジスト423の形成を省略し、その感光性の絶縁膜80aに対して露光、現像を行い、保護膜80を形成してもよい。
再配線62上に保護膜80を形成した後は、図21(C)に示すように、ダイシングテープ450に貼り替え、接着剤400及び支持基板410を剥離する。そして、ダイシングを行い、個々の半導体チップ1を得る。尚、このようなダイシングを行わない場合には、図21(C)の工程を省略してもよい。
尚、上記の図14(C)に示した絶縁膜40の形成後は、図22に示すような方法を用いることもできる。即ち、絶縁膜40の形成後、図22(A)に示すように、絶縁膜40上にバリアメタル膜50を形成する。このようにして絶縁膜40上にバリアメタル膜50を形成した後、図22(B)に示すように、絶縁膜40及びバリアメタル膜50の、ビアホール12底面(配線層30の導電部30a)に形成された部分を、異方性エッチングにより除去する。その後、図17(A)以降の工程を実施し、半導体チップ1を得るようにしてもよい。
また、上記の図16(B)に示したバリアメタル膜50の形成後は、図23に示すような方法を用いることもできる。即ち、バリアメタル膜50の形成後、図23(A)に示すように、まずスパッタ法等でシード層(図示せず)を形成し、そのシード層を用いた電解めっき法により、Cu等のめっき層440を形成する。そして、図23(B)に示すように、CMPによって不要なめっき層440、バリアメタル膜50を除去し、TSV60、端子61、再配線62及び接続部63を形成する。その後、図18(A)以降の工程を実施し、半導体チップ1を得るようにしてもよい。この方法の場合、ビアホール12底面(配線層30の導電部30a)とめっき層440(TSV60)の間に、バリアメタル膜50が残るが、導電部30aとTSV60の間で一定の導通が確保できれば、この図23のような方法を採用してもよい。
続いて、半導体チップの実装方法について、図24〜図29を参照して説明する。
図24及び図25は半導体チップ実装方法の一例の説明図である。尚、図24及び図25は半導体チップの実装工程の要部断面模式図である。
この例では、まず図24(A)に示すように、半導体チップ1をパッケージ基板210に実装する。半導体チップ1は、配線層30の電極36に設けられたバンプ90をパッケージ基板210の電極211に接合することで、パッケージ基板210に実装する。実装後、図24(B)に示すように、半導体チップ1とパッケージ基板210の間に、アンダーフィル材230を充填する。
このようにしてパッケージ基板210に実装された半導体チップ1の上に、図25(A)に示すように、半導体チップ100を実装する。半導体チップ100は、その端子140を、半導体チップ1の端子61に設けた凹部64に挿入し、接合材150を用いて端子140と端子61を接合することで、半導体チップ1に実装する。半導体チップ1に半導体チップ100を実装した後、図25(B)に示すように、半導体チップ1と半導体チップ100の間に、アンダーフィル材160を充填する。
例えばこのような方法を用いて、パッケージ基板210、半導体チップ1及び半導体チップ100の積層体、即ち半導体パッケージ200を得ることができる。このような半導体パッケージ200を、二次実装基板に実装し、電子装置を形成することもできる。
図26〜図29は半導体チップ実装方法の別例の説明図である。尚、図26〜図29は半導体チップの実装工程の要部断面模式図である。
この例では、まず図26(A)に示すように、半導体チップ1を中継基板(インターポーザ)500に実装する。
インターポーザ500は、Si基板510、Si基板510を貫通するTSV520、Si基板510上に設けられた配線層530及び絶縁膜540を有している。配線層530は、TSV520に電気的に接続された導電部及びその導電部を覆う絶縁部を含み、表面に、積層される半導体チップ1の電極36に対応して、電極531が設けられている。絶縁膜540には、後述のようにインターポーザ500が接続されるパッケージ基板210の電極211に対応して、電極541が設けられている。
このようなインターポーザ500に半導体チップ1を、その電極36に設けられたバンプ90をインターポーザ500の電極531に接合し、実装する。実装後、図26(B)に示すように、半導体チップ1とインターポーザ500の間に、アンダーフィル材161を充填する。
次いで、図27(A)に示すように、インターポーザ500に実装された半導体チップ1の上に、半導体チップ100を実装する。半導体チップ100は、その端子140を、半導体チップ1の端子61に設けた凹部64に挿入し、接合材150を用いて端子140と端子61を接合することで、半導体チップ1に実装する。半導体チップ1に半導体チップ100を実装した後、図27(B)に示すように、半導体チップ1と半導体チップ100の間に、アンダーフィル材160を充填する。
このようにして得られるインターポーザ500、半導体チップ1及び半導体チップ100の積層体2を、図28に示すように、パッケージ基板210に実装する。積層体2は、インターポーザ500の電極541と、パッケージ基板210の電極211とを、半田等の接合材220を用いて接合することで、パッケージ基板210に実装する。実装後、図29に示すように、インターポーザ500とパッケージ基板210の間に、アンダーフィル材230を充填する。
例えばこのような方法を用いて、パッケージ基板210、インターポーザ500、半導体チップ1及び半導体チップ100の積層体、即ち半導体パッケージ200aを得ることができる。このような半導体パッケージ200aを、二次実装基板に実装し、電子装置を形成することもできる。
以上説明した実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 第1面に半導体素子が設けられた半導体基板と、
前記半導体基板の前記第1面と反対の第2面に埋設され、凹部が設けられた第1端子と、
前記半導体基板に設けられ、前記第1端子に電気的に接続されたビアと
を含むことを特徴とする半導体装置。
(付記2) 前記第2面に埋設された配線を含むことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3) 前記第1面に、導電部を含む配線層を有し、
前記ビアは、前記半導体基板を貫通し、前記導電部に接続されていることを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置。
(付記4) 前記ビアの径が、前記第1端子の径よりも小さいことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の半導体装置。
(付記5) 前記第2面側に設けられ、前記凹部に挿入されて前記第1端子に電気的に接続された第2端子を備える半導体チップを含むことを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の半導体装置。
(付記6) 前記第2端子は、第1導電体を有する第1部分と、前記第1部分よりも前記半導体チップから離れて位置し、前記第1導電体とは異なる第2導電体を有する第2部分とを有し、
前記凹部内で、前記第2部分と前記第1端子とが接続することを特徴とする付記5に記載の半導体装置。
(付記7) 前記第2面と前記半導体チップとの間に設けられた樹脂層を含むことを特徴とする付記5又は6に記載の半導体装置。
(付記8) 前記第1面側に設けられ、前記半導体素子に電気的に接続された回路基板を含むことを特徴とする付記1乃至7のいずれかに記載の半導体装置。
(付記9) 前記配線と前記第1端子とが連続して設けられていることを特徴とする付記2乃至8のいずれかに記載の半導体装置。
(付記10) 前記配線と前記第1端子とが離間して設けられていることを特徴とする付記2乃至8のいずれかに記載の半導体装置。
(付記11) 前記配線上に絶縁膜が設けられていることを特徴とする付記2乃至10のいずれかに記載の半導体装置。
(付記12) 第1面に半導体素子が設けられた半導体基板を準備する工程と、
前記半導体基板に、前記第1面と反対の第2面に埋設された第1端子及び前記第1端子に電気的に接続されたビアを形成する工程と、
前記第1端子に凹部を形成する工程と
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記13) 前記第1端子及び前記ビアを形成する工程では、前記ビアを前記第1端子の径よりも小さい径で形成することを特徴とする付記12に記載の半導体装置の製造方法。
(付記14) 前記第2面側に、第2端子を備える半導体チップを設ける工程を含み、
前記半導体チップを設ける工程は、前記第2端子を前記凹部に挿入して前記第1端子に電気的に接続する工程を含むことを特徴とする付記12又は13に記載の半導体装置の製造方法。
(付記15) 前記第2端子は、第1導電体を有する第1部分と、前記第1部分よりも前記半導体チップから離れて位置し、前記第1導電体とは異なる第2導電体を有する第2部分とを有し、
前記半導体チップを設ける工程は、前記第2部分と前記第1端子とを前記凹部内で接合する工程を含むことを特徴とする付記12乃至14のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記16) 前記第1面側に回路基板を設ける工程を含み、
前記回路基板を設ける工程は、前記半導体素子を前記回路基板に電気的に接続する工程を含むことを特徴とする付記12乃至15のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記17) 半導体装置と、
前記半導体装置が搭載された第1回路基板と
を含み、
前記半導体装置は、
第1面に半導体素子が設けられた半導体基板と、
前記半導体基板の前記第1面と反対の第2面に埋設され、凹部が設けられた第1端子と、
前記半導体基板に設けられ、前記第1端子に電気的に接続されたビアと、
前記第1面側に設けられ、前記半導体素子及び前記第1回路基板に電気的に接続された第2回路基板と
を含むことを特徴とする電子装置。
(付記18) 前記第2面側に設けられ、前記凹部に挿入されて前記第1端子に電気的に接続された第2端子を備える半導体チップを含むことを特徴とする付記17に記載の電子装置。
(付記19) 前記第2端子は、第1導電体を有する第1部分と、前記第1部分よりも前記半導体チップから離れて位置し、前記第1導電体とは異なる第2導電体を有する第2部分とを有し、
前記凹部内で、前記第2部分と前記第1端子とが接続することを特徴とする付記18に記載の電子装置。
1,1a,1b,100,610,620,710,720 半導体チップ
2 積層体
10,110,611,621,810,910 半導体基板
10a,110a,611a,621a 表面
10b,611b,710b 裏面
11,11a,11b,11c,11d,11e,921 窪み
12,12a,12b,611c,820,922 ビアホール
12A,420a,421a,422a,423a,430a,431a,432a,433a 開口部
12Aa ポリマー膜
20,120,612,622 素子領域
21 nMOS
21a p型ウェル領域
21b,22b ゲート絶縁膜
21c,22c ゲート電極
21d n型拡散層
21e,22e サイドウォールスペーサ
21f,22f シリサイド層
22 pMOS
22a n型ウェル領域
22d p型拡散層
23 素子分離領域
30,130,530,613,623 配線層
30a 導電部
31a,31b,40,40a,80a,540,614,830,930 絶縁膜
31c 層間絶縁膜
32,35 配線
33 コンタクトプラグ
34 ビア
36,211,212,311,531,541,613a,650a 電極
50,615,840,940 バリアメタル膜
60,520,616,900 TSV
61,140,960 端子
62,617 再配線
63 接続部
64 凹部
80,618 保護膜
90,260,660,661,760,762 バンプ
150,220 接合材
160,161,230,670,671,770,771 アンダーフィル材
200,200a,600,700 半導体パッケージ
210,650,750 パッケージ基板
240,630,730 熱界面材料
250,640,740 放熱体
300 電子装置
310,751 二次実装基板
400 接着剤
410 支持基板
420,421,422,423 レジスト
430,431,432,433 マスク
440 めっき層
450 ダイシングテープ
500 インターポーザ
510 Si基板
617a 接続端子
761 Cuピラー電極
800 コンフォーマルTSV
800a 中央部
850 導電材料

Claims (8)

  1. 第1面に半導体素子が設けられた半導体基板と、
    前記半導体基板の前記第1面と反対の第2面に埋設され、凹部が設けられた第1端子と、
    前記半導体基板に設けられ、前記第1端子に電気的に接続されたビアと
    を含むことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1面に、導電部を含む配線層を有し、
    前記ビアは、前記半導体基板を貫通し、前記導電部に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ビアの径が、前記第1端子の径よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2面側に設けられ、前記凹部に挿入されて前記第1端子に電気的に接続された第2端子を備える半導体チップを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記第2端子は、第1導電体を有する第1部分と、前記第1部分よりも前記半導体チップから離れて位置し、前記第1導電体とは異なる第2導電体を有する第2部分とを有し、
    前記凹部内で、前記第2部分と前記第1端子とが接続することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1面側に設けられ、前記半導体素子に電気的に接続された回路基板を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 第1面に半導体素子が設けられた半導体基板を準備する工程と、
    前記半導体基板に、前記第1面と反対の第2面に埋設された第1端子及び前記第1端子に電気的に接続されたビアを形成する工程と、
    前記第1端子に凹部を形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 半導体装置と、
    前記半導体装置が搭載された第1回路基板と
    を含み、
    前記半導体装置は、
    第1面に半導体素子が設けられた半導体基板と、
    前記半導体基板の前記第1面と反対の第2面に埋設され、凹部が設けられた第1端子と、
    前記半導体基板に設けられ、前記第1端子に電気的に接続されたビアと、
    前記第1面側に設けられ、前記半導体素子及び前記第1回路基板に電気的に接続された第2回路基板と
    を含むことを特徴とする電子装置。
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