JP2014165109A - 燃料電池 - Google Patents

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裕樹 数野
Naoyuki Kishida
尚之 岸田
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Abstract

【課題】クロスオーバーを防ぎつつアノードへ燃料の供給を促進して発電効率の向上を図ることができる。
【解決手段】互いに対向配置されたアノード6およびカソード7と、アノード6とカソード7との間に設けられ、アノード6が配置されて還元性を有する液体の第1の燃料Xが供給される第1の燃料室3とカソード7が配置されて酸化性を有する第2の燃料Yが供給される第2の燃料室4とを隔離する電解質膜5と、第1の燃料室3に電解質膜5側からアノード6に向かう電気浸透流Eを発生させる電気浸透流発生手段8とを備える燃料電池1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池に関するものである。
従来、電気浸透流ポンプを用いてアノードへの燃料の供給を促進することによって発電効率の向上を図った燃料電池が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第4922933号公報
しかしながら、特許文献1に記載の燃料電池において、電気浸透流ポンプによってアノードに向かって供給される燃料が、アノードを通過した後に流動方向の前方に位置する電解質膜にぶつかることにより、燃料が電解質膜を通過してカソード側へ流出するクロスオーバーという現象が促進される。このクロスオーバーによってアノード用の燃料がカソードで酸化反応することにより、起電力が低下し発電が阻害されてしまうという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、クロスオーバーを防ぎつつアノードへ燃料の供給を促進して発電効率の向上を図ることができる燃料電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、互いに対向配置されたアノードおよびカソードと、前記アノードと前記カソードとの間に設けられ、前記アノードが配置されて還元性を有する液体の第1の燃料が供給される第1の燃料室と前記カソードが配置されて酸化性を有する第2の燃料が供給される第2の燃料室とを隔離する電解質膜と、前記第1の燃料室に前記電解質膜側から前記アノードに向かう電気浸透流を発生させる電気浸透流発生手段とを備える燃料電池を提供する。
本発明によれば、アノードにおいて第1の燃料が酸化されることによって第1の燃料から電子が放出され、この電子を用いてカソードにおいて第2の燃料が還元される。このときのアノードからカソードに移動する電子を外部において電気エネルギーとして取り出すことができる。
この場合に、第1の燃料室においては、電気浸透流発生手段が発生した電気浸透流によって、電解質膜側からアノードへ向かう第1の燃料の流動が生じる。これにより、アノードへの第1の燃料の供給を促進して発電効率を向上することができる。また、電気浸透流およびこれによって生じる第1の燃料の流動の方向は、クロスオーバーを促進する第1の燃料の流動方向とは逆方向であるので、第1の燃料のクロスオーバーを防ぐことができる。
上記発明においては、前記電気浸透流発生手段が、前記アノードおよび前記電解質膜の配列方向に配列された、多孔質からなる一対の電極および該一対の電極の間に介在する多孔質からなる誘電体を有し、前記一対の電極の間に前記電気浸透流を発生する電気浸透流ポンプを備えていてもよい。
このようにすることで、簡易な構成で電気浸透流を発生することができる。
また、上記発明においては、前記一対の電極が、前記アノードを間に挟んで配置されていてもよい。
このようにすることで、アノードを横切る電気浸透流を発生させて、アノードへの第1の燃料の供給効率をさらに向上することができる。
また、上記発明においては、前記電気浸透流ポンプの、一方の前記電極が前記第1の燃料室に配置され、他方の前記電極が前記第2の燃料室に配置されていてもよい。
このようにすることで、アノードと電解質膜との間に介在する部材を減らし、アノードと電解質膜との間のイオンの受け渡しを効率的に行うことができる。
また、上記発明においては、前記アノードが、前記第1の燃料室の内面との間に間隔を空けて配置されていてもよい。
このようにすることで、アノードの周囲に第1の燃料が流動する流路を確保し、アノードを電解質膜側から通過した後にアノードの外面に沿ってアノードの電解質膜側へ戻る第1の燃料の循環を促進することができる。
また、上記発明においては、前記電解質膜が、アニオン交換膜であってもよい。
このようにすることで、第2の燃料室にアルカリ電解液を満たしたアニオン移動型に好適な構成することができる。
本発明によれば、クロスオーバーを防ぎつつアノードへ燃料の供給を促進して発電効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る燃料電池の全体構成を示す断面図である。 図1の燃料電池の第1の変形例の全体構成を示す断面図である。 図1の燃料電池の第2の変形例の全体構成を示す断面図である。 図1の燃料電池の第3の変形例の全体構成を示す断面図である。 図1の燃料電池の第4の変形例の全体構成を示す断面図である。 図1の燃料電池の第5の変形例の全体構成を示す断面図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る燃料電池1について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る燃料電池1は、図1に示されるように、容器2と、該容器内を2つの部屋3,4に区画する電解質膜5と、該電解質膜5を間に挟んで対向配置されたアノード6およびカソード7と、アノード6が位置する第1の部屋3に配置された電気浸透流ポンプ(電気浸透流発生手段)8とを備えている。
容器2は、角筒状または円筒状であり、内部の空間が電解質膜5によって一端側の第1の部屋3と他端側の第2の部屋4とに区画されている。
第1の部屋(第1の燃料室)3は、容器2の一方の端壁、側壁および電解質膜5によって密閉された空間である。第1の部屋3には、アノード6の燃料となる、還元性を有する分子を含む燃料液(第1の燃料)Xが充填されている。還元性を有する分子としては、例えば、メタノール、エタノール、エチレングリコール、グリセロール等のアルコール、または、グルコース、ガラクトース等の糖が用いられる。燃料液Xは、硫酸や塩酸等の酸性電解質をさらに含んでいてもよい。
第2の部屋(第2の燃料室)4は、容器2の側壁および電解質膜5によって囲まれ、容器2の他端において外部に開放された空間であり、容器2の外部からカソード7の燃料となる空気が供給される。
アノード6およびカソード7は、平板状であり、電解質膜5に略平行に配置されている。また、カソード7は、第2の部屋4において、電解質膜5および容器2の側壁の内面と密着して第2の部屋4を密閉するように配置され、電解質膜5とは反対側の面の少なくとも一部が、容器2の外部に露出されている。また、アノード6およびカソード7は、容器2の外部を通る配線9によって互いに電気的に接続されている。
アノード6は、燃料液Xを酸化する電極であり、導電性材料からなる多孔質の基材と、該基材に担持され、燃料液Xの酸化反応を促進する触媒としての金属粒子とを備えている。基材の材料としては、カーボンが好適に用いられるが、ジルコニアやセリア等の酸化物にカーボン等の導電性材料が混合されてものが用いられてもよい。金属粒子の材料としては、白金、ルテニウム、ロジウム、金、銀等の貴金属や、コバルト、ニッケル、銅、鉄、マンガン、ニオブ、鉛等の卑金属、または、これら貴金属および卑金属の酸化物が好適に用いられる。これら金属および酸化物を組み合わせた2元系以上の金属や、2種類以上を含む合金が用いられてもよい。あるいは、触媒として、酵素およびメディエータが用いられてもよい。
カソード7は、空気に含まれる酸素(第2の燃料)Yを還元する電極であり、導電性材料からなる多孔質の基材と、該基材に担持され、酸素Yの還元反応を促進する触媒としての金属粒子とを備えている。基材の材料としては、カーボンが好適に用いられる。金属粒子の材料としては、白金が好適に用いられる。
電解質膜5は、水素イオンを選択的に透過させる性質を有するプロトン交換膜であり、アノード6での燃料液Xの酸化反応によって発生した水素イオンを、第1の部屋3からカソード7へ伝達する。
電気浸透流ポンプ8は、対向配置される一対の板状の電極8a,8bと、これら電極8a,8bの間において対向配置される一対の板状の誘電体8c,8dと、一対の電極8a,8b間に電圧を印加する電源8eとを備えている。
電極8a,8bおよび誘電体8c,8dは、アノード6および電解質膜5の配列方向に沿って配列されており、一対の誘電体8c,8dの間にアノード6が挟まれている。また、電極8a,8bおよび誘電体8c,8dは、燃料液Xが通過可能な多孔質からなる。
電気浸透流ポンプ8は、電源8eから一対の電極8a,8b間に電圧を印加することによって、電解質膜5側に位置する一方の電極8aから誘電体8c,8dおよびアノード6を横切って他方の電極8bへ向かう電気浸透流Eを発生させる。
ここで、アノード6、電極8a,8bおよび誘電体8c,8dからなるユニットは、容器2の一端壁および側壁の内面との間に間隔を空けて配置されている。これにより、このユニットの周囲には燃料液Xが容易に流動可能な流路が確保され、破線矢印で示されるように、電解質膜5側からアノード6を通過した後に容器2の内面に沿って電解質膜5側へ戻る燃料液Xの循環経路が第1の部屋3に形成される。
電極8a,8bの材料としては、白金、金、銀、カーボン、ステンレス鋼等の導電性材料が好適に用いられる。特に、電極8a,8bは、カーボンペーパのような、燃料液Xと干渉しないカーボンからなる多孔質材料からなることが好ましい。
誘電体8c,8dは、多孔質体、または、繊維もしくは粒子の充填層からなる。誘電体8c,8dの材料としては、シリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニア、酸化セリウム、酸化ランタン、酸化イットリウム、酸化ハフニウム、酸化マグネシウム、酸化タンタル、シリコン窒化物、ホウケイ酸塩、バイコール、プラスチックおよび石膏のいずれか、または、これらの混合物が好適に用いられる。誘電体8c,8dの細孔径は、0.1μm〜8.0μmであることが好ましく、誘電体8c,8dの平均気孔率は、25%〜52%であることが好ましい。誘電体8c,8dは、必要に応じて親水性処理が施されていてもよい。
電源8eは、容器2の外部に配置されており、一対の電極8a,8b間に、好ましくは30V以下の電圧を印加する。電源8eとしては、リチウムイオン電池のような2次電池、燃料電池、または、安定化電源等の専用の電源が用いられる。
なお、電気浸透流Eが発生するためには、燃料液Xが適切な電気的性質を有する必要がある。したがって、燃料液Xは、誘電体8c,8dのゼータ電位が得られる適切なpHおよび導電率を有するように調整されおり、緩衝液を含んでいてもよい。
次に、このように構成された燃料電池1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る燃料電池1によれば、アノード6において燃料液Xに含まれるアルコールまたは糖等の分子が酸化されることによって、該分子から電子が放出されると共に水素イオンが生成する。放出された電子は、アノード6から配線9を通ってカソード7に移動する。一方、生成された水素イオンは、電解質膜5を介してカソード7に移動する。カソード7においては、空気中の酸素Yが、アノード6からの電子を用いて還元される。このときのアノード6からカソード7へ配線9を介して移動する電子を、配線9の途中位置において電気エネルギーとして取り出すことができる。
この場合に、本実施形態によれば、電気浸透流ポンプ8が発生する電気浸透流Eによって、アノード6を厚さ方向に通過して容器2の内面に沿って再びアノード6へ戻る燃料液Xの循環流が発生する。これにより、新鮮な燃料液Xのアノード6への供給と、アノード6において発生した反応生成物の除去とが連続的に行われるので、発電効率を向上することができるという利点がある。さらに、電気浸透流Eおよび燃料液Xの循環流は、電解質膜5近傍において電解質膜5側からアノード6に向かって流れるので、アノード6側から電解質膜5に向かって流れる燃料液Xは押し戻される。これにより、燃料液Xが電解質膜5を通過して第2の部屋4に流出するクロスオーバーを防ぐことができるという利点がある。
なお、電気浸透流Eの方向が、電解質膜5における水素イオンの移動方向とは逆方向になっているが、水素イオンは、燃料電池1の発電に伴う電解質膜5の両側の電荷のバランスを保つために電気浸透流Eの有無に関係なく移動するため、電気浸透流Eが水素イオンの移動に影響を与えることはない。
次に、本実施形態に係る燃料電池1の変形例について説明する。
(第1の変形例)
本実施形態の第1の変形例に係る燃料電池101は、図2に示されるように、第1の部屋3内の角部に設けられた保護部材10を備えている点において、燃料電池1と異なっている。保護部材10は、角をなして隣接する2つの面同士を滑らかに接続する曲面10aを有している。
このようにすることで、第1の部屋3において、角部でも燃料液Xを滑らかに流動させて燃料液Xをさらに滑らかに循環させることができ、発電効率をさらに向上することができる。
(第2の変形例)
本実施形態の第2の変形例に係る燃料電池102は、図3に示されるように、もう2つの電気浸透流ポンプ81,82を備えている点において、燃料電池1と異なっている。もう2つの電気浸透流ポンプ81,82は、一対の電極8a,8bと、これら電極8a,8bの間に配置される単一の誘電体8cと、一対の電極8a,8b間に電圧を印加する電源8eとを備えている。これら電気浸透流ポンプ81,82は、アノード6と容器2の側壁との間に配置され、循環流の流動方向に沿ってアノード6に向かう電気浸透流Eを発生させるようになっている。
このようにすることで、燃料液Xの流動方向をより整えて、アノード6へさらに効率的に燃料液Xを供給することができる。
(第3の変形例)
本実施形態の第3の変形例に係る燃料電池103は、図4に示されるように、カソード7が、電解質膜5との間に間隔を空けて配置され、第2の部屋4に、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム等のアルカリ電解液Zが充填されている点において、燃料電池1と異なっている。この構成においては、カソード7での酸素Yの還元反応によって生じた水酸化物イオンが、電解質膜5を介して第1の部屋3へ移動する。したがって、本変形例においては、電解質膜5として、プロトン交換膜に代えて、水酸化物イオンを選択的に透過させるアニオン交換膜が用いられる。
このようにすることで、アノード6とカソード7との間で水酸化物イオンが移動するアニオン伝導型の構成において、電解質膜5からアノード6に向かう電気浸透流Eによって水酸化物イオンの移動を促進することによりアノード6における水酸化物イオンの消費を促進し、発電効率を向上することができる。
なお、アニオン伝導型の燃料電池103においては、燃料液Xとして、上述したアルコールまたは糖に加えて、水酸化ナトリウム等のアルカリ性電解質をさらに含む液体が用いられてもよい。また、カソード7に担持される触媒として、上述した白金に代えて、酸化マンガンが用いられてもよい。
(第4の変形例)
本実施形態の第4の変形例に係る燃料電池104は、第3の変形例の燃料電池103のさらなる変形例であって、図5に示されるように、電気浸透流ポンプ8の構成のうち、一方の電極8aおよび誘電体8cが、第2の部屋4に配置されている。
このようにしても、第3の変形例の燃料電池103と同様に動作することができる。また、アノード6と電解質膜5とが隣接して配置されるので、水酸化物イオンのアノード6への伝達効率を高めて発電効率を向上することができる。なお、本変形例のように、カソード7と電気浸透流ポンプ8の電極8aとが隣接して配置される場合、カソード7と電極8aとを互いに電気的に絶縁するために、カソード7と電極8aとの間に図示しない絶縁部材が配置されるか、または、隙間が確保される。
(第5の変形例)
本実施形態の第5の変形例に係る燃料電池105は、第4の変形例の燃料電池104のさらなる変形例であって、図6に示されるように、一方の誘電体8cが電解質膜5と共通化されている。電解質膜5によって電気浸透流Eの発生に必要な表面電位が得られる場合には、電解質膜5が、電気浸透流ポンプの誘電体8cを兼ねることで、構成部材の数を削減し、小型化および低コスト化を図ることができる。
なお、本実施形態およびその変形例においては、電気浸透流ポンプ8の電極8a,8bとして、単一の部材からなるものが示されているが、電極8a,8bは、複数の部材から構成されていてもよい。また、電極8a,8bの寸法は、アノード6およびカソード7の寸法よりも、小さくても大きくてもよい。また、電極8a,8bは、互いに径方向にずれて配置されていてもよい。また、燃料液Xの通過を促進するために、アノード6、電極8a,8bおよび誘電体8c,8dに、厚さ方向に貫通する貫通孔が設けられていてもよい。
1,101,102,103,104,105 燃料電池
2 容器
3 第1の部屋(第1の燃料室)
4 第2の部屋(第2の燃料室)
5 電解質膜
6 アノード
7 カソード
8 電気浸透流ポンプ(電気浸透流発生手段)
8a,8b 電極
8c,8d 誘電体
8e 電源
9 配線
10 保護部材
10a 曲面
E 電気浸透流
X 燃料液(第1の燃料)
Y 酸素(第2の燃料)
Z アルカリ電解液

Claims (6)

  1. 互いに対向配置されたアノードおよびカソードと、
    前記アノードと前記カソードとの間に設けられ、前記アノードが配置されて還元性を有する液体の第1の燃料が供給される第1の燃料室と前記カソードが配置されて酸化性を有する第2の燃料が供給される第2の燃料室とを隔離する電解質膜と、
    前記第1の燃料室に前記電解質膜側から前記アノードに向かう電気浸透流を発生させる電気浸透流発生手段とを備える燃料電池。
  2. 前記電気浸透流発生手段が、前記アノードおよび前記電解質膜の配列方向に配列された、多孔質からなる一対の電極および該一対の電極の間に介在する多孔質からなる誘電体を有し、前記一対の電極の間に前記電気浸透流を発生する電気浸透流ポンプを備える請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記一対の電極が、前記アノードを間に挟んで配置されている請求項2に記載の燃料電池。
  4. 前記電気浸透流ポンプの、一方の前記電極が前記第1の燃料室に配置され、他方の前記電極が前記第2の燃料室に配置されている請求項3に記載の燃料電池。
  5. 前記アノードが、前記第1の燃料室の内面との間に間隔を空けて配置される請求項1から請求項4のいずれかに記載の燃料電池。
  6. 前記電解質膜が、アニオン交換膜である請求項1から請求項5のいずれかに記載の燃料電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015059767A1 (ja) * 2013-10-22 2017-03-09 積水化学工業株式会社 電気浸透流ポンプ、その製造方法及びマイクロ流体デバイス

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