JP2014165581A - 時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム - Google Patents

時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】パケットの揺らぎなどによる影響を軽減し、時刻同期の精度を向上させること。
【解決手段】双方向通信を行うマスターノードとスレーブノードとを備え、スレーブノードにおける時刻をマスターノードにおける時刻に同期させる時刻同期システムであって、マスターノードは、スレーブノードと制御メッセージの送受信を行う通信部を備え、スレーブノードは、マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信部と、通信部が制御メッセージを送受信した際に取得される時刻情報を用いて平均遅延時間を算出する演算部と、演算部によって算出された平均遅延時間が閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、演算部によって算出された平均遅延時間が閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正部と、を備える時刻同期システム。
【選択図】図2

Description

本発明は、時刻同期の技術に関する。
従来、ネットワーク接続された複数の機器の時刻をマイクロ秒以下の精度で同期させる技術として、IEEE1588で定義されたPTP(Precision Time Protocol)が知られている(例えば、非特許文献1参照)。PTPでは、マスターノードとスレーブノードとの間で時刻情報を含むメッセージが定期的に交換される。スレーブノードは、マスターノード及びスレーブノードにおけるメッセージが送受信された時刻情報から、マスターノードに対するスレーブノードの時刻のずれ(Offset)を計算する。そして、スレーブノードは、計算したOffsetに基づいてスレーブノードの時刻を補正して、スレーブノードの時刻をマスターノードの時刻に同期させる。
しかしながら、上述したPTPによる時刻同期は、ネットワーク環境によっては適切に機能しないことがある。例えば、PTPによる時刻同期は、Offsetを求めるために、マスターノードからスレーブノードへの伝送遅延と、スレーブノードからマスターノードへの伝送遅延とが等しいと仮定している。それに対して、一般的なネットワークでは、パケットの揺らぎなどの影響により、マスターノードからスレーブノードへの伝送遅延と、スレーブノードからマスターノードへの伝送遅延とが異なる値となる可能性が高い。このような場合、スレーブノードの時刻を補正する際に求められるOffsetの値には誤差が含まれる。
さらに、パケットの揺らぎなどの影響が大きい場合、求められるOffsetの値に含まれる誤差も大きくなってしまう。したがって、スレーブノードは、パケットの揺らぎなどの影響によって誤差の大きいOffsetの値でスレーブノードの時刻を補正してしまうおそれがあった。このような問題が発生すると、マスターノードとスレーブノードとの間で行われる時刻同期の精度が低下してしまう。このような問題は、PTPに限らず、時刻同期を行う全ての通信プロトコルに共通する問題である。
上記事情に鑑み、本発明は、パケットの揺らぎなどによる影響を軽減し、時刻同期の精度を向上させる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、双方向通信を行うマスターノードとスレーブノードとを備え、前記スレーブノードにおける時刻を前記マスターノードにおける時刻に同期させる時刻同期システムであって、前記マスターノードは、前記スレーブノードと制御メッセージの送受信を行う通信部を備え、前記スレーブノードは、前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信部と、前記通信部が前記制御メッセージを送受信した際に取得される時刻情報を用いて平均遅延時間を算出する演算部と、前記演算部によって算出された前記平均遅延時間が閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記演算部によって算出された前記平均遅延時間が閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正部と、を備える時刻同期システムである。
本発明の一態様は、上記の時刻同期システムであって、前記演算部が算出する前記平均遅延時間を複数記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている複数の前記平均遅延時間の統計値に基づいて閾値を選択する閾値選択部と、を更に備え、前記時刻補正部は、前記演算部によって算出された前記平均遅延時間が、閾値選択部が選択した閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記演算部によって算出された前記平均遅延時間が、閾値選択部が選択した閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない。
本発明の一態様は、双方向通信を行うマスターノードとスレーブノードとを備え、前記スレーブノードにおける時刻を前記マスターノードにおける時刻に同期させる時刻同期システムが行う時刻同期方法であって、前記マスターノードが、前記スレーブノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップと、前記スレーブノードが、前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップと、前記通信ステップによって前記制御メッセージを送受信した際に取得される時刻情報を用いて平均遅延時間を算出する演算ステップと、前記演算ステップによって算出された前記平均遅延時間が閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記演算ステップによって算出された前記平均遅延時間が閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正ステップと、を有する時刻同期方法である。
本発明の一態様は、上記の時刻同期方法であって、前記スレーブノードが、前記演算ステップによって算出される前記平均遅延時間を記憶部に記憶する記憶ステップと、前記記憶部に記憶されている複数の前記平均遅延時間の統計値に基づいて閾値を選択する閾値選択ステップと、を更に有し、前記スレーブノードは、前記時刻補正ステップにおいて、前記平均遅延時間が前記閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記平均遅延時間が前記閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない。
本発明の一態様は、マスターノードに対して時刻同期を行うスレーブノードであって、前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信部と、前記通信部が前記制御メッセージを送受信した際に取得される時刻情報を用いて平均遅延時間を算出する演算部と、前記演算部によって算出された前記平均遅延時間が閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記演算部によって算出された前記平均遅延時間が閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正部と、を備えるスレーブノードである。
本発明の一態様は、上記のスレーブノードであって、前記演算部によって算出される前記平均遅延時間を複数記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている複数の前記平均遅延時間の統計値に基づいて閾値を選択する閾値選択部と、を更に備え、前記時刻補正部は、前記平均遅延時間が、閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記平均遅延時間が、閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない。
本発明の一態様は、双方向通信を行うマスターノードとスレーブノードとを備え、前記スレーブノードにおける時刻を前記マスターノードにおける時刻に同期させる時刻同期システムとして、前記マスターノードに相当する第一のコンピュータ及び前記スレーブノードに相当する第二のコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、前記第一のコンピュータに対し、前記スレーブノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップを実行させ、前記第二のコンピュータに対し、前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップと、前記通信ステップによって前記制御メッセージを送受信した際に取得される時刻情報を用いて平均遅延時間を算出する演算ステップと、前記演算ステップによって算出された前記平均遅延時間が閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記演算ステップによって算出された前記平均遅延時間が閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明の一態様は、上記のコンピュータプログラムであって、前記演算ステップによって算出される前記平均遅延時間を記憶部に記憶する記憶ステップと、前記記憶部に記憶されている複数の前記平均遅延時間の統計値に基づいて閾値を選択する閾値選択ステップと、を更に実行させ、前記時刻補正ステップにおいて、前記平均遅延時間が前記閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記平均遅延時間が前記閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない。
本発明により、パケットの揺らぎなどによる影響を軽減し、時刻同期の精度を向上させることが可能となる。
IEEE1588の時刻同期アルゴリズムによる通信シーケンスの動作を表すシーケンス図である。 マスターノード10及びスレーブノード20の機能構成を表す概略ブロック図である。 平均遅延時間DBの構成例を示す図である。 本実施形態におけるスレーブノード20による時刻同期処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
まず、図1を用いてIEEE1588の時刻同期アルゴリズムについて説明する。図1は、IEEE1588の時刻同期アルゴリズムによる通信シーケンスの動作を表すシーケンス図である。図1では、マスターノード10とスレーブノード20とが双方向通信を行っており、スレーブノード20が定期的にマスターノード10の時刻にスレーブノード20の時刻を同期させる。
マスターノード10は、スレーブノード20に対して、定期的にSyncメッセージを送信する(ステップS100)。マスターノード10は、Syncメッセージの送信時刻(以下、「Sync送信時刻」という。)Tm(0)を記録する(ステップS101)。次に、マスターノード10は、スレーブノード20に対して、Follow_upメッセージを送信する(ステップS102)。この際、マスターノード10は、Follow_upメッセージの中に、Sync送信時刻Tm(0)を格納する。
スレーブノード20は、Syncメッセージを受信すると、この受信処理をトリガとしてSyncメッセージの受信時刻(以下、「Sync受信時刻」という。)Ts(0)を記録する(ステップS103)。次に、スレーブノード20はFollow_upメッセージを受信し、Follow_upメッセージ中に格納されるSync送信時刻Tm(0)を抽出し記録する。次に、スレーブノード20は、マスターノード10に対して、Delay_Requestメッセージを送信する(ステップS104)。そして、スレーブノード20は、Delay_Requestメッセージの送信時刻(以下、「Delay送信時刻」という。)Ts(1)を記録する(ステップS105)。
マスターノード10は、Delay_Requestメッセージを受信すると、この受信処理をトリガとしてDelay_Requestメッセージの受信時刻(以下、「Delay受信時刻」という。)Tm(1)を記録する(ステップS106)。次に、マスターノード10は、スレーブノード20に対してDelay_Responseメッセージを送信する(ステップS107)。この際、マスターノード10は、Delay_Responseメッセージの中に、Delay受信時刻Tm(1)を格納する。
スレーブノード20は、Delay_Responseメッセージを受信すると、Delay_Responseメッセージ中に格納されるDelay受信時刻Tm(1)を抽出し記録する。
スレーブノード20は、Sync送信時刻Tm(0)、Sync受信時刻Ts(0)に基づいて、以下の式1によってマスターノード10における時刻(以下、「マスター時刻」という。)とスレーブノード20における時刻(以下、「スレーブ時刻」という。)との差分MS_Diffを算出する。
Figure 2014165581
また、スレーブノード20は、Delay送信時刻Ts(1)、Delay受信時刻Tm(1)に基づいて、以下の式2によってスレーブ時刻とマスター時刻との差分SM_Diffを求める。
Figure 2014165581
式1のMS_Delayはマスターノード10からスレーブノード20への伝送遅延を表し、式2のSM_Delayはスレーブノード20からマスターノード10への伝送遅延を表し、式1及び式2のOffsetはマスターノード10に対するスレーブノード20の時刻オフセット(進み)を表す。なお、伝送遅延MS_Delay及びSM_Delayは、マスターノード10とスレーブノード20との間の伝播遅延と、マスターノード10とスレーブノード20との間のネットワーク上の中継ノードで生じるキューイング遅延などから構成される。
以上のように、マスターノード10に対するスレーブノード20の時刻のずれであるOffsetに関して、式1及び式2の二つの式が得られる。しかし、この二つの式には、Offsetの他にMS_Delay及びSM_Delayという未知のパラメータが含まれている。したがって、三つの未知のパラメータに対し二つの式しか存在しないため、Offsetを算出することができない。そのため、IEEE1588では、マスターノード10からスレーブノード20への伝送遅延MS_Delayと、スレーブノード20からマスターノード10への伝送遅延SM_Delayとが等しく、いずれの値もDelayであると仮定して、上記の式1及び式2を以下の式3及び式4に変形する。
Figure 2014165581
Figure 2014165581
式3及び式4の連立方程式を解くことによって、以下の式5が導出される。
Figure 2014165581
スレーブノード20は、導出された式5に基づいてOffsetを算出する。スレーブノード20は、算出したOffsetに基づいてスレーブ時刻を補正することによって、スレーブ時刻をマスター時刻に同期させる。以上が、IEEE1588に規定される時刻同期アルゴリズムである。
図2は、マスターノード10及びスレーブノード20の機能構成を表す概略ブロック図である。まず、マスターノード10の機能構成を説明する。
マスターノード10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、時刻同期用プログラムを実行する。時刻同期用プログラムの実行によって、マスターノード10は、マスタークロック生成部11、時計部12、パケット生成部13、通信部14を備える装置として機能する。なお、マスターノード10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されても良い。また、時刻同期用プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、時刻同期用プログラムは、電気通信回線を介して送受信されても良い。
マスタークロック生成部11は、例えば、VCXO(Voltage controlled xtal oscillators)等の電圧可変型の水晶発振器等を用いて構成される。また、マスタークロック生成部11は、マスタークロックを生成する。具体的には、マスタークロック生成部11は、マスターノード10における1秒の時間幅を決定する。なお、マスタークロック生成部11は、マスターノード10の外部に存在しても良い。
時計部12は、マスタークロック生成部11が生成したマスタークロックに従い、マスター時刻を決定する。具体的には、時計部12は、マスターノード10において何時何分何秒であるかを決める。時計部12は、マスター時刻の時刻情報をパケット生成部13に出力する。
パケット生成部13は、PTPメッセージ(制御メッセージ)を生成する。PTPメッセージとは、具体的には、Syncメッセージ、Follow_upメッセージ、Delay_Responseメッセージである。Syncメッセージは、時刻同期化の動作を開始するために送信されるメッセージである。Follow_upメッセージは、Syncメッセージが送信された後に、Sync送信時刻Tm(0)の時刻情報を通知するために送信されるメッセージである。Delay_Responseメッセージは、マスターノード10がスレーブノード20から送信されるPTPメッセージに応答するために送信されるメッセージである。
パケット生成部13は、定期的に通信部14を介してSyncメッセージをスレーブノード20に送信し、同時に時計部12を参照してSync送信時刻Tm(0)を記録する。また、パケット生成部13は、Syncメッセージ送信後に、Sync送信時刻Tm(0)を格納したFollow_upメッセージを生成する。パケット生成部13は、通信部14を介してスレーブノード20にFollow_upメッセージを送信する。
また、パケット生成部13は、通信部14によって受信されるDelay_Requestメッセージの受信時刻(Delay受信時刻)Tm(1)を時計部12を参照して記録する。その後、パケット生成部13は記録した受信時刻Tm(1)を格納したDelay_Responseメッセージを生成し、通信部14を介してスレーブノード20にDelay_Responseメッセージを送信する。
通信部14は、スレーブノード20との間で通信を行う。例えば、通信部14は、スレーブノード20からDelay_Requestメッセージを受信し、パケット生成部13に転送する。また、通信部14は、Syncメッセージ、Follow_upメッセージ、Delay_Responseメッセージをスレーブノード20に送信する。
次に、スレーブノード20の機能構成を説明する。
スレーブノード20は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、時刻同期用プログラムを実行する。時刻同期用プログラムの実行によって、スレーブノード20は、スレーブクロック生成部21、時計部22、通信部23、制御部24、演算部25、平均遅延時間記憶部26、閾値選択部27、判定部28、時刻補正部29を備える装置として機能する。なお、スレーブノード20の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。また、時刻同期用プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、時刻同期用プログラムは、電気通信回線を介して送受信されても良い。
スレーブクロック生成部21は、例えば、VCXO等の電圧可変型の水晶発振器等を用いて構成される。スレーブクロック生成部21は、スレーブクロックを生成する。具体的には、スレーブクロック生成部21は、スレーブノード20における1秒の時間幅を決定する。なお、スレーブクロック生成部21は、スレーブノード20の外部に存在しても良い。
時計部22は、スレーブクロック生成部21が生成したスレーブクロックに従い、スレーブ時刻を決定する。具体的には、時計部22は、スレーブノード20において何時何分何秒であるかを決める。時計部22は、スレーブ時刻の時刻情報を制御部24に出力する。
通信部23は、マスターノード10との間で通信を行う。例えば、通信部23は、マスターノード10からSyncメッセージ、Follow_upメッセージ、Delay_Responseメッセージを受信し、制御部24に転送する。また、通信部23は、Delay_Requestメッセージをマスターノード10に送信する。
制御部24は、スレーブノード20の各機能部を制御する。また、制御部24は、Delay_Requestメッセージ(制御メッセージ)を生成し、通信部23を介してマスターノード10にDelay_Requestメッセージを送信する。この際、制御部24は、時計部22を参照してDelay送信時刻Ts(1)を記録する。Delay_Requestメッセージは、通信部23がマスターノード10から送信されるFollow_upメッセージを受信した後に、マスターノード10にDelay_Responseメッセージを要求するために送信されるメッセージである。
また、制御部24は、通信部23からSyncメッセージが転送された際に時計部22を参照してSync受信時刻Ts(0)を記録する。また、制御部24は、Follow_upメッセージに格納されているSync送信時刻Tm(0)を抽出し記録する。また、制御部24は、Delay_Responseメッセージに格納されているDelay受信時刻Tm(1)を抽出し記録する。その後、制御部24は、各時刻情報(Sync送信時刻Tm(0)、Sync受信時刻Ts(0)、Delay送信時刻Ts(1)、Delay受信時刻Tm(1))を演算部25及び時刻補正部29に出力する。
演算部25は、制御部24から出力された各時刻情報を用いて平均遅延時間を算出する。平均遅延時間は、マスターノード10からスレーブノード20への伝送遅延MS_Diffと、スレーブノード20からマスターノード10への伝送遅延SM_Diffとの平均時間である。具体的には、演算部25は、以下の式6に基づいて平均遅延時間t_dを算出する。
Figure 2014165581
平均遅延時間記憶部26は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。平均遅延時間記憶部26は、平均遅延時間DB(Data Base:データベース)を記憶している。平均遅延時間DBには、演算部25によって算出された平均遅延時間の値が複数格納されている。平均遅延時間記憶部26は、演算部25が平均遅延時間を算出する度に、算出された平均遅延時間の値を平均遅延時間DBに追加して記憶する。
閾値選択部27は、平均遅延時間DBに格納されている複数の平均遅延時間に基づいて閾値を選択する。例えば、閾値選択部27は、平均遅延時間DBに格納されている複数の平均遅延時間の統計を取ることによって閾値を選択しても良い。より具体的には、閾値選択部27は、複数の平均遅延時間の中から最小の平均遅延時間の値を閾値に選択しても良いし、複数の平均遅延時間の平均値を閾値に選択しても良いし、その他の統計値を閾値に選択しても良い。また、閾値は、閾値選択部27によって出荷時に予め記憶されていても良いし、ユーザによって任意に決定されても良い。
判定部28は、演算部25が算出した平均遅延時間と、閾値選択部27が選択した閾値とに基づいて時計部22のスレーブ時刻の補正を行うか否かを判定する。演算部25が算出した平均遅延時間が閾値以上である場合、判定部28は時計部22のスレーブ時刻の補正を行わないと判定する。一方、演算部25が算出した平均遅延時間が閾値未満である場合、判定部28は時計部22のスレーブ時刻の補正を行うと判定する。この場合、判定部28は、時刻補正部29にスレーブ時刻を補正するように指示する。
時刻補正部29は、判定部28の判定結果に基づいて時計部22のスレーブ時刻を補正する。具体的には、時刻補正部29は、以下のようにしてスレーブ時刻を補正する。時刻補正部29は、制御部24から出力された各時刻情報を用いてOffsetを算出する。そして、時刻補正部29は、算出したOffsetを用いてスレーブ時刻を補正する。時刻補正部29のこの処理によって、時計部22のスレーブ時刻は、マスターノード10の時計部12のマスター時刻に同期する。
図3は、平均遅延時間DBの構成例を示す図である。
平均遅延時間DBは、平均遅延時間に関する情報を表すレコード30を複数有する。レコード30は、番号、平均遅延時間の各値を有する。番号の値は、レコード30によって表される平均遅延時間が格納された順番を表す。平均遅延時間の値は、レコード30によって表される平均遅延時間の項目を表す。
図3に示す例では、平均遅延時間DBには番号“1”から番号“N”までN個の平均遅延時間(“t_d1”〜“t_dN”)が格納されている。例えば、図3において、平均遅延時間DBの最上段の行は、番号の値が“1”、平均遅延時間の値が“t_d1”である。即ち、平均遅延時間DBに1番目に格納された平均遅延時間の値が“t_d1”であることが表されている。
閾値選択部27は、平均遅延時間DBに格納されている複数の平均遅延時間の値に基づいて閾値を選択する。なお、閾値選択部27は、平均遅延時間の値が平均遅延時間DBに格納されると、次回の処理において、新たに格納された平均遅延時間の値を含めた複数の平均遅延時間の値に基づいて閾値を選択する。
図4は、本実施形態におけるスレーブノード20による時刻同期処理の流れを示すフローチャートである。図4では、平均遅延時間DBにN個の平均遅延時間が格納されている状態における処理の流れについて説明する。
スレーブノード20の通信部23は、マスターノード10から送信されるSyncメッセージを受信する(ステップS201)。具体的には、通信部23は、マスターノード10からSyncメッセージを受信し、受信したSyncメッセージを制御部24に転送する。制御部24は、Syncメッセージが転送されると、時計部22を参照してSync受信時刻Ts(0)を記録する。
次に、通信部23は、マスターノード10から送信されるFollow_upメッセージを受信する(ステップS202)。具体的には、通信部23は、マスターノード10からFollow_upメッセージを受信し、受信したFollow_upメッセージを制御部24に転送する。制御部24は、Follow_upメッセージ中に格納されているSync送信時刻Tm(0)を抽出し記録する。
制御部24は、Delay_Requestメッセージを生成し、通信部23を介してマスターノード10にDelay_Requestメッセージを送信する(ステップS203)。この際、制御部24は、時計部22を参照してDelay送信時刻Ts(1)を記録する(ステップS204)。その後、通信部23は、マスターノード10から送信されるDelay_Responseメッセージを受信する(ステップS205)。
具体的には、通信部23は、マスターノード10からDelay_Responseメッセージ受信し、受信したDelay_Responseメッセージを制御部24に転送する。制御部24は、Delay_Responseメッセージ中に格納されているDelay受信時刻Tm(1)を抽出し記録する。制御部24は、記録している各時刻情報(Sync送信時刻Tm(0)、Sync受信時刻Ts(0)、Delay送信時刻Ts(1)、Delay受信時刻Tm(1))を演算部25及び時刻補正部29に出力する。
演算部25は、制御部24から出力された各時刻情報を用いて平均遅延時間を算出する(ステップS206)。次に、閾値選択部27は、平均遅延時間記憶部26に記憶されている平均遅延時間DBを読み出す。閾値選択部27は、読み出した平均遅延時間DBに基づいて閾値を選択する(ステップS207)。具体的には、閾値選択部27は、平均遅延時間DBに格納されている複数の平均遅延時間の統計を取ることによって閾値を選択する。
判定部28は、演算部25がステップS206で算出した平均遅延時間が、閾値選択部27が選択した閾値以上であるか否かを判定する(ステップS208)。平均遅延時間が閾値以上である場合(ステップS208−YES)、判定部28は時計部22のスレーブ時刻の補正を行わないと判定する。そして、演算部25はステップS206で算出した平均遅延時間を平均遅延時間DBに追加して記録する(ステップS209)。その後、図4の処理は終了する。
一方、平均遅延時間が閾値未満である場合(ステップS208−NO)、判定部28は時計部22のスレーブ時刻の補正を行うと判定する。この場合、判定部28は、時刻補正部29に時計部22のスレーブ時刻の補正を行うように指示する。
時刻補正部29は、判定部28からの指示を受けると、制御部24から出力された各時刻情報を用いてOffsetを算出する。時刻補正部29は、算出したOffsetに基づいて時計部22のスレーブ時刻を補正する。具体的には、以下のように時計部22のスレーブ時刻を補正する。補正前の時計部22のスレーブ時刻は、マスターノード10の時計部12のマスター時刻にOffsetの値が加わった時刻である。そのため、時刻補正部29は、補正前の時計部22のスレーブ時刻を、Offsetの値だけ減算した時刻となるように補正する(ステップS210)。演算部25は、ステップS206で算出した平均遅延時間を平均遅延時間DBに追加して記録する(ステップS209)。その後、図4の処理が終了する。
以上のように構成されたスレーブノード20によれば、平均遅延時間DBに格納されている全ての平均遅延時間を用いて選択された閾値に基づいて、スレーブ時刻の補正を行うか否かが判定される。算出された平均遅延時間が閾値以上である場合、スレーブノード20はパケットの揺らぎなどによる影響が大きいと判定し、スレーブ時刻の補正を行わない。一方、算出された平均遅延時間が閾値未満である場合、スレーブノード20はパケットの揺らぎなどによる影響が小さいと判定し、スレーブ時刻の補正を行う。したがって、スレーブノード20は、パケットの揺らぎなどによる影響が大きい場合にはスレーブ時刻の補正を行わず、パケットの揺らぎなどによる影響が小さい場合にのみスレーブノード20のスレーブ時刻を補正することができる。そのため、パケットの揺らぎなどによる影響を軽減し、時刻同期の精度を向上させることが可能となる。
<変形例>
一台のマスターノード10に対してスレーブノード20が複数台接続されて構成されても良い。
また、本実施例では、マスターノード10とスレーブノード20との間で送受信されるメッセージとしてPTPメッセージを示したが、これに限定される必要はない。例えば、NTP(Network Time Protocol)メッセージやSNTP(Simple Network Time Protocol)メッセージなどのメッセージが用いられても良いし、その他のメッセージが用いられても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…マスターノード, 20…スレーブノード, 11…マスタークロック生成部, 12…時計部, 13…パケット生成部, 14…通信部, 21…スレーブクロック生成部, 22…時計部, 23…通信部, 24…制御部, 25…演算部, 26…平均遅延時間記憶部(記憶部), 27…閾値選択部, 28…判定部, 29…時刻補正部

Claims (8)

  1. 双方向通信を行うマスターノードとスレーブノードとを備え、前記スレーブノードにおける時刻を前記マスターノードにおける時刻に同期させる時刻同期システムであって、
    前記マスターノードは、
    前記スレーブノードと制御メッセージの送受信を行う通信部を備え、
    前記スレーブノードは、
    前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信部と、
    前記通信部が前記制御メッセージを送受信した際に取得される時刻情報を用いて平均遅延時間を算出する演算部と、
    前記演算部によって算出された前記平均遅延時間が閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記演算部によって算出された前記平均遅延時間が閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正部と、
    を備える時刻同期システム。
  2. 前記演算部が算出する前記平均遅延時間を複数記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている複数の前記平均遅延時間の統計値に基づいて閾値を選択する閾値選択部と、を更に備え、
    前記時刻補正部は、演算部によって算出された前記平均遅延時間が、前記閾値選択部によって選択された閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記演算部によって算出された前記平均遅延時間が、前記閾値選択部によって選択された閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない請求項1に記載の時刻同期システム。
  3. 双方向通信を行うマスターノードとスレーブノードとを備え、前記スレーブノードにおける時刻を前記マスターノードにおける時刻に同期させる時刻同期システムが行う時刻同期方法であって、
    前記マスターノードが、
    前記スレーブノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップと、
    前記スレーブノードが、
    前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップと、
    前記通信ステップによって前記制御メッセージを送受信した際に取得される時刻情報を用いて平均遅延時間を算出する演算ステップと、
    前記演算ステップによって算出された前記平均遅延時間が閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記演算ステップによって算出された前記平均遅延時間が閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正ステップと、
    を有する時刻同期方法。
  4. 前記スレーブノードが、前記演算ステップによって算出される前記平均遅延時間を記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記記憶部に記憶されている複数の前記平均遅延時間の統計値に基づいて閾値を選択する閾値選択ステップと、を更に有し、
    前記スレーブノードは、前記時刻補正ステップにおいて、前記平均遅延時間が前記閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記平均遅延時間が前記閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない請求項3に記載の時刻同期方法。
  5. マスターノードに対して時刻同期を行うスレーブノードであって、
    前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信部と、
    前記通信部が前記制御メッセージを送受信した際に取得される時刻情報を用いて平均遅延時間を算出する演算部と、
    前記演算部によって算出された前記平均遅延時間が閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記演算部によって算出された前記平均遅延時間が閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正部と、
    を備えるスレーブノード。
  6. 前記演算部によって算出される前記平均遅延時間を複数記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている複数の前記平均遅延時間の統計値に基づいて閾値を選択する閾値選択部と、を更に備え、
    前記時刻補正部は、前記平均遅延時間が、閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記平均遅延時間が、閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない請求項5に記載のスレーブノード。
  7. 双方向通信を行うマスターノードとスレーブノードとを備え、前記スレーブノードにおける時刻を前記マスターノードにおける時刻に同期させる時刻同期システムとして、前記マスターノードに相当する第一のコンピュータ及び前記スレーブノードに相当する第二のコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記第一のコンピュータに対し、
    前記スレーブノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップを実行させ、
    前記第二のコンピュータに対し、
    前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップと、
    前記通信ステップによって前記制御メッセージを送受信した際に取得される時刻情報を用いて平均遅延時間を算出する演算ステップと、
    前記演算ステップによって算出された前記平均遅延時間が閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記演算ステップによって算出された前記平均遅延時間が閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正ステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  8. 前記演算ステップによって算出される前記平均遅延時間を記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記記憶部に記憶されている複数の前記平均遅延時間の統計値に基づいて閾値を選択する閾値選択ステップと、を更に実行させ、
    前記時刻補正ステップにおいて、前記平均遅延時間が前記閾値未満である場合に自装置の時刻を補正し、前記平均遅延時間が前記閾値以上である場合に自装置の時刻を補正しない請求項7に記載のコンピュータプログラム。
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