JP2014170409A - 商品情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】店舗内での警報報知を効率的に行うことが可能な商品情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】表示器を備えた商品情報処理装置であって、警報の対象となる事象を示した事象情報を含む警報情報を受け付ける受付手段と、商品の販売業務に係る第1コンテンツと、前記事象情報が示す事象に対応する警報用の第2コンテンツとを前記表示器に表示する表示手段と、前記受付手段が前記警報情報を受け付けた場合に、前記表示手段が前記表示器に表示するコンテンツを、前記第1コンテンツから前記第2コンテンツに切り替える切替手段と、を備える。
【選択図】図5
【解決手段】表示器を備えた商品情報処理装置であって、警報の対象となる事象を示した事象情報を含む警報情報を受け付ける受付手段と、商品の販売業務に係る第1コンテンツと、前記事象情報が示す事象に対応する警報用の第2コンテンツとを前記表示器に表示する表示手段と、前記受付手段が前記警報情報を受け付けた場合に、前記表示手段が前記表示器に表示するコンテンツを、前記第1コンテンツから前記第2コンテンツに切り替える切替手段と、を備える。
【選択図】図5
Description
本発明の実施形態は、商品情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、店舗等ではPOS端末等の商品情報処理装置を用いて商取引が行われている。また近時では、客面表示器を備えた商品情報処理装置も登場しており、合計金額の表示の他、広告用の映像等を表示することが行われている。
ところで、上記商品情報処理装置は、ネットワークを介して上位のサーバ装置と接続されることが一般的であり、当該サーバ装置との間で商取引に係る各種の情報を授受している。また、従来、ネットワークを介して、地震・気象・火災等の防災情報を警報出力用のパソコンに出力し、警報を行う技術が提案されている。
しかしながら、上記した従来技術を商品情報処理装置に直ちに適用することはできない。また、店舗内の従業員や顧客への報知において改善の余地がある。
実施形態の商品情報処理装置は、表示器を備えた商品情報処理装置であって、受付手段と、表示手段と、切替手段とを備える。受付手段は、警報の対象となる事象を示した事象情報を含む警報情報を受け付ける。表示手段は、商品の販売業務に係る第1コンテンツと、前記事象情報が示す事象に対応する警報用の第2コンテンツとを前記表示器に表示する。切替手段は、前記受付手段が前記警報情報を受け付けた場合に、前記表示手段が前記表示器に表示するコンテンツを、前記第1コンテンツから前記第2コンテンツに切り替える。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る商品情報処理装置及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る商品情報処理装置を含むストアシステムの構成を模式的に示す図である。同図に示すように、ストアシステム1は、各店舗に設置されるPOS(Point of Sales:販売時点管理)システム2と、本部に設置される本部サーバ3とを有する。
POSシステム2は、ストアサーバ4と、本実施形態に係る商品情報処理装置である複数台のPOS端末5とを有する。ストアサーバ4とPOS端末5とは、LAN(Local Area Network)6によって接続される。また、本部サーバ3とストアサーバ4とは、例えば専用通信回線等の通信ネットワーク7によって接続される。
本部サーバ3は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)31と、ROM(Read Only Memory)32と、RAM(Random Access Memory)33と、通信制御部34と、記憶部35と、キーボード36と、表示器37とを備え、これらがバス38によって接続されている。CPU31は、ROM32やRAM33等によってコンピュータを構成している。ROM32は、CPU31が実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAM33は、CPU31が各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。通信制御部34は、ストアサーバ4とのデータ通信を制御する。
記憶部35は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。記憶部35には、各種のプログラムの他、店舗情報ファイルF1が格納されている。店舗情報ファイルF1は、各店舗の所在(住所や地域)を記憶しているものである。また、店舗情報ファイルF1は、各店舗に設置された各ストアサーバ4の識別情報をそのストアサーバ4が設置された店舗に関連付けして記憶している。
CPU31は、ROM32又は記憶部35に記憶されたプログラムと協働することで、図2に示すように、受付部311と、店舗抽出部312と、通知部313との各機能部を実現する。
受付部311は、インターネットや専用回線等を介して公共機関等から配信される警報情報を受け付けるものである。ここで、警報情報は、例えば、津波、地震、災害等の事象の発生や予報を報知するための情報であり、警報の対象となる事象を示す事象情報、発生場所や発生地域を特定可能な発生地域情報、及び当該警報が発表された発表日時(日時情報)等を含む。
また、受付部311は、インターネットや専用回線等を介して公共機関等から配信される、上記警報情報の解除を指示する解除情報を受け付ける。ここで、解除情報は、例えば、警報の解除となった事象を示す事象情報、警報の解除となった場所や地域を特定可能な解除エリア情報、及び当該警報の解除が発表された発表日時(日時情報)等を含むものとする。
店舗抽出部312は、警報情報及び解除情報の対象となった地域に属する店舗を抽出するものである。具体的に、店舗抽出部312は、受付部311によって警報情報が受け付けられた場合、発生地域情報によって特定される地域に含まれる店舗を、店舗情報ファイルF1から抽出する。
発生場所を含む地域の一例は、その発生場所を管轄する自治体(例えば都道府県や市区町村)の全管轄領域である。また、発生場所を含む地域の他の一例は、特定の地域の沿岸部等の領域である。この場合には、例えば記憶部35に地図情報を記憶した地図情報ファイルを格納しておく。そして、店舗抽出部312が、この地図情報ファイルと店舗情報ファイルF1とを検索して、受付部311によって受け付けられた警報情報によって特定される領域に包含或いは周辺にある店舗を抽出するようにすればよい。
また、店舗抽出部312は、受付部311によって解除情報が受け付けられた場合、解除エリア情報によって特定される地域に含まれる店舗を、店舗情報ファイルF1から抽出する。店舗の抽出方法は警報情報の場合と同様である。なお、店舗抽出部312は、警報情報に含まれる事象の程度(例えば地震等の場合には震度等)が、所定の閾値(例えば震度6等)を超えるか否かを判定し、この閾値を超えた場合に店舗の抽出を行うよう、フィルタリング処理を施してもよい。
通知部313は、受付部311が受け付けた警報情報或いは解除情報を、店舗抽出部312が抽出した店舗のストアサーバ4宛てに通知する。
ストアサーバ4は、本部サーバ3から情報を受信するとともに、店舗内のPOS端末5との間で情報を授受するサーバ装置である。このストアサーバ4は、図3に示すように、CPU41と、ROM42と、RAM43と、通信制御部44と、記憶部45と、キーボード46と、表示器47と、を備え、これらがバス48によって接続されている。CPU41は、ROM42やRAM43等によってコンピュータを構成している。ROM42は、CPU41が実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAM43は、CPU41が各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。通信制御部44は、POS端末5および本部サーバ3とのデータ通信を制御する。
記憶部45は、HDDやSSD等の記憶装置である。記憶部45には、各種のプログラムの他、商品マスタファイル、店舗売上ファイル等が格納されている(何れも図示せず)。商品マスタファイルは、商品を識別するための商品コードに対応付けて商品名や単価を記憶するものである。店舗売上ファイルは、各POS端末5から送信される売上登録データを記憶するものである。
CPU41は、ROM42又は記憶部45に記憶されたプログラムと協働することで、図3に示すように、転送部411を機能部として実現する。ここで、転送部411は、本部サーバ3から通知される警報情報及び解除情報を受け付け、自店舗内のPOS端末5に転送する。
POS端末5は、顧客が購入する商品の登録及び精算を行う商品情報処理装置である。POS端末5は、例えば、図4に示すような外観構成を有する。ここで、図4は、POS端末5の外観構成を模式的に示す図である。同図に示すように、POS端末5は、現金等を収容するためのドロア51の上に載置されており、このドロア51の引出し51aの開閉を制御する。
POS端末5には、正面側にオペレータが預かり金額などを入力するためのキーボード52が設けられている。キーボード52には、置数キーや現計キー等(図示せず)の他、モードスイッチ52aが設けられている。モードスイッチ52aは、「登録」、「点検」、「精算」、「設定」などの各種業務モードを選択するためのスイッチで、鍵にて操作される。
また、POS端末5の正面側にはオペレータ用のメイン表示器53が接続され、背面側に客用のサブ表示器54が接続される。メイン表示器53及びサブ表示器54は、液晶ディスプレイ等で構成され、販売登録された商品の品名及び価格や、一取引の合計金額や釣銭額、各種の映像(静止画、動画を含む)を表示する。なお、メイン表示器53及びサブ表示器54をタッチパネル構成とすることで、各表示器に表示される表示画面と協働して、ユーザからの入力を受け付ける形態としてもよい。
また、POS端末5には、レシート及びジャーナルを印字するプリンタ55が内蔵されており、このプリンタ55によって印字されたレシートがPOS端末5の正面側に形成されたレシート発行口55aから発行される。
また、POS端末5には、商品の販売登録の際に商品ラベルに印刷されたバーコードを読み取るためのコードスキャナ56が接続されている。コードスキャナ56は、商品に付されたバーコードから、JAN(Japanese Article Number)やEAN(European Article Number)、UPC(Universal Product Code)等の商品コードを含むデータを読み取り、この読み取ったデータをPOS端末5に出力する。
上記したPOS端末5の電装系は図5に示すように構成される。ここで、図5はPOS端末5の電装系の構成例を示す図である。
POS端末5は、図5に示すように、CPU501と、ROM502と、RAM503と、通信制御部504と、I/O機器制御部505とを備え、これらがバス506によって接続されている。CPU501は、ROM502やRAM503等によってコンピュータを構成している。ROM502は、CPU501が実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAM503は、CPU501が各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。通信制御部504は、ストアサーバ4とのデータ通信を制御する。I/O機器制御部505は、各種デバイスとの入出力を制御する。
また、I/O機器制御部505には、上述したドロア51、キーボード52、メイン表示器53、サブ表示器54、プリンタ55及びコードスキャナ56が接続される。ドロア51、キーボード52、メイン表示器53、サブ表示器54、プリンタ55及びコードスキャナ56は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等の汎用インタフェースを用いて接続される。
また、I/O機器制御部505には、スピーカ507、HDDやSSD等の記憶装置から構成される記憶部508が接続される。スピーカ507は、CPU501の制御に従い、音声や警報音等を発する。記憶部508は、CPU501が実行する各種プログラムや各種データを記憶する。また、記憶部508は、メイン表示器53及びサブ表示器54への画面表示に係るコンテンツを格納する通常時コンテンツテーブルT1と、警報時コンテンツテーブルT2とを記憶する。
通常時コンテンツテーブルT1は、通常時に表示を行う商品の販売業務に係る通常コンテンツを格納する。ここで、通常時とは、モードスイッチ52aによって切り替えられる「登録」、「点検」、「精算」、「設定」等の各種業務モードでの動作時(業務時)を意味する。通常時コンテンツテーブルT1に格納される通常コンテンツは、例えば、広告、イベント情報、お知らせなど等の映像データ(静止画、動画を含む)や、音声アナウンス等の音声データ等である。
また、警報時コンテンツテーブルT2は、警報時に表示を行う各種の警報コンテンツを格納する。ここで、警報時とは、ストアサーバ4から警報情報を受け付けた時を意味する。警報時コンテンツテーブルT2に格納される警報コンテンツは、警報の対象となる事象(事象情報)毎に予め用意される。警報コンテンツは、警報の対象となる事象に対応する映像データ、音声アナウンスや警報音等の音声データ等である。
なお、通常時コンテンツテーブルT1及び警報時コンテンツテーブルT2には、コンテンツの実データを格納する形態としてもよいし、コンテンツの実データが格納された格納先を示すアドレス情報を格納する形態としてもよい。
また、CPU501は、ROM502又は記憶部508に記憶されたプログラムと協働することで、図5に示すように、受付部511と、コンテンツ表示部512と、音声出力部513との各機能部を実現する。
受付部511は、受付手段に対応する機能部である。受付部511は、ストアサーバ4から転送される警報情報及び解除情報を受け付ける。
コンテンツ表示部512は、表示手段及び切替手段に対応する機能部である。コンテンツ表示部512は、通常時コンテンツテーブルT1及び警報時コンテンツテーブルT2に格納されたコンテンツを用いて、メイン表示器53及びサブ表示器54への画面表示を行う。具体的に、コンテンツ表示部512は、自装置の通常時において、通常時コンテンツテーブルT1に格納された通常コンテンツを用いて、メイン表示器53及びサブ表示器54への画面表示を行う。
ここで、図6−1、図6−2を参照して、通常時に表示される通常コンテンツについて説明する。図6−1は、メイン表示器53に表示される通常コンテンツの一例を示す図である。また、図6−2は、サブ表示器54に表示される通常コンテンツの一例を示す図である。
図6−1に示すように、メイン表示器53の表示画面は、各種業務モード用の操作画面を表示する領域A11と、コンテンツを表示するための領域A12とを有する。また、図6−2に示すように、サブ表示器54の表示画面は、会計金額等の情報を表示する領域A21と、コンテンツの表示を行う領域A22とを有する。コンテンツ表示部512は、通常時において、この領域A12及び領域A22の各々に広告等の通常コンテンツC11、C12を表示する。
なお、領域A12と領域A22とに表示する通常コンテンツC11、C12は、特に問わず、顧客が購入対象とした商品に関する広告等であってもよい。また、領域A12と領域A22とに表示する通常コンテンツC11、C12は、同内容であることが好ましい。また、メイン表示器53には通常コンテンツC11を表示せず、サブ表示器54にのみ通常コンテンツC12を表示する形態としてもよい。
また、コンテンツ表示部512は、受付部511が警報情報を受け付けると、通常時コンテンツテーブルT1から警報時コンテンツテーブルT2に切り替えて、メイン表示器53及びサブ表示器54への画面表示を行う。より詳細には、コンテンツ表示部512は、警報情報に含まれた事象情報に対応する警報コンテンツを警報時コンテンツテーブルT2から読み出し、メイン表示器53及びサブ表示器54に画面表示する。
ここで、図7−1、図7−2を参照して、警報時に表示される警報コンテンツについて説明する。図7−1は、メイン表示器53に表示される警報コンテンツの一例を示す図である。また、図7−2は、サブ表示器54に表示される警報コンテンツの一例を示す図である。
コンテンツ表示部512は、受付部511が警報情報を受け付けると、メイン表示器53の領域A12に表示していた通常コンテンツC11を、図7−1に示すように、警報対象の事象に対応した警報コンテンツC21に切り替える。また、同様に、コンテンツ表示部512は、サブ表示器54の領域A22に表示していた通常コンテンツC12を、図7−2に示すように、警報対象の事象に対応した警報コンテンツC22に切り替える。なお、図7−1、図7−2では、警報対象の事象として津波警報の例を示している。また、コンテンツ表示部512は、領域A12、領域A22の各々において、警報情報に含まれた発表日時を、警報コンテンツC21、C22に重畳表示する(図中、C21a、C22a参照)。
このように、コンテンツ表示部512は、ストアサーバ4から警報情報が転送されると、メイン表示器53及びサブ表示器54に表示していた通常コンテンツを、警報コンテンツに切り替える。これにより、店舗内にいる顧客や店舗従業員に、警報の対象となった事象を認知させることができる。
また、コンテンツ表示部512は、受付部511が解除情報を受け付けると、メイン表示器53及びサブ表示器54に表示していた警報コンテンツを通常コンテンツに切り替える。なお、警報コンテンツから通常コンテンツへの切り替えに際し、警報が解除された旨のコンテンツを所定時間(例えば、10分等)の間、メイン表示器53及びサブ表示器54に表示する形態としてもよい。
音声出力部513は、音声出力手段に対応する機能部である。音声出力部513は、コンテンツ表示部512と協働し、各コンテンツに対応した音声や警報音をスピーカ507から出力させる。具体的に、音声出力部513は、通常時において、各種業務用の音声アナウンスや、コンテンツ表示部512が表示する通常コンテンツの内容に対応する広告等の通常音声をスピーカ507から出力させる。また、音声出力部513は、警報時において、コンテンツ表示部512が表示する警報コンテンツの内容に対応する避難指示等の音声アナウンスや警報音等の警報音声をスピーカ507から出力させる。
なお、警報時において、優先して出力すべき通常音声がある場合には、警報音声の出力を一時停止して、通常音声の出力を行う形態としてもよい。また、映像等のように、コンテンツと一体的に音声データが保持されている場合には、その音声データを再生することで音声出力を行うものとする。
以下、ストアシステム1において、公共機関等から警報情報が配信された際の動作について説明する。ここで、図8は、本部サーバ3が実行する警報通知処理の一例を示す図である。
まず、本部サーバ3の受付部311は、公共機関等から警報情報を受け付けるまで待機する(ステップS11;No)。ここで、受付部311によって警報情報が受け付けられると(ステップS11;Yes)、店舗抽出部312は、店舗情報ファイルF1を検索して、受付部311によって受け付けられた警報情報によって特定される発生地域を含む地域の店舗を抽出する(ステップS12)。
次に、店舗抽出部312によって抽出された店舗に設置されたストアサーバ4に対して、通知部313が、警報情報を送信(通知)する(ステップS13)。この際、通知部31は、店舗抽出部312によって抽出された店舗に設置されたストアサーバ4を、店舗情報ファイルF1を参照することで特定する。
そして、本部サーバ3からの警報情報を受信したストアサーバ4では、転送部411が、その警報情報を店舗内のPOS端末5に転送する。なお、公共機関等から解除情報が配信された際の動作は、図8の動作と同様であるため説明を省略する。
図9は、POS端末5が実行する警報処理の一例を示す図である。なお、本処理の前提として、POS端末5は通常時であり、メイン表示器53及びサブ表示器54に通常コンテンツが表示されているとする。
まず、POS端末5の受付部511は、ストアサーバ4から警報情報を受け付けるまで待機する(ステップS21;No)。ここで、受付部511によって警報情報が受け付けられると(ステップS21;Yes)、コンテンツ表示部512は、その警報情報の事象情報に対応する警報コンテンツを警報時コンテンツテーブルT2から読み出し、通常コンテンツと切り替えてメイン表示器53及びサブ表示器54に表示する(ステップS22)。また、音声出力部513は、コンテンツ表示部512と連動して、警報コンテンツに対応する警報音声をスピーカ507から出力させる(ステップS23)。
続いて、受付部511は、ストアサーバ4から解除情報を受け付けるまで待機する(ステップS24;No)。受付部511によって警報情報が受け付けられると(ステップS24;Yes)、コンテンツ表示部512は、通常時コンテンツテーブルT1から通常コンテンツを読み出し、警報コンテンツと切り替えてメイン表示器53及びサブ表示器54に表示する(ステップS25)。また、音声出力部513は、コンテンツ表示部512と連動して、通常コンテンツに対応する広告や業務内容に対応する通常音声をスピーカ507から出力させる(ステップS26)。
以上のように、本実施形態によれば、POS端末5は、警報情報を受け付けると、それまでメイン表示器53及びサブ表示器54に表示していた通常コンテンツを切り替え、その警報情報が警報の対象とした事象に対応する警報コンテンツを表示する。これにより、店舗内のオペレータや顧客は、メイン表示器53及びサブ表示器54に表示された警報コンテンツから、津波等の事象の発生を容易に認識することができるため、店舗内での警報報知を効率的且つ迅速に行うことができる。特に、津波警報のように緊急性の高い警報情報が配信された場合に、該当する地域のPOS端末5に警報コンテンツを迅速に表示することができるため、店舗内のオペレータや顧客に早期避難を促すことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加、組み合わせ等を行うことができる。また、上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、公共機関等から配信される警報情報を本部サーバ3が受け付ける形態としたが、これに限らず、ストアサーバ4が受け付ける形態としてもよい。この形態を採用する場合、ストアサーバ4は、例えば、本部サーバ3の受付部311、店舗抽出部312及び店舗情報ファイルF1等を備えることで、警報情報により特定される領域に自店舗が包含されるか否かを判定する。そして、ストアサーバ4は、警報情報により特定される領域に自店舗が包含或いは当該領域周辺に存在すると判定した場合に、店舗内のPOS端末5に警報情報を転送する。
また、公共機関等から配信される警報情報をPOS端末5が直接受け付ける形態としてもよい。この形態を採用する場合、POS端末5は、例えば、本部サーバ3の受付部311、店舗抽出部312及び店舗情報ファイルF1等を備えることで、警報情報により特定される領域に自店舗(自装置)の所在が包含されるか否かを判定する(判定手段)。そして、POS端末5のコンテンツ表示部512は、判定手段が警報情報により特定される領域に自店舗の所在が包含されると判定した場合に、当該警報情報に対応する警報コンテンツを、メイン表示器53及びサブ表示器54に表示する。
上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 ストアシステム
2 POSシステム
3 本部サーバ
4 ストアサーバ
5 POS端末
6 LAN
7 通信ネットワーク
51 ドロア
52 キーボード
53 メイン表示器
54 サブ表示器
55 プリンタ
56 コードスキャナ
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 通信制御部
505 I/O機器制御部
506 バス
507 スピーカ
508 記憶部
511 受付部
512 コンテンツ表示部
513 音声出力部
T1 通常時コンテンツテーブル
T2 警報時コンテンツテーブル
2 POSシステム
3 本部サーバ
4 ストアサーバ
5 POS端末
6 LAN
7 通信ネットワーク
51 ドロア
52 キーボード
53 メイン表示器
54 サブ表示器
55 プリンタ
56 コードスキャナ
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 通信制御部
505 I/O機器制御部
506 バス
507 スピーカ
508 記憶部
511 受付部
512 コンテンツ表示部
513 音声出力部
T1 通常時コンテンツテーブル
T2 警報時コンテンツテーブル
Claims (6)
- 表示器を備えた商品情報処理装置であって、
警報の対象となる事象を示した事象情報を含む警報情報を受け付ける受付手段と、
商品の販売業務に係る第1コンテンツと、前記事象情報が示す事象に対応する警報用の第2コンテンツとを前記表示器に表示する表示手段と、
前記受付手段が前記警報情報を受け付けた場合に、前記表示手段が前記表示器に表示するコンテンツを、前記第1コンテンツから前記第2コンテンツに切り替える切替手段と、
を備える商品情報処理装置。 - 前記表示器として、オペレータ用の第1表示器と、顧客用の第2表示器とを備え、
前記表示手段は、前記第1表示器及び前記第2表示器の両方に前記第2コンテンツを表示する請求項1に記載の商品情報処理装置。 - 前記表示手段により表示される前記第1コンテンツ及び前記第2コンテンツに応じて、当該コンテンツに対応する音声出力を行う音声出力手段を更に備える請求項1又は2に記載の商品情報処理装置。
- 前記受付手段は、前記警報の解除を指示する解除情報を受け付け、
前記切替手段は、前記受付手段が前記解除情報を受け付けた場合に、前記表示手段が前記表示器に表示するコンテンツを、前記第2コンテンツから前記第1コンテンツに切り替える請求項1又は2に記載の商品情報処理装置。 - 前記警報情報は、前記事象の発生地域を示す発生地域情報を含み、
前記受付手段が前記警報情報を受け付けた場合に、自装置の所在を記憶した店舗情報ファイルを参照し、前記発生地域情報が示す発生地域に前記自装置の所在が含まれるか否かを判定する判定手段を更に備え、
前記切替手段は、前記判定手段が前記発生地域に前記自装置の所在が含まれると判定した場合に、前記表示手段が前記表示器に表示するコンテンツを、前記第1コンテンツから前記第2コンテンツに切り替える請求項1〜4の何れか一項に記載の商品情報処理装置。 - 表示器を備えた商品情報処理装置のコンピュータを、
警報の対象となる事象を示した事象情報を含む警報情報を受け付ける受付手段と、
商品の販売業務に係る第1コンテンツと、前記事象情報が示す事象に対応する警報用の第2コンテンツとを前記表示器に表示する表示手段と、
前記受付手段が前記警報情報を受け付けた場合に、前記表示手段が前記表示器に表示するコンテンツを、前記第1コンテンツから前記第2コンテンツに切り替える切替手段と、
して機能させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013042194A JP2014170409A (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | 商品情報処理装置及びプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018160068A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | 東芝テック株式会社 | 商品販売データ処理装置、情報処理装置、及び表示制御プログラム |
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2013
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