JP2014157320A - 表示装置及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
構成や情報処理を複雑にすることなく、安定した低輝度表示を実現可能な表示装置、およびこの表示装置に用いられる照明装置を提供する。
【解決手段】
制御群90は、入力した信号から光源11が光輝するサブフレームSFを選択するビットデータである照明制御データJと、前記信号から画素毎にオン駆動するサブフレームSFを選択するビットデータである表示制御データKを生成し、前記信号が要求する画像の輝度が所定値以下である場合、少なくとも照明制御データJまたは表示制御データKのどちらか一方の下位ビットを無効化して光強度の階調数または画像の輝度の階調数を減らす低階調制御手段を備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、表示装置及びこの表示装置に用いられる照明装置に関する。
画像を表示する表示装置として、反射型の表示器であるDMD(Digital Micro−mirror Device)を用いたものが特許文献1に開示されている。この種の表示装置は、外部からの映像信号に基づいて、光源が出射した光を、DMDが有する個々のミラーで反射させることで、高解像度の表示を実現する。
特開2002−251163号公報
このような表示装置では、表示器に短時間で多くの光を照射しなければならないため、高出力タイプの光源(例えば、最大定格の電流が数アンペアのLED)を用いなければ高輝度の画像が確保できなかった。高出力タイプの光源を用いると、発光が保証される最低電流も上がってしまう。そのため、安定した低輝度の画像表示を実現することが困難であった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、構成や情報処理を複雑にすることなく、安定した低輝度表示を実現可能な表示装置、およびこの表示装置に用いられる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る照明装置は、1フレームを時分割したサブフレーム毎に選択的に光輝する光源と、入力した信号から前記光源が光輝する前記サブフレームを選択するビットデータである照明制御データを生成する照明制御データ生成部と、前記照明制御データに基づいて前記光源から射出される1フレーム内の光強度を階調制御する光源駆動部と、を有する照明装置において、前記信号が要求する前記光強度が所定値以下である場合、前記照明制御データの下位ビットを無効化して前記光強度の階調数を減らす低階調制御手段を備えることを特徴とする。
また、第2の発明に係る照明装置において、前記低階調制御手段は、前記照明制御データを下位側に少なくとも1ビット以上シフトさせ、シフトさせた分だけ前記下位ビットを無効化してなることを特徴とする。
また、第3の発明に係る照明装置において、前記低階調制御手段は、前記照明制御データのうち複数の前記下位ビットを無効化してなることを特徴とする。
また、第4の発明に係る照明装置において、前記光源は、異なる色の光を前記サブフレーム毎に選択的に光輝するものであり、前記照明制御データは前記光源の色毎に設けられ、前記低階調制御手段は、各色の前記照明制御データの前記下位ビットを同様に無効化して前記光強度の階調数を減らしてなることを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置は、フィールドシーケンシャルカラー方式で画像を表示する表示装置において、上記の照明装置と、前記照明装置が射出する光を空間光変調することで画像を生成する空間光変調器と、を備えることを特徴とする。
また、第2の発明に係る表示装置は、フィールドシーケンシャルカラー方式で画像を表示する表示装置において、1フレームを時分割したサブフレーム毎に選択的に光輝する光源、入力した信号から前記光源が光輝する前記サブフレームを選択するビットデータである照明制御データを生成する照明制御データ生成部、前記照明制御データに基づいて前記光源から射出される1フレーム内の光強度を階調制御する光源駆動部、を有する照明装置と、複数の画素を有し、前記サブフレーム毎に前記画素を選択的にオン駆動することで、前記光源からの光を空間光変調して前記画像を生成する表示器と、前記信号から前記画素毎にオン駆動する前記サブフレームを選択するビットデータである表示制御データを生成する表示制御データ生成部と、前記表示制御データに基づいて前記画素が生成する前記画像の輝度を階調制御する表示駆動部と、を備え、前記信号が要求する前記画像の輝度が所定値以下である場合、少なくとも前記照明制御データまたは前記表示制御データのどちらか一方の下位ビットを無効化して前記光強度の階調数または前記画像の輝度の階調数を減らす低階調制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、安定した低輝度表示が可能である。
本発明の一実施形態に係るHUD装置の搭載態様を説明するための図である。 同上実施形態に係るHUD装置の概略構成図である。 照明装置の構成を説明するための図である。 同上実施形態に係るHUD装置の電気的構成を説明するためのブロック図である。 表示器における表示期間と非表示期間とを説明するための図である。 (a)〜(f)は、表示器が有する各ミラーと各光源との動作タイミングを説明するためのタイミングチャートである。 (a)は照明制御データを説明する図であり、(b)は、表示制御データを説明するための図である。 同上実施形態に係るHUD装置の低階調制御処理を説明するための図である。 (a)〜(f)は、階調制御処理を実施した際の表示器が有する各ミラーと各光源との動作タイミングを説明するためのタイミングチャートである。 同上実施形態に係るHUD装置の低階調制御処理を説明するためのフロー図である。 第2実施形態に係るHUD装置の階調制御処理を説明するための図である。 (a)〜(f)は、同上実施形態に係る階調制御処理を実施した際の表示器が有する各ミラーと各光源との動作タイミングを説明するためのタイミングチャートである。 同上実施形態に係るHUD装置の階調制御処理を説明するためのフロー図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置を、図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係る表示装置は、図1に示すヘッドアップディスプレイ(HUD)装置1である。HUD装置1は、図示するように、車両2のダッシュボードに配設され、生成した画像M(図2参照)を表す表示光Lをウインドシールド3に向けて出射する。ウインドシールド3で反射した表示光Lは、観察者4(主に、車両2の運転者)により、ウインドシールド3の前方に形成された画像の虚像Vとして視認される。このようにしてHUD装置1は、観察者4に画像Mを虚像Vとして視認させる。HUD装置1は、車両2に関する情報(例えば、エンジン回転数、ナビゲーション情報等)を車両ECU4から入力し、これらの情報を画像Mとして観察者4に報知する。
HUD装置1は、図2に示すように、照明装置10と、光強度検出部20と、照明光学系30と、表示器40と、投射光学系50と、スクリーン60と、リレー光学系70(平面鏡71と、凹面鏡72)と、透光部81を有する筐体80と、を備える。
また、HUD装置1は、図4に示すように、HUD装置1の電気的な制御を行う制御群90として、第1制御部91と、第2制御部92と、光源駆動部93と、を備える。
照明装置10は、後述する光RGB(照明光C)を、照明光学系30に向け出射するものであり、図3に示すように、照明手段11と、回路基板12と、合波手段13と、輝度ムラ低減手段14と、透過膜15と、を備える。
照明手段11は、例えば、発光ダイオード(LED(Light Emitting Diode))からなる光源11b,11g,11rから構成されている。発光源11bは青色光Bを発し、光源11gは緑色光Gを発し、光源11rは赤色光Rをする。光源11b,11g,11rの各々は、光源駆動部93によって駆動され、所定の光強度及びタイミングで発光する。
回路基板12は、プリント回路板からなる。回路基板12には、光源11b,11g,11rが実装されている。
合波手段13は、光源11b,11g,11rから出射され、到達した光R,G,Bを合波して、光RGBとして出射するものである。具体的には、合波手段13は、反射鏡からなる反射部13aと、特定の波長の光を反射するがその他の波長の光は透過するダイクロイックミラーからなる合波部13b及び13cと、から構成されている。
反射部13aは、光源11bの出射側に位置する。反射部13aは、入射した青色光Bを、合波部13bに向けて反射させる。
合波部13bは、光源11gの出射側に位置する。合波部13bは、入射した緑色光Gを合波部13cに向けて反射させると共に、反射部13aからの青色光Bをそのまま透過させる。これにより、合波部13bからは、青色光Bと緑色光Gとが合波された光BGが合波部13cに向け出射される。
合波部13cは、光源11rの出射側に位置する。合波部13cは、入射した赤色光Rを照明光学系30に向けて反射させると共に、合波部13bからの光BGをそのまま透過させる。このようにして、合波部13cからは、光BGと赤色光Rとが合波された光RGB(以下、照明光Cともいう)が照明光学系30に向け出射される。
輝度ムラ低減手段14は、ミラーボックス、アレイレンズ等からなり、合波手段13からの照明光Cを乱反射、散乱、屈折させることで光のムラを低減する。
照明装置10は、照明手段11から出射された光を、以上に述べた合波手段13、及び、輝度ムラ低減手段14(さらには、次に述べる透過膜15)を介して、光RGB(照明光C)として照明光学系30に向け出射する。
透過膜15は、例えば5%程度の反射率を有する透過性部材からなり、輝度ムラ低減手段14を介して到達した照明光Cの大部分をそのまま透過させるが、一部の光を光強度検出部20の方向へ反射させる。
光強度検出部20は、フォトダイオード等からなり、透過膜15で反射した照明光Cを受光し、光R、G、Bそれぞれの光強度を時分割で検出する。具体的には、光強度検出部20は、光強度に応じた検出信号(電圧)を出力し、この検出信号が図示しないA/D変換器によりデジタル値に変換されて、光強度データとして、第1制御部91に出力される。なお、光強度検出部20は、R、G、Bそれぞれの光強度を検出することができればいいので、照明光Cの光路ではなく、例えば、合波される前の光R、G、Bそれぞれの光強度を検出できる箇所に設けられていてもよい。また、光強度検出部20は、照明光学系30から出射された照明光Cの一部の光強度を検出できる箇所に設けられていてもよい。
照明光学系30は、凹状のレンズ等からなり、照明装置10から出射された照明光Cを表示器40に対応した大きさに調整するものである。
表示器40は、可動式の複数のマイクロミラーを有するDMD(Digital Micro−mirror Device)からなり、各ミラーがオンとオフとのいずれかの状態で制御されることで、照明光学系30から出射された照明光Cを、適宜、反射させる。表示器40は、このように照明光Cを反射させることで、画像M(画像Mを生成するための光)を投射光学系50に向け投射する。
具体的には、マイクロミラーの下部には電極が設けられており、この電極により各ミラーを非常に短い周期(例えばμsecのオーダー)で駆動することにより、各ミラーは、オン又はオフ状態となる。各ミラーは、ヒンジを支点に可動可能であり、ミラーがオン状態のときには鏡面がヒンジを支点に+12度傾斜し、ミラーがオフ状態のときには鏡面がヒンジを支点に−12度傾斜する。オン状態のミラーは、照明光学系30からの照明光Cを投射光学系50方向に反射させ、オフ状態のミラーは、照明光Cを投射光学系50方向に反射させない。表示器40は、各ミラーを個別に駆動することにより、画像Mを投射光学系50に向け投射する。
投射光学系50は、凹レンズ又は凸レンズ等で構成され、表示器40からの表示光Lをスクリーン60に効率良く投射するための光学系である。
スクリーン60は、ホログラフィックディフューザ、マイクロレンズアレイ、拡散板等から構成され、投射光学系50からの表示光Lを背面(図2中下側の面)で受光し、前面(図2中上側の面)に画像Mを表示する。
リレー光学系70は、スクリーン60にて結像された画像Mを、車両のウインドシールド3に向けて投影するものであり、平面鏡71と、凹面鏡72とにより構成される。
平面鏡71は、スクリーン60に表示された画像Mを表す表示光Lを、凹面鏡72に向けて反射させる。
凹面鏡72は、平面鏡71から到達した表示光Lを、凹面で反射させることで反射光をウインドシールド3の方向へ出射する。これにより、結像される虚像Vは、スクリーン60に表示された画像Mよりも拡大されたものとなる。凹面鏡72で反射した表示光Lは、透光部81を介して、ウインドシールド3に到達する。
筐体80は、照明装置10、光強度検出部20、照明光学系30、表示器40、投射光学系50、スクリーン60、リレー光学系70等を所定の位置に収納する。筐体80は、例えば、遮光性の部材により形成される。
透光部81は、アクリル等の透光性樹脂からなり、凹面鏡72からの表示光Lを透過する。透光部81は、例えば、筐体80に嵌合されている。透光部81は、到達した外光が観察者4の方向へ反射しないように、例えば湾曲形状に形成されている。
次に、HUD装置1の電気的構成について説明する。
第1制御部91は、マイクロコントローラからなり、CPU、メモリ(RAM、ROM)等を備える。CPUは、ROMに予め記憶されたHUD装置1の動作に必要なプログラムを読み出し、実行することで各部を制御する。第1制御部91には、車両2の車両ECU4(Electronic Control Unit)から、LVDS(Low Voltage Differential Signal)通信等によって、画像Mを表示するための映像信号(映像データ)や輝度信号が入力される。映像信号及び輝度信号が入力されると、第1制御部91(制御群90)は、(i)映像信号及び輝度信号が要求する光強度及び発光タイミングで照明装置10を制御するための照明制御データJと、(ii)映像信号及び輝度信号が要求する画像Mを表示器40により表示するための表示制御データKとを、第2制御部92に供給する。また、第1制御部91は、光源駆動部93に電気的に接続され、光源11b、11g、11rに印加する電圧を制御する。また、第1制御部91は、光強度検出部20から光強度データを取得し、輝度信号が要求する光の輝度と実際の照明装置10の発光輝度とのずれを適宜の手法で補正する。なお、第1制御部91が輝度を調整する契機は、車両2側からの輝度信号、観察者4の操作に基づく操作信号、外光の照度を検出する図示しない照度センサ(例えば、透光部81の背面に設けられている)からの検出信号等によってもよい。
第2制御部92は、所望の機能をハードウェアで実現するLSI(Large Scale Integration)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)から構成されている。なお、第2制御部92は、FPGA(Field Programmable Gate Array)から構成されていてもよい。第2制御部92は、表示器40と、照明装置10(光源駆動部93を介して)と、を制御する。
第2制御部92は、光源駆動部93を介して光源11b、11g、11rを所定のタイミング(サブフレームSF(図6参照)毎)に所定のパルス幅だけ駆動(点灯)させる。また、第2制御部92は、表示器40の個々のミラーをパルス信号により、オン/オフ制御する。駆動された表示器40のミラーEは、照明装置10が出射した光R、G、Bをスクリーン60の方向へ反射させる。これにより、光源11b,11g,11rの各発光色を基本色とした加法混合方式により、画像Mがフルカラーで表現可能となっている。
光源駆動部93は、n型チャネルのFET(Field Effect Transistor)を用いたスイッチング回路等からなる。光源駆動部93は、第2制御部92の制御によって、光源11b,11g,11rを、所定のタイミング(サブフレームSF(図6参照)毎)に所定のパルス幅だけ駆動(点灯)させることで、照明装置10から出射される照明光Cの色を高速で順次切り替えさせる(フィールドシーケンシャルカラー方式)。
第1及び第2の制御部91、92は、例えば、筐体80内に配設されたプリント回路板(図示せず)に実装されている。なお、これらの制御部は、HUD装置1の外部に配設され、配線により各部と電気的に接続されていてもよい。
ここで、HUD装置1の表示動作を簡潔に述べれば、以下の(1)〜(5)のようになる。
(1)第1制御部91は、外部からの映像信号、輝度信号等に基づき、照明制御データJと表示制御データKとを生成し、第2制御部92に供給する。
(2)第2制御部92は、照明制御データJに基づき、フィールドシーケンシャルカラー方式で照明装置10を駆動する。駆動された照明装置10は、照明光Cを表示器40に出射する。
(3)第2制御部92は、表示制御データKに基づき、表示器40の個々のミラーをオン/オフ制御する。制御された表示器40は、照明装置10からの照明光Cを画像Mとしてスクリーン60に投影する。
(4)スクリーン60に表示された画像Mを表す表示光Lは、平面鏡71によって凹面鏡72に向けて反射される。
(5)画像Mは、凹面鏡72によって所定の大きさに拡大され、拡大された画像Mを表す表示光Lが、ウインドシールド3で反射することで、ウインドシールド3の前方に画像Mの虚像Vが結ばれる。このようにして、HUD装置1は、観察者4に画像Mを虚像Vとして視認させる。
なお、画像Mを表示する周期であるフレームF(例えば、1/60sec)は、複数の時間に分割されたサブフレームSF(図6参照)から構成される。
ここからは、図5、図6等を参照して、HUD装置1の制御方法について説明する。
フレームF(画像Mを表示する周期)は、表示器40の個々のミラーEが通常駆動する表示期間Faと、非表示期間駆動する非表示期間Fbと、を備える。
表示期間Faは、表示器40の個々のミラーEが通常駆動する期間である。具体的には、表示期間Faは、照明装置10が照明制御データJに基づいてフィールドシーケンシャルカラー方式により照明光Cを表示器40の方向に出射し、且つ、表示器40が表示制御データKに基づいて表示器40の個々のミラーをオン/オフ制御することで、照明装置10からの照明光Cをスクリーン60に向けて画像Mとして投影する期間である。
非表示期間Fbは、照明装置10が消灯する(光源11b,11g,11rの全てが消灯する)期間であって(図6(d)〜(f)参照)、表示器40の個々のミラーEが所定の周期でオン/オフ制御されて駆動する期間である。以下では、このように、個々のミラーEが所定の周期でオン/オフ制御されての駆動を「非表示期間駆動」という。
ここで、以降の説明のため、下記のように用語を定義する。
・フレームF内の表示期間Faの占める割合を「表示期間割合A」とする。
・表示期間Fa内で、ミラーEがオン駆動する(オン状態となる)期間を「表示期間内オン駆動期間Fap」、オフ駆動する(オフ状態となる)期間を「表示期間内オフ駆動期間Faq」とする。
・非表示期間Fb内で、ミラーEがオン駆動する期間を「非表示期間内オン駆動期間Fbp」、オフ駆動する期間を「非表示期間内オフ駆動期間Fbq」とする。
・フレームF内で、ミラーEがオン駆動する総期間(つまり、表示期間内オン駆動期間Fapと非表示期間内オン駆動期間Fbpとの和)を「総オン駆動期間Fp」とする。
・フレームF内で、ミラーEがオフ駆動する総期間(つまり、表示期間内オフ駆動期間Faqと非表示期間内オン駆動期間Fbqとの和)を「総オフ駆動期間Fq」とする。
ここで、表示器40の非表示期間駆動について具体的に説明する。非表示期間駆動では、フレームFにおけるミラーEそれぞれのオン期間とオフ期間が略均等(丁度、均等も含む)になるように、ミラーEの各々を、オン/オフ制御する。具体的に図6を用いて説明すると、表示期間内オン駆動期間Fapと非表示期間内オン駆動期間Fbpとの和(総オン駆動期間Fp)と、表示期間内オフ駆動期間Faqと非表示期間内オフ駆動期間Fbqとの和(総オフ駆動期間Fq)とが略均等になるように、第2制御部92は、非表示期間内オン駆動期間Fbpと非表示期間内オフ駆動期間Fbqとを調整する。例えば、第2制御部92は、表示期間割合Aが50%と一定であり、且つ、総オン駆動期間Fpと総オフ駆動期間Fqとが略均等になるように、調整する。このようにすることで、表示器40の個々のミラーEは、所定の周期でオン/オフ制御されるので、オン/オフどちらかの状態で固着してしまうのを防止することができる。
さらに、図6(a)〜(c)に示すように、所定の1フレームFにおいて、表示器40の各ミラーEのうち、緑色を単色で表示するものを「単色ミラーEa」、赤色と緑色の混色を表示するものを「混色ミラーEb」、何も表示しない(つまり、照明光Cを投射光学系50方向に反射させない)ものを「消灯ミラーEc」として、非表示期間駆動について説明する。
単色ミラーEaは、図6(a)に示すように、表示制御データKに基づき、表示期間Faにおいては光源11gの点灯タイミング(図6(e)参照)でオン制御され、非表示期間FbにおいてはフレームF内のオン駆動する期間の和である総オン駆動期間Fpが、フレームFの略半分になるように、第2制御部92が非表示期間Fbにおける非表示期間内オン駆動期間Fbpと非表示期間内オフ駆動期間Fbqとを調整し、この非表示期間内オン駆動期間Fbpと非表示期間内オフ駆動期間Fbqとに基づいて、単色ミラーEaに非表示期間駆動を行わせる。
単色ミラーEaの例では、非表示期間駆動では、第2制御部92は、非表示期間Fbにオン駆動を、所定の非表示期間内オン駆動期間Fbpだけ持続させるように各ミラーを駆動したが、第2制御部92は、図6(b)に示す混色ミラーEbのように、非表示期間Fb内におけるオン駆動とオフ駆動とを、非表示期間内オン駆動期間Fbpと非表示期間内オフ駆動期間Fbqとに即した周期で繰り返すことで、総オン駆動期間Fpと総オフ駆動期間Fqとが略均等になるように、調整してもよい。また、図6(c)に示すように、消灯ミラーEcは、表示期間Faに渡ってオフ駆動であるため、非表示期間駆動は、非表示期間Fbに渡ってオン駆動する制御となる。
以上のように、総オン駆動期間Fpと総オフ駆動期間Fqとが略均等になるように調整することにより、表示器40のミラーEが、オン又はオフ状態の一方の状態で固着されてしまうのを防止でき、表示器40の寿命を長くすることができる。
(駆動制御について)
ここからは、表示装置1の階調制御について具体的に説明する。以下に説明する階調制御は、車両2側からの映像信号、輝度信号が示す所望の表示色度、要求輝度の画像Mを実現するための階調制御であり、例えば、予めROMに記憶されたプログラムデータに基づいて実行される。まず、照明装置10を階調制御させるための照明制御データJ、表示器40を階調制御させるための表示制御データKについて説明する。
照明制御データJは、照明装置10の光源11b,11g,11rを時分割的に順次オン(点灯)/オフ(消灯)制御するデータであり、赤、緑、青の3つの信号から構成され、さらに各色の信号は、6つのサブフレーム(SF5〜SF0)における光源の動作を指示する6ビット信号(赤色の場合R5〜R0)に分かれている。各サブフレームSFは、例えば、2^N(N=5,4,3,・・・,0)の値が割り当てられている不均等な期間であり、この不均等な6つのサブフレーム(SF5〜SF0)を、各色6ビット信号(赤色の場合R5〜R0)により動作指示することで各色とも64階調を表現することができる。
照明制御データJは、例えば、赤色の照明光Cを照明装置10から出射させるために、赤色のサブフレームSF0の動作を指示するビットR0、SF1の動作を指示するビットR1、・・・SF5の動作を指示するビットR5からなり、各ビットR5〜R0をオンまたはオフ(1または0)にすることで、赤色を0〜63の64階調のいずれかに指定することができる。緑色や青色についても同様に、緑色のサブフレームSF5〜SF0におけるミラーEの動作を指示するビットG5〜G0、青色のサブフレームSF5〜SF0におけるミラーEの動作を指示するビットB5〜B0から構成され、表示期間Fa中における照明装置10を制御する照明制御データJは、図7(a)のように、各ビット(R5〜R0,G5〜G0,B5〜B0)で構成される。ちなみに、非表示期間Fb中における照明装置10は、光源11b,11g,11r全ての消灯する期間であるので、上記のような階調制御は行わない。
表示制御データKは、表示器40の個々のミラーをオン/オフ制御するデータであり、照明制御データJと同様に、赤、緑、青の3つの信号から構成され、さらに各色の信号は、6つのサブフレーム(SF5〜SF0)におけるミラーEの動作を指示する6ビット信号(赤色の場合R5〜R0)に分かれており、この各色6ビット信号(赤色の場合R5〜R0)により、個々のミラーEをオン/オフ制御する。
表示制御データKは、例えば、赤色を表示させるために、赤色のサブフレームSF0の動作を指示するビットr0、SF1の動作を指示するビットr1、・・・SF5の動作を指示するビットr5からなり、各ビットr5〜r0をオンまたはオフ(1または0)にすることで、赤色を0〜63の64階調のいずれかに指定することができる。緑色や青色についても同様に、緑色のサブフレームSF5〜SF0におけるミラーEの動作を指示するビットg5〜g0、青色のサブフレームSF5〜SF0におけるミラーEの動作を指示するビットb5〜b0から構成され、表示期間Fa中における一画素(ミラー)Eの表示制御データKは、図7(b)のように、各ビット(r5〜r0,g5〜g0,b5〜b0)で構成され、3色とも64階調表示することができ、これにより64×64×64=262144色を表示することができる。すなわち、個々のミラーEを表示制御データKの各ビット(r5〜r0,g5〜g0,b5〜b0)で階調制御することにより、表示画像Mをカラーで表現することができる。次に階調制御のうち、要求輝度が所定の値を下回った際における階調制御である低階調制御について説明する。
(低階調制御処理)
制御群90は、車両2側からの輝度信号や観察者4の操作に基づく操作信号などにより、要求輝度が所定値より低いと判定した場合、低階調制御処理を実行する。この低階調制御処理において、制御群90は、上述した照明制御データJまたは表示制御データKの階調数を減少させる。具体的には、第1制御部91は、車両ECU4から映像信号及び輝度信号を入力し、照明装置10を制御する照明制御データJと表示器40を制御する表示制御データKを生成する。また、入力された輝度信号の示す要求輝度が所定値より低い場合、図8(a)に示す照明制御データJの各色のビット(6ビット)を、それぞれ下位側にシフトさせ、最下位ビット(LSB(Least Significant Bit))を切り捨て(無効化し)、最上位ビット(MSB(Most Significant Bit))をオフ(0)にすることで、5ビット(R5〜R1、G5〜G1、B5〜B1)に減少させる。すなわち、照明制御データJの赤色のSF5〜SF0に対応するビットR5〜R0が全てオン(1)である場合(「111111」)、上記のビットシフトを行うことで、赤色のビットデータは「011111」となり、各光源11r,11g,11bは、図9(a)〜(c)の斜線領域Jaに示すように、最長のサブフレームSF5において消灯する。斯かる構成により、照明装置10を制御するビットデータを下位側にシフトする簡単な情報処理をするだけで、照明光Cの階調に影響の大きい上位側のビットデータを反映した低い光強度の照明光Cを出射することができ、延いては、低い要求輝度に対応した低輝度の画像Mを生成することができる。また、各色のビットデータを同様にビットシフトさせることで、各色の照明光Cを略同一割合で均等に減少させることができるため、ホワイトバランスの良好な表示品位が劣化しない低輝度の画像Mを生成することができる。
また、第1制御部91は、上記のように照明制御データJをビットシフトするのではなく、表示制御データKをビットシフトし、表示器40を、例えば、図9(d),(e)の斜線領域Kaに示すように、最長のサブフレームSF5においてオフ制御してもよい。斯かる構成によっても、表示器40の階調制御に影響の大きい上位側のビットデータを反映した低い輝度の画像Mを生成することができる。このように表示制御データKをビットシフトさせて階調数を減少させて、画像Mの輝度を低下させる場合、表示期間内オン駆動期間Fapが減少してしまい、総オン駆動期間Fpが短くなってしまうので、非表示期間内オン駆動期間Fbpを増加させ、総オン駆動期間Fpと総オフ駆動期間Fqとが略均等になるように調整することで、表示器40の寿命を長くすることができる。
上記のような低階調制御処理の動作フローを、図10を用いて説明すると、第1制御部91は、車両2側からの輝度信号や観察者4の操作に基づく操作信号などにより、要求輝度が所定値より低いか判定し(S10a)、要求輝度が所定値より高い(S10a:NO)場合、照明装置10及び表示器40を通常制御し、要求輝度が所定値より低い(S10a:YES)場合、照明装置10または表示器40に低階調制御処理を行わせる。S20aにおいて、低階調制御を行うのは、照明装置10か表示器40かを選択し、照明装置10において低階調制御処理を行う場合(S20a:照明装置)、照明制御データJの各色の階調を表すビットデータを下位側に1つずつシフトさせ(S30a)、このビットシフトさせた照明制御データに基づき、照明装置10を低階調制御させる(S31a)。また、表示器40において低階調制御処理を行う場合(S20a:表示器)、表示制御データKの各色の階調を表すビットデータを下位側に1つずつシフトさせ(S40a)、このビットシフトさせた照明制御データに基づき、照明装置10を低階調制御させる(S41a)。以下に、低階調制御処理の第二実施形態を図11乃至13を用いて説明する。
(第二実施形態)
第1制御部91は、入力された輝度信号の示す要求輝度が所定値より低い場合、図11(a)に示す照明制御データJの各色のビット(6ビット)の下位3ビット(R2〜R0、G2〜G0、B2〜B0)を図11(b)に示すように無効化(オフ(0))し、各色のビットデータを3ビット(R5〜R3、G5〜G3、B5〜B3)に減少させる。すなわち、照明制御データJの赤色のSF5〜SF0に対応するビットR5〜R0が全てオン(1)である場合(「111111」)、上記のように下位ビットを無効化させることで、赤色のビットデータは「111000」となり、各光源11r,11g,11bは、図12(a)〜(c)の斜線領域Jbに示すように、下位側の3つのサブフレームSF2〜SF0において消灯する。斯かる構成により、照明装置10を制御するビットデータの下位側を無効化(オフ)にする簡単な情報処理をするだけで、照明光Cの階調に影響の大きい上位側のビットデータを反映した低い光強度の照明光Cを出射することができ、延いては、低い要求輝度に対応した低輝度の画像Mを生成することができる。また、各色のビットデータの下位側3ビットを各色同様に無効化させることで、各色の照明光Cを略同一割合で均等に減少させることができるため、ホワイトバランスの良好な表示品位が劣化しない低輝度の画像Mを生成することができる。
また、第1制御部91は、上記のように照明制御データJの下位3ビットを無効化するのではなく、表示制御データKの下位3ビット(r2〜r0、g2〜g0、b2〜b0)を無効化(オフ)し、表示器40を、例えば、図12(d),(e)の斜線領域Kbに示すように、下位側の3つのサブフレーム(SF2,SF1,SF0)において、オフ制御してもよい。斯かる構成によっても、表示器40の階調制御に影響の大きい上位側のビットデータを反映した低い輝度の画像Mを生成することができる。このように表示制御データKの下位側を無効化して階調数を減少させて、画像Mの輝度を低下させる場合、表示期間内オン駆動期間Fapが減少してしまい、総オン駆動期間Fpが短くなってしまうので、非表示期間内オン駆動期間Fbpを増加させ、総オン駆動期間Fpと総オフ駆動期間Fqとが略均等になるように調整することで、表示器40の寿命を長くすることができる。
上記のような低階調制御処理の動作フローを、図13を用いて説明すると、第1制御部91は、車両2側からの輝度信号や観察者4の操作に基づく操作信号などにより、要求輝度が所定値より低いか判定し(S10b)、要求輝度が所定値より高い(S10b:NO)場合、照明装置10及び表示器40を通常制御し、要求輝度が所定値より低い(S10b:YES)場合、照明装置10または表示器40に低階調制御処理を行わせる。S20bにおいて、低階調制御を行うのは、照明装置10か表示器40かを選択し、照明装置10において低階調制御処理を行う場合(S20b:照明装置)、照明制御データJの各色の階調を表すビットデータの下位側3ビットを無効化(オフ)させ(S30b)、この下位側3ビットを無効化させた照明制御データに基づき、照明装置10を低階調制御させる(S31b)。また、表示器40において低階調制御処理を行う場合(S20b:表示器)、表示制御データKの各色の階調を表すビットデータの下位側3ビットを無効化(オフ)させ(S40b)、この下位側3ビットを無効化させた照明制御データに基づき、照明装置10を低階調制御させる(S41b)。
なお、本発明は上記の実施形態、下記の変形例、及び図面によって限定されるものではない。適宜変更(構成要素の削除も含む)を加えることができるのはもちろんである。
上記実施形態においては、低階調制御処理を全色RGBに対して行っていたが、視感度の高い緑色のサブフレームSFに関連する照明制御データJまたは表示制御データKに対してのみ上記の低階調処理を行い、緑色よりも視感度の低い色(赤色、青色)の光源11r、11bをPWM制御やPAM制御することにより、画像Mの輝度を低くしつつ、ホワイトバランスを調整してもよい。斯かる構成により、第1制御部91の低階調制御処理に要するCPUパワー(処理能力)を1/3(RGBのうちGのみだけ)にしつつ、効率よく輝度を落とすことができる。
また、上記実施形態において、赤色を示すサブフレームSF5〜SF0、緑色を示すサブフレームSF5〜SF0、青色を示すサブフレームSF5〜SF0に対応する照明制御データJまたは表示制御データKをそれぞれ6ビットとしていたが、所望の階調数を表現できるように各データのビット数は適宜増減されてもよい。また、図面上、赤色を示すサブフレームSF5〜SF0、緑色を示すサブフレームSF5〜SF0、青色を示すサブフレームSF5〜SF0の長さをそれぞれ同じように示したが、サブフレームSFの長さは各色毎に適宜設定されてもよい。また、図7において、赤色を示すサブフレームSF5〜SF0、緑色を示すサブフレームSF5〜SF0、青色を示すサブフレームSF5〜SF0を、説明を容易にするため規則正しく並べたが、カラーブレイクを防止するなどの観点からサブフレームSFの順番は適宜設定される。
また、上記実施形態において、期間幅の長いサブフレームSF5(期間幅32)を連続して設けていたが、これを分割(例えば4分割(期間幅8を4個))して、フレームF内に連続しないように設け、例えばSF5に対応した赤色光源11rの照明制御データJであるビットR5をオン(1)した際に、分割されたSF5(期間幅8の4個)において、光源11rが点灯するようにしてもよい。このように期間幅の長いサブフレームSFを分割し、この分割したサブフレームをフレームF内で連続しないように配置することにより、フレームF内の輝度が平坦化され、視認者に違和感を与えない表示をすることができる。
また、上記実施形態において、第1制御部91が、照明制御データJを生成する照明制御データ生成部、表示制御データKを生成する表示制御データ生成部を。その機能として有していたが、第2制御部92がこれらの生成部を機能として有してもよい。
1 HUD装置
10 照明装置
20 光強度検出部
30 照明光学系
40 表示器
60 投射光学系
70 スクリーン
91 第1制御部
92 第2制御部
93 光源駆動部
2 車両
3 ウインドシールド
4 観察者
M 画像
L 表示光
V 虚像

Claims (6)

  1. 1フレームを時分割したサブフレーム毎に選択的に光輝する光源と、
    入力した信号から前記光源が光輝する前記サブフレームを選択するビットデータである照明制御データを生成する照明制御データ生成部と、
    前記照明制御データに基づいて前記光源から射出される1フレーム内の光強度を階調制御する光源駆動部と、を有する照明装置において、
    前記信号が要求する前記光強度が所定値以下である場合、前記照明制御データの下位ビットを無効化して前記光強度の階調数を減らす低階調制御手段を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記低階調制御手段は、前記照明制御データを下位側に少なくとも1ビット以上シフトさせ、シフトさせた分だけ前記下位ビットを無効化してなることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記低階調制御手段は、前記照明制御データのうち複数の前記下位ビットを無効化してなることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記光源は、異なる色の光を前記サブフレーム毎に選択的に光輝するものであり、
    前記照明制御データは前記光源の色毎に設けられ、
    前記低階調制御手段は、各色の前記照明制御データの前記下位ビットを同様に無効化して前記光強度の階調数を減らしてなることを特徴とする請求項1乃至3に記載の照明装置。
  5. フィールドシーケンシャルカラー方式で画像を表示する表示装置において、
    請求項1乃至4に記載の照明装置と、
    前記照明装置が射出する光を空間光変調することで画像を生成する空間光変調器と、を備えることを特徴とする表示装置。
  6. フィールドシーケンシャルカラー方式で画像を表示する表示装置において、
    1フレームを時分割したサブフレーム毎に選択的に光輝する光源、入力した信号から前記光源が光輝する前記サブフレームを選択するビットデータである照明制御データを生成する照明制御データ生成部、前記照明制御データに基づいて前記光源から射出される1フレーム内の光強度を階調制御する光源駆動部、を有する照明装置と、
    複数の画素を有し、前記サブフレーム毎に前記画素を選択的にオン駆動することで、前記光源からの光を空間光変調して前記画像を生成する表示器と、前記信号から前記画素毎にオン駆動する前記サブフレームを選択するビットデータである表示制御データを生成する表示制御データ生成部と、前記表示制御データに基づいて前記画素が生成する前記画像の輝度を階調制御する表示駆動部と、を備え、
    前記信号が要求する前記画像の輝度が所定値以下である場合、少なくとも前記照明制御データまたは前記表示制御データのどちらか一方の下位ビットを無効化して前記光強度の階調数または前記画像の輝度の階調数を減らす低階調制御手段を備えることを特徴とする表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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