JP2014164678A - Electronic device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電子機器に関する。 The present invention relates to an electronic device.
例えば電子書籍において、ページ送りの感覚を使用者に与える触覚呈示デバイスが知られている。このようなデバイスにより、使用者は、タッチパネル等では得られなかった直感的な操作感を得られる。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特表2005−502965号公報
For example, in an electronic book, a tactile sense presentation device that gives a user a sense of page turning is known. With such a device, the user can obtain an intuitive operational feeling that cannot be obtained with a touch panel or the like.
[Prior art documents]
[Patent Literature]
[Patent Document 1] JP 2005-502965 A
電子機器において送り操作の対象となるページ、メニュー項目、画像等である表示アイテムの数が多くなると、使用者は目標とする表示アイテムになかなか到達することができないことがあった。 When the number of display items such as pages, menu items, images, and the like that are targets of a feed operation in an electronic device increases, the user may not easily reach the target display item.
本発明の具体的態様における電子機器は、表示アイテムを表示させる表示部と、表示部における表示アイテムの送り動作において、送り方向と同一方向へ連続的な触覚を操作者に与える触覚デバイスと、予め定められた表示アイテムが表示される場合に、他の表示アイテムが表示される場合とは異なる触覚を操作者に与えるように、触覚デバイスを制御する制御部とを備える。 An electronic apparatus according to a specific aspect of the present invention includes a display unit that displays a display item, a tactile device that provides a continuous tactile sensation to the operator in the same direction as the feed direction, And a control unit that controls the haptic device so as to give the operator a haptic sensation different from the case where other display items are displayed when a predetermined display item is displayed.
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。 It should be noted that the above summary of the invention does not enumerate all the necessary features of the present invention. In addition, a sub-combination of these feature groups can also be an invention.
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。 Hereinafter, the present invention will be described through embodiments of the invention, but the following embodiments do not limit the invention according to the claims. In addition, not all the combinations of features described in the embodiments are essential for the solving means of the invention.
図1は、第1の実施形態に係るタブレット端末100の外観斜視図である。タブレット端末100は、筐体110に対して表示パネル120、回転ダイヤル130およびファンクションボタン140を備える。
FIG. 1 is an external perspective view of the
筐体110は、アルミ、SUS、エンジニアプラスチック等により成形される高剛性の構造体である。使用者は、例えば図示するように、右手の掌と親指以外の指で筐体110を把持してタブレット端末100を使用する。
The
表示パネル120は、例えば液晶パネル、有機ELパネルから成る表示部である。表示パネル120には、表示アイテムが表示される。表示アイテムは、例えば、タブレット端末100を電子書籍端末として使用するのであれば書籍コンテンツの単位ページであり、タブレット端末100を電子アルバム端末として使用するのであればそれぞれの写真画像である。表示アイテムは、他にも、設定メニューにおける各選択項目であったり、スライドバー表示おいて特定位置を表すアイコン指標であったりしても良い。すなわち、表示アイテムは、複数で一定のグループに属し、他の表示アイテムとの間に前後左右などの相対的な接続関係を有する表示単位要素である。
The
回転ダイヤル130は、表示パネル120に表示された表示アイテムを、他の表示アイテムに変更するための操作部材である。使用者は、例えば図示するように、右手親指で回転ダイヤル130を回転操作する。回転ダイヤル130は、回転操作部材として、表示パネル120の右側長辺と平行になるように、右側長辺の中央に隣接して配置されている。
The
使用者は、回転ダイヤル130を回転すると、その回転角に応じて、隣接する表示アイテムを次々に表示させることができる。例えば、複数の画像データのいずれかを表示させる場合、使用者は、回転ダイヤル130を左方向(順方向)に回転させれば、n番目の画像→(n+1)番目の画像→(n+2)番目の画像というように、昇順に送ることができる。右方向(逆方向)に回転させれば、n番目の画像→(n−1)番目の画像→(n−2)番目の画像というように、降順に送ることができる。例えば、複数の選択項目が左右方向に並んで表示されている場合、使用者は、回転ダイヤル130を右方向に回転させれば、右方向に1つずつ選択対象(アクティブ項目)を移動させることができる。左方向に回転させれば、左方向に1つずつ選択対象を移動させることができる。
When the user rotates the
ファンクションボタン140は、電源のオン/オフ、コンテンツの切り替え等を指示する操作部材である。使用者は、例えば、タブレット端末100を電子書籍端末として使用しているときにファンクションボタン140を押圧すると、別の電子書籍に切り替えることができる。
The
図2は、回転ダイヤル130の操作、および表示パネル120にける表示アイテムの表示態様の変化を説明する説明図である。ここでは、タブレット端末100を電子書籍端末として利用する場合を想定し、タブレット端末100は、表示パネル120に書籍コンテンツの各ページを表示アイテムとして表示する。
FIG. 2 is an explanatory diagram for explaining the operation of the
図2(a)および図2(b)は、右利きの使用者が使用する場合の態様を表す。この場合、回転ダイヤル130は、表示パネル120の右側長辺の中央付近に位置する。右利きの使用者は、右手で回転ダイヤル130を操作することができる。
FIG. 2 (a) and FIG. 2 (b) show an aspect when a right-handed user uses. In this case, the
図2(a)で示すように、使用者が回転ダイヤル130を左方向に回転させると、表示アイテムであるページ210(nページ目)は、次のページ210((n+1)ページ目)に置き換えられる。このとき、あたかもページが左方向に繰られるように、アニメーションパート211がページ210の右下から全体に広がるような視覚効果を発揮する。同時に、ページが順方向に送られたことを使用者に視認させるように、右矢印アイコン201を重畳表示する。
As shown in FIG. 2A, when the user rotates the
同様に、図2(b)で示すように、使用者が回転ダイヤル130を右方向に回転させると、ページ210(nページ目)は、前のページ210((n−1)ページ目)に置き換えられる。このとき、あたかもページが右方向に繰られるように、アニメーションパート212がページ210の左下から全体に広がるような視覚効果を発揮する。同時に、ページが逆方向に送られたことを使用者に視認させるように、左矢印アイコン202を重畳表示する。
Similarly, as shown in FIG. 2B, when the user rotates the
図2(c)および図2(d)は、左利きの使用者が使用する場合の態様を表す。この態様は、図2(a)および図2(b)の状態から、タブレット端末100を表示パネル120の法線周りに180度回転させた状態である。この場合、回転ダイヤル130は、表示パネル120の左側長辺の中央付近に位置することになる。左利きの使用者は、左手で回転ダイヤル130を操作することができる。
FIG. 2C and FIG. 2D show an aspect in the case of use by a left-handed user. This aspect is a state in which the
図2(c)に示すように、使用者が回転ダイヤル130を左方向に回転させると、ページ210(nページ目)は、次のページ210((n+1)ページ目)に置き換えられる。アニメーションパート211と右矢印アイコン201の表示態様は、図2(a)の場合と同様である。
As shown in FIG. 2C, when the user rotates the
同様に、図2(d)に示すように、使用者が回転ダイヤル130を右方向に回転させると、ページ210(nページ目)は、前のページ210((n−1)ページ目)に置き換えられる。アニメーションパート212と左矢印アイコン202の表示態様は、図2(b)の場合と同様である。
Similarly, as shown in FIG. 2D, when the user rotates the
ここで、使用者が回転ダイヤル130を右手で操作しているのか、左手で操作しているのかは、タブレット端末100の姿勢により判断される。具体的には後述するが、タブレット端末100は、重力センサの出力を監視することにより、自身の姿勢を判断する。ファンクションボタン140が表示パネル120よりも下に位置する姿勢(図2(a)(b))であると判断すれば、右利き使用者の態様として、回転ダイヤル130の第1回転操作(表示パネル120へ向かう方向への回転操作)を順送り方向、第2回転操作(表示パネル120から遠ざかる方向への回転操作)を逆送り方向として制御する。一方、ファンクションボタン140が表示パネル120よりも上に位置する姿勢(図2(c)(d))であると判断すれば、左利き使用者の態様として、回転ダイヤル130の第2回転操作を順送り方向、第1回転操作を逆送り方向として制御する。
Here, whether the user operates the
タブレット端末のような電子機器において、表示アイテムの数が多くなると、使用者は、目標とする表示アイテムに到達するまでに、多くの送り操作を行う必要がある。電子機器側が使用者の送り操作を長い周期で受け付けると、使用者が目標とする表示アイテムを表示するまでに長い時間を要してしまう。一方、使用者の送り操作を短い周期で受け付けると、送り表示が高速となり、使用者が目標とする表示アイテムを見過ごしてしまうか、アイテムの表示自体が送り速度に追従できなくなってしまう。すなわち、表示アイテムの数が多くなると、使用者は目標とする表示アイテムになかなか到達することができないことがあった。 In an electronic device such as a tablet terminal, when the number of display items increases, the user needs to perform many feed operations before reaching the target display item. When the electronic device side accepts the user's feeding operation at a long cycle, it takes a long time for the user to display the target display item. On the other hand, if the user's feed operation is accepted in a short cycle, the feed display becomes fast, and the user may miss the target display item or the item display itself cannot follow the feed speed. That is, when the number of display items increases, the user may not easily reach the target display item.
そこで、本実施形態においては、まず、使用者が目標とする可能性の高い表示アイテム、事前に指定された特定の表示アイテム、指定された条件を満たす表示アイテム等を、予め定められた表示アイテムとして他の表示アイテムとは区別する。そして、回転ダイヤル130の回転操作に対し、当該予め定められた表示アイテムが表示パネル120に表示される場合には、他の表示アイテムが表示される場合とは異なる触覚を使用者に与える。
Therefore, in the present embodiment, first, display items that are likely to be targeted by the user, specific display items that are specified in advance, display items that satisfy the specified conditions, and the like are determined in advance. To distinguish from other display items. Then, when the predetermined display item is displayed on the
以下に具体的な構成と処理フローについて説明する。まず初めに、回転ダイヤル130を含む触覚デバイス300の構造について説明する。図3は、触覚デバイス300の構造を示す概略図である。図示するように、触覚デバイス300は、回転ダイヤル130の他に、軸受301、回転軸302、抵抗回転板303、エンコーダ304、ソレノイド310を主に備える。
A specific configuration and processing flow will be described below. First, the structure of the
回転ダイヤル130は、円筒形状を成し、両端面からそれぞれ回転軸302が延出している。回転軸302の一方は、軸受301により軸支されている。他方は、エンコーダ304の検出軸に連接されて軸支されている。回転ダイヤル130の一部は、使用者の指によって操作されるように、筐体開口部150から突出している。
The
抵抗回転板303は、エンコーダ304と回転ダイヤル130の間に、回転軸302と同軸かつ一体的に回転できるように、回転軸302に対して固定されている。抵抗回転板303は、例えばSUSにより形成される。抵抗回転板303は、外周面が平面で構成される多角形平板であり、本実施形態においては六角形平板を採用する。抵抗回転板303の外接円半径は回転ダイヤル130の半径よりも小さい。したがって、抵抗回転板303は、回転ダイヤル130が回転されると、筐体内部で回転ダイヤル130と一体的に回転する。
The
抵抗回転板303の外周面は、摩擦抵抗が大きくなるように粗面加工が施されている。あるいは、外周面に高摩擦シートが貼着されていても良い。当該外周面には、ソレノイド310の可動鉄心311の先端部が押し当てられている。ソレノイド310のコイル312に通電される電流の多寡により、可動鉄心311が抵抗回転板303の外周面を押圧する押圧力が変化する。通電される電流が多ければ可動鉄心311の押圧力は増大し、この押圧力が抵抗力となって、使用者が回転ダイヤル130を回転させるために必要な操作力が大きくなる。すなわち、使用者は、回転ダイヤル130の回転に対して、重くなったとの触覚を受ける。通電される電流が小さければ可動鉄心311の押圧力は減少し、使用者が回転ダイヤル130を回転させるために必要な操作力が小さくなる。すなわち、使用者は、回転ダイヤル130の回転に対して、軽くなったとの触覚を受ける。
The outer peripheral surface of the
また、抵抗回転板303は六角形平板であるので、可動鉄心311の先端部が、抵抗回転板303の回転により頂角部を乗り越えるときに、使用者は、クリック感を感じる。このときに、表示パネル120に表示された表示アイテムが切り替えられれば、使用者は、視覚と触覚が連動したより直感的な送り動作を体感することができる。
Further, since the
可動鉄心311の先端部が頂角部を乗り越えるごとに表示アイテムを切り替えるには、抵抗回転板303が六角形平板の場合、回転ダイヤル130が60度回転されるごとに表示アイテムを切り替えれば良い。八角形平板の場合は45度であり、十二角形平板の場合は30度である。回転ダイヤル130の回転量は、エンコーダ304の出力により監視される。
In order to switch the display item every time the tip of the
なお、クリック感は可動鉄心311の先端部が、抵抗回転板303の回転により角部を乗り越えるときに発生するので、抵抗回転板303は、必ずしも多角形平板でなくても良い。乗り越える頂角部が設けられていれば、頂角部間を接続する面は曲面であっても良いし、角部が凸状でなく、凹状であっても良い。
The click feeling is generated when the tip of the
上述のように、回転ダイヤル130は、その回転軸が表示パネル120の一辺と平行になるように配置されており、回転ダイヤル130の回転方向と表示アイテムの送り方向は同一方向である。したがって、触覚デバイス300は、表示アイテムの送り動作において、送り方向と同一方向へ連続的な触覚を使用者に与えることができる。換言すれば、使用者は、表示アイテムの送り方向と同一である回転ダイヤル130の回転方向に対して、操作力の軽重を触覚として感じることができる。なお、本実施形態において触覚は、接したときの感触に加え、力の変化を感じる感覚である力覚を含む概念である。
As described above, the
次に、タブレット端末100のシステム構成について説明する。図4は、タブレット端末100のシステム構成図である。CPU400は、予め定められた表示アイテムが表示される場合に、他の表示アイテムが表示される場合とは異なる触覚を使用者に与えるように触覚デバイス300を制御する制御部としての機能を主に担う。
Next, the system configuration of the
CPU400には、角度検出回路404が接続されており、角度検出回路404には、エンコーダ304が接続されている。角度検出回路404とエンコーダ304は、組み合わされて角度検出部を形成する。角度検出回路404は、エンコーダ304から出力されるパルス信号を受信して回転軸302の回転角に変換し、CPU400へ送信する。CPU400は、角度検出回路404からの信号を受信することにより、使用者によって回転される回転ダイヤル130の回転角を、ほぼリアルタイムに把握することができる。
An
CPU400には、ソレノイド駆動回路410が接続されており、ソレノイド駆動回路410には、ソレノイド310が接続されている。ソレノイド駆動回路410とソレノイド310は、上述の抵抗回転板303と組み合わされて触覚発生部を形成する。ソレノイド駆動回路410は、CPU400からの指令に従って、ソレノイド310に通電する電流を変化させる。CPU400は、ソレノイド310に通電する電流を制御することにより、使用者が回転ダイヤル130を回転するときに感じる重さを違えることができる。
A
CPU400には、表示制御部420が接続されており、表示制御部420には、表示パネル120が接続されている。CPU400は、不揮発性メモリ430に記憶されている表示アイテム等の表示対象データを読み出し、表示制御部420に当該表示対象データを表示信号に変換させて、表示パネル120に表示する。CPU400は、表示アイテムに限らず、例えば上述のアニメーションパート211のような付随的な表示対象データも併せて表示パネル120に表示する。
A
不揮発性メモリ430は、表示アイテム等の表示対象データを記憶すると共に、後述する処理フローを実行する制御プログラム、その他タブレット端末100を動作させる様々な定数、プログラム等も記憶する。CPU400は、これらの定数、プログラム等を不揮発性メモリ430から適宜呼び出して参照する。
The
姿勢センサ440は、例えば重力センサにより構成され、タブレット端末100の姿勢を検出してCPU400へ送信する。CPU400は、上述のように、検出された姿勢により、回転ダイヤル130の第1回転操作を順送り方向とするか、第2回転方向を順送り方向とするか(逆送り方向はその逆)を決定する。
The
次に、タブレット端末100が電子書籍端末として利用されるときのページ送り処理に関する処理フローについて説明する。図5は、ページ送り処理に関するフロー図である。本処理フローにおいては、表示アイテムは電子書籍のページであり、予め定められた表示アイテムとして、ブックマークが設定されたページ、最初のページ、および最後のページが規定されている。図の処理フローは、回転ダイヤル130の回転開始が角度検出部により検出された時点から開始される。
Next, a processing flow related to page turning processing when the
CPU400は、回転ダイヤル130の回転が始まったことを検出すると、ステップS101で、その回転方向を判断し、次に表示すべきページを不揮発性メモリ430から読み出す。そして、CPU400は、読み出したページにブックマークが設定されているか否かを判断する。ブックマークは、使用者により事前に設定されてリンク情報として不揮発性メモリ430に記憶されているので、CPU400は、不揮発性メモリ430のリンク情報を参照して当該設定の有無を判断する。CPU400は、ブックマークが設定されたページと判断したら、ステップS106へ進み、そうでないと判断したら、ステップS102へ進む。
When
CPU400は、ステップS102で、読み出したページが最初のページであるか否かを判断する。最初のページであるか否かは、当該電子書籍コンテンツの付帯情報として不揮発性メモリ430に記憶されているので、CPU400は、不揮発性メモリ430の付帯情報を参照して最初のページであるか否かを判断する。CPU400は、最初のページであると判断したら、ステップS103へ進み、そうでないと判断したら、ステップS104へ進む。
In step S102, the
CPU400は、ステップS103で、判断した回転方向がページを戻す方向(逆送り方向)であるか否かを判断する。ページを戻す方向であると判断したら、ステップS106へ進み、そうでないと判断したら、ステップS108へ進む。なお、ページを戻す方向でなく最初のページに到達するのは、最後のページから更にページを送る方向(順送り方向)に操作されて最初のページに戻ることが許容されている場合である。
In step S103, the
CPU400は、ステップS104で、読み出したページが最後のページであるか否かを判断する。最後のページであるか否かは、当該電子書籍コンテンツの付帯情報として不揮発性メモリ430に記憶されているので、CPU400は、不揮発性メモリ430の付帯情報を参照して最後のページであるか否かを判断する。CPU400は、最後のページであると判断したら、ステップS105へ進み、そうでないと判断したら、ステップS108へ進む。
In step S104, the
CPU400は、ステップS105で、判断した回転方向がページを送る方向(順送り方向)であるか否かを判断する。ページを送る方向であると判断したら、ステップS106へ進み、そうでないと判断したら、ステップS108へ進む。なお、ページを送る方向でなく最後のページに到達するのは、最初のページから更にページを戻す方向(逆送り方向)に操作されて最後のページに戻ることが許容されている場合である。
In step S105, the
CPU400は、ステップS106で、ソレノイド310に通電する電流を「大」に設定する指令をソレノイド駆動回路410に送り、抵抗回転板303に対するソレノイド310の押圧力を大きくする。これにより、使用者は、回転ダイヤル130の回転に対して、重いと感じる触覚を受ける。そして、ステップS107へ進み、CPU400は、角度検出部からの信号を確認して、1ページを送る回転角度(上述の例では60度)分の回転が完了したか否かを判断する。完了していなければステップS106へ戻り、完了していればステップS110へ進む。
In step S <b> 106, the
CPU400は、ステップS108で、ソレノイド310に通電する電流を「小」に設定する指令をソレノイド駆動回路410に送り、抵抗回転板303に対するソレノイド310の押圧力を小さくする。これにより、使用者は、回転ダイヤル130の回転に対して、軽いと感じる触覚を受ける。そして、ステップS109へ進み、CPU400は、角度検出部からの信号を確認して、1ページを送る回転角度(上述の例では60度)分の回転が完了したか否かを判断する。完了していなければステップS108へ戻り、完了していればステップS110へ進む。
In step S <b> 108, the
CPU400は、ステップS110において、ステップS101で不揮発性メモリ430から読み出したページを表示制御部420へ送り、表示パネル120にそれまで表示されていたページを更新して当該ページを表示する。そして、ステップS111へ進み、CPU400は、回転ダイヤル130の回転が継続されているか否かを検出する。回転が検出されたらステップS101へ戻り、連続して上述の処理を繰り返す。そうでなければ一連の処理を終了する。なお、終了後に回転ダイヤル130の回転開始が角度検出部により新たに検出されれば、再度上述の処理が開始される。
In step S110, the
次に、第2の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態においては、触覚デバイス300は、触覚を呈示する機能と共に、タブレット端末100へ指示を与える操作デバイスとしての機能を有していた。第2の実施形態においては、触覚デバイスが触覚を呈示する機能に特化された場合の例について説明する。なお、第1の実施例と共通する項目、対応する要素については、特に言及する場合を除き、同様としてその説明を省略する。
Next, a second embodiment will be described. In the first embodiment described above, the
図6は、第2の実施形態に係るタブレット端末500の外観斜視図である。タブレット端末500は、筐体510に対して表示パネル520およびファンクションボタン540を備える。また、タブレット端末500は、タブレット端末100における回転ダイヤル130に代わり、触覚デバイス530および方向ボタン550を備える。
FIG. 6 is an external perspective view of the
触覚デバイス530は、筐体510の表面から2段階に突出する触覚子を複数有する。具体的には、それぞれの触覚子はソレノイドの可動鉄心によって構成される。可動鉄心は、ソレノイドのコイルに通電する電流制御により、その突出量が調整される。触覚デバイス530の触覚子は、表示パネル520の右側短辺と平行になるように、右側短辺の中央に隣接して一列に配列されている。なお、筐体510の表面には触覚子が筐体から脱離しないようにそれぞれに対して弾性膜が張られており、後述するように、使用者は、弾性膜を介して触覚子の突出を押圧力として知覚する。
The
方向ボタン550は、上方向を指示する上ボタン551と下方向を指示する下ボタン552により構成される。これら2つのボタンは、表示パネル520の左側短辺と平行になるように、左側短辺の中央に隣接して一列に配列されている。方向ボタン550は、表示パネル120に表示された表示アイテムを、他の表示アイテムに変更するための操作部材である。使用者は、方向ボタン550を押下すると、押下した回数あるいは押下した時間に応じて、隣接する表示アイテムを次々に表示させることができる。
The
なお、タブレット端末500もタブレット端末100と同様に、タブレット端末500を表示パネル520の法線周りに180度回転させれば、左利き用として利用できる。また、使用者がいずれの向きで使用しているかは、タブレット端末500の姿勢により判断されることもタブレット端末100と同様である。
Similarly to the
図7は、方向ボタン550の操作、表示態様の変化、および触覚デバイス530の触覚呈示を説明する説明図である。以下の説明においては、図示するように、表示パネル520に基本設定メニューが表示されている場合を想定し、表示アイテムとして選択項目611から615が縦一列に配列されている場合について説明する。
FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining the operation of the
使用者は、図示するように、右手親指が触覚デバイス530を覆って触れつつ、他の指と右手の掌で筐体510を把持する。そして、左手親指で方向ボタン550を操作する。図は、下ボタン552を押下する様子を表す。
As shown in the drawing, the user holds the
表示パネル520に表示された基本設定メニューのうち、太枠で表示された選択項目612は、選択されているアクティブ項目である。この表示状態から下ボタン552が押下されるたびに、アクティブ項目が選択項目613→選択項目614…と移動する。また、上ボタン551を押下されると、アクティブ項目が選択項目611へ移動する。なお、図において選択項目614に付された星印は、選択項目614が前回の操作時に選択されて決定された選択項目であり、今回のメニュー操作時において最初にアクティブ項目として表示された選択項目であることを表す。
Of the basic setting menu displayed on the
図8は、触覚デバイス530の動作を具体的に説明する説明図である。図8(a)は、下ボタン552が押下されるたびに、選択項目611からアクティブ項目が順に移動する様子を表している。
FIG. 8 is an explanatory diagram for specifically explaining the operation of the
図8(b)は、予め定められた選択項目ではない選択項目へ移動する場合の触覚デバイス530の動作を示す。図8(a)においてxで示す項目移動(選択項目611→612、612→613)に対する操作時の動作である。この押下操作が行われている期間において、タブレット端末500のCPUは、上端に配列された触覚子S1から下端に配列された触覚子S5へ向かって順に、突出させては引き戻す出没動作を繰り返させる。より具体的には、触覚子S1の出没動作が完了したら次に触覚子S2の出没動作を行い、触覚子S2の出没動作が完了したら次に触覚子S3の出没動作を行うようにして、触覚子S5まで到達したら再び触覚子S1の出没動作を開始するようにこの動作を繰り返させる。
FIG. 8B shows the operation of the
触覚子S1からS5がこのような動作を行うことにより、使用者は、現在実行されている選択項目移動が下向きの移動であることを、右手親指を通じて知覚することができる。なお、予め定められた選択項目ではない選択項目へ移動する場合には、CPUは、触覚子の突出量をいずれも「小」として制御する。 By S 5 from Shokkakuko S 1 is performed such an operation, the user that the selected item moves currently being executed is a downward movement, can perceive through the right hand thumb. When moving to a selection item that is not a predetermined selection item, the CPU controls the amount of protrusion of the tactile sensation to be “small”.
図8(c)は、予め定められた選択項目へ到達する場合の触覚デバイス530の動作を示す。図8(a)においてxで示す項目移動から、yで示す項目移動(選択項目613→614)に到達する操作時の動作である。星印の付された選択項目614がアクティブ項目となった時点が、これから触覚子S3を突出させようとする時点とすると、CPUは、図示するように、触覚子S3を突出量「大」として突出させる。そして、選択項目614がアクティブ項目である間は、その後の出没動作をいずれの触覚子に対しても突出量「大」として実行する。すなわち、予め定められた選択項目へ到達するまでは、突出量「小」として出没動作が行われ、到達した時点からは、突出量「大」として出没動作が行われる。触覚子S1からS5がこのような動作を行うことにより、使用者は、現在実行されている選択項目移動が下向きの移動であると共に、特定の選択項目へ到達したことを、右手親指を通じて知覚することができる。
FIG. 8C shows the operation of the
図8(d)は、予め定められた選択項目から予め定められていない選択項目へ移動する場合の触覚デバイス530の動作を示す。予め定められていない選択項目がアクティブ項目となった時点が、これから触覚子S3を突出させようとする時点とすると、CPUは、図示するように、触覚子S3を突出量「小」として突出させる。そして、その後の出没動作をいずれの触覚子に対しても突出量「小」として実行する。すなわち、予め定められた選択項目に留まる間は、突出量「大」として出没動作が行われ、予め定められていない選択項目へ移動した時点からは、突出量「小」として出没動作が行われる。触覚子S1からS5がこのような動作を行うことにより、使用者は、現在実行されている選択項目移動が下向きの移動であると共に、特定の選択項目から脱したことを、右手親指を通じて知覚することができる。
FIG. 8D shows the operation of the
図8(e)は、予め定められた選択項目の中でも下端に配置された選択項目615へ到達する場合の触覚デバイス530の動作を示す。図8(a)においてzで示す項目移動(選択項目614→615)に対する操作時の動作である。選択項目615がアクティブ項目となった時点が、これから触覚子S2を突出させようとする時点とすると、CPUは、図示するように、触覚子S2を突出量「大」として突出させ、そのまま突出状態を維持させる。そして、その後に突出させる触覚子S3、S4…も順に突出させて突出状態を維持させる。そして、触覚子S5を突出させたら、触覚子S1の突出動作へは戻らず、そのまま停止する。触覚子S1からS5がこのような動作を行うことにより、使用者は、下端の選択項目615へ到達したことを、右手親指を通じて知覚することができる。
FIG. 8E shows the operation of the
以上においては、下ボタン552の押下が継続された場合の触覚デバイス530の動作について説明したが、上ボタン551が押下げられた場合には、触覚子S5からS1の順に出没動作を繰り返す。突出量の大小も同様に制御する。また、上端に配置された選択項目611へ到達する場合には、到達した時点から触覚子を突出量「大」として突出させ、そのまま突出状態を維持させる。なお、上述の触覚子は2段階で突出量を変化させたが、さらに多段で変化させて、様々な態様に対応するように構成しても良い。
In the above it has been described the operation of the
以上の実施形態においては、タブレット端末を例に説明したが、上述の態様は、タブレット端末に限らずさまざまな電子機器に適用し得る。例えば、携帯電話、ゲーム端末、デジタルカメラにも適用できる。 In the above embodiment, although the tablet terminal was demonstrated to the example, the above-mentioned aspect can be applied not only to a tablet terminal but to various electronic devices. For example, it can be applied to a mobile phone, a game terminal, and a digital camera.
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。 As mentioned above, although this invention was demonstrated using embodiment, the technical scope of this invention is not limited to the range as described in the said embodiment. It will be apparent to those skilled in the art that various modifications or improvements can be added to the above-described embodiment. It is apparent from the scope of the claims that the embodiments added with such changes or improvements can be included in the technical scope of the present invention.
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。 The order of execution of each process such as operations, procedures, steps, and stages in the apparatus, system, program, and method shown in the claims, the description, and the drawings is particularly “before” or “prior to”. It should be noted that the output can be realized in any order unless the output of the previous process is used in the subsequent process. Regarding the operation flow in the claims, the description, and the drawings, even if it is described using “first”, “next”, etc. for convenience, it means that it is essential to carry out in this order. It is not a thing.
100 タブレット端末、110 筐体、120 表示パネル、130 回転ダイヤル、140 ファンクションボタン、150 筐体開口部、201 右矢印アイコン、202 左矢印アイコン、210 ページ、211 アニメーションパート、212 アニメーションパート、300 触覚デバイス、301 軸受、302 回転軸、303 抵抗回転板、304 エンコーダ、310 ソレノイド、311 可動鉄心、312 コイル、400 CPU、404 角度検出回路、410 ソレノイド駆動回路、420 表示制御部、430 不揮発性メモリ、440 姿勢センサ、500 タブレット端末、510 筐体、520 表示パネル、530 触覚デバイス、540 ファンクションボタン、550 方向ボタン、551 上ボタン、552 下ボタン、611、612、613、614、615 選択項目
100 tablet terminal, 110 housing, 120 display panel, 130 rotary dial, 140 function buttons, 150 housing opening, 201 right arrow icon, 202 left arrow icon,
Claims (10)
前記表示部における前記表示アイテムの送り動作において、送り方向と同一方向へ連続的または断続的な触覚を操作者に与える触覚デバイスと、
予め定められた前記表示アイテムが表示される場合に、他の前記表示アイテムが表示される場合とは異なる前記触覚を操作者に与えるように、前記触覚デバイスを制御する制御部と
を備える電子機器。 A display unit for displaying display items;
In the feed operation of the display item in the display unit, a tactile device that gives an operator a continuous or intermittent tactile sense in the same direction as the feed direction;
An electronic apparatus comprising: a control unit that controls the haptic device so as to give the operator a haptic sensation different from when other display items are displayed when the predetermined display item is displayed .
前記制御部は、予め定められた前記表示アイテムが表示される場合の前記回転抵抗力を異ならせる請求項1に記載の電子機器。 The tactile device is a rotation operation member for giving the rotation resistance force to the operator as the tactile sensation for the operator to instruct the feeding operation,
The electronic device according to claim 1, wherein the control unit varies the rotational resistance when the predetermined display item is displayed.
前記制御部は、予め定められた前記表示アイテムが表示される場合の前記突出量を異ならせる請求項1に記載の電子機器。 The tactile device is a protrusion-like pressing member in which a plurality of protrusions capable of changing a protrusion amount are arranged along the feeding direction, giving a pressing force to the operator as the tactile sense.
The electronic device according to claim 1, wherein the control unit varies the protrusion amount when the predetermined display item is displayed.
前記制御部は、前記操作者による前記操作部材の操作に連動して前記突起部を突出させる請求項4に記載の電子機器。 An operating member for the operator to instruct the feeding operation;
The electronic device according to claim 4, wherein the control unit causes the protrusion to protrude in conjunction with an operation of the operation member by the operator.
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JP2013037436A JP2014164678A (en) | 2013-02-27 | 2013-02-27 | Electronic device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013037436A JP2014164678A (en) | 2013-02-27 | 2013-02-27 | Electronic device |
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JP2013037436A Pending JP2014164678A (en) | 2013-02-27 | 2013-02-27 | Electronic device |
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2013
- 2013-02-27 JP JP2013037436A patent/JP2014164678A/en active Pending
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