JP2014164117A - 取付け部材および画像形成装置 - Google Patents

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Junichi Kawase
純一 川瀬
Yuzuru Ebara
譲 江原
Hiroshi Ishii
洋 石井
Yasuta Takenaka
康太 竹中
Yoshihide Ota
佳秀 太田
Kota Hirakawa
広太 平川
Toshihiro Shimada
才寛 島田
Yusuke Funayama
裕輔 船山
Makoto Suzuki
鈴木  誠
Yusuke Masu
祐輔 枡
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Abstract

【課題】装置本体に部品を取付ける際の作業性を良好にするとともに、位置決め精度及び固定強度を良好に得る。
【解決手段】ネジ等の締結部材により画像形成装置の本体に固定される固定部93とを有する上前カバー92で、画像形成装置1の本体に対して位置決めをおこなうための位置決め部として、画像形成装置の本体側に設けられた第一の突起受け部91aと係合して左右及び前後方向の位置決めをおこなう第一の突起部94と、画像形成装置の本体側に設けられた第二の突起受け部91bと係合して画像形成装置の上下方向に対して位置決めをおこなう第二の突起部95とをそれぞれ設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に取付ける取付け部材、および、その画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置では、装置本体に外装カバーなどの取付け部材を取付ける際に、装置本体に対して取付け部材を位置決めした後にネジ等の締結部材を用いて固定する構成が広く用いられている。特許文献1には、取付け部材である原稿読取部の原稿ガイド部材に、位置決めのためのU字状溝と、ネジ穴とを設けた構成が記載されている。この取付け部材では、装置本体に設けた突起にU字状溝の奥端部を突き当てるようスライドさせて装置本体に対する位置決めをおこない、ネジ穴にネジ止めすることで装置本体に固定する。
また、取付け部材に設けた突起部を装置本体の突起受け部と係合させて、取付け部材を装置本体に位置決めした状態で支持させた後に固定する構成も知られている。
さらに、特許文献2には、取付け部材である外装カバーに突起部と爪部を設け、突起部を装置本体に形成された突起受け部と係合させて位置決めした状態で支持させた後、爪部を装置本体に形成された爪受け部と係合させることにより固定する構成が記載されている。
取付け部材を装置本体に取付ける際にはその作業性が良いことが望まれる。特許文献1の構成では、取付け部材のU字状溝の奥端部を装置本体の突起に突き当てて位置決めをおこなった時点では取付け部材はスライド方向に対して移動可能であり、取付け部材が移動しないように押さえながらネジ止めする。このため、外装カバーのような大型の取付け部材を取付ける際は、大型の取付け部材を押さえながらネジ止めすることになり作業性が悪い。また、大型の取付け部材では、固定のためのネジ止め箇所が多く必要となり、それに伴い工数が多くなることにより作業性が悪いという不具合もある。
これに対して、取付け部材の突起部を装置本体に形成された突起受け部と係合させて位置決めした状態で支持させる構成では、取付け部材を押さえながら固定作業をする必要がなく作業性が向上する。しかし、突起部と突起受け部とをスムーズに係合させるためにはガタを有する必要があり、左右、前後および上下方向のうち少なくともいずれかの方向にガタを形成して係合時の作業性を向上させていた。このため、突起部の係合による位置決めは精度が劣るという不具合を有している。
さらに、特許文献2に記載される突起部を装置本体に係合させてから爪部を用いて固定する構成では、爪部を係合する作業のために突起部と突起受け部との間、爪部と爪受け部との間に大きなガタを形成する必要があり、位置決めの精度が大きく劣る。また、爪部と爪受け部との間のガタにより完全な固定が困難なため、ネジ等の締結部材を用いた固定と比較し固定強度が劣るという不具合があった。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、装置本体に部品を取付ける際の作業性を良好にするとともに、位置決め精度及び固定強度を良好に得ることのできる取付け部材及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、画像形成装置の本体に対して位置決めをおこなうための位置決め部と、締結部材により画像形成装置の本体に固定される固定部とを有する取付け部材において、
上記位置決め部として、画像形成装置の本体側に設けられた第一の被係合部材と係合して左右、前後および上下の三方向のうちの何れかの二方向の位置決めをおこなう第一の係合部材と、画像形成装置の本体側に設けられた第二の被係合部材と係合して該三方向のうち該第一の係合部材で位置決めをおこなわない他の一方向の位置決めをおこなう第二の係合部材とを設けたことを特徴とするものである。
本発明においては、左右、前後および上下の三方向のうち、二方向への位置決めと、他の一方向への位置決めを、それぞれ別の係合部材を用いておこなう。それぞれの係合部材は、その位置決め方向に関してはそれぞれの被係合部材により規制されつつ、別の係合部材による位置決め方向に関してはそれぞれの被係合部材により規制されずに自由度を有する。このため、それぞれの係合部材による位置決め方向への位置決め精度を確保しつつ、被係合部材との係合作業をスムーズにおこなうことができる。
取付け部材は、第一の係合部材と第一の被係合部材との係合部により二方向に精度良く位置決めされ、第二の係合部材と第二の被係合部材との係合部により他の一方向に精度よく位置決めされた状態で装置本体に支持される。このため、固定作業の際に、取付け部材を押さえる必要がなく締結部材を締結するだけで良い。また、締結部材を用いて固定することにより、特許文献2のように爪部を用いて固定する構成に比べて、良好な固定強度が得られる。さらに、締結部材で固定された状態では、第一の係合部材の係合部および第二の係合部材の係合部による締結効果が得られる。このため、特許文献1の係合部を有しない構成に比べて、固定のための締結部材の個数を減らしても良好な固定強度を得ることができ、締結部材の個数を減らすことで工数が少なくなり、さらに作業性を良好にすることができる。
本発明によれば、装置本体に部品を取付ける際の作業性を良好にするとともに、位置決め精度及び固定強度を良好に得ることができるという優れた効果がある。
実施形態に係る画像形成装置の内部概略構成図。 画像形成装置上面の構成を示す斜視図。 上前カバーを表面側からみた斜視図。 上前カバーを裏面側からみた斜視図。 第一の突起部と第二の突起部の拡大図。 周辺カバーを表面側からみた斜視図。 第一の突起受け部と第二の突起受け部の拡大図。 第一の突起部を第一の突起受け部に係合した状態を示す図。 第二の突起部を第二の突起受け部に係合した状態を示す図。 上前カバーを周辺カバーの取付けた状態の斜視図。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の内部概略構成図である。この画像形成装置1は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成するための4つのトナー像形成部75Y、M、C、Kを並列に配置した、いわゆるタンデム型のカラー画像形成装置である。
画像形成装置1は、自動原稿搬送装置(以下、ADFという)10と、画像形成装置本体11とから構成されている。また、画像形成装置本体11は、給紙部3と、画像読取部4と、画像形成部5とから構成されている。
ADF10は、原稿トレイ20と、給紙ローラ21と、搬送ベルト22と、排紙ローラ23と、排紙トレイ24とを含んで構成されている。ADF10は、画像読取部4に対し、ヒンジなどの開閉機構(図示せず)を介して開閉自在に取付けられている。
給紙ローラ21は、原稿トレイ20に載置された原稿(図示せず)の束から1枚ずつ分離して、画像読取部4に向かって搬送する。搬送ベルト22は、給紙ローラ21によって分離された原稿を画像読取部4に搬送する。排紙ローラ23は、搬送ベルト22によって画像読取部4から排紙される原稿を、原稿トレイ20の下方の排紙トレイ24に排紙する。
給紙部3は、給紙カセット30と、給紙手段31とを備えている。給紙カセット30は用紙サイズの異なる記録媒体(図示せず)を収容する。給紙手段31は、給紙カセット30に収納された記録媒体を画像形成部5の転写位置まで搬送する。
画像読取部4は、筐体40と、走査光学ユニット41と、コンタクトガラス42と、駆動手段(図示せず)とを含んで構成されている。
走査光学ユニット41は、筐体40の内部に設けられるとともに、LEDユニットを備えている。走査光学ユニット41は、LEDユニットから主走査方向に光を照射するとともに、駆動手段によって全照射領域内において副走査方向に走査される。これにより、走査光学ユニット41は、原稿の2次元カラー画像を読み取るようになっている。
コンタクトガラス42は、画像読取部4の筐体40の上部に設けられ、筐体40の上面部を構成している。駆動手段は、走査光学ユニット41に固定されたワイヤと、ワイヤに橋架される複数の従動プーリおよび駆動プーリと、駆動プーリを回転させるモータとを備えている。
画像形成部5は、露光ユニット51と、タンデム画像形成部50と、中間転写ベルト54と、中間転写ローラ55と、2次転写装置52と、定着装置の一例としての定着ユニット53と、主搬送路70と、反転搬送路73とを含んで構成されている。
図1に示すように、露光ユニット51は、タンデム画像形成部50に隣接して配置されている。露光ユニット51は、画像読取部4で読み取られた画像情報に基づき各色に設けられた感光体ドラム74に露光をおこなう。
タンデム画像形成部50は、中間転写ベルト54の上であって、中間転写ベルト54の回転方向に沿ってイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成手段75Y,C、M、Kから構成されている。個々の画像形成手段75、詳細な図示を省略するが、上記各色に設けられた感光体ドラム74の周りに帯電装置、現像装置、感光体クリーニング装置、除電装置などを備えている。そして、各感光体ドラム74とその周りに設けられる上記各装置がユニット化されて1つのプロセスカートリッジを構成している。
タンデム画像形成部50では、画像読取部4によって読み取られて色別分解された画像情報に基づいて、各感光体ドラム74に色分けしてトナーにより形成された可視画像(トナー画像)を形成する。各感光体ドラム74に形成された可視画像は、各感光体ドラム74と中間転写ローラ55との間で中間転写ベルト54に順次転写され、重ね合わせたカラートナー像が形成される。そして、2次転写装置52により、中間転写ベルト54上から給紙部3から搬送された記録媒体上にカラートナー像が転写される。記録媒体上のカラートナー像は定着ユニット53により記録媒体上に定着され、機外に排出される。
図2は、画像形成装置上面の構成を示す斜視図である。画像装置上面はADF10、操作パネル80、上面外装カバー90とで構成されている。上面外装カバー90は周辺カバー91、上前カバー92、上右カバー97、上左カバー98、上後カバー99に分割される。上面外装カバー90を構成する各部材は、画像形成装置本体11に取付けられる。以下、本実施形態では、取付け部材として上前カバー92を画像形成装置本体11に取付ける構成を用いて本発明の説明をおこなう。
図3は、上前カバー92を表面側からみた斜視図である。上前カバー92は、上前カバー上部92aと上前カバー下部92bの2部品構成としている。これは、視覚上の観点から上前カバーを2色としているためであり、同色であれば一部品構成としてもよい。上前カバー上部92aは、上前カバー92を画像形成装置本体11に締結部材により固定するための固定部93を有している。なお、上前カバー92の固定部93は、図2に示すように、画像形成装置本体11に取付けた状態で、ADF10の下部に位置し、通常状態では外観には露出しないように配置される。
図4は、上前カバー92を裏面側からみた斜視図である。上前カバー下部92bの裏面には、上前カバー92を画像形成装置本体11に位置合わせをする位置決め部としての第一の突起部94と第二の突起部95を有している。第一の突起部94、第二の突起部95は、上前カバー下部92bの裏面の左右方向両端部にそれぞれ設けられている。図5は、第一の突起部94と第二の突起部95の拡大図である。なお、図面では、装置本体に対する左右方向をX軸、前後方向をY軸、上下方向をZ軸で示している。
図6は、周辺カバー91を表面側からみた斜視図である。周辺カバー91は、上前カバー92よりも先に画像形成装置本体11に取付けられており、上前カバー92を周辺カバー91に固定することで、上前カバー92は画像形成装置本体11に取付けられる。
周辺カバー91は、上前カバーの第一の突起部94と係合する第一の突起受け部91aと、第二の突起部95と係合する第二の突起受け部91bとが、左右方向両端部にそれぞれ設けられている。図7は、第一の突起受け部94と第二の突起受け部95の拡大図である。
次に、上前カバー92を周辺カバー91に取付ける際の作業を説明する。
第一の突起部94を周辺カバー91の第一の突起受け部91aに係合する。図8は、第一の突起部94を周辺カバー91の第一の突起受け部91aに係合した状態を示す図である。第一の突起部94は第一の突起受け部91aに係合することで左右方向(図中X軸方向)および前後方向(図中Y軸方向)に規制されて位置決めされる。この際、第一の突起部94は第一の突起受け部により上下方向(図中Z方向)は規制されずに自由度を有している。このため、係合作業をスムーズにおこなうことができる。また、第一の突起部94の一端には引っ掛け部94aを形成しており、第一の突起受け部91aからの抜け防止部としての機能を担っている。このため、第一の突起部94を第一の突起受け部91aに係合させた状態で安定し上前カバー92が周辺カバー91から抜け落ち難い。
第二の突起部95は周辺カバー91の第二の突起受け部91bに係合する。図9は、第二の突起部95を周辺カバー91の第二の突起受け部91bに係合した状態を示す図である。第二の突起部95は第一の突起受け部91bに係合することで上下方向(図中Z軸方向)に規制されて位置決めされる。この際、第二の突起部94は第二の突起受け部により左右方向(図中X軸方向)および前後方向(図中Y軸方向)に規制されずに自由度を有している。このため、係合作業をスムーズにおこなうことができる。
このように、本実施形態においては、左右および前後方向への位置決めをおこなう第一の突起部94と、上下方向への位置決めをおこなう第二の突起部95とをそれぞれ設けている。これにより、左右および前後方向への位置決め精度、および、上下方向への位置決め精度を確保しつつ、位置決めしない方向の自由度により係合をスムーズにおこなう。上前カバー92は、第一の突起部94による係合部により左右および前後方向に精度良く位置決めされ、第二の突起部95による係合部により上下方向に精度よく位置決めされた状態で、各係合部により周辺カバー91に支持される。
第一の突起部94の係合部と第二の突起部95の係合部により周辺カバー91に位置決め、支持された上前カバー92の固定部93を、ネジ等の締結部材により固定する。固定作業の際に、上前カバー92を押さえる必要や、微調整をおこなう必要も無く、締結部材を締結するだけで良い。図10は、上前カバーを周辺カバーの取付けた状態の斜視図である。
本実施形態では、締結部材を用いて固定をおこなうことにより、爪部を用いて固定おこなう構成に比べて、良好な固定強度が得られる。さらに、締結部材で固定された状態では、第一の突起部94の係合部および第二の突起部95の係合部による締結効果が得られる。このため、固定のための締結部材の個数を、係合部を有しない構成に比べて減らしても良好な固定強度を得ることができる。本実施形態では、上前カバー92の締結部材による固定部93を2箇所としている。このように、締結部材の個数を少なくすることができ、それに伴い工数が少なくなりさらに作業性を良好にすることができる。
一方、締結部材を用いる固定は、爪部を用いた固定と比較して、締結部材が外観に露出することにより外観品質を損なうおそれがある。このため、上前カバー92を装置本体に固定する固定部93は、図2に示すように、ADF10の下部に位置し、通常状態では外観には露出しないように配置している。これにより、締結部材を用いた固定であっても、良好な外観品質を達成している。
また、上前カバー92を装置本体より取外す際には、締結部材を固定部93から外した後に、第一の突起部94の引っ掛け部94aの係合を外すことにより、取外しできる。
以上、本実施形態では、取付け部材となる上前カバー92に第一の突起部94と第二の突起部95を設け、画像形成装置本体11側となる周辺カバー91に第一の突起受け部91aと第二の突起受け部91bとを設けた構成を用いて,本発明を説明した。しかし、これに限られるものではなく、上前カバー92は位置決め部として、周辺カバー91に設けられた第一の被係合部材と係合する第一の係合部材と、周辺カバー91に設けられた第二の被係合部材と係合する第二の係合部材とを有する構成であれば良い。具体的には、上前カバー92に第一の突起受け部と第二の突起受け部とを設け、周辺カバー91に第一の突起部と第二の突起部を設けた構成でも構わない。
また、本実施形態では、第一の突起部94の係合部により左右方向および前後方向への位置決めを行い、第二の突起部95の係合部で上下方向への位置決めをおこなう構成を用いて本発明を説明した。しかし、これに限られるものではない。第一の突起部94の係合部により、左右、前後および上下の三方向のうちの何れかの二方向の位置決めをおこなう。そして、第二の突起部95の係合部により上記三方向のうち第一の突起部94の係合部で位置決めをおこなわない他の一方向の位置決めをおこなう構成であれば適用可能である。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様ごとに特有の効果を奏する。
(態様A)
画像形成装置1の本体に対して位置決めをおこなうための位置決め部と、ネジ等の締結部材により画像形成装置の本体に固定される固定部93とを有する上前カバー92等の取付け部材において、位置決め部として、画像形成装置の本体側に設けられた第一の突起受け部91a等の第一の被係合部材と係合して左右、前後および上下の三方向のうちの何れかの二方向の位置決めをおこなう第一の突起部94等の第一の係合部材と、画像形成装置の本体側に設けられた第二の突起受け部91b等の第二の被係合部材と係合して該三方向のうち第一の係合部材で位置決めをおこなわない他の一方向の位置決めをおこなう第二の突起部95等の第二の係合部材とを設ける。
これによれば、上記実施形態に説明したように、装置本体に部品を取付ける際の作業性を良好にするとともに、位置決め精度及び固定強度を良好に得ることができる。
(態様B)
(態様A)において、第一の突起部94等の第一の係合部材は第一の突起受け部91a等の第二の被係合部材との係合の抜けを防止する引っ掛け部94aなどの抜け防止部を有し、第二の突起部95等の第二の係合部材は第二の突起受け部91b等の第二の被係合部材との係合の抜け防止部を有していない。これによれば、作業性をより良いものとすることができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、取付け部材の固定部93を画像形成装置の外観に露出しないよう配置する。これによれば、締結部材を用いた固定であっても、良好な外観品質を達成している。
(態様D)
(態様A)乃至(態様C)において取付け部材が上前カバー92などの外装カバーである。これによれば、外装カバーのような比較的大型の取付け部材も、装置本体に部品を取付ける際の作業性を良好にするとともに、位置決め精度及び固定強度を良好に得ることができる。
(態様E)
記録体に画像を形成する画像形成手段と、装置本体の一部を覆うカバー手段とを有する画像形成装置において、上記カバー手段として(態様A)乃至(態様D)に記載の取付け部材を用いる。これによれば、装置本体に部品を取付ける際の作業性を良好にするとともに、位置決め精度及び固定強度を良好に得ることができる。
1 画像形成装置
5 画像形成部
10 ADF(自動原稿搬送装置)
11 画像形成装置本体
80 操作パネル
90 上面外装カバー
91 周辺カバー
91a 第一の突起受け部
91b 第二の突起受け部
92 上前カバー
92a 上前カバー上部
92b 上前カバー下部
93 固定部
94 第一の突起部
94a 引っ掛け部
95 第二の突起部
97 上右カバー
98 上左カバー
99 上後カバー
特許3910304号公報 特開2001−225527号公報

Claims (5)

  1. 画像形成装置の本体に対して位置決めをおこなうための位置決め部と、締結部材により画像形成装置の本体に固定される固定部とを有する取付け部材において、
    上記位置決め部として、画像形成装置の本体側に設けられた第一の被係合部材と係合して左右、前後および上下の三方向のうちの何れかの二方向の位置決めをおこなう第一の係合部材と、画像形成装置の本体側に設けられた第二の被係合部材と係合して該三方向のうち該第一の係合部材で位置決めをおこなわない他の一方向の位置決めをおこなう第二の係合部材とを設けたことを特徴とする取付け部材。
  2. 請求項1に記載の取付け部材において、上記第一の係合部材は上記第一の被係合部材との係合の抜けを防止する抜け防止部を有し、上記第二の係合部材は上記第二の被係合部材との係合の抜け防止部を有していないことを特徴とする取付け部材。
  3. 請求項1または2に記載の取付け部材において、上記固定部を画像形成装置の外観に露出しないよう配置したことを特徴とする取付け部材。
  4. 請求項1、2または3に記載の取付け部材が外装カバーであることを特徴とする取付け部材。
  5. 記録体に画像を形成する画像形成手段と、装置本体の一部を覆うカバー手段とを有する画像形成装置において、
    上記カバー手段として、請求項1乃至4に記載の取付け部材を用いることを特徴とする画像形成装置。
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