JP2014164580A - 決済処理装置、決済処理方法、及び決済処理システム - Google Patents

決済処理装置、決済処理方法、及び決済処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】顧客が自己の決済の完了を容易に識別可能な決済処理装置を提供する。
【解決手段】電子マネー情報を記憶する記憶体と近距離通信を行い、決済処理を行う決済処理装置であって、前記記憶体から前記電子マネー情報を取得するマネー情報取得部と、取得した前記電子マネー情報に対応する決済処理が完了したことを報知部に報知させる報知制御部と、前記電子マネー情報を取得する際に、前記報知部の報知態様の変更に関する報知変更情報を取得する報知情報取得部と、を備え、前記報知制御部は、前記報知変更情報が取得されない場合には、所定の第1報知態様で前記報知部に報知させ、前記報知変更情報が取得された場合には、前記第1報知態様から前記報知変更情報の報知態様に変更して前記報知部に報知させる、決済処理装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、決済処理装置、決済処理方法、及び決済処理システムに関する。
近年、駅の改札機、コンビニエンスストアのレジ、飲料水の自動販売機等において電子マネーによる取引が普及している。顧客は、ICカードやICチップを搭載した携帯端末を改札機等(以下、決済端末と呼ぶ)にかざすことで、利用・購入等を行っている。
上記の決済端末による決済が完了すると、顧客に決済が完了したことを知らせるために、決済端末は決済完了を示す完了音を出力する(下記の特許文献1を参照)。
特開2007−157177号公報
ところで、上記の完了音は通常共通化されている。また、決済端末は、改札口等において、近距離で複数設置されるケースが多い。かかる場合には、複数の決済端末から、同じ完了音が出力されることになる。このため、顧客は、完了音が複数の決済端末のいずれの端末から出力されたかを適切に識別できずに、自己の決済の完了を識別できない恐れがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、顧客が自己の決済の完了を容易に識別可能な、新規かつ改良された決済処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、電子マネー情報を記憶する記憶体と近距離通信を行い、決済処理を行う決済処理装置であって、前記記憶体から前記電子マネー情報を取得するマネー情報取得部と、取得した前記電子マネー情報に対応する決済処理が完了したことを報知部に報知させる報知制御部と、前記電子マネー情報を取得する際に、前記報知部の報知態様の変更に関する報知変更情報を取得する報知情報取得部と、を備え、前記報知制御部は、前記報知変更情報が取得されない場合には、所定の第1報知態様で前記報知部に報知させ、前記報知変更情報が取得された場合には、前記第1報知態様から前記報知変更情報の報知態様に変更して前記報知部に報知させる、決済処理装置が提供される。
また、上記の決済処理装置において、前記報知制御部は、前記報知変更情報が取得されない場合には、前記第1報知態様で前記報知部に報知させ、前記報知変更情報が取得された場合には、前記第1報知態様から前記報知変更情報に基づく第2の報知態様に変更して報知させることとしても良い。
また、上記の決済処理装置において、前記報知情報取得部は、前記記憶体である携帯端末から前記報知変更情報を取得することとしても良い。
また、上記の決済処理装置において、前記報知制御部は、前記報知変更情報が取得された場合には、前記第2の報知態様により、前記携帯端末が有する第2の報知部に報知させることとしても良い。
また、上記の決済処理装置において、前記第2の報知部により報知する第2の報知態様は、音の出力、発光、振動の少なくともいずれか1つを変更したものであることとしても良い。
また、上記の決済処理装置において、前記携帯端末には、前記報知部の報知態様を変更するアプリケーションが搭載されていることとしても良い。
また、上記の決済処理装置において、前記決済処理装置は、取得した前記報知変更情報を記憶する記憶部を備え、前記報知制御部は、前記報知変更情報の報知態様による報知が完了すると、前記記憶部に記憶された前記報知変更情報を削除することとしても良い。
本発明の他の観点によれば、電子マネー情報を記憶する記憶体と近距離通信を行い、決済処理を行う決済処理方法であって、前記記憶体から前記電子マネー情報を取得するマネー情報取得ステップと、取得した前記電子マネー情報に対応する決済処理が完了したことを報知部に報知させる報知処理ステップと、前記電子マネー情報を取得する際に、前記報知部の報知態様の変更に関する報知変更情報を取得する報知情報取得ステップと、を含み、前記報知処理ステップは、前記報知変更情報が取得されない場合には、所定の第1報知態様で前記報知部に報知させ、前記報知変更情報が取得された場合には、前記第1報知態様から前記報知変更情報の報知態様に変更して前記報知部に報知させる、決済処理方法が提供される。
本発明の他の観点によれば、電子マネー情報を記憶する記憶体と、近距離通信で前記記憶体から前記電子マネー情報を取得するマネー情報取得部を備え、前記電子マネー情報に対応する決済処理を行う決済端末と、前記決済処理が完了したことを報知部に報知させる報知制御部を備える制御端末と、を具備する決済処理システムであって、前記決済端末は、前記電子マネー情報を取得する際に、前記報知部の報知態様の変更に関する報知変更情報を取得する報知情報取得部を更に備え、前記報知制御部は、前記報知変更情報が取得されない場合には、所定の第1報知態様で前記報知部に報知させ、前記報知変更情報が取得された場合には、前記第1報知態様から前記報知変更情報の報知態様に変更して前記報知部に報知させる、決済処理システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、顧客が自己の決済の完了を容易に識別することが可能となる。
第1の実施形態に係る決済処理システム10の構成を説明するための図である。 第1の実施形態に係る携帯端末100の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る決済処理装置20の機能構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る決済処理例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係る決済処理例を示すシーケンス図である。 決済処理システム10の変形例を説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
(1−1.決済処理システムの概要)
図1を参照しながら、第1の実施形態に係る決済処理システム10の概要について説明する。図1は、第1の実施形態に係る決済処理システム10の構成を説明するための図である。
決済処理システム10は、図1に示すように、記憶体の一例である携帯端末100と、決済端末200と、制御端末300と、を有する。なお、第1の実施形態では、決済端末200及び制御端末300が、決済処理装置(図3に示す決済処理装置20)を構成する。
携帯端末100は、サービスが提供される顧客が利用する端末であり、例えばスマートフォンや携帯電話である。携帯端末100は、決済端末200と近距離通信(非接触通信とも呼ばれる)を行う。例えば、携帯端末100は、決済端末200とNFC(Near Field Communication)による通信を行い、決済端末200との間でデータを送受信する。携帯端末100は、電子マネーや電子チケット(定期券、乗車券、航空券等)の電子的価値情報(電子バリュー)を格納するICチップを有する。また、携帯端末100には、電子マネーに関するアプリケーションが搭載されている。なお、携帯端末100と決済端末200との近距離通信は、NFCに限らず既知の無線による近距離通信方式を適用可能である。
決済端末200は、携帯端末100と近距離通信を行うことにより、電子マネーによる決済を行う。例えば、決済端末200は、駅の自動券売機の決済、飲料等の自動販売機の決済、店舗での決済等を行う。決済端末200は、携帯端末100のICチップに格納されている情報を読み取り、又は新たな情報をICチップに書き込むリーダー・ライター機能を有する。決済端末200は、ICチップから読み取った情報を制御端末300に送信する。決済端末200は、制御端末300からの書き込み情報を取得すると、ICチップに書き込む。
制御端末300は、通信ケーブル400を介して接続された決済端末200を制御する端末であり、例えば電子マネーの決済処理を制御する。制御端末300は、決済端末200から電子マネー情報を取得すると、取得した電子マネー情報に対応した決済処理を行う。また、制御端末300は、不図示のレジや自動販売機などの機器と連携して処理を行うことが可能である。
なお、図1では、制御端末300が決済端末200と通信ケーブル400で接続されているが、これに限定されず、例えば制御端末300は決済端末200と無線で接続されても良い。また、図1では、制御端末300と決済端末200が分離して表示されているが、これに限定されず、例えば制御端末300と決済端末200が1つの端末として構成されても良い。
(1−2.携帯端末の構成)
図2を参照しながら、第1の実施形態に係る携帯端末100の構成例について説明する。図2は、第1の実施形態に係る携帯端末100の構成の一例を示すブロック図である。
携帯端末100は、決済に供される電子マネー情報を記憶する。携帯端末100は、図2に示すように、通信部102と、マネー情報記憶部104と、報知情報記億部106と、報知態様設定部108と、第2報知部の一例である報知部110と、を有する。
通信部102は、通信アンテナを有しており、決済端末200と近距離通信(非接触通信)を行うことで、データの送受信を行う。通信部102は、例えば、マネー情報記億部104に記憶された電子マネー情報や、報知情報記億部106に記憶された報知態様変更情報を、決済端末200に送信する。
マネー情報記憶部104は、電子マネー情報を記憶する。ここで、電子マネー情報には、例えば、決済を行うサービスと残高の関係を示す情報や、携帯端末100のID情報等が含まれる。
報知情報記億部106は、電子マネーの決済処理が完了した際に、顧客に決済処理が完了したことを報知する報知態様の変更に関する報知変更情報を記憶する。報知情報記憶部106は、報知態様設定部108によって報知態様が変更された場合には、変更後の報知態様を記憶する。
報知態様設定部108は、報知部110の報知態様を設定する機能を有する。報知部110の報知態様については、顧客が任意に設定しても良いし、予め設定された複数の報知態様の中から顧客が選択しても良い。例えば、顧客は、携帯端末100に搭載されたアプリケーションによって、報知態様を変更することができる。具体的には、顧客は、好みの楽曲の音を出力するように変更できる。なお、報知時間が長いと他者の迷惑になるので、所定時間だけ報知するように設定しても良い。
報知部110は、例えば顧客が決済処理の完了を認識できるように、報知情報記億部106に記憶された報知態様に基づき報知を行う。報知部110としては、例えば、音を出力するスピーカーや、光を発する発光部(LED)、携帯端末100を振動させる振動部が挙げられる。第1の実施形態において、報知部110の報知態様は、音の出力、発光、振動のうち少なくともいずれか1つを含む。
(1−3.決済処理装置の機能構成)
図3を参照しながら、第1の実施形態に係る決済処理装置20の機能構成例について説明する。図3は、第1の実施形態に係る決済処理装置20の機能構成の一例を示すブロック図である。
決済処理装置20は、決済端末200と制御端末300により構成され、電子マネーを記憶する携帯端末100と近距離通信を行い、決済処理を行う。決済端末200は、図3に示すように、リーダー・ライター部202と、マネー情報取得部204と、報知情報取得部206と、決済処理部208と、報知処理部210と、第1報知部の一例である報知部212と、通信部214と、を有する。
リーダー・ライター部202は、顧客が携帯端末100をリーダー・ライター部202にかざした際に、近距離通信により携帯端末100との間でデータを送受信する。リーダー・ライター部202は、携帯端末100から情報を読み取り、又は携帯端末100に情報を書き込む。
マネー情報取得部204は、リーダー・ライター部202を介して、携帯端末100から電子マネー情報を取得する。
報知情報取得部206は、リーダー・ライター部202を介して、携帯端末100から報知態様変更情報を取得する。報知情報取得部206は、電子マネー情報の取得の際に、報知態様変更情報を取得する。
決済処理部208は、マネー情報取得部204が取得した電子マネー情報に対応する決済処理を行う。
報知部212は、予め設定された報知態様(第1報知態様)に基づき報知を行う。報知部212としては、例えば、音を出力するスピーカーや、光を発する発光部(LED)が挙げられる。
報知処理部210は、決済処理が完了したことを報知部212に報知させる処理を行う。第1の実施形態において、報知処理部210は、報知態様変更情報が取得されない場合には、報知部212に第1報知態様で報知させる。なお、報知処理部210は、制御端末300の報知処理制御部306の命令に応じて、報知処理を行う。
通信部214は、制御端末300との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部214は、マネー情報取得部204が取得した電子マネー情報や報知情報取得部206が取得した報知態様変更情報を、制御端末300に送信する。
制御端末300は、決済端末200による決済処理を制御する。制御端末300は、図3に示すように、通信部302と、決済処理制御部304と、報知処理制御部306と、記憶部308と、を有する。
通信部302は、通信ケーブル400(図1参照)を介して、決済端末200との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部302は、決済端末200から電子マネー情報と報知態様変更情報を受信する。受信した電子マネー情報や報知態様変更情報は、記憶部308に記憶される。
決済処理制御部304は、決済端末200による決済処理を制御する。例えば、決済処理制御部304は、決済金額を設定したり、決済端末200により決済が完了したかを判定する。
報知処理制御部306は、決済が完了した際に、携帯端末100の報知部110による報知と、決済端末200の報知部212による報知とを制御する。第1の実施形態において、報知処理制御部306は、報知態様変更情報が取得されない場合には、報知部212に第1報知態様で報知させる。すなわち、決済が完了した際に、決済端末200の報知部212が、予め設定されたデフォルトの報知態様で報知を行う。
一方で、報知処理制御部306は、報知態様変更情報が取得された場合には、第1報知態様から報知態様変更情報の報知態様に変更して、報知部212の代わりに携帯端末100の報知部110に報知させる。すなわち、決済が完了した際に、携帯端末100の報知部110が、デフォルトの報知態様とは異なる顧客の好みの報知態様で報知を行う。なお、報知部212による報知を停止させるために、報知処理制御部306は、報知部212による報知を停止させる命令を決済端末200に送信する。
また、報知処理制御部306は、報知部110において報知態様変更情報の報知態様による報知が完了すると、記憶部308に記憶された報知態様変更情報を削除させる処理を行う。これにより、決済の度に、顧客の希望に沿った報知態様で報知を行うことが可能となる。
(1−4.決済処理例)
図4を参照しながら、決済処理システム10による決済処理例について説明する。図4は、第1の実施形態に係る決済処理例を示すシーケンス図である。図4に示す決済処理は、携帯端末100、決済端末200、及び制御端末300のCPUが、ROMに記憶されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて、実行される。なお、プログラムは、例えばネットワーク等を介してダウンロードされたものであっても良い。
以下では、決済完了の際の報知態様として、完了音の出力を例に挙げて説明する。また、電子マネーの決済のみに関する処理(公知の技術)については説明を簡略・省略し、完了音に関する処理について主に説明する。
図4に示すシーケンス図は、顧客が、電子マネーによる決済を行うために、携帯端末100を決済端末200にかざすところから開始される(ステップS102)。次に、決済端末200は、かざされた携帯端末100から電子マネー情報を取得する(ステップS104)。ここで、電子マネー情報は、電子マネーの種別及び残高を示す情報である。
次に、決済端末200は、携帯端末100から決済完了音に関する報知態様変更情報を取得する(ステップS106)。ここで、報知態様変更情報は、決済完了音を変更するか否かを示す情報である。なお、携帯端末100において決済完了音に関するアプリケーションが搭載されていない場合には、決済端末200は報知態様変更情報を取得しない。
決済端末200は、取得した電子マネー情報や報知態様変更情報を、制御端末300に送信する。次に、制御端末300は、決済金額(ここでは、決済金額Xとする)を決済端末200へ送信する(ステップS108)。すると、決済端末200は、決済金額Xの決済を実行し、電子マネーの残高を変更する(ステップS110)。
次に、制御端末300は、指定された決済金額Xが電子マネーから引き落とされ、決済が完了したか否かを確認する(ステップS112)。ここでは、決済が適切に完了したものとする。
次に、制御端末300は、取得した報知態様変更情報に基づいて、決済完了音の変更があるか否かを判定する(ステップS114)。そして、ステップS114で決済完了音の変更があると判定された場合には(Yes)、制御端末300は、決済端末200において決済完了音を出力させない完了音停止情報を、決済端末200に送信する(ステップS116)。次に、制御端末300は、決済完了の情報を決済端末200に送信する(ステップS118)。
一方で、ステップS114で決済完了音の変更が無いと判定された場合には(No)、制御端末300は、ステップS116の処理を行わずに、決済完了の情報を決済端末200に送信する(ステップS118)。
決済完了の情報を受信した決済端末200は、決済端末200において決済完了音を出力させない完了音停止情報を受信したか否かを判定する(ステップS120)。そして、ステップS120で完了音停止情報を受信していないと判定された場合には(No)、決済端末200は、通常の決済完了音を出力し(ステップS122)、顧客に決済が完了したことを通知する。この際、携帯端末100は、決済完了音を出力しない。
一方で、ステップS120で完了音停止情報を受信していると判定された場合には(Yes)、携帯端末100は、携帯端末100によって設定されている決済完了音を出力し(ステップS124)、顧客に決済が完了したことを通知する。この際、決済端末200は、決済完了音を出力せず、ランプなどによる視覚的な通知を行っても良い。これにより、例えばレジの店員に決済完了を通知することが可能となる。
(1−5.第1の実施形態の有効性)
上述したように、第1の実施形態の決済処置装置20(図3)は、報知態様変更情報が取得されない場合には、決済端末200の報知部212に第1報知態様で報知させ、報知態様変更情報が取得された場合には、第1報知態様から報知態様変更情報の報知態様に変更して、報知部212の代わりに携帯端末100の報知部110に報知させる。
このように決済端末200の代わりに携帯端末100の報知部110が報知することにより、顧客は自己の決済が完了しているかどうかを把握しやすくなる。特に、報知態様が同じ複数の決済端末200が設置されている場合において、有効である。また、携帯端末100で報知態様を変更・設定できるので、好みの楽曲を出力することによる顧客の安心感と満足感を向上させることができる。
また、第1の実施形態によれば、決済完了前に携帯端末100が離れてしまうと携帯端末100の報知部110が報知を行わないので、決済失敗を防ぐことができ、この結果、自動改札口等における混雑を防止することが可能となる。さらに、不正利用の場合、例えば残高不足の状態や決済を行わなくても決済完了音を発信できるように不正に利用する場合であっても、第1の実施形態では決済端末200からは報知がされないので、防犯性能も向上させることができる。
<2.第2の実施形態>
第1の実施形態では、報知態様変更情報が取得されない場合には、決済端末200の報知部212が第1報知態様で報知を行い、報知態様変更情報が取得された場合には、第1報知態様から報知態様変更情報の報知態様に変更して、報知部212の代わりに携帯端末100の報知部110が報知を行っていた。
これに対して、第2の実施形態では、決済処理装置20は、報知態様変更情報が取得されない場合には、決済端末200の報知部212に第1報知態様で報知させ、報知態様変更情報が取得された場合には、第1報知態様から報知態様変更情報の報知態様に変更して報知部212で報知させる。すなわち、第1の実施形態とは異なり、携帯端末100は報知を行わない。
かかる場合にも、決済が完了した際に第1報知態様とは異なる報知態様(顧客が設定した報知態様)で報知が行われるので、第1の実施形態と同様に、顧客は自己の決済が完了しているかどうかを把握しやすくなる。
図5を参照しながら、決済処理システム10による決済処理例について説明する。図5は、第2の実施形態に係る決済処理例を示すシーケンス図である。以下でも、決済完了の際の報知態様として、完了音の出力を例に挙げて説明する。
図5のシーケンス図でも、顧客が携帯端末100を決済端末200にかざすと(ステップS102)と、決済端末200は、かざされた携帯端末100から電子マネー情報と、決済完了音に関する報知態様変更情報とを取得する(ステップS104、S106)。そして、決済端末200は、取得した電子マネー情報と報知態様変更情報を制御端末300に送信する。
次に、制御端末300は、取得した報知態様変更情報に基づいて、決済完了音の変更があるか否かを判定する(ステップS152)。そして、ステップS152で決済完了音の変更があると判定された場合には(Yes)、決済端末200は、決済完了音の情報を取得する(ステップS154)。その後、制御端末300は、決済金額(ここでは、決済金額Xとする)を決済端末200へ送信する(ステップS108)。
一方で、ステップS152で決済完了音の変更が無いと判定された場合には(No)、ステップS154の処理が行われずに、制御端末300は、決済金額Xを決済端末200へ送信する(ステップS108)。次に、決済端末200は、決済金額Xの決済を実行し、電子マネーの残高を変更する(ステップS110)。
次に、制御端末300は、指定された決済金額Xが電子マネーから引き落とされ、決済が完了したか否かを確認する(ステップS112)。ここでは、決済が適切に完了したものとする。すると、制御端末300は、決済完了の情報を決済端末200に送信する(ステップS118)。
次に、決済端末200は、ステップS154で決済完了音の情報を取得したか否かを判定する(ステップS156)。そして、ステップS156で決済完了音の情報が取得された場合には(Yes)、決済端末200は、携帯端末100によって設定されている決済完了音を出力し(ステップS158)、顧客に決済が完了したことを通知する。なお、決済完了音の出力が完了すると、決済端末200は、取得した決済完了音の情報を削除する。
一方で、ステップS156で決済完了音の情報が取得されない場合には(No)、決済端末200は、通常の決済完了音を出力し(ステップS160)、顧客に決済が完了したことを通知する。
なお、上述した実施形態では、決済処理装置20は、報知態様変更情報を携帯端末100から取得することとしたが、これに限定されない。例えば、顧客が携帯端末100を決済端末200にかざすと、制御端末300は、図6に示すようにネットワーク600を介してサーバ500から報知態様変更情報を取得することとしても良い。サーバ500には、携帯端末100の報知部110が報知可能な報知態様変更情報が予め設定されている。かかる場合にも、決済完了の際に、デフォルトの第1報知態様と異なる報知態様で報知させるので、顧客は自己の決済が完了しているかどうかを把握しやすくなる。なお、図6に示す形態の場合には、顧客は、携帯端末100の代わりにICカードをかざす構成であっても良い。図6は、決済処理システム10の変形例を説明するための図である。
<3.まとめ>
第1の実施形態、及び第2の実施形態で説明したように、決済処置装置20は、報知態様変更情報が取得されない場合には、決済端末200の報知部212に第1報知態様で報知させ、報知態様変更情報が取得された場合には、第1報知態様から報知態様変更情報の報知態様に変更して報知部212(又は携帯端末100の報知部110)で報知させる(図4、図5参照)。
これにより、報知態様変更情報が取得された場合には、決済端末200の報知部212又は携帯端末100の報知部が、第1報知態様(デフォルトの報知態様)から報知態様変更情報の報知態様(例えば、顧客が設定した好みの楽曲の出力)に変更して報知するので、顧客は自己の決済が完了しているかどうかを把握しやすくなる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記の実施形態のフローチャートに示されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
10 決済処理システム
20 決済処理装置
100 携帯端末
110 報知部
200 決済端末
204 マネー情報取得部
206 報知情報取得部
212 報知部
300 制御端末
306 報知処理制御部
308 記憶部

Claims (9)

  1. 電子マネー情報を記憶する記憶体と近距離通信を行い、決済処理を行う決済処理装置であって、
    前記記憶体から前記電子マネー情報を取得するマネー情報取得部と、
    取得した前記電子マネー情報に対応する決済処理が完了したことを報知部に報知させる報知制御部と、
    前記電子マネー情報を取得する際に、前記報知部の報知態様の変更に関する報知変更情報を取得する報知情報取得部と、
    を備え、
    前記報知制御部は、
    前記報知変更情報が取得されない場合には、所定の第1報知態様で前記報知部に報知させ、
    前記報知変更情報が取得された場合には、前記第1報知態様から前記報知変更情報の報知態様に変更して前記報知部に報知させる、決済処理装置。
  2. 請求項1に記載の決済処理装置において、
    前記報知制御部は、
    前記報知変更情報が取得されない場合には、前記第1報知態様で前記報知部に報知させ、
    前記報知変更情報が取得された場合には、前記第1報知態様から前記報知変更情報に基づく第2の報知態様に変更して報知させる、決済処理装置。
  3. 請求項2に記載の決済処理装置において、
    前記報知情報取得部は、前記記憶体である携帯端末から前記報知変更情報を取得する、決済処理装置。
  4. 請求項3に記載の決済処理装置において、
    前記報知制御部は、
    前記報知変更情報が取得された場合には、前記第2の報知態様により、前記携帯端末が有する第2の報知部に報知させる、決済処理装置。
  5. 請求項4に記載の決済処理装置において、
    前記第2の報知部により報知する第2の報知態様は、音の出力、発光、振動の少なくともいずれか1つを変更したものである、決済処理装置。
  6. 請求項4又は5に記載の決済処理装置において、
    前記携帯端末には、前記報知部の報知態様を変更するアプリケーションが搭載されている、決済処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の決済処理装置において、
    前記決済処理装置は、取得した前記報知変更情報を記憶する記憶部を備え、
    前記報知制御部は、前記報知変更情報の報知態様による報知が完了すると、前記記憶部に記憶された前記報知変更情報を削除する、決済処理装置。
  8. 電子マネー情報を記憶する記憶体と近距離通信を行い、決済処理を行う決済処理方法であって、
    前記記憶体から前記電子マネー情報を取得するマネー情報取得ステップと、
    取得した前記電子マネー情報に対応する決済処理が完了したことを報知部に報知させる報知処理ステップと、
    前記電子マネー情報を取得する際に、前記報知部の報知態様の変更に関する報知変更情報を取得する報知情報取得ステップと、
    を含み、
    前記報知処理ステップは、
    前記報知変更情報が取得されない場合には、所定の第1報知態様で前記報知部に報知させ、
    前記報知変更情報が取得された場合には、前記第1報知態様から前記報知変更情報の報知態様に変更して前記報知部に報知させる、決済処理方法。
  9. 電子マネー情報を記憶する記憶体と、
    近距離通信で前記記憶体から前記電子マネー情報を取得するマネー情報取得部を備え、前記電子マネー情報に対応する決済処理を行う決済端末と、
    前記決済処理が完了したことを報知部に報知させる報知制御部を備える制御端末と、
    を具備する決済処理システムであって、
    前記決済端末は、
    前記電子マネー情報を取得する際に、前記報知部の報知態様の変更に関する報知変更情報を取得する報知情報取得部を更に備え、
    前記報知制御部は、
    前記報知変更情報が取得されない場合には、所定の第1報知態様で前記報知部に報知させ、
    前記報知変更情報が取得された場合には、前記第1報知態様から前記報知変更情報の報知態様に変更して前記報知部に報知させる、決済処理システム。

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