JP2014155901A - サイクロン式分級装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠心分離室内での逆流領域を可及的に縮小し、分級効率を向上させることのできるサイクロン型粉体分級装置を提供する。
【解決手段】サイクロン塔の遠心分離室に供給する粉体を旋回流により、前記粉体を微粉と粗粉とに分離するサイクロン型粉体分級装置において、遠心分離室内における前記流出管の上部に、截頭円錐台形状の整流アダプターを配置するとともに、外気を取り入れるための孔を設けたリング状部材をサイクロン塔の上部に配置したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠心力を利用したサイクロン式分級装置に関する。
粉体を分級する乾式の分級装置として、従来からサイクロン式分級装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなサイクロン式分級装置は、粉体を空気とともにサイクロン塔上部に吹き込んで分級を行うものであり、構造が簡単で保守点検の負担も少ないという利点がある。
このような分級装置は、環境規制に応じた集塵、電子素材の研磨材料の粒度調整、資源リサイクルにおける粉体の分離など、様々な工業プロセスで利用されているが、最近では、1.0μm以下の粒子分級の要求が強まり、その分級性能の向上が望まれている。
サイクロンの分級性能の向上を妨げる要因として、
1)サイクロン内部での旋回流が逆流する領域が存在すること、
2)旋回流の影響を受けずに流出管から微粉として排出される粒子が存在すること、などが挙げられる。
なお、旋回流の逆流は、下降流と上昇流の衝突により、乱流が発生するためと思われる。
一方、サイクロンの粒子捕集効率を向上させるには、図9に示したように、粉体を供給する流入管2から、略円筒状のサイクロン塔3の遠心分離室4内に、理想的な強い旋回流6が形成されると良いことが知られている。
しかしながら、遠心分離室4内で旋回流6が逆流してしまったり旋回流6が弱かったりすると、流出管8の外周面に巻き上げられた粉体が付着してしまったり、微細な粉体が流出管8の外方にそのまま排出されてしまい、分級精度や分級効率を低下させてしまう問題があった。
なお、上記の逆流現象は、泡を用いた可視化実験で確認することができる。すなわち、例えば、逆流が発生していると予想される領域に予め泡を付着させ、所定時間サイクロンを稼働させ、その後、泡の残量を調べれば、逆流現象の有無などを確認することができる。実験により、逆流が予想される遠心分離室4内における流出管8の上部に泡9を付着させサイクロンを30秒稼働させて確認したところ、図10に示したように、泡9を付着させた付近にそのまま泡9が残存していた。これにより、流入管2の粉体流出口付近に逆流が生じており、この逆流により、流出管8の上部周辺では、逆流現象が生じていて、結果として分級性能が損なわれてしまうことが確認された。
特開2011−125801号公報
本発明は、このような実情に鑑み、遠心分離室内での逆流領域を可及的に縮小し、分級効率を向上させることのできるサイクロン型粉体分級装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明に係るサイクロン型粉体分級装置は、
略円筒状の周壁を有するサイクロン塔の遠心分離室に流入管を介して粒度分布を有する粉体を供給して前記遠心分離室内に旋回流を形成するとともに、
前記遠心分離室に連通する流出管を介して前記遠心分離室内の空気を吸引又は吐出することにより、前記粉体を微粉と粗粉とに分離するサイクロン型粉体分級装置において、
前記流入管は、前記遠心分離室の前記周壁に形成された開口部を介して前記遠心分離室に連通するとともに前記遠心分離室に対して接線方向に接続されており、
さらに、前記遠心分離室内における前記流出管の上部に、截頭円錐台形状の整流アダプターが、その切断された頭部側の一端部を下に向けた姿勢にして、その切断された頭部側の一端部が、前記遠心分離室内に位置する前記流出管の下端より上方に配置されていることを特徴としている。
このような構成の本発明によれば、整流アダプターの作用により遠心分離室上部付近での旋回流の螺旋が大きくなるとともに逆流領域を可及的に少なくすることができる。
これにより、流出管の上部周囲にも十分旋回流が生じるようになり、微細な粒子を付着させることなく下方に導くことができる。
また、本発明においては、
前記截頭円錐台形状に形成された前記整流アダプターにおいて、
前記截頭円錐台形状の小径側の一端部における前記流出管の外径より半径方向に突出した長さをa、
前記截頭円錐台形状の大径側の他端部における前記流出管の外径より半径方向に突出した長さをbとしたとき、
1.00<b/a≦2.00、好ましくは、1.29≦b/a≦1.57
の範囲であることが好ましい。
このような割合で、b/aが設定されていれば、分級性能が向上することが、実験により確認された。
ここで、本発明に係る遠心分離装置では、前記遠心分離室の上部側外周面に、リング状部材が設置され、このリング状部材に、前記遠心分離室に連通し外気を導入するための空気取り入れ孔が複数個、形成されていることが好ましい。
このような構成であれば、50%の部分分離効率の粒子径が小さくなることが実験により確認された。
さらに、本発明では、前記空気取り入れ孔は、前記旋回流の流れに沿うように、前記周壁の接線方向に形成されていることが好ましい。
このような構成であれば、外気を遠心分離室内に取り入れ易くなる。
また、本発明では、前記流入管から前記遠心分離室内に流入される粉体含有空気の量をQ(L/min)、
前記リング状部材の前記空気取り入れ孔から前記遠心分離室内に流入される大気の量をq(L/min)としたとき、
0.2≦qc/Q[-]≦0.8、好ましくは、0.2≦qc/Q[-]≦0.7の範囲であることが好ましい。
このような割合で外気を取り入れれば、捕集効率の向上に寄与することが実験により確認できた。
本発明に係るサイクロン型粉体分級装置によれば、遠心分離室内における逆流領域が縮小し、遠心分離室内での旋回流の整流により、流出管上部に粉体が付着したままになることが無い。これにより粉体を効果的に下方に導くことができ、分級性能を向上させることができる。
また、リング状部材に形成された空気取り入れ孔から導入される外気の導入により、遠心分離室内での旋回流の螺旋を大きくすることが可能となり、結果として、粒子捕集効率を向上させることができる。
図1は本発明の一実施例に係るサイクロン型粉体分級装置の概略断面図である。 図2は図1に示したサイクロン塔の概略断面図である。 図3(A)は、図1に示した流出管の上部に設置された整流アダプターを示す概略図、図3(B)は整流アダプターの上面図、図3(C)は整流アダプターの断面図である。 図4は、本発明の一実施例に係る整流アダプターが設置されたサイクロン型粉体分級装置の要部断面図である。 図5は、様々な形状の整流アダプターを設置した場合の圧力損失と50%分離径との関係を示す実験結果のグラフである。 図6は、本発明の他の実施例に係るサイクロン分級装置を示した概略断面図である。 図7は、図6に示した実施例で採用されたリング状部材の概略断面図である。 図8は、リング状部材に孔を設けた場合における孔の総開口面積と、導入空気の割合をグラフで示したものである。 図9は従来のサイクロン分級装置の挙動を示す概略図である。 図10は、従来例であり、逆流が生じていると思われる部分に泡を付着させ、稼働させた後の状態を示す可視化実験の概略図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るサイクロン型粉体分級装置の好ましい実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施例に係るサイクロン型粉体分級装置30の概略構成図で、図2は、図1に示したサイクロン塔38の概略平面図である。
このサイクロン型粉体分級装置30では、頂点を鉛直方向に向けた略円錐台形状のサイクロン塔38を有している。サイクロン塔38内の上部には、略円筒状の周壁42を有する遠心分離室46が画成されている。サイクロン塔38の下部には粗粉排出口52を介して捕集器39が具備されている。
遠心分離室46の中心軸上に流出管48が配置されている。流出管48は、遠心分離室46内に粉体を供給する流入管40の高さより低い位置まで下方に延出され、この流出管48の下端がサイクロン塔38内に開放されて遠心分離室46に連通し、流出管48の上端がサイクロン塔38の上部外方に延出されて微粉排出口50を形成している。
また、本実施例のサイクロン型粉体分級装置30では、遠心分離室46内に位置する流出管48の上部外周面に、本実施例の主要部を構成する整流アダプター54が設置されている。
以下、図3(A)、(B)、(C)を参照しながら、整流アダプター54について説明する。
整流アダプター54は、図3(A)、(B)、(C)に示したように、上面が下面より大径な截頭円錐台形状に形成されている。
この整流アダプター54は、その切断された頭部側の一端部54aが下に向けた姿勢で、流出管48の外周面に装着されている。流出管48の外径はHである。
また、整流アダプター54における一端部(小径側の端部)54aの、流出管48の外径Hより半径方向に突出した長さをa、他端部54bの流出管48の外径Hより半径方向に突出した長さをbとしたとき、
1.00<b/a≦2.00、好ましくは、1.29≦b/a≦1.57に設定されている。
また、サイクロン塔38内上部を構成する略円筒状部分(直胴部)の内径をD、整流アダプター54の高さをLとしたとき、0.1≦L/D≦0.6の関係を満たすことが好ましい。
なお、本実施例では、流入管40の内径Jは37mm、サイクロン塔38内上部を構成する略円筒状部分(直胴部)の内径Dは72mm、整流アダプター54の高さLは40mmに設定されている。
また、図1に示したように本実施例では、流出管48の微粉排出口50に、バグフィルタ等から微粉回収部51が接続され、さらに吸引ブロア53が接続されている。吸引ブロア53は、微粉回収部51および微粉排出口50を通して遠心分離室46内の空気の吸引を行う。吸引を行うと、遠心分離室46内が負圧になる。
また、本実施例のサイクロン型粉体分級装置30では、図示しないホッパーに貯留された分級対象となる粉体が、定量供給装置32により定量的に排出され、必要に応じて分散装置36により粉体が空気中に分散し、分散された粉体含有の空気が吸引ブロア53による吸引により、流入管40を介してサイクロン塔38の遠心分離室46内に流入される。このとき、図2に示したように、流入管40が遠心分離室46に対して接線方向に配置されているため、遠心分離室46の内部に粉体と空気による旋回流Rが形成される。また、吸引ブロア53の代わりに、定量供給装置32の上流側に吐出ブロア(図示せず)を設置することによっても、遠心分離室46の内部に粉体と空気による旋回流Rが形成される。
この旋回流Rに晒された粉体は、旋回運動を行うことにより分散されつつ粒径に応じた分離作用を受ける。その結果、分級点以下の粒径を有する微粉が空気流とともに遠心分離室46内に開口している流出管48の下端から流出管48内に吸引され、微粉排出口50を介して微粉回収部51に回収される。
一方、分級点より大きな粒径を有する粗粉は、微粉排出口50から上方に排出されることなく、略円錐台形状のサイクロン塔38内を落下し、サイクロン塔38の下端に形成されている粗粉排出口52から捕集器39に排出され、ここに捕集される。
このようにして、本実施例では、粒度分布を有する粉体が微粉と粗粉とに分離される。
また、本実施例では、整流アダプター54を設けたことにより、下降流と上昇流との衝突により、これまで生じていた乱流を少なくすることが可能となる。
すなわち、遠心分離室46上部付近では、吸引ブロア53による上昇流と、旋回流Rによる下降流が生じているが、整流アダプター54が流入管40の開口部43付近に配置されているので、旋回流Rの乱れを少なくすることができる。
この整流アダプター54による作用は、例えば、泡を用いた可視化実験により確認することができる。
例えば、図4に示したように、遠心分離室46内に位置する流出管48の上部に、整流アダプター54を配置する。そして、整流アダプター54の周面全体を覆うように図10の場合と同様に泡9を付着させた。30秒間の稼働後、泡9の状態を確認したところ、図4に示したように、泡9は殆ど残っておらず、整流アダプター54の下部にわずかに残存しているのみであった。
このように泡を用いた可視化実験により、整流アダプター54の作用として、旋回流Rの逆流領域を少なくしていることが確認できた。すなわち、流入管40の遠心分離室46に臨む付近すなわち図4の上部付近に、旋回流Rを生じさせることが可能となり、その旋回流Rにより今までは、その位置に滞留し易かった粉体を下方に導いていることが確認できた。
なお、上記截頭円錐台形状の整流アダプターの形状において、図3(C)に示したa、bを変更し、b/aがどのような割合が好ましいかを調べた。[表1]にその寸法と割合を示す。
Figure 2014155901
その結果、タイプA3を除く全てに効果があることが確認できた。また、好ましくはタイプF、タイプG、タイプHが良好であることから、
1.00<b/a≦2.00、好ましくは、1.29≦b/a≦1.57
であることが分かった。
また、タイプA3、E、F、G、Hの整流アダプター54を用いて、圧力損失・流量一定で実験した場合の結果を図5に示す。
図5は、表1におけるタイプA3、E、F、G、Hの整流アダプター54を用いて、50%の部分分離効率の粒子径と圧力損失の関係を示した結果である。
なお、図5において、横軸は、b/aの割合を示しており、左側の第1の縦軸は粒子の径を、右側の第2の縦軸は圧力損失を示している。
図5からタイプGの整流アダプターが最も小さい粒子まで捕集できることが分かった。
上記の実施例では、整流アダプター54を用いることにより分級性能を向上させているが、遠心分離室46内に、流入管40以外から外気を導入させることによっても、分級性能を向上させることができる。
図6は、サイクロン塔38の遠心分離室46内に、外気を導入する実施例の概略図を示したものである。
この実施例では、サイクロン塔38の上部側外周面に、内部の遠心分離室46を拡張する態様でリング状部材60が設置されていることが前記実施例と異なり、他の構成は前記実施例と同様である。
このリング状部材60には複数個の空気取り入れ孔62が形成され、これら空気取り入れ孔62から遠心分離室46内に外気が積極的に加えることが可能にされている。
リング状部材60に形成された空気取り入れ孔62は、図7に示したように、旋回流Rの流れに沿うように、周壁61の接線方向に形成されている。空気取り入れ孔62は、同一径に限定されず、外気導入側の開口を、大にすることもできる。
したがって、リング状部材60に導入される外気は、図7に矢印Kで示したように、遠心分離室46内に外周部から略均等に吸収される。
なお、この空気取り入れ孔62の数は限定されないが、サイクロン塔の軸芯に対し、点対称位置に形成されていることが好ましい。
この空気取り入れ孔から導入される外気量をqc(L/min)、
流入管40から遠心分離室46内に導入されるメインの圧縮空気の量をQ(L/min)としたとき、
0.2≦qc/Q[-]≦0.8、好ましくは0.2≦qc/Q[-]≦0.7の範囲で効果があることが実験で確認できた。
表2は、リング状部材に設けた孔の数(n)と、その孔の入口幅(W)と、孔の高さ(A)をそれぞれ変化させたサンプルの一覧表である。
Figure 2014155901
これらの形状別のリング状部材を用いることにより、どのタイプが好ましいかを調べた。
図8は、表2のタイプ別ごとに、50%の部分分離効率の径と、qc/Qとの関係を示したグラフである。
この図8から、表2のタイプCが最も小径の粉体を分離できることが分かった。
以上説明したように、孔を設けたリング状部材を遠心分離室を拡開するように設けた場合には、内部に導入される外気により旋回流が強力になることが分かった。なお、シミュレーションの結果によれば、外気を導入することにより、図7に示した旋回流Rが、流入管40の出口付近で小さく旋回するのではなく、上方から下方に向かって大きな弧を描いて螺旋が形成されることが分かった。
30 サイクロン型粉体分級装置
38 サイクロン塔
40 流入管
42 周壁
43 開口部
46 遠心分離室
48 流出管
54 整流アダプター
54a 一端部
60 リング状部材
62 空気取り入れ孔
R 旋回流

Claims (5)

  1. 略円筒状の周壁を有するサイクロン塔の遠心分離室に流入管を介して粒度分布を有する粉体を供給して前記遠心分離室内に旋回流を形成するとともに、
    前記遠心分離室に連通する流出管を介して前記遠心分離室内の空気を吸引又は吐出することにより、前記粉体を微粉と粗粉とに分離するサイクロン型粉体分級装置において、
    前記流入管は、前記遠心分離室の前記周壁に形成された開口部を介して前記遠心分離室に連通するとともに前記遠心分離室に対して接線方向に接続されており、
    さらに、前記遠心分離室内における前記流出管の上部に、截頭円錐台形状の整流アダプターが、その切断された頭部側の一端部を下に向けた姿勢にして、その切断された頭部側の一端部が、前記遠心分離室内に位置する前記流出管の下端より上方に配置されていることを特徴とするサイクロン型粉体分級装置。
  2. 前記截頭円錐台形状に形成された前記整流アダプターにおいて、
    前記截頭円錐台形状の小径側の一端部における前記流出管の外径より半径方向に突出した長さをa、
    前記截頭円錐台形状の大径側の他端部における前記流出管の外径より半径方向に突出した長さをbとしたとき、
    1.00<b/a≦2.00
    の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のサイクロン型粉体分級装置。
  3. 前記遠心分離室の上部側外周面に、リング状部材が設置され、このリング状部材に、前記遠心分離室に連通し外気を導入するための空気取り入れ孔が複数個、形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のサイクロン型粉体分級装置。
  4. 前記空気取り入れ孔は、前記旋回流の流れに沿うように、前記周壁の接線方向に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のサイクロン型粉体分級装置。
  5. 前記流入管から前記遠心分離室内に流入される粉体含有空気の量をQ(L/min)、
    前記リング状部材の前記空気取り入れ孔から前記遠心分離室内に流入される大気の量をqc(L/min)としたとき、
    0.2≦qc/Q[-]≦0.8の範囲であることを特徴とする請求項3または4に記載のサイクロン型粉体分級装置。
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